9/6(TUE)では・・・「ひしの南蛮」をピックアップしました。
長野県小諸市にあります、「ひしの直売所」の組合長、
原田義政さんにお話しを伺いました。
ひしの南蛮は、大きさはピンポン玉ほど小さく、
ピーマンのようなフォルムをしています。
そんなカワイイ「ひしの南蛮」は、れっきとした、信州の伝統野菜。
昔から、小諸市菱野区だけで作られていた為、外に出回ることは無く、
気付いたら、地元の人も知らない野菜になっていたそうです。
今は、ひしの南蛮を作る農家さんも増え、だいぶ認知されるように。
種もそのままに、丸ごと食べられ、ピーマンほどの苦さも無い。
お子さんやピーマン嫌いの人でも食べられる「ひしの南蛮」
その利点を生かすため、切らずにそのまま料理で使って欲しいと原田さん。
これは、地元に伝わっている食べ方だそうです。
ひしの南蛮を含め、この食べ方も広めたいという原田さん。
スーパーなどで見かけた際は、ぜひお試しくださいね☆
【長野県小諸市・「眺望1番 ひしの直売所」】
住所:長野県小諸市菱平312
電話:0267-22-1451
定休日:無休(12月は土日休)
FFF料理長の村上有子先生が、
「ひしの南蛮」を使って開発したお料理は・・・
『ひしの南蛮と牛肉のあんかけ焼きそば』
ひしの南蛮をそのまま炒めるので、
中の水分がとてもジューシーで、食べた時に甘みを感じます。
見た目もカワイイ「ひしの南蛮」を、ぜひ味わって!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
牛コマ切れ肉 120g(下味の調味料を加え混ぜておく)
ひしの南蛮 20個(200g)
酒 大さじ2
塩 少々
生姜(みじん切り) 5g
長ネギ(斜め1cm幅に切る) 1/4本(20g)
焼きそば麺 2玉
サラダ油 適量
【牛肉の下味】
酒 大さじ1
醤油 大さじ1/2
【合わせ調味料~以下の材料を合わせておく】
鶏ガラスープ 150㏄(水にスープの素を小さじ2加えておく)
オイスターソース 小さじ1
醤油 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
味噌 小さじ1
片栗粉 大さじ1
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初に、麺を焼く。フライパンに多めの油を入れて良く熱したら、
ほぐした焼きそば麺を平らになるように入れて、
上からフライ返しで押しつけながら片面を香ばしく焼く。
焼き上がったらひっくり返し、同じよう裏面もこんがりと焼いて、
お皿に取り出ておく。
(2)次に、餡を作る。同じフライパンにサラダ油を熱し、
ひしの南蛮をそのまま入れて中火でよく炒める。
美味しそうな焼き色がついたら酒を加えて、
水分がなくなるまで煮詰めて、
最後に塩をして良く混ぜ、一度取り出しておく。
(3)同じフライパンにサラダ油を入れ、
生姜、長ネギを入れて熱し、いい香りがしてきたら、
下味をつけた牛肉を入れる。良く炒めて牛肉の色が変わったら
(2)の炒めたひしの南蛮を戻し入れ、
さらに合わせ調味料を加えて沸騰させる。
トロミがついたら火を止めて、
(1)の麺の上にたっぷりとかけたら出来上がり。
★火加減は中火ぐらいで、じっくりと焼きます。
焦げないように焼きましょう。油は少し多め入れた方がカリッと仕上がります。
★水分があるとパチパチと跳ねるので、水気はよく拭き取りましょう。
そのまま食べるので、じっくりと中まで火を通すように焼いてください。
来週のFFFも、お楽しみに!