2011年12月 アーカイブ

2011年12月01日

12月1日(木) BLUE DECORATIONS / B.B. KING

2001年、ブルース界の巨人、B.B.KINGが初めてリリースした
ホリディ・アルバム「A Christmas Celebration of Hope」。
当時彼は76才。
50年以上ものキャリアの中であたためてきた「Christmas」への思いを込めた1枚
ということで話題になりました。
2001年は第43回グラミー賞で自身のアルバムとエリック・クラプトンのアルバムで
2部門制するなど第一線での活躍ぶりはまさに現役そのもの。
この初のホリディ・アルバムも大人の余裕を感じさせてくれます。
「音で遊ぶ」とはここまできた人のなせる技なんですね…

2011年12月05日

12月5日(月) マシュケナダ / 由紀さおり&ピンクマルティーニ

今日は由紀さおりさんとJAZZオーケストラのピンクマルティーニの共演アルバムを、特集しました。
海を越えて、海外で大ブレイク中のこの作品、
なんだか1960 年代後半のしっとりとした感覚満載で、とっても素敵な作品なのです!
ノスタルジーかつスタイリッシュ。
是非、ご一聴を!

2011年12月06日

12月6日(火) THE LADY IS A TRAMP / TONY BENNETT WITH LADY GAGA

「彼女はふしだらな女」を意味するタイトルのこの曲はウィットに富んでいるデュエット。
大御所トニー・ベネットとコラボするには、レディー・ガガにとって、
絶好の選択だったと思います。実際、この曲でいうTRAMPは、ふしだらという意味ではなく
自由奔放に生きる誰の指図も受けない、自分の意見をハッキリ持った女性を歌っています。
それを決して否定しない女性のパート・・・そして、それを認めざるを得ない、
という男性のパートで構成されていて2人のやりとりがとってもイキイキしています。
思わずフフ♡と声を出して笑ってしまうほど楽しい曲です。
ジャズ、スタンダードには特にこのようなライブ感があるから魅力ですね。
私のここのところの一番のお気に入りです♪

byユキ

2011年12月07日

12月7日(水) OUR DAY WILL COME / AMY WINEHOUSE

今年7月、27歳の若さで亡くなった、エイミー・ワインハウスのニュー・アルバムが届きました。
いわゆるスタンダード・ナンバーといわれる名曲のカバーや、新曲など12曲入り。
この曲「Our Day Will Come」は、なんと18歳の時の録音ですが、
すでに天才ボーカリストの片鱗が聞き取れる名唱です!

2011年12月08日

12月8日(木) WITHOUT A SONG / GEORGE BENSON

あの、カウント・ベイシー・オーケストラとの共演アルバム「BIG BOSS BAND FEATURING THE COUNT BASIE ORCHESTRA」からの1曲。
ジャズ・オーケストラをバックにゆったりと、またテンポよく歌い上げていくさまは、
聴いているこちらまでのってしまうほど。
時に煽るオーケストラの演奏も逃さず楽しんでほしい1曲です。
ちなみにこの曲「WITHOUT A SONG」はデューク・エリントンのコンボやソニー・ロリンズの
名演もありますのでJAZZに興味をもった方には聴き比べにおすすめの1曲でもあります。

2011年12月12日

12月12日(月) STAND / LENNY KRAVITZ

遂に!LENNY KRAVITZの来日が決定しました。
新作「BLACK AND WHITE AMERICA」は原点回帰的な、シンプルなロック&ソウルな作品。
LENNY節健在なカッコイイALBUMです。
ステージでも、スゴいパフォーマンスが披露されることでしょう!

2011年12月13日

12月13日(火) HIKARI~旅立った魂と生かされた魂へ~ / 松居慶子

今夜のお客様松居慶子さんが、生で演奏して聞かせて下さった
「HIKARI~旅立った魂と生かされた魂へ~」。東日本大震災に対する思いを乗せた1曲です。
「人と人の間にはピアノが無くなる・・・いらなくなる日を願っている」と言う松居さん...
心から世界の人々が真の意味で結ばれる日を切に望んでいることが
ストレートに伝わってきました。
世界を飛び回っているからこそ、一層強く、思える事なんでしょうね。
真心のこもった松居さんの作品「The Road」ぜひ通して聴いてみて下さい。
きっと、パワーがみなぎってきますよ!

byユキ

2011年12月14日

12月14日(水) EVERYDAY WILL BE LIKE A HOLIDAY / DARYL HALL & JOHN OATES

今夜は2006年にリリースされた、ホール&オーツのクリスマス・アルバムから、
60年代後半に活躍した女性コーラストリオ"スウィート・インスピレーションズ"の
カバー曲をお届けしました。このアルバムは、クリスマスの定番曲を中心に、
美しいコーラスでソウルフルにカバー。ザ・バンドの「今宵はクリスマス」も秀逸です。

2011年12月15日

12月16日(木) I'D DIE WITHOUT YOU / P.M.DAWN

ヒップホップの手法にのっとって綴られるP.M.Dawnの音楽。
それは…独特でジャンル分けが必要かと思うほど。
彼らのメロディアスなラップは、コーラス、ハーモニーで色づけされとても印象的。
中でもこの曲は冬になると必ず思い出す1曲です。
ラップ?HipHop?と言わずに聴いて欲しいアーティストです。

2011年12月19日

12月19日(月) STAND BY ME / MAURICE WHITE

今日は70歳の誕生日ということで、モーリスホワイト特集をお送りしました。
ファンク/ソウル/AOR 色々なジャンルで語られるモー リスですが、
やはりその根っこは、単純に気持ちいいリズムと綺麗なメロディ。
この曲もスタンダードのカバーながら、モーリスらしさが全面に表れた素晴らしいアレンジ。
音楽の歴史に残る偉人ですね!

2011年12月20日

12月20日(火) ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU / MICHAEL BUBLE

「クリスマスに欲しいのはどんなプレゼントよりもキミだ」なんて、こんな風に言われたら、
「首にリボンを巻いて飛んでいきます!」と言っちゃいそうです♡
マライアのオリジナルも、ジャスティン・ビーバのも、ポップで可愛いけど、
マイケル・ブーブレのこのバージョンは、大人っぽく、それでいて
好きな女性への思いを痛切に、せつなく感じるからキュンときて良いですね。
さすがのカヴァーでした。

byユキ

2011年12月21日

12月21日(水) FAIRYTALE OF NEW YORK / THE POGUES FEAT. KIRSTY MACCOLL

アイルランドの個性派ロック・バンド、ザ・ポーグスが1987年に発表。
以来、クリスマスシーズンになると、イギリスでは毎年オンエア回数ランキングが
上位に上がってくるクリスマスの名曲です。
日本でも、もっと放送されてもいいと思うのですが・・・。

by水曜D

2011年12月22日

12月22日(木) THE CHRISTMAS SONG / FRANK SINATRA

ポピュラー音楽界の大物歌手、フランク・シナトラのクリスマスソング。
クリスマス・ソングといえばオリジナル、スタンダード讃美歌とそれこそさまざまありますが、
誰にでも思い出とともに心に残っている特別なクリスマス・ソングがあるはず。
そんなクリスマス・ソングとともにおさえておいてほしいのが、
ビング・クロスビーのX'masアルバム、ナット・キング・コールのX'masアルバム、
そして今日おかけしたフランク・シナトラのX'masアルバム。
深い味わいと胸にせまる美しい歌声、聴いていると自分も品が良くなったように感じてしまう
魔法のアルバムたちです。

2011年12月26日

12月26日(月) She's A Rainbow / The Rolling Stones

今日はスティーブ・ジョブズ追悼でAppleのCMソング特集をお送りしました。
iMacのCMで使われたこの曲のインパクトはスゴかったですね!
R&Rマインドあふれる企業精神に、心よりリスペクトです!

2011年12月27日

12月27日(火) WHAT A WONDERFUL WORLD / LOUIS ARMSTRONG

私のFavorite Song Top5に入る、LOUIS ARMSTRONGの「WHAT A WONDERFUL WORLD」。
ブルーになっている時、きっとどんな人もが、救われるナンバーだと思います。
何といってもルイの、優し~い、包んでくれるような歌声、
そして「青い空、青々とした木々、人々が交わす握手・・・それはI Love Youの表現
・・・赤ちゃんの泣き声・・・こういったものを見たり聞いたりすると、
私はなんて、素晴らしい世界なんだと思う」という歌詞は究極に前向きで、
世の中の当たり前にある平凡な事が、実はいかに大きな事であるかを
綴っていると思います。来年こそ、誰もがすがすがしい気持ちで
なんて素晴らしい世界だろうと思える瞬間が、たくさんありますように♡

byユキ

2011年12月28日

12/28(水) IT'S THE FALLING IN LOVE / MICHAEL JACKSON

マイケルの名盤"オフ・ザ・ウォール"から「IT'S THE FALLING IN LOVE~それが恋だから~」
を紹介しましたが、この曲は、キャロル・ベイヤー・セイガーのカバーで、
作曲はデビッド・フォスター。マイケルとデビッド・フォスター?!
意外なタッグもありですよね。

2011年12月29日

12月29日(木) Boom! / Maia Hirasawa

今年3月、新幹線が九州全線に渡って開通。
この曲は「JR九州/祝!九州キャンペーン」CMソングとして
彼女が書き下ろしたもの。
CMが放送されるや大きな話題となりYouTubeにまでUpされていました。
今年、みなさんの記憶にも残った1曲ではありませんか?