来週は、ひなまつりですね。
2/22(TUE)では・・・ひなまつりに欠かせない食材
「はまぐり」をピックアップしました。
今日は、国産天然はまぐりの産地の1つ、
三重県桑名市で、貝類の卸問屋をされている、
「はまぐり屋マルタカ水産」の4代目、
古川智一さんにお話しを伺いました。
3月3日に、なぜ、はまぐりが食べるようになったのか?
それは、対になっている貝殻しか、ぴったり合わないことから、
よい伴侶に恵まれますように・・・という願いを込めて、
縁起物として使われるようになったのが始まりだそうです。
桑名産のはまぐりは、貝殻が薄く、身が柔らかくて、上品な味。
とても美味しいことで、有名なのだそうです。
食べたことの無い方は、ぜひ食べてみてくださいね☆
【三重県桑名市・はまぐり屋マルタカ水産「はまぐり.com」】
通信販売をされています。新鮮なはまぐりを届けてくれますよー。
また、焼きはまぐりの美味しい焼き方など、情報満載です♪
FFF料理長の村上有子先生が、
「はまぐり」を使って開発したお料理は…『はまぐりのホワイトシチュー』
はまぐりの出汁がシチューに溶け出して、うま味たっぷり!
今年のひまつりにぜひ、作ってみてください。
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
はまぐり 8個(250g)
白ワイン 50cc
水(水+はまぐりの白ワイン蒸しの蒸し汁と合わせて)250cc
バター 10g
長ネギ(小口切り) 1/4本(30g)
ハム(1cmの角切り) 4枚(40g)
じゃがいも(1cmの角切り) 1個(130g)
小麦粉 大さじ2
牛乳 100cc
コンソメ顆粒 少々
塩・こしょう 適量
ロールパン 2個
菜の花 1/4束(50g)
(さっと塩茹でしてザルに上げて、4等分に切る)
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) はまぐりの出汁を取ります。
小鍋にはまぐりと白ワインを入れ火にかけ、
ふたをしてはまぐりの口を開かせる。
はまぐりの口が開いたら、リードペーパーで濾し、
はまぐりと汁に分けておく。 はまぐりは身を殻から外しておく。
汁は水を加えて250ccにする。
(2) 鍋にバターを入れ溶かしたら長ネギを加え、
軽く塩をしてしんなりするまで炒める。
長ネギがしんなりしたらハム、じゃがいもを加えて炒めたら、
小麦粉を加えてよく炒める。
そこへはまぐりの濾し汁と水を合わせたもの250ccを
2回に分けて加え、じゃがいもに火が入るまで弱火で、
約10分ほど煮詰める。
(3) じゃがいもに火が入ったら牛乳を加えて1度沸かし、
少し煮詰めたらはまぐりの身を加え、コンソメと塩・こしょうで味を調える。
ロールパンの上1/3の部分を切り取り、パンの中身をくりぬく。
そこへシチューを入れ、菜の花を飾る。切り取ったパンも添えて召し上がれ☆
★はまぐりと白ワインを火にかけ、ふたをしてはまぐりの口を開かせる。
なかなか開かない時は、貝を軽く叩いて、刺激を加えると開きます。
★小麦粉を加えてトロミを付けるので、水分量は必ず250ccになるようにします。
★牛乳は、煮込みすぎると分離をしてしまうので、注意してください。
★パンは、写真のように切り抜いてください♪
*今回は、シチューなので、濃度がありますが、
少し牛乳を多くして、スープ仕立てにしてあげてもいいですね!
来週のFFFも、お楽しみに!
2/15(TUE)のオンエアでは・・・
FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
今日は、以前、FFFにお寄せ頂いたお便りの中から、
「空飛ぶ新玉ネギ」をご紹介しました。
空飛ぶ新玉ネギについて、宮崎県延岡市にある、
JAのべおかの農産園芸振興課、佐藤彰さんにお話しを伺いました。
「空飛ぶ新玉ネギ」は、宮崎県延岡市の地場野菜で、
1月~3月までの極早生玉ネギです。
1月から収穫できる延岡産の新玉ネギは、
消費者に少しでも早く届けたい、
そんな作り手の思いを乗せて飛び立ってほしい、
そんな想いから「空飛ぶ新玉ネギ」と名付けられたそうです。
出荷の際には、新鮮でみずみずしさを失わせないために、
葉っぱを付けて出荷しています。その高さは、30cm!
長ネギに玉ネギが付いたような姿をしています。
玉ネギ独特の辛み成分は無いので、
水にさらさなくても生でも食べられます。
もちろん、葉っぱの部分も、茹でて食べることが出来ます。
春の味覚をいち早く楽しんでくださいね♪
【宮崎県延岡市・JAのべおか】
さて、FFF料理長の村上有子先生が、
『空飛ぶ新玉ネギ』を使って開発したお料理は…
『空飛ぶ新玉ネギのオーブン焼きスープ仕立て』
みずみずしい新玉ねぎをオーブンで丸ごと蒸し焼きにしました。
玉ねぎの間には、コンビーフを加えたお肉のパテを挟みます。
コンビーフがうま味を醸し出して、美味しいですよ♪
◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
空飛ぶ新玉ネギ(4等分に切る)2個(340g)
牛肉切り落とし(包丁て細かくたたいてミンチ状にする)60g
コンビーフ 小1/2缶(50g)
塩 小さじ1/4
黒こしょう 適量
オリーブオイル 大さじ1
水 200cc
グリーンピース(むきみ)50g
バター 10g
溶けるチーズ 30g
【準備】オーブンは200℃に予熱する。
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) 玉ネギに肉を詰めます。ボールにミンチ状にした牛肉、
コンビーフ、塩、黒こしょうを入れよく混ぜたら、
オリーブオイルも加えて更によく混ぜ合わせておく。
これを玉ネギの実の間に挟み込み、
4等分にした玉ネギを1つになるようにまとめておく。
(2) 玉ネギをオーブンで焼きます。
グラタン皿1つに水100ccを注ぎ、
そこへ肉を挟んだ玉ネギ1個分を入れ、
グリーンピースの半量を入れる。軽く塩をふりかけたら、
バター5gをちぎってのせ、アルミホイルをかぶせる。
これを2つ作り、200℃に温めたオーブンに入れ約40分焼く。
(3) 40分経ったら1度取り出し、玉ネギの上に溶けるチーズをのせて、
再びオーブンで約5分焼いてチーズを溶かしたら出来上がり☆
★玉ネギの実の間にお肉を詰め込んでいきます。
挟まっていれば大丈夫です!
★アルミホイルを被せて、じっくりと蒸し焼きにします。
こうすることで、玉ネギの甘さを引き出すことが出来ます。
★最後は、焼き目をつけるために、アルミホイルを外して焼きましょう!
*材料にコンビーフを入れることでうま味が増します!
新玉ネギを丸ごと使うので、栄養も満点!体も温まりますよ。
来週のFFFも、お楽しみに!
↑先生からお墨付きを頂いた、松本さんの「バナナタルト」とってもカワイイです☆
2/8(TUE)では・・・「バナナ」をピックアップしました。
今日は、沖縄県那覇市にあります、
JAおきなわで、果実の担当をされていらっしゃる、
與那覇朝亨さんにお話しを伺いました。
日本で食べられているバナナの99%以上は輸入品。
しかし、収穫量は少ないものの、日本でもバナナは育てられています。
1年を通じて、様々な国産のバナナを栽培していますが、
その中でも、FFFは「三尺バナナ」に注目!
三尺バナナの大きさは、若干短め。
酸味のある、スッキリとした爽やかな味わい。
収穫量が少ないため沖縄県内のスーパーでも、
なかなか見かけることが少ない「希少なバナナ」だそうです。
フィリピン産に比べると、小ぶりですが、口に入れた瞬間、
濃厚な甘みが広がり、とっても美味しくて、病みつきに!
気になった方は、ぜひ☆
【沖縄県那覇市・JAおきなわ】
FFF料理長の村上有子先生が、
「バナナ」を使って開発したお料理は…『バナナチョコタルト』
今年のバレンタインは、バナナを使ったタルトを作ってみました。
バナナの甘さとチョコレートのコクがよく合います。
お酒と一緒に差し上げるのも素敵ですね。
◎◎◎ 材料(タルト型小8個分)◎◎◎
製菓用チョコレート(細かく刻む) 30g
牛乳 100cc
卵 1個
砂糖 大さじ1
バナナ(1/2本は5mm厚さの輪切り、1/2本はつぶす) 1本
レモン汁 小さじ1/2
タルト型(市販) 小8個
生クリーム 100cc
砂糖 大さじ3
ラム酒 *あれば 少々
飾り用バナナ 適量
【準備】オーブンは180℃に予熱する
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) チョコレート生地を作ります。
ボールに卵と砂糖を入れよく混ぜ合わせておく。
小鍋に刻んだチョコレートと牛乳を入れ火にかけ、
かき混ぜながらチョコレートを溶かしておく。
これを卵と砂糖を混ぜたボールに入れよく混ぜ合わせたら、
1度濾す。
(2) タルトを焼きます。輪切りにしたバナナを半月状に切り、
タルト台8個に敷き詰める。そこへ1のチョコレート生地を
台の1/8まで流し込み、180℃に温めたオーブンで焼く。
15分焼いたら冷ましておく。
(3) バナナホイップを作ります。 1/2のバナナは細かく切ってから
レモン汁をふりかけて、包丁でたたくように潰しておく。
ボールに生クリームと砂糖を加え、軽く泡立てたら、
潰したバナナを加え、お好みでラム酒を加えて、
バナナホイップを作る。冷めたタルトの上に、
ホイップを絞り、バナナを飾ったら出来上がり☆
★チョコレート生地をタルト台の1/8まで流し込みます。
★生地を振ってみて、全体に固まっているようだったら焼き上がり♪
そのまま、よく冷やしておきましょう。
★バナナの変色を防ぐため、レモン汁を一緒に混ぜ合わせておきます。
★生クリームは、混ぜ過ぎると分離してしまいます。
氷水をあてて混ぜると、分離しにくくなりますよ。
今日は、バナナでタルトを作りましたが、
イチゴでも作れますよ。試してみてくださいね。
来週のFFFも、お楽しみに!
2/1(TUE)では・・・「山形アサツキ」をピックアップしました。
今日は、主産地の山形県酒田市にあります、
JAそでうらの営農販売部で山形アサツキ担当をされている、
村上淳一さんにお話しを伺いました。
冬のこの時期に収穫の最盛期を迎えるという「山形アサツキ」は、
地元では「きもと」と呼ばれ、山形県の庄内地方の在来作物。
古くから栽培され、親しまれている食材です。
見た目は、エシャレットに近く、だいたい背丈が15cmほどの大きさ。
球根部分を食べ、茎そのものを楽しむアサツキです。
雪の中で育つので、葉がしまり、食感がシャキシャキ☆
そのまま食べると、辛みが強いので、火を通して食べると、
甘みが増して、美味しいということです。
今日のお夕飯に、加えてみてはいかがでしょうか?
【山形県酒田市・JAそでうら】
山形アサツキは、関西圏には出荷していないそうです。
近日、「JAそでうら」のウェブサイトで通信販売を行う予定!
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
FFF料理長の村上有子先生が、
「山形アサツキ」を使って開発したお料理は…
『山形アサツキとかきのパスタ』
カキの深くてコクのあるジューシーな味わいが、
爽やかな山形アサツキとよく合います!
山形アサツキの美味しさにハマる事、間違いナシの味です!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
生食用かき 1パック(120g)
(→パックの中の水はペーパーで濾しておく)
にんにく(みじん切り) 1/2片
鷹の爪(種を取る) 1本
オリーブオイル 適量
山形アサツキ 1/2袋(100g)
塩・黒こしょう 各適量
パスタ 120g
仕上げ用オリーブオイル 大さじ1~2
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1) パスタソースを作ります。
フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れ火にかけ、
にんにくが少し色づいてきたら、水気を切ったかきを加えてさっと炒める。
かきに火が入ったら、かきが浸かっていた水60ccを加えておく。
(2) パスタを茹でます。たっぷりのお湯に塩をして、
パスタを標準茹で時間の1分前にあげるように茹でる。
茹で上がる1分半前に山形アサツキも加えて茹で、
パスタと一緒にザルにあげて水気をきる。
※パスタを茹でる塩の量はパスタの量に対して1%
3ℓだと山盛り大さじ2杯が目安です。
(3) 1のフライパンに2のパスタと山形アサツキを加えて和えたら、
味をみて、塩味が足りなければ塩を加えて味を調える。
最後にオリーブオイル大さじ1~2ほどを加えて、
全体を和えたら出来上がり。
器に盛り、黒こしょうをふって召し上がれ☆
★にんにくは、焦がさないように弱火でじっくりと炒めてください!
じっくり炒める事で、香りがよくなります。味を決める大事な工程です!
★カキが浸かっている水は、塩分もあってカキのうま味も詰まっています。
パスタが一段と美味しくなります。一度、濾してから捨てずに使いましょう!
★アサツキはパスタと一緒に茹でることで、塩味もついて美味しくなります。
★最後のオリーブオイルを加えてよく混ぜることで、
ソースが乳化してパスタによく絡むようになります!
このパスタは、「にんにくを炒める」ところ重要です。
味を決めるポイントになります!
来週のFFFも、お楽しみに!