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10月13日(水)のフラワーリポーターは、イタリア・トリノから、石井美絵さんです。

石井さんは、イタリアに在住して15年、
現地でプロモーション会社経営をされていらっしゃいます。
                     
                      
◆トリノについて
トリノはピエモンテの中心に位置する、人口90万人の街です。
来年、イタリアは150周年を向かえますが、トリノはイタリアが建国した際に
最初に首都だった街で、サボイア王家が支配していました。
この王家はもともとフランス出身だったこともあって、
イタリア料理とフランス料理の文化が融合して、豊かなピエモンテ料理が
生まれました。ピエモンテは土壌が豊かで、食材も豊富で、
ランゲ地方では、王様のワインと言われるイタリア赤ワインの
傑作、バローロやバルバレスコも作られています。
秋の時期には、栗やきのこをはじめとした特産物に加え、
グルメの代表作、白トリュフが取れます。
                     
                     
                      
◆秋のグルメの代表格、白トリュフ!
アルバのトリュフ祭りが有名です。
今年はとても豊作です。大体2300~2600ユーロ/1キロです。
地元の人だけではなく、世界中からたくさんの方が訪れていました。
                           
今年10月9日から11月14日まで 白トリュフの見本市が
北イタリアのアルバ(トリノと同じく ピエモンテ州)で開催中!
トリュフの量り売りやワインを楽しめ、町中がトリュフの香りでいっぱい!
州政府の証明書を備えた販売人・トリュフ探し人
(名人のことをピエモンテ方言でトリュフェラオという)購入
                     
地元のベテラントリュフ探し人たちの信じるところによれば、
白トリュフが誠熟し収穫可能になるのは9月になってから。
雨の後の満月を過ぎた時から(迷信?)。
                     
他のトリュフ探し手たちに穴場を探られないように、陽が落ちてから開始される!
彼らのいでたちは、泥に強いがっちりとした靴、
茂みや低木藪などをかき分けるための小さな鍬、
収穫物とそのたびにごほうびとしてトリュフ犬にやる
パン切れの入る大きなポケットつきのジャケットと上着。
                
食用方法:白トリュフは生のままごく薄くスライスし、
シンプルな料理や淡い味付けの料理を引き立たせるのに適しています。
                 
保存方法:湿った布に包み、それらをさらにガラスの容器にいれ、
3度から6度の冷涼な環境で保存。
           
収穫方法:非農業用地 森林内で自由に収穫できるが、
トリュフ商の私有地内、植林後15年未満の土地では収穫が禁止されています。
誠熟に達した土壌は、にんにく 干し草 湿った土 はちみつ
しいたけ スパイスの匂いを混ぜ たような強い方向を放ちます。
            
            
               
◆地元の人々ならではの、トリュフの楽しみ方
めだま焼きの上にスライス
手打ちのタヤリン(たまごが入った細めの手打ちパスタ)の上にスライス
シンプルな白いリゾットに乗せる
生肉の上にかけるなど・・・
           
            
           
◆石井さんのHPは、こちら!             
www.japanplanning.it            
www.sakuratorino.it