パリのイルミネーション★2012
今年の締めくくりに、世界で一番美しいといわれるシャンゼリゼ通りのイルミネーションを御紹介いたします。
11月21日夕方の点灯式には、パリ市長や女優のダイアン・クルーガーさんが参列しました。このイルミネーションは来年の1月11日まで、毎夜、街に彩りを与えてくれます。
去年より、このフラフープ・タイプのデザインに変わっております。
LED仕様以前の頃に比べて10分の1の電気消費量で済むという、エコロジー対策のたまものです。
マロニエとプラタナスの街路樹を歩くと、こんな感じ。
数秒単位で色が変化していきます。ちょっと日本のネオンのようでもありますね。
シャンゼリゼ通りの中間点、六差路のあたり。北欧系の美しいブルーです。
ここからコンコルド広場まで、“マルシェ・ド・ノエル(クリスマス市)”、日本の出店の屋台にあたる仮設の山小屋が連なります。ヴァン・ショー(ホット・ワイン)で身体も心もぽっかぽか。
さて、パリの夜を少しドライブしてみましょう。
チュールリー公園を背に、奥はヴァンドーム広場です。こちらは“樹氷”のようなディスプレイ。
ギャラリー・ラファイエットです。クラシカルで豪華な雰囲気で続いてきたこの数年とは、かなーーーり様変わりしております。
こちらはお隣りのプランタン。赤×白×ゴールドのリッチ感は、帝政ロシアの雰囲気。
12月に入ると、街中にはこの“もみの木”がお目見えです。
ちょっともったいないようですが、毎年買って毎年捨てる、が慣例です。日本の角松のようですね。
こちらはジョルジュVホテルのクリスマスツリーです。
さて、ロマンチックなクリスマスにパリの恋人達はどうしているのでしょう?
実はこちらではクリスマスはれっきとした宗教行事のひとつですから、イメージでは日本のお正月に近く、実家に帰って家族とともに過ごす、というのが一般的です。
観光地のレストランは別ですが、地元のレストランはのきなみ“お休み”となります。この時期パリにいらっしゃる方はよく御確認くださいませ。
岩本麻奈
皮膚科専門医、コスメティック協会理事長、美容ジャーナリスト
*パリ在住年数
パリ13年。フランス16年。
*ホームページ
www.dr-mana.com