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4月13日(火)のフラワーレポーターはバンコクにお住まいになって9年、宮原由佳さんです!

ワットポ-寺院伝統医療学校での各コ-ス修了後、寺院伝統に基づき、寺院境内で世
界中からのお客様を相手に5年間の修養を経て、ワットポ-では外国人として初&現在唯一の外国人講師として認定され、早4年目に。
タイ人を始め世界各国の生徒さん達に授業を行っている。現在では、日本の医療機関
と連携しながらの施術研究も行う。ワットポーの教えを基に、その真髄を少しでも日
本へ、世界へつなげていける役割を目指し、励み続ける日々が続いている。


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宮原由佳さん


◆バンコクと言えば、有名な「水かけ祭り」が、そろそろ始まる時期ですが、今年も例年通り、開催されるんでしょうか?


ソンクラーンとはタイにおける旧正月のことであり、タイにおける旧暦の新年である。現在、政府によって4月13日から15日(仏暦・西暦)に固定されており、祝日になっている。また、ソンクラーンの前後約10日間はテーサカーン・ソンクラーン(ソンクラーン期間)と呼ばれ、休日ではないが祭典が行われることがある。もともとは、純粋に新年のお祝いであり、家族が一堂に集って共同で仏像のお清めを行ったり、年輩の家族のお清めを行う期間であった。水の掛け合いは、新年に仏像に水をかけてほこりを落とし清める儀式からきている。また、水を掛けることは「お清め」の意味を持っているため、若い人たちは、目上の人や両親に対して尊敬の念を表し、「サワッディー・ピー・マイ」(新年明けましておめでとうございます)と言いながら、手のひらによい香りのする水を注ぐ。この神聖な儀式が行われる一方、盛り上がることが大好きなタイの人たちの間では、町の沿道などで道行く人々にバケツや水鉄砲で水を掛け合うなど、まさに「お祭り」騒ぎの行事に発展していった。後に単なる水の掛け合いに発展したため、現在では新年と言うよりも祭りという色彩が強い。このため日本では(タイの)水掛け祭りという言い方もする事がある。もともと、正月であったため、帰郷の時期と言う意味合いが強い。また、連休であることや都会に出ていた家族が戻ってくることなどから一家総出での旅行も少なからず行われる。このため、国内の交通や観光地の宿泊施設は飽和状態になる。一方、商店やオフィスも閉じるため、通常日に賑わっているところは閑散とする。基本的には、仏像や仏塔に水をかけてお清めをしたり、家族の年長者の手に水をかけお清めをし、相手に敬意を示す。また、家の大掃除も行われることがある。近年では、ソンクラーンが一年でもっとも暑い時期に行われることなどから、特に若年層を中心に、単なる水掛け祭りに変質している。この「祭り」においては見ず知らずの相手にさえ水を掛け合う。この場合、水を掛けるところは手のみに限定されず、水をかける行為自体「敬意を払う」ため無礼講状態となる(ただし、僧侶には水をかけない)。水の掛け合いには水鉄砲を用いる。他にも、家の前に水の入ったドラム缶を置くあるいは家の前までホースを延長させ、道行く人に水をかけたり、ピックアップトラックの積み荷部分に水の入ったドラム缶を載せ、町中の人に水をかけまわっている例もある。また、水を積んだ対向車同士での派手な掛けあいもよく見られる。さらに、冷却効果を高めるために、メンソール配合のベビーパウダーを溶かした水を掛けることもある。この水掛けは全国で行われているが、北部のチェンマイにおける水掛けがもっとも派手なものとして知られる。水掛けの水の量、人の量もチェンマイが一番。また、ビューティーコンテストも行われるなど、盛大にこのお正月をお祝いする。


◆去年の「水かけ祭り」は、どんな状況?


1)非常事態宣言は出ているが、影響のない場所では水掛祭りを行っていました。
2)傾向:道路を走る車やバイクに向って、ホースやバケツで水を掛けています。バズーカ砲、水鉄砲はあまり見かけない。
ピックアップ車の荷台においたドラム缶から水を撒き散らす”移動放水方法”も、今年は見かけず、定位置が主流。今年はアロハシャツが少なくて、普通の私服(?)が多い。
3)参加者に女性や子供が少ない。。。男性が目立つのはどうして?
(毎年、女性も子供も男性と同じ人数ほどいますのに。。。
女性の人口が圧倒的に多いこの国で、男性が大勢集まっているのはなぜか違和感あり)
4)水掛祭りへの参加者が非常に少ない。
ショッピングセンター入り口とホテル(ミレニアム・スクンビット・ホテル)のロ
ビーには、ちゃんと水を掛けてお参りする仏様がおかれていました。お水を掛けてから、手を合わせます。


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http://www.yutika.net/