2011年04月 アーカイブ

2011年04月26日

【Webラジオ】4月26日(火)『椎茸のじり焼き』

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック!

4/26(TUE)のFFFは…

4/26(TUE)のオンエアでは・・・
FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
今日は、大分県佐伯市に伝わる調味料、「ごまだし」をご紹介しました。
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お話しは、大分県佐伯市にある、味愉嬉食堂の代表、
磯貝直利さんに伺いました。
この味愉嬉食堂で使っている「ごまだし」は、全て手作り!
その美味しさに、その「ごまだし」をネットで販売もされています。

ごまだしは、佐伯市の漁師さんが作った、
「アイディア料理」で、「保存食」でもある、昔からの伝来調味料です。
エソという魚を使って、煎ったゴマと醤油を合わせたペースト状のもので、
その味は、各家庭、お店、メーカーで味が微妙に違うそうです。


九州のB-1グランプリにも出店するなど、積極的に全国にPR中の「ごまだし」。
一般的に、ごまだしをベースに使った「ごまだしうどん」として食べるのが主流ですが、
醤油ベースなので、食べ方が色々あるそうです。
うどん、お茶漬け、夏場はもろきゅうのように、きゅうりに付けて食べる、
冷麺にも最適!最近、評価が上がっているのが「たまごかけごはん」
スプーン1杯ほどのごまだしを卵に入れて、ネギをかければOK。
ごまだしのコクが美味しさをより引き立てているそうですよ。


磯貝代表が作る「ごまだし」は、「味愉嬉食堂・ごまだし屋」で、
注文することが出来ます。気になった方は、ぜひ、食べてみてくださいね☆
【大分県佐伯市・味愉嬉食堂・ごまだし屋】


さて、FFF料理長の村上有子先生が、
『ごまだし』を使って開発したお料理は…『椎茸のじり焼き』
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じり焼きとは、大分県に伝わる郷土料理の1つで、クレープのように、
小麦粉を使って巻いて、焼いたお菓子のこと。
今日は、この「じり焼き」を、おかず風にアレンジしたお料理です!


◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
小麦粉(ふるう)50g
卵 1個
塩 1つまみ
水 100cc

大和芋(すりおろす) 80g
万能ネギ(小口切り) 4本
マヨネーズ 大さじ2
ゴマだし  大さじ1

しいたけ(薄くスライス) 2個(60g)
ゴマだし 小さじ2

サラダ油 適量
ゴマだし 大さじ2


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1)じり焼きの具を作ります。
  ボールにすった大和芋、万能ネギ、マヨネーズ、
  ゴマだしを加えてよく混ぜ合わせておく。
  フライパンにサラダ油を入れ熱し、しいたけを炒め、
  しんなりしたら、ゴマだしを加えて、炒めておく。
(2) じり焼きを作ります。
  ボールにふるった小麦粉、塩、卵を加えて混ぜたら、
  そこへ水を加えて滑らかな生地を作る。
  フライパンにサラダ油を入れ熱したところへ、
  生地の半量を流し入れ、フライパンを回しながらのばし、
  弱火でじっくり焼く。
(3)2のじり焼きの表面が乾いてきたら、
  1枚につき大さじ1ほどのゴマだしを全体に薄く塗る。
  その上に1の大和芋を薄く伸ばし、その上に炒めたしいたけをのせる。
  大和芋の表面が乾いてきたら、まな板に取り出し、
  くるくるとロール状に巻く。これを2本作り、
  1本を6等分に切り分けて召し上がれ☆


★長芋より大和芋のほうが弾力が出て、
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モチっとした食感に仕上がります。


★生地はダマにならないように、
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水を少しずつ加えて滑らかな生地に仕上げます。


★地を焼く時は、最初強火でフライパンを熱しておいて、
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生地を流したら弱火で焼きます。焦がさないように注意しましょう。


★巻き方は、こんな感じです!
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*簡単に出来るので、ホットプレートをみんなで囲んで


来週のFFFも、お楽しみに!

2011年04月19日

「宮崎ハーブ牛・花咲ミスジ400g」+「ピクルス」を3名様に!

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4/19(火)のオンエアでご紹介した、
「宮崎ハーブ牛・花咲ミスジ400g」に、
「ピクルス」を付けて、抽選で3名様に差し上げます!


<プレゼント提供>
【宮崎ハーブ牛専門店「やまむらや」】
URL:http://www.rakuten.ne.jp/gold/yamamuraya/


プレゼントをご希望の方はコチラから!
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・お名前とお届け先(食べ物ですので、お電話番号も必ず!)
・このコーナーへのメッセージ
(地元食材・郷土料理の情報 / ご意見 / ご要望 / お料理のお悩みなど)

メッセージを必ず添えて、ご応募下さい。
たくさんのメッセージ、お待ちしています!

【Webラジオ】4月19日(火)『牛肉のピクルス巻き』

★本日の放送内容を音声にてお聴きいただけます。下のボタンをクリック!

4/19(TUE)のFFFは…

4/19(TUE)では・・・「宮崎ハーブ牛」をピックアップしました。


今日は、京都府京都市にあります、
宮崎ハーブ牛の専門店「やまむらや」の店長、
吉井祐介さんにお話しを伺いました。


宮崎ハーブ牛は、ローズマリー、オレガノ、ナツメグ、シナモンなど、
7種類のハーブをブレンドしたエサを食べ育った牛です。
ハーブの力で、牛が健康に育ち、肉質が柔らかく、ジューシー!
食べた時、肉汁がジュワっと出てくる、美味しい牛肉です。
オレイン酸が多く含まれていて、ビタミンEも豊富!
甘くあっさりしているので、胃がもたれず、
お年寄りにも好評だそうです。
カロリーも低めなのも、女性には嬉しいお肉です。
灰汁が少ないので、どんな料理にも使えます。
どんな食べ方でも、美味しく食べられますよ☆
【宮崎ハーブ牛専門店「やまむらや」】
「やまむらや」は、通信販売で唯一の「宮崎ハーブ牛の専門店」!
黒毛和牛にも引けを取らない、宮崎ハーブ牛をぜひご賞味下さい!


FFF料理長の村上有子先生が、
「宮崎ハーブ牛」を使って開発したお料理は…『牛肉のピクルス巻き』
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牛肉に巻かれたピクルスの酸味がお肉と良く合います。
和風味ですが仕上げにトマトを加え、爽やかな味に仕上がります。
醤油とトマトの相性はバッチリ!


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
宮崎ハーブ牛(すき焼き用) 8枚(約160g)
塩・こしょう 適量
和からし 小さじ1
ピクルス(縦半分に切る) 2本(約70g)

サラダ油  適量
牛脂 *あれば  適量
玉ネギ(みじん切り) 1/4個(60g)
にんにく(みじん切り) 1/2片
しょうゆ 小さじ1
酒 50cc
水 100cc
ミニトマト(4等分に切る) 6個(80g)
絹さや(さっと塩茹でし、千切りにする) 20本(約40g)


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1) 最初に牛肉でピクルスを巻きます。
   牛肉2枚を少し重ねるようにして広げ、
   和からしを小さじ1/4量を目安に塗ってから、塩・こしょうをする。
   そこにピクルスをのせて巻く。これを4本作る。
(2) 次に、ピクルス巻きを煮込みます。
   フライパンにサラダ油と、あれば牛脂をいれて、
   牛脂が溶けてきたら1のピクルス巻きを入れて焼く。
   巻き終わりを下にして焼き始め、全面に美味しそうな焼き色がついたら、
   一旦取り出しておく。同じフライパンに玉ネギを入れ、
   しんなりするまで炒めたら端に寄せ、空いた所でにんにくを炒め、
   いい香りがしてきたら玉ネギと合わせる。
   そこへ1のピクルス巻きを戻し入れ、しょうゆ、酒、水を加え、
   沸騰したら弱火にし、ふたをして約30分煮込む。
(3) 30分煮込んだら、最後にトマトを加え、トマトに軽く火を入れる。
   ピクルス巻きは半分に切ってお皿に盛り、ソースをかけ、
   絹さやをのせたら出来上がり。


★和がらしの量はお好みで調整してください。
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ピリッとした刺激が欲しい方は、少し多めにして塗ってもOKです。


★煮込む時、フライパンの蓋でしっかり密閉するようにします。
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もし、蓋がしっかり閉まらないようなら、アルミホイルを被せた上に
蓋をのせて密閉させて煮込みます。


★煮込む時には、時々水分の状態をチェックしてください。
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もし、水分が無くなっているようなら、少し水を足しながら煮込みます。


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ピクルスは、ハンバーガに入っているような甘いものではなく、
塩味が強いものを選ぶと美味しく仕上がります。


*今回のレシピは、ハーブ牛でなくても、普通の牛肉でも代用できます。


来週のFFFも、お楽しみに!

2011年04月12日

「嵯峨野匠庵の黒酢」を3名様に!

4/12(火)のオンエアでご紹介した、
京都府京都市にあります、「嵯峨野匠庵の黒酢」を
このコーナーをお聞きの中から、抽選で3名様に差し上げます!
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<プレゼント提供>
【京都府京都市・嵯峨野匠庵】
URL:http://www.saganosyoan.com/


プレゼントをご希望の方はコチラから!
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・お届け先とお名前(食べ物ですので、お電話番号も必ず!)
・このコーナーへのメッセージ
(地元食材・郷土料理の情報 / ご意見 / ご要望 / お料理のお悩みなど)

以上を必ず添えて、ご応募下さい。
たくさんのメッセージ、お待ちしています!

【Webラジオ】4月12日(火)『黒酢の酢豚』

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4/12(TUE)のFFFは…

4/12(TUE)では・・・「嵯峨野匠庵の黒酢」をピックアップしました。

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今日は、京都府京都市にあります、「嵯峨野匠庵」の販売元、
株式会社関広の食品事業部、石川克彦さんにお話しを伺いました。


健康志向の方の間では、定番になっている「黒酢」ですが、
あの独特の香りや風味が苦手…という方も多いと思います。
この嵯峨野匠庵に黒酢は、合成食品添加物を一切使わず、
国産の玄米を100%使い、ゆっくり時間をかけて熟成・発酵させた一品。
ほかの黒酢と比べると、クセもなく、爽やかな酸味で、本当に飲みやすい!
もちろん、飲むだけでなく、お料理の調味料に使ってもOK。
黒酢は、何を試してダメだった、そんな人にオススメしたい調味料です☆
【京都府京都市・嵯峨野匠庵】
「嵯峨野匠庵の黒酢」は、中国黒酢のようなコクがありますが、
香りが押さえてあるので、とても使いやすい調味料です。
この機会に、ぜひ、試してみてください。


FFF料理長の村上有子先生が、
「黒酢」を使って開発したお料理は…『黒酢の酢豚』
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今回使う具材は、豚と長芋だけとシンプル。
黒酢特有の香りが豚肉を絡まり、美味しい味わいに仕上がります!


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
豚肩ロース肉(1口大に切り塩・こしょうする)180g
→カレー用、酢豚用に切ってある豚肉を使ってもOK!


長芋(皮をむき大き目の乱切り)180g
片栗粉 適量

黒酢 100cc
砂糖 大さじ2と1/2
しょうゆ 小さじ1
サラダ油 適量


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1)最初に豚と長芋を揚げます。
  塩・こしょうした豚肉と長芋に片栗粉をまぶし、
  170℃の油でそれぞれ揚げる。長芋には軽く塩をしておく。
(2)次に、フライパンに黒酢、砂糖、しょうゆを入れ火にかけ、
  一旦沸かしてから揚げた豚肉と長芋を加える。
  全体を軽く煮詰め、とろみがついてきたらよく和えて出来上がり☆
  器に盛って召しあがれ。


★豚は、なるべく塊になっているものを選びましょう。
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お好みの大きさに切った方が見栄えが良くなります。


★「嵯峨野匠庵の黒酢」は、熱を加えても変色しないので、
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お料理の色もキレイに仕上がり、テリもキレイに仕上がります!


今日のレシピは、簡単すぎて、工程が2つしかありません!
手軽、なのに、プロのような味に仕上がる・・・これは、凄いです。


来週のFFFも、お楽しみに!

2011年04月05日

【Webラジオ】4月5日(火)『タラの芽のボンゴレ』

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4/5(TUE)のFFFは…

4/5(TUE)では・・・「タラの芽」をピックアップしました。


今日は、新潟県魚沼市にあります、JA北魚沼、
タラの芽生産組合の八木浩一さんにお話しを伺いました。


まだまだ、魚沼市は2m以上もの雪が積もっていているそうです。
八木さんは、ハウスの中でタラの芽を水耕栽培で育てています。
外は冬でも、ハウスの中は春!たくさんのタラの芽が並んでいるそうです。
タラの芽は「タラの木の芽」ですが、その原木はトゲで覆われていて、
その木から芽が出ているのを見た人は、だいたい驚くとのこと。
大変な思いで収穫した「タラの芽」は、「山菜の王様」と呼ばれています。
独特の苦みと、モチっとした食感・・・その美味しさは絶品です!
天ぷらはもちろん、サッと茹でて鰹節をまぶして、わさび醤油で食べたり、
胡麻和えで食べたりと、その楽しみ方も様々。5月まで美味しく頂けるそうです☆
ぜひ、今晩の食卓にいかがでしょうか?
【新潟県魚沼市・JA北魚沼】


FFF料理長の村上有子先生が、
「タラの芽」を使って開発したお料理は…『タラの芽のボンゴレ』
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ほのかな苦みと甘みがあるタラの芽を、春が旬のアサリと一緒にボンゴレに。
春を一杯に感じるレシピです。


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
にんにく(つぶす) 1片
鷹の爪(種を取る) 1本
アサリ 200g
白ワイン 50cc
パスタ(1.4mm) 120g
タラの芽(根元の硬い部分を切り、縦半分に切る) 5個(60g)
オリーブオイル 大さじ4
塩・こしょう 適量


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1) 最初にソースを作ります。
  フライパンにオリーブオイル大さじ2、にんにく、
  鷹の爪を入れ弱火にかけ、にんにくが少し色づいてきたら
  鷹の爪を取り出し、水気を切ったアサリと白ワインを加える。
  ふたをしてアサリの口が開くまで蒸す。
(2) 次に、パスタを茹でます。たっぷりのお湯に塩をして、
  パスタを標準茹で時間の1分前にあげるように茹でる。
  パスタが茹で上がる1分前にタラの芽を加え茹で、
  パスタと一緒にザルにあげて水気をきり、ソースに加える。
  ※塩の量は、お湯に対して1%の量を入れてください。
   目安はお湯3Lに対して山盛り大さじ2杯。
(3) 1のフライパンに、茹でたパスタとタラの芽を加えたら全体をよく和える。
   オリーブオイル大さじ2を加え、水分とオイルがよく混ざるように合わせる。
  (=乳化させる)最後に塩・こしょうで味を調える☆


★鷹の爪は、オリーブオイルにゆっくりと香りを移します。
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入れっぱなしにすると、辛味が増してしまうので、取り出しておきましょう。 


★アサリは白ワインを入れると跳ねるので注意してください。
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強火で蒸すとアサリが飛んで危険なので、ゆっくり中火で蒸しましょう。


★水分とオイルを、よく混ぜてトロミをつける事を「乳化」と言います。
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写真のように乳化させることでパスタとソースが絡まって美味しく仕上がります。


今日のレシピは、ボンゴレの美味しく作ることが出来ます。

シンプルなパスタほど、茹でる時の塩加減が大事!
しっかりと塩の量を計ると、上手く美味しく仕上げることが出来ますよ。


来週のFFFも、お楽しみに!