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5月23日(月)関根裕子さんのレポートです

今日は日本が誇るニットの生産地・福島県伊達市から関根裕子さんのレポートです。


Qまず「JKB(ジャパンニットブランド)」が、どんな取り組みなのか?
教えていただけますか?


古くから伊達市はニットの生産工場があるんですが、国内の重要が細くなってきましたので、世界へ発信するためにこの会社を作りました。


Q「JKB」では、どんな活動をされているんでしょう?

いろんな海外のニットがある中で、ロシアのモスクワとサンクトペテルブルクでファッションショーを行ってきました。


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Qロシアを選んだ理由は?


ロシアの女性は自分のファッションにかなり気を使うんです。
気候も暖かい所よりは涼しいところで広めた方がいいかなと思ったんです。


Q伊達市のニットの海外での評価はいかがですか?


私たちが考えた以上に反響が大きかったです。
made in JAPANの信頼性の高さを評価していただきました。


Q伊達市は、“世界的なニットの産地”と言われますが、伊達市のニットの特徴は、どんなところでしょう?


素材制作から一貫して同じ地域で制作をしています。

モノ作りのレベルも高いですので、崩れることもありません。
安心して着られます。


Qデザインの部分ではロシアとはどういうやり取りを?


今までにお仕事を一緒にしたデザイナーがいますので、そういった方たちとやり取りをしながら制作しています。

ロシアのデザイナーと日本のデザイナーの違いは、日本が少し子供っぽい感じのデザインが多いです。
ロシア向けに大人っぽいデザインを考えています。


Q関根さんが、この「JKBプロジェクト」とかかわるようになったキッカケはなんだったのでしょうか?


きっかけは衰退して行くこの伊達のブランドを立て直したいと思ったのがきっかけです。


Q福島は、今回の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、関根さんのプロジェクトにも、影響があったのでは?


ありました。
昨年12月にロシアからバイヤーさんがいらしていたのですが、仙台空港を利用したんです。
その場所が津波に襲われたりしたのもありますし、原発の問題もあって、取引が中止になる事もありました。

Q今後は、どんな活動を行っていきたいですか?


JKBブランドの確立
made in JAPANのモノ作りを伝えていきたいですね。


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