2011年10月 アーカイブ

2011年10月25日

「今村製油所 椿油(500ml)」を3名様に!

10/25(火)のオンエアでご紹介した、
「椿油(500ml)」を、抽選で3名様に差し上げます!
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<プレゼント提供>
【長崎県五島市・今村製油所】
今村製油所の椿油の椿の実は「五島産」に限定し、
椿実の選別から精製まで、ひとつひとつの工程を目で確認し、
丁寧に時間をかけて造り上げています。

住所:長崎県五島市平蔵町3783
TEL:0959-73-0148
URL:http://www.fctv-net.jp/~imasei/
  (通信販売もしています。)


プレゼントをご希望の方はコチラから!
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・お名前とお届け先(食べ物ですので、必ず電話番号の明記を!)
・このコーナーへのメッセージ
(地元食材・郷土料理の情報 / ご意見 / ご要望 / お料理のお悩みなど)

メッセージを必ず添えて、ご応募下さい。
たくさんのメッセージ、お待ちしています!

【Webラジオ】10月25日(火)『押し麦とむきエビのサラダ』

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック! 

10/25(TUE)のオンエアでは・・・

FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
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今日は、長崎県の五島列島にある、椿油をご紹介しました。
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お話しは、長崎県五島市にあります、
椿油の採取・販売を行っている、今村製油所の代表、
今村光次さんに伺いました。


椿油は、オリーブオイルと同様、注目されている良質な油の1つ。
なんと「オレイン酸」の含有量が、全体の80~90%も含まれています。
オレイン酸は、体の酸化を防ぐ働きがあるので、女性には嬉しい食材。
また、サラッとした油ですので、炒め物など、サッと焼いたものが、
軽い仕上がりになります。また、椿油で天ぷらを揚げると、
時間が経っても、ベタッとせず、サクサク感が、いつまでも続きます。
椿の甘さが含まれている「椿油」 気になった方は、ぜひ!


今日の椿油のように、オイルの特長を生かすと、
色んなお料理に使うことが出来て、幅も広がります。


★たとえば、オリーブオイル
オリーブオイルには、「ピュアオリーブオイル」と
「エキストラバージンオリーブオイル」の2種類があります。


エキストラバージンは、
オリーブの実から取っ、一番搾りのオイルで香りも栄養価も高い。


ピュアオリーブは、2番目に絞られたオイルで、色も香りも薄い。


だから、エキストラバージンは、ドレッシングや魚などを焼いた後に、
さっと回しかけたり、香りつけに使います。
ピュアのほうは炒めものに使うといいでしょう。


★また、ゴマ油だと・・・
「太白ゴマ油」と「太香ゴマ油」2種類があります。


「太白ゴマ油」は焙煎していないゴマを絞ったもので、香りが少ないのが特徴。
「太香ゴマ油」は焙煎してあるゴマを絞ってあるので、色も香りも強い。
炒め物には太白ゴマ油が、香りづけには「太香ゴマ油」が向いています。


★先生がオススメするゴマ油の使い方は・・・
お豆腐に刻んだネギ、桜エビ、かつおぶしをのせて、
そこにアツアツに熱した香りのある「太香ゴマ油」をジュッっとかける。
この油の香ばしさが美味しさの秘訣です!


どのオイルも、健康のために、取りすぎには注意したいところですが、
全く取らないというのも、体にはよく無いですよね。
良質なオイルを体に取り入れることで、肌の調子が良くなったり、
代謝も上がって、便秘だって、解消されることもあります。
みなさん、今日からでも、お家にあるオイルの使い方、
見直してみては、いかがでしょうか?
【長崎県五島市・今村製油所」】


FFF料理長の村上有子先生が、
「椿油」を使って開発したお料理は・・・『押し麦とむきエビのサラダ』
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今回、椿油は、ドレッシングに使っています♪
押し麦のプチっとした食感、プリッとしたむきえびの食感
カリフラワー、ブロッコリーのコリっとした食感、
色んな食感が楽しめるサラダです!


◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
押麦  1袋(45g~50g)
ボイルえび  8尾
カリフラワー 1/2房
ブロッコリ- 1/2房 
→カリフラワーとブロッコリーは、
 小房に分けて塩茹でし、ザルにとります。


【椿油ドレッシング】
玉ねぎのみじん切り 大さじ2
粒マスタード 小さじ1
塩 小さじ1/2強
こしょう 適量
白ワインビネガー(又はお酢) 大さじ1
椿油 大さじ2


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1)最初に、押し麦を茹でる。
  押し麦は水から茹でて、およそ30分ほど火にかける。
  30分たったら、ザルに上げて流水で洗って水気を切っておく。
(2)椿油ドレッシングを作る。ボールに玉ねぎ、粒マスタード、
  塩・こしょう、白ワインビネガーを加えよく混ぜ、
  塩が溶けたら、椿油を入れてドレッシングを作る。
(3)(2)のドレッシングに押し麦、エビ、
  塩茹でしたブロッコリーとカリフラワーを入れ和える。
  塩こしょうで味を調えたら出来上がり!器に盛って召し上がれ☆


★ドレッシングを作る時は、油を入れる前に、塩、こしょうを溶かしておく!
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油を入れてからだと、塩が溶けにくくなり、味がしっかりと出ないので要注意!


★カリフラワーとブロッコリーは、温かいうちに・・・
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ドレッシングと合わせると味がなじみます


*押し麦は、食べてみて、少し歯ごたえがあって、
 柔らかくなっていたら、茹で上がりです。


来週のFFFも、お楽しみに!

2011年10月18日

【Webラジオ】10月18日(火)『つぶし里芋の磯部揚げ』

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック! 

10/18(TUE)のFFFは…

10/18(TUE)では・・・「里芋」をピックアップしました。


静岡県菊川市にある、遠州夢咲農業協同組合、
営農販売課の藤井隆輝さんに伺いました。


秋に旬を迎える「里芋」は、全国に、色んな種類があります。
その中でも、静岡県の遠州地方にある郷土野菜の1つに、
「赤柄里芋」という里芋があります。
他の里芋に比べて、ねっとりとした食感と、
豊富な甘みが特長のこの里芋は、料理人さんの間では、
「里芋の中でもトップクラス」と言われるほど、きめ細かく、
柔らかい、そして甘い!皮の色が灰色で芋の肌も綺麗!
あの「ヌルヌル」した手触りも、少ない。苦手な人にも嬉しい里芋です。
ただ、柔らかいので煮込みすぎには、ご注意を!
お店で見つけた際は、ぜひ、購入してみてくださいね☆
【静岡県菊川市・遠州夢咲農業協同組合】
今季の出荷は、すでに終わっているそうですが、
ぜひ、来年まで楽しみに待っていてほしい!と、
藤井さんはおしゃっていました♪


FFF料理長の村上有子先生が、
「里芋」を使って開発したお料理は・・・
『つぶし里芋の磯部揚げ』
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今回は里芋を蒸してから手で潰す、
つぶし里芋を作ってから海苔で巻いて揚げました。
ほっくりとした食感と海苔の風味が、何とも言えない美味しさ!


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
里芋(水洗いし、皮ごと1cmの輪切りに切る)3個(300g)

片栗粉 適量
醤油  適量

焼き海苔(切っておく) 10枚分

【鶏そぼろ】
鶏ひき肉(お酒と合わせておく)100g
酒  大さじ2
醤油  大さじ1
みりん 大さじ1
長ネギ(みじん切り) 1/4本(30g)
実山椒の醤油漬け 小さじ1
ゴマ油 適量

揚げ油 適量


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、里芋を蒸す。
  1cm幅に切った里芋は水洗いして、耐熱皿にのせてラップをする。
  600Wのレンジでおよそ3分加熱して、さらにひっくり返して2分加熱する。
(2)次に、鶏そぼろを作る。
  フライパンに、ゴマ油、酒と合わせた鶏ひき肉を入れて火にかける。
  そのまま炒めてそぼろ状になったら醤油、みりんを加えて水分を飛ばし、
  最後に長ネギ、実山椒の醤油漬けを加えてさっと炒めておく。
(3)ラップの上に片栗粉をまぶして、そこに(1)の蒸した里芋をのせる。
  さらに片栗粉をまぶしてラップをのせたら、そのまま手で潰して、
  つぶし里芋を作る。ラップを外したら、つぶした里芋の表面に醤油をさっとまぶし、
  海苔に包んだら170℃の油でこんがりと揚げる。
  お皿に盛ってその上に(2)の鶏そぼろをのせたら出来上がり☆


★里芋の大きさによって、多少時間が掛かる場合があります。
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竹串を刺してみて、すっと通れば大丈夫です。


★鶏ひき肉にお酒を加えてから炒めることで、
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炒めた時にそぼろ状になりやすくなります。


★里芋は、潰すことで味が染み込みやすくなります!
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◎作り方(3)は、動画でポイントをチェック!



*ぜひ、熱々で食べでください。とても美味しいですよ!
日本酒との相性も抜群です♪


来週のFFFも、お楽しみに!

2011年10月11日

【Webラジオ】10月11日(火)『鶏肉のキャベツ蒸し カレークリームソース』

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック! 

10/11(TUE)のFFFは…

10/11(TUE)では・・・「サボイキャベツ」をピックアップしました。


宮城県色麻町にあります、JA加美よつば、
営農販売部、早坂多悦さんに伺いました。


旬を迎えている「サボイキャベツ」は西洋野菜の一種で、
JA加美よつばでは、20年前から栽培しています。
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「サボイキャベツ」の“サボイ”とは、フランスのサボイ地方のこと。
そこで取れるので、この名前がついたそうです。
見た目はゴツゴツしているキャベツですが、煮ると柔らかくなり、
甘みも増すそうです。煮込み料理に最適なキャベツです。」
これから寒い季節を迎えるので、サボイキャベツを使って、
スープやロールキャベツで心身共に、温まってくださいね☆
【宮城県色麻町・JA加美よつば】
電話やFAXで、サボイキャベツの注文も出来るそうですよ。
気になった方は、アクセスしてみてくださいね♪


FFF料理長の村上有子先生が、
「サボイキャベツ」を使って開発したお料理は・・・
『鶏肉のキャベツ蒸し カレークリームソース』
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パサッとしがちな鶏胸肉をキャベツと一緒に蒸し煮に。
しっとりとしてジューシーなお肉仕上がります。
カレーと生クリームを足したソースも絶品です!


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
鶏むね肉 1枚(250g)
(塩・こしょう・カレー粉を振っておく)


塩・こしょう 適量
カレー粉(鶏肉用) 小さじ1

サボイキャベツ(1cm幅に切る) 1/2個(400g)
にんにくスライス 2枚
白ワイン  50cc
生クリーム 100cc
水 大さじ2
カレー粉  小さじ1
ケチャップ 小さじ1

塩・こしょう・サラダ油 適量

飾り用カレー粉 適量


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、鶏肉を焼く。深めのフライパンにサラダ油を熱して、
  塩・こしょうをしてカレー粉を振った鶏肉を皮目から入れる。
  中火でじっくりと美味しそうな焼き色をつけるように焼いていく。
(2)次に、鶏肉と野菜を蒸す。鶏の皮目が焼けたら、
  お肉をひっくり返さずに刻んだキャベツ、にんにくのスライス、
  白ワインを入れて、そのまま7~8分、蓋をして蒸し煮にする。
  7~8分たったら、鶏肉だけバットに取り出し、
  アルミホイルをかけて保温しておく。
(3)残りのキャベツに、生クリーム、水、カレー粉、
  ケチャップを入れて蓋をして約5分、さらに蒸し煮にする。
  5分たってキャベツがしんなりしたら、塩、こしょうで味を調えたら完成!
  お皿にキャベツを盛って、スライスした鶏肉をのせて、
  ソースを回しかけたら出来上がり☆


★鶏肉に下味をつける際、塩味は後で蒸し焼きにしていく分、
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しっかりと付けておくと美味しく仕上がります。


★カレー粉がついているので、焦げやすいので、中火でじっくり焼いてください。
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動かさないで焼くのが、上手に焼くポイントです!


★鶏肉は皮目を下にしたまま、キャベツを入れて蒸し煮にしていきます。
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★7、8分で中まで火が入って、さらに休ませることで・・・
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鶏むね肉が、ジューシーなお肉に仕上がります。


*鶏肉を保温した時に出てきた肉汁は、
 とても美味しいので、鍋の中にいれてあげましょう。


来週のFFFも、お楽しみに!

2011年10月04日

【Webラジオ】10月4日(火)『和栗の簡単モンブラン』

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック! 

10/4(TUE)のFFFは…

10/4(TUE)では・・・「栗」をピックアップしました。


宮崎県高千穂町にあります、
JA高千穂地区の農産指導課、佐藤公彦さんに伺いました。


高千穂町は、隣接する日之影町と共に栗の生産を行っていて、
日本でも有数の栗の産地として知られています。
ここで採れる「高千穂ひのかげくり」は、美味しい!と評判も上々。
その美味しさは、徹底した品質の管理にあります。
収穫してから、まず農家さんで選別。
その後、光センサーで栗の内部を選別。
栗の選別に光センサーを取り入れたのは、全国初。
2重チェックで、いつでも美味しい栗を供給しています。
そんな品質の良い「高千穂ひのかげくり」、
特に、栗きんとんを作るのに、向いている栗だそうです。
甘さと強い香り、もっちりした食感が、栗きんとんに合うのだそう。
そのほか、お菓子作りにも向いているそうですよ。
ぜひ、機会があったら、試してみてくださいね☆
【宮崎県高千穂町・JA高千穂地区】

【宮崎県日之影町・日之影町観光協会】


FFF料理長の村上有子先生が、
「栗」を使って開発したお料理は・・・『和栗の簡単モンブラン』
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栗の甘い味が何とも言えずに美味しく、
簡単に本格的な味わいを楽しめる、モンブランです。


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
栗(水から茹でて沸騰したら10分茹でる) 10個(200g)
グラニュー糖 大さじ2(20g)
生クリーム 50㏄
牛乳 大さじ2
ラム酒 適量

市販のビスケット 4枚(25g)
生クリーム 50㏄
グラニュー糖 大さじ1(10g)
すみれの砂糖づけ ※あれば


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、栗クリームを作る。栗を2つに切って割り、
  中の身をスプーンで取り出してボールに入れる。
  そのボールにグラニュー糖、生クリーム、牛乳を入れてラップをして、
  600Wのレンジでおよそ2分火を入れる。取り出したら、
  ミキサーにかけてピュレ状にして、再びボールにあけて、
  ラム酒を適量加えておく。
(2)次に、中の具を作る。
  ボールに生クリーム、グラニュー糖を入れて、
  氷水にあてながら8分立てに泡立てる。
  そこに手で荒砕いた市販のビスケットを入れてさっくり混ぜる。
(3)アルミ箔に(2)の具をスプーンで入れて、
  絞り袋に入れた栗クリームをその上から絞ってモンブランの形にする。
  あれば上にすみれの砂糖漬けを飾ったら出来上がり☆


★栗を茹でるときは、水から茹でていきます。
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★電子レンジにかけて、温めてグラニュー糖を溶かしましょう。
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★温かいうちにミキサーかフードプロセッサーにかけると・・・
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ピュレ状になりやすいです。


★絞りの口金は、なるべく大きいほうが、栗が詰まらず、
上手に絞り出すことが出来ます。お好みの形に絞って下さい。
動画で絞り方は、チェック!



来週のFFFも、お楽しみに!