今日はイタリアにお住まいになって、10年。
現地で、日本語の先生をやってらっしゃる「井内 梨絵 (イノウチ リエ)さんに、レポートを届けてもらいます。
ペルージャでは、まさに、この時期、「ユーロ・チョコレート」というイベントが開催されているそうです。
Qチョコレートの国際見本市『ユーロチョコレート』というのは、
どんなイベントなんでしょうか?
世界中からチョコレートだらけになるイベントなんです。
オープンエアーにお店が並んだり、チョコレートの彫刻があったりと本当に街中がチョコレートの匂いでいっぱいになります。
世界中からチョコレートを見にくるお客様もいっぱいなので、いつもと違った雰囲気ですね。
これが来たら秋が来たなぁと思わせる秋の風物詩的な感じのイベントです。
Q毎年、テーマがあるそうですが、今年のテーマは何ですか?
⇒今年のテーマは、「思い出だけで、生きません。」
ユーロチョコレートは今年で18回目。イタリアで18歳といえば成人です。そういうわけで、ユーロチョコレート18歳の誕生日となる今回、主催者は例年以上に力を入れているようです。
Q今年、会場にはいかれましたか?
地元のペルジーナという会社が作ったチョコレートだったり、チーズの形をしたチョコ、このイベントの為に特別に作られた巨大なチョコなどいろいろありますね。
面白いチョコとかはありましたか?
ドネル・ケバブというのはご存知でしょうか?
お肉を削る有名な料理なんですが、その形をしたチョコを削るケバブのような形をしたチョコレートがありました。
実際、いろいろなお店があると思いますが・・・。。
150以上のチョコレートメーカーのスタンドが町中を占拠するさまは圧巻です。毎年見ている光景でも、やはりチョコレートショップから手ぶらで帰れません。
お店全部を見て回るのは大変だと思います。
1日ひたすら歩いてチョコ巡りをする人もいますね。
期間は10日間くらい行われていますね。
Q毎年、地元のペルージャの人々はどのように楽しむのでしょうか?
⇒実は地元の人たちは、それほどイヴェントを見たりしません。特にお店を持ってる方たちは、ユーロチョコレートを見に外からペルージャを訪れる観光客を相手に、大忙しです。
イタリア人でチョコや甘いものが大好きなので、チョコを嫌いな人を見た事がありませんね。