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6月6日(月)スペイン・バスク地方から浦誉志子さんのレポートです。

今日はスペインのバスク地方からビルバオという街にお住まいになって4年9ヶ月の「浦 誉志子 (うら よしこ)」さんのレポートです。


バスクは、スペインとフランスの国境にまたがる一帯の地域で、バスク自治州は、スペインの自治州の一つです。独特の文化を持つ地域なんですね。

Qこの時期の気候はいかがですか?


5月の末から気温も上がって過ごしやすい季節になってきますよ。

Qまず、浦さんがお住まいのバスクという地域がどんなところか?教えていただけますか?


⇒スペイン北部からフランスにまたがる土地に位置するバスク地方は固有の言語、文化を持つ民族であるバスク人が生活
印欧系(インド・ヨーロッパ系)諸語と関係しない特異なバスク語を話す。バスク人は気質的には勤勉でまじめであると言われています。

Qちなみに、浦さんは、なぜバスクに住むようになったんですか?


⇒元々大好きだったスペインの中でも特殊な性格を持ち、謎も多いこのバスクの文化に興味があったのですが、ただそれだけです。あとは「気候が良い」ということも決め手でしたが。正直、最初はそんなに強い動機もなかったんですが、住み始めてから日々この地の良さを感じます。都市部は便利かつ緑が多く、食べ物もおいしいし、人も素朴で…と、個人的に「ちょうど良い」場所なんです。


Q観光スポットとしては、どんなところがあるでしょう? 


⇒ビスカヤ橋(吊り橋:バスク唯一の世界遺産)
ピカソの絵で 御馴染みゲルニカの町(バスク独立の象徴)
グッゲンハイム美術館、観光明媚&美食の街サン・セバスティアンのコンチャ湾を含め海など。
バスク地方に限った美術館などもあります。
そしてサッカー観戦?!

Q浦さんは、3月まで、現地のビトリア大学に通う学生だったそうですね?
大学では、どんな勉強をされていたんですか?

⇒16・17世紀に日本へ渡ったスペイン人(伝道師や政治家)について、いろいろ調べておりました。ただその中に有名なフランシスコ・ザビエルなど、何人か著名なバスク人もいます!
念願だった大学での勉強も終わって、今は就職活動をしたりしています。

Qでは、最後に、バスクに行った時に、会話に花が咲くような「役に立つ一言」を教えていただけますか?

今日の役に立つ一言は
「Eskerrik asko.(エスケリカスコ。どうもありがとう。)」「Agur.(アグー。バイバイ。)」