2012年02月02日

【Webラジオ】2月2日(木)アメリカ ニューヨーク

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2012年01月30日

【webラジオ】1月30日(月)イタリア・ローマ

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1月30日(月)イタリア・ローマから瀧 さかえさんのレポートです

最近、ローマのお風呂を題材にした「ヤマザキマリ」さんの漫画「テルマエ・ロマエ』も人気で、テレビアニメ化されたり、4月には映画も公開されます。
ローマの温泉…今、注目です。

そんなローマから、レポートを届けていただくのは、ローマにお住まいになって、17年。
現地で観光ガイドをやってらっしゃる「瀧 さかえ (たき さかえ)」さんです。

Q早速ですが、ローマには温泉が多いイメージがあるのですが、実際いかがですか?
オススメの温泉は?

⇒ローマ近郊ということでTerme di Satrunia と Terme dei Papiをピックアップします。
特にTerme dei Papi は有名ですから。
ローマの近郊になりますがVITERVO県というのがありましてそこに幾つか・・
一応、代表的なものはこのくらいですがまだまだ北にもたくさんあるそうです。

Qローマでは、どんな風に温泉を楽しんでいますか?
 
⇒最近は昔と違ってエステと組み合わせが多いようで温泉の様子も変わってきています。
もともとイタリアは火山の国なので今でもぶくぶくしているところが多く、うちの近くなんて硫黄の匂いがすごい泥のところがあり昔は犬連れてその上を歩いたりしていました。
何といっても私の住んでる町は火山湖ですから・・ローマ近郊にはたくさんの湖があるんですよ!

Q日本の温泉とは、どんな違いがありますか?

⇒温泉は基本的には日本のように裸になることがありませんからこの間、見に行った露天の温泉は会員制になっていて幾つかの岩をそのまま使った温泉で水着で入るようになっていました。
うちの近くにも温泉を利用してプールになっています。


Q瀧さんは、ローマで観光ガイドをされているそうですが、温泉以外で、この時期、オススメの観光スポットというと、どんな場所がありますか?

イタリアは元々火山の国ですから、湖がいっぱいあります。
ローマでもちょっと足を延ばせば、周りが全部緑で自然を満喫出来る場所がいっぱいありますよ。


ちなみに私の家の近くも湖です。

2012年01月26日

1/26(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!

どうやら今年は暖冬のまますぎてくれそうなニューヨークの冬、

先週は芸術の冬、野田英樹さんのお芝居のレポートしましたが、
続けて今週も、日本人による素晴らしいパフォーマンス、
今度はカッティングエッジなビジュアルと音楽のコラボをレポート。

アラーキーと言えば、日本人なら誰もが知っているフォトグラファー。
ニューヨークでも日本のアートが好きな人なら知っている。

そのアラーキーの取りおろしの300枚以上の写真とコラボしたのが、
ドイツを中心にヨーロッパでユニークな活動を行なっている
ピアニスト&作曲家、 安田芙充央さん。
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そして日本でも澄んだ歌声で人気上昇中のシンガー、Akimuseさん。
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3人のコラボでくりひろげたパフォーマンスのタイトルは

「on the path of death and life」
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「生と死の道にて」というタイトルには、3/11が大きくかかわっています。

いったいどんなパフォーマンスだったのか、
今日はNYデビューの安田さんとAkimuseさんのインタビューを中心に、
レポートしたいと思います。

会場は奇しくも、3/11の直後に、ヨーコ・オノ、RYUICHI SAKAMOTO,
ノラ・ジョーンズなどを集めてチャリティコンサートを行なった、
ニューヨークの前衛音楽シーンの仕掛人、ジョン・ゾーン。彼のライブハウス、THE STONE
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地元のコアな音楽ファンに愛される、とてもニューヨークらしい場所で、
ライブの直後にふたりをキャッチしました。

-今日は今年になって一番寒いニューヨークですが、大丈夫でした?

安田「その準備はしてきたんですが、今日はみぞれが降ったりして、
ピアノをひくには逆説的にすごくいい条件でしたね(笑)手はかじかむし、面白かった。」

Akimuse「私も寒い方が力が湧く感じがあって、何とか馬力で、という感じでやりました。」

-あのジョン・ゾーンのライブハウスというのもすごいですよね。


安田「ここはまたすごいコアな場所ですね。出ている人がとんがっている人ばっかりで。
壁一面に写真がはってあるんだけど、先鋭的な人ばっかりでね。」

Akimuse「 外から見てもわからなくて、
こんなところがあるんだ、ニューヨーヨーっぽいなと思いました。」

いかにもニューヨークらしい、看板もない隠れ家のようなライブハウスで
アラーキーの写真のスライドショーをバックに、安田さんがピアノをひき、
Akimuseさんが歌う今回のライブも言ってみればとても前衛的でした。

安田「 全部で347枚かな、全部このために取りおろしです。
かなり重みを感じていました。荒木さん自身の思いがすごく強いのと、
あまり具体的な事象に関してはとらわられない方なんですが、
やはり311の後の状況をすごく写真にこめられていて。」

その写真、いかにも荒木さんらしい普通の人々のポートレートや、
妖艶な着物の女性が次々に出て来るのですが、
いつもの荒木さんの写真とまったく違って見えます。その理由は。

安田「 写真に引っ掻き傷があってね。
絆を全部一度そこで断ち切ってしまう、という協力な写真でした。
モノクロの方はね。音楽をつけるとかなり難しいというか、責任感を感じる、というか。

そう、家族や女性たちの写真はどれも引っ掻き傷があって、
それを繰り返し繰り返し見せられることで、平和な日常がもうそこから
失われてしまったことを感じざるをえません。

一度断ち切ってしまう、断ち切られてしまったところから、
何かが再生する、それはいったい何だろう、
そんなことを思いながら、いつの間にか、
安田さんのピアノの演奏、
そしてAkimuseさんの声にひきこまれてしまっていました。


寒いなか集まったお客さんはこんなふうにコメントしてくれました。

「とても興味深かった、いったいどんなパフォーマンスになるか
まったく想像つかなかったけれど、すごくよかったよ」

刺激的なパフォーマンスを終えた安田さんとakimuseさん。
でも逆にニューヨークから刺激を受けたのは自分たちの方だと言います。

安田「 来るのはすごい体力と知力がいるんで、サバイバルというか、
かなりその気にならないと。でも来てみるともらうものが多いですね。
エネルギーというか、なんかもうやけくそになる、というか(笑)パワーをもらいますね。」

Akimuse「やはり今日本がパワーがないって言っちゃあれなんですけれど、
色々な感情が入り交じっていて混沌としていると思うんですけれど、
ニューヨークに来てみて全然違う。スピードは同じくらい早いんですけど、
ものすごくみんなが自立していて元気がいいというか、
日本で気にしているようなことは一切気にならないという、貴重な体験になりましたね。」

安田「やはり月並みな言い方ですけれど、ニューヨークでライブをやって、
色々な人が出ていて、今レコーディングをしていて、色々なタイプの
色々な国から来ている人とやってね。ちょっとしたことでも
感じることがけっこういっしょだったりするので、それが拡大していくと、
例えばひとつの出来事にたいする気持ちが共有できるかな、と。
その先はちょっとわからないですね。その先にも希望を見いだしたいと思っていますね。」

その先にある希望。。

そう、今回も震災の写真を見せたり、それについて語るのではなく、
とてもアブストラクトな形で、感性にうったえることで、
人間として同じものを共有することができた、そんなパフォーマンスだったと思います。

先週の野田英樹さんも、そして安田芙充央さんもアラーキーも、
人間を愛し、日本という土地で育まれた感性で、世界にメッセージを発信している。
それはモノよりも何よりも人の心に届く、一番大切なものだと信じています。


佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers

【Webラジオ】1月26日(木)アメリカ ニューヨーク

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2012年01月25日

【webラジオ】1月25日(水) フランス・シャモニー

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2012年01月24日

1月24日(火)のフラワーレポーターは韓国でコーディネーターをされている「鄭 慈卿(チョン・ジャキョン)」さんです!

◆ソウルのお天気、やはりとても寒い?!


毎日とても寒い日が続いています。
ずっと寒くて今朝もマイナス12度で、昼もマイナス4℃でソウルは真冬な感じです。


◆日本ではセンター試験もありこれから受験シーズンですが、お隣韓国はいかがでしょうか。


韓国では毎年11月の中旬に受験テストを行います。
その結果が出ると高校3年間の成績と合わせて大学に受付をします。
成績と面接などで合格者を発表します。
韓国の学期は日本より1ヶ月早く始まるので3月からです。そして今はほぼ大学が入学決まっています。

◆学歴社会で、日本より厳しいといわれる韓国の受験事情・・・


そうですね、韓国の教育熱は世界一だと言っても言いすぎではないほど、確かに学歴社会です。
親世代は良い大学を卒業したら良い職業をもらえるという考え方を持っていますので、とりあえず子供を良い大学に入らせるが大事だと思っています。やはり受験って一生を決める大切なきっかけだと考えている人が多いですね。


◆受験が厳しい背景や、韓国ならではの教育システムを具体的に教えてください。


受験がきびしくなった背景には多分歴史的なことも一つの原因であるのではないかと個人的には持っています。
朝鮮時代とか大昔から韓国は武者より学者を優待した文化がありました。
そして、1950年に戦争が起こって、戦後に韓国は本当にまずしい環境でした。勉強したくても仕方がなくてあきらめた人も多かったし、結局社会をリードする人は知識のある人、勉強できる人、つまり大学を卒業して成功した人だと思っていたのかも知れません。


まず貧しい環境から逃げださかればならないと成功できないと思っていて、そのためには大学に入って色んな知識を学ばないといけないと思っていました。
それでその文化と考え方が今まで自然につながっていて、今の学歴社会のベースになっていると思います。


良い大学に入るためには学生一人ではできないですね。親のサポート無しには難しい時代になりました。大学の合格率の高い塾はお母さんたちのコミュニケーションでその情報をもらえるし、そのような塾に入るためにはテストがあって、その中でもレベルによってクラスが分かれています。
もちろん人気の塾は高いですので、お父さんはもっと稼がないといけませんし、韓国での受験は学生と家族が一緒に力を合わせてやることだと思っています。高校3年生のいる家は子供が中心になる1年を過ごしますね。


◆どんな合格祈願グッズがあるのですか?日本と違う点など。


食べ物だとやはり韓国のあめですね。韓国では貼ると意味と合格の意味が一緒です。それで、ベタベタとすると言うか、もちもちする食べ物を挙げる習慣があります。それでお餅も人気です。
その他、面白いグッズだとトイレットペーパーとかフォークなどもあります。
これも韓国語のニュアンスですけど、トイレットペーパーはよくほどくために、そしてフォークはよく当てるためにプレゼントします。フォークの場合は知らない問題に場合の運を呼ぶためです。


日本と違う点は授業の後に夜遅くまでやる自律授業があります。深夜まで学校で自分で勉強
する時間で、韓国の高校生は1日の多くの時間を学校で過ごしています。私が高校生の時も担任先生に「行ってきます」という挨拶が流行っていました。


◆試験当日は、どんな様子ですか、警察も出動って本当?


本当です。警察は遅れた受験生のために待機しています。パトカーやバイクで遅刻した受験生を乗せて学校までガイドします。


公務員はもちろん、多くの会社では出勤時間を9時から10時に変更して受験生があせずに時間とおりに受験場所まで到着するように気をつけています。受験の日はかなり敏感になりますので、学校の周辺で走ってる車はどんなことがあっても絶対クラクションを鳴らさないです。それは常識になっています。


そして英語の聞き取りのテストの時間も一緒で、車のクラクションは当たり前で、地域によって飛行機も飛ぶエリアでも飛行機のに運行を中止しています。なるべく受験生を刺激する行動はしないのがルールだと思っています。


◆子供の英語の発音が良くなる為に、舌を短くする手術を親が受けさせるって、本当?


ありましたね。でも、みんなに流行っているのではなかったし、やはり韓国でもそんな人がいるということがとてもショックでニュースになりました。今あまり聞いてません。


でも、子供の英語の教育にはかなり熱いですね。カモメパパという言葉が流行っているほど、お父さんは一人で一生懸命韓国で稼いで、お母さんは子供を連れて英語圏の国に留学をしに行きます。それで、カモメパパは韓国と海外を行ったり来たりして家族に会っていますけど、やはり思った以上になかなか会えないし寂しくて、カモメパパがうつ病になったりもしています。そして、ちゃんとした食生活ができなくて健康に問題ができたりして、社会問題にもなっています。

◆ジャキョンさんご自身はいかがでしたか?


今は11月中旬になっていますけど、前は完全に冬でしたので、本当に寒くて、もっとドキドキしていました。
科目の数も今より多いでした。それに大学の数も今と比べても少なかったし、今より大学優先という考えか強いでしたので、その時のプレッシャはすごかったと思います。


◆最近の韓国の受験の傾向はいかがでしょうか。


最近になってその考えも少しずつ変わっています。自分の特機を生かせて専門学校に入る傾向になりましたし、大学を卒業した人が就職のために、また短期大学とか専門学校に入る場合もあります。
学歴社会も一つの課程だと思いますし、戦後の経済成長などを考えるといい影響もあったと思います。
最近はよりバランス良い道を歩むように考え直していて、頑張っている傾向に向っていると思います。


2012年01月23日

1月23日(月)シンガポールから

シンガポールは、この時期、「旧正月」を迎えて、大変にぎやかなようですよ!
旧正月というと、中国のイメージですが、シンガポールでは、どのように過ごすんでしょうか?

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シンガポールにお住まいになって、6年。
現地でファッション・ライターをされている「グラント里香」さんにお話を伺いました。

Qさて、この時期、旧正月を迎えているそうですが、街の様子はいかがですか?

⇒この季節、国民の75%を占める華人系シンガポーリアンたちの各家庭や、コンドミニアムの入り口などは、艶やかな中華正月の飾り付けでとっても華やかです。 お正月中は縁起の良い“赤”の正装着を着る習慣があるので、街中豪華な飾りつけと人々のファッションで真っ赤!シンガポールの春節に欠かせない“みかん”ですが、年始ご挨拶としてみかんを贈り合う人々の姿を多く目にします。

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Qイベントも色々行われるんでしょうか?

⇒今年のチャイニーズ・ニューイヤーは1月23日と24日に当たり、シンガポール政府観光局では2月21日まで、旧正月を祝うイベントをおこなう「シンガポール・チャイナタウン・チャイニーズ・ニューイヤー・セレブレーション2012」を開催しています。

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Qシンガポールのチャイナタウンは、どんな雰囲気でしょう?

⇒チャイナタウンは世界中にありますが、シンガポールのチャイナタウンで祝う新年は他とは違い、辰をテーマにした色鮮やかな縁起の良いデコレーションでメインストリートが煌びやかな夢の世界にかわるのです。夕方には照明が灯され、夜店、ストリートパフォーマンスが始まり、一層盛り上がります。様々な楽しいパフォーマンスやアクティビティの中でも見どころの一つといえば、獅子舞(ライオンダンス)の国際的な大会です。チャイナタウンのど真ん中で、熱い闘志を燃やすプロの獅子舞を見る絶好のチャンスですよ。

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Q旧正月というと、爆竹がつきものですが、やはり派手に行われるんでしょうか?

⇒また絶対に逃がしたくないのは、「シンガポール・チャイナタウン・チャイニーズ・ニューイヤー・セレブレーション」の公式ライトアップ&オープニングセレモニーで行われる“爆竹イベント”です。大音量のスリリングな爆竹が、チャイニーズ・ニューイヤーの始まりを告げます。また、爆竹を見ることができるのは、新年のこのイベントだけです。

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Q大きなパレードもあるそうですね?

⇒2月3日、4日の2日間で行われる、今年で40年目を迎える恒例の“2012年のチンゲイ・パレード”は、近年スケールが大きくなる一大イベント。今年はF1ピット沿い360mの水路での初のウォーターパレードとなり、世界中から集まったパフォーマーたちによる、水路の上での山車や火を使ったパフォーマンス、マジック、ダンスなど、世界中の文化のぜいたくで華やかな祭典を楽しむことができます。
そのほか、非常に希少で珍しい春の花々が、周囲を七色に染めまる、チャイニーズニューイヤーでしか見ることのできない恒例のフラワーフェスティバルがセントーサ島で行われます。
日本人のチームも出場しますよ。


Q里香さんご自身は、旧正月は、どんな風に過ごすんでしょう?

⇒1月21日から29日までマリーナベイで開催の“ River Hongbao ”。これはドラゴンをはじめとしたデコレーションが煌びやかに湾に浮かぶそうなので、ぜひ行って見ようと思います。また、チャイナタウンの夜店散策、セントーサ島のフラワーフェスティバルにも興味があります。今年は思いっきりチャイニーズ正月を満喫する予定です

【webラジオ】1月23日(月)シンガポール

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2012年01月19日

1/19(木)はアメリカ・ニューヨーク在住のフラワーレポータ、佐藤めぐみさんからの報告です!


1月は1年で一番寒い月、ニューヨーク今の気温、マイナス4度。
それでも今年はどうやら暖冬モードで行きそう。。。うれしいんですが。
コートなど防寒アイテムが売れなくて大変みたいです。
今の時期、ただでさえバーゲンシーズン。
今年は普通のデパートでさえ7割引は当たり前。
新聞広告についているクーポンを持って行くと、さらに15%引き!!!

私たちアメリカ人の99%はクーポンを集めている間に、
ビヨンセみたいに、1億円で病院改造して出産しちゃうセレブもいる!

そのビヨンセ、出産以来初めて一般ピープルの前に登場!
と大きな話題に。

実はマンハッタンに、ハズバンドJAY-Zがオーナーの、
めちゃおしゃれなスポーツバーがあるんです。
そこのリニューアル・オープニングパーティにビヨンセが登場! というので、
おとといあたりから煽りまくってました。

私も今日夕方近くを通ったので、ビヨンセのチラ見をこころみたのですが、
チラどころか人だかりしか見えませんでした。(結局来なかったそうです)

でも、今日はビヨンセの話ではありません。
日本のセレブのチラ見話です。

野田秀樹さん、先週まで2週間NYでお芝居を上演していました。
そのお芝居「THE BEE」を見てきました。

これがNYタイムスなどメディアで大絶賛!

今日は、正確にはチラ見ではなく正面から見た(しつこい)
野田秀樹さんのお芝居の観劇レポートお送りします。
ホリデーシーズンのツーリストが帰った後の、凍りつくニューヨークは
実は芸術の秋、ならぬ、芸術の冬!

この時期開かれるさまざまなパフォーミングアーツのイベントの中の一つ、
「UNDER THE RADAR」フェスティバル。
オフブロードウェイ劇場として名高いパブリックシアターと、
日本文化の発信拠点であるジャパンソサエティ、
前衛劇場として知られるラ・ママなどのコラボレーションで、
10日間に渡って世界中から集められたミュージカル、
演劇など気鋭の16作品が上演されました。

その中でジャパンソサエティがフィーチャーしたのは、
日本の天才、野田秀樹の「THE BEE」。
原作は筒井康隆と聞くだけでスゴそうでしょ?
筒井の短編「毟りあい」をもとに、

野田秀樹自身がイギリス人の脚本家コリン・ティーバンと共に英語で執筆。
4人の俳優のうち3人はイギリス人、そして野田秀樹さん自身!

2006年にロンドンで初演され絶賛を浴び、
2007年の日本公演では数々の賞を受賞。
今回も既にニューヨークタイムスなどでレビューされ、高い評価を得ています。

ストーリーは脱獄犯に妻子を人質にとられたサラリーマンが、
逆に脱獄犯の妻子を人質に立てこもり、
互いが果てのない復讐合戦をくり広げる。。。というお話。

開演前、幕の無いシンプルなステージには
中央にレトロなテレビのようなオブジェが設置されて、お茶の間な感じ。
するといきなり芝居がスタート。
男達がドヤドヤとステージに現れ、サラリーマンをとりかこむ。
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実はこのサラリーマン、井戸さんというんですが、
この井戸さんの家に脱獄犯が妻子を人質に立てこもってしまったんです。

それと知らずに帰宅した井戸とテレビレポーターのやりとりは
すごくユーモラスでスピーディなのですが、笑っていられるのは最初だけ。

脱獄犯の奥さんに説得をたのみに行った井戸さん、
そこで彼の中で何かがパチンとはじけてしまい、
今度は井戸さんが脱獄犯の妻子を人質に立てこもってしまう。
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それから井戸さんと脱獄犯のバイオレンスの応酬になるんですが、
平和を愛する小市民のはずの井戸さんは、、
自分自身も知らなかった暴力的な本性に陶酔してしまいます。
そうなるにつれて芝居のテンポは急激にスローダウンし、
おどろおどろしいシーンが展開していきます。

現実から隔絶され、最後にはその暴力が日常にとってかわってしまう。

タイムスのレビューでは
その変化を表す脚本と演出が素晴らしいと絶賛していました。

実は、サラリーマン井戸を演じる「女優」も素晴らしい。
そう、男の役を女優が演じているんです。
キャサリン・ハンターという女優さん、ローレンス・オリビエ賞も受賞したすごい方。

極められた肉体表現で演じる、小市民から犯罪者への「変態」はすごい!
もうくぎづけです!

逆に井戸が陵辱する脱獄犯の妻を演じるのが野田秀樹。
男と女が逆転してるんです。

こうした男女の逆転も含め、芝居の至る所に2重構造の仕掛けがいっぱい。
オーディエンスは見事に歪んだ感情と精神のスパイラルの中に取り込まれてしまうんです。

ところが取り込まれた瞬間、そこで芝居はジエンド。物語はまったく解決しません。
私も含め、芝居にハマりこんだまま、半ばあぜんとしたままシアターを後にしている観客もけっこういました。
後半は彼らの感想も聞いてみましょう。


芝居の余韻に興奮した表情の若者3人組に声をかけてみました。
ハビアとビクターはキューバから、そしてヨースケさんは日本からの学生です。

「すごくシリアスなテーマだと思った。犯罪者と普通の人は表裏一体。
普通の人でもギリギリまで追い込まれるとクレイジーになるし、
すごくクレイジーな人がノーマルになったりもするんだね。」
「すごくユーモアのセンスがあって、素晴らしくエンターテイメント性も高い。
そして男女が逆転することでシリアスな中にユーモアの入る余地を残しているの素晴らしいと思った」
「普段自分でも映画をつくっているので、野田さんの英語の芝居は初めてどんな感じかなと思ったんですが、まわりのアメリカ人の評判もよくて、なんか勇気づけられる感じでした。」 

野田秀樹さん自身はこの作品に関して、
911からイラク戦争への報復の連鎖からインスピレーションを得たとコメントしています。

私が感じたのは19〜20世紀の前半まで戦争を繰り返した日本人としても、
自分たちの民族の歴史を見つめるヒントになるのではないかということだったりします。

とにかく日本人にも世界の人にも、もっともっと見てほしいと感じました。


「THE BEE」はニューヨークの後ロンドン、香港とまわり、
同じキャストでの東京公演(2012 年2月24日〜3月11日 水天宮ピットにて上演) 、
さらに日本人キャスト(宮沢りえ他)での全国公演が続きます。
Check it out!

「THE BEE」舞台写真:撮影:内河路美

佐藤めぐみ   ジャーナリスト、プロデューサー ニューヨーク在住、J-POPからベースボールまで、 日本文化がアメリカでどう受けいられているかを中心にレポートするジャーナリスト、 アメリカのJ-POPファンのためのイベント 「SAMURAI BEAT RADIO(サムライビートレイディオ)」をプロデュース。 BLOG:http://ameblo.jp/meguminyFlowers


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