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7月28日(火)はノルウェーのオスロ在住のフラワーレポーター江口京子さんです!

■ノルウェーの方は、どんな風に夏を過ごしている?

 
ノルウェー人はジョギングが大好き。
ノルウェー人の女性が美容と健康、ダイエットと聞いて連想すること、
そして一番にすることは、ジョギング。
ノルウェーでは本当に、国民的なスポーツなのです。


残念ながら10月から4月後半までは、雪か氷に覆われているオスロ。
それでも、秋には氷の上を軽やかに金髪をたなびかせながら走っていく
颯爽としたノルウェー人女性。
雪が降っても、週末には朝食もそこそこに朝早くノルマルカ(北の森)に行って、
15kmぐらい森の中を一人で、MP3を聞きながら、クロスカントリーでジョギング。
平日でも、15時には暗くなってしまうけれども、あわててサンドイッチを口に入れて、
ヘッドライトをつけて森でクロスカントリー。
3度の飯よりジョギング、またはクロカン。とてもスポーティーなノルウェー人女性です。


クロカンには主に3種類のテクニックがあって、


1.楽しく歩く。 
2.ランニングのように走る。 
3.スケーティング


2.はマイナス10度といえでも、大汗をかくいい運動。
そして、もちろん2番でトレーニング。
ノルウェー人の違うところは、トレーニングの後におすしを食べるところ♪
3度の飯も大切です。


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■“おしゃれな国”というイメージのあるノルウェー、スポーツウェアにもこだわる?


ノルウェーの女性達の間で、人気のあるジョギングウェアーと言えば、体にぴったりとした、スパッツのような黒、NIKIかADDIDASのパンツ。日本では見かけることがないけど、体のラインがきれいに出て、Fitな体系の人はセクシー。そして、軽やかに走ることができます。男性もはいているけど、バレエのタイツみたいで・・・・・。微妙。最初、私も抵抗があったけれど、今は愛用中です。


■大きなスポーツイベントもあると聞きましたが・・・


1、2を争うスポーツイベントと言えば1923年に第一回が開催されて以来、86年の伝統を持つ、
ホルメンコーレンスタフェッテン。
今年は5月に開催されました。世界一大規模な駅伝です。
(公式HPによると)人口4、5百万人のノルウェー、世界一になれることもあるのですね。


例外:男女平等指数も1位(国連)。ちなみに、世界一男女平等が進んでいるノルウェー、初めて女性が当大会に参加、又は女性参加が認められたのは1975年。女性運動が盛り上がってきた時です。


ホルメンコーレンは、オスロの地名で世界1有名なスキージャンプ台があるところ。
毎年世界選手権が行われていて、原田、葛西、など歴代有名日本人スキージャンパーも愛する
スキージャンプ台です。全20kmの工程を15人で走ります。コースはサンタンスハーゲンから、
高低さ300mぐらいの心臓やぶりのホルメンコーレンスキージャンプのあたりまで登り、彫刻と噴水の美しいフログネル公園、そして王宮の裏を通り、ビシュレット陸上競技場にもどってきます。
人口の少ないオスロ。どこから人が湧き出てきたのか、不思議になるぐらいたくさんの人が集まっています。この日のために、オスロのホテルは満室。
オスロ人だけではなく、全国が注目するイベントです。 
日本で行ったら箱根駅伝?東京マラソン!?かな。
ホルメンコーレン駅伝は、だれでも参加できるところがおもしろい。
プリンセスもプリンスも走る(王宮チームを結成)!
プロは本格的にこの日のために強化チームを作り選手生命をかけているし、企業チームでも
陸上選手をこの日のために採用していたり、アマチュアもアマチュアでプライドがあったり、練習に励みます。時々お祭り騒ぎ(きぐるみきたり)するチームもありますが、これをするのは外国人だけ、ノルウェー人はいたって真剣です。


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★ノルウェーに行った時、会話に花が咲くような「役に立つ一言」!

Ikke sant!! (イッケ サント!!)

でしょ!?というあいづちをうつ言葉で、老若男女に愛用されている言葉です。
外国人にとっても、一番に覚える言葉!