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6月9日(火)のフラワーレポーターはイスラエルに住んで10年!森山聡子さんです!

■イスラエルの気候


もう夏の気候。
湿気が日本ほど無いので過ごしやすいです。
日中、中央部は平均28度くらいになります。


■イスラエルの特徴


みんな実際にイスラエルに来ると、のどかで、地中海に面していて、天気もいいし、
みんなビーチファッションで自由にうろうろしているような感覚で、とてもオープンな印象を受けて
帰られます。


イスラエルの男性ですが、一見地中海的なノーテンキというか・・・明るくて、楽観的、
みんな海が大好き。ちょっと強いような雰囲気を出す方が多いですかね。
自分にまかせておいてくれ!という感じ、リードしてくれる感じの人が多いかなと思います。


■注目はイスラエルのワイン産業!

~ イスラエルのワインについて ~


イスラエルは、資源を持たない国なので、技術が発達しており、その分野は医療技術、
農業技術、環境関連のクリーンテク、ハイテクと様々です。
優れた技術においては、近年、ワイン業界でも発揮されており、ロンドンのIWSCやボルドーの
Vinexpo等にて金賞を受賞するワイナリーが出てきております。
世界のワイン作りの歴史は黒海、カスピ海、そしてガリラヤ湖に挟まれた地域から始まったと
言われていますが、古代イスラエル(「カナンの地」)も、この地域に属し、
紀元前5000年頃からワイン作りが行われていたと考えられています。
イスラエルワインはユダヤ教の宗教的儀式にも使用されてきました。


1882年にエドモンド・ロスチャイルド男爵がフランスの技術を取入れたイスラエルで
最初のワイナリー「カルメル」を創設、その後、
カリフォルニアワインの技術を取入れたワイナリーなどが設立され、
現在イスラエルでは、中小含めて150ほどのワイナリーがあります。
イスラエルの地形は縦長で、南部は乾燥地帯ですが、北部のゴラン高原では
冬に雪が降るほどの気候で、石灰岩も多くワイン用のブドウの栽培に適していることもあり、
ブドウやオリーブの栽培が盛んです。
また、夏期に備えたイスラエル独自の点滴灌漑技術がブドウ畑にも活かされています。
イスラエルのワイナリーの多くは、ワインの良し悪しはブドウ畑によって決まるという信念のもと、
ワイン生産技術はもちろんのこと、ブドウの質にこだわりイスラエル国内でも様々な土壌と
気候の異なる場所にブドウ畑を維持し、ワイン生産に努めています。


ブドウの木の根は、石灰岩の下の奥深い土壌まで美味しい地下水を得るために根を伸ばして、
ブドウを実らせます。こうして荒野で苦労して実ったブドウほど、
美味しいワインになると言われています。
様々な厳しい歴史を乗り越えてきたイスラエル人には、苦労があるからこそ美味しくなるワインづくりの虜になっているような気がします。。。


★本日の役立つ一言★

私の名前は○○です:『シュミ ○○』
○○に自分の名前を入れれば自己紹介が出来ちゃいます!