« 【webラジオ】7月25日(月)イタリア | メイン | 【webラジオ】7月26日(火)グアム »

7月25日(月)イタリアから中村天平さんのレポートです。

今日はイタリア、ミラノから「コンポーザー・ピアニスト」の「中村天平(なかむら てんぺい)」さんのレポートです。


DSC_0028.JPG

※中村さんは、普段、ニューヨークにお住まいになって、音楽活動をされているそうなんですが、今日は、ミラノにいらっしゃるそうです。


Qミラノのこの時期のお天気はいかがですか?やっぱり暑い?
本来はもっと暑いと思うのですが、今は涼しいですね。

Q中村さんは、「コンポーザー・ピアニスト」としてご活躍ですが、まずコンポーザー・ピアニストが、どんなお仕事なのか?教えていただけますか?

ピアノを弾く人、作曲をする人それぞれ活躍している方がいると思いますが、それを両立させているのがピアノコンポーザーです。


Q「コンポーザー・ピアニスト」としての活動を始められたキッカケを教えていただけますか?なぜニューヨークに行かれたんでしょうか?

いろんな音楽のトップのミュージシャンが集まっている。
いい刺激を受けられるのでは?と思って行きました。

カルチャーショック的なものではないかもしれませんが、ビックリしたのは普通の小さいジャズバーなどに、レジェンドのミュージシャンが演奏していることもあるんです。

Q今回は、お仕事でミラノに行かれたんですか?

今回は2ヶ月ちょっとヨーロッパツアーをしています。
今回はそのツアーでミラノに滞在していたんです。


Q6月末から2ヶ月間のヨーロッパツアーを始められたそうですが、今まで訪れたのは、どんなところでしょう?

パリで2カ所、ポーランドで4カ所を廻りました。


Qヨーロッパの方々の反響はいかがですか?

パリなどはクラシックの要素を取り入れたものが人気があったりします。
ポーランドは古典のものを取り入れつつ、新しいものを求められるという国によって反応が違います。

 
Q去年、電子ピアノとリュックの総重量40キロ以上の荷物を背負いながら、三ヶ月半をかけてヨーロッパ12カ国をコンサートをしながら回られたそうですね?なぜ、そんな過酷の旅をしようと思ったんでしょう?


ピアノ音楽はヨーロッパから始まった。
その中で、日本人の僕が演奏したらその国の人々がどんな反応をするのか知りたかったというのがあります。

各地の世界遺産、コロッセオ、サグラダファミリアなどでもやりました。

Qボランティア活動もされているそうですが、おもにどのような活動を?

阪神大震災で自分の家が全壊しました。
今回の地震でも自分の事とは思えないくらいにショックを受けました。
その時NYにいたのですが、すぐに2曲を書いて、世界の人々に聞いてもらいながらドネーションを呼びかける活動をしました。


◆中村天平さんプロフィール◆


DSC_0289%E5%82%BE%E3%81%8D%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E5%BE%8C.JPG

公式 HP www.tempei.com/   
ブログ http://ameblo.jp/tempeizm/


クラシック、ジャズ、プログレッシヴロックなどさまざまな音楽に影響を受け、従来のピアノ楽曲の枠に収まらない独創的なオリジナルのピアノ曲で世界中で演奏活動を行なっている。音楽を真剣に始めだしたのは18歳の時で、それ以前は16歳の時から肉体労働で生計を立てていたり、他にも様々な経験をする。だからこそ他のピアニストには無い、魂がこもった音を表現する事が出来る。2010年にはNYカーネギーホールでのソロリサイタル、そしてヨーロッパツアーも行い日本だけでなく世界を股にかけ活動中。また、独自のプロジェクトで紀伊半島の田舎や山奥で秘境コンサートツアーを定期的に行なっている。

2008年6月にデビュー・アルバム「TEMPEIZM」をEMIからリリース。

コンサートツアー2008、2009を行なう。
2009年11月11日にセカンド・アルバム「翼」(EMI)とエッセイ本「ピアニストになると思わなかった。」(ポプラ社)を発売。


TOCP-70809%20.jpg


2010年の春にアメリカ国内でツアーを行なう。
2010年の夏に電子ピアノを含めた総重量40キロを越す荷物を背負いながら3ヶ月半をかけヨーロッパ12カ国の音楽ツアーを行なう。
2010年9月から10月にかけて第二回紀伊半島秘境コンサートツアーを8カ所で行なう。
2010年12月にNYのカーネギーホールでソロリサイタル。
2011年東日本大震災の後に被災者の為に2曲作曲し、それを元に映像を制作してウェブ上で被災者へのドネーションを呼びかけたり、
チャリティーコンサートを行なったりしている。

_J6J1725.jpg