ペルーでは、この時期、「インティライミ」というお祭りで盛り上がるそうです。
「南米三大祭り」の数えられる、ペルー最大のお祭りです!
そんなペルーからレポートを届けていただくのは、ペルーにお住まいになって、6年。
現地でフリーライターをやってらっしゃる「原田慶子」さんです。
Qペルーでは、6月になると「インティライミ」というお祭りが行われますよね。
これは、どんなお祭りでしょう?
インティライミというのはアンデスの方で話されるケチュア語で「太陽の祭」と言われます。
南米三大祭りのうちの一つ(他はブラジル・リオのカーニバル、ボリビア・オルーロのカーニバル) 毎年6月24日冬至に行われる。
⇒名前の意味・インティ=太陽、ライミ=祭り。南半球の冬至、インカ帝国時代に行われた収穫を祝う祭り。
本来は1年の収穫を太陽神に感謝して、その次の年の豊作を祈願するインカ帝国時代から行われていた大事なものです。
⇒クスコ市内3カ所で行われる。最初はコリカンチャ(黄金の神殿)で会開の儀式。インカ王の登場、何百人もの踊り子が鮮やかな衣装を着て踊る。次にアルマス広場に移って、クスコ市長やら来賓の前で踊り、メインスタジオであるサクサイワマン遺跡へと移る。ここでは踊りのほか、生贄のリャマの心臓を太陽神に捧げるパフォーマンスなどがある
今日のクイズはこれです!
Q「インカ帝国の“インカ”の本当の名前はなんでしょう?」
正解は「皇帝」
本来「インカ」とは皇帝を表す言葉だったが、スペイン人たちが国の名前と勘違いしてしまった。「タワンティンスーユ」…4つの州という意味のケチュア語。
Q原田さんも、今回のインティライミ、参加されました?
今年はしていないのですが、何年か前は見に行きました。
世界中の人が集まって、連日街ではいろんな祭りとかカーニバルが行われます。
当日はサントドミンゴ教会で開会の宣言がされます。
サントドミンゴ教会は今はこの名前になっていますが、本来は黄金の神殿とコリカンチャと呼ばれ、インカの時代には大切な場所だったと言われています。
今年は800人のクスコの人が参加して、踊りを繰り広げました。
インティライミの踊りのリズムはサンバとかサルサとかとは違うんですが、単調ですけどずっと聞いているとワクワクしてきたり。
本当に力強い踊りが見れます。
ダンサーも男女一緒で当時の様子を再現した踊りなど見れますよ。