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1月4日(火)アメリカ・カリフォルニア州にある街「アラミダ」に25年お住まいの小林真奈美さんです!

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★小林真奈美さん。
アスレティックスのTシャツを着て。
コロシアムに応援に行く時は、大体こういった出で立ちなんだそうです。


◆アスレチックスに、松井選手が移籍となりましたが、地元のファンはどう見ていますか? 


松井選手を知っている日本人ファンは、「よくぞ来て頂きました」という気持ち。
大方のA's ファンにとっては、どんな選手でも「フタを開けてみなければわからない」ものなので、お手並み拝見的姿勢を崩さない。スプリング・トレーニングが始まると、注目度が増すのではないでしょうか。


◆地元のメディアは、どのように報道していますか? 


入団記者会見が開かれた翌日のサンフランシスコ・クロニクル新聞、スポーツ欄のトップは、GMビリー・ビーン氏が松井選手にアスレティックスのジャージを着せている写真と、関連記事でした。オフシーズンに入団記者会見を行なったケースで、ここまで紙面の扱いが大きかったことは
ここ数年なかったことです。


入団記者会見には、100名近い日本人メディアが集まり、球団側そして地元のメディアはビックリ仰天していました。会場には80席の椅子が用意されていたのですが、すぐにそれらが埋まり、2006年のアメリカン・リーグ・チャンピオンシップ戦以来、出席者数が最も多い会見となりました。


松井選手はジェントルマンで落ち着いているし、とても上手な通訳のおかげで、彼のユーモア・センスも地元メディアに伝わったようで、一様に松井選手に対して好意的であると見受けられます。


◆名門で知られるアスレチックスですが、本拠地は「オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム」。どんなスタジアムなのでしょう?


アメフトのオークランド・レイダーズと共有するコロシアムで、現在、独立したスタジアムを造るべく、 場所を模索している段階です。ただ利便性において、現在のコロシアムは文句なしの状態で、たくさんの人が車ではなく、BART という公共交通機関を利用してやってきます。BART のコロシアム駅から鉄橋を渡ると、すぐそこがコロシアムです。


◆アスレチックス・ファンの観戦スタイルはいかがでしょう?


レフト側外野席に、常駐の応援団がいます。ドラムを使って、選手ごとの決まった掛け声を叫んでいます。彼らが、松井選手に対して、どのような応援の掛け声を作るのか、楽しみです。


◆アスレチックス・ファンは、どんな人が多いのでしょう?


対岸のサンフランシスコ・ジャイアンツのファンがホワイト・カラーで
アスレティックスのファンはブルー・カラー、というイメージで捉えられている感じがします。本当かどうかはわかりませんが。


◆松井選手以外で、注目の選手というと?


アスレティックスは、若い選手が多いことで有名であり、自慢でもあります。1974年生まれの松井選手が、登録選手の中で一番年上になるくらいです。先発投手4名の平均年齢は24歳。2010年シーズンのチームERA(防御率)が、 アメリカン・リーグでトップでした。ピッチャーが良いチームは底力があります。


日本のファンの方には、ハワイ育ちの日系アメリカ人、キャッチャーのKurt Suzuki 選手にも注目していただきたいです。


◆オークランドに行った時、会話に花が咲くような「役に立つ一言」


球場で、お馴染みの「タタラタッタタ~♪」という音が流れたあと、ファンが一斉に叫ぶ言葉があります。あれは、「Charge !」と叫んでいます。
「突撃だ~」といった感じです。