ワールドカップ!!
アメリカは今日決勝トーナメント進出きめました!
日本は明日にすべてが決まる!
NY時間午後2時から(日本は夜中3時!)
会社の近所のスポーツバーでは、日本人留学生が集まって応援するそうで、
行きたいのですが。。。大事な会議が。。。!!
先週もお伝えした通り、このところNYはジャパンがすごい!
先週の水曜日にはエンパイアステートビルが紅白日の丸カラーに!
その理由は150年前に初めて、政府の公式の使節の侍たちがNYの地を踏んだから!
そして今月6日日曜日には、セントラルパークで日本の夏祭り
ジャパンデーも開かれて、5万人が集まりました!
このイベント去年もレポートしました。。。川嶋あいちゃんとオレンジペコがゲスト。
さあ今年は誰が来たのかな?
今日はそのジャパンデーのレポート。
そして、あーホントにイベント続きで忙しいですね!
後半は明日1周忌を迎えるこの人をトリビュートします。
まずはジャパンデーから。
今月6日日曜日、セントラルパークで開かれたジャパンデー。
今年で4回目となるジャパンデーは、日本領事館が音頭をとって
「日本人からニューヨーカーにサンキューの気持ちをこめてプレゼント」するフリーイベント。
今年も日本人、そしてアメリカ人5万人を動員しました。
どうやってサンキューするかというと、
広大な芝生広場に、サムライ、ニンジャ、和太鼓、盆踊り、コスプレ、
ヤキソバ、ギョーザとケン玉、ヨーヨー、さらにハローキティ、
地元日系人の和太鼓グル—プ、ゴスロリファッションショー、
日本を象徴するアイテムが勢揃い。。。というか新旧問わずてんこ盛り。
もちろん入場無料、 食べ物も全てタダ。フードテントには1日中長い列。
そして音楽パフォーマンスのメインはこの人!
なんと渡辺貞男さんでした!
開口一番「なんだかわさわさしていて、蒸し暑いねえ」
なんて言ってましたが、本当に熱くて大変だったんです。
ところで貞夫さんがニューヨークに初めて来たのは1962年!
その頃と比べると?
「何度も来ているけど、昔に比べるとニューヨークは猥雑になった感じがするね。」
その頃にはもちろん、こんな日本の大きな催しはなかった、と言っていました。
今回のパフォーマンスは地元の子供達の合唱隊との共演、
「いつもと違って楽しいですよ」とコメントしてくれました。
日本から招待されたのは他にシンガーのクミコさん、奄美島唄の城南海さん
南海ちゃんは去年5月、ブルックリン植物園の「桜祭り」にも来ていて、
1年ぶりに再会。
ニューヨークに来た事で彼女自身が変った点、
インスピレーションを受けたことはありますか?という質問に、
「島唄にあれだけ拍手をもらえたということで、
これからももっと島唄を通して世界の人とつながって行きたいという思いの
原点になったと思います。」
貞男さんも南海ちゃんも、クミコさんも素晴らしいショーだったんですが、
もう一つのメインイベントは。。。侍パレード。
今年は日米修好条約批准のために、政府の正式の使節がアメリカにやってきて150年。
彼らはまずサンフランシスコに上陸し、ワシントンDC に行き、
その後NYにやってきたのが、150年前の今日6月16日だったんです。
その時に羽織袴姿の侍がブロードウェイをパレードして、
50万人もの人が集まったという記録も残っています。
当時ブロードウェイを行進したサムライたちにちなんで、
西宮ニューヨーク総領事を含む70人が羽織袴でパレード。
元モーニング娘の加護ちゃんも、お姫様の衣装で参加。
日本人も楽しんだが、一番楽しそうだったのは
「Japanカルチャー大好き」な若いアメリカ人たち。
100人以上のコスプレキッズで芝生の上は“コスプレ・ピクニック”状態。
ふだんはアニメの中でしか見られないさまざまな日本を、
新旧ごっちゃまで一気に体験できる!
本当に楽しそうで、
まるで日本人がディズニーランドに行くような気分なんだろうなー
と思いながら見ていました。
かつてない規模でみんなが日本文化を楽しめるジャパンデー、
もっともっと盛り上げてほしいと思います!
さて後半はもうひとつ、今週の大きな話題。
NY時間あさって金曜日に1周忌を迎えるマイケル・ジャクソンです。
えー!?あれからもう1年なの?
アメリカ人の誰に聞いてもそういう反応です。
あっというまの1周忌。
忘れられていたわけではまったくありません。
ただ、マイケルが亡くなってから、大規模なトリビュートコンサートがあり、
This Is Itの映画公開があり、
それにアメリカではマイケルの遺産相続問題や、
彼の死と関係があると見られるドクターの周辺やら、
とにかくニュースがここ1年絶えなかった。
考えようによっては、1年間ずーっと追悼していた感じです。
その間に売り上げた額もものすごい。
映画の興行収入やアルバムの売り上げ76億6百万ドル(700億円)
一方でマイケル・ジャクソン・エステートはロサンゼルス市に対し、
去年の大規模なメモリアルの経費130万ドル(1億1千万円)を全部支払います、と
昨日(22日)に発表したばかり。
そんな事もあり、NYではそれほど大きな行事はありません。
CNNでも「1周忌はLOW-KEY=ひかえめ」と報道。
でも当日は、あの日のようにアポロシアターの周りにファンが集まって、
歌って踊って追悼すると予想されています。
マイケルの存在感、全然なくならないのがすごい。
エルビスのように何十年も売れ続ける、
人の心に残り続け愛され続けるアーティストなんだな、と実感します。
マイケルも歌っています、自分を信じてがんばれ!と。
KEEP THE FAITH!!
サムライブルージャパン! がんばれ!
Samurai Parade Pictures by Takayuki Shimazu
佐藤めぐみ ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers