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4月29日(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

Happy Showa-Day from NYC

今日の日本は昭和の日、

昭和の日は英語で。。。 Showa day

ちなみに、憲法記念日はConstitution Memorial Day
子供の日は、Children’s Day

アメリカにはGWはありませんが。。。。

これはあります。KARAOKE
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実はSUSHIIと同じで、もう英語です。

発音は、キャラオケ。

しかし、SUSHIと違うのは、
みんなKARAOKEの存在は知っていても、体験した事がある人はまだ少ない。
しかも、日本から来たものだと知っている人も、ほとんどいない。

でもこのカラオケ、
NYでは、特に若者の間で人気急上昇だったりします。。。
アメリカ人歌うの大好きですからね!

地下鉄の中で、i-podにあわせてラップしている若者、
ただ鼻歌を歌いながら歩いている人とも、よくすれ違います。

そんなニューヨークだからこそのカラオケ事情、今日はレポートします。
                                                                                      
カラオケを知らない人は、多分ニューヨークにはもういないかも。
ところが面白そう! やってみたい! と思っても、
どこに行けばカラオケマシンが買えるのか、カラオケボックスがあるのかわからない。
実際売っているお店も、ボックス自体も少ないからです。

実はこれだけカラオケという言葉だけが浸透しているには理由が。。。。

かつて80年代、日本でカラオケブームが起きた頃、
日本の大手カラオケ会社がアメリカに大規模に進出して、
それなりの人気になったんです、
でもその後下火になって、撤退してしまったんですね。

しかし90年代の後半から、NYでぼちぼちオープンしはじめたカラオケバーが、
NYのホットスポットになったんです。

もともと歌うのが好きなニューヨーカー。
クラブに行く感覚でカラオケで歌う、というのが、
ヤッピーの間で、ちょっと変った人気の遊びになりました。

1週間にⅠ回、カラオケナイトをやるライブハウスなんかも出てきました。
アメリカには、バンドが入って素人が好きな曲を歌える、
オープンマイクというイベントがよくありますが、
バンドのかわりにカラオケ、というわけです。

そうこうしているうちに、
NYで増え始めたのがカラオケボックス。
日本では当たり前のボックス形式はNYでは新しいスタイルで、
まだ10数件程度ですが、
値段も安いので、若い大学生などのお客さんが来るようになりました。

さあここでいったい彼ら、どんな曲を歌ってるのか、興味ありますよね?

実はこのカラオケボックスの経営、またはマシンレンタルで
ニューヨークのカラオケ文化を盛り上げている会社があります。
ジャパニーズニューヨーカーの会社KARAOKE CHAMP

このKARAOKE CHAMPのオーナーに聞いてみたところ、
流行に関係なく、とにかく一番歌われている定番ソングは、
ジャーニーのDON’T STOP BELIEVIN’ だそうです!

実は私のアシスタントのTONYもカラオケ大好き。。。

TONY「カラオケ、好きだよ。
僕がよくいくのはKARAOKE DUETっていうお店で、
アフターワークのハッピーアワーは1時間4ドルで安いんだ
何を歌うか?
普通のアメリカのロックとかポップだよ。
,WEEZERとか、NINE INCH NAILSとか
ポップだったらLADY GAGA、マドンナ、ブリットニー。」


そう、そしてTONYもお得意、ニューヨークで今一番みんなが歌っているのは
LADY GAGAのPOKER FACEです!

さて後半は、NYのカラオケの特色

KARAOKE CHAMPによると、
NYのカラオケのお店は、バーとボックス両方あるのが普通。
バーでは、他のお客さんもいる前で歌いたーい! という人向け。
でも、人気はやっぱりカラオケボックス。
見ず知らずの人の前で歌うのは恥ずかしい、という人が、
意外と多い。

前半も登場してくれた私のアシスタントTONYは

TONY「カラオケの良さは、普段出せない自分を出せるところだと思う
グループで行って、みんなでお互いに「がんばれ!」って応援するから、歌う勇気が出るしね」

こういうところは、日本もニューヨークもいっしょですね。

そしてここ数年の特色は、パーティのカラオケレンタル。
ニューヨーカーはパーティ大好き。
個人のバースデーパーティや企業のパーティでも、バンドを入れたり、DJを入れたりします。
この不況で、かわりにカラオケをレンタルする人が増加。

カラオケボックスも、プライベートパーティ感覚で、
安上がりで楽しめるのがウケている。

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しかも、彼らはカラオケをやりながら、踊る!
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クラブの機能もカラオケが兼ねているのです!
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さらに、こんなカラオケも、
私がよくNYの紀伊国屋ブックストアでやっているJ-POPのイベントで、
この間、コスプレカラオケをやりました。

コスプレの子たちが自分のI-PODに好きなアニメの曲のカラオケを入れてきて、
ガンダムの主題歌とか歌いまくってました。

さまざまな人が、さまざまな楽しみ方ができるカラオケは、
これからNY、そしてアメリカでもっと盛り上がって行きそうです。

写真協力:KARAOKE CHAMP


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers