12/28(TUE)では・・・「まぐろ」をピックアップしました。
今日は、まぐろの日本最大の産地である、
和歌山県勝浦町にあります、勝浦漁業協同組合の
丸山一郎さんにお話しを伺いました。
勝浦のまぐろは上質な脂で肉質も良く、美味しいと評判だそうです。
勝浦では、くろまぐろ、めばちまぐろ、きはだまぐろ、
びんながまぐろの4種類が水揚げされるそうですが、
どれも新鮮なので、日持ちするといいます。
しかも、日が経つほどにうま味が増して美味しくなるのだとか!
一度、食してみたいですね☆
家のまぐろを美味しく保つコツは、サランラップで包まずに、
冷蔵庫で保存をすること!冷凍庫に保存をすると、解凍した時に、
まぐろのうま味成分が流れてしまい、風味が落ちるそうです。
少しの工夫で、まぐろは美味しく保てるそうなので、
ぜひ参考になさってみてくださいね♪
【和歌山県勝浦町・勝浦漁業協同組合】
FFF料理長の村上有子先生が、
「まぐろ」を使って開発したお料理は…『まぐろの漬け焼きおこわ』
梅おこわの酸味とマグロの醤油の香りがよく合う1品です。
冷めても美味しいので、年始の挨拶回りに持っていくのも良いですね。
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
まぐろ(1・5cm程の角切り) 100g
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
わさび 小さじ1/2
ゴマ油 適量
【梅おこわ】
かつおぶし 10g
水 200cc
みりん 大さじ1
しょうゆ 小さじ1/2
梅干し(種を取りたたく) 1個(15g)
もち米(研いでから1時間、浸水させる) 1合
【飾り用】
菜の花(塩茹でし、水気を切って3cm長さに切る) 60g
梅干し(種を取りちぎる) 1個(15g)
いりゴマ 適量
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) 梅おこわを作ります。鍋に水を入れ沸かし、
沸騰したらかつおぶしを加え、すぐ弱火にして約3分煮出す。
3分経ったらリードペーパーをしいたザルで濾して出汁を取り冷ましておく。
炊飯釜にもち米、冷めた出汁140cc、みりん、しょうゆ、
たたいた梅を加えて軽く混ぜたら、おこわ炊き機能で炊飯する 。
(※おこわは、蒸し器でも作れます。)
(2) まぐろを漬けます。
ボールにしょうゆ、みりん、わさびを入れ混ぜたところへ、
まぐろを加え、30分以上漬けておく。
まぐろがよく漬かったらフライパンにゴマ油を入れ熱し、
まぐろの汁気をよく切って加え、強火でさっと焼き、
中火に落として、最後に漬け汁を加え絡める。
(3) 器に、炊けた1のおこわを盛り、
その上に2のまぐろを散らし、タレもまわしかける。
菜の花とちぎった梅ぼしも飾って、ゴマを散らしたら出来上がり☆
★梅は、甘みの少ない、「酸っぱい梅干し」を使うのがポイントです♪
★まぐろの汁気をよく切ってから、フライパンに加えましょう!
しっかりと水気を取らないと、跳ねて危ないです!
★漬け汁を加える前に火が強すぎると、フライパンに焦げ付いてしまいます。
中火に落としてから、漬け汁を加えましょう。
*黒いお重に詰めると、色合いがキレイなので、お正月にピッタリ♪
*器に盛ったあと、万能ネギを散らしてもいいですね。
万能ねぎの香りが、マグロと相性が良いので、オススメです。
本年のFFFは、これで終わりです。
ご覧頂いている皆様!本年もありがとうございました!
また、来年も素敵なレシピを紹介したいと思っております。
来年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
12/21(TUE)のオンエアでは・・・
FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
今日は、もてなすホストも楽しめる、パーティーの"コツ"を教えて頂きました!
パーティーの時、人が来るから、いつものメニューではなく、
もっと素敵なお料理を!・・・と、思っている人、いませんか?
パーティーだからと言って、特別なものを作ろうとすると・・・
失敗の可能性が!コツさえつかめば、簡単です!
*ポイントその1 : まず、メニュー構成を考える!
→当然、これが1番重要な点!
もてなすホストも楽しむためには、ホストがキッチンに入っぱなし・・・。
これでは、ゲストの方に気を使わせてしまいます。
→パーティーが始まったら、もてなす側のホストの動きは
最小限に抑えられるメニューを考えていきましょう。
*例えば、先生がベストだと思うメニューは・・・以下の通り*
1:前菜&サラダ2~3品
2:グラタンなどのオーブンもの1品
3:メイン料理1品
4:デザート
*前菜は比較的早く作って、置いておけるものにします。
先生オススメは、ディップもの。
◎刻んだスモークサーモンをサワークリームと黒コショウを合わせた
・・・サーモンディップ
◎アボカドを潰して、常温に戻したクリームチーズと合わせた
・・・アボカドディップ
◎マスカルポーネチーズと明太子を合わせた
・・・明太子ディップ
◎生クリームとブルーチーズを火にかけ溶かしたものを
サワークリームと合わせた・・・ブルーチーズディップ
上記4つは、スティック野菜やバケットなどのパンに合わせておけば、
ワインを楽しみながらゆっくりと前菜を楽しむことが出来ます。
*ポイントその2:準備は、前日からやっておく!
→構成を考えたら、準備に取り掛かりますが、
1日では仕上げるのはハッキリ言って無理!
前日から、しっかり用意をしておくことが大切です!
*例えば、メイン料理。
比較的、一番、楽に出せるメイン料理は・・・「煮込み料理」です。
煮込み料理は、比較的、寝かせておいたほうが
美味しくなる物が多いので、前日から仕込みことが出来ます。
→鶏の煮込みや煮込みハンバーグ、
玉ねぎをたっぷりと炒めたカレーなどがオススメ!
*「グラタンなどの「グラタンなどのオーブンもの」も、前日までに下準備を。
材料を切って、ホワイトソースを作って・・・と下ごしらえだけしておきます。
当日は、仕上げて焼くだけの作業だけにしておけば、楽チン♪
→ただ、「オーブンもの」は、ただ作るのではなく、
男性が多いか、女性が多いかによって、内容が大きく変わります!
→男性が多いなら、グラタンのパスタなどをトマトケチャップ味にしてみたり、
ミートボールを入れてみたりと、お子様にもウケが良いモノにすると、
喜ばれます!
→女子の会なら、じゃがいもを使うと良いでしょう。
じゃがいもを煮込んだグラタンのウケは最高です。
*ポイントその3:無理をしないこと!
決して、新しいメニューにチャレンジしないこと!
(チャレンジするなら、事前に1回作ってみる!)
いつもの得意料理を出すこと!
(いつものメニューも、トッピングを工夫すると「おもてなし料理」に。)
グラタンもの、煮込み料理は必ず入れること!
パーティー当日は、お掃除をしたり、お花を飾ったり、
テーブルコーディネートを考えたり・・・
見える部分の準備をしっかりとするのが、理想です!
ぜひ、今年は、もてなす自分自身も楽しむことが出来る
パーティーにしてみてくださいね!
さて、FFF料理長の村上有子先生が、
クリスマスにオススメするメニューは・・・
『じゃがいものクリスマスクリームグラタン』
ブロッコリーの緑、エビの赤、じゃがいもの白で
クリスマスカラーに仕上げています。見た目も華やかです。
◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
バター 10g
マッシュルーム(4等分に切る) 4個(50g)
玉ネギ(スライス) 1/4個(60g)
じゃがいも 2個(250g)
(皮をむいて8等分に切る。水には晒さない)
牛乳 250cc
生クリーム 100cc
塩 小さじ1/2
エビ 4尾(80g)
(殻をむき尻尾は残す。背開きにして塩・こしょうする)
ホタテ 4個(80g)
(石づきは外す。貝柱は半分に切り塩・こしょうする)
ブロッコリー(小房に分け塩茹で) 1/4株(90g)
ハム(4等分に切る) 4枚(40g)
溶けるチーズ 50g
塩・こしょう 適量
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) じゃがいもを煮込みます。
鍋にバターを入れ溶かし、マッシュルームを加え炒め、
こんがり炒まったら玉ネギを加え軽く塩をしてさっと炒める。
そこへホタテの石づき、じゃがいもを加え、
牛乳、生クリーム、塩を加えて弱火で約20分煮る。
(吹きこぼれないように注意して火加減を調節してください。
牛乳が焦げやすいので、たまに鍋底をかき混ぜてください。)
(2) 煮込んでいたじゃがいもに竹串を刺して、
軟らかくなっていたらエビとホタテを加えて
さっと煮て、塩・こしょうで味を調える。
(3) 最後に仕上げです。グラタン皿2個に、
2のじゃがいもや魚介だけを入れ、ブロッコリーとハムも加え、
鍋に残ったグラタンソースを加えたら、溶けるチーズをのせて、
200℃に温めたオーブンで約15~20分焼く。
美味しそうな焼き色がついたら出来上がり☆
★ホタテは、石づきと貝柱に分けます。
★じゃがいもは水にさらさない事で、デンプン質がクリームに溶け出し
トロミが付くので、小麦粉を加えなくても大丈夫です
★ホタテとエビは後からも火を入れるのでサッと火を入れれば大丈夫です。
じゃがいもに火が入ったか確認してから加えましょう。
もちろん大きなグラタン皿で作っても良いですよ。
トースターでも焼けるので試してみてください。
来週のFFFも、お楽しみに!
12/14(TUE)のオンエアでは・・・「くるみ」をピックアップしました。
今日は、「くるみの里」と言われるほど、
「日本最大のくるみの産地」として知られる、
長野県東御市にあります、日本くるみ会議の代表、
矢嶋征雄さんにお話しを伺いました。
今年、収穫されたくるみが、出荷の最盛期を迎えています。
東御市で作られているくるみの種類は、20種もあるそうで、
その中には、素手で簡単に割れるくるみもあるそうです。
収穫や乾燥も、すべて手作業!大切に栽培されています。
外国産に比べて、東御市のくるみは、甘くコクがあって濃厚。
とても美味しいのだそうです。
そんな東御市のくるみ。毎年、全国から注文が殺到しているそうで、
今年のくるみの在庫は終了してしまったそうです。
また、来年楽しみにしていてくださいね!
FFF料理長の村上有子先生が、「くるみ」を使って開発したお料理は…
『くるみのメープルクリームケーキ』
メープルシロップのコクが、くるみと良く合います!
◎◎◎ 材料(15cmのクグロフ型 1台分)◎◎◎
バター(室温に戻しておく) 120g
卵(溶きほぐす) 1個
メープルシロップ 50cc
グラニュー糖 50g
アーモンドプードル 20g
くるみ(軽くローストし、大きめに刻む) 30g
小麦粉 60g
ココアパウダー 20g
ベーキングパウダー 小さじ1
※粉類は、合わせてふるっておきます。
【型の準備】型にバターを塗り、小麦粉をはたいておく。
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) 生地を作ります。ボールに室温に戻したバターを入れ、
ハンドミキサーで柔らかくしたら、グラニュー糖を3回に分けて加えて
白っぽくなるまで混ぜる。そこへメープルシロップを加え混ぜ、
更に卵を少しずつ加えて分離しないように、混ぜ合わせる。
(2) ゴムべらに持ち替え、1の生地にアーモンドプードルを加え混ぜたら、
ふるっておいた粉類を加え混ぜ、最後に牛乳を加えたら、
生地にツヤがでるまで混ぜ合わせる。
くるみを加えて軽く混ぜたら型に入れ、平らにならして、
180℃に温めたオーブンに入れ、約30分焼く。
(3) ボールにクリームチーズを入れ柔らかくしたら、
メープルシロップを加えておく。ケーキが焼きあがり、粗熱が取れたら、
メープルクリームを1度レンジにかけて温めて軟らかくし、
ケーキの上にまわしかけて出来上がり☆
1度冷やし固めてから、お好みにデコレーションする。
★バターに空気をたっぷり含ませることで、仕上がりがふんわりします。
グラニュー糖を3回に分けて加えてください。
★卵は一気にたくさん入れてしまうと分離してしまうので注意!
もし、分離してしまったら、先にアーモンドプードルを入れて混ぜてください。
★粉類を混ぜる時はゴムべらに変えて混ぜましょう。
ゴムべらを使うと、生地がキレイに仕上がります。
★メイプルクリームを作る時は、ダマにならないように
少しずつ加えて混ぜ合わせましょう!
焼いている途中で表面の生地の焼き色が濃くなって
焦げそうになったら、アルミホイルを上にかぶせて焼いてください。
型は、クグロフ型でなくてもOK。
お家にある、好きなケーキ型でどうぞ!
来週のFFFも、お楽しみに!
12/7(TUE)のオンエアでは・・・「カリフラワー」をピックアップしました。
今、旬を迎えているカリフラワー。
このカリフラワー、実は色んな種類があるのをご存知ですか?
今日は、その中でもオレンジ色のカリフラワー、
「オレンジ・ブーケ」をご紹介しました。
オレンジ・ブーケの収穫の最盛期を迎えている、
千葉県千葉市で、農家さんと共に自分達で育てた、
西洋野菜を通信販売されているウェブサイト、
「ベジプール」の店長、大屋典子さんにお話しを伺いました。
オレンジ・ブーケは、カリフラワーの花のツボミ、
「カライ」がオレンジ色をしている、珍しいカリフラワーです。
収穫時期を迎えた今、畑はオレンジ色の花が咲いたように、
とても鮮やかになっているそうです。
白いカリフラワーよりもビタミンAが豊富で甘いとのこと。
これからのパーティ・シーズン、食卓を華やかにしてくれる食材です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
【千葉県千葉市・ベジプール】
こちらのサイトから、オレンジ・ブーケをはじめ
少し珍しい食材を購入することが出来ますよ。
FFF料理長の村上有子先生が、
「カリフラワー」を使って開発したお料理は…
『シュリンプマフィン カリフラワーのタルタル添え』
卵のタルタルと違い、サッパリとして、
いくらでも食べられる味で、エビカツとの相性は抜群です!
◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
エビ(殻をむき4尾はたたいてミンチ状にする) 小8尾(80g)
塩・こしょう 適量
小麦粉・卵・パン粉 適量
【カリフラワーのタリタル】
カリフラワー(簡単に潰れるくらいまで塩茹でする) 1/4個(90g)
バジルの葉(粗みじん切り) 2枚
玉ネギのみじん切り 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
白ワインビネガー 小さじ1
塩・こしょう 適量
マフィン 2個
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)エビカツを作ります。エビ2尾とミンチ状にしたエビ半量を
組み合わせて円形に成形し、これを2つ作る。
このエビカツに軽く塩・こしょうをし、
小麦粉・卵・パン粉の順に衣をつけておく。
(2) カリフラワーのタリタルを作ります。
ボールに粗熱のとれたカリフラワーを入れ潰したらバジル、
玉ネギ、マヨネーズ、白ワインビネガーを入れ混ぜ、
最後に塩・こしょうをして味を調える。
(3) フライパンに多めの油を入れ熱したら、
1のエビを入れ両面色よく揚げ焼きする。
軽くトーストしたマフィンを横半分に切り、
揚げ焼きしたエビカツをのせ、
そこへカリフラワーのタルタルソースをのせて出来上がり☆
★カリフラワーは簡単に潰れるくらいまで、クタクタに茹でます!
★エビは、そのままのモノと、ミンチしたモノを合わすことによって、
プリプリした食感と、コリコリとした食感、両方を楽しむことが出来ます。
★お酢は、ビネガーのほうが、酸味があるのでオススメ!
無い人は、普通のお酢でも大丈夫です!
★油は、エビが半分漬かるぐらいの量を入れて、こんがりと揚げてください。
見た目よりも、かなりボリュームがあって美味しいです!
簡単に作れるので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
来週のFFFも、お楽しみに!