9/27(TUE)のオンエアでは・・・
FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
今日は、広島県のリスナーさんからのお便りにあった、
広島県三次市の特産品「カーターピーナッツ」をご紹介しました。
お話しは、広島県三次市にあります、
カーターピーナッツ研究会事務局、小川正樹さんに伺いました。
カーターピーナッツとは、ジミー・カーター元アメリカ大統領が、
友好の印として贈られたランナー種というピーナッツのこと。
ランナー種、日本では、三次市でしか栽培されていないそうです。
小粒で、柔らかく、甘みも強く、美味しいとのこと。
ただ、栽培している農家さんが少ないため、
県外への出荷は無いそうです。広島に行かれた際には、
ぜひ買ってくる価値ありのカーターピーナッツ♪
「ひろしま夢ぷらざ」などで販売可能だそうですよ。
ご興味がある方はぜひ!
FFF料理長の村上有子先生が、
「ピーナッツ」を使って開発したお料理は・・・
『ピーナッツとじゃこの甘辛和え』
ピーナッツのコクとじゃこの香ばしさが、
何とも言えない美味しさに。
ご飯のお供にも、ビールのおつまみにも最適です!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
ピーナッツ<塩味のついていないもの> 100g
(殻をむいておく)
片栗粉 適量
揚げ油 適量
じゃこ 20g
酒 50cc
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
白ゴマ 小さじ1
ゴマ油 適量
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、ピーナッツを揚げる。
殻から出したピーナッツに、片栗粉をまぶして
170℃に熱した油でカリッと揚げて油を切っておく。
(2)次に、ピーナッツとじゃこを炒める
フライパンにごま油を敷き、そこにじゃこを入れて炒める。
じゃこがカリッとなったら(1)のピーナッツを入れてサッと炒め、
さらに酒、醤油、砂糖を入れて水分がなくなるまで炒めたら
白ゴマをまぶす。
(3)炒めたピーナッツをお皿に盛ったら出来上がり☆
★ピーナッツに片栗粉がつきにくいので、1度水でさっと濡らしてから、
片栗粉をつけると、まんべんなく衣がつきます。
★ピーナッツは、焦げないように低温から揚げましょう。
また、薄皮ごと揚げると美味しさUP!
★じゃこは焦げないように、カリカリに炒めましょう。
*すごく簡単なのに、温かくても、冷めても、美味しいです!
*七味唐辛子を加えて、ピリッと辛くしても良いですね。
来週のFFFも、お楽しみに!
9/20(TUE)では・・・「松茸」をピックアップしました。
長野県上田市にあります、
塩田松茸山同業者組合の組合長で、
松茸小屋「鈴子山荘」を運営されている、
古田忠雄さんにお話しを伺いました。
長野県上田市塩田平周辺は、松茸の有数の産地!
山のほとんどが松茸山だそうです。
8月に気温がグッと下がり、雨量が多かったので、
昨年に引き続き今年も、出来も収穫量も期待出来るそうです。
美味しい松茸の見分け方は、茎が太くて、しっかりしていること。
直径7~8cmぐらいの形が良く、少し傘が開き気味の松茸が、
香りが良い高級な松茸だそうです。1週間ぐらいなら、
新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に立てて入れておけば、
美味しさが保たれるそうですよ☆
【長野県上田市・鈴子山荘】
【長野県上田市・上田市役所】
FFF料理長の村上有子先生が、「松茸」を使って開発したお料理は・・・
『松茸と穴子の炊き込みごはん』
松茸を穴子と一緒に炊き込みご飯にしました。
穴子の甘さと松茸の香りが何とも言えない美味しさ!
最後にすまし汁と一緒にお茶漬けにして召し上がってください!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
【松茸ごはん】
松茸(薄くスライスしておく) 1/2本(40g)
油揚げ(みじん切り) 1/2枚(20g)
出し汁(昆布とかつおの合わせ出汁 濃い目に取る) 約200cc
塩 小さじ1/4
米(研いでから30分ほどザルにあげておく) 1合(180cc)
煮穴子(3cm幅に切る) 100g
※煮穴子がなければ、白焼きでも代用できます。
【すまし汁】
松茸(縦に裂いておく) 1/2本(40g)
出し汁(昆布とかつおの合わせ出汁 濃い目に取る) 400cc
薄口醤油 小さじ1
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2
好みの薬味(ミツバ、万能ねぎ、わさび、すだちなど) 適量
※炊き込みご飯とすまし汁と合わせて、松茸は1本分で2人分です。
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、炊き込みごはんを作る。
炊飯器に研いだ米を入れて、出し汁を1合の目盛りまで入れておく。
そこに松茸、油揚げ、塩を入れて蓋をして炊飯する。蒸らしに入ったら、
3cmに切った煮穴子を入れて蓋をして蒸らす。
(2)次に、すまし汁を作る。
鍋にだし汁、松茸、薄口醤油、酒、みりん、塩を入れて火にかける。
沸騰したら弱火にして、およそ2~3分煮る。
(3)器にご飯を盛って、穴子をのせる。
最初は松茸ご飯を楽しんで、そして穴子と一緒に楽しむ。
次に、好みの薬味を入れて穴子と一緒に食べ、
最後に(2)で作ったすまし汁をたっぷりとかけて、
お茶漬けにして召し上がれ☆
【松茸の下処理の仕方は、動画でチェック!】
★炊き込みごはんのだし汁は濃い目に取ると美味しく仕上がります。
★すまし汁の松茸は、少し大きめに割くと食べ応えがあります♪
来週のFFFも、お楽しみに!
9/13(TUE)では・・・「スルメイカ」をピックアップしました。
青森県むつ市大畑町にあります、
大畑町漁業協同組合の小杉隆義さんに
お話しを伺いました。
大畑町は、イカの町として知られ、
全国でも有数のイカ釣り漁業が盛んな町。
ここで獲れるイカは、歯ごたえがあって美味しいと、
評判が良く、全国から漁船がやってくるそうです。
そんな美味しいイカを使った、大畑町の郷土料理、
「イカ寿司」は絶品!イカのワタを取って足を抜いてむき、
空洞になった体の部分に、キャベツなどの野菜とイカの足を詰め、
お酢で1~2日漬け込む・・・すると、漬物のような食感と味に!
お酒のつまみにも、ごはんにも合う!と、小杉さんも一押しでした。
この「イカ寿司」、家庭でそれぞれ作って食べているそうですよ。
ご興味がある方は、ぜひ♪
【青森県漁業協同組合連合会】
FFF料理長の村上有子先生が、
「スルメイカ」を使って開発したお料理は・・・
『レモンバター風味の洋風イカ飯』
イカにお米やトマトを詰め込んで、白ワインで蒸し焼きにした、
洋風イカ飯に!爽やかなレモンバターソースを上からかければ、
美味しいこと間違いなし!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
イカ 2杯(400g)
(→内臓を取ってゲソと身に分け、皮をはいでおく)
にんにく(みじん切り) 1/2片
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個(60g)
米 50g
プチトマト(小さく切る) 4個(50g)
パルメザンチーズ 大さじ2
バジル(刻む) 大2枚
塩 小さじ1/4
白ワイン 100cc
水 100cc
レモン 1/2個分
バター 15g
塩・こしょう・コンソメ 少々
オリーブオイル 適量
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、イカの詰め物を作る。フライパンにオリーブオイル、
にんにくを入れて火にかけ、いい香りがしてきたら、
玉ねぎを加えて軽く塩をして炒める。しんなりしたら米を入れて炒め、
さらにトマト、刻んだイカゲソを入れて炒めたら、一度ボールにあける。
荒熱が取れたら、パルメザンチーズ、バジル、塩を加えておく。
(2) 次に、イカを煮る。
下処理したイカに具をつめる(8割程度)最後に楊枝で止める。
小さな鍋に詰め物をしたイカを加えて白ワイン、水を加えて沸騰したら蓋をして、
弱火でおよそ40分、時々回しながら煮る。しっかり密閉して蒸し煮にする。
(3) 煮上がったら、イカを取り出して、残った煮汁にレモン汁を加え沸かす。
バターを溶かして塩、こしょう、コンソメで味を調えたら出来上がり。
イカ飯にソースをたっぷりとかけて召し上がれ☆
【イカの下処理は、動画でチェック!】
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★お米は洗わずに生のまま加えます。
こうすることで、米の中にイカのうま味が染み込みます。
★イカが半分位の水分に浸るように、小さいお鍋を使うのがポイント。
しっかり密閉して蒸し煮に。焦げないよう、時々回しながら煮てください。
★レモンが入るので、塩味が薄く感じますが・・・
具と一緒に食べることを考えて、塩は控えめに!!
*ソースの仕上げにコンソメを加えると、コクが出て美味しく仕上がります!
*イカの具材に、チーズやソーセージ、ハムなど入れても美味しいですよ!
今回、FFFにメッセージをくださった、
【フラワーネーム sato】さんのお悩みにお答えしました!
Q:先日、「イカ飯」を作ろうと思い、詰め物を入れて、
コトコト煮込んでいたら、イカがぱっくりと割れてしまいました。
中のお米も生のまま・・・。いつも上手に作れません。
A:パックリと割れてしまうのは、具の詰めすぎかもしれません。
中の具は、8割程度入れて、弱火でじっくり煮てみてください。
このポイントで、ぜひ、チャレンジしてみてください!
→イカの詰め物を入れすぎると爆発するので、
具材はイカの8割程度におさえるのが、ポイント!
来週のFFFも、お楽しみに!
9/6(TUE)では・・・「ひしの南蛮」をピックアップしました。
長野県小諸市にあります、「ひしの直売所」の組合長、
原田義政さんにお話しを伺いました。
ひしの南蛮は、大きさはピンポン玉ほど小さく、
ピーマンのようなフォルムをしています。
そんなカワイイ「ひしの南蛮」は、れっきとした、信州の伝統野菜。
昔から、小諸市菱野区だけで作られていた為、外に出回ることは無く、
気付いたら、地元の人も知らない野菜になっていたそうです。
今は、ひしの南蛮を作る農家さんも増え、だいぶ認知されるように。
種もそのままに、丸ごと食べられ、ピーマンほどの苦さも無い。
お子さんやピーマン嫌いの人でも食べられる「ひしの南蛮」
その利点を生かすため、切らずにそのまま料理で使って欲しいと原田さん。
これは、地元に伝わっている食べ方だそうです。
ひしの南蛮を含め、この食べ方も広めたいという原田さん。
スーパーなどで見かけた際は、ぜひお試しくださいね☆
【長野県小諸市・「眺望1番 ひしの直売所」】
住所:長野県小諸市菱平312
電話:0267-22-1451
定休日:無休(12月は土日休)
FFF料理長の村上有子先生が、
「ひしの南蛮」を使って開発したお料理は・・・
『ひしの南蛮と牛肉のあんかけ焼きそば』
ひしの南蛮をそのまま炒めるので、
中の水分がとてもジューシーで、食べた時に甘みを感じます。
見た目もカワイイ「ひしの南蛮」を、ぜひ味わって!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
牛コマ切れ肉 120g(下味の調味料を加え混ぜておく)
ひしの南蛮 20個(200g)
酒 大さじ2
塩 少々
生姜(みじん切り) 5g
長ネギ(斜め1cm幅に切る) 1/4本(20g)
焼きそば麺 2玉
サラダ油 適量
【牛肉の下味】
酒 大さじ1
醤油 大さじ1/2
【合わせ調味料~以下の材料を合わせておく】
鶏ガラスープ 150㏄(水にスープの素を小さじ2加えておく)
オイスターソース 小さじ1
醤油 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
味噌 小さじ1
片栗粉 大さじ1
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、麺を焼く。フライパンに多めの油を入れて良く熱したら、
ほぐした焼きそば麺を平らになるように入れて、
上からフライ返しで押しつけながら片面を香ばしく焼く。
焼き上がったらひっくり返し、同じよう裏面もこんがりと焼いて、
お皿に取り出ておく。
(2)次に、餡を作る。同じフライパンにサラダ油を熱し、
ひしの南蛮をそのまま入れて中火でよく炒める。
美味しそうな焼き色がついたら酒を加えて、
水分がなくなるまで煮詰めて、
最後に塩をして良く混ぜ、一度取り出しておく。
(3)同じフライパンにサラダ油を入れ、
生姜、長ネギを入れて熱し、いい香りがしてきたら、
下味をつけた牛肉を入れる。良く炒めて牛肉の色が変わったら
(2)の炒めたひしの南蛮を戻し入れ、
さらに合わせ調味料を加えて沸騰させる。
トロミがついたら火を止めて、
(1)の麺の上にたっぷりとかけたら出来上がり。
★火加減は中火ぐらいで、じっくりと焼きます。
焦げないように焼きましょう。油は少し多め入れた方がカリッと仕上がります。
★水分があるとパチパチと跳ねるので、水気はよく拭き取りましょう。
そのまま食べるので、じっくりと中まで火を通すように焼いてください。
来週のFFFも、お楽しみに!