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2月15日(火)のフラワーレポーターはベルリンに住んで11年、現地で、現代美術アーティストをやってらっしゃる竹村京さんです。

◆今、ベルリン映画祭が開催中ということですが、今回は、どんな作品が注目ですか?


今回は最近亡くなったダンサー、ピナバウシュについての作品とスウェーデンの巨匠イングマールベルイマンのレトロスペクティブに注目しております。また、日本からの出品作品は是非拝見したいです。数年前出品 された”空の穴”のまだ有名になる前の菊池凛子さんの演技はベルリンに居る私にとって、日本の若者とこちらの若者との温度差のリアリティが伝わる印象の強い作品でしたので、今回出品される”白夜行”も楽しみにしています。


◆ベルリンでの盛り上がりぶりはいかがでしょう?


盛り上がっている様子です。街を歩いていますと、フランス語、イタリア語の人々をいつもより多くみるように思われます。また、おしゃれな人もいつもに比べて多いような気がします。コンテンポラリーアートもこの時期話題が豊富です。映画では現代美術作家のフィルム作品、例えばローレンスワイナーの"dirty eyes"が公開されるなど、多岐にわたり街を盛り上げるイベントが行われています。


◆メディアでは、どのように報道されています?レッドカーペットは、話題になりましたか?


現地のレッドカーペットですが、メインはやはりトゥルー・グリット主演のジェフブリッジスでした。また、今回の審査員長イザベラロッセリーニの上品な存在感にも圧倒されました。私のフラットは歩いて5分ほどに最初のTrue Gritが上映される映画館、フリードリッヒパラストがあり、そちらにも上映前のレッドカーペットが準備されておりました。


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まだ始まる前の状態です。


◆ベルリンに行った時、会話に花が咲くような“役に立つ一言”


Danke schoen! (ありがとう)