◆アショゥリ理恵さんは、中国生活11年目、上海は8年目で、 ショップ“bijoux k" オーナー。
◆上海での皆既日食の模様◆
●日食、上海ではどうでしたか? 時間や観測スポットなどは?
→観測場所は、自宅のバルコニーにて。
雨天でも見られるという話だったのでとても楽しみにしていましたが、私が住んでいる地区(上海の浦西(プーシー))では空は霧のような雲に覆われた状態で雨が降り続き、日食を見ることができませんでした。
しかし、食の最大時間では、空が真っ暗になり、日食気分を味わうことができました。日食は見ることができませんでしたが、空の模様を数分ごとに写真を撮ってみました。予定の時間<9時36分~41分頃(日本時間10時36分~41分頃)>より、食の最大は数分遅めだったような気がします。
9:43 AM
↓
9:44 AM
↓
9:45 AM
↓
9:52 AM
●観測グッズ (サングラスなど)は?
→日食前日に観賞用メガネを購入。(下の写真)見ることができず、残念です。
●観測ツアーの人気は
上海では、日食を鑑賞するのに、ベストな場所は高いところということで、
①.東方明珠(上海の外灘(バンド)近くのテレビ塔)
②.金茂大厦(Jin Mao Tower 高層ビル)
それから、
③.月湖雕塑公園(上海郊外にある公園)
などが、日食鑑賞のおすすめスポットとして紹介されていました。
●上海の人々の反応
興味のある人と無い人にわかれていたようですが、政府も人々に日食を楽しんでもらいたいと思っていたようです。テレビでは日食がどういうものなのかなどを紹介したり、また日食当日にはテレビチャンネルによっては日食を生中継したりしていました。
ちなみに海外から3万人ほどの観光客が上海にて日食をみようと集まっていたそうです。
鑑賞ツアーできたひとたちは、杭州へ向かったり、上述の公園などで鑑賞していたとか。
上海では大半の人が日食を見られず、他地区のテレビ放送を見て、残念がってはいました。
しかし、天気が真っ暗になり、やがて明るくなるという日食の経過を体感することはできたので多少盛り上がったようです。
●市の安全対策
上海政府は、多くの住民に日食を安全に鑑賞してもらえるようにと、安全措置をとっていました。
1.肉眼で見ないように、工具を使って鑑賞することを呼びかける。
2.日食時は、飛行機やバスなど交通機関は定刻とおりに運行。安全に運転すること。
暗い時はライトを点灯させるようにし、該当する設備を事前に必ず点検し、安全を心がける。パイロットは夜行時のフライトの段取りと同じように行動する。
などの安全措置をとっていました。
●お花について
上海はこの数日とても蒸し暑く、街中には殆どお花が咲いていない状態になってしまいました。
下の写真は、植物図鑑で調べてみましたが完全に該当するものがみつからず…
↓カンナは暑さに強い花といわれていますが、それでも上海の猛暑にやられぎみでした。
●上海の街並み
日中は暑く、とおりをあるく人が少ないため、下の写真は夜7時頃撮影しました。こちらは、淮海中路という東京でいう銀座通りのような通りです。いかがでしょうか?
●役に立つ一言
こちらは、上海=ショッピングの街。ということで、一番使いそうな「ドゥオシャオチエン?(多少銭?)《日本語訳:(お値段は)お幾らですか?》」