« 6月11日月曜日ポーランド・ワルシャワ | メイン | 【webラジオ】6月12日(火)ボツワナ共和国 »

6月12日(火)のフラワーレポーターはボツワナ共和国にお住まいの平野 祐介さんです!

◆ボツワナの場所など、基本的なところを教えていただけますか?


ボツワナはアフリカの南部に位置し、2010年にサッカーのワールドカップが開催された南アフリカ共和国の北側にあります。周囲を陸に囲まれた内陸国のため海がありません。


◆経済面では、どんな産業が盛んなんでしょうか?


主な産業はダイヤモンドで、ダイヤモンドの産出量は世界一です。ボツワナの名前こそ出ていませんが南部アフリカ産として日本にもたくさん出回っています。


◆ボツアナの治安はいかがですか?


また、とても平和でかつて一度も戦争・内戦をしたことがありません。治安もとてもよく、警察官は拳銃を所持していません。


◆平野さんがお住まいになっているのは、ボツワナのどんな街でしょう?


野生動物がたくさん生息している世界一大きい内陸デルタ、オカバンゴ・デルタへの玄関口となる観光の町です。オカバンゴ・デルタは日本ではまだまだマイナーですが、欧米では有名な観光地で街中では欧米人の姿を多く見かけます。また、そのオカバンゴ・デルタから流れてくる川が街中を流れていて、半乾燥地域に属するボツワナでは珍しく一年中涸れることはありません。


◆平野さんは、今、「JICA」でお仕事をされてるそうですが、ツワナに行かれたきっかけは、なんだったんでしょうか?


青年海外協力隊に応募し、その派遣先がボツワナだったことです。応募の際は特にボツワナを希望していた訳ではないのですが、ボツワナに来ることができてとてもよかったと今は思っています。


◆現在、ボツワナでは、どのような活動をされてるんですか?


任地にある技術短期大学のコンピュータやネットワークの管理が活動内容です。ハードウェア、ソフトウェアの両方において修理したり新しいものを導入したりする等のメンテナンスを行っています。


◆実際にお住まいになってみて、ボツワナの魅力は、どんなところだと感じますか?


手付かずの大自然と野生動物たちです。見渡す限りの地平線、刻々と空の色が変わっていく夕暮れ、満天の星空。サファリも充実していて非常に多くの野生動物を見ることができます。日本の約1.5倍という広い国土に対して、人口は日本の約60分の1、200万人弱しかいません。世界でもトップ10に入る人口密度の低さで、そのため多くの土地が自然のまま残されているのです。またボツワナには塩湖も存在し、乾季になって水の干上がった塩湖は辺り一面何もない無の世界となります。その景色はまるで地球ではない別の惑星に来たかのようです。


◆平野さんの今後のご予定は?


青年海外協力隊の任期が今年の9月で終了するため、9月に日本へ帰国します。僕は青年海外協力隊には現職参加のため、帰国後はまたすぐに元の会社に戻って働く予定です。