Program -2019-

2019年12月26日〜01月01日放送

『坂崎音楽堂』

ビートルズ・スペシャル その1

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

アビーロードを曲順通りに、色々なアーティストのカバーで並べてみました。
それぞれ面白かったですが、先週と同じでやっぱりオリジナルが一番良いや。
もう一回、50周年エディションを聞こうっと。
音、良いからねぇ。
あっ、ディアビーの予習もそろそろだ。

この時期恒例の坂番名物企画「ビートルズ・スペシャル」
今回は2019年にアルバム『アビイ・ロード(Abbey Road)』50周年記念エディションがリリースされたことを受け『アビイ・ロード』に収められた順番通りに、 様々なアーティストによるカバー曲を紹介。

 ♪カム・トゥゲザー(Come Together) /ティト・プエンテ・オールスターズ
  *シングルとしては1969年に全米ナンバーワンにもなった曲を
   サルサ界の大御所:ティト・プエンテ率いるオールスターズのバージョンで。
 ♪サムシング(Something) /ザ・チャント・マスターズ
  *シングルでは「カム・トゥゲザー」のB面にもなっていたジョージの名曲「サムシング」を
   グレゴリア聖歌風にカバーしたバージョンで。
 ♪マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー(Maxwell's Silver Hammer)/ジェラルド・セント・ポール
  *アルバム『La FRANCE et les BEATLES』 から。
  *フランスでのタイトル "Bang Bang Maxwell"
 ♪オー!ダーリン(Oh! Darling) /ヒューイ・ルイス
  *カントリー系のアーティストによるビートルズカバー集『カム・トゥゲザー』から。
 ♪オクトパス・ガーデン(Octopus's Garden)/キャスパー・ベイビーパンツ
  *子供のために作られたアルバム『ベイビー・ビートルズ!』から。
  *米国のバンド「The Presidents of the United States of America」のクリス・バリューが
   子供のためのアルバムを作る際に使用する名義が「キャスパー・ベイビーパンツ」。
 ♪アイ・ウォント・ユー(I Want You(She's So Heavy) /レ・ブリュネット
  *ドイツの女性4人組アカペラ・グループ。
 ♪ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes The Sun)/マイク・ラヴ
  *ジョージの名曲「ヒア・カムズ・ザ・サン」を【ビーチ・ボーイズ】のマイク・ラヴが最新作
   『12 SIDES OF SUMMER』でカバー。
 ♪ビコーズ(Because) /スールヴァイグ・シュレッタイェル
  *歌っているのはノルウェーを代表する女性ジャズシンガー
 ♪ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー(You Never Give Me Your Money)/ビータリカ
  *2001年に結成された“ビートルズの曲をメタリカ風にカバーする4人組”BEATALLICA。
   彼らのアルバム『Abbey Load』(Lord=支配者)から。
 ♪サン・キング(Sun King)/ビー・ジーズ
  *ビートルズのカバーをバックに綴った第二次大戦のドキュメンタリー映画
   ≪All This and WORLD WAR U≫のサントラから。
 ♪Mean Mr.Mustars/Polythene Pam/She Came In Through The Bathroom Window/シャビー・ロード
  *インディーズバンドによるビートルズ・トリビュートアルバム
   『BIGGER THAN THE BEATLES』から。
 ♪Golden Slumbers/Carry That Weight/The End /ビータリカ

2019年12月19日〜12月25日放送

『坂崎音楽堂』

アメリカン・チューンズ〜ソングス・バイ・ポール・サイモン

写真:坂崎幸之助 イノシシ バイバイ♪

坂崎さんから:

良いですねぇ。S&Gのカバーと言えば日本では我がThe ALFEE。色々と参考になりました。
が、やっぱりカバーとは言え完コピに近い方が好きだなぁ。
それじゃ個性が出ないけど。
じゃ本家を聞けってか(笑)。

今週はイギリス“エイスレコード”の人気企画、これまでバート・バカラック、ザ・ビートルズ、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンなど、 様々なソングライター達の名曲カバー集をリリースしている「ソングライターシリーズ」の最新作 『アメリカン・チューンズ?ソングズ・バイ・ポール・サイモン(AMERICAN TUNES Songs by PAUL SIMON)』特集。

ポール・サイモン作の楽曲が23曲収録されているカバー集となっていますが、この中からご紹介したのは・・・
 ♪冬の散歩道(A Hazy Shade Of Winter)/バングルス
  *1988年・全米2位を記録。
  *オリジナルは1966年に発表のシングル曲。
   アルバム『ブックエンド』(1968)に収録されています。
 ♪アイ・アム・ア・ロック(I Am A Rock) /ホリーズ
  *オリジナルと同じ1966年に発表されたカバー曲。
 ♪サウンド・オブ・サイレンス(The Sound Of Silence)/ピーチズ&ハーブ
  *S&Gのデビュー曲にして全米ナンバーワンとなった曲を男女のソウルデュオがR&B風にカバー。
 ♪早く家へ帰りたい(Homeward Bound)/シェール
  *S&Gが2ndシングルとして1966年に発表した曲。
  *シェールのカバーver.も同じ年66年に発表。
 ♪ボクサー(The Boxer) /エミルー・ハリス
  *オリジナルは1969年にシングルとして発売。全米7位を記録。
  *カントリーのエミルー・ハリスが1980年に発表したカバー。
 ♪いとしのセシリア(Cecilia) /スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
  *1970年にリリースされたアルバム『明日に架ける橋』の収録曲。
  *1971年に発表されたカバー。
 ♪恋人と別れる50の方法(Fifty Ways To Leave Your Lover) /ローズマリー・クルーニー
  *ソロの作品としては最大のヒットとなった1975年発表のアルバム『時の流れに』から
   全米ナンバーワンに輝いた曲を、ジャズシンガーのローズマリー・クルーニーがカバー。
  *スティーヴ・ガッドがイントロから叩く印象的なリズムパターンも再現されています。
  *ポール・サイモンのオリジナルは、グラミー賞「最優秀アルバム賞」
   「最優秀男性ポップボーカル賞」受賞。
 ♪アメリカの歌(American Tune) /ショーン・コルヴィン
  *カバーしたのはジョニ・ミッチェルの後継者ともいうべき実力派の
   女性シンガーソングライター。
  *2015年に発表されたカバー。
  *オリジナルは1973年発表のアルバム『ひとりごと』に収録。
   バッハの「マタイ受難曲」が引用されています。

2019年12月12日〜12月18日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第195回

写真:坂崎幸之助 みーこりんさんからのリクエスト「ウィンクで!」とのことでしたので、坂崎さん流のウィンクで・・・。

坂崎さんから:

何と言ってもプロコル・ハルム。 それもイントロ、間奏のオルガンは何度聞いても、いつ聞いても泣ける。
史上最強のオルガンと言っても良いんじゃないかなぁ。
ボーカルがかすんじゃいますな。
チークダンス、経験ある?

今回は「フ」で始まるアーティストの23回目。ラインナップは・・・

『ブレンダ・ラッセル(Brenda Russell)』
★1949年4月8日、ニューヨーク・ブルックリン生まれ(70歳)。
元祖ドゥーアップグループの1つ【ジ・インク・スポッツ】のメンバーでもあった父親の影響で幼い頃から音楽に親しみ10代半ばでバンド活動をスタート!
20代はじめに結婚し夫とデュエットを結成。エルトン・ジョンのレーベル(ロケットレコード)から2枚のアルバムをリリース。
その後ラッセル夫婦はソングライターチームとしてロバート・パーマーやチャカ・カーンがいた【ルーファス】などに楽曲を提供。
1970年代後半に離婚し、ブレンダ・ラッセルはシンガーソングライターとしてソロ活動を開始。
1988年の通算4枚目となるアルバム『ゲット・ヒア(Get Here)』からの2ndシングルは彼女にとっての初全米トップ10入りを果たしています。
 ♪ピアノ・イン・ザ・ダーク(Piano In The Dark)
  *1988年・全米6位。
   1990年代に入ると、ティナ・ターナー、ダイアナ・ロス、アース・ウインド&ファイアーなどの楽曲依頼が殺到。
   ソングライターとしての活動が増えています。

『ブレンダ・リー(Brenda Lee)』
★1944年12月11日、アメリカ・ジョージア州アトランタ生まれ(75歳になったばかり)。
「音楽の神童」と呼ばれていた彼女は2歳でラジオから流れてくる曲を即座に口笛で再現したり、6歳の時に地元のコンテストで優勝したり… と数々の神童エピソードがあります。
1953年10歳の時に父親が亡くなると一家の大黒柱として地元のイベント、ラジオやテレビ番組に出演。
そして1956年、わずか11歳でデッカ・レコードと契約。「リトル・ブレンダ・リー」としてデビュー。
最初はヒットが生まれませんでしたが、1960年、彼女が15歳の時にリリースした曲は見事全米1位を獲得。
 ♪ごめんなさい(I'm Sorry)
 ♪乙女の青春(I Want To Be Wanted)
  *同じく1960年・全米1位を獲得。
小さい身体(約145p)、圧倒的な声量で「リトル・ミス・ダイナマイト」というニックネームが付いたブレンダ・リー。
1960年代に出したシングルは、ほとんどが大ヒット。
ラジオ、テレビなども出演依頼が殺到。コンサートツアーも大盛況。
1960年代初めの全英ツアーでは【ザ・ビートルズ】が前座を務めています。
1960年代全米シングルチャート「TOP100」に47曲を送り込んでいるブレンダ・リー。
ちなみに、この10年間の全米シングルのチャートイン数の記録として、1位が「エルヴィス・プレスリー」、2位が「ザ・ビートルズ」、3位が「レイ・チャールズ」、 そしてブレンダ・リーは4位となっています。

ところで、この時期になりますとアメリカでは数々のクリスマスソングが街中に流れていますが、ブレンダ・リーには有名なクリスマスソングがあります。
 ♪ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー(Rockin'Around The Christmas Tree)
  *マコーレ・カルキン主演で大ヒットした『ホーム・アローン』をはじめ、
   数多くの映画のクリスマスシーンに使われているロングセラーヒット曲。

『ブロウ・モンキーズ(The Blow Monkeys)』
★1981年、スコットランド出身のドクター・ロバートこと、ロバート・ハワードが中心になって、イギリスで結成された男性4人組のバンド。
ボーカル&ギター、サックス、フレットレスベース、ドラムスという編成。
サウンドはソウル、R&Bを中心にフォーク、ブルース、そしてワールドミュージックまで幅広いジャンルを取り入れ、当時は【スタイル・カウンシル】 と比較されていました。
1982年にレコードデビューし、彼らが世界的に認知されたのは1986年の2ndアルバム『アニマル・マジック(Animal Magic)』からのシングルヒットでした。
 ♪ディギング・ユア・シーン(Digging Your Scene)
  *1986年・全英12位、全米14位を記録。
   1990年にリーダーのドクター・ロバートがソロに転向し、グループは解散状態でしたが
   2008年に再びオリジナルメンバー4人でグループ活動をスタート。
現在もアルバムリリース、そしてライヴを続けています。

『プロコル・ハルム(Procol Harum)』
★1967年にイギリスで結成された、クラシックやブルースをベースにしたロックバンド。
一部では、70年代に注目された“プログレッシブロックの先駆者的なバンド”とも称されています。
彼らを有名にしたのは、結成と同時にリリースされたシングル曲。
冒頭に流れる、マシュー・フィッシャーのオルガン、バッハの「G線上のアリア」を引用したイントロ、それに続くゲイリー・ブルッカーの重厚なボーカル・・・ まさにクラシックとロックの融合。
こちらは世界的な大ヒットを記録しています。
 ♪青い影(A Whiter Shade Of Pale)
  *1967年・全英1位、全米5位を記録。
メンバーの出入りが激しく、リーダーでリードボーカルのゲイリー・ブルッカー以外は結成から50年以上で何度も何人も脱退、 加入が繰り返されていますが今年で結成52年。今も【プロコル・ハルム】は現役として活動中です。

『フローターズ(The Floaters)』
★1976年、アメリカ・デトロイトで結成された5人組のR&Bボーカルグループ。
彼らの代表曲は1977年にリリースされたデビューシングル曲。
この曲、洋楽ファンからはあまりの馬鹿馬鹿しい歌詞ということでも有名です。
(意訳)♪水瓶座のラルフだよ、自由を愛する女性が大好きだよ〜
     天秤座のチャールズ、物静かな女性がいいな〜
     獅子座のポールだよ、僕は世の中の女性はみんな好きだよ〜
     蟹座のラリー、みんなを愛せる女性が好きだな、レディたち、愛し合おうよ〜
・・・といった歌詞になっています。
 ♪フロート・オン(Float On)
  *1977年・全米2位を記録。
  *アルバムバージョンは約12分もあります!

2019年12月05日〜12月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第194回

写真:坂崎幸之助 THE ALFEEの活動記録をまとめた45周年版の最新オフィシャル・データブックと30周年版のオフィシャル・データ・ブック。15年分の情報で大きく厚くなっています。

坂崎さんから:

フレディは、どれを聞いても完ペキだし別格ですな。
スゴ過ぎ。
そして昔よ〜く聞いたブレッド。
ホントに名曲が多いし、ギターもコピーしたなぁ。
こんなソフトなロックも今はあまりないねぇ。
誰かやってみない?

今回は「フ」で始まるアーティストの22回目。ラインナップは・・・

『フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)』
★1946年9月5日、イギリスの保護国だったタンザニアにあるザンジバル島で生まれる。
幼い頃の大半を、両親の出身地インドで過ごしています。
7歳からピアノを習い始めたフレディ・マーキュリーのことを当時の友人は「ラジオで流れていた曲を、すぐに再現できる天才的な能力を持っていた」と語っています。
10代半ば、イギリスに家族で移住した彼は数々のバンドで活動。1970年にギタリストの“ブライアン・メイ”と、 ドラマーの“ロジャー・テイラー”が所属していたバンド【スマイル】に参加。
この【スマイル】を母体に【クイーン】が誕生。
そんなフレディ・マーキュリーですが、今回は彼の数少ないソロ活動で残した楽曲を2曲ご紹介。
 ♪ボーン・トゥ・ラヴ・ユー(I Was Born To Love You)
  *1985年・全米76位。全英11位。
  *初のソロアルバム『Mr.Bad Guy』からのシングル。
  *ちなみにこの曲は、フレディの死後(1991年11月24日45歳で死去)
   1995年にフレディのボーカルを元に【クイーン】のメンバーが演奏して作った
   “クイーン・バージョン”もリリースされています。
 ♪バルセロナ(Balcelona)/フレディ・マーキュリー&モンセラート・カバリエ
  *フレディが尊敬していたスペインのオペラ歌手:モンセラート・カバリエとの
   コラボアルバムBalcelona』(1988)からのシングルカット曲。
  *当初、1992年のバルセロナ・オリンピック開会式で、この曲を披露することに
   なっていましたが、オリンピックの前年にフレディが亡くなったので、
   代役として世界的に有名なオペラ歌手:ホセ・カレーラスが出演。

『ブレッド(Bread)』
★1968年にロサンゼルスで結成されたソフトロックバンド。
当初のメンバーは、リーダーのデヴィッド・ゲイツ、ジェイムス・グリフィン、ロブ・ロイヤーという西海岸を中心に活動していたスタジオミュージシャン3人。
1969年にグループ名と同じ『Bread』というアルバムでデビュー。
本国アメリカではあまり話題になりませんでしたが日本では1stシングルがラジオを中心にスマッシュヒット!
 ♪灰色の朝(Dismal Day)
  *1969年・全米シングルチャートイン(100位入り)せず。
  *原題 "Dismal Day"の意味は「憂鬱な日」。
★デビューアルバム『Bread』には、レッキング・クルーのメンバーでもあったドラマーのジム・ゴードンも参加。
実はデヴィッド・ゲイツはジム・ゴードンを正式メンバーに迎え入れようとしたそうですが、エリック・クラプトンが当時結成しようしていた【デレク&ザ・ドミノス】 に引き抜かれてしまっています。
そこで、1970年には正式にドラマーのマイク・ボッツが加入。晴れてブレッドは4人組に。
 ♪二人の架け橋(Make It With You)
  *4人組になってリリースした2ndアルバム『On The Waters』からのシングル曲。
  *1970年に全米ナンバーワンを獲得。
 ♪イフ(If)
  *1971年リリースの3rdアルバム『神の糧(Manna)』からのシングル曲。
  *全米チャート4位まで上昇。
★アルバム『神の糧』を最後にオリジナルメンバーのロブ・ロイヤーが脱退。代わりにメンバーとして迎えられたのが、 S&G「明日に架ける橋」で印象的なピアノを披露したレッキング・クルーのメンバー、ラリー・ネクテル。 キーボード、ベース、ギター、ハーモニカと何でもこなすラリー・ネクテルの参加で最高の布陣となったブレッド。
4枚目のアルバム『愛のわかれ道(Baby I'm-A Want You)』からは3曲のシングルヒットが生まれています。
 ♪愛のわかれ道(Baby I'm-A Want You)
  *アルバムからの先行シングル。1971年・全米3位を記録。
  *このアルバムからは「涙の想い出(Everything I Own)」「ダイアリー」もヒット。
★1972年には通算5作目となる『Guitar Man』も発表。
 ♪ギター・マン(The Guitar Man)
  *1972年・全米11位。
★1973年【ブレッド】はソルトレイクでのコンサート中に突然「グループの解散」を発表。
それから3年後の1976年、レコード会社(エレクトラ)の会長の要請で「アルバム1枚限り」という条件で通算6作目となるアルバム『愛のかけら(Lost Without Your Love)』をリリース。
アルバムのタイトル曲「愛のかけら」がシングルカットされ、全米9位を記録するヒットとなっています。

2019年11月28日〜12月04日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第193回

写真:坂崎幸之助 さかにゃんさんからのリクエスト「ヒロシです・・・」風で。

坂崎さんから:

今回は細かくやってみました。
一曲ずつ代表曲をかけましたが、あまり知らない曲ばっかりだったなぁ。
まだまだ「フ」の付くアーティスト、続くよォ。

今回は「フ」で始まるアーティストの21回目。ラインナップは・・・

『ブルー・チアー(Blue Cheer)』
★1960年代、サイケデリックロック全盛の頃、サンフランシスコを拠点に活動をスタートした男性3人組。
荒削りでパワフル、轟音ギターサウンドは「元祖ヘヴィメタ・トリオ」と言われ、多くのヘヴィメタバンドをはじめ、 パンクやグランジ系のバンドにも影響を与えています。
彼らにとって最大のヒットであり唯一のヒット曲は、1958年にロックンローラー【エディ・コクラン】が放った「サマータイム・ブルース」を、より激しく、 轟音でカバーしたものでした。
 ♪サマータイム・ブルース(Summertime Blues)
  *1968年・全米14位を記録。
  *ちなみに有名なザ・フーのカバーは2年後の1970年に発表されています。
★【ブルー・チアー】は1971年に一旦、解散するもすぐに再結成。
しかし2009年にリードボーカルのディッキー・ピーターソンが肝臓癌で亡くなりバンド活動は終了しています。

『ブルック・ベントン(Brook Benton)』
★1931年9月19日生まれ、南カリフォルニア出身のバラードを得意とするR&Bシンガー。
1950年代終わりから70年代はじめまで数々のヒット曲を放っています。
ちなみに1988年、56歳で亡くなった時【エルヴィス・プレスリー】が「ブルック・ベントンから多大な影響を受けた」という弔辞を述べています。
 ♪雨のジョージア(Rainy Night In Georgia)
  *1970年・全米4位を記録。

『ブルー・マジック(Blue Magic)』
★1972年にフィラデルフィアで結成、翌1973年にデビューした男性5人組のR&Bコーラス・グループ。
リードボーカルの独特のファルセットと、華やかなストリングスという伝統的なフィラデルフィア・サウンド(通称「フィリー・ソウル」)を代表するグループの1つが、 この【ブルー・マジック】。
 ♪愛ははかなく(Sideshow)
  *1974年・全米8位を記録。

『プレイヤー(Player)』
★1977年にロサンゼルスで結成された4人組のソフトロックグループ。
デビューシングルは結成の年(1977年)の秋にリリースされ、ラジオを中心に火がつき、翌1978年に全米1位を獲得。
 ♪ベイビー・カム・バック(Baby Come Back)
★グループは活動5年で解散するも、その後、再結成して現在もライヴを中心に活動中。

『フレダ・ペイン(Freda Payne)』
★1942年9月19日、デトロイト生まれのシンガー兼女優(現在77歳)。
【エラ・フィッツジェラルド】や【ビリー・ホリディ】に憧れジャズシンガーとしてスタートし、その後ソウルシンガーへ転向。
1970年に発表したシングル曲は彼女にとって代表曲となる大ヒットを記録しています。
 ♪バンド・オブ・ゴールド(Band Of Gold) 
  *1970年・全米3位を記録。
★現在はシンガーとしての活動と平行して女優業でも活躍中、数々の映画・TVドラマなどに出演しています。

『フレディ&ザ・ドリーマーズ(Freddie & The Dreamers)』
★1961年にイギリス・マンチェスターで【フレディ・ギャリティ】が中心になって結成した男性5人組のポップロックバンド。
1962年には、デビュー前の【ザ・ビートルズ】ともキャバーン・クラブで競演。
1963年「第2のビートルズ」を探していたEMIレコードのスカウトに認められデビュー。
イギリス国内では、デビューから3曲連続でトップ3入りを果たし1965年にアメリカ上陸。
【ビートルズ】も出演した『エド・サリヴァン・ショー』に出演すると全米を中心に世界的な人気バンドに。
イギリスでは2曲目のシングルとして発表され2位まで上昇した曲が全米シングルチャートでは1位に輝きました。
 ♪好きなんだ(I'm Telling You Now)
  *1965年・全米1位を記録。本国イギリスでは1963年に2位まで上昇。
★この大ヒットから3年後アメリカでのブームが終わりイギリスに戻り活動を続けますがヒットは出ず1968年に解散しています。

『フレディ・キャノン(Freddy Cannon)』
★資料によって、1936年生まれ、1939年生まれ、1940年生まれ…といった諸説あり。
12月4日、マサチューセッツ生まれのロックンロールシンガー。
1955年にセッション・ギタリストとして音楽業界入り。
自らのグループを率いて【チャック・ベリー】や【リトル・リチャード】をまねたアクションで人気を博します。
1959年に「タラハシー・ラッシー(Tallahassee Lassie)」(タラハシーは米国フロリダ州北西部の都市)をはじめ「ニューオーリンズ」や「パサディナ」 といった地名が入った曲をリリース。
「元祖ご当地ソングロッカー」とも言われているそうです。
そんな彼の最大のヒット曲も“ニュージャージー”にあった、ジェット・コースターで有名な遊園地の名前でした。
 ♪恋のジェット・コースター(Palisades Park)
  *1962年・全米3位を記録。
  *原題のPalisades Parkが遊園地の名前。

2019年11月21日〜11月27日放送

『坂崎音楽堂』

映画「イエスタデイ」サントラ盤特集

写真:坂崎幸之助 今、話題のカメラ「SIGMAのfp」これでフルサイズとは!!

坂崎さんから:

僕は大好きな映画でした。
ぜひぜひ見てみて下さい。
ビートルズ好きの人だけでなくても楽しめるラブコメディなので気軽にポップコーンでも食べながら。
主役のヒメーシュくんのVocalがよいのだ。

今回は“もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまっていたとしたら?”という設定で作られた映画『イエスタデイ』のサントラ盤特集。

『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を8部門受賞したダニー・ボイル監督と、『ラブ・アクチュアリー』、 『ノッティングヒルの恋人』などコミカルで心温まる作品で知られる脚本家リチャード・カーティスが贈る10月11日に日本公開された映画『イエスタデイ』 のオリジナル・サウンドトラック。
(レーベル:Polydor 品番:UICY-15834)

インド系イギリス人の主人公ジャックを演じるヒメーシュ・パテルが歌うビートルズの名曲が収録されています。
昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。今日、僕以外の誰も知らない・・・。
そんな映画『YESTERDAY』のサウンドトラックから番組でご紹介した曲は・・・
 ♪イエスタデイ/ヒメーシュ・パテル
  *主人公のジャックが病院から退院後、友人たちに「イエスタデイ」を聴かせるシーンから。

★主人公“ジャック”は【ビートルズ】のおかげで成功。アメリカに移住しアルバムを作ることになります。
アルバムのタイトルとして、ジャックは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』や『ホワイト・アルバム』『アビー・ロード』 という3つを提案しますがプロデューサーは全て却下。
そして「ジャック1人で作詞作曲をしている」ということから『One Man Only』というタイトルに。
この架空のアルバム『ワン・マン・オンリー』に収録されている(という設定の)曲から・・・
 ♪ヒア・カムズ・ザ・サン/ヒメーシュ・パテル
 ♪イエスタデイ/ヒメーシュ・パテル
 ♪ハード・デイズ・ナイト/ヒメーシュ・パテル
 ♪イン・マイ・ライフ/ヒメーシュ・パテル
 ♪ヘイ・ジュード/ヒメーシュ・パテル
ちなみに、この映画には世界的に有名なシンガーソングライター【エド・シーラン】も自身の役で出演しています。

■気になるあの曲■
今回は、ラジオネーム:阿寒湖さんからのリクエストをピックアップ。
今年結成20周年を迎えるフランスのポップ・ロック・バンド【タヒチ80】。
9月25日リリースの最新アルバム『フィア・オブ・アン・アコースティック・プラネット(Fear of An Acoustic Planet)』 からボーナストラックとして収録された山下達郎さんのシュガーベイブ時代の名曲
 ♪DOWN TOWN をご紹介しました。
とにかく日本語カバーが完璧です。

2019年11月14日〜11月20日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第192回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

フランス映画や、フランスの音楽が流行った時代も遠くに行ってしまいました。
今、フランスのそういった若者文化ってピンとこないものね。
ロマンチックで、やや影があり、憂いのあるものって、日本人は好きなはずなのになぁ。

今回は「フ」で始まるアーティストの20回目。ラインナップは・・・

『ブルース・ブラザーズ(The Blues Brothers)』
★1976年、当時大人気だったTV番組『サタデー・ナイト・ライブ』から生まれた、コメディアンで俳優の“ジョン・ベルーシ”と“ダン・エイクロイド”との男性2人組。
ユニット名の由来は2人とも≪ブルース≫が好きだったことから。
ちなみに【ブルース・ブラザーズ】としての活動の時はジョン・ベルーシが“ジェイク・ブルース”、ダン・エイクロイドが“エルウッド・ブルース”と名乗り、 出で立ちも黒い帽子、黒いネクタイ、黒いスーツ、黒い革靴(シャツだけ白)。
彼らのバックには【ブッカー・T&ザ・MG's】のメンバーをはじめ名うてのミュージシャンたちが参加。
最初はお遊び的なTVの企画から生まれた【ブルース・ブラザーズ】ですが、のちにアルバムも制作。
映画『ブルース・ブラザーズ』も作られ大ヒットしています。
1978年リリースのアルバム『ブルースは粋(Briefcase Full of Blues)』は全米アルバムチャート1位を記録。
 ♪ソウル・マン(Soul Man)
  *アルバムからシングルカットされた曲で1979年に全米14位。
  *サム&デイヴが1967年に全米2位を獲得した大ヒット曲のカバー。

『フランシス・レイ(Francis Lai)』
★1932年4月26日生まれ、フランス・ニース出身の作曲家(昨年2018年11月7日86歳で死去)。
子供の頃からアコーディオンをたしなみ16歳でパリへ進出、作曲家に転身。
このフランシス・レイを一躍有名にしたのは、クロード・ルルーシュ監督作品での映画音楽。
 ♪男と女(Un homme et une femme)
  *クロード・ルルーシュ監督作品『男と女』から。1966年の作品。
★クロード・ルルーシュ監督とのコンビは『パリのめぐり逢い』『白い恋人たち』と数々のヒット作を放ち、ヨーロッパ、日本で大ヒット!
そしてアメリカ映画界からも声がかかり1970年公開の『ある愛の詩』のテーマを担当。
映画の大ヒットもあってアカデミー賞「最優秀作曲賞」を受賞しました。
 ♪ある愛の詩(Theme From Love Story)
  *1971年・全米31位。
★ちなみに、この曲に歌詞をつけアンディ・ウィリアムスが歌った「ある愛の詩」はシングルとしては、 オリジナルのフランシス・レイ・バージョンよりチャート的には上位にランクされています。
 ♪ある愛の詩((Where Do I Begin)Love Story)/アンディ・ウィリアムス
  *1971年・全米9位。
  *こちら日本語ver.もあります。

『フランス・ギャル(France Gall)』
★1947年10月9日、フランス・パリ生まれ(昨年2018年1月2日70歳で死去)。
音楽一家で育ったフランス・ギャルは、16歳の時に「恋のお返し」という曲でデビュー。
とにかくキュートで可愛いフランス・ギャルが、歌手として世界的な人気を獲得したきっかけは1965年イタリアで行なわれた「第10回ユーロビジョン・ソング・コンテスト」 での優勝でした。
 ♪夢みるシャンソン人形(Poupee De Cire,Poupee De Son)
  *1965年にヨーロッパ・日本で大ヒット。作詞はセルジュ・ゲンスブール。
  *当時フランス語の他、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、日本語バージョンでもリリース。
   それぞれの国のヒットチャートでも大ヒットしています。

『フランソワーズ・アルディ(Francoise Hardy)』
★1944年1月17日、フランス・パリ生まれのシンガーソングライターで女優(75歳)。
1962年にデビュー。
当時フランスのサンジェルマンに登場したオシャレなを若者達を“イエイエ族”と言ったそうですが、 その代表だったのが、モデルもやっていた“フラソワーズ・アルディ”と“ジェーン・バーキン”。
そんなファッション・アイコンでもあった“フラソワーズ・アルディ” が歌手として一躍有名になったのがアメリカのポピュラーソングにフランス語の歌詞をつけた曲でした。
 ♪さよならを教えて(Comment te dire adieu)
  *1968年にヨーロッパ、日本などで大ヒット。
  *フランス語の歌詞を付けたのは、ジェーン・バーキンと結婚していたセルジュ・ゲンスブール。
 ♪もう森へなんか行かない(Ma jeunesse fout l'camp)
  *オリジナルリリースは1967年リリースですが日本では1979年ドラマ『沿線地図』の主題歌に使用。
   ドラマの中で何度も曲が流れ、シングル盤はもとよりベスト盤も大ヒット。
  *原題(Ma jeunesse fout l'camp)の意味は「私の青春は逃げていく」。

2019年11月07日〜11月13日放送

『坂崎音楽堂』

全米ナンバーワン講座2019

写真:坂崎幸之助 ラジオネームともこさんからもリクエストが来ていたので…。久しぶり(?)の横顔を。

坂崎さんから:

全く最近の洋楽は聞かなくなっちゃったからなぁ。
と言うか、ヒットチャートを意識しなくなっちゃったね。
気に入ったアルバムやアーティストは買ったりする事はあるけど。
何か気合いの入ったバンドやヴォーカリストって、今、流行らないのか、力が抜けてる歌が多いね。

今回は『坂崎音楽堂』初めての企画「全米ナンバーワン講座2019」と題し、最近すっかり海外の最新ヒット曲を聴かなくなってしまった…という皆さんと一緒にお勉強♪
今アメリカでは、どんなアーティストのどんな曲がヒットしているのか?ご紹介していきます。

★サンフラワー(スパイダーマン:スパイダーバース)/ポスト・マローン&スウェイ・リー
 *2019年1/19付・全米ナンバーワン獲得。映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の主題歌。
 *ポスト・マローンは現在24歳。
  ラッパーでシンガーソングライター、プロデューサー、ギタリストというマルチミュージシャン。
  これまで3枚のアルバムをリリース。2枚目のアルバムと、最新の3枚目のアルバムは全米1位を記録。
 *スウェイ・リーは兄弟ヒップホップデュオ【レイ・シュリマー】のメンバー。

★7リングス/アリアナ・グランデ
 *2019年 2/2付・全米ナンバーワンを獲得し5週間1位をキープ。
  その後2週間、別の曲に1位を奪われましたが、また1位に返り咲き合計8週間のナンバーワンを記録。
 *映画『サウンド・オブ・ミュージック』の「私のお気に入り(My Favorite Things)」の
  メロディをベースにした曲。

★シャロウ〜『アリー/スター誕生』愛のうた/レディ・ガガ&ブラッドリー・クーパー
 *2019年3/9付・全米ナンバーワンを獲得。
 *アリアナ・グランデ「7リングス」を1位から落とした曲は映画『アリー/スター誕生』からの曲でした。
 *ブラッドリー・クーパーはレディ・ガガを共演した俳優。

★サッカー/ジョナス・ブラザーズ
 *2019年3/16付・全米ナンバーワンを獲得。
 *アリアナ・グランデ「7リングス」を1位から落とした曲の2曲目。
 *【ジョナス・ブラザーズ】はケビン、ジョー、ニックの
  “ジョナス3兄弟”からなるバンド。
  実の兄弟バンドとしての初登場1位は全米シングルチャート史上初の快挙。
 *「サッカー(Sucker)」とは「おめでたい人、夢見る人」といった意味。

★オールド・タウン・ロード/リル・ナズ・X & ビリー・レイ・サイラス
 *2019年4/13〜8/17まで19週間ナンバーワンをキープ。
 *現在20歳のラッパー/リル・ナズ・X(エックス)。
  最初“TikTok”から火がついた曲をカントリー界のスター/ビリー・レイ・サイラスを
  フィーチャーしリミックス。
  このヴァージョンが全米シングルチャートで初登場1位。1週間で1億4300万回の再生
  (週間最高ストリーミング)。
 *マライア・キャリー&ボーイズUメン「ワン・スウィート・デイ(One Sweet Day)」と
  ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーfeat. ジャスティン・ビーバー「デスパシート」が
  持っていた≪最も長い期間 全米1位を獲得した楽曲≫の『17週間』という記録を破り『19週間』という新記録を達成。

★バッド・ガイ/ビリー・アイリッシュwithジャスティン・ビーバー
 *2019年8/24付・全米ナンバーワンを獲得。
 *あと1ヶ月ほどで18歳になるシンガーソングライターのビリー・アイリッシュ。
  13歳の時レコーディングした曲をアップロードしたところ
  1400万回の再生を記録しデビュー。
 *今年3月リリースの1stアルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』は
  全米アルバムチャート初登場1位。
  その中からカットされた曲がなかなか1位にならなかったのですが、
  ジャスティン・ビーバーにコラボを依頼し見事ナンバーワンを獲得することになりました。

★セニョリータ/ショーン・メンデス&カミラ・カベロ
 *2019年8/31付・全米ナンバーワンを獲得。
 *カナダはトロント出身21歳のシンガーソングライター、ショーン・メンデスが
  カミラ・カベロ(22歳)とデュエット。

★トゥルース・ハーツ/リゾ
 *2019年9/7付・全米ナンバーワンを獲得。6週連続1位をキープ。
 *「新世代のプラスサイズ・ディーヴァ」というキャッチフレーズのシンガーでありラッパー(現在31歳)。

2019年10月31日〜11月06日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第191回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

スプリングスティーンは、当時(僕らがデビューして少したった頃かな)日本でもかなりの影響力があって、たくさんの人があこがれてました。
僕はそこまで聞き込んだりハマったりはしなかったなぁ。
やっぱりハーモニーとかがなかったからかも。
バンドが好きだったんだねぇ。

今回は「フ」で始まるアーティストの19回目。ラインナップは・・・

『ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジ(Bruce Hornsby & The Range)』
★1954年11月23日生まれ、アメリカ・バージニア州ウィリアムズバーグ出身。(もうじき65歳で坂崎さんと同学年)
幼い頃からあらゆるジャンルの音楽を聴いて育ったブルース・ホーンズビー。
リッチモンド大学、バークリー音楽大学、マイアミ大学で音楽を専攻。
その後、ピアノやアコーディオンの名手としてロサンゼルスでスタジオミュージシャンとして活躍。そこで知り合い、彼のソングライターとしての才能を認め、 楽曲も取り上げ、親交のあったヒューイ・ルイスの推薦で1985年(32歳の時)に音楽仲間と結成した【ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジ】としてデビュー。
1stシングルは72位とヒットには至りませんでしたが、2ndシングルになった曲は翌1986年全米1位に輝いています。
 ♪ザ・ウェイ・イット・イズ(The Way It Is)
  *翌年のグラミー賞で「最優秀新人賞」を獲得。
  *ちなみに、新潟のラジオネーム≪みみ≫さんから、この曲へのリクエストを5年前くらいから頂いていました。
★30年以上前に作られた曲ですが、今のアメリカや日本などにも通じる内容となっています。生活保護を求める人々、貧富の格差…そんな現実を父親が息子に「これが現実なんだ。 弱者のための人権法を定めても世の中は何も変わりはしない。そういうもんなんだよ(The Way It Is)」・・・と、 美しい旋律のピアノの音色に反して歌詞は社会のどうにもならない貧困格差などをシニカルに描いています。

『ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)』
★1949年9月3日生まれ、ニュージャージー出身(70歳/古希を迎えたばかり)ロック界を代表するアーティスト。 
ニックネームはThe Boss。"The King of Rock & Roll"こと、エルヴィス・プレスリーに憧れてギターを始め10代半ばには地元ニュージャージーで数々のバンドに参加。 そして、その原石のような才能を認められ、1973年アルバム『アズベリー・パークからの挨拶(Greeting From Asbury Park,N.J.)』でデビュー。
スプリングスティーン本人は、ロックンローラーにこだわった活動を希望したものの、レコード会社は「第二のボブ・ディラン」として吟遊詩人的なプロモーションを展開。 そのギャップもあってか、デビューシングルはチャートインもせずセールス的に惨敗。
 ♪光で目もくらみ(Blinded By The Light)
  *1973年・トップ100入りせず。アルバム『アズベリー・パークからの挨拶』は60位。
  *ちなみに1977年【マンフレッド・マンズ・アース・バンド】がこの曲をカバーし
   見事全米1位に送り込んでいます。
★デビューアルバムのセールス不振で地道に全国のライヴハウスツアー(クラブサーキット)中心に活動。
評論家筋から高評価を得た1973年の2ndアルバム『青春の叫び(The Wild,The Innocent&The E Street Sguffle)』は全米アルバムチャート59位止まり。 そこでクラブサーキットをより強化し圧倒的なライヴパフォーマンスに磨きをかけていったスプリングスティーン。
1975年発表の3rdアルバム『明日なき暴走(Born To Run)』が全米3位と大ヒット!
 ♪明日なき暴走(Born To Run)
  *アルバムン『明日なき暴走』からのシングル曲。
  *1975年・全米シングルチャート23位。
  *アルバムン『明日なき暴走』は全米だけで600万枚以上のセールスを記録。
★1976年、デビュー時からのマネージャーと金銭トラブルとなり裁判に。この裁判沙汰で、スプリングスティーンのレコーディング活動は丸々2年休止状態。
1977年にこの訴訟は法廷外での和解となります。
『明日なき暴走』から3年後の1978年、4枚目のアルバム『闇に吠える街(Darkness On The Edge Of Town)』発表。
そして、これまでの2年間のうっぷんを晴らすかのように凄まじいまでの気迫溢れるの全米ツアーを敢行。
さらに1980年には5枚目のアルバム『ザ・リバー(The River)』をリリース。
このアルバムでスプリングスティーンは初の全米1位を獲得しています。
 ♪ハングリー・ハート(Hungry Heart)
  *アルバム『ザ・リバー(The River)』からのシングル曲。1980年・全米5位。
★この後、約1年に渡るワールドツアーを行ない、1982年に6枚目のアルバム『ネブラスカ(Nebraska)』(全米3位)発表。
アコギとハーモニカだけ、全て自宅でのレコーディング作品ということで話題に。
そして1984年、通算7枚目となるアルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A.(Born In The U.S.A.)』リリース。
2度目の全米1位となり、売り上げもこれまで全米だけで1500万枚以上、全世界で2000万枚以上の売り上げを記録!
 ♪ダンシング・イン・ザ・ダーク(Dancing In The Dark)
  *アルバム『Born In The U.S.A.』からの1stシングルで1984年に全米2位を記録。
 ♪ボーン・イン・ザ・USA(Born In The U.S.A.)
  *1985年の全米シングルチャートで9位まで上昇。
★この大ヒットアルバム『Born In The U.S.A.』を引っさげてのワールドツアーも大成功。
1985年4月には初の日本公演も行なっています。

さて、今年 古希(70歳)を迎えたブルース・スプリングスティーンですが、コンスタントに活動を続け今年6月には、5年ぶり通算19作目となるニューアルバム 『ウエスタン・スターズ(Western Stars)』を発表。(全米アルバムチャート初登場2位を記録)健在ぶりを発揮しています。
 ♪ハロー・サンシャイン(Hello Sunshine)
  *最新アルバムからの1stシングル

2019年10月24日〜10月30日放送

ゲスト:ギタリストの石井完治さん

写真:坂崎幸之助+石井完治

坂崎さんから:

お久しぶりの完ちゃんでした。
同年代ということもあるし、性格も明るいし、ギターは当然上手いし、楽しかったです。
ちょっと前回会った時よりも太ったねぇ。
ちょいとダイエットしないと。
無理せず、ちょっとだけね。

2006年に丸山ももたろうさんと一緒に【ももかん】として出演していただき、2015年には【アコギGROOVE】としてご出演していただいき、今回で3回目の坂番登場!
今年9月2日にソロアルバム『Kanzi』をリリースしたギタリストの石井完治さんをお迎えしました。

今回は石井さんがアコースティックギターを手にしたキッカケから、今までどんな音楽に影響を受けてきたのか?
といったお話を中心にお送りしましたが、石井さんと坂崎さんは同学年ということもありギター好きの少年が2人が好きなギターフレーズを弾きまくり盛り上がっている! といった感じとなりました。

★ソロアルバム『Kanzi』(レーベル:Ash Bunny RECORDS  品番:ABRD-1002)
「Kanzi」とはスワヒリ語で「埋もれた宝」。新曲4曲「Ridge」「Blues Feeling」「Bird Island」「Kanzi」の他、2008年にリリースされたファーストソロアルバム 「コンチェルティーノ」から5曲をリマスタリング収録。
多くのアーティストと共演・サポートを続けながらアコースティックサウンド追求する石井完治さんのしっとりとしたサウンドからファンキーなカッティングまで弾きこなす、 その演奏技術を体感できる1枚です。
ちなみにアルバムジャケットは石井さんのお兄様・石井博康さんの作品です。

≪石井完治さんLIVE情報≫
 11月1日 ‹Funky Soul Session vol.5› @東京・学芸大Cherokee
 11月7日 ‹Mio & Kan› @福島・天栄村 文化の森天栄ホール
 11月10日 ‹〜Brasso New Action 〜› @大阪・梅田 Always
 11月22日 ‹Natsuko & Kanji & Takumi› @福島・郡山市 LIVESPOT M&J
 11月23日 ‹Natsuko & Kanji & Takumi› @栃木・壬生氏 cafe245
 11月27日 ‹歌姫スペシャルvol. 2?”Mio & Kan”›@東京・西荻窪 Terra
 11月29日 ‹東京アコースティック探偵› @東京・池尻大橋 CHAD
 11月30日 ‹東京アコースティック探偵› @神奈川・大和市 PAO
 12月1日 @長野・鹿乃屋旅館
 12月7日 @東京・荻窪 ROOSTER
 12月26日 @東京・池尻大橋 CHAD
 12月28日 ‹東京アコースティック探偵› @福島・郡山 M&J

他にもたくさんLIVE出演の予定があります。
詳細は 石井完治さんのHP http://ishii-kanji.com でご確認ください。

2019年10月17日〜10月23日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第190回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

プリンスもアルバムを聞くことはあまりなかったなぁ。
動画を見たりTV を見たりしたことはあったけどね。
改めて才能のかたまりの人だったと思います。
何でも弾くし作れるし踊るし歌うし、スゴいやね。
同じギター(HSアンダーソンのマッドキャッツ)を持っていたのでうれしかったなぁ。

「フ」で始まるアーティストの18回目となる今回は【プリンス】特集。

『プリンス(Prince)』
★1958年6月7日、ミネアポリス生まれ。2016年4月21日に亡くなっています(享年57歳)。
本名は≪プリンス・ロジャーズ・ネルソン≫。
両親はジャズミュージシャン。
幼い頃から音楽に親しみ、中学時代にはバンドを結成し、数々のレコード会社が注目。
そして1977年(19歳)メジャー数社の入札の末、ワーナーブラザースが異例の高額な契約金と共にアーティスト及びプロデューサーとして獲得。
翌78年アルバム『フォー・ユー』79年『愛のペガサス(Prince)』80年『ダーティ・マインド』81年『戦慄の貴公子(Controvercy)』そして1982年に2枚組となる 『1999』を発表。
『1999』からの2ndシングルは、初となる全米トップテンシングルを記録。
 ♪リトル・レッド・コルヴェット(Little Red Corvette)
  *1982年・全米6位。
  *『1999』は全米だけで400万枚以上のセールスを記録。
★1984年に発表されたのがプリンスの自伝的な映画のサントラ盤にもなっている『パープル・レイン(Purple Rain)』。
楽曲のクレジットも、映画の中のバンド名【プリンス&ザ・レヴォリューション】となっています。
この映画『パープル・レイン』のサントラから先駆けてリリースされたシングルが初の全米ナンバーワンを記録。
 ♪ビートに抱かれて(When Doves Cry)/プリンス&ザ・レヴォリューション
  *1984年の年間シングルチャートでも1位を獲得。
  *アカデミー賞「最優秀歌曲賞」「編曲賞」を受賞。
★全世界で1500万枚以上の売り上げを記録した『パープル・レイン』。
もちろん映画&アルバムのタイトルナンバーも大ヒットしました。
 ♪パープル・レイン(Purple Rain)/プリンス&ザ・レヴォリューション
  *1984年・全米2位。
★『パープル・レイン』大ヒットの2年後、1986年にプリンスが監督も務めた映画『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』は興行的には失敗だったものの、 そのサントラ盤となったアルバム『パレード』は大ヒット。
ここからシングルカットされた曲はプリンスにとって3曲目となる全米ナンバーワンとなりました。
 ♪Kiss/プリンス&ザ・レヴォリューション
★アルバム『パレード』をタイトルにした≪パレード・ツアー≫で初来日を果たしたプリンス。
このツアーの千秋楽になった≪横浜スタジアム≫を最後に【プリンス&ザ・レヴォリューション】を解散しています。

★アーティストとしても革新的な活動を続けていったプリンスですが、ここからは、ソングライターとしてのプリンスにスポットを当てていきます。

プリンスの楽曲をカバーし、最初に大ヒットさせたのはこの女性シンガーでした。
 ♪フィール・フォー・ユー(I Feel For You)/チャカ・カーン
  *1984年・全米3位。
  *オリジナルはプリンスが1979年に発表した2ndアルバム『愛のペガサス(Prince)』に収録。
そしてプリンス・ファミリーだったシーラ・Eのためにプリンスが書き下ろした曲。
 ♪グラマラス・ライフ(The Glamorous Life)/シーラ・E
  *1984年・全米7位を記録。
続いてプリンスが楽曲を書き下ろしたのは、当時大人気のガールズグループでした。
 ♪マニック・マンデー(Manic Monday)/バングルス
  *1985年・全米2位を記録。
最後にプリンスの仲間たちが作ったグループ【ザ・ファミリー】のためにプリンスが書いた曲。
この曲をアイルランド出身の女性シンガーがカバー。
 ♪愛の哀しみ/シネイド・オコナー
  *1990年・全米1位を獲得。

★今年(2019年)6月には、プリンスが他のアーティストに提供した楽曲の、プリンスによるオリジナル・バージョンを集めたアルバム『ジ・オリジナルズ』もリリースされています。

2019年10月10日〜10月16日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第189回

写真:坂崎幸之助 物思いに耽る秋。何を考えているんでしょうかねぇ?

坂崎さんから:

知らない人達もいるなぁ。勉強不足だ!!
特に80年代あたりは洋楽を聞く時間が少なくて、有名なアーティストであっても、あまり聞いてないものもあるのです。
この番組はとても勉強になりますわ。

今回は「フ」で始まるアーティストの17回目。ラインナップは・・・

『フォースMD'S(Force M.D.'S)』
★1983年にニューヨークで結成。翌1984年にデビューした男性R&B5人組。
当時「流行り始めたヒップホップと伝統的なドゥーワップを合体させた最初のアーティスト」と言われています。
そんな【フォースMD'S】が、1985年に発表した2ndアルバム『テンダー・ラヴ(原題Chillin)』 からのシングルは彼らにとって最初で最後の大ヒットとなっています。
 ♪テンダー・ラヴ(Tender Love)
  *1985年・全米10位。
  *プロデューサーはプリンス・ファミリーの『ジミー・ジャム&テリー・ルイス』
   (通称「ジャム&ルイス」)この曲が「ジャム&ルイス」としての
   最初の全米トップ10ヒットとなっています。

『4ノン・ブロンズ(4 Non Blondes)』
★1989年にサンフランシスコで結成された4人組(女性3人+男性1人)のロックバンド。
グループ名は「4人のメンバー全員がブロンド(金髪)じゃない」ことに由来。
路上ライヴで注目され、1992年アルバム『ビガー、ベター、ファスター、モア!(Bigger,Better,Faster,More!)』をリリース。
この中からの2ndシングルは世界的な大ヒットを記録しています。
 ♪What's Up?/4 Non Blondes
  *1993年・全米14位まで上昇。
★2ndアルバム制作中の1995年、ほとんどの曲を作っていたリードボーカルのリンダ・ペリーが音楽性の違いを理由に脱退しグループは解散。
リンダ・ペリーはその後、ソングライターとして【ピンク】【クリスティーナ・アギレラ】【アリシア・キーズ】 【セリーヌ・ディオン】など、数々の歌手に楽曲を提供、プロデュースも担当し大成功を収めています。

『フランク・スタローン(Frank Stallone)』
★1950年7月30日生まれ、ニューヨーク育ちの俳優兼歌手。俳優シルヴェスター・スタローンの弟。
俳優としては『ロッキー』をはじめ数々の映画やテレビドラマに出演。
それと同時に得意の音楽を生かして、シンガーソングライターとしても活動。
そしてジョン・トラボルタ主演の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)の続編となる映画『ステイン・アライヴ(Staying Alive)』を、 1983年に兄のシルヴェスター・スタローンが制作・脚本・監督を手がけることになっため、弟であるフランク・スタローンが主題歌を担当。
 ♪ファー・フロム・オーヴァー(Far From Over)
  *1983年・全米10位。
  *現在も音楽と共に映画・テレビでの俳優活動を続けています。

『ブルー・オイスター・カルト(Blue Oyeter Cult)』
★1967年にニューヨークで結成された男性5人組のハードロックバンド。
バンド名を≪オアハカ≫≪ストーク・フォレスト・グループ≫など短期間に変えていましたが、1970年に【ブルー・オイスター・カルト】と定着。
1972年、結成5年目にして念願のデビュー。
当初レコードセールスは今ひとつでしたが、ライヴを中心に地道に知名度を上げライヴアルバムを次々に発表、 セールスも上々。そして1976年、彼らの代表作となるアルバム『タロットの呪い(Agents Of Fortune)』発表。
その中からのシングルは彼らにとって最大のシングルヒットとなっています。
 ♪ザ・リーパー((Don't Fear)The Reaper)
  *1976年・全米12位。
★翌年1977年発表のアルバム『スペクターズ(Spectres)』からは世界中のゴジラ・ファン注目の曲をシングルカット。
 ♪ゴジラ(Godzilla)
  *話題にはなったものの全米TOP100内チャートインせず。
★これまでメンバーが数々入れ替わっていますが、休み休み活動をしつつ今年で結成52年目を迎えています。

『ブルース・ウィリス(Bruce Willis)』
★1955年3月19日ドイツ生まれ、ニュージャージー育ちの俳優。高校時代は演劇部所属。卒業後、数々のアルバイトをしつつオーディションを受け、 オフ・ブロードウェイで舞台デビュー。
1985年TVシリーズ『こちらブルームーン探偵社』で人気を博し、1987年『ブラインド・デート』で本格映画デビュー。
同時に、レコード会社が彼の人気に目をつけて歌手としてもデビュー。
アルバム『ザ・リターン・オブ・ブルーノ』からの1stシングルは、ゴスペルグループ【ステイプル・シンガーズ】 が1971年にヒットさせた曲をカバーし大ヒットさせています。
 ♪リスペクト・ユアセルフ(Respect Yourself)
  *1987年・全米5位まで上昇。
  *このヒットの翌年1988年に主演した映画『ダイ・ハード』が世界的な大ヒットを記録。
   以降は俳優業に専念しています。

『ブルー・スウェード(Blue Swede)』
★1972年にスウェーデンで結成された7人編成のポップグループ。
最初はバンド名を≪ブローブラス≫(スウェーデン語で「青いシャツ」)と名乗っていましたが全米・全英デビューが決まってからは 【ブルー・スウェード】(「青いスウェーデン人」)と改名。
デビュー曲は、1968年にB・J・トーマスが大ヒットさせた「フックト・オン・ア・フィーリング」をカバー。
 ♪ウガ・チャカ(フックト・オン・ア・フィーリング)
  *1974年・全米1位を記録。
  *のちに、1992年公開のクエンティン・タランティーノ監督作品『レザボア・ドグス』や
   2014年公開の大ヒット映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』中でも効果的に使われています。

2019年10月03日〜10月09日放送

先週に引き続き

ゲスト:タブレット純さん

写真:坂崎幸之助+タブレット純

坂崎さんから:

先週に続いてタブ純のGS講座。
マニアックな方向に進みそうになりますと、少し本筋に戻したりして楽しかったです。
生歌も練習なしでパッとやれるのは良いですな。
またどこかで!!

今週も先週に引き続き 『タブレット純のGS聖地純礼』を出版されたばかりのタブレット純さん講師としてお迎えしグループサウンズについてタップリお話いただきました。

『タブレット純のGS聖地純礼』(発行元:山中企画  発売元:星雲社)
栄光のグループサウンズ、その残響を求めて…。
日本が一番、踊って踊らされていた美しい季節、その光と影の目眩く幻想珍道中。
タブレット純さんが“GSゆかり”の地で、当時を知る人達にインタビューして回った珍道中記。 新宿や池袋、原宿、横浜をはじめ、大阪、京都まで足を伸ばし貴重な証言を集めています。
GSに興味のある人もない人も、読んでみたら、ついウフッと笑っちゃう記事が満載です。

今回もグループサウンズ(GS)について色々とお話をして頂きつつご持参いただいた貴重なアナログ盤シングルからOAした曲は・・・
 ♪マドモアゼル・ブルース/ザ・ジャガーズ(1968年のシングル曲)
 ♪銀の鎖/加賀テツヤ ザ・リンド&リンダース(1968年のシングル曲)
 ♪テクテク天国/ザ・クーガーズ(1967年のシングル曲)

そして今回もスタジオで生歌を披露していただきました。
 ♪亜麻色の髪の乙女
  (ヴィレッジ・シンガーズ 1968年のシングル曲)
 ♪戦争は知らない
  (ザ・リンド&リンダースのメンバーだった加藤ヒロシさん作曲/作詞は寺山修司さん)
  (フォーク・クルセダーズで有名ですが、元々は坂本スミ子さんが歌っていたそうです)

≪タブレット純さんステージのお知らせ≫
 10月13日「タブレット純 in 日本橋三越」@日本橋三越本店9階 am11:00-12:30
 11月4日「タブレット純リサイタル2019」@銀座・博品館劇場 開場16:30 開演17: 00

タブレット純さんオフィシャルブログ https://ameblo.jp/tablet-jun

2019年09月26日〜10月02日放送

ゲスト:タブレット純さん

写真:坂崎幸之助+タブレット純

坂崎さんから:

なかなか良い本ですぞ。GSのことをあまり知らなくても大丈夫。
タブ純は字もキレイなのですが文才もありますねぇ。
小説とかも書けるんじゃないかな。
来週も引き続きヨロシク!!

今週は『タブレット純のGS聖地純礼』を出版されたばかりのタブレット純さん講師としてお迎えしグループサウンズについてタップリお話いただきました。

『タブレット純のGS聖地純礼』(発行元:山中企画  発売元:星雲社)
栄光のグループサウンズ、その残響を求めて…。
日本が一番、踊って踊らされていた美しい季節、その光と影の目眩く幻想珍道中。

タブレット純さんが“GSゆかり”の地で、当時を知る人達にインタビューして回った珍道中記。
新宿や池袋、原宿、横浜をはじめ、大阪、京都まで足を伸ばし貴重な証言を集めています。
GSに興味のある人もない人も、読んでみたら、ついウフッと笑っちゃう記事が満載です。

今回グループサウンズ(GS)について色々とお話をしていただきましたがその流れでご持参いただいた貴重なアナログ盤シングルからOAした曲は・・・
 ♪モナリザの微笑/ザ・タイガース(1967年のシングル曲)
 ♪幻の乙女/ザ・スウィング・ウエスト(1968年のシングル曲)
 ♪君の瞳をみつめて/ザ・ハプニングス・フォー(1968年のシングル曲)

そして今回もスタジオで生歌を披露していただきました。
 ♪雨のバラード
  (ザ・スウィング・ウエスト 1968年のシングル曲「幻の乙女のB面)

≪タブレット純さんステージのお知らせ≫
 10月13日「タブレット純 in 日本橋三越」@日本橋三越本店9階 am11:00-12:30
 11月4日「タブレット純リサイタル2019」@銀座・博品館劇場 開場16:30 開演17: 00

タブレット純さんオフィシャルブログ https://ameblo.jp/tablet-jun

タブレット純さんには来週も引き続きご出演していただきます。
どうぞお楽しみに!

2019年09月19日〜09月25日放送

先週に引き続き今週も

『デビュー45周年記念アルフィーリクエスト大会』

写真:坂崎幸之助 たくさんのリクエスト&メッセージ本当にありがとうございました♪

坂崎さんから:

どうしても僕の番組なのかだから坂崎Vo.が多くなってしまいましてスンマセン!!
改めて、アルフィーって色んなサウンド、ジャンルがあるんだなぁって再確認致しました。
いつか、またやろうね。
それまでに一曲、選んどいて下さいな。

先週に引き続き、今週も【デビュー45周年記念アルフィーリクエスト大会】として、 たくさん頂いているリスナーの皆さんからのメール“あなたが一番好きなアルフィーの楽曲” と“あなたが思う「アルフィーのここがスゴイ」こと”を紹介しつつお届けしました。

はまかなさんからのリクエスト
 ♪戦場のギタリスト
Anna909さん/名古屋のあやこさんからのリクエスト
 ♪街角のヒーロー
ゆきなさんからのリクエスト
 ♪もう一度君に逢いたい
べりーささん/アル中の坂中?さんからのリクエスト
 ♪FUNKY PUNKY
サヌカイトさん/ケントメリーさんからのリクエスト
 ♪Destruction
ちかもんさんからのリクエスト
 ♪See You Again
あいさんからのリクエスト
 ♪LOV-0=
ほっとミルクティーさん/かなとしさん/ひろみさん/奈良のともっちさん/なおなおさん/とんこさん/もりくまママさん/ラジオオタクちゃんさん/ ミザールさん/ともこさん/8べぇさん/さくらいぬさん/tamiyさん/まりゆりの母さん 他のリクエスト
 ♪Musician(今回は2014ver.で)

★☆坂崎さんのサイン付き番組ステッカー当選者☆★
群馬:ゆきなさん / 東京:いわもさん
長野:ふむふむんさん / 宮城:刹那さん
三重:ちりめんじゃこさん / 大阪:じゅんぷーさん
熊本:たかたかさん / 福井:でっかいハートのチビくまさん
奈良:さりぃさん / 香川:りきまるさん
愛知:なっちーさん / 石川:ジャスミンティーさん
埼玉:わちさん / 新潟:建具屋姫さん
広島:まことさん / 神奈川:ミカリンさん
京都:知世さん / 愛知:JUNKOHさん
静岡:シャルル5+3+8=16世さん / 千葉:はちさん
三重:い〜ちゃんさん / 埼玉:レジェンドさん
福岡:ギルバート オサルサンさん
以上23名さま
お手元に届くまで少々お待ちください。よろしくお願いいたします。

2019年09月12日〜09月18日放送

『デビュー45周年記念アルフィーリクエスト大会』

写真:坂崎幸之助 また昔の薬瓶いっぱい買っちゃった♪

坂崎さんから:

やっぱりバラけたねぇ。
アルフィーリクエストをやると、みんなそれぞれ思い入れが違うから、特に「この一曲!」となると難しいやね。
でも、みんなメールを丁寧に書いて下さって感謝してます。

今週から2週連続の特別企画としてお送りする【デビュー45周年記念アルフィーリクエスト大会】。
たくさん頂いているリスナーの皆さんからのメール“あなたが一番好きなアルフィーの楽曲”と“あなたが思う「アルフィーのここがスゴイ」こと” を紹介しつつお届けしました。

こはるさんからのリクエスト
 ♪Everybody Needs Love Generation
大阪の西島とみこさんからのリクエスト
 ♪宛先のない手紙
ゆきりんごさん/あいばぁさん/まいちゃんさんからのリクエスト
 ♪Another Way
あけみんペンギンさん/カパルさん/康子さん/むくさんさんからのリクエスト
 ♪Nobody Knows Me
あゆサンさん/ろうむさん/さかにゃんさんからのリクエスト
 ♪From The Past To The Future
ゆーりんさん/ずっこ☆さんからのリクエスト
 ♪Flower Revolution
アリエス・ヒロコさん/ぐっさんさんからのリクエスト
 ♪幻想〜ILLUSION〜
刹那さん/ちりめんじゃこさん/じゅんぷーさんからのリクエスト
 ♪Sweat&Tears

今回メールを送って下さった方の中から抽選で20名様・・・・の予定でしたが20数名様に坂崎さんのサイン付き番組ステッカーをお送りいたします。
当選者の発表は来週です!
 ≪注≫ステッカーはメッセージ・リクエストをピックアップした方へお送りするのではなく
    今回メールを送って下さったすべての方から抽選で(+坂崎さんが番組内で選んだ方)
    20数名の方にお送りいたします。ご了承ください。
【デビュー45周年記念アルフィーリクエスト大会】来週もどうぞお楽しみに!

2019年09月05日〜09月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第188回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

まだまだ続く「フ」の付く人たち。
「ン」までは、あとどれくらいの道のりなのでしょうかね。
SYDFが終わったら次はどうすっか考えないとなぁ。

今回は「フ」で始まるアーティストの16回目。ラインナップは・・・

『ブリーズ(Breathe)』
★1984年、ロンドンで結成された4人組のポップバンド。
1987年に【スタイル・カウンシル】や【ジョニー・ヘイツ・ジャズ】などのオシャレ系のバンドに続けとばかり、レコードデビュー。
1stアルバム『オール・ザット・ジャズ』からのシングルは1988年に本国イギリスでは4位、アメリカでは最高2位の大ヒットとなりました。
 ♪ハンズ・トゥ・ヘヴン(Hands To Heaven)
  *この曲の大ヒットの後、メンバーの脱退などもあり1992年にバンドは解散。

『プリティ・ポイズン(Pretty Poison)』
★1980年代はじめ、紅一点のボーカル“ジェイド・スターリング”を中心にペンシルベニア州フィラデルフィアで結成された4人組のダンスバンド。
1981年のレコードデビューから、なかなかヒットに恵まれませんでしたがデビューから6年後の1987年、シングル曲の「キャッチ・ミー」が大ヒット。
全米ダンスチャートで1位、一般チャートでも8位を記録。
 ♪キャッチ・ミー(Catch Me(I'm Falling)
  *現在もライヴを中心に活動を続けているそうです。

『ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)』
★1981年12月2日、アメリカ・ミシシッピ州マコーム生まれ、ルイジアナ州ケントウッド育ち(37歳)。
11歳でディズニーチャンネル『ミッキーマウスクラブ』のレギュラーに選ばれ芸能界デビュー。
それから5年後の16歳で歌手活動スタート。
1999年リリースのデビューシングルは世界19ヶ国でプラチナディスクを獲得。売り上げ枚数も約1000万枚を記録。
 ♪ベイビー・ワン・モア・タイム(...Baby One More Time) 
  *このシングル曲と同名の1stアルバム『ベイビー・ワン・モア・タイム』は
   全世界で3000万枚以上のセールス(35ヶ国でプラチナディスク獲得)。
★その後2000年代に入ると、私生活での結婚、離婚、出産があったり、その他、様々なトラブルで低迷しますが、2008年に見事復活。
通算6枚目となるアルバム『サーカス』からの1stシングルは約10年ぶりの全米ナンバーワンに輝いています。
 ♪ウーマナイザー(Womanizer)
★2009年に集大成的アルバム『コンプリート・ヒット・シングルズ(The Single Collection)』リリース。
ここからの先行シングル曲は、彼女にとって3曲目となる全米ナンバーワンとなりました。
 ♪スリー(3)
★最近はラスベガスで長期公演等を行っているブリトニー・スピアーズ。
昨年2018年、有名な経済誌『フォーブス』が発表した「高額所得者」の「女性歌手部門」で10位(日本円で約33億円)にランキング。

『ブリュワー&シップレー(Brewer & Shipley)』
★1967年、ロサンゼルスで結成された男性2人(マイク・ブリュワーとトム・シップレー)のシンガーソングライターからなるフォークロックデュオ。
結成の翌年1968年にレコードデビュー。
西海岸のスタジオミュージシャン集団【レッキング・クルー】がバックをつとめた1stアルバムが不発。
続く1969年の2ndアルバムも不発だったものの、翌1970年にリリースした3rdアルバム『ターキオ(Tarkio)』からついにヒット曲が誕生しました。
 ♪人生の道(One Toke Over The Line)
  *1971年・全米10位を記録。
  *このあとヒットが出ず1978年に解散。

『ブリンク 182(blink-182)』
★1992年、カリフォルニア州サンディエゴで結成された男性3人組のパンクロックバンド。
最初はグループ名を【ブリンク(blink=「まばたき」)としていましたがアイルランドの同じ名前のバンドから訴訟を起こされ【ブリンク182】としたそうです。
この『182』は「たまたま泊まっていたホテルの部屋番号」とか「メンバーが法廷に呼び出された時の整理番号」とか諸説ありますが本当の由来は明らかになっていません。
デビュー当時から、彼らの音楽はスケボー、スノボー、サーフィンなどのプレイヤーや観客などの間で熱い支持を集めています。
 ♪オール・ザ・スモール・シングス(All The Small Things)
  *2000年のシングル曲。全米6位まで上昇。
  *この曲が収録されたアルバム『エニマ・オブ・アメリカ』は全世界で700万枚の売上を記録。
★2015年にデビュー当時からメインボーカル兼ギタリストだった“トム・デロング”が脱退しましたが、バンドはツアーに代役を立てて活動を続けています。

2019年08月29日〜09月04日放送

『気になるあの曲スペシャル』

4回目

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

みんなから頂いた「気になる曲」をまとめてみました。
4回目ですね。
なかなかバラエティにとんでて面白かったです。
カモン君が「帰ってきたヨッパライ」を歌ってるとは知らなかったなぁ。今度一緒に歌ってみたいねぇ。
気になる曲があったら、いつでも!!

今回は皆様からお寄せいただいた『気になるあの曲』をまとめてド?ンとご紹介、約1年ぶりの『気になるあの曲スペシャル』4回目です。

★ラジオネーム「いえねこ」さんからが気になったコーナーのテーマ曲は
 ♪日立の樹/ヒデ夕木、朝コータロー、シンガーズ・スリー
  (作詞:伊藤アキラ/作曲:小林亜星)
  *日立グループのCMソング。
   坂番で使用しているのはCMの初代〜6代目で使用されていたバージョンです。

★ラジオネーム「みかんみくら」さんからのリクエスト
 ♪ちんななごのうた/渡辺絢也&いせきあい
  *2010年に公開されたアニメ動画『ちんあなごのうた』の曲。

★ラジオネーム「かなとし」さんからのリクエスト
 ♪だいじょうぶ/八代亜紀withみやぞん
  (作詞:伊藤薫/作曲:高見沢俊彦)
  *高見沢さんが八代亜紀さんのために書いた曲のデュエットver.。
   今年2月6日にリリースされた曲。

★ラジオネーム「阿寒湖」さんからのリクエスト
 ♪天国への階段/ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ
  *フィギュアスケートの宇野昌磨選手が使用していた曲。
   ロドリーゴ・サンチェスとガブリエーラ・クインテーロよる
   メキシコ出身の男女アコギ・デュオ。

★ラジオネーム「ひろみ」さんからのリクエスト
 ♪夜明けを告げに/オフコース
  *1971年10月リリースの第2弾シングル。
   作詞:山川啓介/作曲:加藤和彦

★ラジオネーム「四つ葉のクローバー」さんからのリクエスト
 ♪帰ってきたヨッパライ/嘉門タツオ
  *昨年7月にリリースされた『HEY!浄土?生きてるうちが花なんだぜ?』に収録。
   曲中の名セリフには本家本元の北山修さんが参加。

★ラジオネーム「こはる」さんからのリクエスト
 ♪Part of Your World/A Whole New World/DCappella
  *ディズニー初の公式アカペラグループ【ディカペラ】のアルバムから
   『リトル・マーメイド』と『アラジン』をメドレーにしたトラック。

★ラジオネーム「山の猫」さんからのリクエスト
 ♪ラジオ体操 第1 英語編/掛け声:パックン

★ラジオネーム「せいまる」さんからのリクエスト
 ♪花はどこへ行った?/YMO
  *1980年のコンサートで披露されたピート・シーガーの反戦歌のカバー。
   後に発表されたベストアルバム『YMO GO HOME!』にレアトラックとして収録。

★ラジオネーム「かつどんぶり君」さんからのリクエスト
 ♪タイム・イン・ア・ボトル/ジム・クロウチ
  *クッキーモンスターが出ていた携帯会社のCMで流れていた曲を、
   と頂いたリクエスト。
   1973年に全米ナンバーワンとなった曲です。

★ラジオネーム「もりくまママ」さんからのリクエスト
 ♪光がまぶしずぎて/コンフィデンス
  (作詞:安斉さと/作曲:小室等/リードボーカルは高校3年生の桜井賢さん)
★ラジオネーム「こりん」さんからのリクエスト
 ♪愛よこんにちは/コンフィデンス
  (作詞:かぜ耕二/作曲:小室等/リードボーカルは高校3年生の坂崎幸二さん)
  *1973年2月に発売されたオリジナルサウンドトラック『愛こんにちは』に収録。
  *このコンフィデンスのレコードは今回アルフィーの桜井さんにお借りしました。
   (桜井さん、本当にありがとうございました!)

この「気になるあの曲」へのリクエストは
当「坂番」HPのメールフォームから、もしくは無料アプリ"JFN PARK"の『坂崎さんの番組』のメールフォームから、『気になるあの曲』と書いて送って下さい。
採用された方には、採用された人にしかわからない“気になるアレ”をプレゼントします。
今回採用された皆さんにも“気になるアレ”をプレゼントしますのでお手元に届くまで、しばらくお待ち下さい。

2019年08月22日〜08月28日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第187回

写真:坂崎幸之助 一昔前のプロデューサーっぽい感じになってみました。

坂崎さんから:

フリートウッドマックですが、ブルースバンドからの、この変貌は、なかなか珍しい成功例です。
日本じゃなかなかあり得ないかもですねぇ。
しかしアルバム4000万枚ってスゴ!!

今回は「フ」で始まるアーティストの15回目。ラインナップは・・・

『フリーダ(Frida)』
★1945年11月15日、ノルウェー生まれのスウェーデン育ち。本名「アンニ = フリッド・リングスタッド」。
1970年代中頃から80年代はじめまで大人気だった【ABBA】のメンバー。
彼女が1982年にリリースしたソロアルバム『サムシングス・ゴーイング・オン(Something's Going On)』、プロデュースは当時注目を集め始めた“フィル・コリンズ”。
フリーダが娘のクルマに乗っていた時にカーステレオから流れてきたフィル・コリンズのアルバム『夜の囁き』を聴いて気に入り、 フリーダ本人が直談判でプロデューサーを依頼したそうです。
 ♪予感(I Know There's Something Going On)
  *アルバムリリースの翌1983年・全米13位まで上昇。ヨーロッパでも大ヒット。
  *このアルバムからのシングル曲は世界中で350万枚の売り上げを記録。

『フリートウッズ(The Fleetwoods)』
★1958年にアメリカ・ワシントンのオリンピア・ハイスクールに通う女性2人と男性1人が結成したボーカルグループ。
一般のポップチャートのみならず、R&Bチャートにもチャートインを果たし、甘いだけではない彼らのコーラスワークの特徴は、 ほとんどノン・エコーレコーディングということ。
 ♪やさしくしてね(Come Softly To Me)
  *1959年のデビューシングル。全米1位を記録。
 ♪ミスター・ブルー(Mr.Blue)
  *1stアルバム『ミスター・ブルー』のタイトルトラック。こちらも全米1位を獲得。
★1963年にグループは解散しています。

『フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)』
★1967年【ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ】のメンバーだったピーター・グリーン(G)とミック・フリートウッド(Ds) を中心にイギリスはロンドンで結成されたブルースロックバンド。
その後、ジョン・マクヴィー(B) が参加。
当初のグループ名は【ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック(Peter Green's Fleetwood Mac)】。
ただ、1970年に結成メンバーだった ピーター・グリーン が体調不良などで脱退し、かわりにジョン・マクヴィーの妻だったクリスティン・マクヴィー(Vo) とボブ・ウェルチ(G)が加入。
グループ名が【フリートウッド・マック】となります。
その後、1974年にボブ・ウェルチが脱退。
ミック・フリートウッドとジョン・マクヴィーがメンバーを探し白羽の矢を立てたのが、アメリカ人のリンジー・バッキンガム(Vo,G)。
この際のリンジーからのリクエストが『公私共にパートナーのスティーヴィー・ニックスもメンバーにして欲しい』でした。
この新メンバー加入で、これまでのブルースロックバンドからポップロックバンドへと生まれ変わります。
そして1975年10枚目のアルバム『ファンタスティック・マック(Fleetwood Mac)』は彼らにとって初の全米No.1に!
「リアノン」「セイ・ユー・ラヴ・ミー」といったシングルもヒット。
その勢いのまま、1977年に最大のヒットアルバムとなる『噂(Rumours)』を発表。
 ♪オウン・ウェイ(Go Your Own Way)
  *1977年・全米シングルチャート10位。
★安定したピアノプレイと、あたたかい伸びのある歌声のクリスティン・マクヴィー。
イケメンのギタリストで張りのあるボーカルのリンジー・バッキンガム。
そして可憐なお姫様風の容姿と哀愁を帯びたハスキーボイスのスティーヴィー・ニックス・・・
という三者三様のボーカルをフロントにした【フリートウッド・マック】。
初の全米トップテンシングル「オウン・ウェイ」に続くシングルは彼らにとって初となる全米1位を記録しています!
 ♪ドリームス(Dreams)
  *1977年・全米1位。
★これまで累計4000万枚以上のセールスを記録しているアルバム『噂』。
翌年1978年のグラミー賞では見事「最優秀アルバム賞」を受賞。
また、このアルバムからは「オウン・ウェイ」(10位)、「ドリームス」(1位)の他に「ドント・ストップ」(3位)、「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」(9位) と4曲のシングルヒットが生まれています。
その後、1979年に彼らは2枚組のアルバム『牙(Tusk)』を発表。
前作『噂』があまりにも売れたこともあり、こちらは全米4位が最高、売り上げも200万枚とやや期待外れな結果に。
 ♪セーラ(Sara)
  *アルバム『牙(Tusk)』からのシングル曲。1980年に全米7位を記録。
★続いて彼らは2枚組のアルバム『フリートウッド・マック・ライヴ(Live)』をリリースするもセールスは減少(当時50万枚のセールス)。
そこで、彼らは満を持して1982年アルバム『ミラージュ(Mirage)』をリリース。
「ホールド・ミー」「愛しのジプシー」等のシングルヒットもあって見事、全米アルバムチャート1位を記録。
ただこの頃からリンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックス、クリスティン・マクヴィーそれぞれのソロ活動が忙しくなり、バンドの方は開店休業状態。
そしてメンバーのソロ活動が一段落した1987年に通算14枚目のアルバム『タンゴ・イン・ザ・ナイト』(全米7位)発表。
 ♪リトル・ライズ(Little Lies)
  *1987年・全米4位を記録。
★この後、メンバー間には色々とトラブルがあり、昨年(2018年)秋からのワールドツアーには、ミック・フリートウッドとジョン・マクヴィーの創設メンバーとクリスティン・マクヴィー、 スティーヴィー・ニックスの4人に加え、急に脱退したリンジー・バッキンガムのかわりに 元【トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ】のマイク・キャンベル(G) と元【クラウデッド・ハウス】のニール・フィン(Vo,G)が参加しています。

2019年08月15日〜08月21日放送

『坂崎音楽堂』

第2回インスト大会

写真:坂崎幸之助 ちょっと遅くなってしまいましたが今年も夏のイベント大変盛り上がりました。ありがとうございました。

坂崎さんから:

なかなか良いもんですねぇ。インストのみってのも。
特にベンチャーズやスプートニクスなどのエレキサウンドは子供の頃を思い出してドキドキ、ワクワクします。
でもインストがヒットチャートをにぎわしたなんて、良い時代でしたねぇ。

前回大好評だった『インスト大会』。今回は多くの方から頂いたリクエストにお答えし『第2回インスト大会』開催。
「夏とクラシック」をテーマに大ヒットしたインスト曲を特集しました。

★まずは「夏だ!海だ!ザ・ベンチャーズだ!」ということで、1960年・全米2位まで上昇した「最初のサーフ・ミュージック」とも言われている曲。
 ♪急がば廻れ(Walk-Don't Run)/ザ・ベンチャーズ(The Ventures)
★元々は、イギリスの国民的歌手【クリフ・リチャード】のバックバンドとしてもおなじみ、 「イギリスのベンチャーズ」とも言われていた彼らの楽曲から1960年・全米1位となった曲。
 ♪アパッチ(Apache)/シャドウズ(The Shadows) 
  *この曲を最初に録音したのがシャドウズ。ベンチャーズをはじめ数々のバンドもカバー。
★アメリカのサーフ・ロック・バンドによる1963年・全米4位まで上昇したサーフ・インスト決定版の1曲。
 ♪パイプライン(Pipeline)/シャンテイズ(Chantays)
  *もちろんベンチャーズもカバーしています。
★カリフォルニアのサーフ・バンドによる1963年・全米2位となったヒット曲。
 ♪ワイプ・アウト(Wipe Out)/ザ・サファリーズ(The Surfaris)
★ベンチャーズの日本で最もヒットしたと言っても過言ではない曲。
 ♪ダイアモンド・ヘッド(Diamond Head)/ザ・ベンチャーズ(The Ventures)
  *1965年・全米70位。
  *結成60周年となる【ベンチャーズ】は今年も来日ツアー中(7/27-9/11)。
現在のメンバーはリオン・テイラー(亡きメル・テイラーの息子で5代目ドラマー)、ボブ・スポルディング(4代目リードギター)、 イアン・スポルディング(ボブの息子で3代目リズムギター)、ルーク・グリフィン(6代目ベーシスト)の4人。

★続いてはクラシックをテーマにしたインスト曲。
まずはエマーソン・レイク&パーマーの名盤『展覧会の絵』に収められていた「ナットロッカー」のモトとなった曲。
チャイコフスキー「くるみ割り人形?行進曲」をロックアレンジしたものですが、 1962年にロサンゼルスのセッションミュージシャンたちが結成したグループが演奏しています。
ちなみに、のちに【レッキング・クルー】の中心人物となる“トミー・テデスコ”がギターで参加。
 ♪ナット・ロッカー(Nut Rocker)/B.バンブル&ザ・スティンガーズ(B.Bumble & The Stingers)
  *1962年・全米ポップスチャート23位
★アポロ15号による月面車での月面探査が本格化した1971年、イギリスのスタジオミュージシャンたちが結成したグループによるバッハの「主よ、人の望みの喜びを」 をベースにした曲が大ヒット。
 ♪ジョイ/よろこびのカンタータ(JOY)/アポロ100(Apollo100)
  *1972年・全米6位
★映画『2001年宇宙の旅』で有名になった「ツァラトゥストラはかく語りき」を、ブラジル出身のジャズアーティスト“デオダート”がフュージョンにアレンジ。
 ♪ツァラトゥストラはかく語りき(Also Sprach Zarathustra)/デオダート(Deodato)
  *1973年・全米2位
★ベートーベンの代表曲「運命(交響曲第五番)」をディスコ・アレンジした曲が1976年に全米1位を獲得!
 ♪運命'76(A Fifth Of Beethoven)/ウォルター・マーフィー&ザ・ビッグ・アップル・バンド
  *大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の2枚組サウンドトラックにも収録。

★『第2回インスト大会』最後はムーグ・コンピューターで作られ、いまだに耳にすることが多い曲をご紹介。
 ♪ポップコーン(Popcorn)/ホット・バター
  *1972年・全米9位。

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【坂崎幸之助 写真展「移動日に ちょいと道草 まわり道」】会期延長のお知らせ
 ■会期:2019年8月19日(月)?8月25日(日) ※休廊日22日(木)
 ■時間:11時00分?19時00分
 ■会場:Island Gallery 東京都中央区京橋1-5-5 B1/tel:03-3517-2125
 ※詳細は Island Gallery公式サイト(http://islandgallery.jp)をご覧ください。
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■【結成45周年記念・アルフィーリクエスト大会】のお知らせ■
番組では結成45周年を記念して『秋ツアー目前THE ALFEEリクエスト大会』を開催します!
あなたの好きなALFEEの楽曲を“1曲”&あなたが思う“アルフィーのここがスゴイ!”ということを“1つだけ”メールに書いて送って下さい。
メールはこの坂番のHP(http://www2.jfn.co.jp/sakasan)のメールフォームから、もしくは、無料アプリ"JFN PARK"の『坂崎さんの番組』のメールフォームから、 メールの冒頭に、必ず「アルフィーリクエスト大会」と書いて送って下さい。
締め切りは、今月28日(水)朝5時。
メールを送って下さった方の中から抽選で20名様に“サイン入り番組オリジナルステッカー”をプレゼント!
ご希望の方は住所・氏名も忘れずに書いて下さい。
沢山のリクエストお待ちしております。
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2019年08月08日〜08月14日放送

ゲスト:森口博子さん

写真:坂崎幸之助+森口博子

坂崎さんから:

最近、色々な所でお会いする機会も多かった森口さんが来てくれました。
生歌もモノマネもやってくれて、さすが苦労人だな、と思いましたねぇ。
あの頃とちっとも変わりませんねぇ、ってお互いに言ってれば世話ないですな(笑)。

今回は、今年がデビュー34年目という森口博子さんをゲストにお迎えしました。

【よかった、君がいて】というキャッチコピーでデビューした森口博子さん。
今から34年前の8月7日『機動戦士Zガンダム』の主題歌「水の星へ愛をこめて」でデビュー。
そして今年、その記念すべきデビューの日である8月7日に“ガンダムソング”の全曲カバー&セルフカバーアルバム『GUNDAM SONG COVERS』をリリース!

昨年TV番組『発表!全ガンダム大投票』で361曲の中から、何と森口さんの「水の星へ愛をこめて」が堂々の1位に!
このデビュー曲「水の星へ愛をこめて」をはじめ“国民が選んだガンダムソングベスト10”を豪華なミュージシャン達を迎えてカバー。
それも、ボーカルとミュージシャンの皆さんとは同時録音!!
★参加ミュージシャン
ジャズバイオリニストの寺井尚子さん、アコースティックギタリストの押尾コータローさん、アコーディオニストの田ノ岡三郎さん、ピアニストの塩谷哲さん、 鍵盤奏者の猪野秀史さん、インストゥルメンタルユニットの「TSUKEMEN」のみなさん。

番組では『GUNDAM SONG COVERS』から
 ♪水の星へ愛をこめてwith寺井尚子
 ♪フリージアwith塩谷哲
をご紹介。
そして、坂崎さんのギター演奏にて森口さんに生歌を披露して頂いた曲は
 ♪キャンディ(原田真二さんのカバー)
 ♪初恋(村下孝蔵さんのカバー)

≪森口博子さんからのお知らせ≫
★『森口博子ライブツアー2019?おかげSummer・おつかれSummer!!』
 [福岡公演]8月17日@Gate'7(2回公演)
 [名古屋公演]8月25日@名古屋ブルーノート(2回公演)
 [大阪公演]8月26日@ビルボードライブ大阪(2回公演)
 [東京公演]9月1日@ヒューリックホール東京
★ガンダムシリーズ40周年記念イベント『GUNDAM 40th FES."LIVE-BEYOND"』
  9月7日&8日@幕張メッセイベントホール
  (森口さんは両日出演されます)

他にもイベント出演やLIVEなどの開催が予定されています。
この他の情報や詳細は公式サイト https://www.mogeshan.net でご確認下さい。
公式Twitter @hiloko_m
公式ブログ https://ameblo.jp/hiroko-moriguchi

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■【結成45周年記念・アルフィーリクエスト大会】のお知らせ■
番組では結成45周年を記念して『秋ツアー目前THE ALFEEリクエスト大会』を開催します!
あなたの好きなALFEEの楽曲を“1曲”&あなたが思う“アルフィーのここがスゴイ!
”ということを“1つだけ”メールに書いて送って下さい。
メールはこの坂番のHP(http://www2.jfn.co.jp/sakasan)のメールフォームから、
もしくは、無料アプリ"JFN PARK"の『坂崎さんの番組』のメールフォームから、
メールの冒頭に、必ず「アルフィーリクエスト大会」と書いて送って下さい。
締め切りは、今月28日(水)朝5時。
メールを送って下さった方の中から抽選で20名様に“サイン入り番組オリジナルステッカー”をプレゼント!
ご希望の方は住所・氏名も忘れずに書いて下さい。
沢山のリクエストお待ちしております。
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2019年08月01日〜08月07日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第186回

写真:坂崎幸之助 今年は熊谷、何℃までいくかな?

坂崎さんから:

フリー、改めて聞くと、あの時代の中では、演奏も歌も上手いですねぇ。
ポール・ロジャースは、のちにバッドカンパニーやクイーンのボーカルですから当然っちゃあ当然か(笑)。
フリジドピンクの朝日の当たる家は高校生の高見沢が歌ってたみたいです。

今回は「フ」で始まるアーティストの14回目。ラインナップは・・・

『ブランディ(Brandy)』
★1979年2月11日、アメリカ・ミシシッピ州マコーム出身(40歳)の女性シンガー 兼 女優。
2歳から教会で歌い始め10代に入るとプロの歌手の仲間入り。同時にテレビ・映画でも活躍。
一躍、若手人気スターに。
14歳の時、アトランティックレコードと契約し1994年にレコードデビュー。アルバム・シングル共に大ヒット。
1998年にリリースした、1歳年下でライバルのヒップホップシンガー【モニカ】とのデュエットソングは売り上げ200万枚以上、 全米シングルチャート13週ナンバーワンという大ヒットを記録しています。
 ♪ザ・ボーイ・イズ・マイン(The Boy Is Mine)/ブランディ&モニカ
  *この曲で“ブランディ&モニカ”はグラミー賞「最優秀R&Bデュオ賞」に輝いています。

『フリー(Free)』
★1968年、英国ロンドンで結成された男性4人組のロックバンド。メンバーはポール・ロジャース(Vo)、ポール・コゾフ(G)、アンディ・フレイザー(B/Key/Vo)、 サイモン・カーク(Ds)。
翌1969年アルバム『トンズ・オブ・ソブス』でレコードデビュー(不発)。
同じく1969年にリリースした2ndアルバム『フリー』は全英アルバムチャート22位と今ひとつ。
翌1970年、満を持して発表した3rdアルバム『ファイアー・アンド・ウォーター』が起死回生の全英2位、全米17位とヒット。
このアルバム収録の「オール・ライト・ナウ」はバンド最大、唯一のシングルヒットとなっています。
 ♪オール・ライト・ナウ(All Right Now)
  *1970年・全英2位、全米4位を記録。
★このアルバムに続く4枚目のアルバム『ハイウェイ』を最後にアンディ・フレイザー(B,Key,Vo)が脱退。
その代わりに、日本人の山内テツ(B,Perc)が加入。その後1973年解散。
ちなみに、翌1974年にポール・ロジャースとサイモン・カークが中心となり【バッド・カンパニー】を結成。

『フリオ・イグレシアス(Julio Iglesias)』
★1943年9月23日、スペイン・マドリード生まれ(現在75歳)。
医者の父親、上流階級出身の母親という裕福な家庭で育ち、サッカーの名門≪レアル・マドリード≫のユースチームでゴールキーパーとして活躍。
それが認められ一軍に登録された矢先、交通事故に遭い全治5年の重傷。
療養中にプレゼントされたギターで作詞作曲した曲がスペイン最大の音楽祭(ベニドルム歌謡祭)でグランプリ。
その後、マドリードの大学で法律の学位取得(弁護士の資格取得)。1968年に本格的な音楽活動をスタート。
本国スペインをはじめ、ヨーロッパ、南米などラテン各国で次々にシングル、アルバムが大ヒットを記録。
 ♪ビギン・ザ・ビギン(Begin The Beguine)
  *1981年・全英1位。
★この「ビギン・ザ・ビギン」が全英1位を獲得したことをキッカケに、本格的な英語圏へ進出。
最初に火がついたのが、アメリカの国民的なアーティスト【ウィリー・ネルソン】とのデュエット曲でした。
 ♪かつて愛した女性へ(To All The Girls I've Loved Before)/フリオ・イグレシアス&ウィリー・ネルソン
  *1984年・全米5位。
★日本でも人気を博したフリオ・イグレシアス。
当時、郷ひろみさんが「哀しみの黒い瞳」というタイトルでカバーした「黒い瞳のナタリー」も大ヒットしています。
ちなみに、全世界でレコード・CDなど約3億枚以上のセールスを記録しているフリオ・イグレシアスは“史上最も多くのレコードを売ったアーティスト” とも言われています。

『フリジド・ピンク(Frijid Pink)』
★1967年、アメリカ・デトロイトで結成された男性4人組のロックバンド。
彼らにとってのヒットというと、【アニマルズ】が1964年に全米1位に送り込んだ「朝日のあたる家」のカバー。
元々、1930年代に歌い始められた作者不詳のトラディッショナルなフォークソング。
 ♪朝日のあたる家(House Of The Rising Sun)
  *1970年・全米7位。
  *このヒットから5年後(1975年)バンドは解散しています。

『プリテンダーズ(The Pretenders)』
★1978年、イギリスの有名な音楽雑誌『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』の記者だったクリッシー・ハインド(Vo) を中心に結成されたニューウェイヴ系のロックバンド。
1979年に【ザ・キンクス】のカバー「ストップ・ユア・ソビン」でレコードデビュー。
1980年リリースの1stアルバム『愛しのキッズ(Pretenders)』と、そこからのシングル「ブラス・イン・ポケット」が共に全英1位を記録。
1981年、2ndアルバム『プリテンダーズU』発表後、メンバーの解雇や急死といったアクシデントが続き、メンバーチェンジが繰り返されます。
そんな中、1982年にリリースしたシングル「チェイン・ギャング」が翌年(1983年)初の全米トップ10ヒットに!
 ♪チェイン・ギャング(Back On The Chain Gang)
  *1983年・全米5位。
★このシングルヒットでアメリカでも人気に火がついた【プリテンダーズ】は1985年『ライヴ・エイド』出演。
翌1986年リリースのアルバム『ゲット・クロース』からのシングルも全米トップ10ヒットとなっています。
 ♪ドント・ゲット・ミー・ロング(Don't Get Me Wrong)
  *1986年・全米10位。

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■【結成45周年記念・アルフィーリクエスト大会】のお知らせ■
番組では結成45周年を記念して『秋ツアー目前THE ALFEEリクエスト大会』を開催します!
あなたの好きなALFEEの楽曲を“1曲”&あなたが思う“アルフィーのここがスゴイ!
”ということを“1つだけ”メールに書いて送って下さい。
メールはこの坂番のHP(http://www2.jfn.co.jp/sakasan)のメールフォームから、
もしくは、無料アプリ"JFN PARK"の『坂崎さんの番組』のメールフォームから、
メールの冒頭に、必ず「アルフィーリクエスト大会」と書いて送って下さい。
締め切りは、今月28日(水)朝5時。
メールを送って下さった方の中から抽選で20名様に“サイン入り番組オリジナルステッカー”をプレゼント!
ご希望の方は住所・氏名も忘れずに書いて下さい。
沢山のリクエストお待ちしております。
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2019年07月25日〜07月31日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第185回

写真:坂崎幸之助 akkoさんからのリクエストで“ギターのくびれ”を抱いた坂崎さん。

坂崎さんから:

こんなにオーケストラの曲を続けてかける番組、今はないだろうなぁ、FMでも。
そして加山さんも大好きなフランク・シナトラ。
意外と(そんなに)大昔の方ではなかったのですね。
50代で大ヒット。
僕らも70代での大ブレイク目指してがんばりまぁす。

今回は「フ」で始まるアーティストの13回目。ラインナップは・・・

『フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes To Hollywood)』
★1980年、英国リヴァプールで結成。5人組の男性ダンスロックバンド。
グループ名は「フランク・シナトラ、音楽界から映画界(ハリウッド)へ進出!(Frankie Goes To Hollywood)」という、昔の新聞記事の見出しに由来。
結成当初はニューウェイヴ系のバンドでしたが、デビューに際してシンセサイザーを多用しビートを強調したダンスロックバンドに変身。
その甲斐あってか1983年発表のデビューシングルは本国イギリスをはじめ、フランス、ドイツ、スウェーデン等で1位を記録。ヨーロッパ全土で大ヒットしています。
 ♪リラックス(Relax)
  *アメリカでは1984年にを発表しましたが予想に反して67位止まり。
   しかし同年暮れにリリースしたロングバージョンは翌1985年に最高10位まで上昇。

『フランク・シナトラ(Frank Sinatra)』
★1915年12月12日、ニューヨーク近郊でイタリア系アメリカ人として誕生。
本名「フランシス・アルバート・ "フランク"・シナトラ」。
1930年代はじめ、当時ラジオで大人気だったビング・クロスビーの歌声に憧れ歌手を志す。
プロとしては、1935年(20歳の時)地元のイタリア人ボーカルグループへの参加を皮切りに、ハリー・ジェイムス楽団、 トミー・ドーシー・オーケストラなどの専属歌手として活躍。
当時は、甘いマスクと歌声でアイドル的な人気を博し、1940年代に入ると映画界にも進出。
次々にヒット作に出演。
そして1966年、全米ナンバーワンとなったのが次の曲。
 ♪夜のストレンジャー(Strangers In The Night)
  *1966年・全米1位。ドラムはハル・ブレイン、ギターはグレン・キャンベルが参加。
★翌1967年には、実の娘ナンシー・シナトラとのデュエット曲がナンバーワンに輝いています。
この曲もドラムはハル・ブレイン、ギターがグレン・キャンベル、ベースのキャロル・ケイがバッキングを担当。
 ♪恋のひとこと(Somethin' Stupid)/フランク・シナトラ&ナンシー・シナトラ
  *1967年・全米1位。
★ジャズをはじめ、数々のスタンダードナンバーを歌っているフランク・シナトラ。
あまり音楽に詳しくない人もご存じなのが、何といっても「マイ・ウェイ」ではないでしょうか?
この曲、元々は1967年にフランス人アーティスト“クロード・フランソワ”が作って歌った曲で、これにポール・アンカが英語の歌詞を付け、 歌ったのがフランク・シナトラでした。
チャート的には1969年に全米27位が最高でしたが、エルヴィス・プレスリーをはじめ多くの歌手にカバーされ、何と!ビートルズの 「イエスタディ」に続きカバーバージョンが多い曲の史上2位となっています。
 ♪マイ・ウェイ(My Way)
  *1969年・全米27位。
★音楽、映画だけではなく、私生活でも話題豊富で波瀾万丈な人生を送ったフランク・シナトラ。
今から21年前、1998年に82歳で亡くなっています。

『フランク・チャックスフィールド(Frank Chacksfield)』
★1914年5月9日、英国サセックス生まれのピアニスト兼バンドリーダー。1930年代終わりから音楽活動をスタート。
BBCのラジオ番組などで、アレンジャーやコンダクターとして活躍。
1950年代に入ると自らのオーケストラを率いて数々のアルバム、ヒット曲を発表。
中でも1953年にリリースしたシングル「引き潮(Ebb Tide)」は、冒頭と最後に浜辺の渚の音やカモメの鳴き声を入れ、 独自のストリング・アレンジをして大ヒットしています。
 ♪引き潮(Ebb Tide)
  *1953年・全米2位、全英9位。
★1972年にイージーリスニング・ブームにのって自らのオーケストラを率いて初来日。
1995年に享年81歳で亡くなっています。

『フランク・プゥルセル(Franck Pourcel)』
★1913年8月11日、フランス・マルセイユ生まれの作曲家、編曲家、指揮者。(2000年11月12日87歳で死去)幼い頃から海軍軍楽隊にいた父親の影響で、バイオリンなどの手ほどきを受け、 地元マルセイユ、そしてパリの音楽学校に学びます。
18歳でマルセイユの楽団でバイオリン奏者として活動をスタート。
その後ポピュラー音楽に興味を持ち作曲、編曲、指揮者としても活躍。1952年、自らの楽団を結成。
1950年代半ばからはフランス随一の人気楽団として、当時はアメリカのパーシー・フェイス、イギリスのマントヴァーニと共に“イージーリスニング界の3大リーダー ”と称されるようになっています。
フランク・プゥルセルが指揮をとった曲の中で最も有名な曲は、1964年、ボビー・ヴィントンが全米ナンバーワンに送り込んだ 「ミスター・ロンリー」のオーケストラver.。
FM放送の長寿番組『ジェット・ストリーム』のテーマ曲にもなりました。
 ♪ミスター・ロンリー(Mr.Lonely)/フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラ

『フランク・ミルズ(Frank Mills)』
★1942年6月27日、カナダ・トロント生まれのピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者(77歳)。
子供の時にピアノとトロンボーンを習得。作曲も始めたものの音楽の道をあきらめて普通の大学に進学。
会社員として仕事を始めたものの音楽の夢をあきらめきれず友人達とグループを組んだりした後に独立。
必死の努力で1974年、デビューアルバム『ザ・ポエット・アンド・アイ(The Poet And I)』を発表。
このアルバムから、1978年にラジオ番組用に「愛のオルゴール(Music Box Dancer)」をシングルカット。
カナダ・オタワのDJが気に入って番組でヘビーローテーションした結果、翌1979年にはカナダをはじめ、アメリカ、そして全世界で大ヒットを記録しています。
 ♪愛のオルゴール(Music Box Dancer)
  *1979年・全米3位。
★ちなみに、この曲ですが1979年に、今は二所ノ関部屋、元若嶋津さんの女将さんである高田みづえさんが、日本語の歌詞を付けて 「潮風のメロディー」というタイトルでヒットさせています。

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■THE ALFEE 45th Anniversary Summer Event 開催決定!
 Best Hit Alfee 2019 夏の乱?Battle Starship Alfee
  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
  2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
    会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
 詳しくは http://www.alfee.com でご確認下さい。
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2019年07月18日〜07月24日放送

ゲスト:Miyuuさん

写真:坂崎幸之助+Miyuu

坂崎さんから:

番組的には1年半ぶりになりますかぁ。
早いっスねぇ。
クロサワ楽器にマーチンを買いに行って、そこでダラダラとギター講座をやったのも良い想い出ですな。
8月のワンマンライブ。良かったら皆さんもぜひ。
生のMiyuuを見てやって下さい。

今回は約1年半ぶり、2回目の登場となるMiyuuさんをゲストにお迎えしました。

≪Miyuuさんの簡単なプロフィール≫
1993年5月8日生まれ。「口ずさみたくなるメロディと、優しく抜けるスモーキーな歌声」で注目を集めている大阪府出身のシンガーソングライター。
2015年【Miyuuチャンネル】開設。京都のお寺や神社で、Maroon5やBrunoMarsなどをギターで弾き語りしている動画をYouTubeで配信。
京都×洋楽という異色の組み合わせが注目を集める。
2016年 YouTuber女子オーディションでグランプリ獲得。EP盤「Where we'll be」リリース。
2017年 配信限定「into you」リリース。
2018年3月 自然豊かな尾瀬の魅力を、音楽を通して伝える「オゼ・ミュージック・アンバサダー」に就任。
2018年11月 初のミニアルバム『COME ONE,COME ALL』をタワーレコード限定/1,000枚完全限定生産盤でリリース。
2019年1月 「closer again」がアニメ『リビジョンズ』挿入歌に。
2月 「Find the way」が映画『40万分の1』主題歌に。
5月 自身初となるワンマンライブ実施(5/6 @下北沢Laguna)チケットはわずか1時間で完売。
7月 「Exceed」がTVアニメ『フェアリーテール』7月?9月エンディング曲に。

そして、今月(7月)17日に2ndミニアルバム『HERE COMES THE SOUND』(メジャーデビューmini Album)をリリース。
CDには全6曲が収録。
CD+DVDに収録されている映像は「never be fine」「closer again」のMVと「Miyuusic FM特別編?楽曲解説編」。
(レーベル:avex trax 品番:AVCD-96312(CDのみ) AVCD-96311/B(CD+DVD))

この『HERE COMES THE SOUND』から
 ♪Exceed
 ♪Go away
をご紹介しました。

そしてMiyuuさん×坂崎さんによるスタジオセッションは≪Dear Beatles 2018≫にMiyuuさんがゲスト出演の際に演奏した曲
 ♪Black Bird
をお送りしました。

★8月12日(月・祝)に東京・渋谷のMt.RAINIER HALL でMiyuuさんの2ndワンマンLIVEが開催されます。
<1部>COME COME ONE MAN vol.2 〜Miyuusic cover LIVE〜
    2019年8月12日(月/祝) 開場13:30/開演14:00
    Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
    全席指定 2,500円(税込) ※入場時別途ドリンク代(600円)
<2部>COME COME ONE MAN vol.2 〜HERE COMES THE SOUND!〜
    2019年8月12日(月/祝) 開場18:00/開演18:30
    Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
    全席指定 3,500円(税込) ※入場時別途ドリンク代(600円)

1部はカヴァー曲を中心に、2部はバンド形態でのLIVEとなるそうです。
皆様、ぜひ足を伸ばしてみて下さい。
LIVEの詳細はオフィシャルサイト https://avex.jp/miyuu でご確認下さい。
公式Twitter @miyuuamazing
公式Instagram @miyuuamazing

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2019年07月11日〜07月17日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第184回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

フランキーさん、たくさんいらっしゃいますねぇ。
日本にもフランキー堺さんという名ドラマー&俳優さんがいらっしゃいました。
あの頃の映画、面白いよねぇ。
三木のり平さんとか、伴淳三郎さんとか好きだなぁ。

今回は「フ」で始まるアーティストの12回目。ラインナップは・・・

『フラミンゴス(The Flamingos)』
★1952年、アメリカ・シカゴで結成されたドゥーワップグループ。
翌1953年、レコードデビューを果たしライヴを中心に活動。
大ヒットこそ少ないものの、圧倒的なコーラスワーク、特にスウィートなラヴバラードで多くのファンを獲得。
 ♪瞳は君ゆえに(I Only Have Eyes For You)
  *1959年・全米11位を獲得した、彼らの魅力を凝縮したような1曲。
  *元々1934年のミュージカル映画『泥酔夢』のために作られた曲。
   のちにフランク・シナトラやアート・ガーファンクル等、多くの歌手がカバー。

『フランキー・アヴァロン(Frankie Avalon)』
★1940年9月18日、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ(79歳)の歌手 兼 俳優。
10代はじめにバンド活動をスタート。10代中頃からアイドルとしてラジオ・テレビ、そして歌手として活躍。
1960年代に入ると映画スターとしても大活躍。
 ♪ヴィーナス(Venus)
  *彼が歌手として最初にヒットさせた曲。1959年・全米1位を獲得。

『フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ(Frankie Lymon & The Teengers)』
★1950年代初め、N.Y.マンハッタン“エドワード・W・スティット中学”の生徒で結成されたドゥーワップグループに当時12歳の天才的なシンガー “フランキー・ライモン”がリードボーカルとして参加。
グループ名を【フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ】としてデビュー。
デビュー曲がいきなりの大ヒット!
 ♪恋はくせもの(Why Do Fools Fall In Love)
  *1956年・全米6位。全英1位を記録。
  *この曲は、のちにダイアナ・ロス、フォー・シーズンズ、ビーチ・ボーイズ、
   デヴィッド・ボウイ、ボーイズUメン、ジョニ・ミッチェル、
   そして山下達郎さんによってカバーされています。
★あの【ジャクソン5】に先駆けた黒人アイドルグループでしたが、1957年リードシンガーのフランキー・ライモンが脱退しグループは解散しています。

★1913年3月30日、アメリカ・イリノイ州シカゴ生まれの歌手 兼 俳優(2007年93歳で死去)。
『フランキー・レイン(Frankie Laine)』
本名はフランチェスコ・パオ・ロヴェッキオ。
イタリア・シシリー島からの移民で8人兄弟の長男として生まれ、若い頃から得意の歌を生かしてナイトクラブなどで活動。
そんなキャリアを生かして32歳にしてレコードデビュー。何と40曲以上のヒットシングルを放っています。
中でも、映画『真昼の決闘』の「ハイ・ヌーン」をはじめ、数々の西部劇映画やテレビの人気シリーズの主題歌をヒットさせています。
日本では、何といっても当時大ヒットしたテレビシリーズ『ローハイド』の主題歌が有名です。
 ♪ローハイド(Rawhide)
  *1955年〜1966年まで11年間続いたアメリカCBSテレビで放送された
   西部劇『ローハイド』のテーマ曲。
  *ベンチャーズ、ブルース・ブラザーズ、ジャクソン5、ジョニー・キャッシュ等がカバー。
   日本では1959年に「伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ」が
   映画の歌詞で吹き込みヒットさせています。

『フランキー・ヴァリ(Frankie Valli)』
★1934年 5月3日、ニュージャージー州ニューアークでイタリア移民の理容師である父アンソニーと、専業主婦の母メアリーの間に誕生(現在85歳)。 (本名:フランチェスコ・スティーヴン・カステロッチオ)1960年結成の【フォー・シーズンズ】のリードボーカリストとして一世を風靡したフランキー・ ヴァリはグループと平行して1965年からソロ活動をスタート。
数々のヒット曲を放っています。
 ♪君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)
  *ソロとしての最初のヒット曲。1967年・全米2位。
  *アンディ・ウィリアムス、レターメン、テンプテーションズ等
   多くのアーティスト達がカバーしてますが、
   中でも1982年にボーイズ・タウン・ギャングがディスコアレンジしたバージョンは
   日本でも大ヒット!
★【フォー・シーズンズ】としては「シェリー」をはじめ5曲の全米1位を獲得し、ソロとしては、これまで2曲のナンバーワンを放っています。
 ♪瞳の面影(My Eyes Adored You)
  *1975年・全米1位を獲得。
 ♪グリース(Greese)
  *1978年・全米1位を獲得。
  *ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョン主演の映画『グリース』の主題歌。
   曲を作ったのは、映画のサントラ盤も担当した【ビー・ジーズ】のバリー・ギブ。

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2019年07月04日〜07月10日放送

『坂崎音楽堂』

ジョニ・ミッチェル生誕75年記念のライヴアルバム特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

75才ですか。僕らの聞いてきて洋楽アーティストの皆さんも、そのような年令になって行くのですね。
ジョニ・ミッチェルさん、若い頃はボーイフレンドが沢山いたのですねぇ。
お体をこわされたらしいのですが、長生きしてほしいです。

今回は女性シンガーソングライターの第一人者【ジョニ・ミッチェル】の生誕75年を祝って開催されたライヴの模様を収めたアルバム 『JONI 75〜ジョニ・ミッチェル・バースデー・セレブレーション』を特集。

ライヴアルバム特集の前に簡単に【ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)】のご紹介を。
1943年11月7日、カナダ・アルバータ生まれ。
シンガーソングライターとしてはもちろん、ギタリスト、ピアニストとしても才能豊かで、1966年、23歳の時にニューヨークへと拠点を移し最初は “ソングライター”として脚光を浴びています。
ジュディ・コリンズの「青春の光と影(Both Sides Now)」やクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングが歌った「ウッドストック」はソングライターとしての 【ジョニ・ミッチェル】の名前を一躍世に知らしめます。
その後、シンガーソングライターとして本格的な活動をスタート。
 ♪ヘルプ・ミー(Help Me)/ジョニ・ミッチェル
  *シンガーソングライターとしての最大のシングルヒット曲。
  *1974年・全米チャートで最高7位まで上昇。

さて、この生誕75年記念ライヴですが、開催されたのは昨年(2018年)の11月6日&7日、つまり彼女の75歳の誕生日前日と当日の2日間。
会場はロサンゼルスの≪The Music Center≫。
参加アーティストはジョニ・ミッチェルと長く特別な関係の友人ジェイムス・テイラー。
そして一時期、彼女と一緒に暮らし多くのヒット曲を生んだグラハム・ナッシュをはじめ、クリス・クリストファーソンといったベテラン勢やチャカ・カーン、ノラ・ジョーンズ等々、 新旧実力派の豪華ミュージシャン達が出演。

 ♪ヘルプ・ミー(Help Me) /チャカ・カーン
 ♪オール・アイ・ウォント(All I Want)/ルーファス・ウェインライト
 ♪青春の光と影(Both Sides Now)/シール
 ♪僕達の家(Our House) /グラハム・ナッシュ
  *ジョニ・ミッチェルの歌ではなく、彼女と暮らした家のことを歌った自分の曲を披露。
 ♪ウッドストック(woodstock)/ジェイムス・テイラー

ちなみに、恋多きジョニ・ミッチェルがグラハム・ナッシュ、ジェイムス・テイラーの他に浮名を流した男性は…
デヴィッド・クロスビーや、カナダを代表する偉大な詩人・シンガーソングライターのレナード・コーエン、今は亡きジャズベーシストのジャコ・パストリアス等だそうです。

さて、このライヴアルバムから最後にご紹介した曲がジョニ・ミッチェルの“シンガーソングライター”としての最初のシングルヒットであり代表曲の1つ。
ロサンゼルスを拠点に活躍するメキシコ系バンド「ラ・マリソウル」、ジェイムス・テイラー、チャカ・カーン、 そして今年のグラミー賞でも注目を集めた実力派女性シンガーソングライターのブランディ・カーライルです。
 ♪ビッグ・イエロー・タクシー(Big Yellow Taxi)

このライヴ会場にはジョニ・ミッチェル本人も来ていて誕生日当日は多くのミュージシャン仲間に囲まれ、バースデーパーティが開かれました。

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   2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
   2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
    会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
 詳しくは http://www.alfee.com でご確認下さい。
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2019年06月27日〜07月03日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第183回

写真:坂崎幸之助 NEW ALBUM『Battle Starship Alfee』絶賛発売中です!引き続きよろしくお願い致します。ぜひ、じっくり、タップリ聞き込んで下さいね。

坂崎さんから:

なかなか「フ」の付くアーティスト、終わりませんなぁ。
ブラッド・スウェット&ティアーズ、流行ったよねぇ。
Sweat&Tearsって言葉も、このバンドから知ったのだ。

今回は「フ」で始まるアーティストの11回目。ラインナップは・・・

『 ブラックバーズ(Blackbyrds)』
★1973年、アメリカ・ワシントンDCで結成されたR&Bフュージョンバンド。
ワシントンDCのハワード大学で音楽講師をしていた有名なジャズ・トランペッター“ドナルド・バード”が中心となり、教え子の学生6人を選抜して作ったグループ。
ちなみにグループ名【ブラックバーズ(BlackByrds)】は、リーダーのドナルド・バード(Donald Byrd)に由来。
活動期間は1973年から1981年、アルバム7枚を発表。
その中でも、1975年にリリースした曲は彼らにとって最大のシングルヒットとなっています。
 ♪ウォーキング・イン・リズム(Walking In Rhythm)
  *1975年・全米6位。
  *この曲のヒットから6年後の1981年にグループは解散。

『ブラック・ボックス(Black Box)』
★1988年、イタリアで結成されたダンスミュージックユニット。
そしてフランス人のモデル“カトリン”がリードボーカル役としてアルバムジャケットやミュージックビデオなどでのビジュアルを担当。
ちなみに本当のボーカルは【ウェザー・ガールズ】や【C+Cミュージック・ファクトリー】等のリードシンガーをやっていた“マーサ・ウォッシュ”。
当時、世界的に大旋風を巻き起こしていた“ユーロビート”に“ハウスミュージック”を取り入れた彼らはイタリア発ということもあって『イタロ・ハウス』 と称されていました。
 ♪エヴリボディ・エヴリボディ(Everybody Everybody)
  *3枚目のシングルで世界的な大ヒットとなった曲。
  *1990年・全米8位。

『ブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)』
★1995年、ロサンゼルスで結成された男性3人、女性1人からなる4人組のヒップホップグループ。
これまで7枚のアルバムを発表。
グラミー賞も「最優秀ラップグループ賞」「最優秀ポップグループ賞」など6度受賞。
ちなみに2009年リリースの全米アルバムチャート1位を記録したアルバム『ジ・エンド(The E.N.D.)』からは「ブン・ブン・パウ(Boom Boom Pow)」「アイマ・ビー(Imma Be)」 「アイ・ガッタ・フィーリング(I Gotta Feeling)」という3曲の全米ナンバーワン・シングルが生まれています。
しかも「ブン・ブン・パウ」は12週、「アイマ・ビー」が2週、そして「アイ・ガッタ・フィーリング」が14週・・・
つまり、彼らのシングルが1年のうち合計28週、約7ヶ月に渡って1位を独占していたことに!
 ♪アイ・ガッタ・フィーリング(I Gotta Feeling)
  *2009年・全米1位(14週)

『ブラック・サバス(Black Sabbath)』
★1968年、イギリス・バーミンガムで結成ヘヴィメタルロックバンド。
オリジナルメンバーは、オジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Ds)の4人。
最初バンドは『アース(Earth)』と名乗っていましたが、ベーシストのギーザー・バトラーが当時流行っていたホラー映画『ブラック・サバス(Black Sabbath)』 に影響され【ブラック・サバス】と改名。
彼らのアルバムは、デビュー当初から出せば大ヒット。
中でも、1970年にリリースした2枚目のアルバム『パラノイド(Paranoid)』からシングルカットされた、アルバムのタイトル曲もスマッシュヒットとなりました。
 ♪パラノイド(Paranoid)
  *1970年・全米61位。
  *アルバム『パラノイド』は全英1位、全米12位を記録。
★この後、1979年にオジー・オズボーン脱退。
リードボーカルは、ロニー・ジェイムズ・ディオ(Rainbow,Dio)、イアン・ギラン(Deep Purple)、グレン・ヒューズ(Deep Purple)、ロブ・ハルフォード(Judas Priest)と代わっていて、 ベースやドラムも何人か代わっていますが、ギターだけはずっと、トニー・アイオミが担当しています。

『ブラッド・スウェット&ティアーズ(Blood,Sweat & Tears)』
★1967年に“アル・クーパー”が中心となり、ニューヨークで結成されたブラスロックバンド。
1968年にアルバム『子供は人類の父である(Child Is Father to the Man)』リリース。
ストリングスとホーンセクションなどを駆使し、ロック、ポップス、ジャズ、フォーク、ボサノバといった様々なサウンドを取り入れ、多くの音楽ファンを魅了。
しかし、この1枚のアルバムだけで“アル・クーパー”は脱退。
その代わりに加入したのが、パワフルな歌唱力を誇る“デヴィッド・クレイトン・トーマス”。
彼をリードボーカルに迎えた2ndアルバム『ブラッド・スウェット&ティアーズ(Blood,Sweat&Tears)』は全米アルバムチャート1位を獲得。
売り上げもアメリカだけで400万枚以上を記録。
グラミー賞「最優秀アルバム賞」を受賞しています。
もちろん、アルバムからシングルカットされた曲も大ヒットしています。
 ♪ユーヴ・メイド・ミー・ソー・ベリー・ハッピー(You've Made Me So Very Happy)
  *1969年・全米2位を記録。
 ♪スピニング・ホイール(Spinning Wheel)
  *こちらも1969年に全米2位を記録。
 ♪アンド・ホエン・アイ・ダイ(And When I die)
  *同じく1969年に全米2位を記録。
  *ソングライティングはローラ・ニーロ。
★元祖ブラスロックバンド【ブラッド・スウェット&ティアーズ】はその後【シカゴ】【チェイス】といったブラスロックバンドに大いなる影響を与えています。

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■THE ALFEE 45th Anniversary Summer Event 開催決定!
  Best Hit Alfee 2019 夏の乱?Battle Starship Alfee
   2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
   2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
    会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
 詳しくは http://www.alfee.com でご確認下さい。
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2019年06月20日〜06月26日放送

THE ALFEE 最新アルバム「Battle Starship Alfee」

大特集

写真:坂崎幸之助 番組内でLIVE中のイヤモニの話題が出ましたが、これは番組用のイヤモニ

坂崎さんから:

3年半ぶりのオリジナルアルバム!!
ぜひ、ヨロシク!!!
じっくり、たっぷり聞きこんで下さいね。
生ギターはほとんど68年製のD-45です。

今回は6月26日リリースのTHE ALFEE最新アルバム『Battle Starship Alfee』大特集!

前作『三位一体』から、3年6ヶ月ぶりとなる今作。
収録曲全11曲中8曲が新曲となっています。
(9曲目〜11曲目はすでにシングルとして発表済みの楽曲)

 01. Battle Starship Neo
 02. Rock憂
 03. 東京狂詩曲
 04. いつかの未来
 05. はじまりの詩
 06. 私的恋愛論
 07. 進化論B
 08. 風に消えた恋
 09. 今日のつづきが未来になる
 10. 人間だから悲しいんだ
 11. あなたに贈る愛の歌

●通常盤/CDのみ。ボーナストラック「愛をとりもどせ!!(Battle Starship Mix)」
 品番:TYCT-60140
●初回限定盤A
 CD+ライヴ音源CD(THE ALFEE LIVE SOUND SELECTION:Pops&Ballads)
 品番:TYCT-69143/4
●初回限定盤B
 CD+ライヴ音源CD(THE ALFEE LIVE SOUND SELECTION:Hard Rock&Progressive Rock)
 品番:TYCT-69143/4
●初回限定盤C
 CD+トークCD(Battle Starship Alfee Liner Notes Talk Session)
品番:TYCT-69147/8

比類なきコーラスワーク、緻密なプログレ、美旋律なハードロック、繊細なアコースティック、 全てを内包したTHE ALFEE 真のデビュー45周年記念オリジナルアルバムとなっています。

ぜひ、たっぷり&しっかり聞き込んでいただき、45周年を、そして8月の“夏の乱 Battle Starship Alfee”を盛り上げていきましょう!

■THE ALFEE 45th Anniversary Summer Event 開催決定!
 Best Hit Alfee 2019 夏の乱 Battle Starship Alfee
  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
  2019 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
  会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
詳しくは http://www.alfee.com でご確認下さい。

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≪FM秋田をお聴きの皆様へ≫
6月30日(日)25時(31日の午前1時)の放送は緊急情報提供システム訓練のため休止となります。ご了承下さい。

2019年06月13日〜06月19日放送

『坂崎音楽堂』

伝説のセッション・ドラマー:ハル・ブレイン第2弾

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

亡くなってから、さらにまた注目しているハル・ブレインさんですが、ホントに数々のヒット曲をたたいていてスゴいドラマーだったんだなぁと実感してます。
もっともっと彼のたたいてる曲を聞いてみたいと思いますね。

今回は【レッキング・クルー】の代表的なメンバーで、伝説のドラマーである“ハル・ブレイン”特集の第2弾。

“ハル・ブレイン”がドラマーとして参加した曲は、40曲以上が全米1位を獲得、150曲以上が全米トップテンヒット(全米10位内にチャートインした曲)となり、 1966年?1971年、6年連続でグラミー賞の「最優秀レコード賞(Record of the Year)」を受賞。

彼が録音に参加した楽曲は35000曲以上!
“ハル・ブレイン”特集の第1弾では紹介しきれなかったヒット曲・名曲をご紹介しました。

 ♪ジョニー・エンジェル(Johnny Angel)/シェリー・フェブレー
  *ザ・ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」の前年(1962年)に全米1位を獲得。
 ♪悲しき雨音(Rhythm Of The Rain)/カスケーズ
  *1963年・全米3位。
 ♪誰かが誰かを愛してる(Everybody Loves Somebody)/ディーン・マーティン
  *1964年・全米1位。
 ♪ウィンディ(Windy) /アソシエイション
  *1967年・全米1位。
 ♪今日を生きよう(Let's Live For Today)/グラス・ルーツ
  *1967年・全米8位。
  *元々イギリスの【ロークス】というグループが歌った曲をカヴァー。
   日本では【テンプターズ】が1967年のデビュー曲「忘れ得ぬ君」のB面曲としてカヴァー。
 ♪愛のさざなみ/島倉千代子
  *当時としては画期的だったアメリカ西海岸録音。
  *1968年の作品。作詞/なかにし礼、作曲/浜口庫之助。
  *日本のシングルチャートでは20位まで上昇。シングル売り上げ枚数は100万枚を記録。
  *第10回日本レコード大賞・特別賞受賞。
 ♪悲しき初恋(I Think I Love You)/パートリッジ・ファミリー
  *1970年・全米1位。
 ♪愛ある限り(Love Will Keep Us Together)/キャプテン&テニール
  *彼らのデビューシングルで1975年に全米1位を獲得。

ハル・ブレインは【レッキング・クルー】のリーダー格として人望も厚く、いつもみんなを笑いに包むムードメーカー。
通常「手数が多く派手」なドラマーは歌モノにはあまり好まれないのですが、「彼にしか出来ない派手なドラミングだがボーカルの邪魔にならないどころか、 より魅力を引き出す力」があり、作詞家、作曲家、そしてプロデューサー達からも「歌詞や楽曲の理解力や解釈がズバ抜けていて、 いかに楽曲を引き立てるか?を追求した最高のドラマー」と称賛されています。

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■THE ALFEE デビュー45周年記念のオリジナルアルバムが6月26日(水)にリリース!
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 Best Hit Alfee 2019 夏の乱 Battle Starship Alfee
  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
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2019年06月06日〜06月12日放送

ゲスト:ブリーフ&トランクス

写真:坂崎幸之助+ブリーフ&トランクス

坂崎さんから:

約一年ぶりですか。
いや〜ブリトラの曲は、いつ聞いても楽しい。
新しい曲が楽しみでもあります。
伊藤くんはホントにギターが好きですねぇ。
毎日が音楽漬けでエライ!!
細根くんはお花屋さんも上手くいってるようで良かった。
6/30のライブ、がんばって!!

今回は坂番ゲスト出演12回目!『ブリーフ&トランクス』の伊藤多賀之さん&細根誠さんをお迎えしました。

≪今回初めて“ブリトラ”と出会った皆さんへの簡単なプロフィール≫
1993年、静岡県の高校で同級生だった伊藤多賀之さんと細根誠さんによって結成。
“半径5メートル以内の日常生活”をテーマにした歌をコミカルに表現。
1998年、シングル「さなだ虫」でメジャーデビュー。その後いろいろあって2000年12月31日解散。
それから、それぞれ色々あって2012年ブリトラ再結成。
そして今年5月22日に通算11枚目となるアルバム『ブリトラ埋蔵金』をリリース。

『ブリトラ埋蔵金』
伊藤さんがブリトラ解散後ソロとして活動していた時代(2001年?2011年)の人気曲を「埋蔵金」として掘り起こしたマニア待望のアルバム。
ソロバージョンと違い、相棒:細根さんのボーカルが加わり新生ブリトラのハーモニーで厳選された18曲の名曲がパワーアップ。
もちろんアレンジも全曲リニューアルした究極のセルフカバー的アルバム。
ボーナスDVDには2011年8月5日 渋谷O-WESTでギター1本だけで(細根さんを迎えて)こっそりハモった、伝説のシークレット再結成ライヴ映像(未公開)が全曲収録。

この最新アルバム『ブリトラ埋蔵金』から番組内でご紹介したのは
 ♪公園
 ♪ふとん乾燥機 

そしてスタジオで生演奏してもらった曲は
 ♪しこり胸
 ♪ボディービルダー
 ♪不協和音

≪ブリトラからのお知らせ≫
●「ブリトラ埋蔵金スペシャル2019」?NEWアルバム発売記念LIVE!?
 6月30日(日) マイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)にて
 開場14:15 / 開演15:00
●8月17日(土) 宮崎県のイベントライブに出演予定
●「ふたりきりっていいよね2019」?大阪弁フェチの伊藤多賀之誕生日パーティーLIVE!?
 8月31日(土) 246ライブハウスGABU(大阪・十三)にて
 開場14:30 / 開演15:00

詳細はブリトラ公式サイト http://briefandtrunks.com でご確認下さい。
こちらから「ふとん乾燥機」のMusic Videoもご覧いただけます。

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■THE ALFEE デビュー45周年記念のオリジナルアルバムが6月26日(水)にリリース!
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  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
  2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
  会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
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2019年05月30日〜06月05日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第182回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ブラザース・ファオ、通称「ブラフォー」懐かしいなぁ。
よく小〜中学生の頃、兄キの影響で聞いてたなぁ。
プラターズも特別好きで、とかアルバム買ってとかはなかったのですが、曲はよく知っていましたね。
「フ」はまだまだ続くのかな。

今回は「フ」で始まるアーティストの10回目。ラインナップは・・・

『ブラザーズ・フォア(Brothers Four)』
★1958年、アメリカ・シアトルのワシントン大学の学生4人で結成されたフォークソング・グループ。
1959年サンフランシスコに拠点を移し、レコードデビュー。
そして翌1961年にリリースした2ndシングルが大ヒット。彼らの代表曲となっています。
 ♪グリーンフィールズ(Greenfields)
  *1960年・全米2位まで上昇。
★この曲をきっかけに、正統派フォークソング・グループとして活躍。
しかし【ビートルズ】をはじめとするブリティッシュ・インヴェイジョンや“ボブ・ディラン”といった先鋭的なフォークロックの台頭で 【ブラザーズ・フォア】の人気は下降線をたどります。
ただ日本では根強いフォークファンに支えられ、たびたび来日しています。
今年5月26日から6月20日の郡山まで、デビュー60周年を記念した「ブラザーズ・フォア60th Anniversary ARIGATO Japan Tour」を行なっています。

『プラターズ(The Platters)』
★1952年、ロサンゼルスで結成された女性1人・男性4人からなるR&Bコーラスグループ。
1955年にマーキュリーレコードと契約。
第1弾シングルとしてリリースした曲は、本国アメリカをはじめヨーロッパ、日本でも大ヒット。
 ♪オンリー・ユー(Only You)
  *1955年・全米R&Bチャートでは7週連続の1位。全米ポップチャートでは最高5位まで上昇。
★この「オンリー・ユー」続いて、出す曲、出す曲が大ヒット!
 ♪グレイト・プリテンダー(The Great Pretender)
  *1956年・彼らにとって初の全米ナンバーワンを獲得した曲。
 ♪マイ・プレイヤー(My Prayer)
  *同じく1956年・2曲目の全米ナンバーワンを獲得(5週連続)
 ♪トワイライト・タイム(Twilight Time)
  *1958年・彼らにとって3曲目の全米ナンバーワンとなった曲。
 ♪煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)
  *1959年・4曲目の全米ナンバーワンを獲得(3週連続)
★このあと1960年代に入ると、オリジナルメンバーの脱退などメンバーチェンジと分裂が相次ぎ、一時期はなんと4組の【プラターズ】が活動していましたが、 1997年裁判の末、オリジナルメンバーの“ハーブ・リード”を中心とするグループが本家【プラターズ】として認められています。

『ブラック(Black)』
★1980年“コリン・ヴァーンコム(Colin Vearncombe)”が リヴァプールで結成した3人組として活動をスタート。
1986年に【ブラック】は“コリン・ヴァーンコム”のソロ・プロジェクトとなり、彼が設立したレコード・レーベルから「ワンダフル・ライフ」というシングルをリリース。
この曲はラジオを中心にヒットし、全英インディ・チャートで3位を記録する大ヒットなっています。
1986年末、この「ワンダフル・ライフ」のヒットで見事メジャー(A&M)と契約。
再びシングルとしてリリースし全英シングルチャート8位を記録。
当時日本ではバーボンのCMソングにも使われていました。
 ♪ワンダフル・ライフ(Wonderful Life)
★【ブラック】こと“コリン・ヴァーンコム”は2016年に53歳という若さで亡くなっています。

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  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
  2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
  会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
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2019年05月23日〜05月29日放送

『坂崎音楽堂』

全米インストNo.1大会

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

珍しくインストばかりの回でした。
それも全米で1位になった曲ばかりだから、聞いたことある人も多かったのでは?
ラジオやTVでもインストだったら良く使われますもんね。
最近はインストだけでのヒットは少ないですね。

今回は、今年3月16日に亡くなった、伝説のギタリスト“ディック・デイル”を偲んで彼の代表曲を皮切りに『全米インストNo.1大会』をお送りしました。

ちなみに“ディック・デイル”とは・・・
1937年5月4日生まれのアメリカ・マサチューセッツ州ボストン出身(2019年3/16・81歳没)生まれつきの左利きで、 ギターを始めた頃は右利き用のギターをそのままひっくり返して弾いたそうです。
1958年【ディック・デイル&ヒズ・デルトーンズ】として当時大流行だったサーフィンとホットロッドミュージックをメインに演奏するインストグループとして大人気に。
その後、サーフィンやホットロッドの下火と共に、ディック・デイルも忘れ去られていったんですが、1994年の映画『パルプ・フィクション』などに彼の代表曲となった曲が使われ、 攻撃的でバイオレント、独特なギター・サウンド(早弾きトレモロギター)が注目されディック・デイル人気は復活!

 ♪ミザルー(Misirlou)/ディック・デイル&ヒズ・デルトーンズ
  *1962年にリリースされた楽曲。
   その後映画『パルプ・フィクション』など数々の映画やコマーシャル、TVのBGM等に使われています。

ということで今回の『全米インストNo.1大会』では1950年代から1980年代までの全米シングルチャートで1位を獲得したインスト曲をご紹介!
 ♪テキーラ(Tequila) /チャンプス
  *1958年・5週連続全米1位を獲得。
  *1957年にロサンゼルスのスタジオミュージシャン達が結成したインストグループ。
   1965年まで、数々のミュージシャンが入れ代わり立ち代わり参加。
   その中には“レッキング・クルー”にも参加したグレン・キャンベルもいました。
 ♪テルスター(Telstar) /トルネードーズ
  *1962年・3週全米1位を獲得。
  *ディック・デイル同様、当時大流行だったサーフィンをテーマにしたインストグループ。
 ♪愛のテーマ(Love's Theme)/ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ
  *1974年・全米1位を獲得。
  *バリー・ホワイトが作ったディスコを中心にした
   スタジオミュージシャン達によるオーケストラ。
  *当時17歳だったサックス奏者:ケニー・Gが参加していたそうです。
 ♪ソウル・トレインのテーマ(TSOP(The Sound Of Philadelphia))/MFSB feat.The Three Degrees
  *1974年・全米1位を獲得。
  *フィラデルフィアの有名な録音スタジオ『シグマ・スタジオ』で作られたディスコ・サウンド。
   代表的なアーティストには【オージェイズ】【ルー・ロウルズ】【スピナーズ】
   【スリー・ディグリーズ】【テディー・ペンダーグラス】【スタイリスティックス】
   等がいますが、それらのレコーディングに参加していたスタジオミュージシャンによるグループ。
  *グループ名の【MFSB】はMother,Father,Sister,Brotherの略
  *バックコーラスは「天使のささやき」の大ヒットでおなじみ、スリー・ディグリーズ。
  *グラミー賞「最優秀R&Bインストゥルメンタル」受賞。
 ♪反逆のテーマ(Theme From S.W.A.T.) /リズム・ヘリテイジ
  *1976年・全米1位を獲得。
  *ロサンゼルスのセッションミュージシャン達が結成したグループ。
  *人気のTVドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』のテーマ曲でした。
   日本では『川口浩探検隊』などのBGMで使われていました。
 ♪ライズ(Rise)/ハーブ・アルパート
  *1979年・全米1位を獲得。
  *トランペッターでA&Mレコードの創設者の1人“ハーブ・アルパート”。
  *グラミー賞「最優秀ポップ・インストゥルメンタル」受賞。
 ♪炎のランナー(Chariots Of Fire)/ヴァンゲリス
  *1982年・全米1位を獲得。
  *1981年に公開されたイギリス映画『炎のランナー』のテーマ曲。
   映画はアカデミー賞で「最優秀作品賞」を受賞しています。

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2019年05月16日〜05月22日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第181回

写真:坂崎幸之助 さくぽこさんからのリクエストにお答えして…袖をまくってギターを弾くショットを撮ってみました。

坂崎さんから:

今回はちょっと懐かしい歌が多かったですね。
ブライアン・ハイランドさんの曲は知っていたのに、そういうお名前だったとは知らなかったなぁ。
ローズマリーも中学の頃の初恋を想い出しました。
まだまだ終わらないSYDFです。

今回は「フ」で始まるアーティストの9回目。ラインナップは・・・

『ブライアン・ハイランド(Brian Hyland)』
★1943年11月12日、アメリカ・ニューヨーク州クイーンズ生まれのポップシンガー(現在75歳)。
12歳でハーモニーグループ【デルフィス(Delfis)】結成。
そして16歳の時、ソロのアイドル歌手として「いとしのローズマリー」という曲でデビュー。
これに続いて発表した2ndシングル「ビキニ・スタイルのお嬢さん」は1960年の夏に全米1位を記録。
 ♪ビキニ・スタイルのお嬢さん(Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polkadot Bikini)
★「ビキニ・スタイルのお嬢さん」の大ヒットで世界的なアイドル歌手となり日本でも大人気!
しかし当時は世界(アメリカ)とヒット曲の発売に時差があり、日本にはなかなか新曲が届きません。
そこで、1960年に発売された1stアルバムから日本独自のシングルを発売したところ大ヒット!
 ♪ベビー・フェイス(Baby Face)
  *1961年・日本で大ヒット。
★1962年には、元々【ザ・フォー・ヴォイシズ(The Four Voices)】が歌っていた曲をカバーし全米3位まで上昇!
 ♪涙のくちづけ(Sealed With A Kiss)
  *日本では1969年に【レターメン】が歌ったバージョンが大ヒットしました。

『フライング・マシーン(Flying Machine)』
★元々、1964年にイギリス・ラグビーで結成された【ピンカートンズ・アソーテッド・カラーズ(Pinkerton's Assorted Colours)】というグループで、 1965年のシングル「ミラー・ミラー」が全英9位とヒットしたものの、その後鳴かず飛ばず。
バンド名を【ピンカートンズ・カラーズ】、さらに【ピンカートンズ】へと変更。
それでもヒットが出ず、1969年にバンド名を【フライング・マシーン】と改名。
そしてリリースした曲は世界的な大ヒットとなりました。
 ♪笑って!ローズ・マリーちゃん(Smile A Little Smile For Me)
  *1969年・全米5位。

『ブラウンズ(The Browns)』
★アメリカ・アーカンソー州スパークマン出身のジム・エド・ブラウンと姉マキシン、妹ボニーによるカントリー系の3人組【ブラウンズ(The Browns)】 1955年にデビューし、当時はエルヴィス・プレスリーとツアーも行なっています。
そして1959年、グループにとって唯一の大ヒットが生まれています。
 ♪谷間に三つの鐘が鳴る(The Three Bells)
  *1959年・全米1位。  
  *元々フランスの“エディット・ピアフ”が歌ったシャンソンのカバー。

『ブラザーズ・ジョンソン(Brothers Johnson)』
★1975年、ロサンゼルスで結成された“ジョージ”と“ルイス”による兄弟デュオ。
10代の頃からミュージシャンとして活躍。
“ビリー・プレストン”のバックバンド時代に“クインシー・ジョーンズ”に認められ、 1976年にクインシー・プロデュースによる1stアルバム『ルック・アウト・フォー・No.1』でデビュー。
この中からの最初のシングルは全米3位となる大ヒットとなりました。
 ♪アイル・ビー・グッド・トゥ・ユー(I'll Be Good To You)
★1977年にリリースされた2ndアルバム『ライト・オン・タイム』からのシングルもヒット!
 ♪ストロベリー・レター・23(Strawberry Letter 23)
  *1977年・全米5位。
★ちなみに弟のルイス・ジョンソンは当時大流行した≪チョッパー・ベース≫の第一人者として、 1970年代?80年代“マイケル・ジャクソン”など数々の大ヒットアルバムにベーシストとして参加しています。

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■THE ALFEE デビュー45周年記念のオリジナルアルバムが6月26日(水)にリリース!
■THE ALFEE 45th Anniversary Summer Event 開催決定!
 Best Hit Alfee 2019 夏の乱 Battle Starship Alfee
  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
  2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
  会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
  詳しくは http://www.alfee.com でご確認下さい。
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【坂崎幸之助書写真展】『マジカル ミステリーアワー』
  会期:5月18日(土)〜5月27日(月) ※23日(木)休廊
  時間:11時00分〜19時00分
  会場:Island Gallery 東京都中央区京橋1-5-5 B1/tel:03-3517-2125
     ※入場無料
  http://islandgallery.jp/about
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2019年05月09日〜05月15日放送

ゲスト:蘭華さん

写真:坂崎幸之助+蘭華

坂崎さんから:

2年半ぶりでしたか。あ、でも新年会でお会いしましたね。
ビンゴでアルフィー賞が当たったとのこと。
良いことありますよォ。
相変わらず色っぽい蘭華さんの歌声、お姿でした。
また、ぜひどこかで!!

今回は約2年半ぶり(2016年10月以来)となる、癒し系シンガーソングライター蘭華さんをゲストにお迎えしました。

≪蘭華さんの簡単なプロフィール≫
美しく透明感溢れる歌声と、日本文学や和の心を表現した詩の世界、J-POPと歌謡曲を融合させ、二胡や和楽器、 民族楽器をサウンドに取り入れたオリエンタルな世界観が、幅広い世代から注目されるシンガーソングライター。
2015年に人気作家「よしもとばなな」原作の映画『海のふた』の主題歌を収録した両A面シングル「ねがいうた/はじまり色」でメジャーデビュー。
「ねがいうた」は有線お問い合わせランキングで3ヶ月連続ベスト10にランクインし、J-POPと演歌・歌謡曲ジャンルの両方にランクインする快挙を達成。
2016年の秋には蘭華さんが全曲作詞作曲を手がけた1stアルバム『東京恋文』をリリースし、『第58回輝く!日本レコード大賞企画賞』を受賞。
そして、昨年2018年9月には待望の2ndアルバム『悲しみにつかれたら』をリリース。

最新アルバム『悲しみにつかれたら』は蘭華さん本人によるセルフプロデュース作品で、テーマは「愛と喪失」「喪失と再生」。
恋人やパートナーとの離別や死別、傷心、人生の悲哀が様々な観点から描かれ、最終的には、その事柄を乗り越えてゆく強さが表現されています。
サウンド的には、前作までの「和」や「オリエンタル」な世界だけではなく、スウィング、ブルース、シャンソン、 イタリア映画音楽なども収録され、まるで音楽で世界旅行をしているような昂揚感を演出。
アレンジャー、プレイヤー陣も多彩で、ギタリストの押尾コータロー氏、アコーディオン奏者のパトリック・ヌジェ氏などトップミュージシャン達が参加しています。

今回『悲しみにつかれたら』からご紹介した曲は・・
 ♪悲しみにつかれたら
 ♪愛の遺産

そして蘭華さん×坂崎さんによるセッション曲は・・
 ♪時代(中島みゆきさんの曲のカヴァー)

蘭華さんの今後の予定などは
公式サイト http://rankaweb.net でご確認下さい。
Twitter @ranka77
ブログ https://ameblo.jp/rankaranka
facebook @rankaranka

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■THE ALFEE デビュー45周年記念のオリジナルアルバムが6月26日(水)にリリース!
■THE ALFEE 45th Anniversary Summer Event 開催決定!
 Best Hit Alfee 2019 夏の乱 Battle Starship Alfee
  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
  2019年 8月 4日(日) 開場15:30 / 開演17:00
  会場:幕張メッセ国際展示場 1-3
  詳しくは http://www.alfee.com でご確認下さい。
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【坂崎幸之助書写真展】『マジカル ミステリーアワー』
  会期:5月18日(土)〜5月27日(月) ※23日(木)休廊
  時間:11時00分〜19時00分
  会場:Island Gallery 東京都中央区京橋1-5-5 B1/tel:03-3517-2125
     ※入場無料
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2019年05月02日〜05月08日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第180回

写真:坂崎幸之助 先週のゲストやなわらばーのお二人に頂いた一本下駄です。

坂崎さんから:

良い声だなぁ〜ブライアン・アダムス。
生まれ変われるなら、ドン・ヘンリーかブライアン・アダムスだって、ずっと言ってますが、 ホントに男がホレる声です。顔は小池撤平(笑)。

今回は「フ」で始まるアーティストの8回目。ラインナップは・・・

『ブッカー・T&ザ・MG's(Booker T.& The MG'S)』
★1962年、アメリカ・テネシー州メンフィスで結成されたR&Bインストゥルメンタル・グループ。
元々はメンフィスに設立されたR&B専門のレコード会社≪スタックス・レコード≫の専属バンドとしてオルガン奏者の“ブッカー・T.”を中心に、 スティーヴ・クロッパー(G)、アル・ジャクソン(Ds)、ルイス・スタインバーグ(B)で結成。
数々の≪スタックス・レコード≫所属のアーティスト達のレコーディングに関わります。
例えば…オーティス・レディング「ドック・オブ・ザ・ベイ」、ウィルソン・ピケット「ダンス天国」、サム&デイヴ「ホールド・オン(Hold On,I'm Comin')」 などなど・・・・
それと同時に【ブッカー・T&ザ・MG's】としてもレコードデビューし、そのデビューシングルは大ヒットしました。
 ♪グリーン・オニオンズ(Green Onions)
  *1962年・全米3位まで上昇。
★その後、1964年後半にベースがルイス・スタインバーグからドナルド・ダック・ダンに交代、グループは1971年に解散。
1977年と1994年に再結成しています。

『フーティ&ザ・ブロウフィッシュ(Hootie & The Blowfish)』
★1986年、サウスカロライナ大学の学生4人が結成したロックバンド。数年間はライヴを中心に自主制作EPを発表。
1994年アルバム『Cracked Rear View』でメジャーデビュー。
“デヴィッド・クロスビー”をゲストに迎えた1stシングル「ホールド・マイ・ハンド」が全米10位を記録。
そして、その次のシングルは、グラミー賞の対象曲となり、彼らは見事「最優秀ポップボーカル賞」を獲得しています。
 ♪レット・ハー・クライ(Let Her Cry)
  *1995年・全米9位を記録。
  *グラミー「最優秀ポップボーカル賞」受賞曲。
  *デビューアルバム『Cracked Rear View』は全米アルバムチャートでも堂々の1位。
   全米だけで1600万枚以上のセールスを記録。
★今年はデビューアルバムから25周年。これを記念して約15年ぶりのニューアルバムを発表。
さらに約10年ぶりとなる北米ツアーも予定されています。

『フー・ファイターズ(Foo Fighters)』
★1995年、シアトルで結成されたポスト・グランジ・グループ。
バンドの中心人物はグランジを代表した【ニルヴァーナ】の元ドラマー、ディヴ・グロール。
1995年にデビューアルバム『フー・ファイターズ』をリリース。その後コンスタントにアルバムを発表。
ツアーも精力的に行なっているフー・ファイターズはグラミー賞の常連で、アルバムをリリースするたびにノミネートされ、 「最優秀ロック・アルバム賞」を4回も受賞しています。
 ♪ラーン・トゥ・フライ(Learn To Fly)
  *グラミー「最優秀ロック・アルバム賞」を最初に受賞した1999年リリースの3rdアルバム
   『There Is Nothing Left To Lose』からのヒットシングル。
   2000年・全米19位。
  *このシングル曲はグラミー「最優秀短編ミュージックビデオ賞」を受賞。

『ブライアン・アダムス(Bryan Adams)』
★1959年11月5日、カナダ・オンタリオ州キングストン生まれ(現在59歳)のシンガーソングライター。
19歳の時≪A&Mレコード≫とソングライター契約。
その後、シンガーとしても契約をし1980年アルバム『ギヴ・ミー・ユア・ラヴ』でデビュー。
翌1981年に2作目の『ジェラシー』をリリース。
1983年にリリースした3枚目の『カッツ・ライク・ア・ナイフ』からはシングルヒットが3曲。
そして1984年の4作目のアルバム『レックレス』は、自身初の全米アルバムチャート1位を獲得。
このアルバムの収録曲全10 曲のうち、何と6曲のシングルヒットが生まれています。
 ♪ヘヴン(Heaven)
  *アルバム『レックス』から。
  *1985年、ブライアンにとって初の全米1位となったシングル曲。
★アルバム『レックレス』の大ヒットで、一躍売れっ子アーティストの仲間入りを果たした彼の元には映画界から主題歌の依頼が続々と入ってきます。
まずは1991年のケヴィン・コスナー主演映画『ロビン・フッド』の主題歌「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」。
こちらは、ブライアンにとって2曲目の全米1位を獲得。
1993年には、ブライアン・アダムスに加えロッド・スチュワートとスティングが参加した映画『三銃士』の主題歌も発表。
翌1994年には全米1位を記録しています。
 ♪オール・フォー・ラヴ(All For Love)/ブライアン・アダムス、ロッド・スチュワート、スティング
★そして1995年、ブライアン・アダムスはジョニー・デップ主演の映画『ドン・ファン』の主題歌を手がけます。
この主題歌も全米ナンバーワンを獲得しています。
 ♪リアリー・ラヴド・ア・ウーマン(Have You Ever Really Loved A Woman?)
★2000年代に入っても精力的な活動を続けているブライアン・アダムス。
ライヴはもちろん、アルバムもコンスタントにリリース。
今回最後にご紹介した曲は、今年(2019年)3月1日にリリースされた3年半ぶり、通算14枚目のスタジオアルバム『シャイン・ア・ライト(Shine A Light)』 からのシングル曲。
 ♪シャイン・ア・ライト(Shine A Light)
  *エド・シーランとブライアン・アダムスの共作。

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  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
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  会期:5月18日(土)〜5月27日(月) ※23日(木)休廊
  時間:11時00分〜19時00分
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2019年04月25日〜05月01日放送

ゲスト:やなわらばー

写真:坂崎幸之助+やなわらばー

坂崎さんから:

解散が決まった やなわらばー ですが、とても前向きな決断で安心しました。
でもやっぱり淋しいですね。
二人の新しい出発なので応援して行きますよォ。
あと1年8ヶ月ありますし。

2020年12月31日をもって解散することを発表した【やなわらばー】のお二人、石垣優さん&東里梨生さんをゲストにお迎えしました!

今回は、先月3月13日にリリースしたオリジナルアルバム『うりずんの歌』を持って約3年半ぶりの坂番登場!
ちなみに、番組のリスナーの皆さんと石垣島に行った時、色々と案内して頂いてからなんともう7年も経ってしまいました!

新曲9曲+セルフカバー4曲=計13曲が収録されたアルバム『うりずんの歌』。
純粋で素直な言葉と、透き通るやなわらばー二人の歌声に心癒される作品となっています。
アルバムを作っている最中に解散を決めた二人。
解散を決めた後、また改めてアルバムを1から作り直したそうで、彼女たちの今の想いや、大切にしてきた人への想いなどが伝わってくる1枚となっています。
ぜひ、1枚通して聴いてみて下さい!
(レーベル:パパイヤれこーど 品番:AKCY-58070)
ちなみに「うりずん」とは、沖縄で春分から梅雨入りまでの時季、初夏のことを指す言葉だそうです。

この『うりずんの歌』から番組でご紹介した曲は
 ♪羽ばたき
 ♪君がいるから

そして【やなわらばー】と坂崎さんによるスタジオ生演奏は
 ♪火吹竹(高田渡さんの楽曲)
 ♪ママはフォークシンガーだった(作詞:きたやまおさむさん 作曲:長谷川きよしさん)

≪うりずんの歌 ツアー2019≫
 7月27日@愛知・名古屋ブルーノート
  [1st] 開場16時/開演17時 [2nd]開場19時/開演20時
 8月3日@大阪・キャットミュージックカレッジ専門学校 CATホール
  開場17時30分/開演18時
≪ややや!やな祭りスペシャル!≫
 8月11日@東京・品川インターシティホール
  開場16時/開演17時

★LIVEの詳細やインストアイベント等の情報は
 やなわらばーOfficial Site】http://www.ya-na.net でご確認下さい。
 【ブログ】https://ameblo.jp/yana-waraba
 【Twitter】@_yanawaraba_
 【facebook】@yanawarabaofficial

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  2019年 8月 3日(土) 開場16:30 / 開演18:00
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2019年04月18日〜04月24日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第179回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

フォリナーって、やっぱり英米の混同バンドだったんだなって思うと同時に徐々にAORになって行って、80年代の音だな〜って思いました。
最初の頃の方が面白いと思ったなぁ。
バンドって面白いな。

今回は「フ」で始まるアーティストの7回目。ラインナップは・・・

『4PM(4 P.M.)』
★1991年、アメリカ・ボルチモア州メリーランドで結成された男性4人組のR&Bボーカルグループ。
グループ名の「4PM」は“For Positive Music(意味は“積極的で前向きな音楽のために”)”の略。
彼らの代表的なヒット曲といえば、日本でもおなじみのこの曲。
 ♪スキヤキ(上を向いて歩こう)(Sukiyaki)
  *坂本九さんが1963年に日本人初の全米1位を記録した曲のカヴァー。
  *1995年・全米8位まで上昇。
  *本国アメリカをはじめ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本でも大ヒット。
★この後、彼らはライヴを中心に活動していましたが、今から10年ほど前に解散しています。

『フォー・トップス(FOUR TOPS)』
★1956年、ミシガン州デトロイトの高校に通う仲間4人が結成したR&Bコーラスグループ。
最初【フォー・エイムス(意味は「4つの目標」)】と名乗っていましたが、レコード会社『モータウン』との契約を機に【フォー・トップス(意味は「4つの1番・頂上」】 に改名。
1964年のデビューシングル「ベイビー・アイ・ニード・ユア・ラビン(Baby I Need Your Loving)」は全米11位を記録。
そして、翌1965年にリリースした4枚目となるシングルは彼らにとって初の全米1位に輝きました。
 ♪アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ(I Can't Help Myself)
★翌1966年には2曲目となる全米ナンバーワンが誕生。
 ♪リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア(Reach Out I'll Be There)
★エネルギッシュなリードボーカリスト、リーヴァイ・スタッブスを中心に息のあった、踊りながらのコーラスを披露し、 1960年代中頃、大活躍した【フォー・トップス】。
所属する『モータウン・レコード』では【スプリームス(シュープリームス)】【テンプテーションズ】ミラクルズ】そして【フォー・トップス】を『モータウン』 のグループ・サウンド「ビッグ4」(the "BIG 4"ofthe Motown "GROUP SOUND") と称しています。

『フォリナー(Foreigner)』
★1976年、ニューヨークで【マウンテン】や【スプーキー・トゥース】で活躍したミック・ジョーンズ(g) を中心に【キング・クリムゾン】のイアン・マクドナルド (key)、セッションミュージシャン の デニス・エリオット(ds)というイギリス勢。
それに、【元ブラック・シープ】のルー・グラム(vo)、アル・グリーンウッド(key)、エド・ガリアルディ(b)によるアメリカ勢が参加して結成されたロックグループ。
いわゆる、スーパーグループとして出発した【フォリナー】。
1977年のデビューアルバム『栄光の旅立ち(Foreigner)』からの記念すべきシングルは全米4位を記録する大ヒット!
 ♪衝撃のファースト・タイム(Feels Like The First Time)
  *このシングル曲を含むデビューアルバム『栄光の旅立ち(Foreigner)』は
   全米だけでも500万枚以上のセールスを記録。
★翌1978年には2ndアルバム『ダブル・ヴィジョン(Double Vision)』をリリース。
こちらは前作を上回るアルバムセールス、全米だけで700万枚以上の売り上げを記録。
 ♪ダブル・ヴィジョン(Double Vision)
  *アルバム『ダブル・ヴィジョン(Double Vision)』からのヒットシングル曲。
  *1978年・全米2位を記録。
★1979年に3枚目となるアルバム『ヘッド・ゲームス(Head Games)』発表。
この頃から、ミック・ジョーンズとルー・グラム という2人がグループの主導権を握り、初期のメンバーが脱退。
4人組になったフォリナーですが、1981年リリースの通算4枚目のアルバム『4』は全米で初の1位。
売り上げも空前絶後、世界で1500万枚以上のセールスを記録しています。
 ♪ガール・ライク・ユー(Waiting For A Girl Like You)
  *アルバム『4』からのヒットシングル。
  *1981年・全米2位。
  *メンバーをはじめ、レコード会社・ファンの間でも「初の1位確実!」と確信したにも関わらず
   10週連続の2位!
   この【フォリナー】初の全米1位を阻止したのは、オリビア・ニュートン・ジョン「フィジカル」
   (9週連続の1位)とダリル・ホール&ジョン・オーツ「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」(1週)
   の2曲でした。
★1984年には通算5枚目となるアルバム『プロヴォカトゥール(煽動)(Agent Provocateur)』発表。
この中から、ついに念願の全米ナンバーワンシングルが誕生しています。
 ♪アイ・ウォナ・ノウ(I Want To Know What Love Is)
  *アルバム発売の翌1985年に全米1位(2週)
★この全米ナンバーワンを境に、バラード路線を維持したいミック・ジョーンズと、それに反対するルー・グラムの確執が表面化。1990年にルー・グラムが脱退。
その後、グループはメンバーチェンジを繰り返し、2000年代に入るとオリジナルメンバーはミック・ジョーンズだけとなっています。
そんな【フォリナー】現在もライヴやフェスを中心に活動を続けています。

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2019年04月11日〜04月17日放送

『坂崎音楽堂』

伝説のセッション・ドラマー:ハル・ブレイン

写真:坂崎幸之助 次の書写真展も楽しみにしています!の気持ちを込めて番組スタッフからのお誕生日プレゼント。

坂崎さんから:

こんなにたくさんのヒット曲のドラムを叩いていただなんて!!ホントにビックリです。
そして、改めてスゴイ人だったんだな?と。
35000曲だなんて、ありえない。
ひとケタ、ふたケタ少なくても大変なのにね。

今回は、3月11日に90歳で亡くなった【レッキング・クルー】の代表的なメンバーで、伝説のドラマーである“ハル・ブレイン”を偲んで、 彼がセッションに参加して大ヒットした曲や名曲の数々をご紹介。
※【レッキング・クルー】とは・・・
1960年代?1970年代にかけ数々のヒット曲やアルバムに参加した西海岸のスタジオミュージシャン集団。

“ハル・ブレイン”がドラムで参加した曲
1966年の「蜜の味(A Taste Of Honey)」(ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス)
1967年の「夜のストレンジャー」(フランク・シナトラ)
1968年の「ビートでジャンプ」(フィフス・ディメンション)
1969年の「ミセス・ロビンソン」(サイモン&ガーファンクル)
1970年の「輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン」(フィフス・ディメンション)
1971年の「明日に架ける橋」(サイモン&ガーファンクル)まで、なんと6年連続でグラミー賞の「最優秀レコード賞(Record of the Year)」を受賞しています。

他にも“ハル・ブレイン”が参加し大ヒットした曲は多数。
コニー・フランシス「ボーイ・ハント」(1961)
シェリー・フェブレー「ジョニー・エンジェル」(1961)
カスケーズ「悲しき雨音」(1962)
ディーン・マーティン「誰かが誰かを愛してる」(1964)
ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズ「恋のダイアモンド・リング」(1965)
グラス・ルーツ「今日を生きよう」(1967)
アソシエイション「ウィンディ」(1967)
パートリッジ・ファミリー「悲しき初恋」(1970)
カーペンターズ「遙かなる影」(1970)「トップ・オブ・ザ・ワールド」(1973)
バーブラ・ストライサンド「追憶」(1973)
キャプテン&テニール「愛ある限り」(1975)・・・etc

そんな“ハル・ブレイン”の参加した楽曲の中から今回番組でご紹介した曲は
 ♪ビー・マイ・ベイビー(Be My Baby)/ザ・ロネッツ
  *1963年・全米2位。
 ♪好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)/エルヴィス・プレスリー
  *1962年・全米2位。
 ♪サーフ・シティ(Surf City) /ジャン&ディーン
  *1963年・全米1位。
 ♪サーファー・ガール(Surfer Girl) /ザ・ビーチ・ボーイズ
  *1963年・全米7位。
 ♪ミスター・タンブリンマン(Mr.Tambourine Man) /バーズ
  *1965年・全米1位。
 ♪夢のカリフォルニア(California Dreamin') /ママス&パパス
  *1966年・全米4位。
 ♪アイ・アム・ア・ロック(I Am A Rock) /サイモン&ガーファンクル
  *1966年・全米3位。
  *「冬の散歩道」「早く家へ帰りたい」「アイ・アム・ア・ロック」「ミセス・ロビンソン」
   「ボクサー」「コンドルは飛んでいく」「明日に架ける橋」にも参加。
 ♪ヴェンチュラ・ハイウェイ(Ventura Highway) /アメリカ
  *1972年・全米8位。

2019年04月04日〜04月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第178回

写真:坂崎幸之助 GXRでGRVを撮ってみました。

坂崎さんから:

フォーシーズンズは、あんまり聞いてこなかったけど、ビーチボーイズとはまた少し違ったコーラスで、改めて、ちゃんと聞かないとイカンと思いました。
ジャージー・ボーイズも見なきゃ。

今回は「フ」で始まるアーティストの6回目。ラインナップは・・・

『フォア・エーセス(Four Aces)』
★1949年、アメリカ・ペンシルベニア州チェスターで結成された4人組のボーカルグループ。
この【フォア・エーセス】が得意としたのは、ミュージカルや映画の主題歌。
中でも1955年公開の映画『慕情(Love Is A Many Splendored Thing)』(主演:ジェニファー・ジョーズ、ウィリアム・ホールデン)の主題歌は、 映画の大ヒットと共に全米チャートで6週連続のナンバーワンを記録しています。
 ♪慕情(Love Is A Many Splendored Thing)
  *1955年・全米1位。
  *プッチーニのオペラ『蝶々婦人』でおなじみの「ある晴れた日に」を参考に作られた曲。
  *翌年発表された第28回アカデミー賞で「最優秀歌曲賞」を受賞。

『フォー・シーズンズ(The 4 Seasons)』
★1951年、フランキー・ヴァリが音楽仲間の【ヴァラエティ・トリオ】をバックにプロとしての活動をスタート。
その後【ヴァリエーションズ】【ヴァリアトーンズ】【フォー・ラヴァーズ】等々18回のグループの改名を経て1961年【フォー・シーズンズ】としてレコードデビュー。 デビューシングルこそヒットしませんでしたが、翌1962年発表の曲はフランキー・ヴァリの驚異のファルセットボイスを生かし世界的な大ヒットを記録。
 ♪シェリー(Sherry)
  *1962年・全米1位(5週)
  *日本では「ダニー飯田とパラダイスキング(九重祐三子)」がカヴァー。
  *グループのメンバー&ソングライターのボブ・ゴーディオによると
   「15分で書き上げた曲」だそうです。
 ♪恋はヤセがまん(Big Girls Don't Cry)
  *1962年・全米1位。
 ♪恋のハリキリ・ボーイ(Walk Like A Man)
  *「恋はヤセがまん」の後、
   クリスマスシングルをはさんで翌1963年1月にリリースしたシングル。
  *1963年・全米1位。
★1962年〜1964年初め、アメリカにおける【フォー・シーズンズ】のライバルは【ビーチ・ボーイズ】だけ。
1964年には、彼らにとって4曲目となる全米ナンバーワンが生まれています。
 ♪悲しきラグ・ドール(Rag Doll)
  *1964年・全米1位。
★この頃、アメリカでもイギリスの4人組【ザ・ビートルズ】の圧倒的な活躍が始まり、それにともない、 少しずつ【フォー・シーズンズ】の人気にも陰りがみえ、ここから約10年ほど低迷期が続きます。
しかし1975年、当時のディスコブームを反映してフランキー・ヴァリ以外のメンバーもリードボーカルを務めたアルバム『フー・ラヴズ・ユー』 で見事復活!ミリオンセラーを記録。
アルバムからの同名1stシングルは全米3位まで上昇。
さらにこの『フー・ラヴズ・ユー』からの第2弾シングルは12年ぶりとなる全米ナンバーワンを獲得しました。
 ♪愛はまぼろし(Who Loves You)
  *1975年・全米3位。
 ♪1963年12月(あのすばらしき夜)(December,1963(Oh,What A Night)
  *1976年・全米1位。(彼らにとって5曲目となる全米1位)
★その後、メンバー交代を繰り返しつつもライヴ活動を続けている【フォー・シーズンズ】。
2005年には、彼らの経歴をモトにヒット曲満載のミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が上演、大ヒット。
そして2014年には、クリント・イーストウッド監督の映画版『ジャージー・ボーイズ』が公開、全世界で大ヒットしています。

2019年03月28日〜04月03日放送

『坂崎音楽堂』

リンダ・ロンシュタット初の公式ライヴアルバム

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ほんとうに可愛いかったんだよ、リンダさん。
絶対にモテモテだったんだろうなって思います。
日本ではなかなか、そんな恋多き女性シンガーっていない気がする。
そのイメージが付いちゃうと日本ではなかなか、難しいのかもねぇ。

今回は「洋楽温故知新・第2弾」【リンダ・ロンシュタット】初の公式ライヴアルバム『ライヴ・イン・ハリウッド』を特集。

【リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)】
1946年7月15日、アメリカ・アリゾナ州ツーソン生まれ(現在72歳)
1965年、地元の友人とグループを結成。その後1969年にキャピトルからソロデビュー。
当時付き合っていた、ジャクソン・ブラウンが集めたメンバーと共にレコーディング。
(そのメンバーはドン・ヘンリー、グレン・フライ、バーニー・レドン、ライディ・マイズナー=後のイーグルス)
シングル「悪いあなた(You're No Good)」が全米1位を記録。
1975年、アサイラムにレコード会社を移籍。1970年代中盤から80年代はじめにかけて次々にヒットを放つ。
その後、オーケストラをバックにしたスタンダード作品を発表したり、自分のルーツでもあるメキシコ音楽をアルバムにしたりと活躍。
しかし1990年代半ば、甲状腺の病気を患い長年の闘病生活を余儀なくされ、2013年にパーキンソン病のため歌手活動をやめたことを発表。

『リンダ・ロンシュタット〜ライヴ・イン・ハリウッド』(レーベル:ワーナー 品番:WPCR-1814)
1980年、アメリカのテレビ局HBOの特別番組用に収録したスタジオライヴをアルバム化。
バックメンバーは西海岸のスタジオミュージシャンによる【ザ・セクション】のダニー・コーチマー(g)、ラス・カンケル(ds)、リトル・フィートのビル・ペイン(key)、 ピーター&ゴードンのピーター・アッシャー(perc,back-vo)、そして、数々のミュージシャン達のバックをつとめている ボブ・グロウブ(b)、スティールギターの名手ダン・ダグモア(g,pedal-steel)、 学生時代からリンダを支えていたケニー・エドワーズ(banjo,g,back-vo)、紅一点シンガーソングライターのウェンディ・ウォルドマン(back-vo)

 ♪悪いあなた(You're No Good)
  *R&Bアーティスト:ベティ・エヴェレットのカバー。
 ♪ウィリン(Willin')
  *全米アルバムチャート1位を獲得した1974年のアルバム
   『悪いあなた(Heart Like A Wheel)』に収録されたナンバー。
  *オリジナルは、リトル・フィート。
 ♪イッツ・ソー・イージー(It's So Easy)
  *全米アルバムチャート1位を獲得した1977年のアルバム『夢はひとつだけ(Simple Dreams)』
   に収録の曲でシングルチャートでは全米5位を記録。
  *バディ・ホリーのカバー。
 ♪ブルー・バイユー(Blue Bayou)
  *アルバム『夢はひとつだけ(Simple Dreams)』からのシングル曲。
   シングルチャート全米3位まで上昇。
  *ロイ・オービソンのカバー。
 ♪ジャスト・ワン・ルック(Just One Look)
  *全米アルバムチャート1位を獲得した1978年のアルバム『ミス・アメリカ(Living In The U.S.A.)』から。
  *オリジナルは、女性R&Bシンガー:ドリス・トロイ。
 ♪ならず者(Desperade)
  *イーグルスの グレン・フライとドン・ヘンリー が作った曲。
  *リンダは1973年の4枚目のアルバム『ドント・クライ・ナウ(Don't Cry Now)』に収録。

■気になるあの曲■
以前、坂番にもゲスト出演してくださった“キッサコ”の薬師寺さんからのメールを受けソロプロジェクト(僧侶ボーカルプロジェクト)
「薬師寺寛邦 キッサコ」としての曲をご紹介。
 ♪般若心経 cho ver.[short mix] 

  3月31日の今治・海禅寺を皮切りに【薬師寺寛邦 キッサコ お寺acoustic tour[唱-sho-]2019】をスタート。
  4/21(日)京都府・京田辺市の一休寺
  5/12(日)東京都・深川の陽岳寺
  5/18(土)広島県・福山市鞆の浦の正法寺
  5/19(日)福岡県・北九州市の永明寺
  5/26(日)愛媛県・新居浜市の真光寺
 詳しくは「薬師寺寛邦 キッサコ」の公式ホームページhttp://kanho.infoでご確認下さい。

2019年03月21日〜03月25日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第177回

写真:坂崎幸之助 この時期の必需品

坂崎さんから:

フィル・コリンズの後編でしたが、80年代の彼はスゴすぎますな。
あちこちに顔も出していたし、出す曲出す曲一位だし。
でもあれからもう30年も経ってしまっただなんて...。
時の経つのは早いものです。
ボヤボヤしてはいられんぞ。

今回は「フ」で始まるアーティストの5回目。ラインナップは・・・

『フィル・コリンズ(Phil Collins)』(後編)
前回 紹介した映画『カリブの熱い夜』の主題歌「見つめて欲しい(Against All Odds)」が初の全米1位を獲得し、 これを皮切りに、出す曲出す曲大ヒットを連発するフィル・コリンズ。
今回はフィル・コリンズのナンバーワンをご紹介。

★1985年リリースの3枚目のアルバム『フィル・コリンズV(ノー・ジャケット・リクワイアド)』からシングルカットされた曲。
 ♪ワン・モア・ナイト(One More Night)
  *1984年に先行シングルとしてリリース、1985年に全米1位獲得。
 ♪ススーディオ(Sussudio)
  *プリンスの「1999」に影響を受けて作ったといわれる曲。

★1980年代はじめから約10年間【ジェネシス】としての活動&ソロアーティストとしての活動と共に、プロデューサー、ゲストシンガー、ドラマー、 ソングライターとして大活躍のフィル・コリンズ。
元ジェネシスのピーター・ガブリエル、スティング、ロバート・プラント、エリック・クラプトン、ABBAのフリーダ、E,W & Fのフィリップ・ベイリー、チャカ・カーン、 フォートップス、ハワード・ジョーンズ、ポール・マッカートニー、デヴィッド・クロスビー、ジョージ・マーティン、クインシー・ジョーンズ等々と 交遊関係も幅広い彼の元には次々と仕事が舞い込んでいます。
そんな友人の1人、スティーヴン・ビショップが作った曲が映画『ホワイト・ナイツ/白夜』の主題歌に。
フィル・コリンズが、全くの無名女性シンガー:マリリン・マーティンをデュエット相手に歌ったところ、見事全米1位を記録しています。
 ♪セパレート・ライヴス(Separate Lives)

★1988年、フィル・コリンズに飛び込んできたのが俳優(主役)としての映画の仕事。
1960年代イギリスに実在した列車強盗バスター・エドワーズの伝記映画『フィル・コリンズ in バスター(Buster)』でした。
フィル・コリンズは、1960年代に活躍した【マインドベンダーズ】の「恋はごきげん(A Groovy Kind Of Love)」を映画の主題歌としてカバー。 もちろん、この曲も全米ナンバーワンに。
 ♪恋はごきげん(A Groovy Kind Of Love)
 ♪トゥー・ハーツ(Two Hearts)
  *映画『フィル・コリンズ in バスター』のサントラ盤からシングルカット。
   もちろんこちらも1位に輝いています。

★1989年に発表された4枚目のアルバム『バット・シリアスリー(...But Seriously)』
からの先行シングルはフィル・コリンズにとって7曲目となる全米ナンバーワンに輝いています。
 ♪アナザー・デイ・イン・パラダイス(Another Day In Paradise)
  *1991年のグラミー賞で「最優秀レコード賞(Record of the Year)」を受賞。

★1980年代〜90年代、アルバムもシングルも出せば大ヒットのフィル・コリンズでしたが、 2008年に「少し、ゆっくりしたい」ということでアルバムのリリースやツアーなどを行なわないという表舞台からの引退を表明。
しかし2010年に引退宣言を撤回。モータウンの名曲をカバーしたアルバム『ゴーイング・バック(Going Back)』を発表(全英1位を獲得)し、現場復帰を果たしています。

『フェイス・ヒル(Faith Hill)』
★1967年9月21日、アメリカ・ミシシッピ州ジャクソン生まれの女性カントリーシンガー。
幼い頃から歌の才能を見いだされ、地元の教会で定期的に歌を披露。17歳の時バンドを結成。
そして、1993年アルバム『テイク・ミー・アズ・アイ・アム(Take Me As I Am)』でデビュー。
このアルバムからのシングル「ワイルド・ワン」がカントリーチャートで見事1位を獲得しアルバムも300万枚の大ヒット、カントリーチャートではアルバムも1位を獲得。
1998年発表のアルバム『フェイス(Faith)』は、カントリーからポップへとシフトし全米アルバムチャートで7位と大健闘。
翌1999年リリースのアルバム『ブリーズ(Breathe)』は、全米1位に輝いています。
 ♪ブリーズ(Breathe)
  *アルバム『ブリーズ』からのシングル曲で全米2位を獲得。
  *この曲でグラミー賞の「最優秀女性ポップボーカル賞」受賞。
★2005年からは再びカントリーに路線を戻し、ライヴを中心に活動しています。

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≪FM栃木でお聴きの皆様へお知らせ≫
3月31日(日)26時(4月1日AM2時)〜の「坂崎さんの番組」という番組は
FM栃木 開局25周年特番 生放送のため放送休止となります。
ご了承ください。
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2019年03月14日〜03月18日放送

『坂崎音楽堂』

フィンランドのアカペラグループ「ラヤトン」のカヴァーアルバム特集

写真:坂崎幸之助 SEIKOのキングセイコーとApple Watch

坂崎さんから:

いやいや、ラヤトンさんたちに、フレディ・マーキュリーが居るんじゃないかと思うくらい(笑)。さすがです。
特に「ボエミアン・ラプソディ」はヤバいですなぁ。
ABBAも良いですし、このシリーズは聞く側もとても楽に楽しく聞けます。
日本のアカペラグループもがんばれ!!

今回はラジオネーム「かねる」さんからのメールを元にフィンランドのアカペラグループ【ラヤトン】によるクイーン&ABBAのカヴァーアルバムを特集。

【ラヤトン(RAJATON)】フィンランドの男性3人+女性3人からなる6人組アカペラグループ。
本国フィンランドで、8つのゴールドレコードを獲得。
アメリカでは最優秀フォークソング賞、最優秀フォークアルバム賞のダブル受賞を果たし、 フィンランド史上、最高の国民的アカペラグループと称される程の人気を誇っているそうです。

2008年のアルバム『ラヤトン sings クイーン with ラハティ・シンフォニー・オーケストラ』から
 ♪Bohemian Rhapsody
  *オリジナルは1976年発表、全米9位を記録
 ♪Killer Queen
  *オリジナルは1975年に全米12位 
 ♪Somebody To Love
  *オリジナルは1976年発表、全米13位・全英2位を獲得
 ♪Don't Stop Me Now
  *オリジナルは1979年発表
 ♪We Are The Champions
  *オリジナルは1978年に全米4位を獲得(「We Will Rock You」とのカップリング)

2006年のアルバム『ラヤトン sings ABBA with ラハティ・シンフォニー・オーケストラ』から
(フィンンドのアルバムチャートで1位を獲得)
 ♪Voulez-Vous
  *オリジナルは1979年発表
 ♪Dancing Queen
  *オリジナルは1977年に全米1位を獲得

ちなみに【ラハティ・シンフォニー・オーケストラ】はフィンランドの都市ラハティ市に拠点を置く世界的に有名なオーケストラ。
数々の国際的受賞歴を持つそうです。

2019年03月07日〜03月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第176回

写真:坂崎幸之助 花粉症の季節です。マスクは外せません!

坂崎さんから:

フィフスディメンション、良いですなぁ。
特に「輝く星座」は大大大好きでした。
今聞いてもカッコ良いね。
フィル・コリンズは、当時どこにでも顔を出す位、超売れっ子だったですなぁ。
次回もお楽しみに!!

今回は「フ」で始まるアーティストの4回目。ラインナップは・・・

『ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)』
★1973年4月5日、アメリカ・バージニア州生まれの男性プロデューサーで歌手、ファッションデザイナー。
ミュージシャンとしては【ザ・ネプチューンズ】や【N*E*R*D】に参加。
2006年にソロデビュー。
そして、2013年公開のアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のサントラからシングルカットされた「ハッピー」が、アメリカをはじめ世界19ヶ国でナンバーワン。
売り上げも全世界で1000万枚以上のセールスを記録。
 ♪ハッピー(Happy)
  *2014年・全米1位(10週間連続)
  *イギリス&アメリカの年間シングル・チャートで1位を獲得。

『フィフス・ディメンション(The 5th Dimension)』
★1966年、カリフォルニア州ロサンゼルスで結成された女性2人、男性3人からなる黒人コーラスグループ。
デビュー当初は【フォー・トップス】風のR&Bを目指していましたが、全くの不発。そこで、路線変更!
“黒いママス&パパス”として、コーラス重視、さわやかなハーモニーを前面に押し出すことに。
そして1967年、TWA(トランス・ワールド航空)のCMソングとして作られた曲が彼らにとって初の全米トップテンヒット(全米7位)を記録しています。
 ♪ビートでジャンプ(Up-Up And Away)
  *グラミー賞「最優秀レコード賞(Record of the Year)」を受賞。
★この「ビートでジャンプ」のヒットをキッカケに人気も上昇、次々にヒットを放ちます。
そして1969年、彼らにとって初の全米ナンバーワンが生まれます。
 ♪輝く星座(アクエリアス)(Aquarius/Let The Sunshine In)
  *大ヒットしていたミュージカル『ヘアー』の挿入歌にもなり、
   グラミー賞「最優秀レコード賞」「最優秀ポップボーカルグループ賞」を受賞。
 ♪ウェディング・ベル・ブルース(Wedding Bell Blues)
  *1969年、彼らにとって2曲目となる全米1位を獲得。
  *ローラ・ニーロの作品。
★この後、リードボーカルを務める“マリリン・マックー”と“ビリー・デイビス・ジュニア”が結婚。
【フィフス・ディメンション】と同時に【マリリン・マックー&ビリー・デイビス・ジュニア】としてデュエットデビュー。
シングル「星空の二人(You Don't Have To Be A Star)」を全米1位に送り込んでいます。

『フィル・コリンズ(Phil Collins)』
★1951年1月30日、イギリス・ロンドン生まれ(68歳)
本名「フィリップ・デヴィッド・チャールズ・フィル・コリンズ」。
ビデオや写真で見ると大きく見えますが、身長168センチなんだそうです。
母親が芸能関係の仕事をしていたこともあって、5歳の時から子役として演劇・TVなどに出演。
映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(A Hard Day's Night)』(1964)にもビートルズが演奏するTV番組の公開放送で、 観客役のエキストラとして出演しています。

その後1970年、プログレッシブ・ロック・グループ【ジェネシス】のドラマーとして参加。
グループの中心人物でリードボーカリストだった“ピーター・ガブリエル”脱退後はドラムだけではなく、リードボーカルも担当。
そして1981年、【ジェネシス】と平行してソロ活動もスタート。
ソロデビューアルバム『夜の囁き』(全英1位)に続く2ndアルバム『フィル・コリンズ2:心の扉(Hello,I Must Be Going!)』(1982)から、 1966年にダイアナ・ロス率いる【Supremes】が全米ナンバーワンにした曲のカバーをシングルカット。
それまでのプログレッシブ・ロック・グループ【ジェネシス】のボーカリストというイメージを打ち破り、多くの音楽ファンに受け入れられています。
 ♪恋はあせらず(You Can't Hurry Love)
  *1983年・全米10位(全英1位)
★この「恋はあせらず」のヒットで一気に人気を博したフィル・コリンズ。これを契機にすべてが大当たり。
まずは1984年映画『カリブの熱い夜』の主題歌を担当。
フィル・コリンズが作って歌った主題歌は彼にとって初の全米1位を記録。
 ♪見つめて欲しい(Against All Odds)
  *1984年・全米1位。
  *グラミー賞「最優秀男性ポップボーカル賞」を受賞。
★当時はロックだけではなく、ソウル、ポップスなど、ジャンル関係なく曲を書いて歌も歌い、 ドラムも叩くマルチなプロデューサーとして引っ張りだことなったフィル・コリンズ。
そんなマルチな彼が全面協力して、大ヒットした代表的な曲が・・・
 ♪イージー・ラヴァー(Easy Lover)/フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズ
  *1985年・全米2位(全英1位)
  *【EW&F】のファルセットでおなじみのリードシンガー“フィリップ・ベイリー”の
   2ndアルバム『チャイニーズ・ウォール』(1984)からの1stシングル。

  ※次回のSYDFは、フィル・コリンズの続きからスタートします。

2019年02月28日〜03月04日放送

ゲスト:研ナオコさん

写真:坂崎幸之助+研ナオコ

坂崎さんから:

久々のナオコさんでした。
今年は新年会でお会いする事ができなかったので新年の挨拶ができて良かったです。
しかしお互いに変らないですねぇ。
もう40年以上も前なのですね。
あの頃のことは、お世話にもなったし、忘れることができない楽しい日々でした。
お互いに頑張って行きましょうね。

今回はアルフィーの歴史を語る上では欠かせない方である【研ナオコ】さんをゲストにお迎えしました。

●配信限定で研ナオコさんの新曲2曲がリリース!
http://www.kens-family.co.jp/naoko

新曲はどちらも2016年に亡くなったシンガーソングライターで女優のりりィさんの作品。
「私は泣いています」・・・りりィさんの大ヒット曲ですが、元々りりィさんが研さんのために作った曲。
「愛」・・・りりィさんが、天涯孤独になった17歳の時に初めて作った曲。

●コンサート&舞台情報
『中島みゆきリスペクトライブ2019〜歌縁〜』に出演。
 3月17日@東京:新宿文化センター
 3月24日@福岡:福岡市民会館

『梅沢富美男劇団 全国公演 梅沢富美男&研ナオコ アッ!とおどろく「夢芝居」』
 3月8日@大阪:梅田芸術劇場メインホール
 3月11日@香川県:レクザムホール大ホール
 3月12日@高知:高知県民文化ホール(オレンジホール)
 3月14日@愛媛県:松山市民会館大ホール
 3月25日@埼玉:ウェスタ川越大ホール
 4月3日@東京:練馬文化センター大ホール
 4月9日@神奈川:神奈川県民ホール
 4月11日@東京:調布グリーンホール  他、全国各地で開催予定。

『研ナオコ 野口五郎 アニバーサリー・スペシャル〜アニバーサリー・スペシャル50周年+50周年てことは100周年〜』
 3月5日@神奈川:カルッツ川崎
 3月28日@鹿児島:宝山ホール
 3月29日@熊本:市民会館シアーズホーム夢ホール
 5月15日@東京:中野サンプラザ
 7月13日@宮城:東京エレクトロンホール宮城 他、全国各地で開催予定。

詳しくは http://www.kens-family.co.jp/naoko/live.html でご確認下さい。

今回は新曲や舞台・コンサートのお話だけではなく、研ナオコさんだけが知っているALFEE3人のエピソードなども出てとっても楽しい時間となりました。
来年デビュー50周年を迎える研さん、200歳まで頑張るそうなので、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
新曲「私は泣いています」「愛」も是非よろしくお願いいたします。

2019年02月21日〜02月25日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第175回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ファッツ・ドミノやフィービ・スノウさんのCDってあんまり「さあ聞くぞ」って言って聞く機会が少ないよね。
この番組では、そーいったアーティストの音源を聞くことが多いので、ありがたや。
我ながら。

今回は「フ」で始まるアーティストの3回目。ラインナップは・・・

『ファッツ・ドミノ(Fats Domino)』
★1928年2月26日、ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ(2017年10月24日に89歳で逝去)
本名はアントワーヌ・ドミニク・ドミノ。
1950年代〜1960年代初期にかけて、スライド奏法とブギウギの影響を受けた独自のピアノスタイルで次々にヒット曲を放っています。
作曲家としても多くの曲を手がけ、1955年、当時アイドルとして大人気だったパット・ブーンに提供し「エイント・ザット・ア・シェイム」は、 全米ナンバーワンを獲得しています。
もちろん、ファッツ・ドミノ本人が歌ったVer.も全米10位を記録するヒットとなっています。
 ♪エイント・ザット・ア・シェイム(Ain't That A Shame)
  *のちに【フォー・シーズンズ】や【チープ・トリック】などがシングルとしてカヴァー。
   そしてジョン・レノン、ポール・マッカートニーもソロアルバムでカヴァーしています。
★1950年代〜60年代はじめ、“最もレコードを売った黒人アーティストの1人”と言われるファッツ・ドミノ。
実は、ジョージ・ハリスンも『生まれて初めて買ったのがファッツ・ドミノの「アイム・イン・ラヴ・アゲイン」というシングルだった。』そうです。
そんなファッツ・ドミノにとって、チャート的には最高位を記録したのが次の曲。
 ♪ブルーベリー・ヒル(blueberry hill)
  *1957年・全米2位を記録。

『ファルコ(Falco)』
★1957年2月19日、オーストリア・ウィーン生まれ。
最初はハードロックやパンクバンド等でベーシストとして音楽活動をスタート。
そして1981年にソロアーティストとしてデビュー。
ヨーロッパを中心に、当時としては珍しいヒップホップ、ラップを交えたダンスナンバーを発表。
1985年、本国オーストリアをはじめヨーロッパ各国のチャートで1位を獲得した曲が誕生、過激なビートに乗せてモーツァルトの生涯をラップで歌った曲でした。
 ♪ロック・ミー・アマデウス(Rock Me Amadeus)
  *アメリカでは翌1986年には1位を獲得。
  *モーツァルトのフルネームは≪ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト≫
★1996年、ドミニカ共和国に移住しましたが、その2年後1998年2月6日に事故で亡くなっています。

『フィクス(The Fixx)』
★1978年、イギリス・ロンドンで結成された男性5人組のテクノ・ポップ・バンド。
グループ名は≪Fix≫(固定)という意味で付けたのですが、アメリカのスラングで「Fix=八百長」という意味があるため、 Fix にもう1つ「x」を追加して【The Fixx】としたそうです。
 ♪ワン・シング (リーズ・トゥ・アナザー)(One Thing Leads To Another)
  *彼らにとって最大のヒットとなったシングル曲。
   1983年・全米4位を獲得。
★昨年、結成40周年を迎え現在もライヴを中心に活動しているそうです。

『フィービ・スノウ(Phoebe Snow)』
★1950年7月17日、ニューヨーク生まれのシンガーソングライター。
(本名/フィービ・アン・ローブ)
ギタリストとしての腕前も高かったフィービ・スノウ、デビュー当時、ニューヨーク・タイムズは「独特のブルース調のボーカル。4オクターブ以上の音域がある」 と評しています。
1974年、アルバム『フィービ・スノウ』をリリース。
(邦題は『サンフランシスコ・ベイ・ブルース/ブルースの妖精フィービ・スノウ』)
全米だけで100万枚以上の売り上げを記録。この中からのシングル「詩人(ポエトリー・マン)」は全米5位まで上昇する大ヒットとなっています。
 ♪詩人(Poetry Man)
  *1975年・全米5位。
★独特な歌い回しのフィービ・スノウがカヴァーしたビートルズ楽曲は当時、話題となりました。
 ♪ドント・レット・ミー・ダウン(Don't Let Me Down)
  *1976年発表3枚目のアルバム『雪模様(It Looks Like Snow)』でカヴァー。
 ♪エヴリ・ナイト(Every Night)
  *ポール・マッカートニー初のソロアルバム『マッカートニー』収録の曲を
   1978年のアルバム『詞華集(Against The Grain)』でカヴァー。
★2010年1月19日、脳出血を起こし昏睡状態に陥った彼女は翌2011年4月26日に60年という人生を終えています。

2019年02月14日〜02月18日放送

『坂崎音楽堂』

ニール・ヤング 1976年のライヴ・ツアー音源

写真:坂崎幸之助 坂崎さんのバッグの中を覗いてみました。

坂崎さんから:

やっぱりニール・ヤングはアコギ一本が良いですねぇ。
クレイジーホースも良いっちゃぁ良いのですが。
あの声でギターの弾き語りをされちゃうと、しみじみ。
やっぱ、良いなぁ〜って思ってしまいますわ。
今だに元気なニール・ヤングさんはスゴイ!!

今回は「洋楽温故知新・第1弾」ということで【ニール・ヤング】のライヴ・アーカイブ・シリーズ最新作『ソングズ・フォー・ジュディ』を特集。

【ニール・ヤング(Neil Young)】
1945年11月12日 カナダ・トロント生まれ(現在73歳)
1966年ロサンゼルスに拠点を移し、翌1967年スティーヴン・スティルスなどと共に【バッファロー・スプリングフィールド】結成。
しかし、わずか1年(1968年)でグループは解散。
翌1969年には初のソロアルバム『ニール・ヤング』と、クレイジー・ホースをバックに作った『ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース』を立て続けに発表。
その後、次々にアルバムを発表・・・
1970年『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush) 』
1972年『ハーヴェスト(Harvest) 』
1973年『時は消え去りて(Time Fades Away) 』
1974年『渚にて(One The Beach) 』
1975年『今宵その夜(Tonight's The Night) 』
1975年『ズマ(Zuma)』
この後、1976年11月にクレイジー・ホースと共に行なった全米ツアーの中から、様々な都市で録音された“アコースティック・パフォーマンス”を収録したのが、 今回発表された『ソングズ・フォー・ジュディ(Songs For Judy)』。
※ジュディとは『オズの魔法使い』などで有名な女優ジュディ・ガーランドのこと。
ここ数年のニール・ヤングは、過去のオリジナルアルバムを最高の音質でリマスターしたり、貴重なライヴ音源を発表するというライヴ・アーカイブ・シリーズを発表したり、 新作を発表したり…とまさに、精力的な活動を続けています。

『ソングズ・フォー・ジュディ』(レーベル:ワーナー 品番:WPCR-11995)から今回ご紹介した曲は・・・
 ♪孤独の旅路(Heart Of Gold)
  *オリジナルは、1972年に発表された4枚目のアルバム『ハーヴェスト』に収録されたシングル曲。
   1972年・全米1位を獲得。
  *1976年11月7日のテキサス州フォートワースでのライヴ音源。
 ♪テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)
  *オリジナルは、1970年発表のアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のオープニング曲。
  *1976年11月15日のイリノイ州シカゴでのライヴ音源。
 ♪アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)
  *1976年11月11日のテキサス州ヒューストンでのライヴ音源
 ♪ヒューマン・ハイウェイ(Human Highway)
  *1976年11月14日のウィスコンシン州マディソンでのライヴ音源
 ♪ハーヴェスト(Harvest)
  *オリジナルは1972年の名盤『ハーヴェスト』のアルバムタイトル曲。
  *1976年11月22日のマサチューセッツ州ボストンでのライヴ音源
 ♪シュガー・マウンテン(Sugar Mountain)
  *ニール・ヤングが19歳の誕生日に作った曲。
   1969年発表のデビューソロシングル「ローナー」のB面にカップリングされていました。
  *この「シュガー・マウンテン」のアンサーソングとして作られたのが、
   同じくカナダ出身の女性シンガーソングライター:ジョニ・ミッチェルの「サークル・ゲーム」だそうです。
  *1976年11月22日のジョージア州アトランタでのライヴ音源。

この『ソングズ・フォー・ジュディ』は、1976年の全米ツアーに同行していた写真家:ジョエル・バーンスタインが当時の会場PAに繋いだカセットで録音した音源をもとに作られたもの。
選曲は、同じくツアーに同行していた、音楽ライター:キャメロン・クロウとジョエル・バーンスタインが担当。

■気になるあの曲■
今回は、山口のひろみさんからのリクエストで
 ♪手をとりあって〜Teo Torriatte(Let Us Cling Together)/Queen
をピックアップ。
日本語詞が入ったこの曲は、1975年の春に初来日したQueenが、母国でさえ経験したことがなかった日本のファンからの熱烈な歓迎に感激し、 その感謝を込めて作ったと言われています。

2019年02月07日〜02月11日放送

『坂番洋楽データファイル
(略してSYDF)』

第174回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ほぼ一曲ずつでした(笑)
こうしてみると何年も続けて、何曲も出し続けるって、なかなか大変なんだねぇ。
(自分達のことは、さて置いて)
ストーンズやポールはスゴいや。

今回は「フ」で始まるアーティストの2回目。ラインナップは・・・

『ファイアハウス(Firehouse)』
★1989年、アメリカ・ノースカロライナ州シャーロットで結成された男性4人組のハードロックバンド。
1990年アルバム『ファイアハウス』でデビュー。
1stシングル「ドント・トリート・ミー・バッド」は全米19位でしたが、2ndシングルはファイアハウスにとって最大のシングルヒットとなりました。
 ♪ラヴ・オブ・ア・ライフタイム(Love Of A Lifetime)
  *1991年・全米5位を記録。

『ファイアフォール(Firefall)』
★1975年、コロラド州ボウルダーで結成された男性6人組。
【フライング・ブリトー・ブラザーズ】にいたリードボーカルの“リック・ロバーツ”を中心に【バーズ】にもいたドラムの“マイク・クラーク” などが集まったウエスト・コースト系のロックバンド。
1976年発表のデビューアルバム『ファイアフォール』からは2ndシングルが大ヒットしています。
 ♪ユー・アー・ザ・ウーマン(You Are The Woman)
  *1976年・全米9位。
★グループはメンバー交代を繰り返しつつ、1983年に解散しています。

『ファイン・ヤング・カニバルズ(Fine Young Cannibals)』
★1985年、イギリス・バーミンガムで結成された男性3人組。
グループ名は1960年に上映された アメリカ映画『夜が泣いている』の原題“All The Fine Young Cannibals”に由来。
1986年、アルバム『ファイン・ヤング・カニバルズ』発表。
続く、1988年にリリースの2ndアルバム『ザ・ロー&ザ・クックド(The Raw & the Cooked)』からは2曲の全米ナンバーワンが生まれています。
 ♪シー・ドライヴス・ミー・クレイジー(She Drives Me Crazy)
  *1989年・全米1位。
 ♪グッド・シング(Good Thing)
  *1989年・全米1位
★1990年にメンバー間の音楽的相違により活動停止。1995年には正式に解散を発表しています。

『ファウンデイションズ(The Foundations)』
★1967年にイギリスで結成された、5ヶ国の白人・黒人、年齢も10代?30代と幅広い構成の8人組の大所帯バンド。
デビューシングル「星のベイビー(Baby,Now That I've Found You)」は全英1位。
そして1969年リリースされたシングルはアメリカでもヒットしています。
 ♪恋の乾草(Build Me Up Buttercup)
  *1969年・全米3位。
  *このヒットの翌年1970年グループは解散しています。

『ファースト・クラス(First Class)』
★1974年、イギリスでスタジオ・ミュージシャンによって結成されたバンド。
「海、サーフィン、そこに集まる男女の恋愛」を基本にしたビーチ・ボーイズ・サウンドと、とにかく明るく楽しいポップ・チューンをメインに制作。
 ♪ビーチ・ベイビー(Beach Baby)
  *1974年・全米4位。
★リードボーカルの“トニー・バロウズ”はこの【ファースト・クラス】の他、大ヒット曲「恋のほのお(Love Grows)」でおなじみの【エジソン・ライトハウス】をはじめ、 【ザ・ブラザーフッド・オブ・マン】や【ホワイト・プレインズ】等でも歌声を披露しています。

『ファット・ボーイズ(Fat Boys)』
★1982年、アメリカ・ニューヨークはブルックリンで結成された3人組のラップグループ。
メンバー3人の合計体重の合計750ポンド以上(350キロ以上)、1人の平均約120キロという巨漢揃いということでそのままの【ファット・ボーイズ】 というグループ名となっています。
そんな彼らの最大のシングルヒットが、1963年にアメリカのサーフロックバンド【ザ・サファリーズ】が全米2位に送り込んだ「ワイプアウト」のカヴァーですが、 サーフィン・ミュージックの大御所【ビーチ・ボーイズ】をコーラスに迎えてのカヴァーとなっています。
 ♪ワイプアウト(Wipeout) feat.ビーチ・ボーイズ
  *1987年・全米12位を記録。
★翌年(1988年)、彼らはチャビー・チェッカー本人をゲストに迎え、チャビー・チェッカーの全米ナンバーワン楽曲「ザ・ツイスト」をラップコラボしています。

2019年01月31日〜02月04日放送

ゲスト:セレイナ・アンさん

写真:坂崎幸之助+セレイナ・アン

坂崎さんから:

いや〜若くてもビートルズ愛が強くて良いアーティストですねぇ。
今の時代、昔に比べて女子が頑張っているし、才能のある子も多いです。
セレイナ・アンちゃん、ディアビーでも、きっとステキな歌を聞かせてくれることでしょう。

今週は、3月10日(日)開催のビートルズ・トリビュート・ライヴ『Dear BEATLES 2019』 のゲストとして出演が決定したセレイナ・アンさんをスタジオにお迎えしました。

≪セレイナ・アンさんの簡単なプロフィール≫
1996年3月7日、東京都出身のシンガーソングライター。
父親の影響で中学生の頃からギターを始め、2014年に自身の公式チャンネル≪Celeina Ann's Channel≫に洋楽カバーをアップし注目を集める。
2015年11月27日リリースのミニアルバム『We Are One』はメジャーアーティストを抑え、iTunesアルバム総合ランキングで堂々の4位を獲得。
2016年7月13日、ユニバーサルミュージックからミニアルバム『SUNDAYS』でメジャーデビュー。
同年11月27日、自身も出演の日本テレビ系『ZIP!』≪あおぞらキャラバン≫テーマソング「青い空と私」リリース。
2017年8月2日、某コンタクトレンズのキャンペーンCMソング「Love & Sweet」リリース。
2018年3月28日、1stアルバム『Departures』リリース。春には東京と大阪でワンマンライヴ開催。

子供の頃、記憶の中でいちばん最初に覚えて歌った曲がビートルズだった、というセレイナ・アンさんにはスタジオで
 ♪HELP!
 ♪Can't Buy Me Love
を生演奏していただきました。
そしてアルバム『Departures』からOAしたセレイナ・アンさんの楽曲は
 ♪500 miles
 ♪All I Need

セレイナ・アンさんも出演する年に一度のビートルズ・トリビュート・ライヴ『Dear BEATLES 2019』
 日時:3月10日(日) 開場16:30 開演17:00(予定)
 場所:昭和女子大学人見記念講堂(東京・三軒茶屋)
 出演:杉真理、坂崎幸之助、リッキー(Revolver)、上田雅利(TULIP)、清水仁(ex.オフコース)、
    伊豆田洋之、小泉信彦
 ゲスト:Chage、セレイナ・アン

≪セレイナ・アンさんからのお知らせ≫ ★“DJ OKAWARI×Celeina Ann”で2019年3月21日より中国・全10都市11公演の中国ツアーが決定。
詳細やその他の情報はセレイナ・アンさんの公式サイト http://celeinaann.com でご確認下さい。

2019年01月24日〜01月28日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第173回

写真:坂崎幸之助 上着をしっかり着てから帰ります!

坂崎さんから:

THE WHOは、いつも拓郎さんに「おい坂崎!THE WHOはコントはやらんだろ!」って言われてましたが、確かにコントをやる必要がないですね。
昔からの彼らを改めて聞いてみるとバンドが成長してゆく姿が、見ててなかなか楽しいです。
もう一度聞き直してみるかな。

長かった「ヒ」で始まるアーティストが終わり今回から「フ」の付くアーティスト。
1回目の「フ」は THE WHO特集!

『ザ・フー(The Who)』
★1964年、イギリス・ロンドンで結成。
メンバーはロジャー・ダルトリー(ボーカル/74歳)、ピート・タウンゼント(ギター&ボーカル/73歳) ジョン・エントウィッスル(ベース/2002年57歳死去)そしてキース・ムーン(ドラムス/1978年31歳死去)。
1979年にキース・ムーンの後任として元【フェイセズ】のケニー・ジョーンズが加入しています。

バンド結成当初は【ザ・ディトゥアーズ】と名乗っていましたが同じ名前のバンドがいたことが判明。
そこで、ピート・タウンゼントの友達が半ば冗談で「【ザ・フー】(誰?)ってのは、どう?」と言ったのをロジャー・ダルトリーが気に入り、 この名前に決定したそうです。

【ビートルズ】【ローリング・ストーンズ】と並び「イギリスの三大ロックバンド」の一つに数えられる【ザ・フー】。
デビュー当時はイギリスの若者の間で流行していた“モッズ・カルチャー”を代表するバンドとも評されています。
そんな“モッズ”の若者たちから支持を集めていた彼らの記念すべきデビューシングルは、当時大ヒットしていた【キンクス】の「ユー・リアリー・ガット・ミー」 にインスパイアされたギターリフとシンプルな歌詞とメロディが若者に受けていました。
 ♪アイ・キャント・エクスプレイン(I Can't Explain)
  *1965年・全英8位を記録。 全米では93位と残念な結果となっています。

★そして1965年、3枚目となるシングルが大ヒット。イギリスでは一気にスターダムにのし上がっています。
 ♪マイ・ジェネレーション(My Generation)
  *1965年・全英2位。全米では74位止まり。

★当時ポール・マッカートニーは「ザ・フーの出現は1965年の音楽シーンにおける再重要事項」というコメントを残しています。
本国イギリスでは順調な【ザ・フー】でしたが、アメリカではなかなか認められませんでしたが、1967年に発表した曲が全米9位を記録。 アメリカでの初大ヒットとなっています。
 ♪恋のマジック・アイ(I Can See For Miles)
  *1967年・全米9位。 しかし全英では10位と彼らにとっては不本意な結果となってます。

★「恋のマジック・アイ」を境に、彼らはシングルヒットに頼る活動に限界を感じていきます。
そこでアルバム志向を優先しピート・タウンゼントが長年構想を温めてきたロック・オペラ『トミー』の制作を開始。
1969年、2枚組の大作『トミー』を発表。
その結果、全英アルバムチャート2位、全米でも4位を記録する大ヒット。
失敗すれば「解散」という危機から脱出。
その年に行なった、アルバム全曲をノンストップで再現する「トミー・ツアー」は翌1970年12月まで続けられ大成功。
このアルバム『トミー』から先行発売されたシングルが次の曲。
 ♪ピンンボールの魔術師(Pinball Wizard)
  *1969年・全英4位、全米19位を記録。

★「トミー・ツアー」の大成功でライヴバンドとしての地位を確立した【ザ・フー】は1970年に初のライヴアルバム『ライヴ・アット・リーズ』を発表。
ライヴアルバムとしては異例の大ヒット(全英3位/全米4位)となり、この中からシングルは日本でヒットしました。
 ♪サマータイム・ブルース(Summertime Blues)
  *1970年・全英38位/全米27位とふるいませんでしたが、
   日本では【ザ・フー】のシングルとしては最大のセールスを記録。
  *1958年にエディ・コクランが放った大ヒット曲のカヴァー。

★この年(1970年)ピート・タウンゼントは『トミー』に続くロック・オペラ『ライフハウス』を企画しますが、あまりの壮大なプロジェクトに、 メンバーをはじめレコード会社も内容に納得できず計画は中止。
そこで『ライフハウス』用に作った曲を中心に、翌1971年アルバム『フーズ・ネクスト』をリリース。
バンド自体も乗り気ではなかったアルバムでしたが、評論家やファンには高い評価を受け、バンドにとって全英アルバムチャートで初の1位を獲得(全米でも4位)。
 ♪無法の世界(Won't Get Fooled Again)
  *1971年・全英9位/全米15位。
   一部では「テクノ・ミュージックによる初期のヒット曲」という評価のある曲。
  *のちに、アメリカの大ヒットTVドラマ:CSIシリーズの『CSI:マイアミ』の
   テーマ曲になっています。

★その後1973年には『トミー』に続くロック・オペラ『四重人格』を発表(全英/全米共に2位となる大ヒット)。
それに続き1975年にリリースされたのが、アルバム『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』。
 ♪スクイーズ・ボックス(Squeeze Box)
  *アルバム『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』からのシングル曲。
  *1975年・全英10位/全米16位。プロデュースはグリン・ジョンズ。

★1978年、前作同様グリン・ジョンズをプロデューサーに迎えて作られたアルバム『フー・アー・ユー』発表。
 ♪フー・アー・ユー(Who Are You)
  *アルバムのタイトル曲でシングルカットされた曲。
  *1978年・全英18位/全米14位。
  *この曲も大ヒットTVドラマ:CSIシリーズの『CSI:科学捜査班』のテーマ曲になってます。

★アルバム『フー・アー・ユー』がリリースされた翌月(1978年9月7日)オリジナルメンバーのキース・ムーンが、長年にわたる酒と薬物の影響で急死。
そのため、この『フー・アー・ユー』がオリジナルメンバー4人による最後の作品となっています。
その後、元【フェイセズ】のケニー・ジョーンズが加入。
1981年、ケニー・ジョーンズ参加後、初となるアルバム『フェイス・ダンシズ』を発表。
 ♪ユー・ベター・ユー・ベット(You Better You Bet)
  *『フェイス・ダンシズ』からのシングル曲。1981年・全英9位/全米18位。
  *プロデュースは【イーグルス】を手がけたビル・シムジク。

★1983年、ピート・タウンゼントが脱退を表明しバンドの解散が決定。
しかし、その2年後1985年のライヴ・エイドで最初の再結成。
その後、何度も解散と再結成を繰り返しつつもオリジナルメンバーであるピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリー を中心にグループ活動は続けられています。

2019年01月17日〜01月21日放送

『坂崎音楽堂』

カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

良いねぇ、やっぱりカーペンターズは。
曲もアレンジもコーラスもVocalも完にしてペキ。
ロイヤルフィルと共に名曲がよみがえってきて、感動的なアルバムです。
またどこかで女子とハモってみたくなりました。

今回は、カーペンターズの名曲をロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏でよみがえらせた『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』 を特集。

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団といえば、イギリスを代表する名門オーケストラ。
過去にエルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ロイ・オービソン、ビーチ・ボーイズの名曲とのコラボ作品を発表しています。

今回の『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』は兄妹デュオ“カーペンターズ”の兄リチャード・カーペンターが全面協力、 プロデュースはもちろん、アレンジ、指揮者もつとめています。
今年2019年に結成50周年を迎えるカーペンターズは全世界で1億枚以上のレコード売り上げを記録。
そんな“カーペンターズ”の最新作となる今作の録音は伝説のアビイ・ロード・スタジオで行なわれています。
 ♪涙の乗車券(Ticket To Ride)
  *カーペンターズのデビューシングルとなったビートルズナンバー。
 ♪オーヴァーチュア(Overture)
  *今作のために作られた曲。
 ♪イエスタデイ・ワンス・モア(Yesterday Once More)
  *1973年に全米2位記録した楽曲。
 ♪ハーティング・イーチ・アザー(Hurting Each Other)
  *1972年に全米2位記録した楽曲。
 ♪青春の輝き(I Need To Be In Love)
  *1976年にシングルカットされた曲。
   日本では1995年のTVドラマ『未成年』のエンディングテーマに使われ大ヒット。
 ♪遙かなる影((They Long To Be)Close To You) 
  *カーペンターズにとって記念すべき初の全米ナンバーワンヒットとなった曲。
 ♪スーパースター(Superstar)
  *レオン・ラッセルが作った曲。
 ♪プリーズ・ミスター・ポストマン(Please Mr.Postman)
  *日本盤ボーナストラック。
  *オリジナルのマーヴェレッツが1961年に全米1位を記録し、
   1975年にカーペンターズも全米1位を獲得。

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2019年01月10日〜01月14日放送

ゲスト:chayさん

写真:坂崎幸之助+chay

坂崎さんから:

番組的には何と4年と10ヶ月ぶりとな。
そんなに時間は経ってしまったのですねぇ。
でも相変わらずキュートなchayちゃんでした。
セッションさせていただき、ギターも歌も良かったですねぇ。
またどこかでご一緒しましょ。

今回は、2014年の3月以来の登場!chayさんをゲストにお迎えしました。

≪chayさんの簡単なプロフィール≫
1990年10月23日生まれ。幼少の頃から歌手を目指し小学生の頃からピアノで曲を作り始める。
大学入学と同時にギターを始め路上ライブなどを重ね本格的に音楽活動を始める。
2012年10月にCDデビュー。2013年10月からフジテレビ系「テラスハウス」に出演、各方面で話題に。
2014年5月より「CanCam」専属モデルとしても活動開始。

今回は昨年(2018年)12月にリリースされたシングル曲を持って坂番に来てくれました。このシングル曲は、昨年末テレビ朝日系で放映されたドラマ 『あなたには渡さない』の主題歌で、濃厚なラブ・サスペンスを描くドラマの雰囲気を踏襲し、ジャジーなアレンジでウェットな大人の恋愛を表現した書き下ろし曲。
フィーチャリング・アーティストであるCrystal Kayさんの甘くメロウな歌声との掛け合いによってストレートなchayさんの歌声は大人の女性の強さを醸し出し、 そのコントラストが楽曲の世界観をより深く表現しています。

OAした曲は
 ♪あなたの知らない私たち feat.Crystal Kay (2018年12月5日リリースの新曲)
 ♪あなたに恋をしてみました(2015年2月18日リリースのシングル曲)

スタジオでのセッション曲は
 ♪True Colors (シンディ・ローパーのカヴァー)
 ♪白い色は恋人の色 (ベッツィ&クリス/ザ・フォーク・クルセダーズのカヴァー)
 ♪花嫁 (はしだのりひことクライマックスのカヴァー)

≪今後の予定≫
この夏公開予定の映画『ダンスウィズミー』に出演!(chayさんとしては女優デビュー作品)

その他の情報は公式サイト http://chay.jp
Twitter @chaychay1023
Instagram @chay1023_official

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2019年01月03日〜01月07日放送

『坂崎音楽堂』

ビートルズ・スペシャル その2

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ビートレレ面白いねぇ。
BEAT・LELE 名前もシャレてるし、サウンドも、特に歌がGOODです。
演奏もウクレレだけど、ちゃんとしてるし上手い。カホンも良いですね。
みんなきっとギターも弾けるんだろうなあ。
ちょっと生でも見てみたい。

年末年始恒例の2週連続企画『ビートルズ・スペシャル』!
今回は2組のグループをご紹介。

★フィンランドの男性3人、女性3人からなる6人組のアカペラグループ【ラヤトン(RAJATON)】が発表した、 ビートルズの名盤『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を丸ごとカバーしたアルバム、 『ラヤトン・シングス・ザ・ビートルズ?サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』から。
 ♪サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
              (Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)
 ♪エリナー・リグビー(Eleanor Rigby)
  ※このアルバムは、交響楽団をバックに制作されてますが、アルバム最後にはボーナストラックとして
   彼らの“ボーカルのみ”のアカペラ「エリナー・リグビー」が収められています。

★ハワイのビートルズ・トリビュート・バンド【BEAT・LELE(ビート・レレ)】。
2009年にハワイ・オアフ島でビートルズが大好きなミュージシャン4人が結成。
ジョン役≪ソニー・アキノ≫ 4-string Baritone Ukulele
ポール役≪ノレット・キアソン≫ 4-string Tenor & Bass Ukulele
ジョージ役≪アラスター・マクニール≫ 4 & 8 string Tenor Ukulele
リンゴ役≪デニス・ミュース≫ Cajon(カホン) & Percussion
初のアルバム『アン・ウクレレ・トリビュート・トゥ・ザ・ビートルズ(An Ukulele Tribute To The Beatles)』から。
 ♪プリーズ・プリーズ・ミー(Please Please Me)
  *リードボーカルはジョン役ソニー・アキノ。
 ♪オール・マイ・ラヴィング(All My Loving)
  *リードボーカルはポール役ノレット・キアソン。
 ♪ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス(While My Guitar Gently Weeps)
  *リードボーカルはジョージ役アラスター・マクニール。
 ♪ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ (With a Little Help from My Friends)
  *リードボーカルはリンゴ役デニス・ミュース
 ♪シー・ラヴズ・ユー(She Loves You)
  *イントロのカホンが印象的
 ♪恋におちたら(If I Fell)
 ♪ボーイズ(Boys)
 ♪ドライヴ・マイ・カー(Drive My Car)
 ♪キャント・バイ・ミー・ラヴ(Can't Buy Me Love)

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