■ベネツィアは、今、カーニバルの時期だそうですが・・・?
今年も2月6日(土)~2月16日(火)までヴェネツィアのカーニバルが
開催されています。
今年のカーニバルのテーマは『2010 Sensation 6 sensi x 6 sestieri』
日本語訳で『2010年 6つの感覚と6つの地区)
このテーマは2008年から今年で3年間続いています。
ヴェネツィアは共和国時代から6つの地区に分かれていて、
その地区に五感をあわせ、最後にMINDをプラスしています。
olfatto Santa Croce地区は嗅覚
gusto Cannaregio地区は味覚
vista San Polo地区は視覚
tatto Castello地区は触覚
udito Dorsoduro地区は聴覚
mente San Marco地区はMindで頭脳(知覚)
ヴェネツィアで有名なダニエリホテルの前の人並み
■カーニバルには、どんなイベントがあったのでしょう?
2月7日の日曜日、12時からのIl volo dell'Angelo (天使の飛行)
サンマルコ広場の鐘楼からロープを伝って天使の格好をした
その年のゲストスターが舞い降りるイベント。
開催は前日の土曜日だが、これが正式なカーニバル開会のイベントとされています。
その他にも、ドラッグクィーンによるコンテスト、その年一番の仮装を選ぶコンテスト、
タンゴナイト、子供の為のイベント、テアトロ、コンサートなどプログラムは満載です。
特にベネツィアの6つの地区には夫々メインの広場があり、
そこでも色々なイベントが企画されています。
プログラムは朝9時ごろから遅い日には夜の11時頃までびっしり。
それ以外ラグーナの他の島、メストレなど本土の街でもイベントが楽しめます。
■ベネツィアのカーニバルといえば、やっぱり「仮装」!
どんな仮装をしている方が多いのでしょう?カーニバル開催中の街の様子は?
街中の仮面の店
街には世界各国から来た観光客が溢れ、サンマルコ広場は、
顔にカーニバルの化粧などをしてもらう人、暖めたワインを買う人、
写真を撮る人、イベントの大道芸人を見る人などで満員電車状態です。
特に市長選挙を目前に控えている為、現役市長もかなり力を入れている様子が伺えます。
サンマルコで撮影
■地元の方々は、やっぱり積極的?
観光客が多いんで、地元の人たちはちょっとイライラ?も。
実はカーニバルにあまり参加されない地元の人々もいて、その時期に長期に休暇に
行く人も。
■ベネツィアに行った時、会話に花が咲く一言
Buona giornata. 日本語に訳すと・・「良い一日を。」