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1月31日(火)のフラワーレポーターはハンガリーにお住いになって7年温泉マニアの「山賀映美」さんです!

◆ハンガリーの温泉について 映美さんと温泉の繋がりについて


学生時代、私にとって世界一の温泉地「別府」で過ごす中で、「別府八湯温泉道」に参加、湯遍路として1週間で88か所の温泉を巡り「温泉名人」の称号を得ました。その後も、日本全国、さては、海外の温泉まで、様々な場所の温泉に入りながら、地元の人との交流を楽しんできました。


◆実はハンガリーは温泉天国?


ハンガリーは、ヨーロッパ随一の温泉国。首都ブダペストは、世界で唯一「温泉都市」の称号を持っていることでも知られますし、全国各地に400近い温泉がある、正に温泉天国です。


◆温泉が多くある背景 どんな場所、日本の温泉との違い 地元の人はどのように温泉を楽しむ?


ハンガリーの温泉は、火山のある日本と違い地熱性の温泉です。昔からエネルギースポットがたくさんあることでも知られていますが、地殻が薄く、昔、海だったこともあり、地下の貯水量も多いことから、マグマの影響を受けた温泉資源が得られるのです。


日本の温泉との違いは、海外では多いことですが、プールのように大きな浴槽で、水
着を着、温めの湯にゆっくりと浸かるところでしょうか。ハンガリーを始め、ヨーロッパの温泉では、必ずと言っていいほど、医療施設が併設されており、保険適用で、治療として湯治にいそしむ方々が多いのです。そのため、温泉地では、2~3週間、のんびりと療養をする人で賑わっています。


◆温泉マニア 映美さんおすすめの温泉スポット 有名どころでは、


ブダペストの市民公園には、町の人々に昔から愛されている「セーチェニ温泉」があ
ります。朝も6時から開いていますので、地元の老人などが朝早くから治療に訪れたり、気楽な年金生活者たちが、日がな一日のんびりとぬるま湯に浸かりながらチェスをして
いる風景が見られます。私のお気に入りの温泉スポットは、ハンガリー西部にある、ヨーロッパ最大の温泉湖「ヘーヴィーズ」です。東京ドームがすっぽりと入るくらいの大きさの自然の湖そのものが温泉で、なんと3日でお湯が入れ替わるほどの湯量を誇っています。温めの温泉ではありますが、1年中温泉に入れますし、魚たちが泳ぎ、睡蓮の花が咲く自然の中で、浮き輪でぷかぷか楽しむ温泉は極楽そのものです。