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7月14日(火)はトルコに住んで13年のフラワーレポーター、大矢ちはるさんです!

■トルコとは?


トルコは、正式には「トルコ共和国」といって、首都は「アンカラ」。
西はギリシャやルーマニア、東はグルジアやイラン、
そして、イラクやシリアとも接している、アジアとヨーロッパにまたがる国。
人口は、約7000万で、その7分の1の人々が、イスタンブールに集まっていて、
トルコの中でも、イスタンブールは、とても大きな街。


■日本は、これから夏休み。
イスタンブールでは、夏休みはどれくらいあるんでしょう?


6月の第2週から始まる学校の夏休みは、
9月の第2週までとたっぶり3ヶ月休むトルコの子供達。
大人もこの期間に夏休みを取る。
大人も子供も5月頃から夏の休暇の計画にそわそわし始める。


トルコは3方を海に囲まれた国で、黒海、エーゲ海、地中海という海リゾートが
存分に楽しめる。そのせいか、海の季節である夏は、ほとんどのトルコ人が国内の海リ
ゾートに出かけ、海外には行かないというほど自国の海が大好きである。
何しろ世界の2大海リゾートであるエーゲ海と地中海がつながっているところに位置
しているのだからそれも当然と言えるかもしれない。
私も毎年夏になるとエーゲ海や地中海に行っている。


■最近、人気の夏の楽しみ方とは?


海好きトルコ人の間でここ数年人気のあるサマーホリディの過ごし方に、
マービツアーというのがある。
マービはトルコ語で青いという意味。
その名の通り、1週間船の上で過ごし、真っ青な海をそのまま堪能できるツアーで、
エーゲ地方伝統のグレットと呼ばれる木の帆船が使われる。
日中は広い海の真ん中で泳いだり、あちこちにちらばる島へ上陸して古代遺跡を訪ねたりし、
夜は入江や湾に停留して休む。


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3食付きで船室に泊まり1週間で一人当たり
約5万~10万円ほどと手が届かないものではない。
ちょっと前までこのマービツアーは、とても割高でお客さんのほとんどが外国人だったが、
最近、庶民にも手が届く値段となり多くの海好きトルコ人が利用している。

日本からトルコに来る旅行者は、ほとんどが旅行会社の全観光型、添乗員付き団体で、
イスタンブールとカッパドキアという日本でも良く紹介されている世界遺産の奇岩群がある地方や
古代遺跡をまわるのが常だが、マービツアーのようななちょっとペースダウンした
ゆったり型の旅行もたまには良いのではないだろうか?


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大自然を目の前にしてゆっくりくつろげば以前と違う自分が発見できるはず。
忙しい日常に戻ってもほっと一息ついたときにターコイズブルーの海と人なつっこい
トルコ人の笑顔を思い出して自然と笑みがこぼれるのではないだろうか。


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★トルコに行った時に会話に花が咲くような、役立つ一言★

Merhaba(メルハバ) = こんにちは。
Harika(ハーリカ) = 素敵!