今年で第21回目を迎える、チョコレートの国際見本市『ユーロチョコレートEurochocolate』
今月の18日~28日まで開催中です。
というわけで今日は、イタリアペルージャ在住の日本語教師「井内梨絵」さんからのレポートです。
◆ユーロチョコレートとはどんなイベント?
チョコレートに関連した、さまざまなテイスティングを開催。テーマに沿ったチョコレートの試食だけでなく、ワインやコーヒーとチョコレートのマリアージュを楽しむ試食会や、地元ウンブリアのさまざまな物産とチョコレートの意外な組み合わせも。
また、今年も100以上のメーカーが出店する露店も見所。フェアトレイディングの哲学に沿った製品や、グルテインフリーのチョコレート、また犬用のチョコレート製品もお目見え。
150以上のチョコレートメーカーのスタンドが町中を占拠するさまは圧巻。毎年見ている光景でも、やはりチョコレートショップから手ぶらで帰れません。
(写真:街中のスタンド)
◆では今回、今年のテーマは何ですか?
テーマ
「APPLICHIAMOCI!」→WEBのアプリケーションを使おう!の意味。
昨年18周年を迎えて「成人」し、子供から大人の仲間入りをしたユーロチョコレート。今年は若者らしく、FBやツイッターなどを利用するチョコ好きにアプローチしています。
(ユーロチョコレートが開設したFBのページには、27000人の「いいね!」が。)
◆ペルージャ在住りえさん、見所は?
ペルージャで一番有名なチョコレート、バチ・チョコレートは、今年生誕90周年を迎えます。ユーロチョコレート開催期間はさまざまなメーカーが工夫を凝らしたスタンドやオブジェを展示するのですが、今年は町の真ん中に巨大なバチチョコレートの箱が登場します。
◆文化、食、娯楽の要素をふんだんに盛り込んだ充実のプログラムが用意されている、とのことですが、チョコレートのエステや彫刻などもあるんだとか。チョコレートの本場 ヨーロッパの最大のチョコ祭り、ペルージャのこのお祭りならではの「チョコレート体験」は何?
チョコレートを使った料理が面白いです。お土産に、チョコレートを練りこんだパスタ、なんていかがでしょう。
(写真:ユーロチョコレート公式ショップのウィンドウ)
◆年に一度のチョコレート祭り、ペルージャの皆さんにはどんな存在?
町がごった返す様に、嫌い!などという人もいらっしゃるのですが、(参加しない市民も)それでも、もう21年も同じ時期に続いているイベントです。もはや、秋の訪れを感じさせる存在。
(写真:ペルージャの町のようす)