« 【Webラジオ】1月25日(火)『いわしのイタリアンおろしソース丼』 | メイン | 【Webラジオ】2月1日(火)『山形アサツキとかきのパスタ』 »

2/1(TUE)のFFFは…

2/1(TUE)では・・・「山形アサツキ」をピックアップしました。


今日は、主産地の山形県酒田市にあります、
JAそでうらの営農販売部で山形アサツキ担当をされている、
村上淳一さんにお話しを伺いました。


冬のこの時期に収穫の最盛期を迎えるという「山形アサツキ」は、
地元では「きもと」と呼ばれ、山形県の庄内地方の在来作物。
古くから栽培され、親しまれている食材です。
見た目は、エシャレットに近く、だいたい背丈が15cmほどの大きさ。
球根部分を食べ、茎そのものを楽しむアサツキです。
雪の中で育つので、葉がしまり、食感がシャキシャキ☆
そのまま食べると、辛みが強いので、火を通して食べると、
甘みが増して、美味しいということです。
今日のお夕飯に、加えてみてはいかがでしょうか?
【山形県酒田市・JAそでうら】
山形アサツキは、関西圏には出荷していないそうです。
近日、「JAそでうら」のウェブサイトで通信販売を行う予定!
ぜひ、チェックしてみてくださいね!


FFF料理長の村上有子先生が、
「山形アサツキ」を使って開発したお料理は…
『山形アサツキとかきのパスタ』
110201-0.jpg
カキの深くてコクのあるジューシーな味わいが、
爽やかな山形アサツキとよく合います!
山形アサツキの美味しさにハマる事、間違いナシの味です!


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
生食用かき 1パック(120g)
(→パックの中の水はペーパーで濾しておく)

にんにく(みじん切り) 1/2片
鷹の爪(種を取る) 1本
オリーブオイル 適量

山形アサツキ 1/2袋(100g)
塩・黒こしょう 各適量

パスタ 120g

仕上げ用オリーブオイル 大さじ1~2


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1) パスタソースを作ります。
  フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れ火にかけ、
  にんにくが少し色づいてきたら、水気を切ったかきを加えてさっと炒める。
  かきに火が入ったら、かきが浸かっていた水60ccを加えておく。
(2) パスタを茹でます。たっぷりのお湯に塩をして、
  パスタを標準茹で時間の1分前にあげるように茹でる。
  茹で上がる1分半前に山形アサツキも加えて茹で、
  パスタと一緒にザルにあげて水気をきる。
  ※パスタを茹でる塩の量はパスタの量に対して1%
    3ℓだと山盛り大さじ2杯が目安です。
(3) 1のフライパンに2のパスタと山形アサツキを加えて和えたら、
  味をみて、塩味が足りなければ塩を加えて味を調える。
  最後にオリーブオイル大さじ1~2ほどを加えて、
  全体を和えたら出来上がり。
  器に盛り、黒こしょうをふって召し上がれ☆


★にんにくは、焦がさないように弱火でじっくりと炒めてください!
110201-3.jpg
じっくり炒める事で、香りがよくなります。味を決める大事な工程です!


★カキが浸かっている水は、塩分もあってカキのうま味も詰まっています。
110201-1.jpg
110201-2.jpg
パスタが一段と美味しくなります。一度、濾してから捨てずに使いましょう!


★アサツキはパスタと一緒に茹でることで、塩味もついて美味しくなります。
110201-6.jpg


★最後のオリーブオイルを加えてよく混ぜることで、
110201-5.jpg
ソースが乳化してパスタによく絡むようになります!


このパスタは、「にんにくを炒める」ところ重要です。
味を決めるポイントになります!


来週のFFFも、お楽しみに!