北アメリカ アーカイブ

2012年01月26日

1/26(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

どうやら今年は暖冬のまますぎてくれそうなニューヨークの冬、

先週は芸術の冬、野田英樹さんのお芝居のレポートしましたが、
続けて今週も、日本人による素晴らしいパフォーマンス、
今度はカッティングエッジなビジュアルと音楽のコラボをレポート。

アラーキーと言えば、日本人なら誰もが知っているフォトグラファー。
ニューヨークでも日本のアートが好きな人なら知っている。

そのアラーキーの取りおろしの300枚以上の写真とコラボしたのが、
ドイツを中心にヨーロッパでユニークな活動を行なっている
ピアニスト&作曲家、 安田芙充央さん。
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そして日本でも澄んだ歌声で人気上昇中のシンガー、Akimuseさん。
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3人のコラボでくりひろげたパフォーマンスのタイトルは

「on the path of death and life」
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「生と死の道にて」というタイトルには、3/11が大きくかかわっています。

いったいどんなパフォーマンスだったのか、
今日はNYデビューの安田さんとAkimuseさんのインタビューを中心に、
レポートしたいと思います。

会場は奇しくも、3/11の直後に、ヨーコ・オノ、RYUICHI SAKAMOTO,
ノラ・ジョーンズなどを集めてチャリティコンサートを行なった、
ニューヨークの前衛音楽シーンの仕掛人、ジョン・ゾーン。彼のライブハウス、THE STONE
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地元のコアな音楽ファンに愛される、とてもニューヨークらしい場所で、
ライブの直後にふたりをキャッチしました。

-今日は今年になって一番寒いニューヨークですが、大丈夫でした?

安田「その準備はしてきたんですが、今日はみぞれが降ったりして、
ピアノをひくには逆説的にすごくいい条件でしたね(笑)手はかじかむし、面白かった。」

Akimuse「私も寒い方が力が湧く感じがあって、何とか馬力で、という感じでやりました。」

-あのジョン・ゾーンのライブハウスというのもすごいですよね。


安田「ここはまたすごいコアな場所ですね。出ている人がとんがっている人ばっかりで。
壁一面に写真がはってあるんだけど、先鋭的な人ばっかりでね。」

Akimuse「 外から見てもわからなくて、
こんなところがあるんだ、ニューヨーヨーっぽいなと思いました。」

いかにもニューヨークらしい、看板もない隠れ家のようなライブハウスで
アラーキーの写真のスライドショーをバックに、安田さんがピアノをひき、
Akimuseさんが歌う今回のライブも言ってみればとても前衛的でした。

安田「 全部で347枚かな、全部このために取りおろしです。
かなり重みを感じていました。荒木さん自身の思いがすごく強いのと、
あまり具体的な事象に関してはとらわられない方なんですが、
やはり311の後の状況をすごく写真にこめられていて。」

その写真、いかにも荒木さんらしい普通の人々のポートレートや、
妖艶な着物の女性が次々に出て来るのですが、
いつもの荒木さんの写真とまったく違って見えます。その理由は。

安田「 写真に引っ掻き傷があってね。
絆を全部一度そこで断ち切ってしまう、という協力な写真でした。
モノクロの方はね。音楽をつけるとかなり難しいというか、責任感を感じる、というか。

そう、家族や女性たちの写真はどれも引っ掻き傷があって、
それを繰り返し繰り返し見せられることで、平和な日常がもうそこから
失われてしまったことを感じざるをえません。

一度断ち切ってしまう、断ち切られてしまったところから、
何かが再生する、それはいったい何だろう、
そんなことを思いながら、いつの間にか、
安田さんのピアノの演奏、
そしてAkimuseさんの声にひきこまれてしまっていました。


寒いなか集まったお客さんはこんなふうにコメントしてくれました。

「とても興味深かった、いったいどんなパフォーマンスになるか
まったく想像つかなかったけれど、すごくよかったよ」

刺激的なパフォーマンスを終えた安田さんとakimuseさん。
でも逆にニューヨークから刺激を受けたのは自分たちの方だと言います。

安田「 来るのはすごい体力と知力がいるんで、サバイバルというか、
かなりその気にならないと。でも来てみるともらうものが多いですね。
エネルギーというか、なんかもうやけくそになる、というか(笑)パワーをもらいますね。」

Akimuse「やはり今日本がパワーがないって言っちゃあれなんですけれど、
色々な感情が入り交じっていて混沌としていると思うんですけれど、
ニューヨークに来てみて全然違う。スピードは同じくらい早いんですけど、
ものすごくみんなが自立していて元気がいいというか、
日本で気にしているようなことは一切気にならないという、貴重な体験になりましたね。」

安田「やはり月並みな言い方ですけれど、ニューヨークでライブをやって、
色々な人が出ていて、今レコーディングをしていて、色々なタイプの
色々な国から来ている人とやってね。ちょっとしたことでも
感じることがけっこういっしょだったりするので、それが拡大していくと、
例えばひとつの出来事にたいする気持ちが共有できるかな、と。
その先はちょっとわからないですね。その先にも希望を見いだしたいと思っていますね。」

その先にある希望。。

そう、今回も震災の写真を見せたり、それについて語るのではなく、
とてもアブストラクトな形で、感性にうったえることで、
人間として同じものを共有することができた、そんなパフォーマンスだったと思います。

先週の野田英樹さんも、そして安田芙充央さんもアラーキーも、
人間を愛し、日本という土地で育まれた感性で、世界にメッセージを発信している。
それはモノよりも何よりも人の心に届く、一番大切なものだと信じています。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2012年01月19日

1/19(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!


1月は1年で一番寒い月、ニューヨーク今の気温、マイナス4度。
それでも今年はどうやら暖冬モードで行きそう。。。うれしいんですが。
コートなど防寒アイテムが売れなくて大変みたいです。
今の時期、ただでさえバーゲンシーズン。
今年は普通のデパートでさえ7割引は当たり前。
新聞広告についているクーポンを持って行くと、さらに15%引き!!!

私たちアメリカ人の99%はクーポンを集めている間に、
ビヨンセみたいに、1億円で病院改造して出産しちゃうセレブもいる!

そのビヨンセ、出産以来初めて一般ピープルの前に登場!
と大きな話題に。

実はマンハッタンに、ハズバンドJAY-Zがオーナーの、
めちゃおしゃれなスポーツバーがあるんです。
そこのリニューアル・オープニングパーティにビヨンセが登場! というので、
おとといあたりから煽りまくってました。

私も今日夕方近くを通ったので、ビヨンセのチラ見をこころみたのですが、
チラどころか人だかりしか見えませんでした。(結局来なかったそうです)

でも、今日はビヨンセの話ではありません。
日本のセレブのチラ見話です。

野田秀樹さん、先週まで2週間NYでお芝居を上演していました。
そのお芝居「THE BEE」を見てきました。

これがNYタイムスなどメディアで大絶賛!

今日は、正確にはチラ見ではなく正面から見た(しつこい)
野田秀樹さんのお芝居の観劇レポートお送りします。
ホリデーシーズンのツーリストが帰った後の、凍りつくニューヨークは
実は芸術の秋、ならぬ、芸術の冬!

この時期開かれるさまざまなパフォーミングアーツのイベントの中の一つ、
「UNDER THE RADAR」フェスティバル。
オフブロードウェイ劇場として名高いパブリックシアターと、
日本文化の発信拠点であるジャパンソサエティ、
前衛劇場として知られるラ・ママなどのコラボレーションで、
10日間に渡って世界中から集められたミュージカル、
演劇など気鋭の16作品が上演されました。

その中でジャパンソサエティがフィーチャーしたのは、
日本の天才、野田秀樹の「THE BEE」。
原作は筒井康隆と聞くだけでスゴそうでしょ?
筒井の短編「毟りあい」をもとに、

野田秀樹自身がイギリス人の脚本家コリン・ティーバンと共に英語で執筆。
4人の俳優のうち3人はイギリス人、そして野田秀樹さん自身!

2006年にロンドンで初演され絶賛を浴び、
2007年の日本公演では数々の賞を受賞。
今回も既にニューヨークタイムスなどでレビューされ、高い評価を得ています。

ストーリーは脱獄犯に妻子を人質にとられたサラリーマンが、
逆に脱獄犯の妻子を人質に立てこもり、
互いが果てのない復讐合戦をくり広げる。。。というお話。

開演前、幕の無いシンプルなステージには
中央にレトロなテレビのようなオブジェが設置されて、お茶の間な感じ。
するといきなり芝居がスタート。
男達がドヤドヤとステージに現れ、サラリーマンをとりかこむ。
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実はこのサラリーマン、井戸さんというんですが、
この井戸さんの家に脱獄犯が妻子を人質に立てこもってしまったんです。

それと知らずに帰宅した井戸とテレビレポーターのやりとりは
すごくユーモラスでスピーディなのですが、笑っていられるのは最初だけ。

脱獄犯の奥さんに説得をたのみに行った井戸さん、
そこで彼の中で何かがパチンとはじけてしまい、
今度は井戸さんが脱獄犯の妻子を人質に立てこもってしまう。
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それから井戸さんと脱獄犯のバイオレンスの応酬になるんですが、
平和を愛する小市民のはずの井戸さんは、、
自分自身も知らなかった暴力的な本性に陶酔してしまいます。
そうなるにつれて芝居のテンポは急激にスローダウンし、
おどろおどろしいシーンが展開していきます。

現実から隔絶され、最後にはその暴力が日常にとってかわってしまう。

タイムスのレビューでは
その変化を表す脚本と演出が素晴らしいと絶賛していました。

実は、サラリーマン井戸を演じる「女優」も素晴らしい。
そう、男の役を女優が演じているんです。
キャサリン・ハンターという女優さん、ローレンス・オリビエ賞も受賞したすごい方。

極められた肉体表現で演じる、小市民から犯罪者への「変態」はすごい!
もうくぎづけです!

逆に井戸が陵辱する脱獄犯の妻を演じるのが野田秀樹。
男と女が逆転してるんです。

こうした男女の逆転も含め、芝居の至る所に2重構造の仕掛けがいっぱい。
オーディエンスは見事に歪んだ感情と精神のスパイラルの中に取り込まれてしまうんです。

ところが取り込まれた瞬間、そこで芝居はジエンド。物語はまったく解決しません。
私も含め、芝居にハマりこんだまま、半ばあぜんとしたままシアターを後にしている観客もけっこういました。
後半は彼らの感想も聞いてみましょう。


芝居の余韻に興奮した表情の若者3人組に声をかけてみました。
ハビアとビクターはキューバから、そしてヨースケさんは日本からの学生です。

「すごくシリアスなテーマだと思った。犯罪者と普通の人は表裏一体。
普通の人でもギリギリまで追い込まれるとクレイジーになるし、
すごくクレイジーな人がノーマルになったりもするんだね。」
「すごくユーモアのセンスがあって、素晴らしくエンターテイメント性も高い。
そして男女が逆転することでシリアスな中にユーモアの入る余地を残しているの素晴らしいと思った」
「普段自分でも映画をつくっているので、野田さんの英語の芝居は初めてどんな感じかなと思ったんですが、まわりのアメリカ人の評判もよくて、なんか勇気づけられる感じでした。」 

野田秀樹さん自身はこの作品に関して、
911からイラク戦争への報復の連鎖からインスピレーションを得たとコメントしています。

私が感じたのは19〜20世紀の前半まで戦争を繰り返した日本人としても、
自分たちの民族の歴史を見つめるヒントになるのではないかということだったりします。

とにかく日本人にも世界の人にも、もっともっと見てほしいと感じました。


「THE BEE」はニューヨークの後ロンドン、香港とまわり、
同じキャストでの東京公演(2012 年2月24日〜3月11日 水天宮ピットにて上演) 、
さらに日本人キャスト(宮沢りえ他)での全国公演が続きます。
Check it out!

「THE BEE」舞台写真:撮影:内河路美

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2012年01月12日

1/12(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

NYは16日の月曜がMartin Luther King Dayの連休です。
人種差別に反対し公民権運動のリーダーとなったキング牧師のバースデー

年が明けて2週間、アメリカ人にとっては「お助け」ホリデー
3が日というものがないアメリカでは、
ほとんどの人が2日か3日から働き始めて今ちょっとお疲れ気味。

そんな中で、新年早々明るい話題は、ビヨンセとJayZのベイビー。
NYで生まれ育ったJay-Zは 、ビヨンセ以上に人気がありますからね。
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しかも赤ちゃんの名前がBLUE IVY、これはアメリカ人でもかなり ヘンテコな名前です。
ブルーはJayZのトレードマークカラーだったりIVYにも意味があるんですが、


「蒼いツタちゃん」ニューヨーカーかなり首をひねりましたが、
セレブだから普通の名前はつけられなくて大変だよね、
というあたりに落ち着きました。

しかし落ち着かないのはこの一件です。
日本でも報道されたかもしれませんが、
このカップル、出産した病院のフロアを1億円近く払って改造、
まるでコンサート会場のようなセキュリティガードも登場し、
他の患者が大迷惑。カンカンに怒ってしまいました。

このレノックヒル・ホスピタル、私も一度お世話になった事がありますが、
アッパーイーストサイドというニューヨークでも最高級住宅地にあって、
患者もセレブな方々ばかり。

しかもこの行為が規制に反していたのでは?と、
保健衛星局が捜査に乗り出す、とまで報道されています。

いやー、年明け早々騒がしいNY。
今年はいい年になりそう?

日本でもそうかもしれませんが、
メディアに「今年はこれが流行る」なんていう記事もいっぱい。

今日はそういうもりだくさんのデータをもとに
メディアジャーナリストの私が、NYから1年を大予想。
2012年はこんな年になる! お届けします。

まずはこれです!

1)ニューヨークではミートボールが大流行!

ニューヨークのフードトレンドは、長引く不況の中でなんとなく
「B級グルメ」になってきています。

去年から盛り上がって来ているのが「ミートボール」。
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その火付け役になったのがLES(ロワーイーストサイド)に1年ちょっと前にできた
「MEATBALL SHOP」。
若いトップシェフが仲間と作るフレンドリーなレストランでは、
チキン、ビーフからベニソン(鹿肉)ベジー(野菜)などのミートボールを、
パスタでもサンドイッチでも好きなスタイルで、
好きなソースでサーブしてくれる(しかもミートボール1個からオーダーできる!)
むちゃくちゃ美味でしかも手頃な値段。
気付いたらお店は3軒にふえ、Meatball Factoryというライバル店も出現。

大予想
ユニークなミートボールを出すショップがもっと増える:日本にもそのトレンドが飛び火するかも!?

次に行きましょう。2012年大予想その2


2)アメリカではストレートの結婚が減る、ゲイの結婚は増える
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アメリカでは離婚が多い、という話は聞いたことがあるでしょう?
ニューヨークでは結婚したカップルの半分が離婚すると言われるくらい。
実は調べてみたら、アメリカ人成人のうち、結婚している人は51%しかいませんでした。 
とにかくこの数字60年代から下がり続けています。
このままいくと間もなく、結婚している人の方が少数派に!

逆に去年NYでも合法化された同性婚、今後も次々に合法化されると予想。

大予想:ストレートの結婚が減る、でもゲイの結婚は増える
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さて、ここで日本に話題を移しましょう。

去年の東日本大震災で、災害だけでなく日本という国の別の面に
少しずつスポットが当たり始めています。

その一つが、エコ。


3)日本:リサイクル大国としてもっと世界に知られるようになる

これはイギリスの「ガーディアン」という新聞にのった記事です。
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日本のプラスチックのリサイクルは世界一なんです!

ニューヨークにも確かにリサイクルはあるが、非常に大雑把。

ゴミの種類は、
普通のゴミ、
リサイクル、
新聞雑誌、
以上。

リサイクルはカン、ビン、ペットボトル全部いっしょくた。

その結果は数字になってハッキリ現れています。
日本では77%ものプラスチックはリサイクルされている。
イギリス、その半分の33%
アメリカに至っては、たったの20%

でも 日本も15年前にはリサイクル率39%だった。
ここまでになったのは国民ががんばったおかげ!
産業界の大きなサポートもあったから、と書かれています。


でもリサイクルだけでなく、商品の過剰包装などを減らすことで、
ゴミ自体まだまだ減らせる! とも記事はコメントしています。

こういう日本のエコな部分、もっとどんどんアピールして、
世界をクリーンにしていくのに貢献していきたいですよね!

3つ目の大予想:
今年は「リサイクル大国ニッポン」が世界に知られるようになる!
いやぜひなってほしい!

さて後半はもう少し一般的な話題、巷の予想でお届けします。

まず、アメリカ経済。。。気になりますよね世界経済の動向。

Yahoo.comアメリカ版ヤフーの記事によれば、

■景気はゆるい上昇傾向。
株価は10%程度の上昇。
失業率はこれ以上上がらないが急激に回復もしない。。。
確かに最近発表された12月の失業率は8.5%で下がる傾向になります。

同じくヤフーの記事は、世界の気象をこう予測。

■ラニーニャの影響で大雪、洪水、大嵐などの極端な気象現象が増えそう。

NYは暖冬で雪が全然降っていませんが、
できればはずれでほしい予想です。

さて、政治の方はどうかな?
アメリカでは年明け早々、予備選挙が始っています。
現職、民主党のオバマさんの対抗馬となる、
共和党候補を選ぶ予備選が、全米各地で、毎週のよう行なわれていますが、
大方の予想はこんな感じです。

■オバマ大統領がわずかな差で当選するだろう。


占い師のみなさんも、オバマ当選という人が多いようです。


I HOPE SO!

改めて、2012年が良い年になりますように!!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2012年01月05日

1/5(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

HAPPY NEW YEAR!!

年明け早々来ました! マンハッタン名物冷凍アイランド。
今日の正午の気温マイナス6度。顔が痛かった〜

日本のみなさんはまだまだお正月気分?

NYはタイムズスクエアで、100万人が集まって大カウントダウン
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レディガガ、ジャスティン…

まるで紅白のようなセレブがパフォーマンス。
私の友達、中国人の留学生は朝の7時から行って場所取りしたけれど、
素晴らしかったと言っていました。

私は友達の家でカウントダウンパーティ!
12時10分前くらいにテレビをつけると、
どこの局もタイムズスクエアのカウントダウンイベントを放送中。
1月1日0時1分前からカウントダウンが始るんですが、
どこの家でも、レストランやバーなどでもこの瞬間だけはテレビをつけて
いっしょにカウントダウンするんです。

そして新年が明けた瞬間、HAPPY NEW YEAR!! とシャンペンで乾杯!
さらに部屋にいる人全員とハグして、恋人同士はキス。

そのまま朝まで飲み続ける人も多く、
1月1日は二日酔いで迎える、という人も少なくない。

日本でも夜中から初詣。。。という人も多いと思いますが、
日本とアメリカが大きく違うのはその後です。

アメリカには三が日も松の内もありません。
1月2日から平日です。

アメリカはクリスマスからニューイヤーの間に休むから、時差がある。

そしてさっさとスタートした新しい年、
仕事が始った初日あたりは、ニューイヤーズイブどうしてたの?
なんて話で盛り上がるわけですが、

今日、ランチタイムにも休憩時間にもみんながささやいていた話題はこれです。


ホリデーシーズンに思いっきり飲み食いした後、いったいどうやってやせるか?
今日はこのタイムリーな話題を中心にお伝えしましょう!

その前にカウントダウンの話題をちょっと。
0時1分前から、クリスタルの大きなボールが高層ビルのてっぺんのポールを
するするっと降りてきて、最後までおちきったところで
2012という数字にパッとあかりがつき、HAPPY NEW YEAR! となります。

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これボールドロップと呼ばれてるんですが、(直訳すると玉落とし? お年玉?)
この玉落としのスイッチを押すのは毎年ブルームバーグ市長の仕事、
そこにいつも一人セレブのアシスタントがつきますが、
今年のアシスタントは、ニューヨークで生まれて育ったLADY GAGA。

そしてガガちゃんやってくれました。
HAPPY NEW YEAR!!と年があけた瞬間に、
隣にいたブルームバーグ市長のクチビルにブチューッとキス!

かつてのマドンナとブリットニーのキスを思い出させるような光景。
しかも隣には、市長の長年の彼女、ダイアナさんもいたのに、
新年最初のキスをガガに奪われてしまった! 

AM NEW YORKという通勤の駅で配っている新聞、今朝の1面には、
このキス写真がでっかくのりました。

ブルームバーグ市長は昨日の会見で、
「あのキスの後にダイアナと改めて新年のキスをしたけど、
やっぱりダイアナのキスが最高だったね」とエクスキューズしつつも、
「これだけ厳しいエンタメの世界で成功し続けるガガは素晴らしい」と
改めてほめちぎっていました。

おっと話は脱線しましたが、とにかくアメリカのニューイーヤーセレブレーションは、
日本より一足先に終わりました。

その前にはクリスマス、そしてその1ヶ月前のTHANKSGIVING
というホリデーで、
ほぼ2ヶ月間、熱にうかされたように買い物し、そして食べまくり、飲みまくりでした。
ちなみにTHANKSGIVINGのホリデーディナーのカロリーのトータル(一人分一食)は
3000カロリーと言われています。

どう考えてもジーンズがきつい、スカートのジッパーしまらない。。。

さあどうする?
このへんがニューヨーカーのシンプルなところですごく好きなんですが、
すごい勢いでジムに行く、またはすぐさまダイエットを始める。

この時期のスポーツクラブ、普段来ない会員が殺到するから大混雑です。
入会金無料キャンペーンなどの広告やテレビCMもいっぱい。

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すごいのは、3人のディーバが同時に3つのダイエットプログラムのCMに出ていること。
まず去年双子を出産したマライア・キャリーは、ジェニー・クレイグという
ダイエットシステムのCMで、14キロやせたというナイスボディを、
おなじみの超露出度が高い衣装で惜しみなく披露

http://youtu.be/WArl69MLkxY

ジャネット・ジャクソンはNutri SystemのCMで、27キロやせた後の
きれいなマッスルを見せているし、すごいのはジェニファー・ハドソン。

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やはり27キロやせる前と後のジェニファーが合成で出て来る
ウェイト・ウォッチャーのCMは、目をみはるものが!

アメリカの肥満は国家的な大問題。アメリカ人の75% は太り過ぎ、
3人に一人は肥満症という深刻な事態で、
こうしたCMは、国民へのポジティブなメッセージ、という意味もあるんです。

さてさて、どう考えてもふっくらしたお腹のあたりを気にしつつ、
日本より一足先にさっさと始ったビジネスデーに、
一生懸命お仕事している私たちニューヨーカー。

でもそんなに急に調子でませんよねー。

特に昨日も今日もマンハッタンは冷凍庫。
さらに今日の夕方のラッシュ時には、地下鉄が一部で信号故障、
私が乗る電車がやっと来たと思ったら、ものすごい大混雑。

ニューヨーカーは東京のラッシュの電車みたいに、
ぎゅーぎゅーづめで乗るの大嫌いなんです。
ちょっと体がふれるくらいでもう限界。
だから、そうなったら次の電車を待つ。
無理して乗ろうとすると、お客さんに「次を待てば」と言われるくらい。

私もひたすら待って4台目、
やっと乗ったけれどやはり結構混んでいる。
着ぶくれしてるから余計にそう感じる。

ところが突然、こんなアナウンスが入ってきました。
車掌さんのアナウンスです。とってもいい声の男性でした。

「次はタイムズスクエアです。みなさん忘れ物しないように降りてください。
そして今夜は暖かくお過ごしください。
目的地はそれぞれ違うかもしれませんが、
あなたが通る道はハッピネスという道です。」

仕事帰りでぐったり疲れたニューヨーカーの顔が、
一瞬笑顔になりました。

年明け1週目、
2012年、みなさんもさまざまな思いで迎えていると思いますが、
みなさんが通る道がハッピーでありますように!


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年12月26日

12月26日(月)カナダ・モントリオールから關陽子(せき ようこ)さんのレポートです

カナダでは、先月、ちょっと変わった「お札」が発行されたそうです。
お札というと、普通、どこの国でも、紙の「紙幣」が一般的だと思うんですが、カナダの新しいお札は…なんと「プラスティック」でできているんだそうです。


※プラスティックと聞くと、なんだか硬そうですよね。お財布には、しまえるんでしょうか。

今日はカナダにお住まいになって、18年、現地でジャーナリストをされている「關陽子(せき ようこ)」さんにお話を伺います。

Q年末ですが、この時期の街の様子は、いかがですか?


クリスマスが終わったところですが、こちら、カナダでは12月26日から1月の2日まで休む人が多いです。
日本では仕事をされている方が沢山いらっしゃるとは思いますが・・・。

オフィスなどは全部閉まってのんびりしていますが、お店などは明日くらいからまた4開いていると思います。


Qちなみに、關さんは、クリスマスはどんな風に過ごしましたか?


家族と過ごして、料理をたくさんして、親戚などとプレゼントの交換などを行いましたね。

毎年分担しているのですが、今年は姉がクリスマスケーキを作ってきてくれました。

Qさて、カナダで先月から、プラスティック製のお札が使われるようになったそうですが、これは、どんなお札なんでしょうか?


今はまだ100ドル札のみなんです。
来年の3月からそれぞれ50ドル札、20ドル札、10ドル、5ドルと流通され始める予定です。

まだあまり普通に手にする事はないですね。
観光客など特別な事がないとお店で使われないような形です。
高額紙幣になりますので、お財布の中には入っていないですね。

Q關さんも、もう使いました?使い心地はどうですか?


興味があって銀行に行って変えてもらってきました。
なかなか面白いですね。

今回なぜこういった紙幣を導入する事になったのか。
偽札を作る事を防止するためなんです。それを防ぐいろいろな技術が使われています。


ポリマー製の紙幣を使うのは、カナダが始めてでは無く、今までにもオーストラリアなどでもこういったお札は流通していました。


今回のカナダのテクノロジーは最先端と言ってもいいほどです。


新しい100ドル札に印刷されているのは、古い井お札と同様に首相を務めたロバート・ボーデンさん。
裏面のデザインはカナダの科学とサイエンス、特に医学の貢献を現した顕微鏡を覗く女性の画がDNAのイメージなどが現されています。


最先端な部分というのは、

今回のお札には透明な部分が2カ所あります。
紙ではできないものなんですが。
横にした時に上から下まで直線でラインみたいに入っているもの。
もう一つはカナダの国旗を小窓にしたようなものです。
どちらも角度を変えるといろが違って見えるホログラフィックがあります。

いろいろな仕掛けがあって、これは偽札を作るのは難しいなと思いました。


カナダは紙幣や切手のデザインに凝ったところがあるんです。


カナダは寒い国ですので、耐久に関するテストなども行われています。
破れにくく、折れにくいし、そのまま洗濯しても大丈夫です。

2011年12月22日

12/22(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!


HAPPY HOLIDAYS!

クリスマス直前のキラキラ輝くマンハッタンからレポートしています。

このアップタウンスタジオの近くの路上では、
今年もクリスマスツリー売りがオープン。

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マンハッタン中の街角にツリー売りが出て、
都会の真ん中なのに森の匂いがしてとても素敵です。

こんなスペシャルな季節、実は私たちニューヨークの日本人コミュニティの間で、
静かなブームになっているモノがあります。

クリスマスプレゼント、1人で10個も20個も買うからショッピングが大変!
という話、毎週してきましたが、
このプレゼントを包むラッピングペーパー。
アメリカはあまりお店でラップしてくれないので、
自分で買って自分で包むのが普通。

そして、この福島の子供たちが書いた絵がコラージュされた、
スペシャルなラッピングペーパーが、
ニューヨークの紀伊国屋さんで話題になっています。

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実はこれを作っているのはJPGIRLS NYCという現地日本人女性による、
震災被災地支援グループ。そのリーダーがEMI JAPANのアーティスト、
AKさんです。

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この番組でも春に何度か紹介しましたが、私もJP GIRLSのメンバーの1人で、
これまでにニューヨークのタイムズスクエアなどで募金運動、イベントなどをして、
集めたお金を被災地に送ってきました。

今回のラッピングペーパーは、今月初めから売り始めたんですが、
日本のテレビや新聞(私はラジオ代表)を集めて行ったメディアデーには、
1時間で500枚近く売れてびっくり!

被災地支援にラッピングペーパーって、とても珍しいと思うんですが、
いったいなぜ、AKさんがラッピングペーパーを作ろうと思いたったのか、
その裏には、AKさんが被災地で出会った人たちからもらった、
とても大切なメッセージがこめられているんです。

今日はAKさん自身の言葉で、そのメッセージ伝えてもらいたいと思っています。

さあ、ここでさっそくAKさんに登場してもらいましょう。AKさん、
まずラッピングペーパーについて教えてください。

AK「JP GIRLS NYCという日本支援団体があるんですね。
その団体がタイムズスクエアで募金活動を始めて以来、
みんなとても熱心で、これまで8回くらいイベントを続けていて、
現在500万円近くが被災地に送られているんです。
私自身がシンガーなのですが、
震災後の半年後の8月に東京でコンサートをしたんですね。
震災後始めて帰ったというのもあるので、
その時にやはりこれからニューヨークでもっと震災の支援をするためには、
何をしていくべきかを把握するために、被災地に行ってこようと決めました。
その理由は状況をしっかり把握してこようというのが一つ目。
二つ目は、被災地の人達、住んでいらっしゃる方々達の声が
ニューヨークまでしっかり届いてこないというのがあったので、
お話をしっかり聞いて、何が本当に必要とされているのかを把握してこよう。
そして3つ目は、私にできることといったら歌だ、
ということで、歌のお姉さんになって、 保育園、児童館でコンサートを
やってきました。そのコンサート福島と宮城5カ所でやったんですが、
その一つが福島県相馬市にあるみなと保育園だったんですね。
その園児達がコンサートのお礼に絵をくれたんです。
93人の子供たちの絵には「笑顔」というメッセージが
書かれていたんですが、もう胸がいたくなって。。。。
こんなに大変な状況の場所に住んでいる子の子たちがくれたメッセージが
「微笑んで=笑顔」。もうこれをニューヨークに持って帰って
たくさんの人に見てもらわなければ、と思ったのが最初のきっかけです。」

展覧会もやったんですよね、ニューヨークの地元の小学校で。

AK 「でも学校とかイベントだけじゃ、見る人の数が限られている、
じゃあもっとたくさんの人に福島の子ども達のメッセージを伝える方法、
ということで、ラッピングペーパーになりました。
というのは、アメリカでは贈り物を贈る習慣がとてもたくさんあって、
ラッピングペーパーを贈る側も、貰う側も、
そのラッピングペーパーを見る度にみんなが福島の話題にふれることができる。
で、もっともっとたくさんの人に買ってもらう方法はないかと、
ニューヨークの紀伊国屋さんに持っていったところ、
そのアイデアは素晴らしい、ということで、
僕たちの店でも販売しましょう、ということになって、
今本当にありがとうございます、という気持ちなんです。」

ここでそのラッピングペーパー見せてもらえますか?

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AK 「3歳、4歳、5歳の園児達12枚ずつの絵をコラージュしたものが6種類。
みなと保育園のみんなが自分たちの名前を使ってください、ということで、
子ども達のメッセージ名前入りで入っていますから、
これを見た人はすぐに相馬の子ども達が書いたってわかるはずです。」

子ども達が書いた、元気な笑顔がいっぱいのとても可愛いラッピングペーパー。
中には思わずこちらが微笑んでしまうような、ユーモラスな絵など、
見ているだけで元気をたくさんもらえます。

ところで震災直後からずっと私達JP GIRLSのリーダーとして
支援活動をしてきたAKさん。
でも夏に初めて被災地を訪れてみて、これまでと考え方、感じ方が
大きく変わったと言っていました。

AK「一番変わったのは、自分の家族、友達がこの場所に住んでいて、
それを全部失ったら私の人生どうなっていたんだろう、と
自分の体験として考えられるくらい近く感じました。
そこに住んでいる人達だけが「苦しみを誰にもわかってもらえてない」と感じている。そう感じながら生きる人がこれからももっといるかもしれない。
でも1人でも多くの人が、「自分がもしそうだったら」と
置き換えて考えることで、もっと出来る事、いっしょに考えて行けること、
できるんじゃないかな、って。
私はニューヨークに住んでいるから、遠く離れていてすぐに会いには行けない。
だけど、離れているからこそ出来ることっていっぱいあって、
例えば「思いをよせる」
忘れてないよって言うメッセージを伝える事って、距離は関係ない。
それを今回一番感じました。だから子ども達の絵が
ラッピングペーパーになったこと、
毎日ニューヨークで見れる人が増えたことに関しても、
距離はやっぱり関係なくて、思いを寄せる、忘れずにいる、
ということは、誰でも、いつでもどこにいても出来る。
それが形として何のヘルプになっていない、と思う人もいるかもしれないけれど、
いやいや実は被災地に行って、たくさんの人に会って、
たくさんの人から同じことを言われたのは、心を寄せてほしい、
忘れないでほしい、という気持ちのメッセージのほうが、
お金ください、というような事よりも 
圧倒的にずっと大きかったということが、一番学んだことというか、
忘れないでいくことだと思っています。
もらったこのメッセージをメッセンジャーとして、
何とか伝えて行こうと思っています。」

遠く離れても、気持ちでよりそってほしい、
忘れないで欲しい、というメッセージ、
それを彼らの「笑顔」と いっしょに少しでも遠くまで、
たくさんの人に伝えるのが
この「笑顔」のラッピングペーパーなんです。

クリスマスというのは本来、家族がお互いの存在に改めて感謝し、
セレブレーションを通して世界に「愛のメッセージ」を発信する日。
本当に大変な1年でしたが、
こうしてクリスマスを迎える事ができることに感謝ですよね。

そしてもしあなたもこのメッセージに賛同してくれるなら、
ぜひ私達JP GILRSのFACEBOOKページに立ち寄ってください。
JPGIRLSNYCですぐ出てきます。
http://www.facebook.com/JPGirlsNYC

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photo by Romi Uchikawa (紀伊国屋の写真はすべて内河路美撮影)
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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年12月15日

12/15(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

HAPPY HOLIDAYS!!

寒くなってきました! クリスマスらしくなってきました!

先週の土曜日、まだクリスマスまで2週間もあるのに、
マンハッタンはサンタでいっぱいに!

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サンタコン。。。みんなでサンタのかっこうして街に出よう!という
草の根的なイベント。
タイムズスクエアもグランドセントラルターミナルも、
ストリートもサブウェイもサンタでいっぱいに。

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全部で数百、数千人はいたと思います。

ところがそのサンタたち、午後からはみんなバーに入って酔っぱらいはじめた。
提携バーでお酒を飲むと、その収益が子供たちのためのチャリティーに贈られる。
酔っぱらってチャリティ! というニューヨークらしいイベント。

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そんな楽しいイベントももりだくさんのニューヨークのクリスマス。


先週はマンハッタンの5番街をウィンドーショッピングしながら、
デパートやブランドのお店が工夫をこらしてデコレーションする、
クリスマスウィンドー、そのパート1をお送りしました。

バーニーズのレディ・ガガ・ウィンドー、
ティファニーのファンタジックなウィンドー
そして、
ティファニーの真上の空に浮かぶ、ユニセフのクリスタルの大きな雪の結晶。。。

今日はそのパート2、

さあ先週ご紹介したユニセフのクリスタルの雪の結晶から南に向かうと、
5番街の右側に見えるのは、この秋初めてお目見えした、このお店です。
ユニクロのワールド・フラッグシップストア

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52丁目まで来ると見えてくるのは、ニューヨークで最も権威のある教会、
セントパトリック大聖堂。
クリスマスのミッドナイトミサはテレビで生中継されます。

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ちょうど夕方のミサが終ってたくさんの人が出て来ていました。

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その隣のデパートがSAKS FIFTH AVENUEサックス・フィフスアベニュー
このクリスマスウィンドーは特に有名で、ニューヨーク中から
わざわざこれを見にやってきます。しかも並んでウィンドーを一つずつ見て歩くんです。

セレブリティデザイナーがデザインしたゴージャスなドレスを来たマネキンが、
不思議の国のからくりを動かしている、
そんな不思議なクリスマスワンダーランドが広がっています。

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5番街をはさんで反対側にあるのが、ロックフェラーセンターです。
輝く天使のプロムナードの向こうに、あの巨大クリスマスツリーが見えています。

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赤、青、緑、ゴールド、3万個の電球がちりばめられた、
世界一大きな宝石のようなツリーがキラキラ輝いています。
何度見ても、毎年見ても、1年に何回見ても見飽きないツリー。

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買い物まったくしなくても、ウィンドーショッピングだけで楽しい!
もうマンハッタンまるごと、クリスマスワンダーランドになっています。

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そんなロマンチックな街をデートしているカップルもいますが、
ほとんどの人はクリスマスプレゼントの買い物。
先週もお伝えしたように、家族や親戚みんなに買うから1人10個や20個は当たり前。
それも一人一人の顔を思い浮かべながら、その人にぴったりのギフトを選ぶ。
これは大変だけど、とっても楽しいショッピング!

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子供たちにはもちろんおもちゃ。キッズ用のタブレットが今年すごい人気だそう。
大人はやはりipad, iphoneやアマゾンの新しいキンドル・ファイア。
そして、腕時計やジュエリー。
でもアメリカのクリスマスの意外な人気の定番はセーター。
サンタの編み込みセーターや、マフラー、ニット帽なんかが不動の人気。

こうしてプレゼントを買い込んで、ニューヨーカーはクリスマスイブの夜、
いったどう過ごすんでしょう? 

クリスマスイブには家に帰って、家族といっしょに過ごす!
これがニューヨーカーのクリスマスなんです。

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ニューヨーク以外から来ている人も、みんな実家に帰る。
日本のお正月に近いんですね。

おうちのリビングルームに飾ったツリーのまわりに、プレゼントの箱を並べて、
クリスマスの朝になったら、みんなでプレゼントをあけます。

ニューヨークのクリスマスは家族ですごすクリスマス。

みなさんも今年のクリスマスは子どもの頃を思い出して、
お母さん、お父さんにプレゼントを買って帰ってあげたらいかがでしょう?

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年12月08日

12/8(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!


HAPPY HOLIDAYS!!

ニューヨークはホリデーシーズン全開です。

ストリートのイルミネーションはもちろん、
オフィスのロビーやドアにもクリスマスツリーやリース。

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私がよく行くオフィスビルでは、1階のロビーに
この時期だけグランドピアノがおかれて、
1日中クリスマスソングを生で演奏しています。

そろそろクリスマスショッピングのピークにも突入。
アメリカ人はクリスマスに一人一人がサンタになって、家族全員、親戚、友達、
みーんなにプレゼントをあげる習慣があります。
一人で20個も30個もプレゼントを買うから忙しいはずですよね。
バーゲンのシーズンでもあるから、
この時期を待って家電とかパソコンなんかも買う。

今年のクリスマスギフトの予算は、一人700ドル。
自分用の買い物は130ドル。

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この時期にどれだけ売り上げるかが、お店にとってはもちろん、
アメリカの経済、そして世界経済にも大きな影響を与える重要な時期でもあります。

リストを作って街を走り回って買い物するニューヨーカー、
世界中から観光も兼ねてショッピングに来るツーリストも混じって、
街は大混雑です。

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そんな中でニューヨーカーが毎年楽しみにしている
ある伝統のクリスマスディスプレイがあります。
「クリスマス・ウィンドウ」と呼ばれるディスプレイ。
毎年デパートやブランドのショップが工夫をこらして、
ディスプレイを競うんですが、
このディスプレイの内容がニュースになるくらい、力が入っています。

私もクリスマスウィンドーめぐり行ってきました。

今日はマンハッタンのクリスマスウィンドーめぐり、パート1
キラキラのニューヨークのクリスマスの雰囲気を
とにかくみなさんにたっぷりお届けします。
スタートはマンハッタン5番街とセントラルパークのコーナー。
後ろに日が暮れたばかりのセントラルパークの深い森。
右はプラザホテル、左はアップルストアの巨大なガラス張りエントランス。
ここから5番街を南に見ると輝くイルミネーションが見えています。

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まず5番街のお隣、マジソン街にあるデパート、
バーニーズに行ってみました!

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今年のウィンドウはレディガガ・ウィンドウ!
ガガのイメージのデコレーションは超ゴージャスでグラマラス!
バックにはガガの曲が。

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ガガのベッドルーム?

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ガガマシーン

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ガガの水晶の洞窟、crystal cave

デパート内のポップアップショップ「GAGA’S WORKSHOP」は
ガガイメージのセレクトショップで売上げの25%がチャリティに寄付。
さすが!

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5番街に戻って南に歩きます。
57丁目の交差点の中空に浮かんでいるのは、ユニセフのスノーフレーク。
2万個近いクリスタルでできた巨大な雪の結晶です。

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1984年のホリデーシーズンンから、毎年この場所に輝いているスノーフレーク。
この雪の結晶は、
世界中のすべての子供たちが健康で平和に、
そして幸せに暮らせるように、という祈りをこめたシンボルなんです。

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毎年これを見るたびに、私の心にも灯りが灯る気持ちがします。

その57丁目は、北東のコーナーがルイ・ヴィトン、
その向かい南東の角にあるのがティファニー。
中も外もクリスマスのファンタジーランドのようなデコレーション

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ここのクリスマス・ウィンドー、まるでおとぎの国のお城の窓のような
デコレーションのウィンドウの真ん中に小さなのぞき窓があって、
その奥に不思議なファンタジーの国が広がっています。見ていると吸い込まれそう。
宝石でできた白馬と、その隣には小さなメリーゴーランドがまわっています。

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このメリーゴーランドは、セントラルパークにある古いメリーゴーランドから
インスピレーションを受けたものだそうです。

4つのウィンドーのうち、残りの3つはミニチュアの57丁目の交差点、
次が空から見た雪のセントラルパークと摩天楼の森。
そして雪に覆われたセントラルパークの小川にかかった小さな橋の上を、
宝石でできたキリンや鹿が歩いている、
まるでおぼろな夢の中の風景のように、ファンタジック。

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子供たちだけでなく、大人も、女性だけでなく男性も、
じっと覗き込んでいるのが印象的でした。

喧騒にあふれた街の中で、ロマンチックなウィンドーや
クリスタルの輝きに包まれているうちに、
少しずつ気持ちもキラキラしてくる、クリスマスの気分になってくる。

歩けば歩くほど、クリスマスが近づいて来る、
そんなマンハッタンを街の雰囲気、
ちょっとだけ感じてもらうことができたらうれしいです。

さあ来週はティファニーから5番街をもっと南に下って、
マンハッタンで一番人気の、行列が出来るクリスマスウィンドー、
ご紹介しますね。

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年12月01日

12/1(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ついに12月になりました!

今日のニューヨークは大変な事に!
前代未聞の大渋滞でした。

その原因は、ビッグイベントが二つ重なった事。

一つは、オバマ大統領の活動資金集めイベント。
オバマさんが来る度に厳重警備で大渋滞になるんですが。。。

それがたまたま、年に1度の大イベントに重なったから大変!

それは、ロックフェラーセンターのツリーライティング・セレモニー!!!

つい数時間前に行われたのですが、すごかった!

アメリカで一番有名なクリスマスツリー、
今年のツリーは高さ74フィート(23メートル)のNORWAY SPRUCE
巨大でしょう!?
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ロックフェラーツリーというのは、ロックフェラーセンター、
つまり日本で言えば丸の内のオフィス街みたいな場所にあります。
ロックフェラーツリーは東京駅の真ん前に立っていて、
そこに何万人という人が押し寄せたと想像してください。

私たちニューヨーカー、今日まともに帰宅できませんでした。
その押し合いへし合いの中へ、私も行ってきました、
というより、巻き込まれて来ました。

今日はついさっき点灯したばかりの、ロックフェラーツリー、
そしてツリーライティングセレモニーについてレポートします。

今から5時間前に、3万個の電球がカウントダウンと共に点灯されました。
もちろんテレビ中継では全米で何千万人という人が見ましたが、

この瞬間を自分の目で見たい! という何万という人がおしよせました。
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点灯の3時間前、夜6時のロックフェラーセンター付近の歩道は
ツリーライティングを見るために集まったニューヨーカーと
世界中からのツーリスト、そして帰宅ラッシュのビジネスマン、ウーマンで
あふれかえり、見た事のないような数のNYPDの警官が、
メガホンを持って交通整理。
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押し合いへし合いの中、隣にいたカップルに話しかけてみると。。。
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インドから来ているツーリストのカップル、
「ロックフェラーのツリーを見に行くんだ!すごく楽しみ!」 と興奮気味。

ブルックリンから来た家族連れ、小学生のクリスタルちゃんは、
「ツリーも見たいけど、早くこの群衆から抜け出したい」
とお疲れ気味。

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そしてデンマークから来たというローラさん、

「ニューヨークには仕事できていて、
今日もツリーを見に来たわけではないのだけれど、
帰宅しようと思ったらすごい人でびっくり。
でもニューヨークのクリスマスはデコレーションが素晴らしいと聞いているから、
これからがとても楽しみ!」 とコメントしてくれました。

そう、そのクリスマスデコレーションも含め、
ニューヨークのクリスマスのすべてのキックオフが、
このロックフェラーツリーの点灯、と言っていいでしょう。

それにしてもなぜこんなにたくさんの人が、点灯式を見に来るのか、
なぜこんなに愛されているのか、
このツリーには、ニューヨークの歴史が息づいているからです。

最初のロックフェラーツリーは今から78年前の1933年、
大恐慌の直後で、ロックフェラーセンターはまだ工事現場でした。
新しい年が少しでもいい年になるように、と
作業員達がツリーを立ててクリスマスを祝ったのが最初。

しかもこのツリー、毎年違う場所から切って持ってくる。
今年のツリーはペンシルバニア州の
ケラーさんファミリーの庭にあったもので樹齢75年です。
実はこの木は、持ち主からのニューヨークの街への寄付。
つまり、持ち主とっては家族みたいな樹を、
ニューヨークの街にプレゼントするようなもの。

ニューヨーカーにとっては毎年必ず、
そして最初に受け取る、クリスマスプレゼント。
だからニューヨーカーにとっては、
このツリーは樹というより人みたいな感じ。
毎年やってくる友達みたいなもの。
だからツリーを見に来る、というより「会いに来る」という気持ち。
これを見ないとクリスマスって気がしない!


だからニューヨーカーの私も、毎年ツリーの話をせずにはいられない。
伝統ってそういうものですよね。

さて後半は、2011年のツリー点灯の「前座」としてかけつけた、
スーパースターたちを紹介しましょう。


高さ23メートルのエバーグリーン、
つい先ほど行われた2011年のロックフェラーセンターツリーの点灯式に
かけつけたスーパースターたち。

ツリー点灯の前、2時間にわたってパフォーマンスを繰り広げました。

とにかくすごいメンバーです。

まずはJustin Bieber,
スーパージャズシンガーMichael Bublé,
去年のグラミーウィナーCee Lo Green,
カントリースーパースターFaith Hill,
伝説的シンガーソングライターCarole King,
アメリカンアイドルKatharine McPhee,

そして85歳で現役!国宝級シンガー、Tony Bennett

それぞれがとっておきのクリスマスソングを披露しました。

ロックフェラーのツリーが伝統すると、
5番街のデパートのクリスマスウィンドーや、
ユニセフのクリスタルの星など、
ニューヨークのクリスマスデコレーションが次々にデビューします。

クリスマスシーズンは始まったばかり!
今年も楽しいクリスマスの話題、たくさんお届けします!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年11月24日

11/24(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

HAPPY THANKSGIVING!!

ニューヨーク今は24日木曜早朝2時、
毎年11月最後の木曜日と言えば?

そうです!THANKSGIVING DAY(感謝祭)です。
アメリカ生まれのChigusaさんはご存知と思いますが。。

これほど日本人に知られていない、
だから説明するのが大変なアメリカンホリデーもない。

独立記念日よりも重要な、クリスマスにほぼ匹敵する、
1年で最大の休日、しかも毎年4連休!

何をするのかというと。。。基本的には
1年無事に過ごせた事に感謝をこめて、家族で集まってゴハンを食べる


でもニューヨークのTHANKSGIVINGはそれだけじゃない!
今日はニューヨークでアメリカで一番有名な、ビッグなパレードが行われるんです。

Chigusaさんはご存知ですね?

MACY’S THANKSGIVING DAY PARADE!
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何がすごいって、このパレードの主役は人間ではなく、バルーンです。
しかも、ただのバルーンではありません。
一個が4階建てのビルくらいあります。

何回見てもワクワクするこのTHANKSGIVING DAYパレードを、
今日はレポートします。


クリスマスまであと1ヶ月、という時期に毎年やってくる、
アメリカ最大の休日が、今日。THANKSGIVING DAY

そしてこれから8時間後、朝10時からスタートするのが、
第85回、THANKSGIVING DAY PARADE!
MACY’Sという老舗デパートが毎年主催するパレードに300万人が集まり、
ニューヨーカーだけでなく、全米のアメリカ人がテレビで見ます。

さっきも言ったようにこのパレードの主役は、人間ではありません。
もちろんマーチングバンドやダンサーも何千人も参加します。
セレブゲストはアブリル・ラヴィーン、MARY J. BLIGE、CEE-LO GREEN
他にもいっぱい。

でもみんなが本当に見たいのは、
人気キャラクターのジャイアントバルーン。

スパイダーマン、スヌーピー、カーミットのカエル、
日系の人気キャラではピカチューやハローキティなど全部で19個

今年はSEGAのゲームキャラ、SONICの巨大バルーンも仲間入りしました。
どのくらい大きいか?
例えばカーミットのバルーンは高さ20メートル、幅7メートル。
想像を絶するサイズ。

これがマンハッタンの摩天楼の間をぷっかぷっか浮かびがらパレード。
見ているだけでワクワクの愉快な気分になります!

このパレードはこれから8時間後ですが、
実は私はもう今年のバルーン、見てしまいました!

つい数時間前、パレードの出発地、セントラルパーク前には、
数千、数万というニューヨーカーが集まったんですが、
そこではこんな事が起こっていました。

ここでバルーンをふくらませるんですが、
実はパレードの前夜、ふくらんだばかりのバルーンが、スタンバイ状態で
ストリートにずらーっと並んでいるところを、見る事ができるんです!

路上に置かれているというより、前を向いてうつぶせ状態なので、
これから行きますよ! と構えているような感じ。
スヌーピーのうしろにロナルド・マクドナルド、
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その後ろにスパイダーマン、そしてぴかチュー、ハローキティ、ソニック。。
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目の前で見るとありえないサイズです。もう写真のフレームに入りきらない!

数千人、数万人というニューヨーカーほとんどが親子連れですが、
カップル率も高くて、大人も子どももはしゃぎまくり。
ちょっと声かけてみました。
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「このイベント最高に楽しい!」 と言っていたジャッキーさんと、
めいのジョセフィーヌちゃん、
ジャッキーさんの好きなバルーンはカーミット、
ジョセフィーヌちゃんが好きなバルーンは、ハローキティだって言ってました。

続いて声をかけた子供たちのグループは、どのバルーンが好き?と聞いたら、
一斉に「サンタ!」と答えてくれました。

サンタの巨大バルーンも定番。

実はTHANKSGIVINGというのは、ホリデーシーズン、つまりクリスマスシーズンの
キックオフ。今日からホリデーシーズンですよ! という日でもあるんです!

さて後半はパレードで盛り上がった後、
パレードの後は何するのかと言うと。。。

家族でディナーを食べる
そこで食べるのはターキー、七面鳥をメインにしたディナー。
そのルーツは、17世紀に清教徒達がアメリカにやってきた頃にさかのぼりますが、

ポイントは家族、親戚が集まって食べるということ。

このために里帰りする人も相当いて、およそ7000万人が大移動。 
盆と正月が一緒にくる勢い。

そして木曜日のTHANKSGIVING DAYの翌日金曜日は、超ビッグなショッピングデー。
通称ブラックフライデーと言われています。

この日にどのくらいの売上げがあるかで、
来年のアメリカの経済、そして世界経済を占うほどなんです。

いったい何をどれくらい買うのか、なぜそんなに重要な日なのか、
この続きはまた来週レポートします。

では最後に、THANKSGIVING DAY定番のあいさつをニューヨーカーから、

HAPPY THANKSGIVING!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年11月17日

11/17(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークは雨の1日
色づいた葉っぱがどんどん散っています。
そんな中、クリスマス準備が着々と進行中。
ロックファラーセンターのツリーも既に到着。
来週はもうクリスマスの一つ前の、ビッグホリデーTHANKSGIVING DAY
このホリデーがすぎるとニューヨークは一気にクリスマスに。
ちょっと待ってーという感じ。

そこで今日は、「ちょっと待って」の気持ちもこめて、
ニューヨークから音楽スペシャル。

ニューヨークのインディーズシーンで、
一番人気のある日本人女子二人組のユニットといえば??
CIBO MATTO チボマット
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90年代のニューヨークのインディーシーンで大ブレイク。
アメリカでメジャーデビュー
メンバーの一人、本田ゆかさんは、
ショーン・レノンのプロデュースなどでも知られています。
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90年代にはアメリカのメジャーレーベル、
ワーナーブラザースから2枚のアルバムをリリース。
アンビエント、エレクトロニック、ヒッポホップ、スラッシュメタル。
一見ミックスしそうにもないサウンドのおいしいミックスと、
羽鳥三保ちゃんのキュートでスーパークールなボーカル。
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「チボマット」というのはイタリア語で、
クレイジーな食べ物好き、という意味だそうで、
食べ物をテーマにした曲も多い。
そんな部分も含めて、世界中にひとつしかない、
チボマットの世界を作っています。

プロデューサーでもある本田ゆかさんは、
ショーン・レノンのデビューアルバムのプロデュース、
坂本美雨ちゃんや、オノヨーコさんのリミックスなども手掛けています。

このCIBO MATTO、バンドとしては
10年くらい活動していなかったのですが今年再結成、
先日ジャパンソサエティで行われたコンサートでふたりをキャッチしました。
そのインタビューのもようは、
ウェブラジオでお聞きください。


※youtubeでもCIBO MATTOの曲を聴く事ができます。

http://www.youtube.com/watch?v=tPS_YOx81O0

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年11月10日

11/10(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

11月の最初の日曜日から、
ニューヨークは夏時間から標準時間(冬時間)に戻りました。

そしてニューヨークの11月の最初の日曜日といえば、
年に一度のビッグイベント!

NEW YORK CITY MARATHON!! マラソンサンデーです。

ニューヨークシティマラソンといえば、世界最大級の市民マラソン
ニューヨーク市の5つの区を全部走りぬけ、
最後は紅葉のセントラルパークでフィニッシュ!
今年はニューヨーカーはもちろん、全米、
そして世界中から4万7千人が参加しました。

日本から走りにいらした方多かったと思います。

マラソンの規模、世界からの注目度、その経済効果、
どれをとっても世界最大級ですが、

ニューヨーカーが何よりも誇りにしている事があります。

それは、沿道の応援。
なにしろスタートからフィニッシュまで、
250万人もの人が鈴なりになって、応援しまくる。

その中にはもちろん日本人、ジャパニーズニューヨーカーもいます。

今日は2011年のニューヨークシティマラソンをレポートします。

参加ランナーの総数4万7千人、
沿道の応援250万人
市にもたらされる経済効果も去年よりおよそ8億円多い270億円
まさに不況知らず、世界最大級のマラソンイベント、
ニューヨークシティマラソン
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2011年、女子はエチオピアのフレフィオツ・ダドが
2時間23分15秒で優勝。
男子は今年のボストンマラソンも制覇したケニアの
ジェフリー・ムタイが、大会新記録の2時間5分6秒でフィニッシュ。

そんな世界のトップランナーによる優勝争い以上に
ニューヨーク市民が注目しているのは、アマチュアランナーたちのがんばり。
ニューヨーカーなら必ず知り合いの1人や2人はこのレースに出場しているから
応援にも力が入るんです。


この「応援」こそが、ニューヨークシティマラソンの最大の魅力。
スタートからフィニッシュまで沿道のほぼすべてが「特等席」
コース沿いの住人はこぞって家の前で応援
友達や同僚が通過するときはプラカードや鳴りものを持って大騒ぎ。
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知らない人にも「がんばれ!あと少し!」と声をかけまくる。
さらに音楽の応援もすごい!
トータル130ものバンドがロックやファンク、サルサまで
あらゆる音楽をプレイ!
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バックに聞こえているのはこの番組を放送している
「アップタウンスタジオ」の近所、ハーレムというエリアにある通過地点。

ちょうど地元バンドがレゲエをプレイする前を、
ランナーが次々に通過していきます。

ゴールのセントラルパークの42.195キロの間ずっとこんな応援が続くんです。

ゴールのセントラルパークで完走したランナーに聞いてみました。
最初のランナー、オランダから来たニールさん、タイムは3時間6分。
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「もう11回目のフルマラソン、ニューヨークは2回目だ。
最初はよかったが残り2マイルは、5番街の上り坂がつらかった。
でもニューヨーカーの素晴しい応援で乗り切れたよ。」

次のランナーは、テキサスから来たサラさん。タイムは3時間7分
「ニューヨークマラソンは初めてだけど、ファン、観客の応援が最高
特にマンハッタンに入って来るところの盛り上がりがすごい」
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そして、ドイツから来たランナー、フランツさんのタイムは2分55秒、
「初めてのニューヨークシティマラソン。
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特に応援が素晴しいマラソンだと聞いていたが、その通りだった。
とにかくみんなの叫ぶような歓声の中では、スローダウンなんてできない。
どんどん早く走ってしまうんだ。」

日本人のランナーもつかまえました!
「愛媛県から来た、おち やすふみです。タイムは3時間32分。
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初めてのニューヨークマラソン、初めてのフルマラソンで死ぬかと思いました。
区切り区切りきついところがあったんですが、
一番きつかったのは35キロからですね。
けど、ところどころ日本人の方が応援してくれたので、元気づけられました。
日本の国旗があったので。きつくてもそこに寄って行って
イエーなんて言ってました。」

日本人もあちらこちらで日の丸を持って応援していました。
とにかくあの応援があったから完走できた、というランナーたち、
そしてニューヨーカーの方も、「私達が応援頑張らなくてどうする!?」 
と、すごく張り切るし、それを大きな誇りにしています。

さあ後半は、マラソン中継では決して見られない、
ニューヨークシティマラソンで走り終わった後の舞台裏をレポートします。

あまり知られていませんが、実は一番最初にゴールするのは、
およそ200人の車いすランナーたち。
その車いす部門で優勝したのは、なんと日本人です!
副島正純さん。1時間31分41秒で初優勝、素晴しい!!

とにかく4万7千人も走るわけですから、
3時間をきるような早いランナーもいれば、
5時間も6時間もかかってゴールする人もたくさんいます。

完走したランナー全員にゴールドメダルが贈られ
身体を冷やさないためのアルミマントをかけてもらった後、
セントラルパークのすぐ前の路上に設置された、
ホールディングエリアに向かいます。
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スタート前に預けた服や荷物が、
ゼッケンのナンバーがついたビニール袋に入って、ずらり。
それをピックアップして、その場で汗にぬれたシャツを着替える人もたくさんいます。

友達や家族が待ち構えていて、
「おめでとう!」とハグしあったり、花束をプレゼントされたり。

でも中には、つかれきって路上に座り込んでしまっている人、
救護班の手当を受ける人もいました。

またかなり多くのランナーは、
そのまま着替えもせずに1人で、フツーに地下鉄に乗って
家に帰る人もけっこういるんです。
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つかれた足を引きずように1人で歩いていた男性。
家に帰ったら誰か待っててくれるのかな?
普段はどんな生活をしているのかな、なんて思いながら見ていると、
すれ違う見知らぬ人が次々に「CONGRATULATIONS おめでとう!」
と声をかけていくんです。
これもニューヨークマラソンならではの光景。
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マラソンを完走したという何ものにもかえ難い充実感と自信を胸に、
静かに日常に戻って行く姿、それをねぎらうニューヨーカー、
すてきだな、と思いました。

4万7千人のひとりひとりに、それぞれの人生がある。
それは実は応援する側も同じ。
長引く不況の中で耐える毎日を送っている私たちニューヨーカー、
苦しくても走り続けるランナーを大声で応援しながら、
実は勇気をもらったのは私達の方かもしれません。

それはニューヨーカーだけではありません。
実は、前半に登場してくれた日本人おちさんが走る前に考えていたのは、
今大変な試練を迎えている日本の事だったといいます。
そんな日本へのメッセージはありますか?と聞いてみました。

「どんなにきつい事があってもあきらめずにやる事が、
今後の人生につながってくると思いますので、がんばってください」

走る方も応援する方も、
私達ニューヨーカーが2011年のニューヨークシティマラソンからもらった、
たくさんの元気と勇気、日本のみなさんにも届きますように!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年10月31日

10月31日(月)NYから弘恵ベイリーさんのレポートです。

今日は、そんなニューヨークから、現地で、エンターテイナーを応援するサイトを運営されてる「弘恵ベイリー」さんにレポートを届けてもらいます。


先日の大雪の影響で、電気が無い状態で発電機を使って生活しています。
全く電気が通っていない家もあるんです。

暖をとるのも大変。
発電機がないところは布団などを被って寝ています。
その他の家庭は暖炉を使ったりとかしています。

Qハロウィーンの期間中は、だいぶ前から、にぎやかだと思いますが、今年の様子はいかがですか?

⇒1ヶ月がたって、かえって盛り上がっていくばかりで、タイムズスクエアにも
集結したようですね。(また、これから状況が変わっていくとは思います)

Qみなさん、色々な仮装をすると思いますが、今年、人気の仮装ってあります?

⇒そんな中、ハロウィーンショップは、元気いっぱいです。
レイディーガガのウィグとかも人気あるようですよ。
今年は、女性用はミニなスカートが流行ってるようです。
日本の女子高生みたいなコスチュームもあったりします。
中世ヨーロッパのイベントがセントラルパークで口コミで広がって、にぎわいも
見せたりと、中世ヨーロッパコスチュームのファンも多いようで、そうしたコスチュームも売ってます。
ipadで人気のゲーム、Angry Birdsのコスチュームもありました。
オバマ大統領のマスク、その横にお騒がせ、サラ・ペイリンの
マスクがあるのも笑えました。

Qニューヨークならではの「ハロウィーン・パーティー」の楽しみ方があれば教えていtだきたいんですが・・・・

⇒ハロウィーンのパーティーは、グリニッジビレッジのパレードの後などに盛り上がります。
ハロウィーンパーティーの楽しみ方は、くもの巣や骸骨、フランケンシュタイン、ドラキュラ、
13日の金曜日に出てくるジェイソンとかで、デコレーションされた部屋。最近の人形は、動いたり、声をあげたりするのがあって、売り場を見るだけでもめちゃくちゃ怖いです。
大人はパーティーにアルコール。
血の色みたいなカクテルや、黒いリキュール、不気味な目玉とか入ったカクテルとかです。
今年は、蜘蛛の小物が多い気がします。
お洒落なインテリアが置いてる店とかにも、蜘蛛の小物が売ってました。
恐らく、せめてハロウィーンくらいは盛り上がろうって考えている親は多いと思うのですが、
この不景気で、まともでない人が増えているからか危険だし、
大人同士のパーティーは減るかもしれませんね。

Qハロウィーンというと、子供たちにとっても、お菓子をもらえたり楽しみだと思うんですが、最近は、事情が変わってきてるそうですね?

⇒あと、最近では御礼も言わない子供がいるのに、
お金を使って買った、お菓子を見知らぬ子供たちに配るっていうことに
疑問を感じる大人も増えてきているようです。
知らない人の家をまわることにリスクを感じている大人も増えていて、
ショッピングモールやストリートのお店などを回る子供たちも増えています。

2011年10月27日

10/27(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

秋が深まるニューヨーク、
来週月曜日はハロウィーン

当日のニューヨークでは有名な夜のパレードが。
この週末はどこもハロウィーンパーティだらけです。

ハロウィーンといえば仮装と決まっていますが、

ハロウィーンの前に既に思い切り仮装をやってしまった人達がいます。
それは、ギークと言われる人たち。

10月13日〜17日、Jacob Javitz Convention Centerという
コンベンションセンターで、4日間に10万人以上を集めた、
NEW YORK COMIC CONVENTION通称コミコン。


日本でいう、東京国際アニメフェアに似ていますが、
アメリカだから中心はアメリカンコミックスやゲームなど。

そこにあつまった人たち、
「ギーク」はいわゆる日本の「オタク」に似ています。


さて、アメリカのオタクたちって、ギークってどんな連中なのか、
コミコンの4日間いったい何をして楽しんだのか?

今日はニューヨークからアメリカ版のオタク、
ギークの祭典コミックコンをレポート!

ニューヨーク・コミコン
ジャビッツ・コンベンション・センターという幕張メッセ級の巨大施設に
今年は去年より9000人も多い10万5千人が押し寄せました。

およそ2000件の販売ブース、
100人近いセレブリティや著者、出版社によるトークショー、映画上映、
300人以上のコミックアーティストによるサイン会、ゲームトーナメント、
コスチュームコンテストやデートショー、クィディッチ大会まで、
ファンにとってのありとあらゆる楽しみが結集!!

そこに集まってくるのはもちろん、GEEK=ギークたち。
ギークは日本のオタクに似ているけれど、
ちょっと違うのはアメリカのギークはコンピューターなどのテックに
めっぽう強いインテリから、コミックやゲームにハマる
日本のオタクと似たタイプまで幅広いこと。

そしてアメリカンギークはギーク同士で集まるのが大好き。
1年に1度何より楽しみにしているのが、コミコンなんです。


まずこの女の子たち、女子6人で「DRAGON AGE」という
人気ビデオゲームのキャラに扮していました。
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「ドラゴンエイジが大好きなのよ。
コミコンではゲームのクリエイターから直接話が聞けるからとても興味深いわ。」
「他のたくさんのコスチューマーにも出会えたし、ネットワーキングにもなるわ」
「コミコンのいいところはコミュニティだからよ。
好きな作品への賞賛と感謝をあらわす機会。趣味が違っても関係ない。
みんなであつまってギーキングできるのが最高なのよ。」

「ギーキング」
好きなゲームやコミック、ムービーについて語り合ったり、
コスチューマー同士で写真をとったり、ショッピングしたり。
多くののギークがこの日のためにためたお金で、
コスチュームやアクセサリー、ビンテージコミックス、
DVD、ゲームなどを買いまくり、中にはサンタのようにな袋や
ふくらんだバックパック姿のギークも多い。

そしてコスチューム。日本でいうコスプレは
スパイダーマンやキャプテンアメリカ、
スターウォーズのチューバッカの間には、スーパーマリオやセイラームーン、
トランスフォーマーのキャラもいます。
今のアメリカの20代の若者はスーパーマリオとセイラームーンで育っているし、
子供たちはトランスフォーマーが大好きなんです。

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そして最近の日本のアニメファンも少数派ですがちゃんとがんばっています。
「ナルト」や「ブリーチ」「VAMPIRE KNIGHT」なんかのコスプレも見かけました。

それにしてもこのコミコン、毎年のように動員が増え続けています。
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「ドラゴン・エイジ」の女子たちも、
「素晴しいと思うわ。以前はコンベンションといえば若い男性だけだったけれど、
今では大人、女性、そして子供たちも混ざって最高の雰囲気ね。」

年々膨れ上がるコミコンの動員、
アメリカのギーク人口の増加と大きな関係があります。

はっきり言って時代はギーク。

ハリウッドムービー、スパイダーマンから
X-MEN、STARWARSもSTAR TRECKも、「TEKKEN」から
「ANGRY BIRD」などのゲームも、
今アメリカでヒットするカルチャーはすべてGEEKYなものばかり。
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さらに象徴的なのは、アメリカのテレビ番組のオスカー、エミー賞を
4年連続受賞しているコメディドラマはBIG BANG THEORY、
その主役はギークたち。
超IQの高いインテリだけど、スタートレックや
アメリカンコミックスにハマっているという設定。

かつてギークといえば、「変わってる、よくわからない」と
学校ではいじめられっ子だった。
ところがそのギーク同士で集まってみたら、実はこんなにたくさんいた。
それにネットという「武器」が加わったおかげで無敵となったギーク文化は、
「ポップカルチャー」と名前を変え、今やハリウッドのスタジオや
大企業も見過ごせないメインストリームになったのです!

GEEK IS COOL!!

先日亡くなったスティーブ・ジョブズもビル・ゲイツもある意味ギーク。
エジプト革命をおこしたのは、ネットサヴィーでインテリなギーク。
今ウォールストリートを占拠しているのも、
ラップトップコンピュータをずらりと並べたギークたち。

GEEK IS POWERFUL!!

まさに時代はギーク!

日本のオタクと同じ、時代を動かして行くのはギークたちかもしれません。

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年10月20日

10/20(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークは雨と強風の1日

街路樹も少しずつ色づいてきています。

秋ですねー、

秋と言えば食欲の秋、
ニューヨークの秋の味覚と言えば、何でしょう?
(先々週も同じ質問を。。。)

ヒントは、ニューヨークのニックネームです。

APPLE!!

そう、ニューヨークはBIG APPLEと呼ばれていますが、
名前だけではありません。
今ニューヨークではいろんなリンゴが旬。
甘くてジューシーでとっても安い!食べごろです。

そして、ニューヨーク州のリンゴ生産料は、
西海岸のワシントン州に続いて全米2位を誇っているんです。

ではニューヨークはなぜ、BIG APPLE、
大きなリンゴと呼ばれるようになったんでしょうか?

リンゴがいっぱいとれるから?

うーん、そんなに単純ではありません。

いったいいつから、なぜBIG APPLEと呼ばれるようになったのでしょうか?

まずはニューヨーカーに聞いてみました。

ところが返って来た答えは。。。。

「なぜニューヨークがビッグアップルって呼ばれてるかって?
ノーアイデア、まったくわからないね。」
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と口々に言っていましたね。
声をかけたニューヨーカー、観光客、誰も即座に答えられませんでした。

そこで、いくつかの選択肢をあげることにしました。


まず最初の選択肢


Depression Era sidewalk apple vendors
大恐慌時代のリンゴの屋台

大恐慌の翌年の1930年、街には失業者があふれていました。
一方でリンゴの流通業者は大量の在庫を抱えて困っていました。
そこで、失業者が街角でリンゴを売るようになったんです。
11月にはこの屋台の数が6000件にもなりました。
でも翌年リンゴの在庫が切れると、
屋台もあっという間に姿を消したそうです。

だからニューヨークはビッグアップルと呼ばれるようになった、
と言われています。

さて次の選択肢はこれ。

1930’s Jazz Musician
1930年代のジャズミュージシャン

1930年代、40年代はジャズのビッグバンドの全盛期でした。
この頃ジャズミュージシャンたちは、
こんなスラングで会話をかわしていた、という言い伝えがあります。
それは、「おい、お前先週末どこでプレイしたんだ?」「ビッグアップルさ」

それは、マンハッタンでプレイした」という意味。
当時のマンハッタンには多くのジャズクラブがあり、
オーディエンスの数もアメリカ一だっただけでなく、
ヒップで、いちばんジャズを愛しているお客さんだった、
ということなんですね。

その頃からニューヨークはずっとジャズが盛んな街です。

そんなニュアンスをこめて、ジャズミュージシャンは
マンハッタンを「ビッグアップル」と呼んだというのです。

さて、最後の選択肢はこれです。

1930’s Race Track.
1930年代の競馬場

やはり1930年代、ニューヨークでは競馬が大流行していました。
競馬場が4カ所あり、競馬新聞も「THE DAILY RACING FORM」「THE RUNNING HORSE」そして[THE NEW YORK MORNING TELEGRAPH]3誌もありました。

そのテレグラフのコラムニスト、JOHN FITZGERALDさん。
彼は当時「AROUND THE BIG APPLE」という記事を書いていました。
ジョンさんがコラムにBIG APPLEというタイトルをつけた理由は、
当時地方から出て来ていた御者の少年達が、
大きな夢と希望にあふれた巨大都市、ニューヨークのことを、
憧れの気持ちを込めて「BIG APPLE」と呼んでいたから、と語っていたそうです。

さあ、3つのうち正しい答えはどれでしょうか?

答えは実は、3つとも正解!

大恐慌時代にリンゴの屋台がたくさん誕生した頃、
ジャズミュージシャンもニューヨークのことをBIG APPLEと呼んでいたようですし、
競馬場でもBIG APPLEが使われていたようなんです。。。

とどのつまりは、どれが本当の由来かわからないけれど、
どうやら1930年ごろからBIG APPLEと呼ばれるようになったらしい。
そして、APPLEという言葉には、大きくてヒップでいけてる、
都会的で超メジャーなイメージがあった、というのも間違いないようです。

ためしに辞書をチェックしてみてください。
俗語として「大都市」と書いてあります。

アダムとイブの時代から、アップルコンピューターの現代まで、
アップルというのはアメリカ人にとっては特別なフルーツ。
そして、ニューヨークも特別な街。

ところでニューヨークの街角には、
今でもフルーツの屋台がいっぱいあります。

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こちらのリンゴ、日本のよりちょっと小ぶりサイズ。
屋台で買って、そのままかじっておやつがわりというニューヨーカーがいっぱい。
特に不景気な今、安くておいしいリンゴは今も昔も
ニューヨーカーの強い見方です。

あなたもこの秋リンゴを食べながら、
ニューヨークのこと思い出してみてくださいね。

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年10月13日

10/13(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!


日本もニューヨークも秋たけなわ!

秋のイベントシーズンでもありますが、
ニューヨークの2011年の秋で一番エキサイティングで熱い、
たくさんの若者達が集まっている場所は?

「デモ」です。

ニュースで見た事があるでしょう?

ニューヨーク、ウォールストリートからスタートした若者の抗議行動が、
世界中に広がっています。

彼らの活動、名付けて「OCCUPY WALL STREET」ウォールストリートを占拠せよ!

高い失業率、貧富の差の拡大、一部の富裕層への極端な富の集中、
その理由は、
「利益優先主義の大企業が、政治に与える影響が大きくなりすぎて、
政府がちゃんと機能していないからではないか」というのが彼らのメッセージ。

だから資本主義のシンボルである、ウォールストリートを矛先にしているんです。

この活動もう4週目に入っていて、
その動きは沈静化するどころか、ますます大きくなろうとしています。

いったいどんな人達がこの運動に参加しているのか?
あなたや私のような、ごくごくフツーのニューヨーカーたちです。

その証拠に、私も先週末開かれた集会に行って、
さまざまなニューヨーカーと話をしてきました。

実際に彼らはどんな事をしているのか?
そして、この活動ではモバイルやツイッター、フェースブックなどの
ソーシャルメディアが大きなパワーを発揮しています。

日本のテレビに写った画面だけではわからない、
OCCUPY WALL STREETの真の姿、参加者の声、今日はお聞かせします。


ニューヨークで今まさに起こっている草の根運動、
OCCUPY WALL STREET(ウォールストリートを占拠せよ。)
先週土曜日の集会に集まったニューヨーカー、
まずこの声を聞いてください。
「ニュースクール・ユニバーシティのトーリーです。
私も来年卒業ですが、大学の学費がとても高く、
それを支払うために私達が大きな借金をかかえて卒業することを、
この活動を通じて知ってほしいと思っています。」
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こんな学生をはじめ、卒業しても仕事がみつからない人、
やっと就職したのに不況で解雇されてしまった人
そしてビジネスマン、ドクター、プロフェッサー、アーティスト、
本当にさまざまな人がいました。
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まずこの抗議行動を最初からおさらいしておきましょう。
始まったのは9月17日(土)
ウォールストリートで2000人規模のデモでした。
デモが終わっても200人ほどの人は家に帰らず、
ウォールストリートの証券取引所の裏手にあるズコッティ公園でキャンプを始め、
同時に毎日のように集会や抗議行動を始めたんです。
そして10/1にはブルックリンブリッジでで、
車道をふさいだということで、参加者800人近くが逮捕。
そのあたりから、世界的にその活動が知られるようになったんですね。

今ではアメリカだけでなく、日本を含む世界の200以上の都市に、
同様の動きが広がっています。

そして先週土曜日には、ウォールストリートから、
4キロ離れたワシントンスクエアパークへデモ行進。
ここはベトナム反戦運動で世界的に知られる公園ですが、
ここに数千人の市民が集まりました。
手作りのプラカードを持った人。年配の男女。
小さな子どもや赤ちゃんをつれた夫婦。
一見フリーコンサートでも始まりそうな雰囲気なんです。。。
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人々の輪の中心には主催者がいて、
「OCCUPY WALL STREET」とは何たるかを説明。
でもスピーカーもマイクも違法になるから使えない、だから
肉声で彼の言うフレーズをすぐまわりの人々が大声で繰り返し、
それを外側の人々がリピートして、まるでエコーのように広がっていく、
ヒューマンスピーカーなんです。
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メッセージが続いています。

「アメリカの99%である我々の意図のひとつは、経済、政治エリートたちに、
今の混乱を作り出した責任がある事を、世の中に知らせる事である。」
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アメリカではトップの1%が富の3割を独占し、
残りの99%で7割を分け合っている、という実態を、
彼らは不公平の象徴としているんです。

その99%の普通の人達がこの運動をやっている理由はもちろん、
アメリカの経済がひどい状況になっているからです。
失業率は9%を越えて、ニューヨークでは5人に1人が
貧困ライン以下で生活しています。
アメリカ人の年収はこの2年間で7%近くも減りました。
今は仕事があっても明日はどうなるかわからない、
人ごとではない、今何かしなければ。という気持ちで参加しています。
小さな女の子を連れたお父さん、ビジネスマンのユダさんはこう言っていました。

「もう何度もこの集会に参加してきたけれど、
僕はこの運動がかかげるメッセージに100%賛同する。
政治が大企業の利益追求に支配されているというのは本当だ。
アメリカの今の民主主義というのはそういうもので、
おかげで人々はシニカルになり、何を言っても無駄だと思うようになっていた。
こんな動きは60年代以来じゃないだろうか。
ここには素晴しいエネルギーがあると思うよ。」

同じくビジネスマンのスティーブさんは、

「ひどい不公平がある事を、長い間みんなが感じていたが、
それをようやくはっきりと認め、言葉にして語りあい始めた。
それがもっと大きな力になることを願うよ。」

その「語り始めた」言葉で人と人とをつないだのは、
ツイッターなどのソーシャルメディアでした。
後半はこの運動のパワーになっているソーシャルメディアについてお伝えします。


この運動の中心では、いつも何台ものラップトップが目立っています。

彼らは、フェースブックなどのソーシャルメディアが
大きなパワーを持ったエジプト革命にインスピレーションを得ているんです。

これまで言葉にできなかったけれど、ツイッターだったらつぶやけた本音。
その本音がつながって実体化したのが、今の運動と言えるかもしれません。

そしてこの運動自体も、とってもソーシャルメディア的というか、
自然発生的というか、はっきりとしたリーダーは不在。上下関係もなし。
それが真の直接民主主義、と彼らは言っていますが、
とてもオーガニックな感じなのです。

私はそこが、これまでのどんな運動とも違う、
2011年らしい活動だと感じています。

実はあまりにオーガニックすぎて、逆に、
「いったい何をめざしているのかよくわからない」という
批判を浴びたりもしています。

でも彼らは今はそれでいい、と言うんですね。

「まだはっきりした要求をかかげていないのは、まだ形成段階だからだよ。
今はたくさんの声を出すべき時だ。
その中からやがて最も重要なものを選び出していくだろう。」

そしてまだまだこれからもっと人を集めて大きくなりますよ、
という意味でもあります。

OCCUPY WALL STREET
これはアメリカだけの問題ではありません。
私達の声が本当に政治に届いて、世の中を変えることができるのか、
今週15日では世界71カ国、719都市で同時抗議行動が予定されています。

OCCUPY WALL STREETの動き、これからも目が離せません。

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年10月06日

10/6(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

今日は新パーソナリティ、Chigusaさんとの初トーク!

ニューヨーカーに「WELCOME BACK Chigusa!」というメッセージをもらって、
放送しました。

ロサンゼルス生まれだけど、生後間もなくニューヨークに移住、
4歳までニューヨークに住んでいたChigusaさんですから、
ウェルカムバックがふわさわしい!と思ったから!

Chigusa さんにとって第二のふるさとニューヨークから、
これからも毎週、まずみなさんに楽しんでもらえる、
そして元気が出るレポートをお送りしていきますので、よろしくお願いします!

さてニューヨーク、10月に入ってだいぶ気温が下がって、
今夜中の3時すぎですがもう12度まで下がっています。
そして10月といえば、メジャーリーグのプレイオフ
ニューヨークヤンキース、地区シリーズをデトロイトタイガースと対戦。
(残念ながら金曜日のゲームで敗退してしまいました!)

そして、ニューヨークの10月は、ある果物がおいしくなる時期です。
なんでしょうか?
そう、リンゴです! ニューヨークのことをビッグアップルとも呼びますが、
本当にリンゴがいっぱいとれて、おいしいんです。

そしてアップルといえば、これは悲しいニュースですが、
アップルコンピューターのCEO、スティーブ・ジョブズが亡くなったことが、
今から数時間前に発表されましたね。
世界中にショックが。。。きっと今も走っていますね。

本当は今日は、ニューヨークのアップルの話をしようと思っていたんですが、
急遽予定を変更して、
レポート前半は、ニューヨークから、スティーブ・ジョブズ氏の訃報、
ニューヨークのメディアはどうとりあげているのか、
スティーブ・ジョブス氏へのトリビュートをお送りします。

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<ミートパッキングのアップルストア>

ニューヨークのアップルストアの前には花やキャンドル、
そしてリンゴも置かれていました。

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<よく見るとかじったリンゴが>

スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった、というニュースがとびこんできたのは、
ニューヨーク時間の夜、ちょうど夕食を終えた時間帯です。

つい先ほど街でキャッチしたニューヨーカー
「スティーブ・ジョブズが亡くなったのは大きな損失だよ。
僕にとってアップルといえば、
音楽やアートなどあらゆるインスピレーションの源だからね。」
そうコメントしてくれました。

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<ガラス張りのショップにはpost it(付箋)がいっぱい>

56歳という若さ。。膵臓ガンとの戦いの末に。。。ということでしたが、
 
昨日はiphone 4Sのラウンチの発表があったばかりで、
それが大きなニュースになったばかりなのに、
信じられない!というのは、日本のみなさんも同じですよね。


アメリカのメディアの報道、少しひろってみましょう。

まずニューヨークタイムスは、
「彼はパーソナルコンピューターの時代に私達を導き、モバイルの文化を変革し、
デジタル時代の音楽のあり方も変えた。」

ウォールストリート・ジャーナル
「彼は人々のテクノロジーへの考え方を変えた」

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<ここにもあそこにも付箋がぎっしり>


オバマ大統領は声明で、
「彼は情報革命を身近なものにしただけでなく、楽しいものにしてくれた。」

フェースブックの創始者、マーク・ザッカーバーグ
「スティーブありがとう。自分が作るものが
世界を変えることができる事を教えてくれた。」

そして、70年代からライバルとしてやってきたマイクロソフトの創始者、
ビル・ゲイツ
「彼ほど世界に深いインパクトを与えた者はそうはいない。
その影響はこれから何世代にも渡って伝わり続けるだろう。」


彼は素晴しいイノベーターであり、有能なビジネスマン。
でもそれだけじゃなかった。ドリーマーでもありました。
そしてそのドリームは、今や世界中の人たちのドリームと
つながったかのように見えます。

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<付箋にはメッセージが>


私はまさに昨日JFNの番組で、ジョブズ氏の後継者
ティム・クックよるiphone 4Sのラウンチをレポートしました。
その最後にこんなふうにしめくくりました。

「CEOとしてのジョブズ氏がいなくても、
アップルへの期待感やブランド感はゆるぎない。
言わばアメリカを象徴する、ディズニーのような存在になったと
言えるのではないでしょうか。」

その時は
まさか亡くなってしまうなんて思いもよりませんでしたが、
もしかするとウォルト・ディズニーのように、
伝説的な存在になっていくのかもしれませんね。

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<こんなメッセージも>

ところで私はアップルにはすごく思い入れがあります。
最初に買ったコンピューターは、マッキントッシュLCIII
ニューヨークに移住した直後、でした。
(今でもクローゼットに大事にしまってあります)
それからずーっとマックと共に生きてきました。

今はもうあまり言われなくなりましたが、
90年代ごろには、PC派、マック派、という言い方がありました。

当時はオフィスでも学校でもPC、つまりウィンドウズマシンが主流で、
マックは少数派、
デザイナーやミュージシャン、アーティストなど、
人と違うオリジナルを求める人が、
マックを使っていたんです。最初からデザインや
アートにこだわっていたんですね。

アップルのテレビコマーシャルも。
たくさん作られましたが、
常にカッティングエッジなアーティストの曲が使われていました。

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<日本語のメッセージも>


彼にはある有名なスピーチがあります。
スタンフォード大学の卒業式のスピーチで、学生たちによびかけたのは。
「ハングリーであれ、愚か者であれ、そして安住するな」

アップル製品には、
そんなジョブズ氏のスピリットとメッセージがこめられていました。

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<付箋のメッセージで描かれたアップル>

今では誰もがほしがるIPODや IPHONEになりましたが、
自分自身に正直に、今日を思い切り自由に生きる
ジョブズ氏のスピリットとメッセージは、
アップルの商品を通じてこれからも世界に広がって、
私達の生活を便利にしてくれるだけでなく、
私達の気持ちも元気にしてくれる、そう信じたいと思います。

THANK YOU STEVE, REST IN PEACE.


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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

【Webラジオ】10月6日(木)アメリカ ニューヨーク

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック!
  

2011年10月05日

10月5日(水)のフラワーレポーターは、ロサンゼルスに住んで15年、現地でウェディングプランナーをされている岩瀬世征さんです。

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HP: www.iz-bridal.com
blog: http://ameblo.jp/iz-bridal


★役に立つ一言
”Love is patient, love is kind.It does not envy, it does not boast, it is not proud.”
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。
こちらは、聖書からの引用で結婚式でよく使われるんです。


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2011年09月29日

9/29(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

真木さああああん!!月日がたつのが早すぎる!
ついに真木さん最終回になってしまいました!

ニューヨークもどんどん秋に。。。ちょっと待ってー!という気持ちになりますね。
このレポートで、真木さんの中でニューヨークのイメージが
身近なものになってくれた、というのが一番うれしかったですね!

ニューヨークっていうのは楽しいところなんだなー、
日本ちょっと違うかもしれないけど、
人が夢をおいかけて一生懸命生きているというのは同じなんだなー、
そんなことを少しでも感じてくれたらうれしい!!

でも最後だからといってしんみりするのも真木さんらしくないし、
ニューヨークらしくないので、楽しい話題でしめくくりましょう!

ニューヨークの実りの秋、テレビの新番組が始る季節でもあります。
世界の交差点タイムズスクエアに今いくと、ヒットミュージカルや
新作映画の看板に混じって、テレビの新番組の看板が花ざかり!
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NYといえばSEX&THE CITYですよね。

真木さんもはまった、SEX&THE CITYのプロデューサーによる新番組なんかも話題に!
今日はニューヨークから大豊作の秋のテレビをレポート!

特にドラマを中心に紹介したいと思います。
この秋のテレビドラマ、今シーズンの3つの特色は?

1)スチュワーデス対プレイボーイ・バニー:60年代が舞台のレトロなドラマが豊作
2)SEX & THE CITYをしのぐか? ニューヨークを舞台にしたドラマが豊作!
3)アシュトン・クッチャーが豊作!(どういうこと?)


まず

1)スチュワーデス対プレイボーイ・バニー:60年代が舞台のレトロなドラマ
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スチュワーデスが出てくるのは、「PAN AM」
60年代にまだ空の旅が特別だったころ、
一斉を風靡したエアライン、パンアメリカン航空、パンナムを舞台にしたドラマ。
そしてプレイボーイバニーの方は「プレイボーイクラブ」 
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60年代モノといえば、大ヒットしたドラマ「マッドマン」というのがありますが、

この不景気の時代に、強く豊かだった時代のアメリカが懐かしい。。。
というレトロ感覚もあるのです。

2)SEX & THE CITYをしのぐか? ニューヨークが豊作!

この秋から来年にかけてオンエアされる、ニューヨークを舞台にした新番組は
記録破りの23本!

その理由は、もちろんニューヨークという設定やロケ現場が、どこよりも魅力的だから。
でもそれだけではありません。
ニューヨーク市がこうしたドラマの撮影や制作に対して免税措置をとって、
誘致にすごく力を入れているからです。
ロケものでは女刑事が活躍する「UNFORGETTABLE」
そして、スタジオ撮影もので話題なのは「2 BROKE GIRLS」
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SEX&THE CITYのプロデューサーによる新しいコメディドラマです。
いったいどんな内容なのかは、番組後半に詳しくお伝えしましょう。
その前に、この秋の豊作テレビ、特色その3)

3)アシュトン・カッチャーが豊作!

もちろん知ってますよね? 超人気若手俳優で
デミ・ムーアの16才年下のハズバンド。
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彼が主役のコメディドラマがスタート 
タイトルは、「TWO & A HALF MEN」日本語タイトルは「ハーパーボーイズ」

でも今年のはじめまでは「チャーリーシーンのハーパーボーイズ」だったんです。
そうチャーリー・シーンが、主役。でした。 今年はじめまでは。

ものすごい主役交代劇があったんですねー!!

ここ数年チャーリーの私生活がだんだんおかしくなり、キレた行動や発言続出。
ついに番組をクビになってしまいました。

でもこれだけの人気番組、終了するにはもったいない、というわけで採用されたのが、
アシュトン・クッチャーで、大金持ちだけど、大人になれないピーターパンという役。

しかも、毎回なぜか上半身裸で登場。これが毎週楽しみに。。。
あれ?これは私のような女性視聴者を狙っているのかな? 

クビになったチャーリー・シーンは、おかげでますます注目を集めた上、
キャンセル料として20億円をうけとったばかり。
ちなみにこの春のトークショーツアーでは、収益金の一部を、
日本の震災被災募金に寄付。バッドボーイだけどホントはいい奴なんですね。


さて後半はSEX&THE CITYのプロデューサー Michael Patrick Kingが世に送り出した、
新しいコメディドラマ。

今回もどんなゴージャスでセクシーな番組? と思うと、これがちょっと、いやかなり違う!!
タイトルからして「TWO BROKE GIRLS」BROKEというのは、金欠。
(I CAN’T GO OUT BECAUSE I’M BROKE! 私一文なしで出かけられないわー、みたいに使う)
舞台はニューヨークの若いアーティストやミュージシャン、ヒップスターが住む街、
ブルックリンのウィリアムズバーグ。

主役のガールズふたりは、ウェイトレス。しかもダイナーという
日本で言えば大衆食堂みたいなお店。
そのうちひとりは、 元ビリオネアのパパがウォールストリートの詐欺師で
逮捕されて一文無しになっちゃった、と設定も時代を反映。

要するにビンボーだけどがんばってる女の子たちが主役。
はっきり言って今ニューヨークの若者は基本的にお金持ってません。
なにしろこの大不況時代。
市民の5人に一人が貧困ライン以下で生活していますからね。
ヒップで才能があるアーティスティックな若者は、金欠が当たりまえ。

でも彼らには夢があるんです。
2 BROKE GIRLSも、将来は手作りカップケーキの店をオープンするのが夢。
ちなみに、カップケーキで成功した女性、現実にかなりいます。

お金がなくても、色んなことがうまくいかなくて夢を忘れそうになっても、
一歩立ち止まって、もういちどがんばってみる。
それがニューヨーカーだし、人間ってもんですよね。

お互いに夢を大切にこれからもがんばりましょうね!

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年09月22日

9/22(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークは国連総会開催中、マンハッタンは大渋滞中です。

しかも車道だけでなく、舗道も大混雑。。。
1年前に比べ確実に人が増えているのを実感。
さらに自転車道。。。。ニューヨークでは自転車通勤を奨励しているのです。

でも実際は、交差点では信号無視する人と
(ニューヨーカーは青信号を待ちません)
自転車と、なんとかして少しでも進もうという車の3つどもえで、
大変なことになっています。

そんなニューヨーク、確実に季節はうつりかわり、
時代が変わっていくのを感じています。
特にこの秋、911の10周年があったこと、
そして、ワールドトレードセンターに10周年にして、
ついに追悼碑が完成し、先週、911の翌日から一般公開されたことです。

実はこの追悼碑はフラっと行っても入る事はできません。
誰でも、そして無料で入れるのですが、
オンラインで予約しなければならないんですね。

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そしてその予約が始ったのが2ヶ月前、7月11日でしたが、
私はその日の夜に予約試みて、とれたのが今週月曜日19日でした。

今日のレポートはそのワールドトレードセンター、911メモリアルミュージアム、
追悼碑をレポートします。

ワールドトレードセンターというのは7つの高層ビルが集まる
ビルディングコンプレックスで、縦横が200メートル四方くらいの
かなり大きなエリア。
数年前まではただ工事現場だったこの場所、久しぶりに訪れるとびっくりします。
目の前には2013年完成予定の超高層ビルONE WORLD TRADE CENTERが
もう82階まできていて、2006年に再建された
7WORLD TRADE CENTERとともに、
既に新しいダウンタウンの風景ができつつあるんです。


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しかし全体的には、まだ高いフェンスに囲まれた工事現場、
大型クレーンや、コンクリートミキサーがひっきりなしに通っています。
観光バスも通り過ぎて行きます。ここは観光地でもあるんですね。
でも中がどうなっているのかよくわからないし、
メモリアルミュージアムも外からはまったく見えません。

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フェンスには「メモリアルミュージアムはこちら」という矢印がついています。
それに従って進むと、敷地の南のはしの空き地のような場所に、
もうたくさんの人が並んでいました。

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そこでチケットと身分証明書をチェックして、建物の中に入ると、
まるで空港のようなセキュリティチェックポイントがあります。
金属探知期がずらりと並び、爆発物探知犬の姿も見えます。

そんな厳重な警戒のセキュリティチェックポイントをぬけて、
再び外に出ると、
そこは既にワールドトレードセンターの敷地内、
しかも工事現場のまっただ中でした。

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フェンスの間の狭い通路を進みますが、視界に入ってくるのは大型クレーンや
巨大な鉄骨、地下に向かってぽっかり空いた穴など。
工事のノイズに圧倒されながら歩いて行くと、突然視界が開けました。

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そこには秋の青空の下に、広大な緑の公園が広がっていました。

木々の間にはベンチがおかれ、人々がそぞろ歩き、
その雰囲気はごく普通の公園、
都会のオアシスといった雰囲気です。

でも普通ではないことは、すぐにわかります。

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警官の姿がとても多いし、
緑の木々の向う、ちょうどサウスタワーがあった場所は、
たてもののフットプリントがそのまま、
巨大な四角いプールになり、
その四方からは水が滝のように流れ落ちています。
プールの四方は黒い大理石で、そこに犠牲になった方の名前がほりこまれています。

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名前の上に薔薇の花をたむけている人もいらっしゃいました。

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みんな静かにそれをながめたり、写真をとったりしながら過ごしています。

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私もそこで一人黙祷しました。

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サウスタワーの反対側、ノースタワーがあった場所にも、
同じようにプールが作られています。

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その真上には、建設中のONE WORLD TRADE CENTERがそびえています。

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ここに立って、まるで水のカーテンのような滝を見ながらこの水音を聴いていると、
まわりは工事現場なのに、たくさんの人もいるのに、
この水しか見えない、音しか聞こえない、そんな気持ちになっていきます。

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工事現場のまっただなかに現れた、二つの美しい水の慰霊碑は、緑の木々がつくる、
癒しの空間でした。

かつてタワーがあった場所には、建物を一切作らずに
滝の流れ落ちるプールだけにしたのはもちろん、
その周りも含めトータルで広さ16エーカー、
およそ6ヘクタールもの広い敷地をつかった、ゆったりとした空間です。

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もともと商業用地、普通ならより多くの建物を建てたいところを、
犠牲になった方々へのレスペクトということを何よりも優先し、
このような慰霊の空間が作られたことは、とても納得できる、
訪れた人の多くはそうコメントしていました。

そのビジターは、半分はニューヨーカー、中には家族づれ、
小さな子供達をつれた人もいました。

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そして半分は世界中からのツーリスト。
それぞれの思いを胸にここを訪れ、また去っていく、そんな場所でした。

私自身はここを訪れることで、現実から一度切り離され、
10年という時間を巻き戻すことができた気がしました。

どうしても普段は忘れている事を、
ここに来れば思い出す、私たちにとって、とても大切な場所だと感じました。

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そして、この不思議なほどピースフルな空間を後にすると、
そこには再び、現実のニューヨークが広がっていました。

何があっても生活は続いて行く、時間は流れていく。
それもまた大切なことなんですよね。

この911メモリアルミュージアム、
最初にお話したように、オンラインで予約してフリーチケットをとることができます。

アドレスは
http://www.911memorial.org/visitor-passes
ニューヨークに来たらぜひ訪れてみてください。

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年09月15日

9/15(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

先週もお伝えしたとおり、ニューヨークは911の10周年を迎えました。
厳重なテロ警戒の中、
オバマ大統領も参加して、しめやかに追悼式が行われ、
平和と友情と感謝のメッセージを世界に発信しました。
私たちニューヨーカーとしては、
無事に終わってくれてよかった、というのも本音です。

毎年の事ですが911が終わると、ニューヨークは本格的な秋。
忙しい季節でもあります。
新学年がスタート。
そして、明日までファッションウィークも開催されています。

年に2回のNYコレクション、今回も世界中からファッション関係者が集まって来ています。
このコーナーでも毎回色々なイベント、ファッションショーなども紹介しきましたが。。。
ファッションショーというのは、コンサートやブロードウェイのように
チケットを買って見に行けるものではありません。
あくまでファッション関係者だけが、招待されるもの。
でもここ数年NYでは、一般人にもファッションウィーク参加してもらいましょう!
という催しがあって、これが超人気なんです。

その名も、FASHION’S NIGHT OUT 縮めてFNO
日本語にすると。。「ファッション夜遊び」


どういうことかというと、コレクションが始る前の夜、
ニューヨーク中のブティック、デパート何と1000件が参加して、
特別に夜遅くまでお店をオープン。

しかもオープンしているだけでなく、
デパートのイベントスペースにはファッションセレブが続々登場!
この日しか買えない限定グッズもいっぱい!
もうマンハッタン中をランウェイにしてしまおう! という
まさにファッションの夜遊び、秋祭り!というイベントなんです。

今年は私も夜遊びしてきましたので、今日はその模様をレポート!!


私が足を運んだのは、
世界一の売り場面積を誇る、有名デパートMACY’S
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ちょうど帰宅時間の6時前、お店のまわりの至るところで、
モデルの卵みたいなきれいなお姐さんたちが、FNOのおそろいのTシャツ姿で、
客寄せ。
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MACY’sデパートの正面広場に行くと、既に人で埋まっていました。
ファッショニスタはもちろん、私みたいなフツーのニューヨーカーでぎっしり。
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広場のど真ん中には特設ステージが作られて、
このあと始るジョス・ストーンのフリーライブの準備の真っ最中、
かと思うと反対側から黄色い完成が聞こえるので、人をかきわけて行ってみると。。。
カメラの列の間からかろうじてちらりと見えたのは、
大ヒットテレビシリーズ「AMERICA’s TOP MODEL」の審査員の一人、
ランウィコーチのMISS J ALEXANDERでした!
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デパートに入る前からもう盛り上がりっぱなしのファッショニスタたちに話しかけてみました。

ドイツ人のリサさんは「素敵なフェスティバルがあるというので来てみたの、
新しいファッションを見たかったのよ。」
次の男性は「ファッションは素晴らしいもの。
ファッションのフェスティバルをいっしょに祝いたくて来たんだ。」
最後の女性は「ファッションも見たかったけど、ダニエル・ラドクリフにも会いたくて来たの!」
ハリーポッターも来てたんです!
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インタビューしている間にもものすごい数の人が
デパートに吸い込まれて行くのに圧倒されながら、意を決して中へ!
すると正面売り場では、モデルさんも着ていた、
今日しか買えない限定FNOのTシャツが飛ぶように売れています。
その隣ではおねえさんたちが色とりどりの薔薇の花を配っていました。
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しっかり薔薇の花をゲットして、エスカレーターで2階へ。
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上がったところにお立ち台がずらりと並び、その上ではポーズをとるモデルさんたちが。。。
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いきなりファッションショーになってるんです。
生のDJがダンスミュージックをプレイ。
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VIPのお客さんは片手にシャンペンで雰囲気出しています。
プロも素人も私もいっしょになってシャッターおしまくっていると。。。

フロアの反対側から、また黄色い声が。。。
見るとものすごい数の女子がおしあいへしあいして、
その向うに誰かセレブがいるのはわかるんだけど、まったく見えない! 
なんとカリスマデザイナーのレイチェル・ロイだったそうです!
その後には元デスチャのケリー・ローランドが来てました。

こんな感じでどのデパートもセレブでいっぱい。

限定グッズで話題だったのは、シャネルのマニキュア LE jeans De CHANEL
ブルージーンズのようなブルーのすてきな色のマニキュア$29
そして、ステラ・マッカートニーのチャームブレスレット$165

こちらもものすごい勢いで売れていたという情報が入っています。

このFASHION”S NIGHT OUT
もともとはリーマンショックの後の2009年、
低迷する経済を何とかしよう! とヴォーグの編集長、
アナ・ウィンターの呼びかけで始ったんですが、
これがなかなかニューヨークのローカルビジネスへのいい経済効果になっているもよう。

またビジネスだけでなく、さっきちょっと紹介した限定FNO Tシャツ
この売り上げの40%はエイズ基金に寄付されます。
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またこのお祭りは、911の直前でした。
街が重—い雰囲気になっているところに、ちょっぴり息抜き、
これも地域の経済のため! とみんながいっしょに数時間の夜遊びを楽しんだ。
そんなイベントでした。

さて後半はせっかくなので、集まったNYのファッショニスタたちに、
この秋のおすすめのトレンドを聞いてみました!

最初にキャッチしたマリアさんは、実はこのデパートのバイヤーさんです。
彼女のおすすめはとにかくメタリック、ゴールド。
それほどギラギラのメタリックではなく、光るサテンのブラウスや、
バッグ、マニキュア、アイシャドーなどのメタリックな色を使うのがおすすめだそうです。

ボヘミアンルックの女の子は、「明るい色使い、スカーフ、そしてもちろんボヘミアンルック」
明るい色使い、たとえばオレンジのスリムパンツや、
ゆったりしたシルエットのカーディガンあたりが人気になりそう。

そして前半にも登場してくれたドイツ人のリサさんのお気に入りはセイラールック。
ブルーのストライプがおすすめだそうです。

他にはカラフルなプリントとプリントをあわせたり、タータンチェックだったり、
この秋は色がポイントになりそうな感じ。

ちょっぴりでもトレンドを取り入ると、気分も上がって元気になれそう。
ファッションも私たちを元気にしてくれるためにあるんです!
みなさんもこの秋のファッション楽しんで下さいね!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年09月08日

【Webラジオ】9月8日(木)アメリカ ニューヨーク

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック!
  

9/8(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

911から10周年。

もう10年たったなんて信じられない。。でも確実に10年たっているんですよね。

ワールドトレードセンターの跡地では、
今年ついにメモリアルミュージアムがオープン、
(これについては、また改めてレポートしたいと思っていますが)
まだまだ工事現場の状況ですが、
完成すれば104階、NYでもっとも高いビルになる、ONE WORLD TRADE CENTER
(通称フリーダムタワー)も80階まで完成して、夜はライトがまぶしいほどです。

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でもそんな世間の騒ぎに私たちニューヨーカー、
ちょっぴり置いていかれたような気分にもなっています。
もちろん遺族のみなさんにとっては、愛する人をなくした悲しい記念日。
犠牲になった方、直接知っている人にはいなくても、誰かの親戚、誰かの友達、
どこかでつながっている。
だからニューヨークにとってはとてもプライベートな記念日でもあるんです。

この日をいったいどう迎えればいいのか、ニューヨーカーは今すごく考えている。
何をするかより、どう考えるかの方が大事だったりします。
これからの10年に向けて、いったいどういう日にしたいのか?
そんなことを考えている時ある人に出会いました。

建築デザイナーのソノ・マサユキさん。
彼は実は7年前の2004年、もうすぐオープンする
メモリアルミュージアムよりずっと早くあるコミュニティのためのメモリアル、
慰霊碑をデザインしました。

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(C)Kirit Makita

そのコミュニティというのは、スタッテンアイランドという島、
マンハッタンから、ニューヨークハーバーをはさんだ反対側にあって、
多くの人が通勤フェリーでウォールストリートに通勤していて、
犠牲になりました。
またここは消防士も多く住む島として知られ、
トータルで263人もの人が亡くなっています。

今年の911を前に、ソノさんといっしょにスタッテンアイランドに行ってきました。

今日はソノさんに追悼碑を案内してもらいながら、
この10年、911と、そして遺族と常に向き合ってきたソノさんが、
いったいどういう気持ちで10周年を迎えているのかも、
教えてもらいたいと思います。

ウォールストリートの南の端のフェリーターミナルから、
NYハーバーを渡ること20分、

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途中、自由の女神の立つリバティアイランドのすぐ横を通って、
スタッテンアイランドに到着。
マンハッタンの摩天楼を見晴らす素晴らしいスポットに、
911の慰霊碑が建っています。

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すぐ後ろにはマイナーリーグのスタッテンアイランド・ヤンキースの球場があり、
夏の終わりの夜を楽しむ人の歓声にまじって、
港に打ち寄せる波の音や、秋の虫の声も聞こえてくる、
そんな場所で、ソノ・マサユキさんに追悼碑の事をお話してもらいました。

SONO
「メモリアルが建っている場所は、海辺でちょうど正面にかつて
ツインタワーが見えたところが選ばれています。
慰霊碑は基本的にはすごくシンプルにしようというのがありました。
犠牲になった方たちのために一番言いたかったこと、
メッセージは。。。彼らは朝仕事に出かけて
急に返って来れなくなったじゃないですか。
メモリアルというのは戦争の慰霊碑も含めていっぱいありますが、
それとは性質が違う。
日常の中でちゃんとお別れも言えなかった人たちが対象ですから。
僕が最初この敷地に来て思ったのは、当時ここから見えていた
グラウンドゼロのぽっかりあいた上空に、彼らがまだいるような気がしたんです。
だから何というか。。。繋ぎ戻すと言うか。
我々と彼らを繋ぎ戻すシンボルになるものができれば、というのがモチーフです。

Megumi
「こうやって見ていると、白い二つの翼が空に向かって
両手を広げてお迎えしているというか
“お帰り!”って言っているような気がするんですよね。
それって今ソノさんが言ったことなのかな、なんて思いました。」


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SONO
「そうですね、だから国家とか、政治とか、宗教とかという要素は
なくそうと思いました。完全に個人、そして人々の象徴にしたかったんです。
そして最初のコンセプトのスケッチ模型を作る時に、ハガキを2枚使って、
それを島から亡くなった人の人数分に拡大して、その大きさで犠牲の重さを表す。
かつ世界で一番大きなポストカードを作って、みんなあそこに送りまた受け取ろう、
ずっと覚えていよう。そこからデザインが始ったんですね。
で実際に形にする時に大事だったのは、色々な角度から見ると
いつも違うものが見えるようにしよう。角度によって印象が違って、
腕を広げているように見えたり、翼のように見えたり、
人によっては本や日記のページが開いているように見えたり。
船の帆先のように見えたり。。。ということです。

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(C)Masa Sono

で、内部に亡くなられた方々の名前、職業、生年月日と、
その方の横顔の一筆書きのスケッチのようなシンプルなアウトライン、
横顔のシルエットが石で切り抜かれています。
その名前と横顔の間に花を置いたり手紙を置いたりする場所があって、
またそこから太陽の光や夜のイルミネーションの光が入って、
横顔を浮かび上がらせるようになっています。

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(C)Suisho Mizoguchi

実際にデザインの作業に入った時には、
遺族の方々にアルバムを持って来ていただいて、
いっしょに横顔をスケッチしました。みなさんの許可が出るまで
何度も書き直したりしながらやっていたんですが、
こういう事は僕も経験がなかったので。。。
遺族の方々はとてもエモーショナルです。でもそれも人によって違う。
アルバムを開いたとたんに泣いてしまう人も大勢いましたし。。。
これまでアルバムも見る事ができなかったという人もいらっしゃいました。。。
かと言えば、“あいつはこんな奴だった”なんてジョークを飛ばす人も
いましたしね。」

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遺族たちの思いがこもったメモリアルをいっしょに作り上げてきた
ソノ マサユキさんにとって、
911の10周年に必要なものは「イマジネーション」だといいます。
いったいどんな想像力なのでしょうか。

SONO
「ここで毎年911に地域の人たちと市の人たちとの集会があるんですが、
その時に工事中にお会いした遺族のお子さんが、去年のセレモニーであったら
もう中学生でびっくり! でもそういうことなんですよね。
それだけの時間がたっていて、そうやって前に進んでいる、
そういう意味では10周年というのは意味があるんです。
ニューヨークの人は皆忙しくて、生活に追われて目の前しか見ていないで
走っている状態になってしまっている。そういう時にこういう節目があると、
一歩下がって立ち止まって考える。。。そういうことがないとだめなんです。
要するに集団の記憶ですからね。スタッテンのコミュニティ、ニューヨーク、
そしてアメリカ中の集合的な記憶として埋めて行けるとは思いますけどね。

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SONO
「フリーダムタワーが大分姿を現れて来て、どんどん高くなっていますよね。
また新しいシンボルになるわけです。あれが建っている理由は、復旧作業をして、
今は車椅子になっている人、癌になって亡くなってしまった人がいたから。
そんな人たちの上に立っているわけですよね。でもそれはもう見えないですよね。
今行ってもただの工事現場です。でもそういう目に見えない部分というのも
ちゃんと見えるような、考える、想像できるような余裕というか、
本当は当然の事なんですが。。。そういう状態に行くべきだとは思います。」

ソノさんと話しているうちに、私の中で少しずつ考えがまとまってきました。
決して忘れてはいけない日なのはもちろん、
911というのは私たちが一歩立ち止まって振り返り、
同時にここから未来を見つめて、
私たちがこの世界を、どんなふうに私たちの子供達に残したいのか、
それを考える日だということです。


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ニューヨークで、そして日本で
それをいっしょに考える日になれば、
ニューヨーカーとしてこんなにうれしいことはありません。

Photo by
Masayuki Sono, Kirit Makita, Suisho Moriguchi and Megumi Sato
(クレジット表記のあるもの以外)


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年09月05日

9月5日(月)New Yorkから榮枝洋文さんのレポートです

今日はADKアメリカのCFO で株式会社 アサツー ディ・ケイ(ADK)ニューヨークのCFOをされている傍ら 、NYまたアメリカで活躍する、またアメリカンドリームを目指す若者を応援すべく、NPO法人「アメリカンドリーム・ジャパニーズ・ネットワーク(JaNet)」の理事長を引き受けていらっしゃるニューヨークで最も盛り上がっている「時代の人」


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自称 「ミスタータイムズスクエア」の榮枝洋文さんにアメリカ経済の『今』についてレポートをしていただきました。

(世界一目立ち 世界一賃貸料が高いタイムズビルのビルボードを広告会社として担当!年末の世界が注目する100万人イベントのカウントダウンを仕切っているのは、実は日本人、日本企業なのです。)


アメリカはレイバーデーの連休最後の日で、いわゆる「マーケット」は開いておらず、連休モード。

観光客で賑わっていました。

広告、マーケッターのご視点から、榮枝さん御自身の肌で感じられていることをお話頂きました。

Qさて、日本でも伝えられてますが、ドル安が進むなど、アメリカの経済悪化が心配されています。榮枝さんは、どうご覧になりますか?


心配をすると心配になってしまうんですが、これをチャンスと捉えれば、楽しいことが実際起こっている、或はいろんな教えをもらっていると思えば楽しいと思います。


買い物や、観光客もたくさんきているので、景気が悪くなっていると感じるのがしんどいと思います。


Q先日、アメリカの国債の信用格付けが引き下げられ、日本でも大きく取り上げられました。アメリカの方々は、どのように捉えているんでしょう?


真っ二つにきれば シリアスに捉えて、この先どうなるのか? 
と思うのもありかと思うんですが、70年続いたAAAに変化があるのも、先日地震がきたのも常に世の中にあるんだという教訓を学べたという点で考えれば、ラッキーだったと思います。

Qアメリカ経済がなかなか良い方向に向かっていかない原因は、なんだと思われますか?


うーん、良い方向に向かっていると思いますよ。
この先は二番底というものがやってきて、それから上に向かうであろうという期待感もありますね。


Qアメリカで、今、注目されている産業やビジネスはありますか?


ネット関係という大きな括りで考えれば、沢山の新興企業、産業がなどが生まれてきています。
シリコンバレー関係、東海岸などで盛んな産業などが注目です。


Q榮枝さんは、アメリカで活動する若者を応援するNPO法人「アメリカンドリーム・ジャパニーズ・ネットワーク」の理事長もつとめてらっしゃいますが、このNPO法人では、具体的に、どのような活動をしているのでしょうか?


個人で頑張っていらっしゃる方が多いんですね。
そういう方を支援する場所などが少ないと感じました。
そういった目的で活動しています。

QこのNPO法人を利用される方は、どんな人が多いですか?
アメリカでどんな活動をしようと思ってる方が多いんでしょう?

幅広いですね。
学生、主婦、アーティスト、個人事業主、企業を目指している方、長期滞在で来られている方、様々です。


NYって夢を叶えたいと思ってこられている方が多いんです。
それが事業なのか、ビジネスなのか、就職なのか、パフォーマンスなのか・・・は様々ですが。


それを個人一人で考えていると大変。どうしていいかわからないと思うんです。

そういった時に日本語が使える環境を与えられる場所を提供することで、いろんなネットワークが出来ます。

最近はアジアなどに目を向けている方もいらっしゃいますが、引き続きNYもいろんな事の震源地になると思います。


【榮枝洋文さんプロフィール】


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神戸生まれ。コロンビア大学でMBA取得。広告マーケティングのグローバル戦略畑
で15年の経験を持つ。世界中が注目する年末カウントダウンのイベントを支援し、毎年10億人が視聴する年末カウントダウンのクライマックスを演出。ベンチャー投資相談から、日本人留学生のキャリア開発コンサルタントまで請け負う。日本広告業協会広報誌コラムニスト、ニューヨーク日本人起業化相互協力の会「一旗会」幹事、NPOJaNet理事長などを兼務。

HP *NYの日本人の夢と希望と勇気と英知と情熱がたくさん集まる場所、それが
JANET会館 janet榮枝理事長のリーダーシップのもとにいよいよオープン!!!
http://japanesenetwork.org/sponsers/fundforhall

2011年09月01日

9/1(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨーク先週末珍しくハリケーが襲来
地下鉄が止まったり市内で10万世帯が停電するなど大変でした。
なにしろこのハリケーン・アイリーン、
ヨーロッパ全部すっぽり入るくらいの大きさだったそうで、
アメリカ東海岸全体に大きな被害が出たんですが、
幸い私の近所は無事でした。

そのハリケーンもすぎてニューヨークは夏の終わりのさわやかなお天気

毎年最後の夏を祝うイベントもいっぱい
月曜日からはUSオープンテニス!

今週はおそらく日本ではこの番組でしか紹介されない、
でもニューヨーク地元ではすごい人気のイベントを紹介します。

「ハーレム・デー」

「ハーレム」というのはマンハッタンの北の方、
アップタウンにある地域のこと。
ジャズとかR&B, ヒップホップ好きな人は知ってるでしょう?
あの「アポロシアター」があるのがハーレム。
マイケル・ジャクソンもスティービー・ワンダーも、アポロシアターから生まれて来た。

ブラックミュージックだけでなく、アメリカのあらゆるポピュラー音楽、
ジャズやブルース、R&Bやヒップホップはもちろん、
ロックンロール、そしてそこから派生したロックも、エレクトロもダンスミュージックも全部、
もとをただせばそのルーツは黒人霊歌や労働歌などのブラックミュージック!

ハーレムというのはアメリカのブラックミュージック、
ブラックカルチャーを育てた、「ふるさと」のような場所。

そんな「ふるさと」のような街のお祭りだから、
大都会のニューヨークらしくダイナミックなのに、
何となく故郷の縁日のような懐かしい匂いがしたりする、
そしてもちろん音楽でいっぱいの世界中どこにもない街のフェスティバル、
「ハーレムデー」を今日はレポート。
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まず、ハーレムデーに集まった人たちの声に、ハーレムデーって
どんなフェスティバル?と聞いてみました。

ハーレム在住のMS. Gは、「ハーレムデーは、長い歴史を持つハーレムで、
みんなが集まっていっしょに食べたり、何かを学んだりするフェスティバル」
市内から来ている女の子は「色々な食べ物、ダンスやアクティビティが楽しめる、
すごく大きなイベント」
もうひとりハーレム在住の女性は「コミュニティ、そしてファミリーが集まって、
お互いに助け合いながら楽しむ素晴らしいフェスティバル」

こんなふうにコメントしてくれました。

マンハッタンのアップタウンにあるハーレムは、
セントラルパークの北、広さでいうと東西2.5キロ、南北4キロくらいのエリアに、
ブラックカルチャーがギューっと凝縮されている雰囲気の場所。
ここで20世紀のはじめには、ジャズを中心に
ハーレムルネサンスと呼ばれるほどのブラックチャーが花開きました。
今もその頃の美しい建造物やゴスペル教会などが残る、歴史を感じさせる街並です。
そんな中にジャズクラブがあったり、ストリートバスケのコートがあったり。
スイカ売りの屋台があったり、他にはどこにもないこの街の文化と雰囲気を味わおうと、
世界中からの観光客もたくさん訪れています。
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ハーレムデーには135丁目の東西1.5キロにわたり、
広いストリートの両側に屋台がギッシリ。その屋台も。。。
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フライドチキンやスペアリブなどのソウルフード、レモネード、
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アフリカンファッションやお香やオイル、派手派手な帽子、
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ファンキーな柄のTシャツ、雑貨、R&Bやヒップホップのミックステープ、
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オリジナルのアート、アクセサリー、
どれもこれもハーレム以外では食べられない、買えないものばかり。
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そんな屋台の間を、あらゆる肌の色のあらゆる年齢の人々が行き交っている。
それぞれの屋台が大音量でR&Bやヒップホップをがんがんかけているから、
それにあわせて路上で踊り出す人もいっぱい。
レモネード片手に盛り上がっていた女子4人組に話しかけてみました。

「今日はダンスのパフォーマンスをしに来たの。
踊ったのはアクロバットをふんだんにとり入れた
コンテンポラリーなダンスピースで、お客さんがものすごく盛り上がってくれてうれしかったわ」
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彼女たちはアップタウン・ダンスアカデミーに通う、アマチュアダンサーなんですね。

こんなふうに歌やダンスを披露するトレーラー式の舞台もいくつか用意されています。

中でも最大のステージは、ニューヨークの超人気ラジオステーション、
R&B専門のKISS FMの舞台。

ハーレムと切っても切れない音楽ですが、
そして音楽と切っても切れないのがラジオ、というわけです。

ステージではちょうど、R&BスターのJOEがパフォーマンス中。
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ヒット曲「ALL THE THINGS」を歌い出すと、観客は大合唱で盛り上がっていました。

毎年このハーレムデーでコンサートを開いているKISS FMのアソシエートプロデューサー、
KEN SIMMONSさんに聞いてみました。
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「KISS FMは毎年ハーレムデーでイベントを開いているけれど、
今年はキッスの30周年のお祝いも兼ねている。ちょうどステージで
JOEがパフォーマンスしたんだけど、
全身パープルでパープルの蝶ネクタイでドレスアップして、観客を盛り上げてくれたね。
KISS FMはR&Bステーションで、JOEはそのコアアーティストの一人だから、
彼が出てくれて本当にパーフェクトだったと思うよ。」


アメリカのあらゆるポピュラーミュージックのルーツとなったブラックミュージック。
そのふるさとのようなハーレムのお祭りだから、とにかく音楽があふれまくり。
そして音楽と切ってもきれないのがラジオステーション。

メインステージでイベントを行なったKISS FMだけでなく、
ハーレムの小さなコミュニティラジオステーション、WHCRも、ブースを出していました。
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DJのTINA DIXONさんをキャッチ

彼女はもう10年もこのステーションでしゃべっていますが、
ハーレムが大好きでついに2年前にひっこしてきました。

「ここは大都会の真ん中なのに、まるで故郷の村のような暖かい雰囲気があるの。
こんな場所は他にはないと思うわ。」


ハーレムの青空に響き渡る、R&B、ソウル、ヒップホップ、そしてラジオ。

今は多くの人で賑わうハーレムですが、実は90年代なかばくらいまでは、
ドラッグなどの犯罪の巣、危険な地域と言われていました。

でもここ10年は、ニューハーレムルネサンスと呼ばれるほど盛り上がっています。
マンハッタンの中でも手頃な家賃で住める場所として再開発され、
安全になったハーレムには、あらゆる人種の人が移り住んで、
新しいコスモポリタンな文化が生まれているんです。

前半に登場してくれたKISS FMのKENさんは、こんなふうに語ってくれました。

「ニューヨークの文化の中心地の一つハーレムは、
今これまでにないほど大きくなって来ている。
たとえばオバマ大統領がレッドルースターという新しいレストランで
資金集めパーティをやったおかげで、全米がハーレムに注目したんだ。
こういう新しいレストラン、ホテルもどんどんてきている。
何年か前にはクリントン元大統領が、ハーレムにヘッドクォーターを構えたことも
象徴的だ。今ハーレムはブラックだけでなく、あらゆる人種国籍の人が集まる、
ユナイテッド・ネイションみたいな場所になっている。
ニューヨークに来たら、ハーレムを見ずして帰るなんてありえないと思うね。」


ブラックカルチャーを育んだ、ふるさとのあったかい雰囲気を残しながら、
世界のあらゆる人種国籍の新しいビレッジとして
未来に向かって変って行くハーレム。

もしニューヨークに来るチャンスがあったら、アップタウン、ハーレムを、
ぜひ訪れてみてください。

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(日本人のゴスペルコーラス隊もパフォーマンスしていました!)

Photo by Romi Uchikawa

Ken Simmons (Kiss-FM) photo by Megumi Sato

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年08月29日

8月29日(月)アメリカ・アリゾナ

今日は、アメリカ・アリゾナ州の街「セドナ」とつなぎます。

セドナといえば、パワー・スポットが数多くある場所としても有名ですが、フラワー・レポーターをつとめていただくのは、そのセドナで、旅行会社を経営されていて、「スピリチュアル・ナビゲーター」もやってらっしゃる「丹羽嘉一(にわ かいち)」さんです!


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Qまず、セドナが、なぜパワースポットと言われるのか?教えて頂けますか?

80年代の初めにアメリカ人のブライアン・ページさんという霊感師の方が土地のエネルギーがおかしいんじゃないか?と疑問を持って、そこからパワースポットと呼ばれるようになりました。

Q特に、人気のスポットというと、どんなところがありますか?

4大パワースポットが人気です。
パワースポットというのはエネルギーの増幅作用がある場所なんです。
日本の方は良いアンテナを持っているのでわかるんだと思います。


特に日本の女性の方はパワースポットで普通の土地ではないことを体を持って感じるのが強い。
五感以上の感覚、第六感的なものも持っているんです。


Qよく、気温が低いというのもあると思いますが、そういうのは本当なんですか?

人それぞれに感じる人がいます。
気温で感じる人や、ざわつきで感じる人、匂いで感じる人などがいます。

Q4大パワースポットの特徴は?

例えば一番小さいのはエアポートメサ。
世界平和の祈りのためには一番いい場所です。
ここは比較的楽に行けます。


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ベルロックは行くのは少し難しいですね。
出会いの祈りの鐘を鳴らす場所です。

出逢いを求めている人が、世界のどこかにいるパートナーに向けて鳴らすベル。
セドナでわくわく!


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ボイントンキャニオンは魂の癒しをする実践、練習をする場所。
アメリカ建国当時にかなりのネイティブアメリカンたちが命を落としているパワースポット。
ここで尊い地球人同胞の魂の癒しの実践を。
このカチナ・ウーマンにはネイティブアメリカンの故郷の青い星、カチナからの神聖なエネルギーが降り注いでいるとされる。岩のてっぺんが女性の顔のように見えるところからこの名前が。


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カセドラルロック。
ゴールインしたいパートナーと行く場所。
意味は大聖堂という意味。

自然のエネルギーの増幅器の上で手をつなぎ合わせれば共鳴して宇宙に繋がって行きます。


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ちなみに写真も現地と繋がっていますので、待ち受け画面などにしてもいいです。

Q「スピリチュアル・ナビゲーター」としては、どのような活動をされてるんでしょう?

それぞれの方の能力開発のお手伝いをしてます。
人それぞれ持っている能力は違うので、それを感じて開発したりしています。

番組では紹介できませんでしたが、セドナに行った時に、会話に花が咲くような「役に立つ一言」を教えていただけますか?

(役に立つ一言)
Prayer through powerspots can heal Fukushima.
May the benevolent prime minister emerge for the future of Japan.

日本語訳:パワースポットを通じた祈りが福島を癒します。日本の未来のために光る仕事をする首相が出現しますように。


2011年08月25日

8/25(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークは夏の終わりのさわやかなお天気
そんな中実は昨日ニューヨークで地震があったんです。

アメリカには日本のような震度の基準がないんですが、
ニューヨークでは多分1とか2くらいの揺れだったと思います。

小さな地震にもかかわらず、その反応は大きなものでした。
今朝の新聞は1面トップの大ニュースになりました。
ニューヨークでは地震はかなり珍しいものなので、
みんな本当にびっくりしたんですね。
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私もNY生活20年で初めて経験した揺れ。。。

高層ビルでは退避したところもたくさんありました。

実はこの地震、アメリカ東海岸のかなり広い範囲で揺れを感じていて、
マグニチュードは5.8。
これほどの規模の地震がNYで起ったのは67年ぶりだそうです。

生まれて初めて地震を経験した人もたくさんいるニューヨーカー、
いったいどんな反応をしたのか、
またニューヨーカーはいったいどんな災害対策をしているのか、
今日はそれをレポートします。

地震が起きたのは8月23日午後1時51分、遅いランチタイムの時刻
アメリカ東海岸の広い範囲で地震を感じました。
マグニチュードは5.8

震源はバージニア州。何百キロも離れたニューヨークをはじめ、
12の州にわたる広い範囲で揺れを感じたのは、
アメリカ東海岸の地質が固い岩盤のため、
地震の波が伝わりやすいからだと説明されていました。
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震源に近いバージニア州では、教会のレンガがくずれたり、
スーパーマーケットの棚が倒れて商品が床に散乱するなどの写真が
ネットに出ていました。
すぐお隣のワシントンDCでは震度3か④程度のゆれだったそうです。
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でもNYではかなり状況は違っていました。
地震から一日たった今日のランチタイムにインタビューしたニューヨーカーの
半分以上から、こんな答が帰ってきました。

きのうの地震、感じました? という質問に、
多くの人が、ぜんぜん気付かなかった、と答えました。
ランチタイムで外でショッピングしたりしていたしね。

いつも車と人がひっきりなしに行き交うマンハッタンのストリートに居た人は、
ほとんど気付かなかったんです。

ちょうどランチを終えたビジネスウーマン3人組は

「7階のオフィスにいた時、あら、何か揺れてるような気がするわ、と思ったけれど、まさか地震とは思わなかった。
後になって同僚に聞いてわかったのよ。
80年代にも一度地震を経験しているけれど、その時の方がこわかったわ。」

「ストリートでショッピングしていて全然気付かなかった。
近くのビルからぞろぞろ人が出て来たけれど、まるでピンと来なくて、
後でオフィスに戻ってわかったのよ。」

地上に近いところにいた人とは正反対の反応だったのが、
上層階にいたニューヨーカーたち。
ミッドタウンやウォールストリートのビルでは大事をとって、
全員退避させたところも少なくありませんでした。
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パニックに陥った人も結構いたもようで、
今朝の新聞にはセントラルパークで結婚式の真っ最中の花嫁さんが、
携帯を握りしめて走っている写真が大きくでていました。 

そして、こんな反応をした人もいました。

「私はビルから人が出て来るのを見て、テロの爆弾騒ぎだと思ったわ。」

そう、揺れが爆弾テロだと思って震え上がった人も結構いたんです。
911の10周年まであと数週間、という今、
なんとなく落ち着かない気分になっているニューヨーカーも少なくありません。

とにかく、いた場所、人のよってまったく違う反応だったわけですが、
ニューヨークってこうした自然災害に対して、
どのくらい対策しているんでしょうか?

911を経験し、間もなく10周年を迎えるNY。
テロの恐怖を味わったニューヨーカーですが、
ここ数年、世界を襲う自然災害をまのあたりにして、
考え方が少し変ったかもしれません。

ある女性は
テロも怖いけれど、今や自然災害が何より一番怖い、と言っていました。

ではニューヨークは地震などの自然災害に対する備えはあるんでしょうか?

今朝のモーニングショーでは、水やファーストエードキット、食料はもちろん、
重要な書類なども入れたバックパック「go-bag」を準備するように
呼びかけていました。
携帯電話が使えなくなった時のための、小さなラジオも必需品、と言っていました。
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でも街で話しかけたニューヨーカーは、誰一人そういう準備していませんでした。

その中でも多かった反応は、
「ニューヨークは自然災害にはまったく無防備だと思う、
でも今度の地震で、私もgo-bagを用意しなくちゃと思うようになった」というもの。

正直言って、私も同じ気持ちになりました。

実際日本の震災で、NYでは地震や津波の恐ろしさを
初めて知った人が少なくありません。
ニューヨークで起ったらいったいどうする? 
という論争する科学者もいます。
だから今回、小規模でもそれが現実になったわけで、
ニューヨークでもテロ対策だけでなく、
自然災害への対策が今後大きな課題になっていくことは間違いないと思います。


そんな話をしている間にも、巨大ハリケーン「アイリーン」が
珍しくNY直撃コースを進んでいて、
今週末は大嵐になる、というニュースも流れています。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年08月18日

8/18(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

日本はお盆でしたね。

ニューヨークは「お盆」とは縁のない街、
でも今年は違いました。

震災から初めてのお盆、
在住日本人が集まって、キャンドルをともして黙祷。

ニューヨークにいるから何もできない、
でも何かしたいというたくさんの日本人が、アメリカ人をまきこんで、
募金活動、チャリティコンサートなどをやってきました。

その様子を、被災地の人にも知ってほしい! と写真やビデオにおさめたり、
アメリカ人からのメッセージをもらって、
個人で被災地にデリバリーした日本人もたくさんいます。

今日ご紹介したいのはそんなたくさんの日本人の中のひとり、
フォトグラファーの佐々カンナさん。
カンナさんは、3月から4月にかけて、私たちJPGIRLSの募金活動なども含め、
ニューヨーク中のストリートの募金活動の様子をカメラにおさめ、
5月に被災地にボランティアに行った時に、それを携えていきました。

でもただ持って行った訳ではないんですね。
音楽もいっしょに、プロモーショビデオみたいにして持っていきました。

しかもその音楽を作ったのは、スウェーデンに住むアフリカ人アーティスト 
“マン”
しかもしかも!「日本語」でラップしている、日本への応援歌なんです!!

今日はその草の根の応援歌をオンエアしながら、
ニューヨーク、そしてスウェーデン、国境を越えた友情と、
日本への思いを届けたいと思います。

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© Ko Tsuchiya/ Go Nakamura

ニューヨーク在住の佐々カンナさんは最近、映像クリエーターの夫のHIROAKIさん、
そして同じフォトグラファーNAKAMURA GOさん、YUKOさんと4人で、
ブルックリンのギャラリー「Art Space graphite」(http://www.graphiteny.com/about/)で
写真展を開きました。
3月から5月にかけて、震災被災地でボランティアした際に
撮影した写真を集めたものです。


大阪出身のCANNAさんは、16年前の阪神大震災の時は15才でしたが、
いちはやく一人でバックパックをしょってボランティアに出かけたそうです。
でも今回は遠いニューヨーク、そう簡単にはいきませんでした。

「最初の二日間はUstreamで延々映像をかじりついて見ている状態で、
もうこんなことでは何もできないと思ったので、主人を巻き込んで
13日に募金活動を路上で始めたんですけど、
その時にはもうたくさんの日本人が、募金活動を個人で
そのお金をどこに持って行けばいいのかもわからず、
それでも何かしなきゃという感じで。
お茶碗ひとつで道に立って泣きながら募金活動している学生の女の子とか。
何かしたい、みんなで力をあわせて。本当に遠いところにいますけれど、
思いを届けたい、というのをすごく感じました。」

写真をとるだけでなく、CANNAさんは被災地に向かう準備をはじめました。

「物資をその時はまだたくさん集めていた時期だったので、
何か物資を持っていかなければいけない、と思った時に、
スーツケースに入れて持って行ける物ってすごく限られているんですよね。
本当にどうしようかな。何が一番ほしいものなのかな、とわからなかった時に、
たまたまマンの曲に出会って。それもYOUTUBE,
リンクが多分FACEBOOKだったと思うんですけれど、
何か本当にクリックして流れていた曲を聴いていた時に、
“これだ! これを持って行こう! 
この曲にニューヨーク中の支援活動を、自分がとっている写真や、
いろんな人の写真をつなげて、
ただただ応援しているだけの写真を並べる。
それでもこれはいい物資になるんじゃないか。
本当に人の気持ちを届けることができるんじゃないか、と思いました。


それは”MAN“という名前のアーティストの日本語で歌うラップの曲でした。

いったいMANって何ものなのか? なぜ日本語がしゃべるのか? 
まったくわからないまま、何度も歌詞を聞き直して
「やはりこの曲を持っていこう」と確信したCANNAさんは
、思い切ってYOUTUBEを通じて”MAN“にコンタクトします。
実はMANは日本の名古屋に2年間留学していたことがあり、
名古屋弁が堪能!
ニューヨークとスウェーデン、大阪弁と名古屋弁のやりとりで、
彼の驚くべき経歴があきらかになります。

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「彼自身はアフリカで生まれて、家族でポルトガルまで難民として逃げて、
その後最終的にスウェーデンの今のご両親にひきとられて、
白人社会で黒人1人で、やっぱり人種差別にものすごくあって、
本当につらい時が続いて。
ある日、はっと気づいたら線路の上にマン自身が立っていて。
“もうこんなオレのクソ人生やめにしてやる!”と思って。。。
本当にそう思ったのに、気がついたら、
まるで身体があやつり人形にあやつられるように、
ゆっくりゆっくりと線路の中から逃げ出そうと、
身体が無意識に動いたそうで、
でも結局肘が引っかかってしまってものすごい大けがをしたそうなんですけど。
その時に彼は、大きい声で、
“オレ行きているんだ! オレは生きる事を自分で選んだんだ!“って
すごく思って叫んだそうなんですね。
その気持ちがあるからこそ、今日本のつらい気持ちを持っている人にも、
何か自分が経験した事の中から出て来る言葉で、伝えられる言葉がないかな、
と思って作ったんだと思うんですね。

よみがえれ、という漢字は二つあるんですけれど、
ひとつは、命が蘇る、もうひとつは、更に生きると書いて蘇る、
マンは更に生きるという文字を選んで、この曲を作ってくれました。」

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スウェーデン在住のアフリカ人アーティスト「MAN」が日本語でラップする「甦れ」
ニューヨーク在住のフォトグラファー、佐々カンナさんは、
この曲をニューヨーカーの支援活動のもようのコラージュしたビデオにして、
被災地に持っていきました。

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©CANNA SASA

もちろんビデオはあくまで「物資」
カンナさんと夫のヒロユキさんは2週間の間、
沿岸地域をまわりドロだしから物資の運送まであらゆる活動にかかわりました。
それでもなかなか被災した人たちにビデオを見せる決心がつかなかった時、
カンナさんはある事を思いつきました。

「アメリカにはハグという文化があるんです。
おじいちゃんおばあちゃんはハグなんて、みんな知らないんですけれど。
突然目の前に私が立って、おばあちゃんに
“ニューヨークから来たんですけどハグしていいですか?”と言うと、
だいたい皆さん、“何だねそれは知らんねー”と言われるですけれど、
“こうやって”って言って背中に手を回して、
“アメリカではこう挨拶をするんですよ”とハグをすると、
“あー、テレビで見た事あるー”と突然顔がぱーっと明るくなって、
さっきまでは知らない人だったのに、
ものすごく心が打ち解けたりとか、“あの日こうでね”と
突然話してくれたりとか、ハグって不思議なパワーがあったので、
見て頂く前にはもう避難所になっている小学校だったら、
すべての教室ノックして。全部の方にハグさせていただいてから、
ニューヨークからハグしたい人たちの気持ちを預かって来たので、
見ていただいていいですか? という形で見て頂きました。

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©CANNA SASA

CANNAさん気持ち、そして私達ニューヨーカーの気持ちが
MANの歌を通じて伝わったことを、私も信じたいと思います。

ところでこのMAN、実は今日本にいます。

カンナさんが活動に参加したボランティア団体のスタッフがこの曲に感激して、
日本に招待することになり、9月いっぱい全国をまわっているようです。
あなたの近くで噂を聞いたらぜひ会いにいってあげてください。

まだ正式なサイトなどはないのですが、
お問い合わせ先は
テックスエージェンシー:03.3423.6730 


そしてMANの「甦れ」をもういちど聞きたいというひと、
YOUTUBEのリンクは
http://www.youtube.com/watch?v=bUJxTfR534w

このフェースブックのページではマンやカンナさんの活動が見られます。
https://www.facebook.com/pages/Song-for-Japan-Man-Yomigaere-%E3%83%9E%E3%83%B3-%E7%94%A6%E3%82%8C-NY/207899729237480

写真展をコラボしたGo Nakamuraさんのサイトには貴重な写真がアップされています。
http://photogoraphy.blogspot.com/

ビデオには私たちJPGIRLSも映っているので見てね!
アマゾンでで購入すると、売り上げが被災地に寄付されるようにもなったそうなので、
そちらもアドレスのせておきます。
http://www.amazon.co.jp/Song-Japan-YOMIGAERE-%E3%80%8C%E7%94%A6%E3%82%8C-%E5%BF%9C%E6%8F%B4%E6%AD%8C/dp/B005DVVHSA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1311561089&sr=8-1

ぜひチェックしてくださいね!

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©Go Nakamura

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年08月11日

8/11(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!


からりと暑いニューヨークの夏の1日

タイムズスクエアは観光客であふれ返ってました。

今週も色々な事がありました。
株価の乱高下などでニューヨーカーの気持ちも上がったり下がったり。。。

ところで気分をアップしたい時にニューヨーカーは何をする?

お答え:高いところにのぼる!

これホントです。

マンハッタンといえば摩天楼、高いところには事欠かない。。。
観光名所も高いところが多い。。。
有名なのは、ニューヨークで一番高いビル、地上102階のエンパイアステートビル
背が高いだけじゃない。1933年建造アールデコ建築の美しい高層ビルなんですね。
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ライトアップされた夜景は、まるでスクエアカットのダイアモンドのようです。

が、ここの86階の展望台に上るだけで2時間待ちは当たり前。。。
地元の人は行かないし、ツーリストも忙しいから2時間も並べない。。。。

そんなに待ちたくない、というあなたに?
マンハッタンの眺望360度の素晴らしいビュースポットを今日は2つもご紹介!
今日は真夏のマンハッタンから、暑気払い観光スペシャル!


ツーリストであふれる真夏のニューヨーク。
メンフィスから来たという家族連れに話かけてみました。

ニューヨーク3度目というお父さん、
「ニューヨークがすごいのは、1日24時間、何かが起っていること。
夜中の2時でもディナーができるし、
朝早起きしてバッテリーパークやセントラルパークも楽しめる。
そして、ニューヨーク初めてというお母さんは、
テレビでしか見たことがない自由の女神やタイムズスクエアに行くのが
すごく楽しみ!」 と言っていました。

彼らをキャッチしたのは、マンハッタンを見渡す地上70階の展望台、
ロックフェラーセンターのトップ・オブ・ザ・ロック。
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ロックフェラーセンターというのは、ビジネスの中心地。
マンハッタン5番街に面する、超高層ビルの集合体で、
3大ネットワークのNBCテレビをはじめ、世界の巨大企業が軒をつらねている。

ニューヨークでいちばん有名な巨大クリスマスツリーが立つのは、
このロックフェラーセンターの広場。

そして、その広場の真ん前のGEビルの屋上、地上70階にあるのが、
大展望台、TOP OF THE ROCKです。

実はこの展望台、最初にオープンしたのは1930年代。歴史が古いのですが、
1986年から2004年まで閉鎖されていました。
そして2005年に、高速エレベーターを設置してリオープンしてからは、
超人気の新名所になったんです。

実は私も今回行くのが初めてで、けっこうわくわくしてしまいました。

入り口はビジネス街のどまんなか。
早足で通り過ぎるビジネスマン、ウーマンをかきわけて入って行こうとすると、
ちょうど夏休みの子供達が、おそろいのTシャツを着て、観光バスから降りてきました。

彼らといっしょに中に入ります。
入り口でチケット購入。19ドル、日本円で1500円? 買ってエレベーターへ。
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混んでるわりには列はスムーズに進み、待っている間には
ロックフェラーセンターの歴史のビデオなんかも見てから、エレベーターに乗り込みます。
高速エレベーターであっというまに70階に到着!
屋上に出ると、うわーすごい!!!
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北はセントラルパークの広大な緑が、見渡す限り広がり、
南はダウンタウンまで、摩天楼の森。 
左はイーストリバー、右はハドソンリバー、
そして目の前にはあの、エンパイアステートビルがすぐそこに見えています。
まさに絶景!

まわりのツーリストもみんなはしゃぎながら写真をとりまくっています。
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私もたくさん撮影。。ところで、今回行ってみて思ったんですけど、
とにかく初めてのニューヨーク旅行の最初にこのTOP OF THE ROCKにのぼって、
マンハッタンを上から見て、気分を上げて、
それから色々な場所に出かけるというツーリストが結構多かったんですよね。

カナダのケベックから来たという、大学生の女の子4人組も、
そんなツーリストの一人でした。
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フランス語なまりの英語で、ちょっと恥ずかしそうに答えてくれました。
ニューヨークは初めて、とすごく興奮していましたね。
「今日ニューヨークに到着したばかり、これからタイムズスクエアでショッピングして、
チャイナタウンに行って、明日はまたタイムズスクエアでショッピング!
とにかくショッピング!」 というのがさすが女子!

マンハッタンの絶景が楽しめる、ロックフェラーセンターのTOP OF THE ROCK
ニューヨークに来たらぜひトライしてみてください!

そういえば、彼女たち、クラブにも行きたいって言ってました。
そう、ニューヨークといえばクラブです!
後半は、クラブで、そして屋上で、マンハッタンの素晴らしい夜景が楽しめる
しかも、リーズナブルな値段! という、超穴場スポットをご紹介!

場所はマンハッタンで今一番アツイ夜遊びスポット、ミートパッキングエリア。
ここがまたすごい!

ビジネス街のロックフェラーセンターとはまったく違って、
おしゃれなブティックやレストラン、クラブばかりが並び、
週末の夜となればおしゃれに気合いが入りまくった若者であふれかえる場所。
もうあのSEX&THE CITYそのものーという感じのスポットです。

ここに去年にできたばかりの新しいブティックホテルがスタンダードホテル。
セレブ御用達。
この前はロビーでビヨンセの妹ソランジュを目撃!

ゲストルームも相当ゴージャスですが、今回は屋上にフォーカス。

ここの最上階にはブンブンルームというクラブとLEBAIN(ルベイン)という
ラウンジがあるんですが、クラブはインビテーションオンリーだったり、
ちょっと敷居が高いので、おすすめはラウンジの方。

ホテルとは別の入り口からはいって、エレベーターで一気に最上階へ。
エレベーターをおりてびっくり!
DJのプレイするダンスミュージックとお酒を楽しむおしゃれなクラウドの向うは、
天井から床までガラス張り
ハドソン川の素晴らしい夜景が!
窓際に座ると、まるでマンハッタンの空の上に浮かんでいるような気持ちに。。。

さらにここはラウンジなのに、バーのとなりに小さな室内プールもあって、
自動販売機で水着も販売しています。
酔っぱらっておっこちる人もたまにいるらしいんですが、
スタッフのモデルのようなお姉さんがバスタオルを持って待ってるから大丈夫。

さらにこの上にはオープンエアーのルーフトップラウンジもあり、
デッキチェアの上でのんびりくつろげます。
さらにジャグジがいくつもおいてあって、みんなそこにつかって大はしゃぎ。

夏の夜を楽しむには最高のスポット。
こんなにゴージャスなのに、入場料もないし、
お酒1杯(1000〜2000円)だけで楽しめちゃう!

そして私がここで一番驚いたのが、トイレ。
クラブだからほとんど真っ暗な個室に入ってみてびっくり。
ここも天井から足下までガラス張りで、外(ニューヨークの街)が丸見え!
外からは見えないようになってるんでしょうけど。。。かなりぶっとびます。

スタンダードホテルのルベイン。行くときはぜひおしゃれして出かけてみてね。

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年08月04日

8/4(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

この1週間もホントにいろいろありました。。。

が私たちニューヨークに住む日本人、
そしてヤンキースファンにとっての大事件は、
伊良部投手の訃報。。。。

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未だに信じられない気持ち。。。本当に悲しい。

ニューヨークでの伊良部投手は、私たち日本人ニューヨーカーにとって、
ヤンキースにやってきた最初の日本人でしたからね!

90年代半ば、まだ日本人メジャーリーガーが珍しかった頃にやってきた。
ヤンキースは強くなりはじめた頃で、今ほどのスーパースター軍団ではかった。

それだけに、ニューヨークの一般人、残念ながら
伊良部選手のこと覚えていない人の方が多いんです。
でも、ベースボールファンには強烈な印象を残したピッチャーでもありました。
西の野茂、東は伊良部だ! というノリだったんですよね。

そんなベースボールファンたちも、今回たくさんネットに書き込みしていました。
彼らがいったい何を思ったのかも含め、
今日はニューヨークの伊良部投手の追悼レポートをお届けしたいと思います。

伊良部投手。。。
今だからこそ、ニューヨークでは日本人メジャーリーガーといえば、
松井かイチローという認識があるけれど、
伊良部投手がヤンキースにいた90年代の半ばというのは、
今とはまったく違う時代だった、というところから、
始めなければいけないと思います。

西海岸ではトルネードの野茂さんが大きな注目を集めていて、
ニューヨークにも誰か日本人が来てくれたらいいな、とファンが思っていた頃に、
やってきたのが伊良部投手。

すごい豪速球を投げるというこことで、伊良部選手はたいへんな注目を集め、
実際スタートはアメリカのファンを「おっ!」と言わせて、
それを見ていて私も鼻が高かった?のを覚えています。

入団2年目の98年には13勝をあげて、チームはワールドシリーズに進出。
伊良部投手はプレイオフのロ-テーションには入っていなかったけれど、
ワールドチャンピオンになった瞬間、
チームメートといっしょにグラウンドに飛び出してきた伊良部選手の、
まるで子供みたいにうれしそうな笑顔は忘れられません。

けっこう活躍もしたけれど、なかなか安定せず、
当時の名物オーナー、ジョージ・スタインブレナーに、
「太ったヒキガエル」と言われたこともありました。
これはニューヨークはもちろん、ESPNなどの全国メディアで報道されて、
「あれはひどかったね」と今でも語りぐさになっています。

アメリカの記事には、「大きな期待とプレッシャーに応えられなかった。」
「見かけによらず優しく繊細な性格だった」
「常に苦しんでいて、見ていて痛々しかった」などと書かれていました。

また、ESPNのコラムでは1997年の目の覚めるような投球ゲームを振り返って、
「伊良部は忘れられない一夜を残してくれた」と書いています

それに対するファンの書き込みも感慨深いものがあります。
「彼は調子がいい時はホントによかった」「あの試合は本当によかった。。
思わず球場の外で売っていた彼のユニフォームを買ってしまったほどだ。
ブートレグ(偽物)だったけどね。」
「あんなにいじめられて気の毒だった。REST IN PEACE」
また、「一番攻撃してさわぎたてていたのはメディアなのに、
今度は手のひらを返したように彼をたたえているなんて偽善的だ」というのも。

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はっきり言って、ミスをしたり不調の選手ボロクソに攻撃し、
ファンも同調したり反論したりしていっしょに大騒ぎするのは
アメリカのスポーツ産業の一部。
ラジオのトークショー、スポーツバー含め、
アメリカのプロスポーツは「見る」だけではなく
「トークのネタ」と言ってもいいくらい。
“これだけの年俸をもらっているのだから活躍するのは当たり前。
ダメなら攻撃されるのは当たり前」というのは日本でも同じですよね。

でもNYのメディアやファンの厳しさは日本人の想像を絶するものが。。。
あのスーパースターのA-RODでさえ、
メディアの攻撃にたえられず、セラピストに通っていたほど。
地方のファンからは「ニューヨークの選手は気の毒だ」という声が
あがるほどなんです。

一方アメリカのファンの間には、日本人メジャーリーガーが
過大に評価されすぎている、その責任はメディアにある、という声もあります。
他のネットの書き込みにこんなのがありました。

「高額契約した日本人選手が来るたびに大げさに騒ぎ立てているが、
本当に期待に応えられたのはイチローだけ。
最初からみんながそれを分かっていれば、
伊良部もそれほど期待もされなかったし、こんなに非難もされなかっただろうに。」

そして私が一番気になったのはこれでした。

「外国人メジャーリーガーが直面する肉体的、精神的な試練について
もっと考えて欲しい。
伊良部の日本にいた頃の記録を見ると驚くはすだ。
彼はニューヨークのような世界で最も過酷なマーケットでは
本領を発揮できなかったのだ。」

これはポイントついているかもしれません。

90年代からアメリカにやってきた多くの日本人メジャーリーガー。
でもなぜイチロー以外の日本人選手は
どうして期待されたほどうまくいっていないのか?

アメリカのファンもその理由を考えるようになってきています。
そしてその理由に大きくこの二つがあげられています。

ひとつはほとんどの日本人メジャー選手は日本でのデビューから10年たっている、
つまりキャリアのプライムに達しているか、
それを過ぎてからメジャーにやってくるため。

もうひとつは、日本とは大きく違う環境への適応の難しさが、
本領発揮をさまたげているというもの。

日本に住む人には、1人でアメリカにやってきて体を張ってがんばっている日本人が、どれほど苦労しているものなのか、想像をするのは難しいと思いますが、
ホントにキツイ。特に「言葉の壁」は、思っているよりずっとキツイです。
そして食べ物やその他の環境の問題。
中でも大きいのはアメリカのメディアの厳しさとも言われています。

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しかし、こういった認識が一般的になったのはイチローや松井秀喜選手以降、
日本人がたくさんやって来るようになってからなんですよね。

アジア人はどちらかというと無口でおとなしく、
言葉の壁もあってなかなか他の選手とうちとけないで孤独になりがち、
という傾向も理解されるようになってきた。

でも、伊良部が在籍していた90年代はまだ日本人の数も少なく、
ファンの理解もなかったからもっと難しかったと思います。

ちなみにメディアの扱いの難しさをよーくわかっているアメリカのスポーツ界は、
高校、大学時代から選手たちへの教育を欠かしません。
有望選手はアマチュアの頃から記者会見で質問されるのに慣れているし、
メディアが書く事と真実が必ずしも一致しないことも教えられる。
選手の心の健康を守るのはもちろん、そうする事が選手のパフォーマンスに直結し、
高額の契約金に見合う活躍をしてくれるだろうというビジネス的な計算もあるんです。

実際、松井秀喜選手が比較的ニューヨークメディアにうまく対応していたのも、
高校時代からメディアの目にさらされ、
巨人という全国区の球団のスターだったからだろうとも言われています。
イチロー選手は、アメリカメディアにはほとんど対応しないそうですね。

岡島投手はレッドソックス移籍1年後のインタビューで確か、
「英語がうまくなろうとも思わないし、チームメートとつきあおうとも思わない。
自分は野球をしにきたのだから」と言いきっていましたが、
その強靭な精神にびっくりしました。

でも誰もが強い精神力を持っているわけではないし、
A-RODのようにメジャー始って以来の天才バッターと言われながらも、
セラピストに通った時期もあるのです。

こうした問題が認識されているのなら、
それに対する対策も必要なんじゃないでしょうか。
セラピストもいいかもしれないし、
ただアメリカの実態と日本人特有の傾向をわかった人が、
話を聞いてあげるだけでもずいぶん違うのではないでしょうか。
「心のケア」が必要なのはメジャーリーガーも同じだと思います。

伊良部選手がこうした問題にどう対応していたかは、
今となってはもうわかりませんが、パイオニアとして本当に大変だったと思います。

伊良部投手、最後は悲しい別れになってしまいましたが、
私たちに素晴らしい喜びを与えてくれたことに変わりはありません。
THANK YOU SO MUCH AND REST IN PEACE.

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年07月28日

7/28(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ゲイウェディング解禁!

先月ゲイパレードの時にお伝えした通り、
ニューヨーク州はアメリカで6つめの同性婚OKの州になりました。
その条例が施行された27日(日)シティホールのチャペルでは数百組が結婚式をあげる、
結婚ラッシュとなりました。州外からのカップルも多く、新たな時代の幕開けを感じました。
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その同じ週末、日本から宮本亜門さんがやってきました!

彼はもちろんウェディングではなく。。。。お芝居の上演のため。

宮本亜門演出の「金閣寺(英語タイトル:The Temple of The Golden Pavilion)」が
リンカーンセンターフェスティバルで上演されました(7/21-24)。
海外でも知られる三島由紀夫の原作を舞台化、
(彼が芸術監督も務める神奈川芸術劇場のこけらおとしで公演された作品)
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リンカーンセンターフェスティバルは、世界中から演劇やダンスなど
最高パフォーミングアーツだけを集めて毎年夏開催される、ニューヨークを代表する芸術祭。
亜門氏は2002年にも「太平洋序曲」で招待された。
同じ「太平洋序曲」ではブロードウェイ公演(2004−05)も。
今回は三島作品を引っさげてのニューヨーク再チャレンジ。
これまで2回とも見ていますが。。。今度のは本当によかった!

久々のニューヨーク公演を目前に、会場のローズホールで、
亜門氏と3人の主演男優(森田剛、高岡蒼甫、大東俊介)による記者会見、
この模様をテレビで見た方も多いのでは?

テレビではカットされてしまった? 亜門さんのとても興味深いインタビュー
今日はお届けします。

ここでちょっと物語について紹介しておきましょう。
「金閣寺」は1950年に実際に起こった「金閣寺放火事件」を題材にしています。
主人公の溝口は16才、お寺の息子ですが、吃音がコンプレックスになって
友達もできず孤独で、将来への夢も持てない少年。
そんな彼が、お父さんにいつも聞かされていたのが京都にある
「金閣寺」の信じられないほどの美しさ。
お父さんが亡くなった後は、「金閣」のある京都鹿苑寺に奉公に上がるのですが、
あこがれの「金閣」は溝口に乗り移ったかのように、
溝口のあらゆる行動をコントロールして破滅に導いて行く。
その呪縛から逃れて自分を変えるために、溝口は金閣を燃やしてしまうという物語です。

宮本亜門さんの記者会見で、いくつか聞きたかった質問をぶつけてみました。
まず「金閣寺」でアメリカ人にいちばん伝えたいメッセージは何ですか?

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photo by Romi Uchikawa


「ソンドハイムの「太平洋序曲」は、日本という舞台設定で
アメリカ人が作った作品だったんですが、今度は(日本人の原作ということで)
今までにないある緊張がありますね。三島の作品を歌舞伎、
能という古典芸能のオブラートをかぶっていない実験的なやり方で、
このキャストで上演することで、「現代の日本人」というものを見せたいんです。
それもニューヨークのアバンギャルドな人達や前衛的な人達に、
ぜひフェスティバルで見て欲しい。今までの作品とは違う反応があると思っています。
特にニューヨークのブロードウェイスタイルとはまったく違う作品を、
あえてこのキャストとスタッフでやりたかったという思いがあります。」

そのキャストというのは、主演3人の他に中越典子、高橋長英、岡本麗、瑳川哲朗などの
トップ俳優の他、大駱駝艦、山川冬樹など個性的なパフォーマーが独特の
亜門ワールドを繰り広げました。

では亜門氏が見せたい「現代の日本人」とは何でしょうか?

「やっぱり海外に来て、ニューヨークもそうだけど、皆さん日本の事をとてもよく知っているし、
日本好きの人はたくさんいらっしゃるんだけど。日本の文化や精神とか日本人の
“もがき”とか、そういうところがなかなかわかってもらえていないんですよね。
それがいつも海外で仕事してフラストレーションがたまるところなんで、「金閣寺」で
三島由紀夫が描く青年の、日本人の悩みだとか生き方とか、
生きることについての思いとか、そういう「気持ちの奥」みたいなものを
ちゃんと伝えたいと思ってるんですね。それは同じ人間なんだから絶対伝わると思っています。」


戦中戦後を舞台にしたこの作品のどこが、
「現代の日本人」を見せる事にどうつながるのでしょうか?

「今日本は、あの地震があって大きく変わり始めているのか、それとも変わらないのか、
大きなパラダイムシフトにかかっている時期と思っているんです。
「金閣寺」の舞台は戦中ですが、京都が爆撃でやられるかもしれない、という時に、
主役の溝口は「これが最後や、金閣燃えるんや」。
溝口は金閣寺が燃えることで自分が再生できると思ったんですね。
僕はそこがたった今の日本と重なっているような気がしているんです。
今の若い人達、もちろん僕もそう感じているけれど、
今の日本じゃない新たな日本に生まれ変わるのか? 
また自分自身の中でも新しく生まれ変われるのか、変われないのか? 
原発も含めて、大きな時代の変わり目に来ている。
それと溝口の悩みとか、彼がギリギリまで追い込まれている事も、
重なっているような気がするんですよね。
作品のテーマは「生きる」ということ。「それでも生きるのか」「どうやって生きるのか」というのが
深いところにあるので、今この時期にこの作品をニューヨークという街でやることで、
世界中から集まった色々な方達に見せられるのがうれしいと思います。」

亜門さんのメッセージがこもったこのお芝居、どんな反響があったのでしょうか?

まず始る前、ニューヨーカーのお客さんとはホールに入って、席について、
そこでみんなステージを見てぎくっ! としていました。
既に幕が開いている。。。まるで高校の教室のように、
黒板があって、天井に蛍光灯があって、というセッティングのステージなんですが、
もう俳優さんがスタンバっているんですね。
そして、突然物語が始ってしまうんです。

主人公の孤独な溝口をせせら笑うかのように、
大駱駝館の舞踏ダンサーが踊り回り、
彼の感情をコントロールする「金閣」は、「人間」の姿をして現れる。
(その役にホーメイ歌手の山川冬樹さん。アンドロジナスな雰囲気で異彩を放っていました。)
またセットも、歌舞伎の黒子のような役割の人が何人も常に舞台にいて、
お話の展開とともにものすごいスピードでセットが変り、
最後の炎とともに金閣寺が燃え上がるシーンにつないでいきます。

とくにこのセットに関して、専門家からは賛否両論でした。
ニューヨークタイムスは「派手なだけ」と辛辣にこきおろし、
一方でシアターマニアのレビューは「金閣が燃える部分だけで一見の価値あり」と正反対。
これもニューヨークらしいところです。
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私の感想を言うと、
ひとくちで言って、日本の古典芸術の文脈を残しながら、ものすごく前衛的で、
しかもスパイダーマンに代表されるようなブロードウェイ的に華やかで
わかりやすい部分もちゃんとある、
色々な時代のさまざまなモノが混在する、という部分はすごく日本的な感じがしました。
ある意味混沌とした舞台が、移り変わりの早い混乱した時代や、
人々の心の不安を表現している気もしました。

専門誌「バックステージ」では
「混沌」をこれだけの美しい芝居におとしこむことができるよい例、と書いていましたがまさに同感。

何といってもアメリカ人の観客が口々に言っていたのは、
主役の溝口(森田剛さん)が素晴らしかった。
吃音というコンプレックスをかかえてまったく自分に自信が持てず、
たったひとり孤独で、未来への希望もなく、他人を恨んだり傷つけてしまうという
その苦しみや悩みが痛いくらい伝わって来た、ということ。

それを見ながら、震災で苦しんでいる日本を感じた、という人ももちろんいました。
溝口が金閣寺に火を放った時に、
つい先日ノルウェーで起ったテロ事件を連想した、という人も。
孤独な青年の心の闇が生んだ悲劇が、世界中で繰り返されている、
それを思ってつらかった、という人もいました。


でも苦しみ抜いた最後に溝口は生きることを選ぶんです。
日本だけでなく、ニューヨークを含め世界中に大きな時代の波が来ている今、
多くの人が、何があっても「生きて行く」方法はあるんだ、
という希望を感じたのではないかと思います。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年07月21日

7/21(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

なでしこジャパン、素晴らしいゲームでしたね。
大きな国際試合負けて、これほど悔しがっていないアメリカ人を見たのも初めて
悲劇に見舞われて必死にがんばるなでしこジャパンに感動。
でもアメリカは既に、2012年のロンドンオリンピックで
この借りを返すと宣言してますからね! 楽しみです!


ところであのゲームと前後して、
なでしこジャパンに負けないくらい素敵な日本人女性が
ニューヨークにやってきました!

蒼井そらさん!
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女優でタレントで、なんと中国では
ツイッターのフォロワーが300万人を超えた!

今年も開催された、ニューヨークで唯一、日本の最新映画が見れる映画祭、
ジャパンカッツ・ムービーフェスティバルのゲストで招待されました。
そらさんは「スリーポイント」という映画にご出演、
これがまたいい映画!

この夏もニューヨークからやっちゃう、ジャパニーズムービーレビュー!
そして、
蒼井そらさんの素顔が見えるインタビューもお届けします!

まず、今年もJAPAN SOCIETYで開催された、
ジャパンカッツ・ムービーフェスティバルは、
今年は明日22日までの3週間に、新作邦画32本 、
『手塚治虫のブッダ』
三池崇史監督の『忍たま乱太郎(にんたまらんたろう)』は
日本に先駆けて世界初公開国外でも圧倒的の『GANTZ』などが上映されて、
多くがソールドアウトになりました。

そして、問題の作品、「スリーポイント」もソールドアウト!
山本政志監督は「闇のカーニバル」などの作品で知られる、インディーズの鬼才!
主役は、山本監督の「聴かれた女」にも出演した蒼井そらさんです。


まずニューヨークについて聞いてみました。

「プライベートで2〜3回来ているので、3〜4回目くらいですかね。
ニューヨーク好きですね。もう住みたいです。
元気になると言うか、前に進める感じがするというか、背中を押されるというか。
何を見るわけでもなく、いるだけでパワーをもらえる、とういか
パワースポットという感じがするんです。
セントラルパークに行った時に、馬がいた!というのにびっくりして、
リスとかいる!と思って。すごい最先端なところなのに、
動物がいるんだ、みたいな。リスとか野生なんだ!と思ったりとか。」

実はニューヨークって人も動物なんですよね、とふると、

「わかります、なんかすごく野生な感じがしまでよね」
という返事が返ってきました。

実は映画「スリーポイント」もとても野性的で、そして不思議な映画です。
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3つのストーリーが1つの映画になっているんですが、
一つ一つがまったく関係ないし、作り方の手法もまったく違っていて、
え?どうなってるの? と思いつつも引き込まれてしまう。

最初は京都のラッパーたちが主役で、ほとんど即興劇みたいなスタイル。
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2つめは沖縄が舞台のドキュメンタリーで、
素手でカニをとるターザンみたいな人や、
アメリカ軍の若い兵士、そして山本監督自身も登場。
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これがまた行き当たりばったりの、やたらナマっぽい映像で面白い!
最後の東京のストーリーが蒼井そらさんのドラマで、
現実と虚構の区別がつかなくなってしまうような内容。
これはちゃんと脚本があるけれど、
そらさんの役、主人公のサキというのは多重人格的な性格で、
とても難しそうな役なんですが。。。

「そうですね、多重人格でもなくて、つきあった男の人にあわせていく
という役なんですが、私の頭の中ではパニックだったりしたんですけど。
監督に“これどういう感じなんですかね?”という話をしても、
“あまり考えないで、思ったようにやればいいんだよ”という監督なんで、
そうやっているうちに、出来上がったかなという感じなんですよね。」

最終的にこういう映画になるとわかっていたんですか?

「思ってなかったですね。
監督から“沖縄篇にへんなのがあって、カニとか取ってるから”、と言われて、
どういう事だろう、と思ってたら、沖縄篇に監督が出て来た時にびっくりして、
あ、この隣にいる人があのポスターの人かと思って、
ああ、なんて言う話してるんだろう?大丈夫かな? 
と思いながら見てたら笑いが止まらなくて。
監督いったい何してるんだろう?と思いながら。
スリーポイントとしてどうつながっていくのかとか、
最初なかば不安で見ていたんですけど、監督らしいな、と思う事とか、
監督って幅広いなというか、ドキュメンタリーもこういうふうに作るし、
台本がほとんどないという京都編もああやって自然にできるというか、
人間の色が見えるような作品に仕上がるんだなと思った時に、
すごいなとすごく感じましたね。」


そらさんが言うとおり、バラバラなようで見終わってみると
ちゃんと一貫したメッセージを感じさせるのは、さすがの一言!

ちなみにお客さんはのほとんどは中国系アメリカ人男子、 そして日本人男子、
みんな間違いなく、蒼井そらさん目当てで来ていましたが、
沖縄シーンで意外な日本が見られて面白かったという声も多かったんです。
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ところでこの「スリーポイント」の撮影で、そらさんが「もうやめて監督!」と
叫びたかったシーンがあったそうです。

「全部ゲリラ撮影で、大変でした.山本監督は
ゲリラ撮影の監督みたいに言われているので。
スクランブル交差点でのゲリラ撮影は一番大変だったんですけれど、
芝居をしながら歩いて来て、立ち止まって、
車が目の前を通ったらどうしようと思いながら、
“でも今は私はサキ”とおもいながら演じているのがすごく大変で。
もういつカットかかるの? もう信号赤だよ、ねえ見てます? みたいな。
さらには、もういいじゃないですか、もう撮れましたよね? みたいになって、
もうホントここから私を引き上げさせてください!というぐらい、
もうホントにパニックで、キーってなってたんですけど。
やっぱり映像で見た時一番いいシーンだなと思ったんですよ。
もうそれを見たとき泣いちゃって。監督ありがとうございます、
とすごく思いましたね。」


ほとんど台本なし、または台本があってもゲリラ撮影、
低予算のインディーズだけど、作り手、出演者の熱や
気合いがガンガンくる野性的な映画!

そして主演の蒼井そらさんも、 自然体でわが道を行く、かわいさと
野性をあわせもった素敵な女性、

「スリーポイント」は眠っていた野性が目覚める
(ギターウルフの時もそんな話しましたね)見終わった後、すごく元気になれる、
そして生きていくことにたいして、前向きな気持ちになれる、
素敵な映画、おすすめします!

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年07月14日

7/14(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

なでしこジャパン、ワールドカップ決勝進出!!

日本のみなさんは寝不足? うれしい寝不足ですね!
こちら午後スポーツケーブルのESPNで、アメリカ対フランスの準決勝に続いて生中継。

感動的な勝利。
アナウンサーは、「大災害に見舞われた日本で、計画停電などで練習もままならなかった
日本チームが勝ち取った歴史的な勝利!」と言っていました。

そしてついに、次はアメリカと決勝。

今日はこのなでしこチームの快挙、ニューヨーク、そして世界ではどう報道されているのか、
そしてワールドカップトロフィーをかけて戦うアメリカチームとはどんなチームなのか? 
今日はニューヨークから緊急サッカーレポートをお送りします。
まず日本のゲームを、世界のメディアがどう報道したのかをお伝えしましょう。

SPORTS ILLUSTRATEDのオフィシャルウェブサイト
Worldcup2011_3.jpg

「日本の優れたスキルと、パワフルなスウェーデンの戦いは、
前半エラーで得点されたSAWAの勝ち越しゴールと、
初めての先発となったKAWASUMIの、素晴しいだめおしゴールで決まった。

スウェーデンは女子サッカーのパワーハウス。
ほとんどの観客はスウェーデンが勝つと思っていたが、
アジアの新しいパワーの前に敗退。
その日本の選手たちにとって、これはただのトーナメントではなかった。
3/11の大災害に見舞われた日本に、
ハッピーなストーリーを送りたいという気持ちでいっぱいだったのだ。
そして彼らはその思いを果たしたのである!」

さらに、ドイツ戦の前にはコーチとチームがいっしょに被災地の写真を見て、
「勝利への決意」を新たにしたこと、

また試合後「世界のみなさん、日本をサポートしてくれてありがとう」と
書かれた旗を広げ、感謝のメッセージを送ったことも報道していました。


さて続いていきましょう。
HONG KONGに本拠地のあるEURO SPORTS.COMの記事見出しは、
「STYLISH JAPAN SAUNTER INTO FINAL!!」
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日本語にすると、「洗練されたチーム・ジャパンは、優雅に決勝進出」

優雅に、ですよ!

その内容は、
「ドイツ戦で開催国をびっくりさせたジャパンは、
ふたたびその素晴しい試合で観客の目を奪った。
とくにKAWASUMIのだめおし点は、気品を感じるほど美しいゴール。
まさに決勝進出にふさわしい、堂々とした試合であった。


続いて、アメリカの人気ブログ、PAJAPA MEDIAは、

「日本はスウェーデンに先制得点されてもあせらず、卓越した技術で3点を取り返した。」
さらに、
「日本は非常にデンジャラスなチーム。守備もいいし、
オフェンスでは相手チームの裏をかく攻撃で、パワーも体格もスピードでも
勝っていたスウェーデンを打ち破ったのである。」

本当にこういう記事を読んでいて、
なでしこジャパン、本当に誇りに感じるし、
もうとにかくうれしいのひとこと! 

でも世界一まではあと1試合。
決勝の相手は強豪アメリカです。

ここからは、決勝の相手、アメリカチームの話題です。

前にもお伝えしたことがあると思いますが、アメリカはサッカー王国ではありません。
プロスポーツとしても、フットボール、野球、バスケに比べると
はっきり言って弱いし人気も低い。

どちらかというと、郊外の子どもたちに人気の、アマチュアスポーツというイメージ。

でもそれを何とかしようとがんばった結果、前回、去年の男子のワールドカップでは、
なんと80年ぶりに決勝トーナメントに進出しました。

しかし、実は女子の方が男子より全然強いのです。
世界ランキング1位
1991年 99年にワールドカップ優勝。
オリンピックでも1996年、2004年、2008年、ゴールドメダルに輝いています。
そのわりには、かなり地味な存在です。
プロリーグもありますが、いつも動員に苦心していて、選手の給料も安く、
アルバイトしながらやっている選手もいるほど。本当に大変そうです。

もうひとつ、アメリカという国はオリンピックも含め国際試合の盛り上がりにはいつも乗り遅れて、
そのくせ勝てば一番騒ぐ、そんな国なんですね。

思い出すのは1999年の女子ワールドカップ。アメリカ大会だったんですが、
この時は、ミア・ハムというアメリカ史上最初のサッカースターが生まれました。
そして中国との決勝はペナルティキックに持ち込まれ、
4−4ののち、最後にゴールを決めたブランディ・チャスティンは
思わず9万人の大観衆の前でユニフォームを脱ぎ捨てて、
スポーツブラいっちょうになってしまいました!
その姿は今も多くのアメリカ人の目に焼き付いています。

しかし、そんなに大騒ぎをしたのに、
今回もかなり地味な始まり方でした。
そもそもワールドカップをやっている事を知っている人自体が少ない。

昨日はメジャーリーグのオールスターゲーム。
先週末はヤンキースのスター、デレク・ジーターが史上28人目の3000本安打を達成し、
そういうニュースの陰にかくれていました。

今日の決勝進出決定でようやくマスメディアも大きくとりあげはじめたという感じ。
Worldcup2011_1.jpg

それでも今夜のネットワークニュースの最後にちょこっとふれた程度でした。

だからその相手が日本、という事もまだほとんどの一般人は認識していません。
多分直前になってから騒ぎ始めると思います。

でもどちらが勝つかという部分になると、どのスポーツメディアも
「アメリカは世界のトップランキングチーム、
ブラジル戦やフランス戦と同じように戦えれば優勝できるだろう。
それにこれまで日本には負けたことは一度もない。」

ともう勝って当たり前のような言い方。

素晴しくがんばっているのに、こんな扱いをされているアメリカの女子チーム、
なんだか可哀想になってしまいます。

ところがゲーム中継したESPNの解説者は、さすがにわかってらっしゃるというか。。。

「日本は3ヶ月前とはまったく違うチームになっている。
さらに世界の人は日本の目の覚めるような快進撃を見て、
大災害に見舞われた日本を応援したいという気持ちがますます高まっている。
ハッキリ言ってアメリカを応援しているのはアメリカ人だけ。
それ以外の世界は、すべて日本を応援していると言っていいだろう」とコメント。

世界は日本を応援しています!!
そして、日本人だけでなく、世界の人も、なでしこジャパンと日本人のがんばりから、
勇気をもらっているのです!

とにかくきっと素晴しい試合になることでしょう!


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年06月30日

6/30(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

今週末はいよいよJuly 4th
アメリカ独立記念日の3連休
学校も100%夏休みに突入して、完全夏モードのニューヨーク。

そんな時期に毎年やってくるのが、PRIDE MARCHというパレード
通称ゲイパレードです。
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同性愛者の権利と、プライド、そして文化をセレブレートするパレード
今年はその41回目!

今年のパレードは特別でした。

パレードの2日前の6月24日。ニューヨーク州議会で、
ある法案が可決されたからです。

Marriage Equality Act
つまり、同性同士の結婚が認められたんです。
これでニューヨークは同性婚を認める全米で6つめの州となった。
(日本とは違い、合衆国であるアメリカは結婚も州法にのっとって施行される。)

法案は既に州議会下院を通過しており、上院での投票の結果が注目されていた。
結果が発表されたのは金曜日の夜遅く。
私はクラブにいたんですけど、「可決した!」というツイッターがまわってきて
中は大騒ぎになりました。
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いきなり「同性同士が結婚」と言われても、
社会状況が違う日本では突然すぎる感じがするかもしれませんね。
ニューヨークではもう何年も前から、
同性同士が正式に結婚できるようにすべきだという気運が高まっていて、
既にゲイだけでなく、あらゆるニューヨーカーをまきこんでの課題になっていたんです。

それはなぜか? その理由も、このゲイパレードに参加してみると、
肌で感じるというか、ハッキリわかるんです。

今日はこのPRIDE MARCHと、MARRIAGE EQUAL ACTについてレポートします!

26日日曜日、ニューヨークで行なわれたPRIDE MARCH
参加者、見物客を含め200万人近くが集まりました。
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パレードしてくるのは、爆音で流れるダンスミュージックにのって、
上半身ハダカのゲイのお兄ちゃんたちが踊っているフロート
二階建てバスの屋根のない2階部分に、ダンサーが鈴なりというのも。
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かと思えば、さまざまなドレスに身を包んで、Sassyに歩いて来るドラッグクイーン
みんなレインボーカラーの旗やバルーンを持って、歩いてきます。
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この7色のレインボーが、シンボルカラー
Parade_rainbowflag.jpg


もともとこのパレードは、同性愛者に対する差別や時には暴力に対して、
「人間はみな同じ、誰もが差別されるべきではない」というメッセージをかかげ、
あらゆる肌の色の人や性別の違う人たちがひとつになって祝う、という意味で
レインボーカラー。
Parade_unbrella.jpg


まさにニューヨークのスピリットがここにある。

だからパレードにはマイノリティの人権保護グループもまざっていれば、
ユダヤ人やコリアン、日本人のグループもいます。
さらにクオモ州知事、ブルームバーグ市長も参加。

もちろんニューヨークの文化にもゲイカルチャーはなくてはならないもの。

たとえばクラブシーン。ダンスシーンを盛り上げているのはゲイ・コミュニティ。
ファッションシーン、音楽シーン、
経済的にも、高学歴で年収が高い人が多いと言われていますから、
彼らをターゲットにした専門のツアー会社など、サービスもいっぱい。

アートシーンでは、日本でも有名なキース・へリング
彼はエイズで亡くなりましたが、

ニューヨークでエイズが問題になりはじめた80年代には、
ゲイコミュニティがいちはやく、エイズ撲滅運動を始めたために、
ニューヨークではエイズ患者への差別が比較的少なかったとも言われています。

シリアスな問題に真剣に取り組みながらも、
楽しむときは思い切り楽しむという彼らのスピリットは、
そのままニューヨーカーのもの、とも言えるかも。

ちなみに、80年代からニューヨークでブレイクしたアーティスト、
たとえば、マドンナが売れる前にサポートしたのはゲイ・コミュニティ。

そして今やスーパースターになった、レディ・ガガの
最初のブレイクのきっかけになったのもゲイたち。

彼女のシングル、「BORN THIS WAY」は
まさに、このゲイ・コミュニティのアンセムになっています。
パレードでも流れていました。


さて、パレードの2日前、ニューヨーク州議会で、
同性婚を認める法律が可決されたため、目立ったのは、
「PROMISE KEPTt」 約束が果たされた」という
プラカードをかかげた人たち。

また、「18年間つきあって、やっと婚約、ついに結婚できる」という
プラカードをもったカップルもいました。
Parade_18years.jpg


全米で6つめの州、世界をみるとカナダ、オランダ、スウェーデンなど
11カ国が既に同性婚を認めています。

ニューヨークではゲイやレスビアンだけの問題ではありません。
ここ10年ほどの間に、ストレート、つまりゲイではない
ニューヨーカーの間でも「同性愛者も同様の権利を得るべきだ」という声が
多数派になってきていました。

その背景には、結婚はしていなくても子供を育てるカップルが増えてきたため、
子供達への配慮。同級生の両親はお母さんが二人、という事も普通にありますから。

パレードでキャッチしサラさんはこうコメントしてくれました。
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「重要なのは未来の子供達が、一人も社会から拒絶されることのない、
真の平等に一歩近づいたということね。私はゲイではないけれど、
私の友達や家族が、自分のありのままに生きて、自分を表現できるというのは、
とても大切な事なのよ。」


この法案通過を強力にプッシュしたクオモ州知事は
「この歴史的な法律通過はニューヨークのみならず、
全米のアメリカ人に対するメッセージである」

その言葉通り、ニューヨークでの法案可決は、
これから他の州の同性婚法案の行方に強力なインパクトを与える事は
間違いないでしょう。


一方で反対する勢力もあります。
特に同性婚が教義に反するカトリック教会や保守派のニューヨーカーは
「社会規範や道徳をひっくり返す法案」と懸念を表しています。
また同性愛者への差別や彼らをターゲットにした暴力犯罪(ヘイトクライム)も
後を断たないという現実もあり、この法案成立でこうした犯罪が
減るのではないかという期待も持たれています。


でもこうした懸念も、このカップルの喜びの声を聞くと、
吹き飛んでしまう気がしました。婚約したばかりという二人です。

「ものすごくエキサイティングなパレードだよ、なぜってこれは
「平等パレード」だからね。僕たちはみんなと対等になったんだ。
これで公的な場にも二人で堂々と出られるし、もし僕が入院した時、
彼が正式な家族として僕に面会に来れるようになるんだ! 僕の夫として、ね!」
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すぐに結婚すると言っていたカップル、
レインボーカラーの日傘の下で二人ホントに幸せそうでした。

法律の施行は7月24日から。シティホール(市役所)のチャベルでは
ウェディングラッシュに備えて準備を始めているそうです。
ウェディング業界や旅行関係者は、
全米から同性婚を希望するカップルの誘致に意欲的です。


ニューヨークはこの夏、ゲイウェディングの首都になりそうです!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年06月27日

6月27日(月)カナダ・モントリオールから關陽子さんのレポートです

今日はカナダにお住まいになって17年

フリーランスのジャーナリストとして活躍されている關陽子さんのレポートです。


關陽子さんブログ
http://canadays08.jugem.jp


第32回モントリオールジャズフェスティバルが開催中(25日から7月4日まで)
http://nouvelles.equipespectra.ca/blog/?p=1661&langswitch_lang=en


Qモントリオールの街の様子。週末は盛り上がりましたか?

初日のイベントはあいにくの雨模様で屋外はあまり盛り上がってなかったのですが、屋内でのイベントなどは楽しめました。

子供たち向けのジャズ講座なども盛り上がっています。

このフェスの中心となる町はどこにいても音が聞こえます。

3大ジャズフェスティバルの一つで、世界最大と言われているこのフェスティバル。

町はたくさんのステージ、その他にもところどころでストリートミュージシャンが演奏していたりとかもあるんです。


Q在住年数 17年 モントリオール通 關さんおすすめのアーティストや このジャズフェスティバルの一番の魅力とは?

年々感じる事ですが、名前はジャズフェスティバルですが、いろいろなアーティストが参加していますね。
元LED ZEPPELINのロバート・プラントや、アレサ・フランクリン。プリンスは飛び入りで夜のダンス中心のステージを行いました。


第32回 モントリオール・ジャズフェスティバル ( 6/25 - 7/4)
世界最大ジャズフェスティバル(ギネスブック)ジャズの祭典。世界中のジャズファンにはおなじみになったモントリオール・国際ジャズフェスティバルがこの夏で 32 年目を迎える。モントリオールとジャズとは深い関係がある。ジャズ界で活躍しているアーティスト、オスカー・ピーターソンなどモントリオール出身が多い。


これまでにモントリオールには、トニー・ベネット、エラ・フィッツジェラルド、MJQ,マイルス・デイビス、マッコイ・タイナー、キース・ジャレット、パット・メセニー、ハービー・ハンコック、レイ・チャールズ、ジョージ・ベンソン、デーブ・ブルーベック、B.B.キングといった、そうそうたるジャズマンが登場し演奏してきた世界で最も伝統あるジャズ・フェスティバルだ。

今年の モントリオール・ジャズフェスティバル・インターナショナルは32回目
1000を超えるのコンサートやアクティビティーのうち750以上が無料!
アクティビティーというのは、子供向けの遊戯施設や、「ジャズ講座」のようなイベントを含む。

6月25日から7月4日まで、2週間、モントリオールのダウンタウン通りがジャズフェスティバルで埋まる。今回は、オリジナルのコンサートを豊富に揃えたプログラムが中心。世界各国から200万人以上の観光客が、2週間ジャズフェスティバルでダウンタウンを埋める。

モントリオール国際ジャズフェスティバルは世界3大ジャズフェスティバルのひとつにも数えられ、世界中の音楽ファンの注目を集めています。街全体に特設ステージが設けられ、期間中に行われるライブは500を超えます。屋外のステージは基本的に無料。街を歩きながら、気に入った演奏に足を止め、音楽に身をまかせる・・・市民のための開放的なフェスティバルは、ジャズファンでなくても十分に楽しめます。

世界中からアーティストやパフォーマーが集まり、ジャズだけではなく、伝統音楽やポップスなども演奏されます。また、街角では様々なストリート・パフォーマーがユニークな技を披露し、喝采を浴びる姿があちこちで見られます。これまで日本人も出演しており、好評を博しました。美しい自然と歴史遺産、そしてモダンな都市が調和したロマンチックで洗練された街、モントリオール。そこで、子供からお年寄りまでが一緒に、家族や友人と連れ立って、アウトドアのステージを思い思いに楽しみます。街中が音楽を楽しむ人々の熱気で包まれます。

モントリオール国際ジャズフェスティバル開催期間中のビジターは毎年200万人にも及び、その訪問者数において、ギネスブックでは「世界最大のジャズフェスティバル」と称されています。

Qちなみに、モントリオールでは、7月に、昨年から始まったサーカス・フェスティバルもあるんですって?詳しく教えてください!
今年で2回目なんですが、シルク・ドゥ・ソレイユの本拠地であるこの街に、これまでなかったことのほうが不思議、という感じのイベント!

動物を使わない、演劇的な部分を多く取り入れたショーです。

■モントリオールに行った時に、会話に花が咲くような「役に立つ一言」

「Joie de vivre(ジョワ・ド・ヴィーヴル)」、つまりは「人生を楽しく!」。ケベックの人々の人生観を表した言葉です。一度しかない人生を存分に謳歌しようという彼らの生き方は、モントリオールの街を歩けば誰でも体験できます。夏の清々しさ、芸術の楽しさ、そして人生の素晴らしさを彼らと一緒に満喫してください。

2011年06月23日

6/23(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

既に真夏のニューヨーク、
世界の交差点、タイムズスクエアは、
ものすごい数のツーリストであふれかえっています!

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しかも本当にカラフル、さまざまな肌の色の人々、サリーを着たインド人ファミリーがいるかと思えば、お揃いのTシャツを着た修学旅行の小学生の団体、
本当にここは世界のエネルギースポットです!!

そのタイムズスクエアから1分のブロードウェイで、見ました!
ミュージカルバージョンののスパイダーマン

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正式タイトルはSpiderman Turn Off The Dark
制作予算60億円、
音楽はU2のボノとエッジ、演出はライオン・キングのジュリー・テイモア
天才が集まったスーパーヒーローのスーパーミュージカル!

たしか2月にレポートした時は、もう何ヶ月もプレビュー公演をしているのに、
正式にオープンしない。危険なスタントでけが人も続出。。。とお伝えしましたが、

延期の回数トータル6回!
呪われたミュージカル? とまれ言われたのがついに正式に開幕!
ブロードウェイに新たな歴史が刻まれました。
6月14日(火)マンハッタン42丁目のフォックスウッドシアターで
ついに正式に開幕!

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6回の延期の末、ようやく正式オープニングにこぎつけた、
そのいきさつが内容に劣らずドラマチック。その経緯を振り返ってみると。。。

まずSpidermanのミュージカル化が計画されたのは2002年実に9年前。
2007年には制作がスタートしていたにもかかわらず、たびたび中断。
2009年には20億円以上の深刻な財政難に陥ったとも報道されました。

ようやく去年2010年、11月28日からプレビューがスタート。
ブロードウェイの慣習では、プレビューの間にセットや脚本を微調整し、
一旦正式にオープンしたらせりふ一言変更してはいけません。
ふつうこのプレビューは2〜3週間なのですが、実際には半年以上続く異常事態になってしまいました。
その最大の理由は、12月にはスタント俳優が落下して大ケガするという事故。
またストーリーも、「アメリカ人が見てもわからない!」と大不評で、
内容を見直す間にオリジナルの監督で作品の土台を作り上げたジュリー・テイモア(ライオン・キングで有名になったカリスマディレクター)が辞任、
結局脚本は大幅に書き換えられ、音楽を担当したU2のボノとエッジも曲を書き直したといいます。

いったいどんな作品になったのか? 正式オープンから3日目の先週木曜日
ドキドキしながら見てきました。
チケットはもちろんSOLD OUT。
既に夏休みシーズンも始っているアメリカ、
お客さんは年配で身なりのいいのいかにもブロードウェイの常連客、カップル、家族連れ、世界中からの観光客。全身スパイダーマンのコスチュームの子供。。。

いよいよ幕が上がると。。

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© Jacob Cohl

オープニングはシルクドソレイユを思わせるドラマチックで幻想的なシーン、
めまぐるしく変っていくセットとビジュアルエフェクトはさすが60億円の豪華さ!
全編を通して、マーベルのコミックブックの世界が、ハイテク、ローテク、あらゆるアイデアと工夫を総動員してマジカルにアーティスティックにくり広げられ、「さすが」と思わせる場面ばかり。
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© Jacob Cohl

たとえば、ものすごいハイテクCGの向うに、おもちゃの電車が走ってたり、
スパイダーマン、ピーターがぶらさげているカメラが紙でできたハリボテだったり、
かなりユニーク。
そして、世界のコスチュームデザイナーEIKO ISHIOKAが作った悪役ミュータントたちの衣装?も目を見張る素晴らしさ!

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© Jacob Cohl

さて、問題のストーリー。
心配していたんですが、とってもわかりやすい筋になっていました!
これなら英語があまりわからなくても楽しめます!
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© Jacob Cohl
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© Jacob Cohl
そして音楽、ミュージカルではストーリーを紡ぐ最も重要な存在が音楽です。
ボノとエッジの世界がスパイダーマンワールドとどう合体したのか気になるところですよね。
これはさすがのボノとエッジも苦心したのかな? と思いました。
U2らしい個性のあるリリカルな楽曲もあるんですが、
全体にわかりやすいミュ−ジカルナンバーに、ちょっとひねりを聞かせた感じの曲が多い印象でした。
当初は保守的なブロードウェイと、U2という対極のイメージのギャップが話題を呼んだんですが、結局U2の方がかなりブロードウェイ側に歩み寄ったのかもしれません。

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© Jacob Cohl
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© Jacob Cohl
圧巻だったのはやはりアクロバット。特に空中戦のシーンはすごい!
このスタントだけでもブロードウェイの歴史に残るものになるはず!
スパイダーマンが舞台を飛び出して、いきなり私たち客の頭上を縦横に飛び始める。
ハイスピードでかなりの低空飛行だから、落ちて来るんじゃないかとハラハラドキドキだ。
さらに敵のグリーンゴブリンとやはり客席の真上で空中戦、ぶつかりあう二人に接続したワイヤーも超高速で動いているから、からんだりしないのか? と心配になるけど大丈夫。すごいテクニック!

見終わった直後のオーディエンスたちは
「すごくよかった、楽しかった。スパイダーマンが飛ぶシーンが最高。
音楽も良かったけどダンスがも素晴らしかった。」
「とてもよかった、すごく楽しめた、アクロバットシーンがよかった」と絶賛の嵐!

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© Jacob Cohl

ところがこれだけのアクロバットにも満足してないお客さんもいました。

すでにプレビューを見たお客さんは、プレビューの方がよほどエキサイティングだった、というという人が多いんですよね。

プレビューではそのおかげで失敗や事故が続き、様々な変更を強いられたわけだから皮肉です!

新聞やウェブなどの批評も軒並みそのへんをついて来ています。
NYポストは「空を飛ぶシーンは欠陥がなくなった結果、ものすごいと驚かせる部分もなくなってしまった」
ローリング・ストーン誌は「事故のおかげで、誰もがスリルを求めその危険なスタントを見たいを期待するようになったが、ふたを開けてみるとその危険な輝きは消えてしまっていた」

厳しい!
こうなると、もう2度と見られない初期のプレビューの方が価値があったかののように聞こえますが、未完成はあくまで未完成。
特に2.0に対しては「ストーリー運びがしっかりして、全体にソリッドになり、ずっと良くなった」とちゃんと評価も与えられています。

“スパイダーマン・ターン・オフ・ザ・ダーク“は、アメリカ人なら誰でも知っているマーベルのコミックの世界を、ジュリー・テイモアという希代の演出家とU2の力で、まったく新しいシアターエクスペリエンスに作り上げようという、企画だけでも感動を呼ぶほどの野心的な試みでした。

全部が成功しなかったかもしれませんが、それでも十分楽しめる。
もちろん他のミュージカル作品とは比較にならないスケール感は保障つき。
誰が何と言おうと歴史に残る作品である。批評が良かろうと悪かろうとヒットする、
最初から「格」が違うんです。

当分ロングランを続ける事は間違いないから、
あなたもぜひ見に来て、自分の目で確かめてみてください。

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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年06月16日

6/16(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

先週は37度だったニューヨーク

週末にかけてものすごい雷雨が降り気温も下がったのですが、
その雷雨のおかげで、停電などの被害もでました。

そして大きな影響を受けたのが、木曜日の夜セントラルパークで予定されていた、
BLACK EYED PEASのフリーチャリティコンサート。
これが中止になって、待っていた6万人のファンはがっかり。

このコーナーでは日本からニューヨークにやってくる
さまざまなアーティストを紹介していますが、今年もたくさんやってきます。(KALFINA、kanon x kanon (分島花音とAn Caféのkanonによる新プロジェクト)、SCANDAL、ケミストリーなど)
初アメリカ、初ニューヨーク、という人が多い中、
もう十何年も、毎年のようにアメリカをツアーしているアーティストもいます。

でも日本よりも先にアメリカデビューしていた、というアーティストは、
彼らだけかも?

GUITAR WOLF

日本でも正当派ロックバンドとして君臨している彼ら、
アメリカでは彼らの曲をカバーしたトリビュートアルバムまで出ている!
とにかくカルトファンがすごい。

先日そのライブを見に行きましたが、もうこんなに盛り上がるライブ、
ニューヨークでも見た事ない!

いったいどんなライブだったのか?
そしていったいなぜこんなにアメリカで人気があるのか?

今日はGUITAR WOLFのライブレポート、ギターウルフのバンドリーダーで、
ギターウルフ本人、セイジさんやファンといっしょにお届けします。

まずライブに集まったファン、始まる前からもう既に熱い!

「ギターウルフはすごい!
なんであんなにパワフルなのか信じられない!
ギターウルフを聞いて人生が変わってしまった!
ギターウルフを聞くと、ロックンロールは未だにデンジャラスなものと思えるよ」

ギターウルフが日本でメジャーデビューしたのは1997年、でもその3年も前に
アメリカで、先にデビューアルバムをリリースしていたんです。
つまり、アメリカデビューの方が先!

いったいどうやってアメリカでのデビューを果たしたのか、その秘密は
ニューヨークから南に1500キロ下った、テネシー州メンフィスにありました。
セイジさんはこう語ります。

「ギターウルフはもともとメンフィスからデビューアルバムを出して、
それまで俺たちは色んな世界のレーベルに音源を送ってたんだけど、
どこにも相手にされなかったんだ。ある時メンフィスを訪れた時に、
一本のデモテープをエリックという男に渡したんだ。
そしたら日本に帰って3ヶ月後にそのテープがLPになって帰って来た。
つまり世界のどこも俺たちを無視してたんだけど、
メンフィスだけが俺たちを認めてくれたんだ。感動したね。」

すごいドラマがあったんですね。
そしてメンフィスといえば、エルビス・プレスリー、そしてサン・レコードという、
ロックンロールを育てたレコードレーベルとそのスタジオがある、
ロックンロールの聖地。世界のファンが目指す場所です。

「20代の頭ぐらいにニューヨークからロサンゼルスまで
グレイハウンドのバスで旅したことがあるんだけど、2ヶ月くらいかけて。
その時からメンフィスは目的の場所でもあったから。
ブルースと、エルビス・プレスリー。
ロックンロールをやっている者にとって、エルビスは基本でしょう。」

心から愛して目指した土地、メンフィス。
実は憧れのサンスタジオの近くのダイナーでの、こんなエピソードもあります。

「ある時ギターウルフのチラシが、サンスタジオのレストランに
張ってあったんだよ。そうしたら、あるロカビリーのお兄ちゃんたちと
おねえちゃんのカップルが来て、それを指差して“あ、ギターウルフだ!”
と言ったんだ。そうしたらサンスタジオのお兄ちゃんが近づいて来て、
“お前らギターウルフを知ってるのか? ギターウルフ知ってる奴からは
金は取れない”と言っておごってくれたらしい。びっくりしたよ。
うれしいけれど、そういう事をしてくれる彼らに対して、
ありがたいなあ、という気持ちでいっぱいだね。」

メンフィスではギターウルフ知っているとゴハンがタダに!?
と聞いたらセイジさん笑ってましたけど。。。

本当に愛する音楽を愛するアメリカの地で大音量で鳴らし続けているギターウルフ。
なぜギタ−ウルフが日本人以上にアメリカ人に愛されるのか。

それはライブを見れば一目瞭然!

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ソールドアウトのKNITTING FACTORYのライブ。
前座のバンドの後半から、オールスタンディングのフロアはもう
満員になっていました。ビール片手に会場の雰囲気が盛り上がったところで、
登場したギターウルフは、黒いレザーの革ジャンにレザーパンツ、黒いサングラス。
わーかっこいい! と思った瞬間にものすごい大音量で演奏が始まって、
ものすごい加速度であっというまにトップスピード。
信じられないパワーで次から次へプレイする曲はどれもめちゃくちゃファンキー、
とにかく「かっこよすぎ!」「楽しすぎ!」
そしてステージ以上にものすごいことになっていたのが、超満員のファンたち。
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実は私達の前にギターウルフのインタビューをしたのは、
ドキュメンタリーフィルムの監督の、ジェフ・フルーメスさん。
この日はMISIFTというパンクバンドのドキュメンタリー映画のためのコメント取り
に来ていたのですが、実はこのジェフさんがギターウルフの大ファンなんです。
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「ギターウルフがコメント出演するだけで、僕の映画はかっこよくなるよ。
ギターウルフがクールな理由? 彼らのスタイルだね。
黒いレザージャケットにブラックヘア、まるでラモーンズのように、
強烈なスタイルを持っている。
そしてファンも素晴らしい。彼らはロックンロールを深く知り、愛している。
強く強くギターウルフを愛しているファンたちなんだ。」
                
そう熱く語ってくれたジェフさん。
このNYライブ、ファンの盛り上がり方もハンパありませんでした。
バンド以上のエネルギーでステージ前に突進、もみくちゃのモシュダンス。
人が何人飛んで来たか。。。
しかも、ギターウルフはカッコイイと同時に面白い!
途中でエルビス・プレスリーのダンスを客に踊らせたり。。。
そしてなんと最後はヒューマンピラミッド!!

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たっぷり2時間のステージ、アンビリーバブルな4回のアンコール!
それでもまだ満足できなくて、全然帰ろうとしないお客さんたちに聞きました。

「いやー、すごかった。とにかくすごかった。
これまでさくさんライブを見ているけど、5本の指に入る素晴しいものだったよ。
人間ピラミッドまで見せてくれるなんて思わなかった!
言葉が出ないくらいスゴいライブだった。頭がボーとしているわ。」

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ギターウルフのファン、10代から40代まで男性7割。
でも中にはギターウルフを見るために7時間かけてバスできた、
という女性ファンもいました。
そして女性は、カッコイイお姉さんがすごく多くてびっくり。その彼女は、
「私達ただのファンじゃないのよ、子どもの頃からの大大大ファンよ。
私はDJだけど、いつもギターウルフをかけているわ!」

アメリカのロックンロールを愛し、
ロックンロールの神様、そしてカルトファンたちに愛されたギターウルフ。
音楽はホントに世界をつなぐ素晴しいモノですよね!

あなたもギターウルフの音楽体験してください! 
あなたの中で眠っている「野性」が目覚めます!

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年06月09日

6/9(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークは既に真夏!!
夕方8時をすぎても明るいサマータイム、
セントラルパークの最寄り駅の一つ、72丁目のサブウェイステーションの
隣のアップルバンクの気温計は、華氏93度(摂氏34度)をさしています。

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日本はスーパークールビズ?
アメリカはそういうモノがないので、ビジネスマンはスーツにネクタイで
かわいそうになります。

IT企業などの影響で、ファッションのトレンドは
少しずつカジュアルになってきている男性のオフィスファッション、
最近のトレンドのひとつがノーソックス。

カーキパンツやライトな素材のスーツの場合、ダークなソックスは似合わないし、
白いコットンのソックスもNGです。

でもノーソックスでは足がむれてかえって暑い!?

そこで、INVISIBLE SOCKS 「見えないソックス」流行の気配、
何のことはない、くるぶしまで、ローファーをはいても見えない
カットのソックスのことなんですが、BANANA REPUBLICやNIKEから発売中!

もうひとつ、日本ではサマータイムを導入するところが増えているとか?

ご存知のように、サマータイムといえば欧米ではもう長い歴史が。。。
この番組でも何度か話題にしたことがありますね。

いったいどのようにして始まったのか、実際どのくらい省エネになっているのか、
その現状をニューヨークを中心にアメリカの例を見ながら、
レポートしたいと思います。

今日、最高気温36度のセントラルパークは、ニューヨーカーも暑さにびっくり。
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さあこのヒートウェーブにふさわしい今日の話題は「サマータイム」

アメリカではサマータイムはDaylight Saving Timeと呼ばれます。
その名の通り「太陽の光を節約するため」の連邦のエネルギー法にのっとっています。

アメリカでは今から100年近く前、
1918年に第1次世界大戦のための資源節約で始まりました。
しかしそのアイデアは既に、18世紀の後半、
建国の父で雷が電気である事を発見したあのベンジャミン・フランクリンから、
ろうそくを節約するための方法として提案されていたそうです。

現在アメリカではハワイを除く全米49の州で施行、
アリゾナ州のほとんどの地域ではやっていないし、
またプエルトリコやUSバージンアイランドなどのカリブ海の島でもやっていない。
Daylight Savingは、夏と冬の日照時間が大きく違う高緯度の地域でやってこそ
効果が出るためです。

現行の方法はこうです。
Daylight Savingが開始される毎年3月最初の日曜日、午前2時ちょうどに、
時計の針を一斉に1時間進める。
そして終る時は、11月最初の日曜日の午前2時ちょうどに時計の針を1時間戻す。

これを読んだだけで、日本人はえっ? そんな事できるの? 
と思うかもしれませんが、
生まれてからずっとこれを続けているアメリカ人にとっては、
カレンダーをめくるようなもの。
Spring forward, Fall Back. 「スプリング・フォワード、
フォール・バック=春はすすめて秋は戻す」と慣用句のように覚えてしまっています。

でSpring Forwardすると、昨日までの2時が3時になり、
朝7時起きの人はこれまでより1時間早く起きるのと同じことになります。
そして1時間早く仕事を切り上げて帰宅する事に。

結果、こういうことになります。

例えば6/7 夜明けが5時23分だから朝起きるともう明るい。
そして5時に仕事が終ったとする。日没は8時23分だから3時間以上まだ明るい。
暗くなってから寝るまでの時間が1時間短くなれば、
その分照明をつけなくていい。その分の電気代が節約になると言うわけですね。

アメリカ内務省のウェブサイトによれば、1970年代の研究では、
これを実行するとしないとでは、エネルギーの使用料に1%の違いが出たといいます。
たったの1%? いやいや全米の電気使用料に換算すると大変なもの。

実はDay Light Saving Timeは2007年からさらに4週間延長になりました。
これでさらに1日の電気代が全米平均0.5%節約になったという数字もあります。

ただし、デメリットもあるという意見にも注目!
エアコンの存在です。

Daylight Savingをはじめた頃には存在しなかったエアコン。
明るければ暑い、その分エアコンを使う、ということで、
広いアメリカでは夏が暑いエリアになればなるほど、省エネ効果は薄れてきます。
場合によってはDaylight Savingのおかげで
かえって電気代がかさむという研究結果もあるんです。

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それでも、サマータイムをやめよう! という声は出ていません。

これだけ長く続いた習慣を変えるのが大変という理由もありますが、
実はアメリカ人の多くはサマータイムが大好きだからです。

実は、Daylight Savingの大きな目的は「太陽の光を節約するため」で、
省エネだけではないことにも注目!

アメリカ内務省のウェブサイトにはこう書いてあります。

「長くなった明るい時間、ほとんどの人はアウトドアで過ごす。
そうすればおのずと電気代も節約になる。
それだけでなく、運輸省の調べによれば“アメリカ人が
Daylight Saving Timeを支持する理由は、日が長くなって、
外で色々な事ができるから”である」

これはポイントをついています。
例えば仕事が終ってから日没までに3時間、セントラルパークはラッシュアワー。
野球、テニス、サッカー、サイクリング、ジョギング、
あらゆるアウトドアスポーツを楽しんでいます。
ディナーも庭でバーベキュー。
仕事の後にゴルフを1ラウンドなんて人も。

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そのゴルフ業界の発表では、Daylight Saving Timeがあるおかげで、
年間$400M(約320億円)もの売上げ増につながっているといいます。
つまりサマータイムはかなりの経済効果になっていると考えられています。

アウトドア好きアメリカ人だからこそ、
Daylight Saving Timeの存在意義があると言ってもいいでしょうね。


何より1時間でも夏の日が長いというのは、
トクした感じで気分もアガるのから不思議!

日本でも、長くなった夏の日の1時間を親子で楽しむような
サマータイムだったら素晴しいと思います。


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佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


2011年06月02日

6/2(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨーク先週末から最高気温30度近くまで上昇!

海開きだったからちょうどいいんですが。。。
ニューヨークの電気店ではエアコンが売り切れ状態でした。

ニューヨークはこの時期急に夏になります。
梅雨がない、というのが大きな違いなんですが。。。

この時期にやって来るホリデーが、メモリアルデー
5月の最終月曜日、つまり先週末がメモリアルデーの3連休でした。

このメモリアルデーという日、
アメリカの重要なホリデー、独立記念日に次ぐ、大事な休日です。

いったいどんな休日なのか、
そして、どんなふうにニューヨーカーがこの3連休を過ごしたのかを知ると、
アメリカ、という国がどんな国なのか、そしてその「たった今」がよく見えて来る!
ということで、今日はメモリアルデーをレポートします。

大多数のアメリカ人にとっては、この週末は「海開き」の週末で、
9月最初の月曜日のレイバーデーまでが
「UNOFFICIAL SUMMER非公式な夏」ということになっています。


日本から見ればずいぶん早い海開きだし、長い夏だなあという印象?、

この週末は海に行く人はもちろん、
庭でバーベキューパーティーという人もいっぱい。
私の住むハーレムも、街中にバーベキューの煙がただよっていました。

しかし、海とバーベキューだけではないのです。
そもそもメモリアルデーというのは戦争で亡くなった兵士たちをトリビュートするホリデーなんです。

戦没者を追悼する催し、パレードや集会が全米各地で開かれますし、
ニューヨーク港には軍艦がいくつも集まってきて一般公開もされる、
フリートウィークなんていう催しもあるから、
街は水兵さんでいっぱいになります。

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テレビでは戦争映画の名作を続々放映。
それもゲッティスバーグからパールハーバー、
ミッドウェー海戦からノルマンディ上陸までさまざま。

もともとこのメモリアルデ−は南北戦争で亡くなった兵士を追悼する
記念日としてスタートしたという歴史がありますが、
アメリカという国は本当にさまざまな戦争をしてきて、
その歴史が今につながってきている。
イラクとアフガニスタンでは今も続いている事も含め、
アメリカという国のそういう一面を感じます。

もちろんアメリカ人もみな平和を願っていますが、
でも戦争をしている、という事実は否定できないし、
ましてや起ってしまった歴史は変えられないことも知っています。

一方で、戦争で闘っている人、亡くなった人にはこれ以上ないくらいの
レスペクトと感謝の気持ちがあります。

イラクとアフガニスタンではこれまでに6000人ものアメリカ兵士が亡くなっている
しかも20才前後の若い兵士が一番多い。痛ましい犠牲です。

NYのMARBLE COLLEGIATE CHURCHという教会には、
彼ら一人一人の名前が書かれた、黄色いリボンがかざられていますが、
ここでも記念のセレモニーがありました。
ここには黄色いリボンだけでなくグリーンのリボンも飾られていますが、
これは「平和への祈り」を象徴するリボンなんですね。

ヴァージニア州アーリントン国立墓地でのセレモニーで、
全アメリカ軍の最高司令官でもある、オバマ大統領はこう演説しました。
「"The blessings we enjoy as Americans came at a dear cost,"
私たちが毎日の幸せは、彼らの犠牲の上に成り立っています。」

もちろんイラク人やアフガニスタン人の犠牲はもっと大きいでしょうが、
一人一人の命の重さは同じ。

戦争をやめるためには、
なぜこの戦争をすることになってしまったのかを考えなければならない。
庭でバーベキューを食べながら、そんな話題が出たりするのも、
メモリアルデーの一面なんです。

さて後半は、メモリアルデーの楽しい方の一面、海開きについてお話しします。
ニューヨークのビーチ、この夏は去年とひと味違います。何でしょうか?

アメリカのビーチといえば、広い砂浜にボードウォーク。
そして90年代のテレビドラマ「ベイウォッチ」に出て来るような
海難監視救助隊をイメージするかもしれないですね。

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ニューヨーク市内には、そのボードウォークで有名なコニーアイランドビーチ、
サルサが聞こえるファンキーなオーチャードビーチ。
サーファーに人気のロッカウェイビーチという3つの人気ビーチがあります。
どれも地下鉄でお手軽に行けます。

もうちょっと足をのばして市外に出れば、ロングビーチ、ジョーンズビーチなど
日本で言えば「湘南」といった雰囲気のビーチが続き、
さらにその先は高級ビーチリゾートのハンプトンズからずーっと東のモントークまで、
まるで伊豆半島のような、素敵なビーチが続きます。

ここまでは例年と変わらないのですが、今年ビーチで大きく変わった事があります。
ニューヨーク市内のビーチが「完全禁煙」になったんです!
ニューヨーク市内では90年代以来、レストラン、バー、クラブはもちろん、
オフィスビルでも公共の建物内も次々に禁煙に。
それがまた一歩進んで、5月23日から新たな禁煙条例が施行され、
市内のすべての公園とビーチも禁煙になったというわけです。
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実はこの禁煙条例の施行に合わせて、
地元の新聞NYデイリーニュースがこんな実験をしました。
コニーアイランドビーチのボードウォークでスタッフに
わざとタバコを吸わせたのである。

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以前もお伝えしたようにニューヨークの道路で違法駐車しようものなら、
ものの数分とたたないうちにチケットを切られれます。
ところがこの日はパトロールの警官に軽く注意されただけで、
チケットは切られなかったとそうです。(罰金は50ドル)
同じビーチに来ていた地元ニューヨーカーは「レストランやオフィスならわかるけど、
ビーチや公園みたいなオープンスペースで禁煙なんてバカげてる。」とキッパリ。
ちなみにコニーアイランドビーチだけでも全長6キロもあるんですが、
市の公園局は「これだけの面積をとり締まるのは不可能。
みなさんの良識にお任せします」とコメントしたそうです。
それにしてもこの条例に関しては、
「ブルームバーグ市長いくらなんでもやりすぎ」と悪評なんですね。
この夏、本当にビーチでの禁煙が徹底されるんでしょうか?

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メモリアルデーから海開き、ビーチの禁煙条例まで、
さまざまな表情を見せながら夏になっていく、
そんなたった今のニューヨークの素顔を、今週はレポートしました。

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年05月26日

5/26(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

早くもサマーウェザーの今週のニューヨーク

中西部では荒れ模様、また竜巻が。。。

気温が上がるにつれて、日に日に人が増えているのが、セントラルパーク。

ニューヨークには欠かせない緑のオアシス、ニューヨーカー自慢の公園。
マンハッタンのど真ん中にあって、その広さ3,4平方キロメートル、皇居の2倍以上の広さです。
縦に細長いけれど、そのすぐ横を通っている地下鉄で7駅分もある!

歩いて行ったら行けども行けども広—い芝生、かと思うと丘、山、池、、
野球場、サッカー場、テニスコート、サイクリングコース、屋外シアター
レストラン、動物園、乗馬、プール、スケートリンク
人間が「楽しい」と思うありとあらゆる事ができる
もちろん何にもしないで、ぼーっとしたり昼寝してもいい。

こんなに楽しい場所だから、
1年間に訪れる人3800万人 1日10万人以上が来ていることになる!!

このセントラルパークの一角にある、ラムゼイプレイフィールド。
ここは夏になると毎日のようにライブが開かれるコンサート会場。
ここで、日曜日にこのイベントが行なわれました。

JAPAN DAY

日本人とニューヨーカーの文化交流イベントも今年で5回目。
でも今年はちょっとだけ例年と違っていました。

何が違っていたんでしょう?

そのヒントは。。。というかJapan Dayから今日みなさんにお聞かせするインタビュー、
これは豪華ですよ!
RUN DMCのDMCと大江千里さんです! さっそく本題にはいりましょう!

5月22日(日)ニューヨーク、セントラルパークで、
毎年恒例の日米文化交流イベント「Japan Day」が開催されました。
在住日本人を含む3万人が大集合

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日本の伝統音楽、J-POPなどのコンサートと、折り紙、書道など
日本の文化を体験してもらおうと開かれているもので今年で5年目。

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今年も日本から多彩なゲストがやってきました。
コーラスグループのサーカス、
J-POPのふくい舞、
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ジャズの松井慶子、 新人R&BシンガーAISHA(アイシャ)、
そして現在ニューヨーク在住の大江千里さん。

バラエティに富んだジャパニーズミュージックのショーケースになりました。

ここまでだと去年と同じなんですが、
今年は東日本大震災を受けて、チャリティーイベントの色を強く打ち出した。
「頑張れ!JAPAN!」をテーマに募金をしてくれた人には
オリジナルTシャツ、エコバッグなどがプレゼントされ、集まった義援金は
日本の復興支援団体へ寄付されます。

まだまだそれだけではありません。
今回のゲストはこのテーマに共感して参加した皆さんばかりですが、
その中にこのアメリカ人スーパースターがいました!

ニューヨーク、そしてアメリカのヒップホップの伝説的大御所グループ、
RUN DMCのラッパー、DMC。
彼らがいなかったら、ヒップホップはここまで世界のポップミュージックに
ならなかったと言っていいくらい。これまで世界で売ったCDの売上げ3千万枚!
アメリカ人にDMCがJAPAN DAYに出たよ! と言ったら、
えっすごーい!という会話になるくらい。ニューヨークでは国宝級。

彼は AISHA の曲にゲストラッパーとして参加しているのですが、
今回このタイミングでニューヨークでステージ初共演が実現したんですね。

ショーではそのコラボ曲「FALLIN’ 4 U」の他、RUN DMCの
ビンテージ大ヒットナンバー「WALK THIS WAY」を披露。
スーパーレジェンドDMCのエネルギッシュなラップに会場は盛り上がりに盛り上がりました。
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AISHAは日本人とアメリカ人のハーフで、日本で育ち、まだ若くて小柄な体から、
クリスティナ・アギレラばりのパワフルなボーカルを聞かせて、ニューヨーカーをびっくりさせました。

ステージの後にインタビューにも答えてくれました。
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まずAISHAさんは、

「 今日本の大学でドキュメンタリーのコースをとっているんですが、
そのために宮城に行き、家を流された被災者の方々ともお話しました。
だから今回はこういった形で日本救済に参加することができてよかったと思っています」

その言葉を受けてDMCは、

「日本は世界で一番好きな国。その国のために何かできるのは本当に光栄だ。
こうやって参加することで、被災が今も深刻であることを世界に伝えるのはもちろん、
音楽の力でひとつになったニューヨーカーが日本の事を思い、愛と祈りとエネルギーを
送っていることを知ってもらい、日本の人たちに心を強くもってほしい」

このDMC、もともと恵まれない子供達のためのチャリティを活発に行なっています。

「夏には日本でチャリティコンサートを開きたいと思ってプランを練っている。
なぜならそれがヒップホップの精神だからだ。商業化してしまった
ヒップホップも多いけれど、もともとは人種や宗教、文化を超えて
人と人とが助け合うために出来た音楽がヒップホップだからね。」

彼らはもちろん、さまざまな思いを持って参加した日本人アーティストたちがいます。

その中で、日本でのスターダムを離れ、一人でニューヨークに渡って
4年になるこのアーティスト、大江千里さん。
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ジャズピアノを学びたいという長年の夢をかなえるために、
大学で勉強しながらライブ活動しています。
今回は地元ニューヨークのミュージシャンによるビッグバンドを率いて、
自らのJ-POPのヒットナンバーをファンキーなジャズアレンジで
演奏するという新境地を見せました。
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そんな千里さんが今の思いを語ってくれました。

「今日本は、政府の事も含めて、信じられないというか、
未来に対する目標みたいなものを失いつつあるというのを、
海外にいてもすごく不安に感じることがあるんですけれども、
今思った瞬間から始めることだと思うんです。
ファンシーじゃなくでも心の伝わる国というか、
日本が本来持っている素晴らしさを世界にアピールできるような、
そんな国を作るんだ、という意識を常に持っていたいですね。
自分がこのタイミングでアメリカにいるという意味がきっとどこかにあると思うので、
自分の本分を全うして行きたいと思っています。」

千里さんの言葉どおり、ニューヨークから日本へメッセージを
出す立場にいるわけですが、そのメッセージも震災の前と後では変わったと言います。

「僕は作詞家でもありますから、震災以来、言葉の意味が自分の中で変わりました。
たとえば“がんばろう”という一言の意味、素直に気持ちを伝えるということ、
誠実、配慮、思いやり。何かおすいうちょっと気恥ずかしいよなっていう言葉が
自分に響くというか、そこらへんの音楽の根底にある言葉、
心の意味みたいなものをもう1回洗い流しながら、
曲を作って行きたいなと思ってますね。」

日本から来た日本人、ニューヨークの日本人、そしてニューヨーカー、
アーティストもお客さんのそれぞれの思いが、音楽になって響いたセントラルパークの日曜日。

ニューヨークはまだまだ日本の事を見守っています。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年05月19日

5/19(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークは卒業式のシーズンに突入です!

こちらの大学や高校の卒業式は、有名人がスピーチすることが多いんです。
オバマ大統領は、メンフィスの高校でスピーチしました。
ニューヨークのブルームバーグ市長は、
ワシントンDCのジョージワシントン大学でスピーチ

「将来が不安でも安全パイはとるな。やり直すことや変化を恐れるな」

いかにもアメリカらしいスピーチですよね。

アメリカではよく、日本は変化が遅いとか保守的と言われますが、
それとまったく逆なのが、アートの世界。

特に、MANGA!!

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日本のマンガが世界で熱烈に愛されている理由のひとつに、
常識をくつがえすような、斬新なイマジネーションの世界があります。

日本の伝統とかコンサバなイメージとのギャップも、
また興味をそそるんですね。

ところで日本でもマンガ家の先生と会うチャンスってあまりないと思いますが、
ニューヨークのファンにとってはなおさら。

そんなファンにとっての最高にうれしいイベントが、
先週ニューヨークの紀伊国屋ブックストアでありました。

リストランテ・パラディーソなどで日本でも若い女性を中心に大人気のマンガ家、
オノナツメさん、ご存知ですよね?

オノナツメさんがトロント・アニメフェスティバルの帰りにニューヨークに立ち寄って、
アメリカ人ファンの前で公開インタビューを開催。
その司会を私が担当しました。

オノナツメさんといえば、イタリアのイメージですが。。。
実はニューヨークとも強い縁で結ばれていました。

今日はオノナツメさんのイベントのもよう、そして久々に日本のマンガ事情をお伝えします。

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Ristorante Paradiso © 2006 NATSUME ONO/OHTA PUBLISHING CO.

リストランテ・パラディーソ、さらい屋五葉、NOT SIMPLEなど
独特の絵柄と、人間の深層心理まで描くディープなストーリー展開で、
独特の世界観を描き出すマンガ家、オノナツメさん。

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かけつけたファンの8割は女性、オープニングに、
「みんなの好きな作品の名前を教えて!」とたずねたら、
さまざまな作品の名前が飛び出しました。

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SARAIYA GOYOU © 2006 Natsume ONO/Shogakukan

リストランテ・パラディーソではイタリア
さらい屋五葉では江戸を舞台にしているオノナツメ作品ですが、
実は、ニューヨークを舞台にした作品もあるんです。
「COPPERS」という作品 

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カッパーズというのは警官のことで、ちょっと古いスラング。
ナツメさんにとってニューヨークってどんな場所なのでしょうか?

「今回のニューヨークは2回目です。
1回目はCOPPERSを書く前に取材に来たんですが、
舞台にする地域は決めていたので。。。
ブロンクスとかクイーンズとかを、ジャーナリストの方といっしょに取材でまわりました。
怖かったですね、車の中からなるべく出ないようにと言われましたから。(笑) 
ニューヨークに来てすぐに、マンハッタンも見ないうちにブロンクスに行ったんです。
観光で言ったらなかなか見られない場所で、
なかなかできない体験をさせてもらったと思います。」

ナツメさんはいったいなぜ、ニューヨークの警官をテーマの漫画を書こうと思ったんでしょうか?

「NYPDに興味を持ったのが、子供の頃に日本で見たNYPD(ニューヨーク市警)の
ESU(特殊部隊)をテーマにしたドラマで、それがすごく好きだったんです。」

本当のNYPDを知るために、ちょっと危ないニューヨークの奥まで踏み込んで行ったんですね。
愛らしい眼鏡ッ子という雰囲気のナツメさんとは思えないガッツにファンもびっくり。
実はイタリアのマンガを書くために、イタリアには1年間留学していた事もあります。

この後もおしゃべりはとても盛り上がって、最後はサイン会。
好きなキャラクターを直筆で書いてもらって、ファンは大喜びでした。

彼らがなぜオノナツメさんが好きなのか聞いてみました。
まずブックストアで働いているというサンドラさんは、

「彼女はとても才能がある作家だと思うわ。
最初に読んだのは「NOT SIMPLE」でものすごく感動してしまったの。
普通の本もたくさん読むけどこんなに感動することはめったにないわ。
それからオノナツメ作品すべてを読みあさったの。」

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not simple © 2006 Natsume ONO/Shogakukan

続いてニッキー。
「いやーなんていうか、ストーリーも絵のスタイルも
他のマンガ家とは比べ物にならないくらい素晴しいしユニークなのよね。」

そしてとても上手な日本語で答えてくれたのはイシさん。
「物語とアートワークがもう素晴らしい! とてもインスパイアされます。」


アメリカにだんだん定着してきた日本のマンガ。

日本のように、駅の売店でマンガ雑誌が買えるほどではありませんが、
普通の大手ブックストアチェーンには必ずマンガのコーナーがあるほど、

アメリカでの日本のマンガの売上げは、
2004年頃から急上昇して、2007年がピーク。
その後は歴史的な大不況と、本離れの影響でダウンしています。
アニメが大ヒットした「ナルト」以降、爆発的なヒットが出ない事も影響しています。

一方で、ナルトやポケモンのように、子供だけのものだったマンガを、
成長した20代の若者や女性が読むようになってきたのがここ数年の傾向です。
前半に登場してくれたオノナツメさんもその代表です。

もうひとつ、日本では携帯で本やマンガを読むのは当たり前と思いますが、
アメリカではまだまだ。
かわりに、アマゾンKINDLEのような電子ブックリーダーがすごい勢いで普及してきています。
電子ブックマーケットでのマンガの未来も期待されています。

では最後に、今週日曜日に発表された、
ニューヨークタイムスの最新マンガチャートからトップ5をお伝えしましょう。


TOP 5

#5 BLUE EXORCIST VOL. 1 BY KAZUO KATO 青いエクソシスト第一巻
#4 BAKUMAN VOL. 4 BY TSUGUMI OHBA バクマン第4巻
#3 BLACK BUTLER VOL.5 BY YUNA TOBOSO 黒執事 第5巻
#2 MAXIMUM RIDE VOL. 4 BY JAMES PATTERSON
アメリカを代表するベストセラー作家ジェームス・パターソンの原作を、
日本語のマンガスタイルの劇画にしたアメリカ発のオリジナルコミックス、
マキシマム・ライド第4巻
こういうアメリカのマンガが逆輸入される日も来るかもしれないですね。
そして
#1 BLACK BIRD VOL 8 BY KANOKO SAKURAKOJI ブラックバード第8巻

少女マンガがナンバーワンになるのも新しい傾向ですね。
今週はチャートインしていませんが、
ナルトの新刊が出れば、もちろんトップになります。
ポケモンやナルトでマンガを読み始めたキッズが、成長してオノナツメを読む、
アメリカのマンガジェネレーション広がっています。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年05月12日

5/12(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

今週はBack To Basics.
ニューヨークといえば、
あなたは何を連想しますか?

音楽、
エンタメ、
ビジネス
さまざまな人種
NYCマラソン
そして、ブロードウェイミュージカル!!

実は1年のうちで今の時期が、一番力の入ったブロードウェイの舞台が見られる時期。

その理由は、トニー賞
ご存知? 映画にアカデミー賞、音楽にグラミー賞があるように、
ブロードウェイの舞台にも、トニー賞という最高のショーがある。

過去にはコーラスライン、オペラ座の怪人、レント、ライオンキング、ヘアスプレーなどが受賞

ノミネートが発表されたばかり、
6/12の発表まではどの舞台も気合いの入って、
1年で一番ブロードウェイがアツくなる時期かもしれません。

私もノミネート作品のひとつをみてきました。
CATCH ME IF YOU CAN
あのデカプリオ出演映画の舞台化

今日はこのCATCH ME IF YOU CANを中心に
ホットなブロードウェイの話題です。


ブロードウェイというのは、マンハッタンの中心にある
ブロードウェイのシアター街の名前でもあるし、
そこで上演されているお芝居やミュージカルの事もいいます。

1年に1回選ばれるブロードウェイの最高の賞がトニー賞
その年に始まった新作が対象になります。

そこに選ばれることはロングランを約束される事でもあるし、
ノミネートされるだけでもヒットのしるし

今日は日本人にもなじみがある、ミュージカルを中心にお話しますが、
今年のノミネート 作品の中で最多ノミネートされたのは、
「BOOK OF MORMON」という作品で14部門の最多ノミネート

モルモン教徒の二人の若者が、ウガンダに布教に行くと言う話で、
ギャグとユーモアがいっぱいの面白い作品。
クリエーターはヒットアニメ「サウスパーク」とやはり
ヒットミュージカルの「AVENUE Q」のしかけ役。。。話題がいっぱいですごいんですが、

日本から見に行く身になって考えると、チケットはソールドアウトしてるし、
ギャグやユーモアも英語でちょっとわかりにくい。。。。

そこで今日ご紹介するのは、もう1つのトニー賞候補の新作、
ベストミュージカル他4部門にノミネートされています。
とってもブロードウェイらしく、しかもわかりやすくめちゃめちゃ楽しいこの作品です。

CATCH ME IF YOU CAN
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2002年にリリースされたスピルバーグ監督の映画を見た人も多いでしょう?
レオ・デカプリオが家出した10代の少年フランク
パイロットや医者のふりをして詐欺を繰り返していくフランクをおいかける
FBIエージェントのカールにトム・ハンクス、という映画でしたが、

ミュージカルの方も豪華なクリエイター陣です。
へアスプレイのソングライター(Marc Shaiman and Scott Wittman)
振付けもやはりヘアスプレイ、キューティ・ブロンドで今トップの振付家、
JERRY MITCHEL

ミュージカルではこの映画のストーリーを、うまーく舞台におきかえて、
それぞれのキャラクターを生かしたシーンを、歌とダンスで盛り上げています。
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たとえば、映画ではデカプリオがパイロットになって、ブロンドのスチュワーデスに囲まれて、
ニューヨークのパンナムのターミナルを颯爽と歩くシーンがあるでしょう?


このセクシーなスチュワーデスが全員ダンサーで、見事なラインダンスを踊ったり、
時にはセクシーな看護婦になって歌ったり、とても華やか。
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そしてフランク役のアーロン・トゥベイット        
トニー賞のベストアクターにもノミネート、若手ミュージカルアクターのナンバーワン、
レオ様というよりジャスティン・ティンバーレイク風?
アイドルっぽいルックスではまり役。
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歌も踊りも演技もうまくて、これから期待できそう。
彼だけでなく、キャストがすごい!
カール役のノーバート・レオ・バッツは、ちょっとクセのある役をやらせたらピカいち、
既にトニー賞も受賞しています。
他にも実力派の俳優ぞろいで、ダンスも歌も素晴しい!
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満員のお客さんは、若者からお年寄りまで幅広く、
最後にはスタンディングオベーションになりました。
劇場から出て来たばかりの彼らの感想、聞いてみました。

まずニューヨーカーのマダム二人。
「すごく良かったわ、とってもチャーミングだった」
次は中学生の女の子、
「主役のフランクが色々なコスチュームに早変わりして、FBIを翻弄していくのが面白かった」
高校生の3人組、
「とてもよかった、ストーリーもわかりやすくて、
いつもこういう舞台って眠くなっちゃうんだけど、今日は最後まで目がパッチリ冴えたわ。」
「演技がすごくよかったよ。キャスティングもはまり役ばかりで、とてもリアルだった。」
「映画を見てたから、どんな舞台になるのかなーと思っていたけど、とてもよかったわ。
特にダンスの振付けが最高だった」

彼らの興奮、伝わりました?

とにかくニューヨークに来たら時期に関係なく、
ぜひぜひ生ブロードウェイを見る事をお勧めします。

ここは文句無し、世界一のライブを見せてくれる場所です。
まずパフォーマーがすごい。
激しい競争と、世界の評論家やファンの厳しーい視線にさらされているからですね。
彼らを見るだけで「うわーすごい」と感動できるし、
何度行っても、毎回「うわーっ」と思える。

だからブロードウェイを見に行くというのは、ニューヨーカーにとっても
特別なことなんです。

その中でも、CATCH ME IF YOU CANは大おすすめなのは、
ストーリーを知ってるから英語がわからなくても楽しめる。
(特に日本から旅行で来ると、時差ぼけでちょうど夜のこの時間に睡魔が襲ってくる。
そういう時にわかりにくいものをみると、さっきの女の子じゃないけど、
本当に寝てしまったりします)

その点、この作品はダンスも派手でいかにもブロードウェイ・ミュージカルらしい作品だから、
初心者にも安心しておすすめできる。
ニール・サイモンシアターで月曜日以外の毎日上演中です。

ところでブロードウェイミュージカルといえば、「スパイダーマン」覚えてます?
70億円もかけて、ライオンキングのジュリー・テイモアが演出、
U2のボノとエッジが音楽という史上最高のミュージカルになるはずが、
オープニングが何度も延期になり、プレビューが始まったらセットの故障でケガ人が続出、
いったい本公演は実現するのか、というレポートを今年の始め頃しました。

「その時に3月に本公演」とお伝えしましたが、
その日が来ても、結局オープンしなかったんですね。

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しかも、ジュリー・テイモアが演出をおりてしまいました。
そんなこんなでプレビュー公演も4/18から3週間おやすみして、
12日木曜日から再開。本公演は6/14〜今度こそオープンできるか!?
作品以上にドラマがすごそう、ですが、
そんなわけでスパイダーマンは今年のトニー賞の選考の対象にはなりませんでした。

さあ今日ご紹介したCATCH ME IF YOU CANが
最有力のBOOK OF MORMONに対してどれだけ健闘するのか?

また、主役の(ジャスティン似?の)アーロン・トゥベイットは、主演男優賞をとれるのか、
結果はトニー賞の授賞式、6/12の後の番組でお伝えします。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年05月05日

5/5(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

NYも5月になりました!

先週末ブルックリン植物園では、「SAKURA MATSURI」が盛大に行われました。
以前もお伝えしたことのある満開の八重桜の下で、
お茶会やお琴の演奏があると思えば、そのまわりをサムライとゴスロリ、
そしてコスプレキッズがあふれるという、不思議なイベント、でした。

そしてこちらの日曜日の夜遅くの、オバマ大統領の演説。
ウサマ・ビン・ラディンの一件で、ニューヨークは警備が厳しくなっています。
報復攻撃の情報はないが念には念を入れて。。。ということで、
特にターミナル駅にはいつもより警官の姿が多く、 爆発物探知犬も出ています。
ランダムなバッグのチェックも、いつもより厳しくなっていますが、
街は普段と変わりない雰囲気。

日本ではお祭り騒ぎのアメリカ人の様子が伝えられたと思いますが、
大半のニューヨーカーにとっては、祝うというよりは、
当時の事を振り返って複雑な信教というのが本音。。。
今年は911から10年、関連の話題はまた次の機会にお伝えします。。。

今日のテーマは「ジャパン」です。

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Takeshi Kanno picture by Masa Sono

先週は「タイム誌世界の100人」に選ばれた、
宮城県南三陸町の医師、菅野武さんのインタビューをお届けしましたが、
ニューヨークにはSAKURA MATSURIがあったり、おスシも人気だけど、
いったいどんな日本人がいるんだろう? そして有名なんだろう? 

実は、ニューヨークで知られている日本人は、意外と日本では知られていない人だったりします。

今日のテーマは、「NYの日本人」

その前に、ニューヨークという場所、人種のるつぼと言われているのはご存知ですね。
世界のあらゆる人種、国籍、宗教の人が集まっている、
結果、
誰もがみんな知ってる有名人というのは、大統領とかハリウッドスターとか、
しょっちゅうメディアに出ている人に限られてきます。

そんな中で、誰もが知っている日本人といえば、この人しかいません。
「オノ・ヨーコ」さん。

もちろん、あのジョン・レノンのワイフ、ということですが。
かつてはビートルズの解散の原因になった女、とスキャンダルの標的になりましたが、
ジョンが亡くなった後は、ジョンのメッセージを引き継いで、
さまざまな活動をしてきたのは、日本のみなさんはよくご存知ですよね。

亡くなって30年以上たったのに、ジョンの存在感が少しも薄れないのは、
ヨーコさんの存在があるからだ、ということはニューヨーカーが一番よくわかっています。

さあそしてヨーコさんの次は。。。かなり違うジャンルですが、この人です。
HIDEKI MATSUI
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ニューヨークを離れて1年以上になりますが、ヤンキースを優勝に導いたゴジラは、
未だにニューヨークの伝説的存在です。

さあ松井さんの次は誰?

ニューヨーカー誰でも知っている、とはいきませんが、
そのジャンルの中ではかなり知られている日本人をあげてみましょう。

まずは クラシック界では小澤征爾さん、そしてバイオリン五島みどりさん
坂本龍一さん、前衛的な音楽が好きな人にはたまらない存在
ジャズピアニスト、アキヨシ・トシコさんと上原ヒロミさん、

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Toshiko Akiyoshi photo by Kosuke Furukawa

作家の村上春樹さん、海外小説が好きなインテリの間ではよく知られています。
芸術家の村上隆さん、アート界ではもう巨匠。
宮崎駿さんはアニメファンの神様

全体的に見て、かなりインテリジェントでアーティスティックなカテゴリーで
知られている人が多い気がします。

だからこの人が出て来たときは、かなり意外な感じがしました。

暖かい季節がやってきて、そろそろ夏のことを考え始める時期、
ニューヨーカーがふと思い出す日本人、それがタケル・コバヤシ
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ニューヨークの独立記念日の風物詩、全米でテレビ中継されるホットドック早食い
コンテスト連覇。

巨体のアメリカ人の隣で、やせて小柄で、
パンクロッカーのような金髪の小林君の食べっぷり、とにかくアメリカ人をびっくりしました。
これぞサムライ!と思ったんですね。

アメリカ人にとってのホットドッグというのは、 夏のアウトドアの食べ物。
日本人にとってのヤキソバとかタコヤキみたいなもの。
名前を忘れちゃっても、「ああ、あの早食いの日本人」と思い出す、
コバヤシ君はニューヨークの夏の都市伝説になっているんです。


後半は、日本ではほとんど誰も知らないけれど、
ニューヨークではかなり知られている日系人を紹介します。

ちなみに日本人、日系人ってアメリカ、そしてニューヨークにどのくらいいるんでしょう?
まずアジア人、全米で4.8% 
日本人はアジア系の中では6位の人口で、全米の0.3%120万人

一番多く住んでいるのはカリフォルニアでおよそ40万人、ハワイ30万人、
ニューヨークの周辺のメトロエリアには、
駐在や留学生も含め10万人いると見られています。

そんな日本人がアメリカへの移民が始ったのは19世紀後半、
第二次大戦では日本がアメリカの敵となったため、強制収容所に入れられた歴史があります。
日系人はアメリカ社会にさまざまな貢献をしてきました。
その一つは西海岸の農業に、優れた灌漑設備をもたらしたこと。
また、1959年ハワイがアメリカの州になると、多くの日系人政治家が出ました。
例えば現在、アメリカ上院仮議長のダニエル井上、
オバマ政権の閣僚で退役軍人長官のエリック・シンセキ

科学者、ノーベル賞をとったシカゴ大学の南部洋一郎さんが日本では有名ですが、

ニューヨークでだんぜん知られているのは、理論物理学者のカク・ミチオさん
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ニューヨーク市立大学の教授で、
ナショナル・ジオグラフィックのテレビ番組によく出て来る、エネルギッシュなサイエンティスト。
真っ白なロンゲ頭をふりながらしゃべる、キャラの立ったトークでおなじみ。
最近は、日本の原発問題を受けて、セレブリティが出るトークショーにも登場し、
日本の現状をわかりやすく解説するなど、ますますおなじみになってきました。

みんな見てるテレビのモーニングショーのキャスターも日系人。
NBCのNYスタジオから全米生中継のTODAY SHOWのキャスター、アン・カーリー
お母さんが日本人。

東日本大震災の直後には日本に取材におもむき、
宮城県南三陸町で行方不明になっていた、
アメリカ人の英語の先生と家族との再会を助けて話題になりました。

最後に、ニューヨークで知られている日本人、きわめつけはこのひとです。

ニューヨークタイムスに執筆、アメリカの文壇に最も影響力があり、
泣く子も黙る文芸評論家といえば、ミチコ・カクタニ
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ピュリツァー賞受賞、
ミチコ・カクタニといえば、ほめる時はほめまくる、けなすときはけなしまくる。
そして、貶すことの方がずっと多い鬼評論家。
また業界の掟を破って「ハリー・ポッター」のネタばらしをしたことで大騒ぎになったことも。
相手がベストセラー作家だろうが超大御所だろうが、抗議されても相手にしない。
その貶し方があまりにインテリジェントで面白いため、もう20年以上業界のトップにいる。

あの「SEX & THE CITY」の中でも、主人公でライターのキャリーが
ミチコ・カクタニのキビシイ書評を気にしまくるという場面が出て来る。

これほど有名なのに、本人の姿を見た事がある人はほとんどいない。
インタビューにも応えないし写真も取らせない、出版パーティなどにも一切出て来ない。
知られているのは1955年生まれでイエール大学卒業の才女ということだけですが、
1枚だけ世の中に出回っている写真は、何と言うか才媛な雰囲気。

まさにアンタッチャブル、ミステリアスな日本女性が最も有名、というのも
日本的といえば日本的なのかも?


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年04月28日

4/28(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

毎週さまざまなイベントや話題でつきないニューヨーク、
今夜はオバマ大統領のための資金集めパーティが3カ所で行われました。
オバマ大統領はそれをはしご。
おかげで今日のマンハッタンは午後から交通規制で大渋滞でした。

そして昨日は、やはりセレブが大集合したパーティがありました。
TIME MAGAZINE、世界で最も影響力がある100人、を記念したパーティです。
その100人に選ばれた、STING,マーク・ウォルバーグ、
ブルーノ・マーズなんかがぞろぞろ。。その中に、1人の日本人の姿がありました。
テレビで見た人も多いでしょう?

東日本大震災で被災した、宮城県南三陸町の志津川病院で、
献身的な活躍をしたドクター、菅野武さん。

福島県南相馬市長の桜井勝延さんとともに、タイム誌の100人に選ばれました。
この100人の中には、オバマ大統領も入っているんですよ!

昨日のパーティに招待されてニューヨークに二日間だけいらしていた、
ドクター菅野にお会いする事ができました!
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まだ31歳、
ニューヨーク初めてだけど、ジャズが大好きという
若くてかっこいいお医者さんです。

でも菅野先生はただ招待されたからニューヨークに来ただけではありません。
地元の多くの人から思いを携えてやってきたんです。
今日はその思いを菅野先生にお聞きしたインタビュー、お届けします。

「自分がやったことは究極的には普段の仕事の延長
目の前のことを一生懸命やり続けただけ。
世界的にとりあげあられた事にまだ実感がわかない。
きっと、がんばっている日本人がいっぱいいたところ
僕と言う形ははっきり見える形だったので、代表になったのでは?」

あくまで自分は被災者の代表、象徴のようなもの、というドクター菅野ですが、
あの日の体験は、「普段」とはかけ離れたものでした。
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「大きな揺れがあって少ししてから、無線で大津波警報が出まして、
高台に上がってください。高い建物ではより上のフロアに上がってください、
というのが出ましたので、少しずつ病院の中の方、外からの人達を上のフロア、
最上階は5階なんですけれど、誘導して行ったんですね。
地震から30分くらい、津波警報から20分くらいしかなかったんですけれど、
大きな津波が来まして、上がりきれなかった方々が
波に持って行かれてしまったんですね。自分たちも死を感じたんですけれども、
その中で思ったこととしては、「これ以上後悔したくない、
既に多くの人が死んでしまっていたので、これ以上誰にも死んでほしくない」
という気持ちが強くありまして、みなさんいっしょにやってくれた
スタッフの人達と、気持ちをひとつにして、助けが来るまでがんばりましょう、
ということで二晩過ごしたんですね。」

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電気も点滴もない二晩は本当につらかった、という菅野先生。
3日目にヘリで救出されて、ようやく家に帰った数日後に奥さんが
二人目の子どもを出産。
またその数日後には病院に戻り、仮設の診療所と多くの
医療支援チームのリーダーとして、被災者の診療にあたってきました。
そこに飛び込んで来たのが、タイム誌からの招待状でした。

「インビテーションが来て、周りの人たちにいうと、
被災した人の言葉を直接聞きたいひとはたくさんいる。
そうでないと伝えられない事はたくさんあるから、言って来なさいと
後押ししてくれる人が多くて。応援してくれた
自治医大のメンバーもそうですし、今所属している東北大の教授も、
「ぜひ言って来なさいと、あなたにしかできない体験があったのだから、
それを伝えることで何か変るかもしれないから」と応援をいただいて、
こっちに来ようと思いました。」
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ニューヨーク、という世界に発信するメディアの中心地で、
世界の人に伝えたい思いがあります。

「まだ災害は終わってないです、ということですね。
ニュースに乗らなくなってきちゃっているんですけど、
ダメージは残っていますので、まだまだ見ていてほしいというのが一番、
もうひとつは、僕らは自立に向けて一生懸命前を向いています。
ただ心の休憩も必要ですし、援助もまだまだこれから必要ですので、
そういう意味でご協力をお願いします、という2点かなと思います。」

菅野先生の気持ち、ニューヨーク、そして世界の人に届いたと思います。
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菅野さんは実は志津川病院での勤務契約を終え、
現在は東北大学病院消化器内科大学院博士課程所属。
でも、心のつながりがある志津川病院にはこれからも通い続けると言います。

そんな菅野さん、ニューヨークに来てとてもよかったとおっしゃっていました。
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「大きく癒されました。ひとつは当たり前に生活しているところそのものですね。
人間が人間として普通の生活をしているところが。これが普通なんだな。
これを目指していかなければいけないんじゃないかなば、と思いましたし、
芸術があって音楽があって、私たちの心がリラックスする時と
緊張することがあるというのが、人間の生活なんだな、とすごく感じます。
緊張ばっかり続いてて、不安ばっかり続くのはやはりイレギュラーなんですよね。
とてもそういう状況は続かないですし、やがて疲れが出て来てしまうので、
日本人全体、どこかでもう一回一息つきたいし、笑顔を取り戻せる時間が、
復興ということが達成される日まででは長過ぎるので、
一回笑顔をとりもどしながら、笑いながら。。。笑いながらというのは
難しいですけれども、少しリラックスも交えながら
少し前にでるというのが必要だと思いますし、
僕も音楽が大好きなんですね。ジャズ大好きですし。
ジャズバンド大学でもやってたんですけれど。
涙でますよ、被災地でずっと音のない中、人の咳の音ととか
苦しがって休んでいるところに、ピアノの音が流れて来たりとか、
人の歌う声が流れて来たりとかすると、感動します本当に。
被災者の皆さんの中に入った時には、
みんなもう少し休んでいいんじゃないとか、音楽聞いてる? 
テレビ見てる、新聞どう? 
もっとこう、いろんなことを感じていいんだよ、と。
それこそラジオもそうですし、音楽を聞いていっしょに歌って、
心やすらぐ時間をもちながらもう一回自立に向かって一歩すすめるといいね、
という話ができるかもしれないですね。今までの僕にはなかった余裕です。
ここに来てよかったと思います。」


菅野先生は、ニューヨークでたくさん行われているチャリティーコンサートも、
募金のためだけでなく、被災地にも音楽をもってきてほしい、と
おっしゃっていました。
先週インタビューした ジャズピアニストの秋吉敏子さんが、
夏に東北ツアーに行かれるそうですよ、とお伝えしたら、
「僕、秋吉さんも大好きなんですよ」とうれしそうに答えてくれました。

菅野先生の言葉と気持ちが、今度は被災地のみなさんに届くように、
そして、被災地のみなさんが少しでも休んで、いやされるように、
心から願っています。
そのために、私達も今できる事を続けていきましょう!

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Takeshi Kanno, M.D.
©2011 GION for SAVE JAPAN BENEFITS

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年04月21日

4/21(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

NY街路樹にも緑が萌え始めました。

日本はGWが近づいていますね、NYも今週はホリデー気分、
週末日曜がキリスト教のイースターサンデー
ユダヤ系のニューヨーカーは、パスオーバーというホリデーがありました。

そんな中でもニューヨーカーの日本への愛はとまりません!
日本のためのチャリティーイベント、今週もたくさん行われています。
毎週お伝えして来たSAVE JAPANの動き、今日はそのフィナーレ。

ニューヨークといえば、ジャズ!
ニューヨークのダウンタウンにあるライブハウス、「ブルーノート」ご存知ですよね?

このブルーノートがジャズで日本を支援しようと呼びかけたところ、
もう大御所から若手までが次々に手を挙げました。すごいメンバーです。
マッコイ・タイナー、ロン・カーター、ジョン・スコフィールド、マデリン・ペイルー、
ロイ・ハーグローブ、パキード・デ・リベラ。。。(まだまだ続く)
そして国宝級の日本人ジャズピアニスト、秋吉敏子さんまで全部で15組が,
ハイライン・ボールルームで4時間にわたって次々に演奏。

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これだけのメンバーが一度に見られるライブなんてまずありません。
まさにジャズの紅白?にニューヨーク中の音楽ファンが押し寄せました。

なぜこれだけのメンバーが日本のために集まってくれたのか、
実はそれには理由があります。
今日は「BLUE NOTE JAZZ BENEFIT」をレポートします。

めったに見られない大御所と若手のジャズのトップスターが大集合した
超ぜいたくなライブはもちろんソールドアウト。開演前、会場の前には長い列ができました。

「こんなに豪華なラインアップで、しかも日本のために何かできるなんて、
素晴しいイベントだ。見に来ない方がおかしいね」

お客さんにとっては、大好きなジャズミュージシャンの演奏を一度に見られる
まさにドリームコンサート。

ハイラインボールルームは、広いホールでテーブルでお酒や食事を楽しみながら
ライブが楽しめるんですが、カップル、グループ、家族づれ、
若者から年配、人種国籍もさまざま、日本人お客さんもけっこう見かけました。

ドリームコンサートという点では実はミュージシャン同士も同じ、
めったに顔をあわせない同士「ひさしぶり」と抱き合ったり
「子供たちは元気?」なんて会話が飛び交って、まるで同窓会のような暖かい雰囲気。

その様子をピアニストのマイケル・カミロはこんなふうに語ってくれました。
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「今夜は伝説に残る夜になるだろう。このメンバーが同時にニューヨークにいて、
同じステージに立つなんて、とても珍しいことだからね。
何より会場のバイブが素晴しい。みんなが「シェアする」気持ちになっているからだよ。
誰も自分の事を考えていない。日本のため、という事を考えている。
だから僕も参加したいと思ったんだ。これから心をこめて演奏してくるよ。

そういって楽屋を去っていったマイケル・カミロは、感動的なピアノソロを聴かせてくれました。

そのマイケルのちょっと前にステージに立ったのは、
秋吉敏子さんとハズバンド、ルー・タバキンのカルテット。
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1956年に26歳で渡米してから、ずっとアメリカのジャズの第一線で活躍して来た
秋吉さんも、いつものパワフルなソロにいっそう力がこもっているように聞こえました。

秋吉さんともお話する機会がありました。
長いキャリアの中で、東北をツアーしてまわる機会も多かった秋吉さん、
震災の知らせを聞いた時には

「仙台には自動車の部品を作る工場があって、
その中にコンサートホールがあるんですね社長さんが非常に音楽がお好きで。
社員のみなさんが大丈夫だったということだったので、それを聞いてほっとしました。」

実は秋吉さんは、この夏、チャリティコンサートで東北を訪れることを決めています。

「ルーと二人で8月に、岩手で、北海道でライブをやる予定だったのですが、
それがもし中止にならずやるなら、出演料は全部さしあげますから
何かの役に立ててください、と連絡したんです。
そうしたら陸前高田でもチャリティーコンサートをやることになり、
もうどうぞどうぞ、と言うお話をしました。」

もうひとつ、秋吉さんの曲「HOPE」は今この災害を受けて、
日本の様々な場所で演奏されたり歌われたりしています。

「東京の知り合いの方からも連絡があり、HOPEを演奏してよろしいですか? 
と聞かれたので、光栄です、どうぞどうぞ、とお返事しました。
あれは「ヒロシマ、そして終焉から」というとても長い曲のエピローグなんです。
そこだけ独立したようになっていて、谷川俊太郎さんが詩をおつけになったので。
こういう時に他の人が演奏してくださるのは本当にうれしいですね。」

秋吉さんが曲にこめた思い、今多くの日本人がシェアしているのかもしれませんね。
秋吉さんはこの夜だけでなく、ニューヨーク近郊でもいくつもの日本のための
チャリティコンサートに招待されています。
自分の音楽でお客さんが集められるなら、とすべて受けていると言っていました。
どれもアメリカ人が主催するイベントで、アメリカ人の気持ちの暖かさ、改めて感じました。
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そして、何よりニューヨークのジャズミュージシャン、ジャズコミュニティは、
日本に特別な思いがある、と語ってくれたのは
ラテンジャズのサックス、そしてクラリネットプレイヤーのパキート・デ・リベラ
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「私の名前はパキート・デ・リべラ。
日本には何度も招待されていて、日本が大好きだ。
今夜ここにマッコイ・タイナーやマイケル・カミロ、ロバータ・ガンバリーニ、
これだけのミュージシャンが集まり、すごい数のお客さんが集まったけれど、
私は全然驚いていないんだ。
だって日本のためだろう、当たり前だよ。
日本はこれまで長い間、ジャズという音楽を愛し、どこよりもサポートしてくれた国だ。
その日本が我々の助けを必要としているんだから、助けるのは当たり前だと思っている。
日本人はとても勇敢で強い国民だ。
世界の人の助けをかりて、きっと再生すると信じているよ。」


パキートだけでなく、自分たちの音楽を愛してくれる日本人に対し、
今自分たちが何かできることがうれしい、
他のミュージシャンたちも口々にそう言ってくれました。

日本とニューヨーク、ジャズという音楽を通じて、こんなに深くつながっていたのか、と
改めて知る事ができた一夜でした。

< photo by Kosuke Furukawa >

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年04月14日

4/14(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークもようやく花の季節、
毎年お伝えしている、マンハッタンの街路樹の桜にちょっと似た白い花、
DOGWOOD ハナミズキが満開になっています。
気温も少しずつ上がってきました。

そんな中、ニューヨークでは日本が震災から1ヶ月を迎えたその日に、
大きな余震があった事なども伝えられました。

このところ、ずっとニューヨーカーが日本を助けようとがんばっている活動、お伝えしていますが、
ニューヨーク市でも独自の募金をやっているのご存知でしたか?
この募金、既に1000万円以上を集めました。
そしてこれに加え、今回は市の職員で希望した人の給与から、
希望の金額を自動で引き落として、日本の被災地に寄付するプログラムが実行されます。
これと同じシステムで去年はハイチの地震被災者に2億円が送られたんですね。

ニューヨーカーに日本を思う気持ち。。。どんなにお伝えしたも足りない気持ちです。
同じ思いを音楽で届けるイベント、
Concert for Japanも 先週末に5回公演を終えました。

オノヨーコ、坂本龍一、ノラジョーンズ、フィリップ・グラス、ルーリード、
そうそうたるメンバーが数十組も出たConcert for Japanシリーズ。
ニュースで知った人も多いと思いますが、
私もこのコンサートを取材しました。

Norah_%C2%A92011%20GION%20for%20SAVE%20JAPAN%20BENEFITS.jpg(©2011 GION for SAVE JAPAN BENEFITS)

実はこのコンサートは、この日本人女性アーティストの強い思いがなかったら、
もしかすると実現しなかったかも。

仙台出身のアーティスト、にしな あやさん。
ご家族は今も被災地で生活されています。

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あやさんと、コンサートの直後お話する機会がありました。
今日はそのインタビューを中心にお届けしたいと思います。

まずConcert for Japanについてお伝えしましょう。
3月27日(日)の初日はオノヨーコ、ショーン・レノン、矢野顕子、チボマットらが出演して
コロンビア大学のミラーシアターで開催。
先週末8日(金)の2つのコンサートは、エイブロンズ・アーツセンター。
ノラ・ジョーンズはじめ、コンサート主催者でニューヨークの音楽シーンのキーパーソンである
前衛アーティストで発起人であるジョン・ゾーンと、仙台出身のにしな あや、
オルタナロックのソニック・ユースら、ニューヨークならではのジャンルを超えた
個性豊かな22組が次々に登場。
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続く9日(土)の最終日は2回のコンサートがジャパン・ソサエティで開催、
フィリップ・グラス、ローリー・アンダーソン、ルー・リード、ビル・ラズウェルなどの
ニューヨーク・レジェンドらが出演。
坂本龍一氏のセットは能の舞とバイオリン、ピアノ、ターンテーブルという
シンプルなセットで観衆を魅了しました。
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このシリーズほとんどがソールドアウト
そしてニューヨークの音楽関係者を驚かせたのは、
震災からおよそ2週間後に初日というスピードです。
異例の早さで大物が集まった舞台裏には、この人がいました。


仙台出身のアーティスト(作曲家)、にしな あやさん。
このコンサートが企画されたきっかけは彼女自身の言葉だったんです。

あやさんは高校からアメリカに留学、所属レーベル「TZADIK」のオーナーでもある
ジョン・ゾーンとは家族のような関係です。
実はあやさんのお母さんは仙台ではよく知られたピアニストの仁科篤子さん、
障害を持つ子供達を音楽で癒すNPO法人「ミューズの夢」を主催しています。
そのお母さん、そして同じく音楽家のお父さんがこの震災で被災しました。

地震が起ったのはニューヨーク時間の真夜中でした。
「多くの友人からの電話が鳴り続けたため、重大さに気付きました。
家に電話してもまったく通じず、生まれて初めて母と電話が通じないことが不安で。
ひたすらかけなおしました。」

あやさんはあまりの事に呆然としながらも、何かできないかと必死に考えました。

「今何ができるのか考えた時「コンサート」だと思いました。
上司のジョン・ゾーンに電話して、「私は今精神的にいっぱいいっぱいだけど、
とにかくコンサートを開きたい」と言ったらい、ジョンが
「わかった。僕が全部やるから。とにかく演奏してくれる友達のリストを作りなさい」と
言ってくれたんです。」

実はジョンは911の直後や、去年のハイチ大震災の時もいち早く
チャリティコンサートを開いて収益金を寄付しているんですね。

「マネージメントなどは一切通さずミュージシャン同士が結束した結果、
3日ですべてが決まりました。でもミュージシャンだけで宣伝をどうしようか、という時に
日本人のボランティアが結束してくれて、
SAVE JAPAN BENEFITというプロジェクトがたちあがったんです。」

その結果こんなにすばらしいコンサートになり、
お金も、およそ1000万円が集まり、ジャパンソサエティを通じて寄付されます。

「多くのアーティストが参加してくれた、という事自体がメッセージだと思ってい明日。
心細いんですけどその事が支えになっています」


あやさんがコンサートのために書き下ろし、演奏した作品「NOZOMI」は
女性の声をフィーチャーした作品でした。

「「NOZOMI」という曲のタイトルには二つの意味があります。
ひとつは「望み」という言葉の持つ意味そのもの、
もうひとつは、のぞみさんという中学時代からの同級生。
彼女は自分が被災者で、6歳の娘を1人で育てているにもかかわらず、
沿岸地方にセーターを届けるなどの活動をしています。」

故郷と親友を思う気持ちがこもった曲、「NOZOMI」で共演したのは
クラシック、ジャズなど12人のプロ歌手の有志たち。
真っ赤なワンピースに身を包んだ女性たちがステージに並び、
にしなさんの指揮。。。。心をいやすハーモニーが会場に響きました。
Aya_%C2%A92011%20GION%20for%20SAVE%20JAPAN%20BENEFITS.jpg(©2011 GION for SAVE JAPAN BENEFITS)

こうしてコンサートは終わりましたが、あやさんの仕事はまだ続いています。
次のコンサートシリーズも企画しているし、
地元の仙台に、ニューヨーカーたちの気持ちやお金を、
もっとダイレクトに届ける方法を日夜模索しています。

あやさんは最後に、こう語ってくれました。


「被災地の人たちに“がんばって”とは絶対言いたくないんです。
今は一回休んで甘える事が大事だと思うから。
日本人はできるだけ人に迷惑をかけないようにという気持ちが強いけれど、
今回だけは本当に甘えてほしいと思います。
甘えてもらえるように、がんばるのは私たちの方だと思っています。」


時には涙を浮かべながら、一生懸命話してくれたあやさん、

被災地のみなさんに少しでも甘えてもらえるよう、私たちもNYで がんばります!


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

2011年04月07日

4/7(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

ニューヨークも4月になりました!

このところニューヨークから日本のみなさんを応援するレポートを
毎週お送りしてきましたが、ニューヨークではまだまだ日本を支援する募金、
イベント、毎日のように行われています。

今週月曜日の夜には、
ニューヨークのランドマーク、エンパイアステートビルディングが
赤と白にライトアップされました。

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日本とニューヨークの友好のしるし。
そして被災した日本の状況をもっと知ってもらいたい、
メッセージもこめられています。
このライトアップはニューヨークだけでなく、
世界7カ国の高層ビルやタワーが参加しました。

一方で、4月になって世界は新しいフェーズに入っています。
メジャーリーグが開幕! (ここでもヤンキースをはじめ
開幕戦では日本のために黙祷も捧げられました)

そして今週、オバマ大統領が二期目への出馬を発表。
次の大統領選まであと1年半。

世界は動き続けています。

そんな中で、今日はそんな世界の動きに連動する
アメリカの子供たちの活動を紹介します。

アメリカの子供たちが今やっていること。
子供たちが折り鶴を折っているんです。
しかも、これはただの折り鶴ではありません。
鶴を折ることで日本のためのチャリティー募金にもなっているんです。

いったいどんなふうにやっているのか? 今日はそれをレポートします。


チャリティやボランティア、言葉の定義は色々ですが、
要するに、助ける、時には助けられる。その動きを通して、
コミュニティが結びつき、人が成長する、
また自分が成功したら感謝をこめてコミュニティに返す、
というフィロソフィーが、アメリカには強くあります。

そして例えば地域のためのイベントを開きたい、
でもお金が足りないからどうしよう!なんていう時に、
お母さんや子供たちがいっしょにクッキーやケーキを焼いて売る、
「ベークセール」はとても人気があります。

クッキー1枚でも、誰かの役にたつことができる。
同じように、折り鶴一個でも、日本を助ける事ができる、という運動がこれです。

折り鶴を折って、それをあるオーガニゼーションに送るだけで、
1個につき2ドルが日本の被災地のために寄付出来るんです。

このプロジェクトをたちあげたのは、
DO SOMETHINGというノンプロフィットのオーガニゼーションで、
その目的は、青少年のボランティア活動をもっと盛んにする事。
全米の青少年のボランティアをコーディネートしたり、
必要な資金を調達したり、時にはその調達の仕方を教えたり、
という、まるでボランティアの学校みたいなオーガニゼーションなんです。
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1993年のたちあげから、これまでに200万人以上の若者が、
DO SOMETHINGを通じてボランティアにかかわってきました。
大企業やセレブも活動を応援しています。
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そして今回、震災直後に立ち上がったプロジェクトが
「PAPER CRANES FOR JAPAN」
日本のために折り鶴を折ろう、というもの。

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プロジェクトを立ち上げた、ベッツィー・ファーストさんに聞いてみました。


<災害の情報が入って来た時、私たちで何ができるか考えました。
子供たちの日本を助けたい、という願いを
どうやって世界の子どもたちとシェアし、同時に形にできるかを考えたのです。
そこで、「千羽鶴」を思いついて、すぐにフェースブックで募集しました。>

その呼びかけに、すぐに全米の、そして世界の子どもたちや学校、
生が反応してきました。

<今の時点でアメリカのほとんどすべての州の学校や子どもたち、
外国ではルーマニアやアフリカ、去年地震で大変な被害を受けた
ハイチからも7つの学校が参加しています。日本から参加している学校もあります。>

フェースブックのページには、見事な千羽鶴がたくさんアップされています。
先週の時点で2万個以上が集まって、まだまだ続々と集まってきているそうです。
目標は千羽鶴100個、10万個の折り鶴で、目標額は20万ドル、
およそ1800万円です。
お金を出すのは、BOZO’S FAMILY FOUNDATIONという基金。
このお金、実際にどんなふうに使われるのか聞いてみました。

<ARCHTECTURE FOR HUMANITYという
ノンプロフィットオーガニゼーションを通じ、
災害地の復興、建物の建築に役立てられます。
建物が完成した後には、作った千羽鶴をそこに飾ってもらいたいと思っています。>
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このARCHITECTURE FOR HUMANITYというのは、
災害や戦争などの被災地の再建で、家や学校などの建築に必要な
「建築家」を派遣しようというノンプロフィットオーガニゼーション。
1999年コソボの戦争難民の仮設住宅の建築のためにスタートしました。
彼らの働きで作られた住宅には、今世界で70万人の人達が住んでいます。

子どもたちは今、再建された建物と、そこで暮らす日本人の姿を思い浮かべながら、
慣れない手つきで一生懸命折り鶴を折っているんです。

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ところで折り鶴の折り方はサイトにいくとのっていますが、
それにしてもこんなに折り紙や折り鶴、千羽鶴の事をアメリカ人が
よく知っているなんて、驚きです。何か理由があるんでしょうか?
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<アメリカの小学校で多くの子どもたちが読む本に、
「SADAKO AND THE THOUSAND PAPER CRANES」という作品があります。
これを読んで私も含めアメリカの子どもたちは折り紙と千羽鶴について学びました>


この作品は広島に実在した被爆者の少女、佐々木禎子さんが、
白血病で亡くなるまで祈りをこめて折り鶴を折り続けた、
そのストーリーをアメリカ人の作家エレノア・コアが
1975年に出版した物語が、今でも広く読まれています。

アメリカ人と日本人の気持ち、ここでも強くつながっていました。


ところでこのDO SOMETHING、他にもさまざまな活動をしています。
たとえば、「読み終わった本を集めて、ハリケーンカトリーナで被災した
図書館の復興に役立てよう。」「使い古したテニスボールを、
アニマルシェルターにいる犬たちのおもちゃとして寄付しよう」


彼らのウェブサイト、DO SOMETHING.ORGに行くと、
こうしたプロジェクトやボランティアが膨大な数アップされていて、
自分の興味のある分野でどんな事ができるのか一目でわかり、
アイデアを提案することもできます。

プロジェクトリーダーのベッツィーさんと話していて痛感したのは、
世界で起こっているどんな災害も戦争も貧困も、助けを必要としている人達がいる、