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8月9日(火)のフラワーレポーターはモルディブにお住まいになって6年。現地で、ヘアーメイクとウェディングコーディネーターをやってらっしゃる深澤佐季子さんです!

◆モルディブには、小さな島がたくさんありますが、それぞれの島に特徴があるそうですね?


1島に1つのリゾートがモルディブの基本形?!インド洋の南西約600キロの洋上に、南北約820キロ、東西に約130キロにわたって広がる26のアトール(環礁) から成るモルディブ共和国。環礁の中には一周歩いて数十分、小さいものでは5分ほどという小さな島々が点在しており、陸地部分をすべて合わせても面積はわずか298平方キロメートル。領域のうち約9割が海であることからも、その特殊な環境がわかります。そんな小さな島々から成るモルディブだから、「リゾート島」、「首都の島」、「空港の島」というふうに、1島につき1つの機能しか持つことができない。ユニークなところでいえば、「コカコーラを製造する島」、「刑務所の島」、「ゴミの島」といったものも。もちろん、機能を持つことができない小さな島や、砂だけが集まった島(砂洲/サンドバンク)などもありますが、これらは総じて「エクスカーション」と呼ばれるリゾート主催のオプショナルツアーで訪れることができます。


◆観光で多くのお客さんが訪れるのは、どんな島でしょうか?


島の特徴を調べてリゾートを選びましょう。私たち旅行者がモルディブを訪れるとき、たいてい宿泊するのは「リゾート島」。現在、建設中を含め13の環礁にリゾートが造られ、バカンス客を迎えています。1島1リゾートが原則で(例外的に2~3リゾートある場合も)、発電機や塩水ろ過装置など、必要な機能すべてを島内に備えています。
島の形はそれぞれ異なり、それに伴いビーチやラグーン、ハウスリーフなど島の立地条件も違います。実は、これが海遊びを目的としたツーリストにとって、重要な決め手です。例えば本格的にスノーケリングを楽しみたい人は、島からハウスリーフが近い島を選ぶといいですし逆に、遠浅のラグーンが広く囲んでいる島は、子供の水遊びやウインドサーフィンなどウォータースポーツに最適な環境です。また、両端にビーチが延びる細長い島もあれば、白いビーチできれいに縁取られた丸形の島もあり、さらに砂の色やきめの細かさも、島によって微妙に異なります。


◆モルディブといえば、ダイビング・スポットとして有名ですが、ダイビング以外にも色々なツアーがあるそうですね?


●エクスカーション:リゾートから一歩外に出て、モルディブの自然をより身近に感じることができるデイツアーが盛りだくさんモルディブではダイビングしかないと思われていますが、多彩なエクスカーションがあるので、ノンダイバーでも存分に楽しめる!エクスカーションはたいてい日替わりで開催されています。


●アイランドホッピング:ー番人気のエクスカーション。無人島、ローカルアイランド(漁民の島)、別のリゾートという3種類の島を訪れるのが一般的。無人島でスノーケリングやピクニックランチを楽しみ、ローカルアイランドでショッピング、さらに別のリゾートの偵察(!?)ができるという欲張りなエクスカーション。


●潜水艦ツアー:北マーレ環礁のリゾートや空港発で所要時間約3時問。


●ドー二(ヨット)クルーズ:小さなセイルつきドー二や豪華ヨットで島の周りを1~2時間クルーズ。カップル単位で楽しめる、シャンパン&カナッペなどがついたサンセットクルーズが特に人気。イルカとの遭遇もあり?!


●フィッシャーマンズヴィレッジ(漁民の島)ツアー:気軽にお隣の漁民の島を訪れるツアー、たった今捕ってきたばかりの魚の水揚げの様子が見られたり、リゾートでは見ることのない地元の人々の生活を目にすることができる。


●シーニックフライト(遊覧飛行):海と島々を一望できる遊覧飛行。主に南北マーレ環礁、のリゾートで開崔される。中には数十分間のフライトのあと無人島に降りるものも。


●スノーケリングツアー:無人島やほかの島のハウスリーフヘ出かともありますが、一般的なのはドー二で海の真ん中にあるスノーケリングスポットヘ行くパターン。プラットホームやドー二をべースにスノーケリングを楽しむ。


●ナイトフィッシング:ー番お手軽なエクスカーション。夕方5~6時ぐらいにリゾートを出発し、釣り糸をたらして釣りを楽しむ。ラインフィッシングともハンドフィッシングとも呼ばれます。釣れた魚を翌日のディナーにしてくれることもありますよ。


●無人島貸し切り:リゾートが所有する無人島をカップル(グループ)単位に貸し切ってしまうエクスカーション。中にはランチ付さとかプライベートキャンドルライトディナー付きという内容のものも。1泊できるところもあります。


モルディブといったらスクーバダイビングが人気ですが、ノンダイバーでも存分に海を楽しめるアクティビティがたくさん。リゾートにはダイビングセンターのほかに、各種マリンスポーツを楽しめるウオータースポーツセンターがあるのが普通です。ウインドサーフィンやカタマランセーリングなどの料金設定は、レンタルとレッスンがあります。ウインド、スノーケリングセット、カタマラン、シーカヤックといったモーターを使わないものは無料貸し出しするリゾートも多い。


ナチュラル系マリンスポーツ スノーケリング、シーカヤック(カヌー)、カタマランセーリング、ウインドサーフィン、フィッシング、カイトサーフィン、グラスボトムボート、サーフィン
スピード系マリンスポーツ ウェイクボード パラセーリング バナナボート ファンチューブ ジェットスキー


◆深澤さんは、ウェディングコーディネーターをやってらっしゃいますが、モルディブでのリゾート・ウェディングの特徴は、どんなところでしょうか?


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モルディブでのウエディングは、滞在するリゾートで挙げるのが普通です。だからウエディングの式場となるのは、リゾートのビーチや桟橋、あるいは近くの無人島など。いずれも真っ青な海と空が舞台となります。特に無人島でのウエディングはモルディブならではのもの。青い海と空に永遠の愛を誓い合います。挙式のあとは水上ヴィラで2人きりのハネムーン!美しい海と空が2人の門出を祝福してくれるモルディブのウエディング。ハネムーンも兼ねられるので、トータルで考えると日本で式をするより随分と安上がり。世界中のリゾーターがあこがれるモルディブで、ロマンティックな水上ヴィラに滞在して、まさに夢のようなハネムーンを送ることができます。ハネムーン水上ヴィラなんていう2人きりの時間を満喫できるような、島とつながれていない完全独立型のヴィラもあります。
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◆モルディブに行った時に、会話に花が咲くような 「役に立つ一言」


役立つ一言は世界共通で『ありがとう』かな、とおもいますので
ディベヒ語でありがとうは「シュークリア」!