Program -2015-

2015年12月24日〜12月30日放送

『坂崎音楽堂』

年末恒例のビートルズ・スペシャル

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

恒例になりました年末のビートルズものです。
ビートルズもデビュー前にずっとライブを行っていたドイツのアーティストものです。
こうして聞いてみると改めてビートルズの演奏力、コーラスワークの素晴らしさがわかりますねぇ。
何となく笑っちゃうカバーが多いですな。

すっかり恒例となった年末の「ビートルズ・スペシャル」

今回はビートルズのドイツ語カバーアルバム2枚をご紹介。

★『Das War Ein Harter Tag(ダス・ウォー・アイン・ハーター・ターク)』から・・・
 ♪Das War Ein Harter Tag(A Hard Day's Night)/Didi&Die ABC BOYS
 ♪Susi(Please,Please Me)/Die Team Beats
 ♪Ich Komm Nicht Mehr Los Von Dir(From Me To You)/Gina Dobra
 ♪Yellow Submarine/Bill Ramsey

★『Sie Liebt Dich(ズィー・リープトゥ・ディッヒ)』から・・・
 ♪Sie Liebt Dich(She Loves You)/Amigos
 ♪Manchmal(Something)/Dalia Lavi
 ♪Hoppla-Di,Hoppla-Da(Ob-La-Di,Ob-La-Da)/TRA VELLERS
 ♪Maxwell's Silver Hammer/Teddy Lee
 ♪Michelle /Tielman Brothers
 ♪Eine Welt ohne Liebe(A World Without Love)/Gerd Boetter&Detlef Engel
 →ポールがピーター&ゴードンのために書いた曲のカバー

2015年12月17日〜12月23日放送

THE ALFEE NEW ALBUM『三位一体』大特集

写真:坂崎幸之助 上の写真で坂崎さんが持っている(向かって)左上が【初回限定盤B】右上が【初回限定盤A】左下が【初回限定盤C】右下が【通常盤】

坂崎さんから:

さぁ、5年9ヶ月ぶりのニューアルバム!出ましたよォ。
3人のヴォーカルとコーラスがたっぷり聞くことが出来る自信作です。
ぜひぜひ、お友達にも聞いてもらって下さいね。

今回は、THE ALFEEのNEW ALBUM大特集。

前作『新世界−Neo Universe−』から5年9ヶ月!
待望のNEW ALBUM『三位一体』12月23日(水・祝)にリリースとなりました。

3人のコーラスを堪能できるのはもちろん、メンバー個々がメインヴォーカルを取れる!という特徴を存分に活かしたスイッチボーカルを今まで以上に楽しめる、 まさにTHE ALFEEでしか表現できない作品となっています。
サウンド的には、ハードなものからバラードまでバラエティに富んでいるのはもちろんのことGSサウンドの現代版にも挑戦、必聴です!

この『三位一体』を1曲目から全曲(SINGLE曲だった「英雄の詩」以外)を坂崎さんの解説と、高見沢さん&桜井さんのコメントと共にご紹介しました。

■CD収録曲
 1. Orionからの招待状
 2. 碧空の記憶
 3. 或いはノイシュバンシュタイン城の伝言
 4. G.S. I Love You -あの日の君へ
 5. Manhattan Blues
 6. 無情の愛 X
 7. 恋の花占いU
 8. One Step 〜再始動(2015年 大阪国際女子マラソン イメージソング)
 9. 英雄の詩(テレビ東京系「新ウルトラマン列伝」主題歌)
10. GLORIOUS(テレビ東京系「刑事 吉永誠一 涙の事件簿」主題歌)

【初回限定盤A】品番:TYCT-69091/2
Bonus CD「Special Live Tracks」付き
THE ALFEE 2500回記念雷舞
  祝!桜井賢還暦コンサートat人見記念講堂Jan.31,2015より

【初回限定盤B】品番:TYCT-69093/4
Bonus CD「三位一体 Liner Notes Talk Session」付き

【初回限定盤C】品番:TYCT-69095/6
Bonus CD「THE ALFEE Best Hit Non-Stop Mix by TURNTABLE JUNKIES」付き

【通常盤】品番:TYCT-60076 CDのみ

2015年12月10日〜12月16日放送

『坂崎音楽堂』

クリスマス・スペシャル

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

恒例のクリスマススペシャル。そんな時期になりましたなぁ。
耳にタコができる位、言ってますが一年が早い早い。
もう年末、そして正月だぁ。
正月が来たら節分で、ひな祭りで、春ツアーで、秋ツアーがあって、またクリスマスかぁ(笑)。
で、また年が明ける、ときたもんだ。

この時期恒例のクリスマス・スペシャル!

今回は昨年11月にレコーディングされた
 ♪Do They Know It's Christmas?/BAND AID 30
からスタート。
1984年、ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロが作った「エチオピアで起こった飢餓の犠牲者を救おう」というチャリティプロジェクトが≪バンド・エイド≫。
このプロジェクトが立ち上がってから昨年で30年。
2014年に大流行してしまった「エボラ出血熱」の支援を目的としたプロジェクトとして≪バンド・エイド30≫という名前で再結成、シングルが発売されました。

2曲目はブライアン・セッツァー・オーケストラのアルバム『ロッキン・ルドルフ』から
  ♪Here Comes Santa Claus

そして「ソフト・ロック」のクリスマスソングを集めたアルバム、『クラシック・ソフト・ロック・クリスマス』から
 ♪Santa Claus Is Coming To Town/Chicago
 ♪White Christmas/America
 ♪The Christmas Song/Linda Ronstadt
 ♪Jingle Bell Rock/Hall & Oates
 ♪I Believe In Father Christmas/Greg Lake
 ♪Silent Night/B.J. Thomas

・・・というラインナップでお送りしました。

2015年12月03日〜12月09日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第112回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

10cc、ファーストアルバムよく聞いたなあ。
何だか、このアルバムだけ10ccのイメージと違うって人もいますが、僕にとっての10ccは、やっぱりファーストですねぇ。
ベテランミュージシャンが余裕でやってる感が楽しいですな。

15回目となる「テ」で始まるアーティスト特集、今回でやっと「テ」終了。
「テ」の最後を飾ったのは・・・・

『テレンス・トレント・ダービー(Terence Trent D'Arby)』
★1962年3月15日、アメリカ・ニューヨーク州マンハッタン生まれ。
高校時代、ボクシングの才能を発揮。卒業後、陸軍に入隊。
しかし、ボクシングにも軍隊にも失望しドイツへ逃亡。
その逃亡先でバンド活動をスタート。
1986年、コロンムビアレコードと契約。
翌1987年にリリースしたデビューアルバム『T.T.D.(Introducing The Harline According to Terence Trent D'Arby) 』は、ロック、ファンク、 ゴスペルなど様々なジャンルの音楽性で、何と発売3日間で100万枚の売上を達成。
 ♪ウィッシング・ウェル(Wishing Well)
  *世界での累計売上1200万枚を突破したデビューアルバムからのシングル
  *1988年、全米シングルチャート1位を記録。
★このデビューアルバムのヒットで、グラミー賞≪最優秀R&B男性歌手賞≫を受賞。
その後、3枚のアルバムをリリースするも、売上も降下しレコード会社を離れます。
2001年、夢のお告げで名前を「サナンダ・マイトレイヤ」に改名。
現在も音楽活動を続行中。

『10cc』
★1972年、イギリス・マンチェスターで結成された4人組。
メンバーは グレアム・グールドマン、エリック・スチュワート、ロル・クレーム、ケヴィン・ゴドレイ。
それぞれバンド、ソングライター、スタジオミュージシャンとしての経験を積んで結成されたのが「10cc」。
1972年8月、ビートルズの「オー!ダーリン」をドゥーワップにしたような曲でデビュー。
 ♪ドナ(Donna)
  *1972年、全英シングルチャート2位を記録。
★翌1973年のデビューアルバム『10cc』からの3rdシングル「ラバー・ブレッツ」が全英1位を記録したものの全米では73位止まり。
そんな彼らの起死回生のアルバムが、1975年の通算3枚目となる『オリジナル・サウンドトラック』。
架空の映画のサウンドトラック盤というコンセプトで作られたアルバムで全英アルバムチャート4位、全米でも15位を記録。
 ♪アイム・ノット・イン・ラヴ(I'm Not In Love)
  *1975年、英1位、全米2位と大ヒット。
★翌1976年、4枚目のアルバム『びっくり電話(How Dare You!) 』リリース。
この頃から、バンドとしてライヴやツアーを重視する グレアム・グールドマンとエリック・スチュワートの2人と、スタジオでのレコーディングを中心にアルバム作りを重視するケヴィン・ゴドレイとロル・クレームの2人が対立。特に、ゴドレイ&クレームは、マサチューセッツ工科大学の協力で開発したギター・アタッチメント「ギズモ」のプロモーション、デモンストレーション・アルバムの制作に没頭、「10cc」からの脱退を発表。
グレアム・グールドマンとエリック・スチュワートの2人になった「10cc」はサポートメンバーを迎え、1977年に5枚目のアルバム『愛ゆえに』を完成。
 ♪愛ゆえに(The Things We Do For Love)
  *1977年、全英6位。全米5位を記録。
★脱退した2人(ケヴィンとロル)は≪ゴドレイ&クレーム≫として活動。
10ccに残ったグレアム・グールドマンとエリック・スチュワートは、4人のサポートメンバーを加え6人組となり精力的にライヴ活動を行ないます。
しかし1981年、メンバーの脱退を機に再びグレアム&エリックの2人となり、スタジオミュージシャンと共にアルバムを制作しますが、ツアーの不調などもあって約10年に渡る「10cc」も停止(ほぼ解散)。
その後グレアム・グールドマンは、アンドリュー・ゴールドと≪ワックス≫というユニットを組んだり、エリック・スチュワートは旧友のポール・マッカートニーのレコーディングに参加したりしています。

なお、2002年、そして2012年、グレアム・グールドマンは「10cc」結成30周年と結成40周年を記念したツアーを、エリック以外の元メンバーたちと行なっています。

『テンプテーションズ(The Temptations)』
★1960年、アメリカ・ミシガン州デトロイトで結成された5人組の男性ソウルグループ。
1961年、モータウンレコードからデビュー。
実力はあるのに、デビューから4年ほどヒット曲に恵まれませんでした。
しかし≪ミラクルズ≫で大成功しソングライターとしても次々にヒットを放つスモーキー・ロビンソンが提供した曲が初の全米ナンバーワンとなります。
 ♪マイ・ガール(My Girl)
  *1965年、全米1位。
★デビューから3年目に、1回目のメンバー交替が行われ、この時、新加入したデヴィッド・ラフィンが「マイ・ガール」のリードボーカルを担当。
それから4年後に、そのデヴィッド・ラフィンがソロ活動のため脱退。
何度もメンバーチェンジを繰り返しつつ、活動を続行。
1969年、2曲目の全米ナンバーワン「アイ・キャント・ゲット・ネクスト・トゥ・ユー」、1971年には3曲目の全米ナンバーワンを放っています。
 ♪ジャスト・マイ・イマジネーション(Just My Imagination) 
  *1971年、全米1位。
★翌年1972年通算4曲目となる全米ナンバーワンを放ちます。
非常にメロディアスだった「マイ・ガール」とは違うソリッドなファンクナンバーで後に、多くのアーティスト達からもサンプリングやカバーされています。
 ♪パパ・ウォズ・ア・ローリン・ストーン(Papa Was A Rollin' Stone)
  *1972年、全米1位。
★2013年、グラミー賞で「特別功労賞」を受賞したテンプテーションズ。
現在も、デビュー当時からのオリジナルメンバー:オーティス・ウィリアムス率いる≪テンプテーションズ≫として現役グループとして活動しています。

2015年11月26日〜12月02日放送

ゲスト:やなわらばーのお二人

写真:坂崎幸之助+やなわらばー

坂崎さんから:

毎度、毎度、この二人には癒されます。
ホント、イイ歌声とハーモニー。
そして二人がかもし出す空気感が心地良いです。
また石垣島に行ってヤモリとかカエルを捕まえたいですなぁ。
西表も良いなぁ。
南の島ならどこでもイイか(笑)

約2年2が月ぶり!
「やなわらばー」の石垣優さんと東里梨生さんをお迎えしました。

「やなわらばー」は
11月4日に最新ミニアルバム『Windfall』をリリース。
こちら、あの「かぐや姫」「風」の伊勢正三さんのプロデュースによる作品。

テレビ番組出演で独特の歌唱法“沖縄節”が話題となり前作ではフォークソングのカバーアルバムをリリースし新境地を拓いた「やなわらばー」の最新作『Windfall』は伊勢さんにとっても初のアルバムプロデュース作品となっています。
純粋な“言葉”と透き通る歌声に心癒される1枚となっています。
(レーベル:PANAM(日本クラウン) 品番:CRCP-40434)

今回はこの『Windfall』から
 ♪渋谷川
 ♪ねごと
をご紹介。
そして、フォーク酒場でも歌声を披露している2人と坂崎さんで
 ♪落陽(吉田拓郎さんの曲)
を生演奏していただきました。

≪LIVE情報≫
★「Windfall Tour 2015」〜Tour Final Special Night?
  12月12日(土) @東京・虎ノ門

  「Windfall Tour 2015」〜BOUNENKAI〜
  12月18日(金) @沖縄・OKINAWA LIVE HOUSE MOD'S

★「Windfall」発売記念インストアイベント
  2016年1月9日(土)
   11:00〜 コーチャンフォー新川通り店(北海道)
   14:00〜 コーチャンフォーミュンヘン大橋店(北海道)
  2016年1月10日(日)
   12:00〜 コーチャンフォー美しが丘店(北海道)
  2016年1月23日(土)
   13:00〜&15:00〜コーチャンフォー若葉台店(東京)

詳しくは「やなわらばー」公式サイト
http://www.ya-na.net にてご確認ください。

2015年11月19日〜11月25日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第111回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

知らないアーティストが多かったですが、デル・シャノンの曲は好きだったなぁ。
特に「I Go To Pieces」はピーター&ゴードンで良く聞いていたなあ。
クラプトンの「いとしのレイラ」はもう今やロックのスタンダードナンバーですね。
イントロベスト3に入るくらいの超有名リフですな。

今回も「テ」で始まるアーティスト特集

『テリー・ジャックス(Terry Jacks)』
★1944年3月29日、カナダ生まれ(71歳)
彼が有名になったのは「そよ風のバラード」のヒットがキッカケ。
この曲は、元々、フランスのアーティスト「ジャック・ブレル」が、1961年に発表した「ル・モリボン(Le Moribind)」というシャンソンの曲をアメリカの有名な詩人・アーティストの 「ロッド・マッケン」が英語で意訳。
最初は「キングストン・トリオ」のボブ・シェーンがレコーディング。
その後、1970年に「ビーチ・ボーイズ」が録音したもののお蔵入りに。
その時のプロデューサーが、この「テリー・ジャックス」!
ビーチ・ボーイズが発売しないなら俺が歌って出しちゃうもんね」と録音し発売したのが1973年。
すると翌1974年、本国カナダはもとより、アメリカでも3週連続の1位という大ヒットになったのでした。
 ♪そよ風のバラード(Seasons In The Sun)
  *1974年、全米年間チャートでも2位という大ヒット。
   全世界で売上枚数1150万枚を突破。

『テリー・デサリオ(Teri DeSario)』
★1951年11月27日、フロリダ州マイアミ生まれの女性シンガーソングライター。
1978年マイアミのクラブで歌ってたところ「ビー・ジーズ」のバリー・ギブに見出され、バリーの作った曲&プロデュースでデビュー。
その翌年、高校の同級生だった「KC&ザ・サンシャインバンド」のリーダー、KCとデュエットした曲「イエス・アイム・レディ」が全米シングルチャート2位を記録する大ヒット!
その後、日本では↓この曲が大ヒットしました。
 ♪オーバーナイト・サクセス(Overnight Success)
  *1984年、オリコン洋楽チャート1位。
    洋楽シングルとしては売上28万枚と大ヒット

『デル・ヴァイキングス(The Dell-Vikings)』
★1955年、ペンシルベニア州ピッツバーグに配属されたアメリカ空軍の隊員5人で結成されたドゥーワップグループ。
1956年、基地のコンテストで見事優勝。
ユニークなキャリアも注目され、国際的なコンテストにも参加。
1956年、ローカルなレコード会社からデビュー。
そして翌1957年、大手のレコード会社から再デビュー。
その年の春?初夏にかけて全米シングルチャートHot100に31週間チャートイン。
 ♪カム・ゴー・ウィズ・ミー(Come Go With Me)
  *1957年、全米シングルチャート最高4位を記録

『デル・シャノン(Del Shannon)』
★1934年12月30日、ミシガン州クーパーズヴィル生まれのシンガーソングライター。(1990年2月8日に自殺。享年55歳)
14歳の時にギターを手にし高校時代にバンドを結成。
軍隊に入隊後もバンドを作ってレコードをリリースするも全くの不発。
しかし1961年に発表したシングルは、大ヒットとなりました。
 ♪悲しき街角(Runaway)
  *1961年、全米1位獲得。
★ちなみに、ソングライターとしてはピーター&ゴードンの「I Go To Pieces」などのヒットを提供しています。

『デルフォニックス(The Delfonics)』
★1965年、ウィリアムとウィルバートによるハート兄弟を中心に、フィラデルフィアの高校で出会った仲間で結成したソウルグループ。
1960年代終わりから1970年代はじめにかけて数々のヒットを放っています。
 ♪ララは愛の言葉(La-La-Means I Love You)
  *メジャーレーベルからの最初のシングル
  *1968年、全米4位まで上昇。
  *その後、この曲はアレサ・フランクリン/ジャクソン5/ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック/
   トッド・ラングレン/プリンス/スウィング・アウト・シスター/ マンハッタン・トランスファーなど
   多くのアーティストたちがカバー。

『テルマ・ヒューストン(Thelma Houston)』
★1946年5月7日、ミシシッピ州リランド生まれのソウルシンガー。
若い頃からゴスペルグループで活動。
当時大人気だった「フィフス・ディメンション」のマネージャーにスカウトされプロデビュー。しかしヒットは出ずレコード会社も移籍。
デビューして7年、1976年3rdアルバムからの最初のシングルカット曲が当時のディスコブームもあって大ヒットしました。
 ♪ジス・ウェイ(Don't Leave Me This Way)
  *1977年に全米1位を獲得

『デレク&ザ・ドミノス(Derek & The Dominos)』
★1970年、エリック・クラプトンがスーパーバンド「ブラインド・フェイス」解散後に結成したグループ。
アメリカ南部のロックに影響を受けたこのグループは、「デラニー&ボニー&フレンズ」からキーボード&ベース&ドラムスを引き抜いた4人組。
 ♪いとしのレイラ(Layla)
  *スライドギターの名手であった、オールマン・ブラザーズ・
   バンドのデュアン・オールマンをゲストに迎えた曲
  *1972年、全米10位まで上昇(この曲はバンド解散後にヒットしています)
★1971年、この曲が大ヒットする前年。
2枚目のアルバムのレコーディング中、メンバー間の不和が元で制作は中止。バンドも解散しています。

2015年11月12日〜11月18日放送

ゲスト:ムッシュかまやつさん

写真:坂崎幸之助+ムッシュかまやつ

坂崎さんから:

番組的には6年半ぶりですかぁ。
お会いする機会も多かったので、そんな感じはしなかったです。
しかし、60才の年の差とはすごいユニット!!
ムッシュだからこそ出来たバンドですね。
16才の竜之介くんと29歳のKenKen。
二人ともスゴいミュージシャンです。

今週は、60歳のジェネレーションをグルーヴで繋ぐスーパーファンクバンド『LIFE IS GROOVE』から、最年長のムッシュかまやつさんをお迎えしました!

『LIFE IS GROOVE』のメンバーは・・・
ムッシュかまやつさん 76歳
1956年の青山学院在学中より、カントリー&ウエスタンの学生バンド結成。米軍キャンプを中心にプロとして活動開始。 日本のロック創世の最重要人物の一人。

KenKenさん 29歳
ロックバンド「RIZE」「Dragon Ash」「the day」等のベーシストとして活躍。スターリンからジャニーズまで網羅し、 そのカリスマ的な存在感と抜群のベースプレイは音楽シーンの中で一目置かれている。

山岸竜之介さん 16歳
幼稚園年長の頃『さんまのからくりテレビ』にてCharとギターセッションをし、一躍、注目の存在となる。その後、プロのアーティストとの共演を重ね、 最近ではEXPERIENCEPRS in JAPAN への出演も果たした、現在高校一年生。

KenKenさんのグルーヴィーなファンクベース、日本ロックの創始者かまやつさんの圧倒的存在感、 竜之介さんの卓越したギターテクニックとプレイセンスで往年のヒット曲のカバーからオリジナル楽曲までを詰め込んだLIFE IS GROOVEの1stALBUM 『Generations』が11月11日にリリースされました。
(レーベル:TENSAIBAKA RECORDS 品番:LIGCD-001)

KenKenさんにとっては20代最後のアルバムで、竜之介さんにとっては自身初のアルバムで、かまやつさんにとっては、 なんと“スパイダース以来”のバンドアルバム!という記念すべきアルバムです。
とにかく、とにかくカッコイイです。

この1stアルバムを引っさげての『Generations Tour』(出演/LIFE IS GROOVE×韻シスト feat.金子マリ&DAG FORCE)11月15日の名古屋ブルーノート、 11月16日ビルボードライヴ大阪が終わり11月21日@ブルーノート東京 (1st 16:00 2nd 19:00)が予定されています。

この秋、台湾公演も成功させた『LIFE IS GROOVE』ぜひご注目ください。

LIVE&ALBUM情報などは公式サイトで!
http://www.lifeisgroove.com
PVもご覧になれます!

2015年11月05日〜11月11日放送

『坂崎音楽堂』

もしもビートルズがあの曲をカヴァーしたら…その2

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

先週に引き続き「ビートルズ風」。
今週は何と、J-POPをあのメンバーがビートルズ風にアレンジして英語で歌っているのです。
聞きなじみのある楽曲が外国人の手によって、こんなアレンジになるなんて、ご本人もビックリでしょうなあ。

先週に引き続き「もしビートルズが○○をカバーしたら?」特集!

今回○○には入るのは有名なヒット曲の名前。
つまり「もしもビートルズがあのヒット曲をカバーしたとしたらどうなるか?!」というコンセプトの元に作られたアルバム『Beatles Style』シリーズをご紹介。

レコーディング・メンバーは『Beatles meets』シリーズ同様・・・
ギター/ボーカル・・・ジェイムズ・フェアチャイルド
ギター/ボーカル・・・リーランド・オア
ベース/ボーカル・・・スティーヴ・ペッティンガー
ドラム・・・・・・・・ダニー・モーガン
キーボード/ボーカル・・・マイルズ・ダヴェンポート

このメンバーで制作された中から、まずは・・
イギリスのヒット曲をカバーしたら??ということで『Beatles Style UK Rock』(レーベル:ULTRA VYBE 品番:OTCD-2711)
  ♪美しき生命(Viva La Vida) 
    *オリジナルは「コールドプレイ」
  ♪バーチャル・インサニティ
   *オリジナルは「ジャミロクワイ」
  ♪ドント・ルック・バック・イン・アンガー
   *オリジナルは「オアシス」 

続いて、アメリカのヒット曲をカバーしたら??ということで『Beatles Style US Rock』(レーベル:ULTRA VYBE 品番:OTCD-27121)
  ♪スウィート・チャイルド・オブ・マイン
   *オリジナルは「ガンズ・アンド・ローゼズ」 
  ♪スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
   *オリジナルは「ニルヴァーナ」 

最後は、日本のヒット曲をビートルズがカバーしたら??ということで『Beatles Style J-POP』(レーベル:ULTRA VYBE 品番:OTCD-2696)
  ♪LOVE LOVE LOVE
   *オリジナルは「ドリカム」
  ♪LA-LA-LA LOVE SONG
   *オリジナルは「久保田利伸」
  ♪Suddenly-ラブストーリーは突然に-
   *オリジナルは「小田和正」
  ♪TOMORROW
   *オリジナルは「岡本真夜」
  ♪少年時代 
   *オリジナル「井上陽水」

2015年10月29日〜11月03日放送

『坂崎音楽堂』

もしもビートルズがあの曲をカヴァーしたら…

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いやいや、ビートルズものは尽きませんなぁ。
年末・年始じゃないけど、たまにはこんな企画もよろしいんじゃないかと。
しかし、アレンジだけでビートルズ風になってしまう。
それだけ世界中に浸透してるんですな。
僕らも、何曲もそんな感じの曲がありますもんね。

今週は「もしビートルズが○○をカバーしたら?」特集!

○○には入るのは有名アーティストの名前。
つまり「もしもビートルズが他の有名アーティストのヒット曲をカバーしたとしたらどうなるか?!」というコンセプトの元に作られたアルバムをご紹介。

レコーディング・メンバーは・・・
ギター/ボーカル・・・ジェイムズ・フェアチャイルド
ギター/ボーカル・・・リーランド・オア
ベース/ボーカル・・・スティーヴ・ペッティンガー
ドラム・・・・・・・・ダニー・モーガン
キーボード/ボーカル・・・マイルズ・ダヴェンポート

このメンバーで制作された中から、まずは・・
『Beatles meets Michael 』("Michael"とは、もちろん"Michael Jackson"のこと)(レーベル:ULTRA VYBE 品番:OTCD-2581)
  ♪ビリー・シーン
  ♪ロック・ウィズ・ユー
  ♪ベン

『Beatles meets KISS』から・・・
(レーベル:ULTRA VYBE 品番:OTCD-2841)
  ♪ハード・ラック・ウーマン
  ♪ベス

『Beatles meets Queen 』から・・・
(レーベル:ULTRA VYBE 品番:OTCD-2840)
  ♪キラー・クイーン
  ♪ウィー・ウィル・ロック・ユー
  ♪ボヘミアン・ラプソディ

2015年10月22日〜10月28日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第110回

写真:坂崎幸之助 Gのハイコードを押さえる手の裏っ側

坂崎さんから:

そっかあ、デュアン・エディさんのギターに影響されてるんですね。
60年代のエレキの神様達は。
やっぱり先駆者はエライなあ。
僕はチェット・アトキンスとかジャンゴ・ラインハルトはコピーしようとしたものの聞くだけにしました(笑)。
スゴすぎ。

まだまだ続く「テ」で始まるアーティスト特集。
「テ」の13回目です。


『デペッシュ・モード(Depeche Mode)』
★1980年イギリス・エセックス州で結成された男性3人組のエレクトロ・ポップ・グループ。
グループ名は、フランスのファッション雑誌『デペッシュ・モード』に由来。
デビュー当時からヨーロッパをはじめ、アメリカ、南米などでは常にスタジアム級の会場のライヴを行なう、エレクトロ・ポップ界のスーパーグループの1つに数えられています。
  ♪エンジョイ・ザ・サイレンス(Enjoy The Silence)
   *1990年、全米8位まで上昇。
★この曲を含むアルバム『ヴァイオレーター』(1990)に続き、1993年リリースのアルバム『ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション』は、本国イギリスをはじめ、 フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、オーストリア、アメリカでアルバムチャートのナンバーワンに輝いています。

『デュアン・エディ(Duane Eddy)』
★1938年4月26日、ニューヨーク、コーニング生まれ(77歳)。
5歳の時、父親にいくつかのコードを教わりギターを始める。
ラジオから流れるカントリーミュージック番組に夢中になり、父親のマーチンのアコギを弾きまくる。
その後、10代でバンドを組み、「チェット・アトキンス」や「レス・ポール」、 ジャズの「バーニー・ケッセル」や「ジャンゴ・ラインハルト」などに影響を受けつつ、独自のギター奏法≪トゥワンギー≫を完成。
1950年代の、シンプルかつメロディアスなロックンロールギター・インストゥルメンタルの草分け的存在。
彼のスタイルは、1960年代のベンチャーズやシャンティーズといったサーフィン音楽系の若手ギタリスト達に多大なる影響を与えました。
1960年代中頃から約20年ほど音楽のメジャーシーンから遠ざかっていましたが彼独特のギター奏法「トゥワンギー・ギター」を幼い頃に聴いて育ったミュージシャン達(B.J.トーマス、 エミルー・ハリス、ベンチャーズ、フォリナー等)のアルバムにゲスト参加。
そして1986年、当時は最先端の音楽集団アート・オブ・ノイズが、デュアン・エディを迎えて発表した曲が話題となりました。
  ♪ピーター・ガン(Peter Gunn)/アート・オブ・ノイズ with デュアン・エディ
   *オリジナルは1960年のヘンリー・マンシーニ
   *1986年、全米50位。
★翌年1987年、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リンなどがバックアップしたデュアン・エディの復活アルバムも制作。

『デュラン・デュラン(Duran Duran)』
★1978年、イギリス・バーミンガムで結成された男性5人組。
最初はオリジナルメンバーのニック・ローズ(キーボード)とジョン・テイラー(ギター)を含む4人組としてスタート。
しかし、すぐにボーカルとベースが脱退。
その後、ロジャー・テイラー(ドラム)が参加。
1980年、ベーシスト探しが難航したためジョン・テイラーがベーシストに転向。
そしてギタリストとしてアンディ・テイラーが参加。
そんな中、ボーカリスト選びが難航しオーディションに踏み切ります。
そして、ルックス・魅力的な声、それにオーディションを受けた中で、唯一詩や曲を書きためたノートを持参していたこともあってサイモン・ル・ボンが選ばれます。
1981年「ニューロマンティック」の中心的グループとして「プラネット・アース」でデビュー。
最初は本国イギリス、ヨーロッパ、日本で絶大な人気を博します。
当時の代表的なヒットシングルが・・・
美女がまわし姿で相撲をとったり、ハイレグ姿の女性が子供用のプールで人工呼吸を受けたり・・・というエロティックなビデオクリップが話題になったこの曲。
  ♪グラビアの美少女(Girls On Film)
   *1981年、全英3位。
★1982年の終わり、MTVでの大量オンエアーされたこともあり、ついに全米でも大ヒットを記録したのがこの曲。
  ♪ハングリー・ライク・ザ・ウルフ(Hungry Like The Wolf)
   *リリースの翌年、1983年全米3位まで上昇。
★この大ヒットをきっかけに「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン」のリーダー的存在として次々にヒットを放っていきます。
  ♪プリーズ・テル・ミー・ナウ(Is There Something I Should Know)
   *1983年、全英初の1位。全米では4位。
  ♪ザ・リフレックス(The Reflex)
   *1984年、全米初の1位。全英では2曲目の1位。
  ♪007/美しき獲物たち(A View To A Kill)
   *1985年、2曲目の全米1位。
   *1985年公開の『007/美しき獲物たち』(ロジャー・ムーア主演の最後の作品)の主題歌
★このヒットのあと、デュラン・デュランの活動を停止して、ジョン・テイラーとアンディ・テイラーが「パワーステーション」を、サイモン・ル・ボンがニック・ローズ、 ロジャー・テイラーと「アーケイディア」を結成。
その後デュラン・デュランとしてはメンバーの脱退や新加入などを繰り返しつつ、今年、5年ぶり通算14枚目となるニューアルバム『ペイパー・ゴッズ(Paper Gods)』を発表。
  ♪プレッシャー・オフ(Pressure Off)/デュラン・デュラン feat.ジャネール・モネイ & ナイル・ロジャース

2015年10月15日〜10月21日放送

『坂崎音楽堂』

レッド・ツェッペリンのトリビュートバンド「レッド・ツェッパゲイン」特集

写真:坂崎幸之助 TSK No.8ヘッドの裏っかわ

坂崎さんから:

やはり、いるんですなあ。
こういう人達が外国にも。
逆に言えば当然っちゃあ当然か。
日本人がやってる方が珍しいかもね。
ジミー・サクライ氏の完コピギター、高見沢にも教えてあげよ。
「ディア・ビートルズ」も負けないように頑張るよォ。

今週は、本家(ジミー・ペイジ)公認の「レッド・ツェッペリン」トリビュート・バンド「レッド・ツェッパゲイン」のアルバム『永遠の響(とわのおと)T』『永遠の響(とわのおと)U』を大特集!
(9月16日リリース レーベル:SONY 品番:SICX-10/SICX-11)

レッド・ツェッパゲインとは・・
1989年、アメリカ・カリフォルニアでボーカル/スワン・モンゴメリー(ロバート・プラント)、ギター/ジミー・サクライ(ジミー・ペイジ)、 ベース/ジム・ウートゥン(ジョン・ポール・ジョーンズ)、ドラム/ジム・カーシー(ジョン・ボーナム)という4人で結成。
彼らの活動の中心はライヴ。 
本国アメリカを中心に、世界各国でライヴを行なっています。
9月には日本でも(EXシアター六本木・大阪クラブクアトロ)で来日公演を行いました。

ちなみに、本家「レッド・ツェッペリン」のジミー・ペイジはギタリスト/ジミー・サクライの演奏をみて(聴いて)大絶賛しているそうです。

『永遠の響(とわのおと)T』からピックアップしたのは・・・
  ♪グッド・タイムズ・バッド・タイムズ
  ♪ロックンロール
  ♪ブラック・ドッグ
  ♪胸いっぱいの愛を
  ♪コミュニケイション・ブレイクダウン

『永遠の響(とわのおと)U』からピックアップしたのは・・・
  ♪移民の歌
  ♪ハートブレイカー
  ♪カリフォルニア
  ♪天国への階段

2015年10月08日〜10月14日放送

『坂番洋楽テータファイル(略してSYDF)』

第109回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

「デ」ばかりでしたね。
「デ」はまだまだ続くかな。
洋楽を食わず嫌いだったというリスナーからのメールもありましたが一緒にお勉強して行きましょう。
曲紹介だけでなく、軽?い解説もお楽しみ下さい。

◆◇◆坂崎幸之助 書写真展 BEST_SELECTION@HIROSHIMA◆◇◆
待ちに待った広島での書写真展の開催が決まりました!
選りすぐりの作品をお持ち致しますので、是非是非、お友達をお誘い合わせの上、ご来場頂けると幸いです☆冷やかし組も大歓迎です(笑)
どうぞ、じっくり、たっぷりご覧になって行って下さいね。/坂崎幸之助
●会期:10月15日(木)?10月20日(火)
●時間:11:00?19:00 ※最終日は17:00まで
●場所:オリエンタルホテル広島 オリエンタルデザインギャラリー
     広島県広島市中区田中町6-10 tel:082-240-9463
●入場無料
※詳細は Island Gallery公式サイト http://islandgallery.jp をご覧ください。

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今週は「テ」で始まるアーティスト12回目!
ラインナップは・・・

『デバージ(DeBarge)』
★1978年、ミシガン州で結成された5人組のファミリーグループ。
1981年にデバージ家の長女・三男・四男・五男の4人組『デバージズ』としてデビューするも全くの不発。
そこで1982年、六男を加え5人組の『デバージ』として再出発。
レコード会社は≪80年代のジャクソンズ≫として売り出しました。
すると「第2のマイケル・ジャクソン」と期待された五男・エルドラ(通称エル・デバージ)のルックスとセクシーなボーカルのアイドル的な人気も相まって次々にヒットを。
1985年、映画『ラスト・ドラゴン』のサントラ盤からのシングルカットされた曲は「デバージ」にとって最大のヒットとなっています。
  ♪リズム・オブ・ザ・ナイト(Rhythm Of The Night)
   *1985年、全米3位まで上昇。
   *このヒットの後、人気者のエル・デバージをはじめ、
     長女のバニーもソロ・デビュー。
     「デバージ」としての活動は1988年に終了しました。

『デビー・ギブソン(Debbie Gibson)』
★1970年 8月31日、ニューヨーク・ブルックリン生まれ。
幼い頃からピアノを学び、同時に作曲の才能も発揮。
1986年、わずか16歳で名門アトランティック・レコードと契約。
その年の12月「オンリー・イン・マイ・ドリームス」でデビュー。
全米シングルチャートで4位を記録。
そのデビュー曲から3曲が4位、4位、3位…となり4曲目のシングルで念願の全米1位を獲得。
  ♪フーリッシュ・ビート(Foolish Beat)
   *1988年、全米1位。
★このヒットの翌年1989年、2ndアルバム『エレクトリック・ユース』はアルバムチャート1位に輝き、最初にシングルカットされた曲も全米1位となりました。
  ♪ロスト・イン・ユア・アイズ(Lost In Your Eyes)
   *1989年、全米1位。
★歌手活動と平行して歌唱力を生かすミュージカル女優として『レ・ミゼラブル』『グリース』などに出演したデビー・ギブソン。
アイドルのイメージから脱却するため、芸名も「デボラ・ギブソン」と変更しています。

『デビー・ブーン(Debby Boone)』
★1950年代?60年代にかけて次々にヒット曲を放ったパット・ブーンの3番目の娘として1956年9月22日ニュージャージーで誕生。
  ♪恋するデビー(You Light Up My Life)
   *1977年、全米1位(10週に渡って1位を独走)
    グラミー賞で「最優秀新人賞」「最優秀楽曲賞
    (Song of the Year)」受賞。
    さらに、映画『マイ・ソング(原題"You Light Up My Life")』の
    主題歌だったこともあり、
    アカデミー賞「最優秀歌曲賞(Best Original Song)」も獲得。
★デビー・ブーンは1979年に結婚、4人の子供を授かったこともあって芸能界からは引退しています。

『デビー・レイノルズ(Debbie Reynolds)』
★1932年 4月1日、テキサス州エル・パソ生まれの女優 兼 歌手。
16歳の時、当時住んでいたカリフォルニア州バーバンクで「ミス・バーバンク」に選ばれ、ワーナーブラザーズと契約。
2本の映画で端役を演じた後、1950年フレッド・アステアと共演。
それが認められ、1952年ジーン・ケリーの大ヒットミュージカル映画『雨に唄えば』のヒロインに大抜擢、一躍スターに。
そして、歌手としても1957年、自らの主演映画『タミーと独身者』の主題歌が全米5週連続のナンバーワンとなっています。
  ♪タミー(Tammy)
   *1958年、全米1位。

『デフ・レパード(Def Leppard)』
★1977年、イギリス・ヨークシャー州で結成された5人組のハードロックバンド。
1980年、アルバム『オン・スルー・ザ・ナイト』でレコードデビュー。
全英チャート15位(全米51位)。
翌1981年、2ndアルバム『ハイ・アンド・ドライ』は全英26位(全米38位)。
1983年、3rdアルバム『炎のターゲット』は、全英18位(全米2位)と英・米の人気と売上が逆転。
『炎のターゲット』からのシングル「フォトグラフ」が、当時のMTVのリクエスト番組でマイケル・ジャクソンの「今夜はビート・イット」を上回る支持を集め、全米シングルチャートでも最初のトップ100入り12位を記録。
これをキッカケに、本国イギリスでも人気が出て、1987年発表の4枚目のアルバム『ヒステリア』は、全英・全米共に1位獲得。
このアルバムからは、7曲ものシングルをカットしています。
  ♪シュガー・オン・ミー(Pour Some Sugar On Me)
   *1988年、全米2位。
  ♪ラヴ・バイツ(Love Bites)
   *1988年、初の全米ナンバーワン。
★デビュー35年のデフ・レパード、4年ぶりの来日公演が開催。
11/9日本武道館、11/10 オリックス劇場、11/12 ZEPP NAGOYA 、11/13 仙台サンプラザホール

2015年10月01日〜10月07日放送

『坂崎音楽堂』

ハロウィンをテーマにしたコンピレーションアルバムをご紹介

写真:坂崎幸之助 古いけど新しいギターマーチンOOO-1867年製です。

坂崎さんから:

ハロウィンねぇ...
あんまりピンとこないなぁ。
どうも仮装したりとかもよくわからないけど、まあ、みんなでにぎやかに楽しむことも経済効果として良いと思います。
日本人だからハロウィン〜クリスマス〜正月〜節分〜ひなまつり、ってなのは、ありですな。

今回は、ここ数年、もしかしたらクリスマスより派手になっている「ハロウィン」をテーマにしたコンピレーションをご紹介。

『ハッピィ・ハロウィン〜パンプキン・パーティ』(10/7発売)
(レーベル:SONY 品番:MHCL-2556)
“ハロウィン”をコンセプトに「モンスター」「魔女」「お化け(ゴースト)」といった楽曲から、アゲアゲのパーティ楽曲までを幅広く収録。
「お祭りハロウィン」をより一層盛り上げる1枚です。

今回このコンピからピックアップした曲は・・・
  ♪満月の夜/聖飢魔U
  ♪お化けのロック/郷ひろみ&樹木希林
  ♪ハロウィンはCURIOSITY/小比類巻かほる
  ♪残酷な天使のテーゼ/中川翔子
  ♪モンスター/川村かおり
  ♪ゴーストブスターズ/片岡鶴太郎
  ♪アゲ♂アゲ♂EVERY ☆騎士(ナイト) /DJ OZMA
  ♪ハロウィン過ぎたら/辛島美登里

◆『気になるあの曲』
今回はイギリスとアメリカのベテラン男性ロックアーティスト2人の新曲を紹介。
※イギリス代表:ロッド・スチュワート(1945年1月10日生まれ・現在70歳)2年ぶりとなるニューアルバム『アナザー・カントリー』(10/23発売)から。
  ♪ラヴ・イズ 

※アメリカ代表:ドン・ヘンリー(1947年7月22日生まれ・現在68歳)15年ぶり5枚目のソロアルバム『カス・カウンティ』(10/2発売)から。
アルバムタイトルは彼が生まれ育ったテキサス州の場所の名前)
  ♪テイク・ア・ピクチャー・オブ・ディス
   *アルバムタイトルは彼が生まれ育ったテキサス州の場所の名前。
    アルバムにはドリー・パートン、ミランダ・ランバート、ヴィンス・ギルといったカントリー界の大物・     人気アーティスト達、さらに、ストーンズのミック・ジャガーもゲスト参加してます。

2015年09月24日〜09月28日放送

『坂番洋楽データファイル略してSYDF)』

第108回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

「テ」の付くアーティスト、続いております。
このあたりの人達の曲は全く聴いていなかったなぁ。
ラジオとかでは、たまーに流れているのを聴いたくらいかな。

さあ、秋ツアーももうすぐ。
楽しみにしていて下さいね。
がんばりますよォ!!

「テ」で始まるアーティスト特集の11回目!
今回のラインナップは・・・

『テスラ(Tesla)』
★1985年、カリフォルニア州サクラメントで結成された5人組のハードロックバンド。
バンド名は、天才的な科学者「ニコラ・テスラ」に由来。
結成から1年後の1986年、アルバム『メカニカル・レゾナンス』でレコードデビュー。
1989年にリリースした2ndアルバム『ザ・グレート・レディオ・コントラヴァーシィ』 からのシングル「ラヴ・ソング」は、初の全米トップテン入りを果たす大ヒットに。
 ♪ラヴ・ソング(Love Song)
  *アルバムリリースの翌年1990年に全米シングルチャート10位まで上昇。
★グループは結成10年目の1994年に一度は解散しますが、2000年に再結成。
現在も全米各所をくまなく廻るライヴツアーをメインに活動中です。

『デズリー(Des'ree)』
★1968年11月30日生まれ、ロンドン出身のポップソウルアーティスト。
バルバドス出身の父と、ガイアナ生まれの母との間に生まれ、10代の頃から作詞・作曲を始め、23歳の時に初めて作ったデモテープが認められ、 1991年デビュー。シングル「フィール・ソー・ハイ」が全英チャートで13位まで上昇。
1994年に発表した2ndアルバム『アイ・エイント・ムーヴィン』からシングルカットされた「ユー・ガッタ・ビー」は、全米ではトップ100内に“80週連続”でチャートイン!
 ♪ユー・ガッタ・ビー(You Gotta Be)
  *リリースの翌年1995年に全米シングルチャート5位を記録。
  *この曲を含むアルバム「アイ・エイント・ムーヴィン』は、
  全世界で160万枚以上の大ヒットとなっています。

『デッド・オア・アライヴ(Dead Or Alive)』
★1980年、リヴァプール生まれのピート・バーンズが中心になって結成したダンスユニット。
デビュー当時はロックバンドとして活動しましたが鳴かず飛ばず状態。
そこでリーダーのピート・バーンズは当時ヨーロッパを席捲していたハイエナジーサウンド(ユーロビート)を取り入れたダンスユニットにグループを変身させます。
この変身に手を貸したのが、カイリー・ミノーグやリック・アストリー、バナナラマなどを手がけ、次々に大ヒットを放っていたプロデューサーチーム: ストック・エイトキン・ウォーターマン。
 ♪ユー・スピン・ミー・ラウンド(You Spin Me Round)
  *本国・全英では1位。全米では11位まで上昇。

『テディ・ベアーズ(The Teddy Bears)』
★1958年、ロサンゼルスで結成された女性1人・男性2人からなる3人組。このグループには、 その後プロデューサーとして有名になるフィル・スペクターが在籍したことでもおなじみ。
 ♪逢ったとたんに一目惚れ(To Know Him,Is To Love Him)
  *1958年のデビューシングル、全米1位を獲得。

『デニース・ウィリアムス(Deniece Williams)』
★1951年 6月3日、インディアナ州ゲイリー生まれのシンガーソングライター。
20代はじめ、スティーヴィー・ワンダーのバックコーラスグループ「ワンダーラヴ」で活躍。
その後、ローリング・ストーンズのツアーやレコーディングのバックシンガーとして活動していたところを、アース・ウインド&ファイアーのモーリス・ホワイトにスカウトされ、1975年にデビュー。
最初はR&B色の強いサウンドでしたが、次第に“ポップより”にシフト。
 ♪涙のデュエット(Too Much,Too Little,Too Late)
  *ジョニー・マティスとのデュエット曲。
  *1978年、全米1位、全英3位を記録。
★その後、1984年に2曲目の全米ナンバーワンが生まれます。
それが、映画『フットルース』の挿入歌としてシングルカットされた曲でした。
 ♪レッツ・ヒア・ボーイ(Let's Hear It For The Boy)

『デニス・デ・ヤング(Dennis DeYoung)』
★1947年2月18日、アメリカ・イリノイ州シカゴ生まれ。
アメリカン・プログレ・グループ「スティクス」の リードシンガー兼キーボード奏者。
スティクスの「ミスター・ロボット」(1983)の大ヒットの後、1984年からソロ活動をスタート。
ソロ第1弾シングルは、当時のスティクス人気もあって全米ベストテンヒットとなっています。
 ♪デザート・ムーン(Desert Moon)
★ちなみに「スティクス」は、1980年代後半にデニスとVo&Gのトミー・ショウとの関係が最悪になりトミーが脱退。
デニス・デ・ヤングは何度かのメンバーチェンジを繰り返しつつスティクスで活躍。
しかし、1999年、デニス・デ・ヤングもスティクスを脱退。
その後は、ソロアーティストとして活動を続けています。

2015年09月17日〜09月21日放送

『坂崎音楽堂』

ハリウッド・ヴァンパイアーズのデビューアルバムを特集

写真:坂崎幸之助 今回、話に出ていた加藤和彦さんの遺品。
和幸のマーチン製シグネチャーモデル

坂崎さんから:

夢のあるアルバムですねぇ。
アリス・クーパーさんにジョニー・デップが声をかけて実現したのでしょうか。 違っていたらスミマセン。 でもロック好きのジョニー・デップさんが、憧れのアーティストを集めて、こんなステキなアルバムを作ってしまっただけでも、大成功ですねぇ。

今回はアリス・クーパー、ジョニー・デップ、「エアロスミス」のジョー・ペリーらが中心となって結成したスーパーグループ「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」のデビューアルバム 『ハリウッド・ヴァンパイアーズ』を特集。
(9月11日全世界同時発売 レーベル:ユニバーサル 品番:UICY-15428)

参加ミュージシャンは・・・
ポール・マッカートニー、ジョー・ウォルシュ、「ガンズ」のスラッシュ、 「フー・ファイターズ」のデイヴ・グロール、ザック・スターキー(リンゴ・スターの息子)、 「AC/DC」のブライアン・ジョンソン、オリアンティなどなど・・!
彼らもHollywood Vampiresのメンバーという位置づけ。

≪ハリウッド・ヴァンパイアーズ≫とは・・・
元々、1969年、ロスのクラブ「レインボー・バー&グリル」の2階のバーに、夜な夜な集まるロックスター達(その中心人物のアリス・クーパーをはじめ、 ジョン・レノン、ハリー・ニルソン、キース・ムーン、「ドアーズ」のジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックスなど)・・・による「飲み仲間集団」を称したもの。

そんな楽しい仲間達、一緒に飲んで笑って演奏できる環境を3年前、アリス・クーパーが親友のジョニー・デップとよみがえらせました。
その第1弾となるのが今回リリースされたアルバム『ハリウッド・ヴァンパイアーズ』。

このアルバムには、オリジナル楽曲と共に、70年代のオリジナル「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」へのトリビュートを込めロック・クラシックスのカバーが収録されています。
(オリジナル楽曲3曲、カバー曲11曲、日本盤ボーナストラックとしてザ・フーのカバー1曲の計15曲収録)

今回番組内でピックアップした曲は・・・
  ♪ザ・ラスト・ヴァンパイア
   *ナレーションはドラキュラ役者でおなじみ、
    今は亡きクリストファー・リーが担当。
  ♪レイズ・ザ・デッド
   *ボーカルはアリス・クーパー。ギターはジョニー・デップ。
  ♪マイ・ジェネレーション(ザ・フーのカバー)
   *リードボーカル/アリス・クーパー。ギター/ジョニー・デップ。
     ドラム/ザック・スターキー(リンゴの息子で現在ザ・フーのドラムを担当)
  ♪胸いっぱいの愛を(レッド・ツェッペリンのカバー)
   *リードボーカル/ブライアン・ジョンソン(AC/DC)&アリス・クーパー。
    ギター/ジョー・ウォルシュ&ジョニー・デップ&オリアンティ。
    ドラム/ザック・スターキー。
  ♪ファイヴ・トゥ・ワン/ブレイク・オン・スルー(ザ・ドアーズのカバー)
   *リードボーカル/アリス・クーパー。
    ギター/ロビー・クリーガー(ドアーズ)
  ♪ワン/ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー(ハリー・ニルソンのカバー)
   *リードボーカル/アリス・クーパー&ペリー・ファレル(ジェーンズ・アディクション)
    ドラム/デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)
  ♪カム・アンド・ゲット・イット(バッドフィンガーのカバー)
   *リードボーカル/ポール・マッカートニー&アリス・クーパー。
    ギター/ジョー・ペリー(エアロスミス)&ジョニー・デップ。
    ピアノ&ベース/ポール・マッカートニー
  ♪コールド・ターキー(冷たい七面鳥)(ジョン・レノンのカバー)
   *リードボーカル/アリス・クーパー。
    ギター/ジョー・ペリー(エアロスミス)&ジョニー・デップ。
  ♪スクールズ・アウト/アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール パート2
      (アリス・クーパーのカバー+ピンクフロイドのカバー)
   *リードボーカル/アリス・クーパー。

2015年09月10日〜09月14日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第107回

写真:坂崎幸之助 坂崎さんは最近、炭酸水にコッてるようです。

坂崎さんから:

デヴィッドさんが今回でやっと終了しましたね。
ビートルズの「ビ」まではまだまだ長い道のりです。 のんびり行きましょうかね。 みんなで一緒に洋楽をお勉強しましょう。

今回は「テ」で始まるアーティスト特集の10回目!
ラインナップは・・・

『デヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)』
★1954年10月10日、アメリカ・インディアナ州ブルーミントン生まれ。
1973年、同じ大学の人気バンド「マンモス」のアレックスとエディのヴァン・ヘイレン兄弟に誘われ参加。
それと同時にバンド名も「ヴァン・ヘイレン」に改名。
1978年、キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」のカヴァーでデビュー。
次々にヒットを放ちます。
特に1984年リリースの6枚目のアルバム『1984』はシングル「ジャンプ」と共に大ヒット。
そして1985年1月、デヴィッド・リー・ロスはソロ名義で4曲入りEP『クレイジー・フロム・ザ・ヒート』を発表。
ビーチ・ボーイズの曲をカヴァー、ソロデビューシングルとしてリリース。
当時の「ヴァン・ヘイレン」人気も相まって大ヒットしました。
 ♪カリフォルニア・ガールズ(California Girls)
  *全米3位まで上昇。
  *バックコーラスには本家「ビーチ・ボーイズ」のカール・ウィルソン
   とミスター・フラミンゴこと、クリストファー・クロスが参加。
★この後、デヴィッド・リー・ロスは1985年4月に「ヴァン・ヘイレン」を脱退。そして1986年、ギター:スティーヴ・ヴァイ、ベース:ビリー・シーン、
ドラム:グレッグ・ビソネットという、超バカテクミュージシャンを迎え、ソロ第1弾アルバム『イート・エム・アンド・スマイル』をリリース。
そして1988年、2枚目のアルバム『スカイスクレイパー』を発表。
ここからの1stシングルは「ヴァン・ヘイレン」時代のナンバーを彷彿させるキャッチーなもので見事にヒット!
 ♪まるっきりパラダイス(Just Like Paradise)
  *1988年、全米6位まで上昇。
★その後、次第に人気も下降線の一途をたどり低迷。
しかし「ヴァン・ヘイレン」2代目ボーカリスト:サミー・ヘイガーの脱退で、グループに復帰したり、また抜けたり…。
さらには、サミー・ヘイガーと一緒に「サム&デイヴツアー」を行なったり、またまた「ヴァン・ヘイレン」に戻ったりしています。

『デオダート(Deodato)』
★1942年6月22日、ブラジル・リオ・デ・ジャネイロ生まれ(73歳)
本名「エウミール・デオダート」。
1960年代中頃からアレンジャーとして「フランク・シナトラ」や「アレサ・フランクリン」「アントニオ・カルロス・ジョビン」や「ミルトン・ナシメント」などのアルバム制作に携わります。
そして1970年代に入り、まだクロスオーヴァー、フュージョンという言葉も無かった時代にクラシック作品をジャズテイストにアレンジした注目され、その記念すべき最初の作品は大ヒットを記録しています。
 ♪ツァラトゥストラはかく語りき(Also Sprach Zarathustra)
  *1973年、全米シングルチャート2位を記録。
  *リヒャルト・シュトラウスが1896年に作曲したもので、映画『2001年宇宙の旅』で使われた。
  *1974年グラミー賞で最優秀ポップ・インストゥルメンタル賞を受賞。

『テクノトロニック(Technotronic)』
★1988年、ベルギーのハウスミュージックを制作するスタジオで結成されたプロジェクト。
当時、大流行だったハウスミュージックを次々に発表。
1989年、その最初のヒット曲が本国ベルギーをはじめヨーロッパ全土で大ヒット。
その勢いで1989年暮れに全米でもリリースされ、翌1990年には全米2位を記録する大ヒットとなっています。
 ♪今夜はパンプアップ(Pump Up The Jam)

『デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)』
★1990年、アメリカ・テキサス州ヒューストンで、ビヨンセを中心に結成されたガールズグループ。
最初は4人のメンバーで「ガールズ・タイム」として地元のライヴハウスなどを中心に活動をスタート。
そして1992年、CBSのスター発掘番組『スター・サーチ』にエントリー、見事優勝したものの、すぐに芽は出ず。
そこでビヨンセの父親マシュー・ノールズが娘たちの夢をかなえるため、それまで務めていた大企業を退職、マネージメントオフィスを設立。
グループ名もマシューの発案で、聖書から引用した「デスティニーズ・チャイルド」(Destiny's Child=運命の子)と改名。
1997年、映画『メン・イン・ブラック』の挿入歌で注目され、翌1998年、デビューシングル「ノー、ノー、ノー パート2」が大ヒット(全米3位)。
1999年、2ndアルバム『ライティング・オン・ザ・ウォール』からの第1弾シングルは彼女たちにとって、初の全米ナンバーワンをもたらしました。
 ♪ビルズ・ビルズ・ビルズ(Bills,Bills,Bills)
★グループが売れてくると出てくるのはギャラや待遇面でのメンバーの不満。表面的には人気絶頂でも、メンバー内の確執は大きくなるばかり。そこで、ビヨンセの実の父親で事務所の社長マシューは、不満をもらす2人を一刀両断、脱退させます。
そのタイミングでの新曲のビデオには、脱退させた2人や、ファンも知らない新メンバー2人も出演していました。
 ♪セイ・マイ・ネーム(Say My Name)
  *2000年、全米1位(2曲目のナンバーワン)。
★2000年に新メンバーになった2人。その内の1人は頻繁に遅刻したり無断欠勤を繰り返したため、すぐに解雇。メンバーは、オリジナルの「ビヨンセ」と「ケリー・ローランド」、そして、新メンバーの「ミシェル・ウィリアムズ」の3人組となります。
この3人組となって最初の全米1位となった曲がこちら。
 ♪インディペンデント・ウィメン パート1(Independent Women Part1)
  *2000年、全米1位。映画『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌。
★2005年、人気絶頂の中グループは解散を発表。それぞれソロ活動に入ります。
その後、2006年&2013年のスポーツイベントで一日限定の再結成を果たしています。

2015年09月03日〜09月07日放送

『坂崎音楽堂』

コンピレーションアルバム「アルファレコード」

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

何となくだった「アルファ」が、このアルバムではっきりとした気がします。
村井さんが、この日本の音楽業界に残した足跡は大きいですね。
良いアーティストだらけでCDもぜひ聞いてみてほしい一枚であります。
アルファの回し者ではありませんぞ。
ライブも行きたいなぁ。

今回は、作曲家:村井邦彦さんが70歳を迎えたことを祝して、村井さんが設立したアルファレコードのヒット曲などを集めたコンピレーションアルバム 『アルファレコード〜We Believe In Music 〜』特集!
(8月19日リリース済み レーベル:SONY 品番:MHCL-30324?5)

このアルバムの選曲は、設立者の村井邦彦さんをはじめ、アルファレコードを支えた当時の精鋭スタッフたち。
ライナーノーツには、それぞれ選曲理由なども書かれていて「アルファ」の歴史を感じることができます。

※1969年、作曲家:村井邦彦さんが音楽出版社「アルファミュージック」設立、原盤制作会社としてスタート。
1977年に独立したレコード会社「アルファレコード」となる。

2枚組・全38曲の中から今回ご紹介した曲は・・・
  ♪栄光の朝/フィフィ・ザ・フリー
  ♪花の世界/加橋かつみ
  ♪翼をください/赤い鳥
  ♪地球はメリー・ゴーランド/ガロ
  ♪ミドリ色の屋根/ルネ
  ♪海を見ていた午後/荒井由実
  ♪ほうろう/小坂忠
  ♪夢で逢えたら/吉田美奈子
  ♪Mr. サマータイム/サーカス
  ♪あの頃のまま/ブレッド&バター
  ♪咲坂と桃内のごきげんいかが 1・2 ・3/スネークマン・ショー
  ♪涙をふいて/三好鉄生

★今月9月27日(日)・28(月)東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールにてアルファミュージック&アルファレコードで活躍したアーティスト達が集結するライヴイベント 【ALFA MUSIC LIVE】開催。
出演は・・・ 松任谷由実(荒井由実名義)、加橋かつみ、小坂忠、サーカス、ブレッド&バター、細野晴臣、鈴木茂、高橋幸宏、林立夫、雪村いづみ、 村上 "ポンタ" 秀一、吉田美奈子など。
村井邦彦プロデュース、松任谷正隆・総合演出。
演奏はティン・パン・アレーと武部聡志バンド。

2015年08月27日〜08月31日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第106回

写真:坂崎幸之助 テリーズテリーNo.8の完コピギター「TSK No.8」 (レリック加工はアコギでは珍しいのです)おそらくこの秋、限定8本のみ発売。

坂崎さんから:

今回はデヴィッドさんで攻めてみました(笑)。
デヴィッドさんはミュージシャンでも、かなりいらっしゃいます。
マニアックな人で好きな人はリンドレーさん、グリスマンさん、ブロムバーグさん、他。
さあ次に出てくるデヴィッドさんは誰かなぁ?

今回のSYDFは「テ」で始まるアーティスト特集の9回目。

『デヴィッド・エセックス(David Essex)』
★1947年7月23日、イギリス・エセックス州プレイストウ生まれ。
本名/デヴィッド・アルバート・クック。
子供の頃、ピアニストだった母親の影響で音楽に親しみ、学生時代は地元のバンドで活躍。そして1965年、歌手デビュー。
10枚以上のシングルを発表するも全くの不発。
そこで歌手としてだけではなくミュージカル俳優としての活動もスタート。
すると苦節8年。1973年、主演ミュージカル映画『That'll Be The Day』のために書いた曲が大ヒット。
  ♪ロックにすべてを(Rock On)
   *本国イギリスでは3位。全米では5位を記録。
★この曲をキッカケに本国イギリスでは、シンガーソングライター兼俳優として人気を不動のものに。
全英チャートでは2曲の1位をはじめトップ10ヒットを10曲放っています。

『デヴィッド・キャシディ(David Cassidy)』
★1950年4月12日、ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
父親はテレビドラマなどで活躍したジャック・キャシディ。
母親も女優という芸能一家に育つ。
10代の終わりにブロードウェーデビューを果たした後、テレビ局関係者の目に留まり、本格的なテレビ出演がスタート。
1970年から始まったドラマシリーズ『パートリッジ・ファミリー』(日本では1972年から放映)に主演、長男のキース・パートリッジ役で大人気。
このドラマは、デヴィッドの実の母親でもあるシャーリー・ジョーンズと、その子供たちがバンドを組んでアメリカ中をバスで演奏旅行をするというもので、 テレビの中で歌われる曲の数々も大ヒット。
同時にソロ活動を始めたデヴィッド・キャシディもアイドル歌手としてヒットを連発。
「アソシエーション」が1966年に全米1位に送り込んだ曲をカヴァーし大ヒット。
  ♪チェリッシュ(Cherish)
   *1971年、全米9位まで上昇。

『デヴィッド・ゲイツ(David Gates)』
★1940年12月11日、オクラホマ州タルサ生まれ(現在74歳)。
19歳の時、レコードデビューしたものの全く売れず、ソングライターやセッションミュージシャンとして生計を立てていましたが、 1968年、セッション仲間と結成した『ブレッド』が「二人の架け橋」「イフ」などの大ヒットを生み出します。
デヴィッド・ゲイツは『ブレッド』と平行してソロ活動を再開。
グループ解散の年・1977年に発表した曲は彼にとって初のソロヒットに!
  ♪グッバイ・ガール(Goodbye Girl)
   *リチャード・ドレイファス主演の映画『グッバイ・ガール』の
    主題歌。映画公開の翌年1978年・全米15位まで上昇。

『デヴィッド・ソウル(David Soul)』
★1943年8月28日、アメリカ・イリノイ州シカゴ生まれ。
大学卒業後、歌手としてデビューするも全く売れず俳優に転向。
1973年、映画『ダーティハリー2』で認められ、1975年からスタートしたTVシリーズ『刑事スタスキー&ハッチ』のハッチこと、 ケネス・ハッチンソン役で人気者の仲間入りを果たします。
この人気をバックに再び歌手デビュー、リリースした曲はテレビドラマの大人気も手伝って全英・全米でナンバーワンの大ヒットに!
  ♪やすらぎの季節(Don't Give Up On Us)

『デヴィッド・ボウイ(David Bowie)』
★1947年 1月8日、イギリス・ロンドン南部のブリクストン生まれ(現在68歳)。
本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズ。
1964年、デイヴィー・ジョーンズ&ザ・キング・ビーズとしてデビューするもヒットに恵まれず、1966年に芸名をデヴィッド・ボウイと改名。
1968年、踊りで有名なリンゼイ・ケンプ劇団でパントマイムの腕を磨き、独特のステージアクションに取り入れます。
1969年の映画『2001年宇宙の旅』をモチーフにアルバム『スペース・オディティ』を発表。
すると全英5位・全米15位を記録し一躍人気ミュージシャンの仲間入りを果たします。
1970年代に入るとグラムロックを代表するアーティストとして大活躍。 1974年活動の拠点をアメリカに移し、ロックにソウルミュージックを取り入れたアルバムを制作。
1975年発表のアルバム『ヤング・アメリカンズ』からはジョン・レノンと一緒に作ったシングルが、ボウイにとって初のナンバーワンヒットとなりました。
  ♪フェイム(Fame)
   *1975年、全米1位。
★1981年には、クイーンと組んでシングルをリリース。
  ♪アンダー・プレッシャー(Under Pressure)/クイーン&デヴィッド・ボウイ
   *1981年、全英1位。しかし、全米チャートでは29位。
★1983年、シックのナイル・ロジャースをプロデューサーに起用したアルバム『レッツ・ダンス』は、彼にキャリア最大のヒットと成功をもたらしています
  ♪レッツ・ダンス(Let's Dance) 
   *1983年、全米1位。
   *アルバム『レッツ・ダンス』からは「チャイナ・ガール」
    「モダン・ラヴ」もシングルヒット。
★1989?91年頃にはロック・バンド『ティン・マシーン』として活動。
1993年からソロ活動を再開、コンスタントにアルバムを発表。
2004年、体調不良で活動を休止。約9年もの間、音楽シーンから遠ざかっていましたが、2013年にアルバム『ザ・ネクスト・デイ』で電撃復活を果たしています。

2015年08月20日〜08月24日放送

ゲスト:アコギGROOVEの石井完治さん

写真:坂崎幸之助+石井完治 番組がスタートした頃、20年前の写真と一緒に…

坂崎さんから:

カンちゃんとは久しぶりにお会いできて楽しかったです。
相変わらずのギター漫談な人でしたねぇ。
「ももかん」も「アコギGROOVE」もとてもステキなユニットです。
ぜひライブも見てほしいと思います。
また今度、飛び入りなんかでご一緒しましょう!!

今回は男女ギターデュオ「アコギ GROOVE」の石井完治さんをお迎えしました。

2006年7月にギターデュオ「ももかん」としてゲスト出演してくださってから、約9年ぶりの登場です!

【アコギ GROOVE】とは実力派ベテランギタリスト:石井完治さん(1955年1月5日生まれ)と人気女性ブルースギタリスト:静沢真紀さんの二人によるアコースティック・ギター・デュオ。
2010年に1stアルバム『グッドフェローズ』を、そして今年7月22日に2ndアルバム『アミーゴ』をリリース。

石井さんはブラックミュージックをルーツとしたファンキーなギタープレイを持ち味とし数多くのアーティスト・ツアーやレコーディングに参加。
TV-CMや教則DVDなどの仕事も多数こなしているギタリスト。
ライブでの軽妙なトークにも定評があり、トークのファンも多い。

静沢真紀さん
11歳の時から独学でギターを始め、京都を拠点にバンド活動を展開するうちにブルースに傾倒、名ブルースギタリストとして名高い故・塩次伸二氏に師事。
1997年からは女性ブルースユニット「STORMY」のギタリストとしてアルバム発表、TV出演など精力的な活動を続けていm失し、TVをはじめ精力的な活動を続けている。
・・・・といった二人による「アコギGROOVE」。
ファンク、ブルース、ソウル、フラメンコ、ラテンなど幅広い音楽的要素を感じさせるバラエティに富んだ楽曲(全曲インスト)、徹底的にギターにこだわり抜いたアレンジ、高い技術と感性が融合した圧巻のギター・プレイ。
とにかく極上のアコースティック・ギター・サウンドを堪能することが出来る最新アルバム『アミーゴ』好評発売中です!

(レーベル:キングレコード 品番:KICS-3255)/

≪LIVE情報≫
〜アコギGROOVE〜
 8/29三木楽器梅田店(大阪) 8/30プラサード(三重県)
 9/13天王寺区 Acoustic Cafe Anie(大阪)
 9/17東御文化会館(長野市) 9/18島村楽器 松本店(長野県)
 9/19安中市TAMスタジオ(群馬県)

★9/1「石井完治エレキな夜月」@(東京)西早稲田 音楽室DX

・・・などなど、石井さん出演のライブは多数あります。
詳しくは石井さんの公式サイト【いしいかんじのギターweb】http://ishii-kanji.com/main/にてご確認ください。

2015年08月13日〜08月17日放送

『坂崎音楽堂』

オールスター夏の大音楽祭

写真:坂崎幸之助 正解はメガネでした。

坂崎さんから:

みんな、よくやりますなあ。
やっぱり向こうのミュージシャン達も先輩にあこがれて志を持ったんだろうなあ。
完コピをする人もいれば自分をしっかりと出してカバーする人もいて、なかなか楽しいシリーズです。
日本人アーティストでもやってみたいです。
まずは拓郎さんだな。

今回は「オールスター夏の大音楽祭」!
…ということで、主にイギリスのミュージシャン達が参加した 『トップ・ミュージシャンズ・プレイ・・・』シリーズ(早い話がトリビュートアルバム)をご紹介。

★『トップ・ミュージシャンズ・プレイ:レッド・ツェッペリン』から。
  ♪Black Dog/Michael White
   *Vo.は英国のハードロックバンド「サムソン」のマイケル・ホワイト。
    Key.はキース・エマーソン(ELP)、Dr.アラン・ホワイト(YES)
  ♪Stairway To Heaven(天国への階段)/Michael White
   *Vo.はマイケル・ホワイト、
    リードギターはフランク・ザッパの息子:ドウィージル・ザッパ。

★『トップ・ミュージシャンズ・プレイ:クイーン』から。
  ♪We Will Rock You/Paul Shortino
   *Vo.は「ラフ・カット」や「クワイエット・ライオット」のポール・
    ショーティノ、G.は「グランド・ファンク」「キッス」のレコーディング
    やツアーに参加しているブルース・キュリック。
  ♪Bohemian Rhapsody/John Wetton
   *Vo.は「キング・クリムゾン」「ロキシー・ミュージック」「ユーライア・
    ヒープ」「ウィッシュボーン・アッシュ」そして「エイジア」で活躍して
    いたジョン・ウェットン

★『トップ・ミュージシャンズ・プレイ:スティング&ザ・ポリス』から。
  ♪Every Breath You Take(見つめていたい)/Steve Overland
   *今年結成30周年というブリティッシュハードロックバンド「FM」の
    スティーヴ・オーヴァーランドがリードボーカルで参加。
  ♪Englishman In New York/Hurricane Smith
   *Vo.は「ビートルズ」のレコーディング・エンジニアで、
     「ピンク・フロイド」のプロデューサーも務めたハリケーン・スミス。

★『トップ・ミュージシャンズ・プレイ:ザ・ローリング・ストーンズ』から。
  ♪Paint It Black(黒くぬれ!)/Paul Dianno
   *Vo.は初代「アイアン・メイデン」のリードシンガー、ポール・
    ディアノ。

※今回ご紹介した『トップ・ミュージシャンズ・プレイ・・・』
 レーベルはすべて「San Juan Music」輸入盤です。

2015年08月06日〜08月10日放送

『坂崎音楽堂』

アメリカの未発表音源集「ロスト&ファウンド」特集

写真:坂崎幸之助 偶然にも先週と同じような装いの坂崎さん。でも一つだけ違う箇所が。何が違うでしょうか? (表情とかではありません)答えは来週・・。

坂崎さんから:

ブレない2組ですなぁ。 ギルバート・オサリバンはどうしてもデビュー時のノスタルジックな衣装が思い出されますな。
アメリカは特にブレなくて、ほどんど2000年代の曲も70年代に出ていてもおかしくないような曲で、とても気に入りました。
ダン・ピークさんが脱退し亡くなられたのが残念でなりませんね。

今回は「名前のない馬」や「ヴェンチュラ・ハイウェイ」、 「金色の髪の少女」等でおなじみの“アメリカ”の未発表音源集 『ロスト&ファウンド』を特集。
(輸入盤 レーベル:America Records 品番:AAL-0515)

このアルバムは、ジェリー・ベックリーとデューイ・バネルが、2000年から2011年までに録り溜めてきた数々の楽曲の中からの10曲で構成されています。

番組でピックアップしたのは・・・
   ♪Driving (詞曲&リードボーカル/Gerry Beckley)
   ♪All In All(曲/Gerry Beckley、詞&リードボーカル/Dewey Bunnell)
   ♪One Horse Town(詞曲&リードボーカル/Gerry Beckley)
   ♪The quiet Inside(曲/Gerry Beckley、詞&リードボーカル/Dewey Bunnell)
   ♪Many Colors (詞曲&リードボーカル/Gerry Beckley)
   ♪Dream Come True (詞曲&リードボーカル/Dewey Bunnell)
   ♪Don't Let Her Close Your Eyes (詞曲&リードボーカル/Gerry Beckley)
   ♪Early days(曲/Gerry Beckley、詞&リードボーカル/Dewey Bunnell)

◆気になるあの曲
7月22日に発売されたばかりのギルバート・オサリバンの4年ぶりのアルバム『ラテン・アラ・G!(Latin ala G!)』をご紹介。
(レーベル:Victor 品番:VICP-75149)

この作品は、ギルバート。オサリバンが敬愛するシンガー&女優のペギー・リーが1960年に発表したアルバム、『ラテン・アラ・リー(Latin ala Lee!)』をもじったもの。
アルバムタイトルも、ジャケットデザインも“全曲ラテンでのアレンジ”というコンセプトもペギー・リーの作品にちなんでいます。
   ♪Made In Love
   ♪Love I You

参考としてペギー・リーの『ラテン・アラ・リー』からは
   ♪踊り明かそう
   ♪Till There Was You
もご紹介しました。

2015年07月30日〜08月03日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第105回

写真:坂崎幸之助 1963年(初年度)のギブソンDOVE(ナチュラル)

坂崎さんから:

ディーン・マーチンはちょっと古過ぎるし、他の人達はあんまり馴染みがなかったSYDFでした。
勉強になるなぁ、このコーナー。
団しん也さんに久々にお会いしたくなりました。

今回のSYDFは「テ」で始まるアーティストの8回目。
ラインナップは・・・

『テイラー・デイン(Taylor Dayne)』
★1962年3月7日、アメリカ・ニューヨーク州ボールドウィン生まれのダンスポップ系シンガーソングライター。
本名:レスリー・ワンダーマン。
高校卒業後、地元のロックバンドで歌ってたところ、25歳の時にレコード会社のスカウトマンの目に留まり、1年の準備期間を経て1988年、26歳にしてデビュー。
元々は、ロック系のシンガーでしたが当時の世界的なダンスミュージックブームに乗ってダンスナンバーでデビュー。
  ♪テル・イット・トゥ・マイ・ハート(Tell It To My Heart)
   *オーストラリア・オランダ・ドイツ・スイスで1位
    イギリスで3位、本国アメリカでも7位を記録し大ヒット。
   *この曲も収められたデビューアルバム『Tell It To My Heart』
     からは、他にも4曲がシングルカットされ大ヒット。
★翌1989年リリースの2ndアルバム『キャント・ファイト・フェイト』からも、4曲のシングル全てが大ヒット。
  ♪愛に帰りたい(Love Will Lead You Back)
   *アルバム『キャント・ファイト・フェイト』からのシングル。
   *1990年、初の全米1位を獲得。

『ディール(The Deele)』
★1981年、オハイオ州シンシナティで結成された6人組のR&Bグループ。
1983年にアルバム『ストリート・ビート』でデビュー。
1stアルバムからのシングル「ボディ・トーク」は全米R&Bチャートでは3位。
しかし、2ndアルバムは残念ながら不発。
そして1987年に発表された3rdアルバム『アイズ・オブ・ア・ストレンジャー』からシングルヒットが誕生。
  ♪トゥ・オケージョンズ(Two Occasions)
   *1988年、R&Bチャートでは4位、全米シングルチャートでは10位。
   *2ndボーカルとしてビブラートのかかった
     優しい歌声を聴かせてくれるのが、後にプロデューサーとして
    数々の大ヒットを連発するベイビーフェイス。

『ティル・チューズディ('Til Tuesday)』
★1983年、マサチューセッツ州ボストンで結成された女性1人、男性3人からなる4人組のロックグループ。
紅一点でボーカルのエイミー・マンは名門バークリー音楽大学に入学するも中退。
ヤング・スネイクスというパンクロックバンドを結成し、そのグループ解散後、大学時代の仲間と作ったグループが「ティル・チューズディ」。
地元ボストンでのバンドコンテストで見事、優勝し、1985年シングル「愛のヴォイセズ」でレコード・デビュー。
  ♪愛のヴォイセズ(Voices Carry)
   *1985年、全米8位まで上昇。
   *MTVビデオミュージックアワードで最優秀新人賞を獲得
★翌1986年に2ndアルバム『ウェルカム・ホーム』を、1988年に3rdアルバム『エヴリシングス・ディファレント・ナウ』を発表。
しかしヒットに恵まれず1989年解散。
ボーカルだったエイミー・マンは、すぐにソロ活動をスタートさせますが、グループ時代の所属レコード会社との契約問題が原因で約4年間、アルバムを発表出来ない状態に。
そして1993年、やっとソロアルバム『ホワットエヴァー』を発売。
その後、映画界から注目を集め数々のサントラ盤に参加。
1997年、俳優ショーン・ペン(元マドンナの夫)の実の兄であり、シンガーソングライターのマイケル・ペンと結婚。
そんな彼女の映画関係の仕事の中から、ビートルズ・ファンにはおなじみの映画『アイ・アム・サム』からエイミー・マンとマイケル・ペンとのデュエットを。
  ♪トゥ・オブ・アス(Two Of Us) /エイミー・マン&マイケル・ペン

『ディーン・マーティン(Dean Martin)』
★1917年 6月7日、オハイオ州スティーベンヴィル生まれ。
イタリア系アメリカ人で本名はディノ・ポール・クロセッティ。
高校中退後、禁酒法時代のヤミ酒場をはじめ、ボクサー、バーの用心棒や、違法ルーレットのカジノディーラー等々、危ない仕事の数々をこなします。
そして1940年代初頭、クラブまわりをしていた楽団の専属歌手に。
その時、本名のディノ・クロセッティから、ディノ・マルティーニに変え、さらに、バンドリーダーからの助言を元に「ディーン・マーティン」に改名。
1946年、クラブ歌手として活動中ニューヨークで当時、無名だったコメディアン「ジェリー・ルイス」と知り合い即興のコンビとしてクラブに出演。
これが映画関係者の目に留まり、映画『底抜けシリーズ』(1949-1956)が大当たり。
  ♪想い出はかくの如く(Memories Are Made Of This)
   *1955年、全米チャートで6週連続のナンバーワン獲得。
★1956年、ジェリー・ルイスとコンビを解消した後、同じくイタリア系アメリカ人のフランク・シナトラに誘われ「シナトラ一家」に参加。
サミー・デイヴィス・ジュニアなどと共に、映画・ステージ等で大活躍。
そんな中、彼のコンサートなどでの登場テーマ曲となった曲が、1964年、見事全米ナンバーワンに輝きました。
  ♪誰かが誰かを愛してる(Everybody Loves Somebody)
   *日本では「団しん也さん」のモノマネでもおなじみ。
★晩年は長年の不摂生がたたって体調を壊したディーン・マーティン。
1995年12月25日、肺ガンに併発した肺気腫により亡くなっています。享年78歳でした。

2015年07月23日〜07月27日放送

ゲスト:黒沢秀樹さん

写真:坂崎幸之助+黒沢秀樹

坂崎さんから:

L⇔R時代は、しゃべったことなかったけど、伊藤銀次さんとのユニット「アンクル・ジャム」で初めてお会いしましたねぇ。
でも、その時もあんまりしゃべらなかったけど、今回キチンと話せてセッションもできて、改めて黒沢くんの音楽性の広さを感じることができました。
僕らから見ると若いけど、こういう世代の人との交流は楽しいっスね。

今回は7月1日にニューアルバム『カラーレイションズ(COLORATIONS) 』をリリースしたばかりの、L⇔Rのギタリスト黒沢秀樹さんをゲストにお迎えしました。

≪簡単なプロフィール≫
1970年8月28日生まれ、茨城県日立市出身。
1991年、L⇔Rのギタリストとしてミニアルバム『L』でデビュー。
1993年第一回服部良一音楽賞受賞。
1995年シングル「Knockin'On Your Door」リリース、オリコン1位を獲得。
13枚のシングル、7枚のアルバムを発表。
1997年、グループの活動休止後、ソロ活動をスタート。
アーティスト活動と共に、様々なアーティストたちのプロデュースや楽曲提供をはじめ、ギタリスト、コンポーザーとしても活動。
2010年から伊藤銀次さんとのユニット を始動。
そして、今年7月1日、待望のニューアルバム『カラーレイションズ(COLORATIONS) 』をリリース。
(レーベル:ユニバーサル 品番:UICZ-4331)

今回はこの最新アルバムから
  ♪wonderful summer
  ♪日の名残り
をご紹介。
坂崎さんとのセッションでは
  ♪懐かしき55年(OL'55)
   …イーグルス(オリジナルはトム・ウェイツ)のカヴァー。

●「黒沢秀樹アルバム発売TOUR-カラーレイションズ」が今月初めからスタートしています。
これからのスケジュールは
  8月7日(金) 東京・青山「月見ル君想フ」

LIVE情報等の詳細はオフィシャルサイト
http://www.hideki-kurosawa.com  でご確認ください。

2015年07月16日〜07月20日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第104回

写真:坂崎幸之助 マーチンギターの最高峰に施される貝殻細工「Tree of Life」パターン

坂崎さんから:

T・レックス、改めて聞くとギターもサウンドも軽いんですねぇ。
当時はもっともっとハードだと思ってた。
でもマーク・ボランの存在感はすごかったですね。
高見沢少年が憧れたのもわかる気がします。
(ライブ見るまでは。笑)

今回は「テ」で始まるアーティスト特集の7回目。

『ティミー・T(Timmy T)』
★1967年9月21日、アメリカ・カリフォルニア州生まれのシンガーソングライター。
本名は「ティモシー・トーレンス」。
1990年にデビュー。3曲目のシングルとなった「ワン・モア・トライ」が、当時のバラードブームに乗って全米ナンバーワンに輝いています。
  ♪ワン・モア・トライ(One More Try)
   *1991年、全米チャート1位を獲得。

『ディー・ライト(Deee-Lite)』
★1986年、ニューヨークで結成されたハウス/ダンス・ミュージック・グループ。
結成当初はロシア人DJ:ディミトリーとダンサーでボーカリストのレディ・ミス・キアーの2人組でしたが、1990年、ニューヨークの美術大学に留学中だった 「テイ・トウワ」が参加、3人組としてデビューします。
世界の坂本龍一も才能を認めた「テイ・トウワ」サウンド(当時はまだマイナーだったハウス・ミュージック)のシングルは大ヒット。
  ♪グルーヴ・イズ・イン・ザ・ハート(Groove Is In The Heart)
   *1990年、全米4位まで上昇。
★当時マイナーだったハウス・ミュージックのシングルを大ヒットさせ、ポピュラー音楽界で認められた最初のグループと言われている「ディー・ライト」。
1992年に音楽的中心人物のテイ・トウワがメンバーとの音楽的方向の違いや、体調不良などを理由に脱退するとグループは一気に推進力を失い1996年に解散。

『T・レックス(T.Rex)』
★1967年、イギリスで、ボーカルとアコースティックギターの「マーク・ボラン」(1947年9/30生まれ)とパーカッションの「スティーヴ・トゥック」の2人が 【ティラノザウルス・レックス】の名でフォークロックグループとして結成&デビュー。
1970年、バンド名を【T・レックス】と改名。
サウンドも、フォークからグラムロックに変身。 
「ライド・ア・ホワイト・スワン」が全英2位、続いて「ホット・ラヴ」が初の全英1位獲得と大ヒット。
これらのヒットの後、1971年にベースとドラムを加え4人組に。
4人になった最初のアルバム『電気の武者(Electric Warrior)』は全英アルバムチャートでナンバーワンを記録しています。
  ♪ゲット・イット・オン(Get It On)
   *『電気の武者』からのシングル。
   *1971年に全英1位、1972年に全米10位を記録。
  ♪テレグラム・サム(Telegram Sam)
   *1972年リリースのアルバム『ザ・スライダー』からのシングル。
   *全英シングルチャートでは1位を獲得。全米では67位止まり。
  ♪メタル・グルー(Metal Guru)
   *同じくアルバム『ザ・スライダー』からのシングル。
   *全英1位を獲得するも、全米では100位内にも入らず。
  ♪イージー・アクション(Solid Gold Easy Action)
   *1972年に全英2位。全米ではチャートインせず。
   *ギターにELOのジェフ・リンが参加。
   *シングルとして発表されたこの曲は、当時アルバムには収録され
    ずベスト盤『グレイト・ヒッツ』(1972)のみに収められました。
  ♪20センチュリー・ボーイ(20th Century Boy)
   *1972年の初来日時、日本でのレコード会社(東芝EMI)のスタジ
    オでレコーディングされたシングル曲。
   *1973年、全英3位。全米ではチャートインせず。
★この曲を境にT・レックスの人気も下降線をたどり、彼らが中心に活躍したグラムロックブームもしぼんでいきました。
生前「僕は30歳までは生きられないかも・・・」と語っていたマーク・ボラン。1977年9月16日、愛人の運転するクルマで事故に遭い亡くなっています。
享年29歳、何と30歳の誕生日の2週間前の出来事だったそうです。

2015年07月09日〜07月13日放送

『坂崎音楽堂』

松本隆 作詞活動45周年トリビュートアルバムをご紹介

写真:坂崎幸之助 超貴重!レアなMartin MC45です。(おそらく世界に一本)

坂崎さんから:

あの伝説のバンド「はっぴいえんど」の新曲も入った松本さん45周年のトリビュートアルバム。
あ〜ぁ、つくづく大滝さんがいてくれたらなぁ〜って思ってしまうます。
でもサウンドは正に、あの「はっぴいえんど」で嬉しかったです。
松本さんのドラム、茂さんのギター、細野さんのヴォーカル。
ライブも行きたいなぁ。

今回は松本隆さんの作詞活動45周年トリビュート『風街であひませう』を特集。

【通常盤】は、松本隆さんが作詞した名作10曲のカバーと、細野晴臣さんの未発表曲「驟雨の街」を含む全11曲収録。
【完全生産限定盤】は、通常盤のCDにプラス、『風街でよむ』と題された小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さん、 斎藤工さん宮崎あおいさんといった俳優の皆さんが歌詞を読むポエトリーリーディングアルバム。
さらに、書籍+しおり がパッケージされています。
(レーベル:Victor 品番:VICL-64356(通常盤)
VIZL-842(完全生産限定盤))

今回、トリビュートアルバムからピックアップしたのは・・・
  ♪手嶌葵「風の谷のナウシカ」(オリジナルは安田成美)
  ♪草野マサムネ(スピッツ)「水中メガネ」(オリジナルはChappie)
  ♪斉藤和義「白いパラソル」(オリジナルは松田聖子)
  ♪やくしまるえつこ「はいからはくち」(オリジナルははっぴいえんど)
  ♪YUKI「卒業」(オリジナルは斎藤由貴)
  ♪ハナレグミ「Tシャツに口紅」(オリジナルはラッツ&スター)
そして最後に・・・
  ♪細野晴臣「驟雨の街」
  ※1970年代中期、カセットに録りためてあったデモの1曲を
    40年ぶりに完成させたもの。
    ドラムは松本隆さん、エレキは鈴木茂さんが参加。
★ちなみに、8月21日(金)、22日(土)東京国際フォーラム ホールA にて豪華出演者による奇跡の2日間、過去最大規模でのコンサート 【風街レジェンド2015】開催が決定しております。

◆気になるあの曲◆
「今どき、ストレートすぎるロックバンド2組」に注目。
★1組目は、2011年アイルランドで結成された男性4人組ザ・ストライプス。7月15日リリースの2ndALBUM『リトル・ヴィクトリーズ』から
  ♪スカムバッグ・シティー
今回の新作『リトル・ヴィクトリーズ』のプロモーションを兼ねた一夜限りのライヴが7月16日 @東京・渋谷クラブクアトロで予定されています。

★2組目は、元々、R&Bグループのボーカルだった「タイ・テイラー」を中心に2010年、ロサンゼルスで結成された男性4人組、ヴィンテージ・トラブル。
インディーズデビューと同時に、クイーンの「ブライアン・メイ」や ザ・フーの「ロジャー・ダルトリー」、「プリンス」、「レニー・クラヴィッツ」などに絶賛され、今年、ジャズ専門のレーベル、ブルーノートから初となる ロックバンドとしてメジャーデビューが決定。
8月12日発売のメジャーデビューアルバム『華麗なるトラブル』から
  ♪ストライク・ユア・ライト

2015年07月02日〜07月06日放送

『坂崎音楽堂』

“My Favorite Things”だけを18曲集めたCDをご紹介

写真:坂崎幸之助 所ジョージさんから いただいたTシャツ。所さんのNew Album 『JAM CRACKER MUSIC 3』は 6月24日にリリース済みです。こちらも是非チェックを!

坂崎さんから:

一曲だけでアルバムって出来ちゃうのですね。
しかも18曲!!
というか、18パターン。
まあ、歌ものやら、色々な楽器アレンジなので1曲とはいえ飽きないで聞けるのです。
「サウンド・オブ・ミュージック」のLP、ウチにあったけど、あれ、誰が買ったのかなあ…。

今回はジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』製作50周年を記念して作られた企画アルバム 『私のお気に入り100% マイ・フェイヴァリット・シングス』を特集!
(レーベル:SONY 品番:SICP-4433)

とにかく、かける曲かける曲、全部「私のお気に入り(マイ・フェイヴァリット・シングス)」!
番組でピックアップしたのは
  ♪ジュリー・アンドリュースVer.
  ♪赤坂達三(クラリネット)Ver.
  ♪ケニー・G(サックス)Ver.
  ♪トニー・ベネット(ジャズボーカル)Ver.
  ♪デイヴ・ブルーベック(ジャズ・ピアノ)Ver.
  ♪ゴンチチ(ギター)Ver.
  ♪ルーサー・ヴァンドロス(ソウルボーカル)Ver.
  ♪ペリー・コモ(ボーカル)Ver.
  ♪マリーン(ボーカル)Ver.
  ♪許可(シュイ・クゥ)(二胡)Ver.
  ♪ジョン・コルトレーン(ジャズ・サックス)Ver.

◆気になるあの曲◆
1年5ヶ月ぶりに復活したこのコーナー。
今回は5月27日にリリースされた『ブラバン!名電 愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部』に注目!
創部60年、全国大会出場37回、金賞受賞16回というブラバン界の名門!愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部(通称「名電」)の最新ライヴを収めたアルバムです。
(レーベル:SONY 品番:SICL-30010)
こちらから
  ♪ディープ・パープル・メドレー
  ♪ディスコ・パーティー をご紹介しました。

2015年06月25日〜06月29日放送

ゲスト:松尾一彦さん

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いや〜久々ですなあ。
デビューが同じ1974年の元ジャネットの松尾ぉ〜。
オフコースに入った時はびっくりしたなあ。
でも、こうしてちゃんと話をしたのは始めてなのです。
こうして昔話をしてると色々と思い出しますねぇ。
一度、我々のライブにも是非!!
高見沢も桜井もがんばってるぞ☆

今回は坂番ゲスト初登場、元オフコース(元ジャネット)の松尾一彦さんをお迎えしました。

≪簡単なプロフィール≫
1954年 8月7日生まれ、秋田県出身。
1974年TVのバンドコンテスト番組の優勝がきっかけで、ロックバンド「ザ・ジャネット」としてデビュー。
1976年バンド解散後、オフコース加入。1989年オフコース解散。
その後は、数々のアーティストへの楽曲提供、プロデュースと共に、ソロ活動に至る。
昨年はデビュー40周年かつ還暦を迎え、ライヴを中心に精力的に活動中。

デビュー時から、お互い意識しつつ、接点などもありつつもきちんと話をしたことが無かった…という坂崎さんと松尾さん。
“ここだけの話”“もう時効”的な話がバンバン飛び出しました。
もちろん番組では語れない話は番組始まる前から、楽曲OA中、そして番組終了後まで、盛り上がっていました。

松尾一彦さんは、現在【ライヴ・クルージング2015】をはじめ、数々のライヴを行なっています。
7月11日 第19回LIVE cafe in赤レンガ(日野市)→こちらキャンセル待ちです。
7月17日 ライヴ・クルージング2015 in 仙台
7月18日 松尾一彦サマーディナーショー(大館市)
7月19日 ライヴ・クルージング2015 in 能代
7月21日 ライヴ・クルージング2015 in 奥州
7月24日 OMO LIVE with Friends(松尾一彦ゲスト出演)
                @クロコダイル
8月8日  セッションクルーズ 
              松尾一彦×沢田聖子ジョイントライヴ
                @二子玉川KIWA
詳しくは「松尾一彦公式サイト "gallery-untitled"」
http://www.gallery-untitled.com でご確認ください。

また番組内でOAした松尾さんの楽曲
♪ドライヴ ♪忘れ得ぬ人が収録されているアルバム『忘れ得ぬ人』も好評発売中です。
(レーベル:キャピタルヴィレッジ 品番:CVOV-10018)

2015年06月18日〜06月22日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第103回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

改めてディープ・パープルを、と言った感じですが、こうして聞いてみると、メンバーが、こんなにも代わってるバンドも珍しいですなぁ。
それもメインのヴォーカリストや ギタリストですから、ウチで言えば高見沢や桜井がメンバーチェンジして他の人が入る、ってな感じですよね。
ありえねえ(笑)。

「テ」で始まるアーティスト特集、今回は≪ディープ・パープル・スペシャル≫!

『ディープ・パープル(Deep Purple)』
★1968年、イギリス・ハートフォードで結成された5人組。
結成時のメンバーはキーボード「ジョン・ロード」、ギター「リッチー・ブラックモア」、ドラムス「イアン・ペイス」、ベース「ニック・シンパー」、ボーカル「ロッド・エヴァンス」。
1968年5月、デビューアルバム『紫の世界(原題:shades of Deep Purple)』リリース。
ここからシングルカットされたのが、アメリカのシンガーソングライター、 ジョー・サウスが作った「ハッシュ」という曲のカバーバージョン。
   ♪ハッシュ(Hush)
    *1968年、全米チャートで最高4位。

★元々、寄せ集めのバンドだったディープ・パープル。
結成から、わずか1年ほどで リードボーカルの「ロッド・エヴァンス」とベースの「ニック・シンパー」の2人が脱退。
新メンバーとなったのは、ボーカル「イアン・ギラン」とベース「ロジャー・グローヴァー」。
1970年、このメンバーで通算4枚目となるオリジナルアルバム『ディープ・パープル・イン・ロック(Deep Purple In Rock) 』発表。
(全英アルバムチャート最高4位まで上昇)
普通であればアルバムからシングルカットするんですが、 レコード会社判断は「シングルにふさわしい曲がない」!
そこで、彼らは精一杯のキャッチーなシングルをレコーディング。
   ♪ブラック・ナイト(Black Night)
    *1970年、全英シングルチャート2位を記録。
    *日本ではハードロックのシングルとして異例のヒット
      (約10万枚の売上)を記録。

★結成当初からロックとクラシックの融合を提唱する「ジョン・ロード」とハードロック路線を主張する「リッチー・ブラックモア」でしたが、 「ブラック・ナイト」の成功でグループとしてはハードロック路線を選択。
曲作りも「リッチー・ブラックモア」がメインで担当することになります。
1971年アルバム『ファイアボール(Fireball)』発表。
全英ではアルバムチャート初の1位。しかし、アメリカでは32位といった成績。
そこで翌1972年、満を持して発表したのが名盤『マシン・ヘッド(Machine Head)』。
   ♪ハイウェイ・スター(Highway Star)
    *この曲を含む名盤『マシン・ヘッド』は全英で1位。
     全米でも最高7位を記録。

★『マシン・ヘッド』リリースの年、1972年8月に初の来日公演。
そのLIVEの模様を録音した、ロックのライヴ盤としては歴史的な名盤
『ライヴ・イン・ジャパン』からシングルカットされ大ヒットした曲が↓
   ♪スモーク・オン・ザ・ウォーター(Smoke On The Water)
    *1973年、全米4位を記録。
    *このアルバム、最初は日本限定発売でしたが翌1973年
     『メイド・イン・ジャパン(Made In Japan)』というタイトルで
     全世界発売。
     プラチナディスクに輝いています。

★1973年、『マシン・ヘッド』に続くスタジオ録音のアルバム『紫の肖像(Who Do We Think We Are)』をリリース。
本国イギリスのチャートでは4位を記録。
   ♪ウーマン・フロム・トーキョー(Woman From Tokyo)
    *1973年、全米60位。(イギリスではチャートインせず)

★1973年、2度目の来日公演のあと、ツアーによる疲労、元々からのメンバー間の不仲などが原因で「イアン・ギラン」と「ロジャー・グローヴァー」が脱退。
すぐに、ベース「グレン・ヒューズ」が加入、しかしリードボーカルの人選は難航。元フリーの「ポール・ロジャース」に依頼しますが、 彼が自分のバンド【バッド・カンパニー】を始めていたため断念。ついにはボーカリストの一般公募に踏み切ります。
そして、4,000人以上といわれる応募者の中から当時は全くの無名だった「デイヴィッド・カヴァーデール」が選ばれ、第3期ディープ・パープルがスタート。
1974年、新生ディープ・パープルとして最初のアルバム『紫の炎(Burn)』リリース。
   ♪紫の炎(Burn)
    *アルバム『紫の炎(Burn)』は全英3位、全米9位を記録。

★1975年4月パリでのライヴを最後に中心人物でオリジナルメンバーの「リッチー・ブラックモア」が脱退。 グループは大混乱に陥ります。
そんな中、元ジェイムズ・ギャングのギタリストだった「トミー・ボーリン」が参加。このメンバーで、1枚のアルバムをリリース。
しかし、その後1年足らずで「デイヴィッド・カヴァーデール」「トミー・ボーリン」「グレン・ヒューズ」といった、あとから参加したメンバー3人が脱退。
残った「ジョン・ロード」と「イアン・ペイス」は事務所のスタッフと話し合い、“ディープ・パープル解散”を正式発表。

★時は過ぎ、1984年、「ジョン・ロード」「リッチー・ブラックモア」「イアン・ペイス」「ロジャー・グローヴァー」「イアン・ギラン」という黄金期のメンバーが集結。
ディープ・パープルが再結成されました。
そして再結成第1弾アルバム『パーフェクト・ストレンジャーズ』リリース。
   ♪ノッキング・アット・ユア・バック・ドア(Knocking At Your Back Door)
    *アルバム『パーフェクト・ストレンジャーズ』は全英5位、全米17位を記録。

★このあと、ボーカルに「ジョー・リン・ターナー」が入ったり、「イアン・ギラン」が出戻ったり、ギタリストが「ブラックモア」から「ジョー・サトリアーニ」 「スティーヴ・モーズ」になったり、キーボードも「ドン・エイリー」に交替しつつも、ディープ・パープル活動は続いています。

2015年06月11日〜06月15日放送

ゲスト:鈴木康博

写真:坂崎幸之助+鈴木康博

坂崎さんから:

何度となくヤスさんとはご一緒させていただいてますが、いつも優しく接していただいて感謝です☆
今日のセッション曲「Here There and Everywhere」も良かったですねぇ。
オフコース時代のお話しも気軽にして下さって、とても楽しかったです。
ニューアルバム良いですよォ。
是非是非。

意外にも坂番“初登場”の鈴木康博さん。

オフコースデビュー以来45年を迎え、5月に4年ぶりとなるオリジナルアルバム『この先の道』を発表。
(レーベル:BIG PINK RECORDS  品番:DQC-1481)
新曲・全12曲をアレンジバージョンとアコースティックバージョンの2タイプ収録の2枚組CD。
ファンの皆さんへの感謝を込めた「I Really Love You」、フォーク酒場がテーマの「フォークソング・バー」このアルバムのテーマ「この先の道」などなど…
パタエティかつ真摯的で、しかもPOPな鈴木さんらしさ満載のアルバムです。

また現在、ニューアルバム『この先の道』を携えてのLIVE TOUR中!
これからのスケジュールは 
         06/27(土)@福岡・music bar S.O.Ra. Fukuoka
   06/28(日)@小倉・フォークビレッジ
   07/11(土)@京都・都雅都雅
   07/12(日)@岐阜・M's LIVE HALL
   07/18(土)@札幌・くう
   07/19(日)@旭川・アーリータイムズ
   07/20(月・祝)@赤平・ABホール
   07/25(土)@盛岡・すぺいん倶楽部
   07/26(日)@秋田・ビアレストラン楽市
   08/28(金)@岡山・キングサーモン
   08/30(日)@広島・楽座
   09/12(土)@甲府・桜座
   09/13(日)@長野・拓郎age
   09/19(土)@神戸・SLOPE(ArrangeVersion)
   10/17(土)@渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(Band Special)

LIVE TOURの詳細、またイベント等への出演情報などは
公式サイト http://www.suzukiyasuhiro.jp/ にてご確認ください。

2015年06月04日〜06月08日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第102回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

個性的な3人でしたね。
ティナ・ターナーさんは10年ほど活動していない時期があったんですね。 マイク&ティナ・ターナーからすぐにソロになったと思ってた。 イギリスのアーティストの仲間が力を合わせてティナのソロをサポートしてたなんて感動的ですね。
ディック・リーさん、何となく覚えていたなあ。

「テ」で始まるアーティスト特集の5回目。
ラインナップは・・・

『ティナ・ターナー(Tina Turner)』
★1939年 11月26日、アメリカ・テネシー州生まれ(現在75歳)
本名/アンナ・メイ・ブロック・バーク。
10代半ばから姉と一緒にナイトクラブに出入りしのちに結婚することになるアイク・ターナーと出会う。
アイクも自分のバンド「キングズ・オブ・リズム」をバックに歌ったティナに一目惚れ。
すぐに「リトル・アン」という名前で彼女をリードボーカルに抜擢、音楽活動をスタート。
ほぼ同時に1958年、2人は結婚、公私共パートナーに。
そして1960年、アイク&ティナ・ターナーとしてレコードデビュー。
彼らは90日連続のギグを含むアメリカ全土を廻る過酷なツアーを行ない、人気も急上昇。
1969年、ローリング・ストーンズの全米ツアーの前座に抜擢。
翌年には『エド・サリヴァン・ショー』に出演。
音楽もR&Bからロック色の強い楽曲を次々に披露ビートルズやスライ&ザ・ファミリー・ストーンのカバーなど、次々にシングルヒットを発表。
   ♪プラウド・メアリー(Proud Mary)
     *1971年、全米4位と彼らにとって最大のシングルヒットを記録。
     *クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのカバー

★1970年代中頃から、アルコール依存症やコカイン中毒となった夫のアイク・ターナーからDVを受け、ティナは離婚訴訟を裁判所に提出。
約10年に渡って不遇の時代を過ごします。 そんな彼女を、ロッド・スチュワートをはじめ、ローリング・ストーンズやデビッド・ボウイが後押し、1983年キャピトルレコードと契約。
ソロとしてデビュー。
   ♪愛の魔力(What's Love Got To Do With It)
    *1984年、全米1位。

★この後、ワールドツアーも大成功させ、1985年に公開された映画
『マッド・マックス/サンダードーム』にも準主役として出演。
女優としても大絶賛されています。
   ♪孤独のヒーロー(We Don't Need Another Hero(Thunderdome)
    *1985年、全米2位まで上昇。
    *メル・ギブソン主演のヒットシリーズ『マッド・マックス/サンダードーム』の主題歌

★ちなみに、ティナ・ターナー、73歳の時に、27年間交際してきた15歳年下の音楽プロデューサーの男性と結婚。
スイスで悠々自適の生活を送っているそうです。

『ティファニー(Tiffany)』
★1971年10月2日、アメリカ・カリフォルニア州生まれ(現在43歳)
本名/ティファニー・レニー・ダーウィッシュ。
幼い頃から、いわゆる「のど自慢あらし」として有名だったティファニー。
その実力に目をつけたMCAレコードが1986年契約。
翌87年15歳の時、デビュー。
   ♪ふたりの世界(I Think We're Alone Now)
     *トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズのカバー。
     *デビュー曲ながら1987年、全米1位を記録。

★この「ふたりの世界」に続いて2ndシングル「思い出に抱かれて(Could've Been)」も全米ナンバーワン。
そして、3曲連続のナンバーワンをねらってシングルカットされたのがビートルズのカバー。
   ♪アイ・ソー・ヒム・スタンディング・ゼア
     *1988年、全米7位まで上昇。

★このあと、ティファニーは4枚のアルバムを発表。
結婚、妊娠などで一度は表舞台から姿を消してしまいますが、2000年にカムバック。現在、女優としてTVを中心に活躍しているようです。

『ディック・リー(Dick Lee)』
★1956年8月24日、シンガポール生まれ(もうじき59歳)
本名/リチャード "ディック" リー・ペン・ブーン。
裕福な家庭で育ったディック・リー。幼少の頃はクラシック音楽を聴き、イギリスへ留学(但し目的は音楽ではなく服飾デザインの勉強のため) 学生時代にはディープ・パープルのコピーバンドを皮切りに音楽活動を始めますが、当時のシンガポール政府はハードロックを禁止していたため、 ディックはニール・ヤングのようなシンガーソングライターを目指します。
そんな彼がファッションデザイナー兼イベント会社の経営者をしつつ、幼い頃からの夢であったミュージシャンとしてアルバムも8枚発表。
しかし、全てが不発。
1989年、アーティストに見切りをつけるためにリリースしたアルバム『マッド・チャイナマン』ですが、これが大ヒット!
   ♪ラサ・サヤン(Rasa Sayang)
     *シンガポールやマレーシアなどの古くからの民謡
       「ラサ・サヤン」を、シンガポール風の英語(シングリッシュ)
       でラップにして歌っています。
     *日本でも大ヒットした『マッド・チャイナマン』からのシングル曲
   ♪ウォ・ウォ・ニー・ニー(Wo Wo Ni Ni)
     *日本ではCMソングとなりヒット。

★ディック・リーは現在は音楽活動はほぼ休止状態で、ビジネスを中心にしているそうです。

2015年05月28日〜06月01日放送

『坂崎音楽堂』

コンピレーションアルバム 「気になる洋楽TV CM HITS COLLECTION」特集

写真:坂崎幸之助 ギブソンJ185のケース。かなり年季モノ。

坂崎さんから:

意外とCMに使われてる曲って、曲は知っていても「何のCMだったっけ〜」てな感じで思い出せないものもあったりしますね。
それにしても、最近のCM曲でも何十年か前の曲が多いですなぁ。
なじんでいる分、その方が良いのかもね。

1001回目の坂番は通常モード!

テレビCMで流れていた洋楽…これ、いい曲だな〜。
何って曲だ〜ん?気になる、気になる…。
そんなモヤモヤを解消!

・・・ということで、コンピレーションアルバム『気になる洋楽 ?TV CM HITS COLLECTION』を特集。

主に2010年以降のCMで使用されていた洋楽曲が20曲収録。
(レーベル:SONY 品番:SICP-4429)

番組内でご紹介した曲は
   ♪ビギン・ザ・ビギン/フリオ・イグレシアス
   ♪涙色の微笑/バリー・マニロウ
   ♪17才の頃/ジャニス・イアン
   ♪マイ・ウェイ/ジプシー・キングス
   ♪ドライヴ・ミー・クレイジー/シェインキン・スティーヴンス
   ♪ジャンプ・イン・ザ・ライン/ハリー・ベラフォンテ
   ♪ケ・セラ・セラ/ドリス・デイ
   ♪ダンシング・シスター/ノーランズ
   ♪デンジャー・ゾーン/ケニー・ロギンス
   ♪アイ・ オブ・ ザ・ タイガー/サバイバー
   ♪バカボン・メドレー/クレモンティーヌ
   ♪トゥルー・カラーズ/シンディ・ローパー
   ♪ピアノ・マン/ビリー・ジョエル

2015年05月21日〜05月25日放送

【1000回目の坂番】

〜1000回記念特別企画〜THE ALFEE3人揃い踏み!

写真:THE ALFEE

坂崎さんから:

ついに1000回です!!
これも聞いて下さった皆様がいてくれたお陰です。
次は2000回に向けてですか?
こりゃハードルが高いですぞ。がんばりまぁす。
リスナーのみなさんもこの番組が続く限りお付き合い下さいね。
今後もヨロシクです!!
桜井と高見沢にも感謝です。

1996年4月にスタートした「坂番」も無事に1000回を迎えることとなりました。

坂崎さんも番組内で仰ってましたが番組をお聴きくださっている皆様と番組をネットしてくださっている局の皆様のお陰です。
本当にありがとうございます。
今後共、何卒よろしくお願いいたします。

さて、2週に渡っての特別企画
「1000回だョ! THE ALFEE 全員集合」そのAいかがでしたか?
先週に引き続きの「これまで聞きたかったけど聞けなかったコト・きわどいメール」と「3人への人生相談」の2本立てでお送りしましたが楽しんでいただけましたでしょうか?


またチャンスがありましたら3人揃っての坂番をお送りすることが出来れば良いなぁと思っております。
・・・なにしろ3人のクロストークは最強!ですもんね。

来週からは通常モードでお送りしていきますが引き続きよろしくお願いいたします!

2015年05月14日〜05月18日放送

【999回目の坂番】

〜1000回記念特別企画〜THE ALFEE3人揃い踏み!

写真:THE ALFEE

坂崎さんから:

久しぶりに、坂番に3人そろいました!!
相変わらずのおバカな3人ですがクロストークの面白さをお楽しみください。
しかしまぁ、よくもこんなに出たとこ勝負でフリートークができますなあ。
我ながらアルフィーさんは最強です。

1996年4月にスタートした「坂番」も今回で999回!

ここまで続けられているのも番組をお聴きくださっている皆様のお陰です。
心から感謝いたします。

さて、次回で目出度く1000回を迎えるということで2週に渡っての特別企画
「1000回だョ! THE ALFEE 全員集合」その@
いかがでしたか?

ちなみに、坂番1回目のゲストは桜井さん。
2回目のゲストは高見沢さんでした。
その後、3人揃っての坂番は2000年10月&2003年1月
そして今回が3回目。
約12年4ヶ月ぶりということで
皆さんから事前に送っていただいたメール、「これまで聞きたかったけど聞けなかったコト・きわどいメール」 と「3人への人生相談」の2本立てでお送りしました。

次回、1000回目の放送も引き続き同じような雰囲気でお送りする予定です。
どうぞお聴き逃しないようお願いいたします。

2015年05月07日〜05月11日放送

『坂番洋楽データファイル (略してSYDF)』

第101回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

「テ」の付くアーティストはまだまだ続きそうだなぁ。
今日も ほとんどマトモに聞いたことはないアーティストでしたがディキシーチックスの女子のギタリストのテクニックがすごかったですね。
フィドルやバンジョーを弾く女子が日本でもいればカッコイイのになあ。

今週は「テ」「で始まるアーティストの4回目。
ラインナップは・・・

『ディキシーチックス(Dixie Chicks)』
★1989年、アメリカ・テキサス州ダラスでマーティとエミリーの「エルウィン姉妹」を中心に結成された女性4人組のカントリーポップバンド。
結成当初は、ブルーグラスを主体としたサウンドで活動。
ブルーグラスの世界では「最優秀バンド賞」にも選ばれ、 カントリーの中心地テキサスやナッシュビル周辺では人気を博していましたが、一般的な知名度はいまひとつ。
そして1995年、ボーカルを担当していた2人が脱退。
「エルウィン姉妹」だけとなったディキシーチックスは強力なボーカリストナタリー・メインズを迎え入れ、1997年ついにメジャーデビュー。
すると1stメジャーデビューアルバム『ワイド・オープン・スペイシズ(Wide Open Spaces)』からのシングルが3曲連続全米カントリーチャートでナンバーワン。
アルバムもアメリカだけで1200万枚以上の売上を記録。
そしてジュリア・ロバーツとリチャード・ギア主演の映画『プリティ・ブライド』のサントラ盤に新曲を提供すると一気に幅広い層の人気を獲得しました。
  ♪レディ・トゥ・ラン(Ready To Run)
   *映画「プリティ・ブライド」のサントラ盤に提供した曲。
   *チャートは全米39位でしたがグラミー賞の「最優秀カントリー
    ボーカルグループ賞」を受賞。
★「プログレッシブ・ブルーグラス」「ネオ・トラディショナル・カントリー」と称され、全米各地でのコンサートは大入り満員、アルバムを出せば大ヒットでミリオンセラー。
2006年発表のアルバム『テイキング・ザ・ロング・ウェイ(Taking The Long Way) 』はカントリーのみならず、ポップチャートでも見事ナンバーワンに!
  ♪ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス(Not Ready To Make Nice)
   *グループにとって最高の全米シングル4位まで上昇。
★この後、エルウィン姉妹は「コート・ヤード・ハウンズ」というグループを結成。リードシンガーのナタリー・メインズはソロ活動をスタート。
ディキシーチックスとしての活動はほぼ休業状態となっています。

『テイク・ザット(Take That)』
★1990年、イギリス・マンチェスターで結成された男性5人の「ボーイズグループ」。15歳の時にBBCが主催したコンテストで準決勝まで進んだゲイリー・バーロウを中心とした実力を兼ね備えたアイドルグループ。
デビューと共に、本国全英チャートではシングル、アルバム常にトップ。
BBCでは「UK音楽史上ビートルズ以来、最も成功したグループ」と報じられています。
  ♪バック・フォー・グッド(Back For Good)
   *1995年、全米7位を記録。

『ディー・クラーク(Dee Clark)』
★1938年11月7日、アメリカ・アーカンソー州生まれの黒人シンガーソングライター。
シングルヒットは何曲がありますが、今でもアメリカのオールディーズ専門のラジオ局で雨の日にはかけられる曲といえばこの曲!
  ♪悲しくないさ(レインドロップス)(Raindrops)
   *1961年、全米2位を記録。
★1980年代終わりから様々なホテル等で開催されるオールディーズサーキット(懐かしの歌手たちによるパッケージツアー)に参加し、 この曲を歌い続けていましたが、1990年12月62歳の若さで亡くなっています。

『D.J.ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス(D.J.Jazzy Jeff & The Fresh Prince)』
★1986年、アメリカ・ペンシルヴァニア州フィラデルフィアで結成されたラップ/ヒップホップ・デュオ。
基本的にはジャジー・ジェフ(ジェフ・タウンズ)がDJ&バックトラック(音作り)を担当し、 フレッシュ・プリンスが作詞&ラップを担当。
ちなみに、フレッシュ・プリンスは、のちに俳優として大スターになる「ウィル・スミス」!活動7年の間で、最もヒットしたのが1975年、 クール&ザ・ギャングの「サマー・マッドネス」をサンプリングして作った曲。
  ♪サマータイム(Summertime)
   *1991年、全米4位まで上昇。
   *グラミー賞「最優秀ラップデュオ賞」を受賞
★フレッシュ・プリンスことウィル・スミスが俳優として忙しくなったので、1993年にグループは解散。

『テイスト・オブ・ハニー(A Taste Of Honey)』
★1971年、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成された、女性2人・男性2人の4人組。
女性2人、ジャニス・ジョンソンがギターを弾きながら歌い、ヘイゼル・ペインがベースを弾きながら歌う。
そしてキーボードとドラムの男性陣がバックを固めていました。
  ♪今夜はブギ・ウギ・ウギ(Boogie Oogie Oogie)
   *1978年、全米1位。
   *この年のグラミー賞で「最優秀新人賞」に輝いています。
  ♪スキヤキ '81(Sukiyaki)
   *1981年全米3位まで上昇。
   *ご存じ、坂本九さんの「上を向いて歩こう」(63)のカバー。

2015年04月30日〜05月04日放送

ゲスト:いちむじん

写真:坂崎幸之助+いちむじん

坂崎さんから:

6年ほど前に会って以来でしたなぁ。
あの頃は、まだ20代中盤の新人さんでしたが、6年の月日は2人を大人にしました(笑)。
オリジナルを作ったり、海外でライブをしたり。
とても良い成長をしていると思います。
さあ、これからが大ブレイクだぞォ。

約6年ぶりの登場!
クラシックギター・デュオ「いちむじん」のお二人
宇高靖人さん・山下俊輔さんをお迎えしました。

≪簡単なプロフィール≫
いちむじん(土佐弁で一生懸命という意味)
2004年に結成、2006年にメジャーデビュー。
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」エンディング曲を担当し幅を広げる。その後も様々なTVドラマやアニメ、映画などのテーマ曲・CMソングを手がけ注目を集める。
2012年から台湾、メキシコ、アメリカなど海外公演を開始、ニューヨークでは単独ライブも実施し大成功を収める。
現在までベスト・アルバムを含め8枚のアルバムをリリース。
そして2014年12月にアルバム『恋むじん』をリリース。

★アルバム『恋むじん』
(レーベル:KING RECORDS 品番:KICS-3131)
珠玉のメロディが詰まった“恋うた”にフォーカス、いちむじん初のカヴァー・アルバム。

今回はこの『恋むじん』から
   ♪糸(中島みゆきさんのカヴァー)
   ♪ひこうき雲(荒井由実さんのカヴァー)
そして、スタジオでは
   ♪Desperado(イーグルスのカヴァー)を坂崎さんとセッション。

≪ライブ情報≫
   5/23「おおさかや 蔵はち presents いちむじんコンサート」
     (会場/西条市総合文化会館小ホール)
     ※チケット代3, 000円 季節の和菓子付き
   5/24「いちむじん×吉田兄弟スペシャルコンサート in 高知」
     (会場/高知市文化プラザ かるぽーと(大ホール))
   5/29「NY POWER HOUSE presents いちむじんLIVE@ROPPONGI CLAPS 」
     (会場/六本木クラップス)
   6/20「いちむじんコンサート?音から始まる恋もある?」
     (会場/たつの市総合文化会館アクアホール)
   6/22「いちむじんLIVE in HIROSHIMA ? 音から始まる恋もある?」
     (会場/LIVE JUKE)

★詳細は公式サイト https://www.ichimujin.com でご確認ください。
★新しく公式ファンクラブも発足しました!
「いちむじん」の音に魅了された方、ぜひチェックしてみてください。
https://www.ichimujin.com/about/membership

2015年04月23日〜04月27日放送

『坂崎音楽堂』

2015年春・究極の最新カバーソング大会

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

世界中がカバーブームですね。
まんまカバーする忠実ものか、全くアレンジして聞かせる個性ものか。
どちらが好きですか?
僕は基本的には忠実ものかな。
そういえば下北沢の駅のそばに忠実屋ってあったなあ。
(関係ない)

ここ数年、カバーソング・カバーアルバムが大流行。
そんなカバーの中から今週は「2015年春・究極の最新カバーソング大会」と題しお送りしました。

★まずは、あのジプシー・キングスの中心人物、チコ。
  (本名/ジャルール・ブーチキー)
  父はモロッコ人、母はアルジェリア人というフランス出身。
  1954年生まれ。
  このチコが、ジプシー・キングスから離れて結成したのが
  8人組の「チコ&ザ・ジプシーズ」。
  彼らの最新アルバムは、世界各地で活躍するミュージシャンとの
  豪華コラボアルバムとなっています。
  ALBUM『チコ&ザ・ジプシーズ・アンド・インターナショナル・フレンズ』
  から
      ♪Hotel California/Chico&The Gypsies with Nuno Resende
        ※ヌーノ・レゼンデはベルギーを拠点に活躍するシンガー。

★ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが、
 イギリスBBC放送のクリスマス・チャリティ番組
 『children in Need』のために制作した、
 オールスターキャストによるシングル。
 元々は、ビーチ・ボーイズが1966年に発表した名盤
 『ペット・サウンズ』に収録された名曲。
 ファレル・ウィリアムス、エルトン・ジョン、カイリー・ミノーグ、
 クリス・マーティン(コールドプレイ)、スティーヴィー・ワンダー、
 ブライアン・メイ(クイーン)、ワン・ダイレクション、
 サム・スミスなどが、ワン・フレーズずつ歌っています。
     ♪神のみぞ知る(God Only Knows)/Brian Wilson & Various Artists
        ※この曲の映像バージョンは、YouTube で
         「God Only Knows-BBC Music」と検索すると
         観ることができます。

★イギリス・BBCラジオが企画した2枚組CD
 『サウンズ・オブ・ザ・エイティーズ?ユニークカバーズ・オブ・
 クラシック・ヒッツ』から・・・。
     ♪恋は手さぐり(How Will I Know)/サム・スミス 
      ※今年のグラミー賞で4部門を受賞したサム・スミス。
        今は亡きホイットニー・ヒューストンが
       1986年に全米1位に送り込んだ曲です。
     ♪ニューヨーク・シティ・セレナーデ/ルーマー
      ※この曲の作者でもあるバート・バカラックが惚れ込んだ
    女性歌手ルーマーがカバー。
     ♪スタート・ミー・アップ/マニック・ストリート・プリーチャーズ
      ※ザ・ローリング・ストーンズの1981年の大ヒット
        (全米2位)をイギリス・ウェールズ出身のロックバンド
        マニック・ストリート・プリーチャーズがカバー。
     ♪レッツ・グルーヴ/オリー・マーズ
      ※イギリスの若手人気アーティスト:オリー・マーズが、
       アース・ウィンド&ファイアーのヒット曲(1981年・全米3位)をカバー。
     ♪ベティ・デイヴィスの瞳/カイリー・ミノーグ 
      ※1981 年、全米チャートで9週間もナンバーワンを
        独走したキム・カーンズのヒット曲をカバー。
     ♪レイ・ユア・ハンズ・オン・ミー/ドリー・パートン feat.リッチー・サンボラ
      ※ボン・ジョヴィが、1989年アルバム
       『ニュージャージー』からシングルヒットさせた曲。
       作者でもあるボン・ジョヴィのギタリスト:リッチー・サンボラが特別参加。
       ちなみに、ライヴ・ヴァージョンです。

2015年04月16日〜04月20日放送

ゲスト:高田蓮さん

写真:坂崎幸之助+高田蓮

坂崎さんから:

お父さんが「高田渡」だなんてどんな生活を送ってきたんだろう、なんて想像してしまうんだなあ。
改めて渡さんの素晴らしさや人間性を感じさせてくれた漣くんでした。
5月のライブも楽しみにしております。 
しかし、良いギター弾くなあ、漣くん。

今回は、お父さんである高田渡さんへのトリビュートアルバム『コーヒーブルース〜高田渡を歌う〜』 をリリースしたばかりの高田漣さんをゲストにお迎えしました。

坂番ゲストとしては初登場!
そこで簡単なプロフィール・・・
1973年8月20日、高田渡さんの長男として生まれる。
14歳からギターをはじめ、17歳で父親の旧友でもある西岡恭蔵さんのアルバムでセッションデビュー。
スティールギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として、YMO、斎藤和義、くるり、星野源などのレコーディングやライヴで活動中。
ソロアーティストとしては、これまでに6枚のアルバムをリリース。

★今年4月に、高田渡さんの没後10年を機にしたトリビュートアルバム『コーヒーブルース?高田渡を歌う?』をリリース! (レーベル:KING RECORDS 品番:KICS-3178)

今回、このアルバムから
   ♪系図
   ♪自転車にのって
をご紹介!
さらに、
   ♪仕事さがし 
を坂崎さんとの生演奏で披露していただきました。

★高田漣さん選曲・監修による渡さん初のオールタイムベスト盤『高田渡イキテル・ソング?オールタイム・ベスト』もリリース! (レーベル:KING RECORDS 品番:KICS-3177)
★高田渡さんのデビュー前(17歳から)の日記をまとめた本『マイ・フレンド?高田渡青春日記 1966-1969』(河出書房新社)も発売中!

≪LIVE情報≫
*渡さんが生まれた岐阜から「高田渡トリビュートライブ"Just Folks"」がスタートしています。
    5/17 @福岡・LIN LABO
    6/10 @広島・シャムロック 
    6/15 @名古屋・TOKUZO
    6/17 @浜松・ESQUERITA68
    6/25 @長野・ネオンホール
    6/26 @金沢・もっきりや …and more

*Acoustic Guitar Magazine Presents「Acoustic Ensemble」
    5月19日(火)  @CAY (南青山・スパイラル B1F)
       出演:高田漣/ゲスト:坂崎幸之助

LIVEの予定も日々増えています。
詳細は公式サイトhttp://tone.jp/artists/takadaren/でご確認ください。

2015年04月09日〜04月13日放送

ゲスト:ブリーフ&トランクス

写真:坂崎幸之助+ブリーフ&トランクス

坂崎さんから:

ニューアルバム良いですなあ。
ますます伊藤君の天才ぶりが発揮されてます。
サウンドメイキングもかなり好みで、ギターやコーラスが良いです。
テーマや詞が、また面白いですよォ。
細根君のお花屋さんも頑張ってるようです。
細根パートのハーモニーがまたイイ。

今回は、約1年ぶりの登場となったブリーフ&トランクス(=ブリトラ)のお二人、伊藤君&細根君をゲストにお迎えしました。

≪ブリトラ情報≫
★3月25日に待望のNEW ALBUM『ブリトラ道中膝栗毛』リリース!
いろんな意味で話題沸騰を巻き起こしたシングル「メラメラスクリーム」、「ホルモンを飲む瞬間(ブリトラバージョン)」含め、全13曲+α収録。

公式サイト→ http://www.briefandtrunks.com でALBUMのCMとして収録曲のダイジェスト版聴け(観れ)ます!
懐かしいようで新しい、エグいようで楽しい、最先端ブリトラワールドをご堪能ください!

★4月2日に赤坂BLITZで開催された「ブリトラブリッツブリブリ祭り2015」がDVDとなってリリース決定! リリース日等の詳細は公式サイトでご確認ください。

★名古屋のイベントライブ『ファンタスティック人間ショー「FNSリバー祭り」』出演!
    4月19日(日) @東建ホール・丸の内(名古屋)
     開場 13:30/ 開演 14:00
     ※ブリトラの出演は17:30頃から約40分間の予定。

今回番組内でNEW ALBUM『ブリトラ道中膝栗毛』からご紹介した曲は
   ♪ズッキーニ
   ♪発砲スチロール

生演奏してもらったのは
   ♪不協和音

二人から坂崎さんへのお願いということで
   ♪Angi(サイモン&ガーファンクル)を坂崎さんが披露
   ♪The Boxer(サイモン&ガーファンクル)を3人で演奏しました。

2015年04月02日〜04月06日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSTDF)』

第100回

写真:坂崎幸之助 「THE ALFEE デビュー40周年スペシャルコンサートat日本武道館」よろしくお願いします!

坂崎さんから:

ディオンヌ・ワーウィックさんは改めて聞きましたがプロデューサーや作曲者によって歌い方も表現方法も違っていて…
素晴らしいシンガーだと再確認させていただきました。
我ながら勉強になる坂番であります。
ライブCD、良いですよォ。
ヨロシクです!!

『坂番洋楽データファイル』も100回目を迎えました!
でも、まだ、「テ」の付くアーティスト特集です。

今回のランナップは・・・
『ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)』
★1940年12月12日、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。
現在74歳。 ニューヨークのレコーディングスタジオで「バックコーラス」や 「デモテープ用の歌手」として働いていた彼女を見つけたのがポップス界最高の作曲家の1人バート・バカラック。
まさに、バカラックと相棒の作詞家ハル・デヴィッドが作った歌のため最高の表現者。
デビュー曲は1962年の「Don't Make Me Over」で、全米チャート最高21位をマーク。
そして、ディオンヌの人気を決定的にしたのが↓↓この曲。
   ♪ウォーク・オン・バイ(Walk On By)
    *全米6位を記録。
★この大ヒットを皮切りに「小さな願い」「サン・ホセへの道」「エイプリル・フール」等々、 数々のバカラック作品をヒットさせています。
   ♪恋よ、さようなら(I'll Never Fall In Love Again)
     *こちらもバカラック作品。1970年、全米6位まで上昇。
★1970年代に入ると、バカラック専門歌手からの脱皮をはかりレコード会社も移籍。
そしてリリースされたのが、人気も実力もある黒人コーラスグループ「スピナーズ」との曲。
   ♪愛のめぐり逢い(Then Came You)/ディオンヌ・ワーウィック&スピナーズ
    *1974年、全米ナンバーワン。
    *ストリングスをバックに、華麗で甘い都会的なソウルサウンドで、彼女にとって初の全米1位をもたらしました。
★この後、5年ほど不振にあえいだディオンヌ・ワーウィックですが、1979年、当時、 大人気だったバリー・マニロウをプロデューサーに迎えた「涙の別れ道」が大ヒット! この曲でグラミー賞「最優秀女性ポップ歌手賞」受賞。
この勢いに乗って、1980年にはバリー・ギブ(ビー・ジーズ)をプロデューサーに迎えて放ったのが、この曲でした。
   ♪ハートブレイカー(Heartbreaker)
    *1983年、全米10位まで上昇。
    *ソングライティング&バックコーラスもバリー・ギブが全面参加。 ★この頃から「ジョニー・マティス」「ルーサー・ヴァンドロス」などとのデュエット、コラボレーションが多くなっていきます。
そして、その集大成的なナンバーが1985年の年末に発表した「アメリカ・エイズ研究財団」のためのチャリティシングル。
この曲には「エルトン・ジョン」「グラディス・ナイト」「スティーヴィー・ワンダー」が参加しています。
   ♪愛のハーモニー(That's What Friends Are For) /ディオンヌ&フレンズ
    *1986年、4週連続の全米1位を記録。
    *グラミー賞「最優秀楽曲賞(Song of the Year)」受賞。
    *作者はバート・バカラック&当時バカラックの奥さんだったキャロル・ベイヤー・セイガー。

『ディキー・カップス(The Dixie Cups)』
★1963年、アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズで結成された黒人女性3人組のコーラスグループ。
メンバーは「バーバラ・アン」と「ローザ・リー」の“ホーキンズ姉妹”+いとこの「ジョアン・マリー・ジョンソン」の3人。
1964年、ニューヨークのレッド・バード・レコードと契約。
1stシングルの「愛のチャペル(Chapel Of Love)」はR&Bチャート&一般ポップチャートでも1位を獲得。
   ♪愛のチャペル(Chapel Of Love)
    *1964年、全米1位(3週)
★ちなみにディキシー・カップスは、ジョアン・マリー・ジョンソンに代わって、アセルグラ・ネヴィル・ゲイブリエルが加わり、 今でも3人組で活動中。

『デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ(Dexys Midnight Runners)』
★1978年、イギリス・バーミンガムで「ケビン・ローランド」を中心に結成された8人組。
結成から4年後の1982年、本国イギリスを中心にヨーロッパ各国で「カモン・アイリーン」が大ヒット。
当時流行ったニュー・ロマンティック系のバンドとは一味違うサックス、フルート、 トロンボーンといった管楽器を使ったノスタルジックなサウンドで注目されました。
そして、翌1983年にはアメリカでも、この曲がナンバーワンに輝いています。
   ♪カモン・アイリーン(Come On Eileen)
★リーダーのケビン・ローランドを中心に激しいメンバーチェンジを繰り返しつつも、今も活動中(今年で結成37年目)

2015年03月26日〜03月30日放送

ゲスト:タブレット純さん

写真:坂崎幸之助+タブレット純 THE ALFEE『SINGLE HISTORY Vol.Z』リリースされました!よろしくお願いいたします。

坂崎さんから:

先週はネタをやってもらう時間がなかったので今週はタップリと。
しかし、それよりもあの「青春の記憶」を歌ってくれる人に初めて会った。
こんなにくわしいとはさすがに思わなかったなあ。
ぜひ次はライブでセッションしましょう!!

先週に引き続きムード歌謡漫談、歌ネタ芸人のタブレット純さんをお迎えしました!

先週は歌謡曲・GS・フォークのディープな知識を語っていただいたので、今週はネタ披露をしていただきました。

●愛しのメルルーサ
●そんなことより気になるの(2ネタ)
●幽かなしあわせ(2ネタ)

そして話の流れのままに坂崎さんと歌ったのが
 ♪硝子のジョニー
 ♪小樽のひとよ
 ♪花の首飾り

最後にCDでOAしたのは2013年9月にTEICHIKU RECORDSからリリースされた
 ♪東京・大阪しのび愛/秋山涼子&タブレット純
でした。

●タブレット純さんの「歌ネタ」がレコチョク、iTunes、moraにて好評配信中!
●タブレット純さんの「スケジュール」「ブログ」はhttp://www.tsukui.ne.jp/jun/でチェックできます!

2015年03月19日〜03月23日放送

ゲスト:タブレット純さん

写真:坂崎幸之助+タブレット純

坂崎さんから:

会いたかったんだなぁ。
この人。
最近、一番気に入っている芸人(?)さんでしたから。
歌は上手いしマニアックだし楽しみにしておりました。
今回はレコード自慢とラジオをやっていることを忘れたような二人の世界でしたなあ。
また来週。

今回はムード歌謡漫談、歌ネタ芸人のタブレット純さんをお迎えしました!

≪タブレット純さんの簡単なプロフィール≫
27才の時、突然ムード歌謡の老舗グループ「和田弘とマヒナスターズ」に芸名「田渕純」としてボーカルで加入。
以後二年間、和田弘氏逝去まで同グループにて活動。
グループ解散後は都内のライブハウスにてネオ昭和歌謡、サブカル系のイベント出演の他、2011年1月、寄席・お笑いライブにも進出。
ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立。

幼少時よりAMラジオを通じて古い歌謡曲に目覚め、思春期は中古レコードを蒐集しながら愛聴・研究に埋没する日々を送っていたタブレット純さん。
今回は、その貴重なドーナツ盤(アナログ盤・シングル)をたくさんご持参いただき、歌謡曲・GS・フォークのディープな知識を披露してくれました。

ご持参いただいた盤から今回OAした曲は
 ♪コスモスの想い出/やじろべえ
 ♪ブエナスノーチェス東京/ロス・ココス
 ♪夜汽車の音は遠い思い出/宿屋の飯盛

そして話の流れのままに生歌を披露してくれたのがなんと!
 ♪青春の記憶/アルフィー
そして
 ♪涙はいらない/ガロ

とにかくマニアックな音楽談義で盛り上がり、タブレット純さんの“ネタ披露”までたどりつかなかったので急遽、来週も登場していただくことになりました。

次回もぜひぜひお聴き逃しなく!

●タブレット純さんの「歌ネタ」がレコチョク、iTunes、moraにて好評配信中!
●タブレット純さんの「スケジュール」「ブログ」はhttp://www.tsukui.ne.jp/jun/でチェックできます!

2015年03月12日〜03月16日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第99回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

今回の方々は、さすがにあんまり聞かなかったなぁ。
TLCさんは、そんなに世界でヒットしたのですね。
95年あたりは、あんまり洋楽聞かなかったのかなぁ。
ラブラブ愛してるで、人の曲ばかり演奏していたからかな?
なんちって。

今回は「テ」で始まるアーティストの2回目。

『ディーヴォ(Devo)』
★1972年、アメリカ・オハイオ州アクロンで結成されたテクノポップグループ。
ツナギ等おそろいのコスチュームで、ステージに洗濯機を持ち込んだり、アバンギャルドなパフォーマンスで注目を集めました。
1978年、ロキシー・ミュージックの「ブライアン・イーノ」をプロデューサーに迎えた1stアルバム『頽廃的美学論(Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!)』では、 Rolling Stonesの「サティスファクション」を大胆なアレンジでカバー。多くのロックファンに衝撃を与えました。
  ♪サティスファクション(Satisfaction)
★ディーヴォ(Devo)というグループ名ですが「人間は退化した生物である」というコンセプト(「De-Evolution(退行進化)」の略)だそうです。
  ♪ホウィップ・イット(Whip It)
   *1980年、全米シングルチャート14位を記録。"Whip"意味は「鞭を打つ」
   *3枚目のアルバム『欲望心理学(Freedom of Choice)』に収録。

『デイヴ・A・スチュワート(David Allan Stewart)』
★1952年9月9日、イギリス・タインアンドウィア州サンダーランド出身。
ユーリズミックスで大成功したギタリストでプロデューサー。
   ソロアーティストとしては1991年オランダ映画『リリー・ワズ・ヒア』の主題歌がヨーロッパ各国で大ヒットを記録。
オランダの美人サックス奏者「キャンディ・ダルファー」を迎えた楽曲です。
  ♪リリー・ワズ・ヒア(Lily Was Here)
   *1991年、全米では11位まで上昇

『TLC』 ★1991年、アメリカ・アトランタで結成された女性3人組。
それぞれの名前(T?ボズ、レフト・アイ、チリ)の頭文字をつなげて≪TLC≫。
また"Tender Loving Care"(医学用語でもある「やさしい愛のケア」)の略でもあるそうです。
ボーカルの「T?ボズ」と「チリ」、それにラッパーの「レフト・アイ」という、デビュー当時は珍しかった女性のヒップホップグループとして注目されヒット曲を連発。
  ♪クリープ(Creep)
   *1994年末リリース、1995年初の全米1位獲得(4週)
  ♪ウォーターフォールズ(Waterfalls)
    *1995年、2曲目の全米1位(7週)
★さらに1999年「ノー・スクラブス」「アンプリティ」という曲が全米ナンバーワンに!
2002年、ラッパーの「レフト・アイ」が交通事故で亡くなり、現在2人で活動中。

『ディオン(Dion)』
★1939年7月18日、ニューヨーク・ブロンクス生まれ(現在75歳)本名/ディオン・フランシス・ディムチ両親が芸能人ということもあって、幼い頃からギターを弾きながら歌っていたそうです。
1957年(18歳の時)ドゥーワップグループ『ディオン&ザ・ベルモンツ』を結成。
「いつかどこかで」(全米3位)をはじめ、次々にヒットシングルを放ちますが、1960年に音楽性の違いからディオンはグループを脱退、ソロアーティストに転向。
  ♪悲しい恋の物語(浮気なスー)(Runaround Sue)
   *ソロになって1年、1961年に全米1位を獲得。
  ♪恋に誘われて(The Wanderer)
   *1962年、全米2位まで上昇。

2015年03月05日〜03月09日放送

ゲスト:青木隆治さん

写真:坂崎幸之助+青木隆治

坂崎さんから:

初めての青木くんでした。
今回はアルバムをひっさげての登場だったのでものまねは、あんまりやってもらわなかったのですが次回はぜひ!
しかし星空のディスタンスのカバーはとても良いです。
(アレンジは)原曲に忠実で、歌は青木くんになってるし、ハモも上手かったです。
良い良い。

今回は番組初登場、ものまねタレントでありシンガーソングライターでもある青木隆治さんをお迎えしました。

≪簡単なプロフィール≫
1981年1月29日生まれ、足柄下郡真鶴町出身。
子供の頃から抜群の歌唱力を誇り、16歳の時『NHKのど自慢』でチャンピオンに。
その後、美空ひばりをはじめ、L'Arc-en-Cielのhydeなど男女問わず、数多くのものまねをTVなどで披露。
「奇跡の声帯の持ち主」と絶賛されています。
また、シンガーソングライターとしても活躍中。

そんな青木さんが今年1月にカバーアルバム『VOICE 198X』をリリース。
シンガーとして才能にスポットを当てたカバー集「VOICEシリーズ」の第3弾となります。
ちなみに、「VOICEシリーズ」第1弾が1990年代の楽曲、第2弾では2000年代の楽曲をカバー。
今回の『VOICE 198X(イチキュウハチバツ)』では、尾崎豊、PRINCESS PRINCESS、杉山清貴&オメガトライブ、TUBE、 安全地帯、竹内まりやさん、THE BLUE HEARTS、浜田省吾さん、さだまさしさん、そしてTHE ALFEEなど、 ご自身が好きな曲を中心にセレクトしたそうです。
さらにアニメ楽曲&NHKのど自慢チャンピオン大会で優勝した際に歌った歌も初収録!
(レーベル:バップ 品番:VPCC-81822(通常盤))

ちなみに、青木さんは≪FACE≫名義でもミュージシャンとしても活動中。
≪FACE≫の新曲「エピローグ」は、現在「着うた」配信中!!

今後の活動予定などは
オフィシャルサイト http://www.kens-family.co.jp/aoki/
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/aoki-ryuji/
でご確認ください。

2015年02月26日〜03月02日放送

ゲスト:ポカスカジャン

写真:坂崎幸之助+ポカスカジャン

坂崎さんから:

またしてもポカスカジャンの登場。
今回もコーラスやらギターやらで、ネタの話よりもマジメに音楽の話をしました。
彼らの音楽に対する真摯な姿勢(ネタに対してもですが、笑)
大好きですよ。

約1年ぶりの登場!ポカスカジャン!

彼らの単独ライブが開催されます。
【WAHAHA本舗&ゆめまち劇場プレゼンツポカスカジャン特別公演ひばりも認めた奇跡の歌声!〜ご存じ!〜元祖御三家! 浅草ジャージーボーイズ 総天然色美少年歌謡ショー!!〜雷紋次郎、あっしにはかかわりのあることでござんす〜】

  〔日時〕3月20日(金)18:00 開場/19:00 開演
      3月21日(土)14:00 開場/15:00 開演
  〔会場〕レストランシアター 浅草六区ゆめまち劇場
      住所/東京都台東区浅草1-25-15
  〔出演〕ポカスカジャン(大久保ノブオ/タマ伸也/省吾)
  〔料金〕全席自由席 前売 3800円(1ドリンク代別途必要)
            当日 4500円(1ドリンク代別途必要)
  〔チケット〕
     チケット6/03-5826-0315 チケットぴあ/0570-02-9999(Pコード:254-278)
      ローソンチケット/0570-000-407(オペレーター 電話番号) 0570-084-003(レコード:78831)
      イープラス、楽天チケットなど、パソコン、携帯でも購入できます。
      WAHAHA本舗/03-3406-4472(平日11:00 ?19:00)
  〔問い合わせ〕WAHAHA本舗/03-3406-4472(平日11:00 ?19:00)
   http://wahahahompo.co.jp/stage/koen/psj/150320_yumemachi/index.html

上記以外にもLIVE・公演が予定されていますので詳しくは
ポカスカジャン公式サイトhttp://pocaskajan.com/
ワハハ本舗公式サイト http://wahahahompo.co.jp/
にてご確認ください。

ちなみに・・・今回スタジオでは
  ♪森のメリーアン
  ♪星空の下のマジンガーZ
を坂崎さんによるコーラス・ギター指導付きで。
  ♪まんが日本サウンド・オブ・サイレンス
を披露していただきました。

2015年02月19日〜02月23日放送

ゲスト:FRIED PRIDE

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いや?スゴイわ。
この歌とこのギター。
ホンモノですなあ。
まぁ二人ともキャリアも実力もあるので、そりゃ強力なユニットになります。
ライブもきっとスゴイんでしょうね。
上手くセッションも出来て良かった。ホッ!!

今週はFRIED PRIDEのお二人(Shihoさん&横田明紀男さん)をお迎えしました。

類まれなる歌唱力のShiho さんと、超絶技巧のギタリスト横田明紀男さんからなるジャズユニット、フライド・プライド。
2001年、日本人初、アメリカのコンコード・レーベルからアルバム『フライド・プライド』でデビュー。
今回は11枚目となる最新作ロック・カヴァー・アルバム『Rocks!』を持って登場してくれました!

『Rocks!』
ビートルズ、ディープ・パープル、KISS等の世界中でヒットしたロック・スタンダードに加え、 ファンからのリクエストによって選ばれた名曲をジャジーなアレンジで奏でた作品。
オリジナル楽曲1曲を加えた全12曲が収録された1枚です。
(レーベル:Victor 品番:VICJ-61706)

今回はこのアルバムからザ・ナックの「マイ・シャローナ」を生演奏で、ディープ・パープルの「紫の炎(BURN)」を(CD音源で)紹介していただき、 坂崎さんとのセッションということでカーペンターズの「クロス・トゥ・ユー」を演奏していただきました。

≪LIVE情報≫
現在「FRIED PRIDE CD発売ツアー『Rocks!』」で各地を廻っています。
  2/24  Shiho 祝40歳誕生日前夜祭 @仙台・darwin
  2/25  Shiho Birthday Live @盛岡・Jazz Bar SPAIN CLUB
  2/27  @札幌・Cube Garden
  2/28  @旭川・Music Bar&Live A.Evans
  3/7  @名古屋・Blue Note NAGOYA(special quest 福原美穂)
  3/13  @東京六本木・Billboard-Live TOKYO(special quest 福原美穂)
  3/18  @金沢・もっきりや
  3/20&21 @大阪・Mister Kelly's
  3/22 @大阪・Mister Kelly's(横田明紀男ソロ・ライヴ)

この後もまだまだ全国各地を廻るそうですのでお近くでのLIVEがありましたら、ぜひぜひ足を伸ばしてみてください!

詳しくはオフィシャルサイト http://www.friedpride.com/profile.html
Victor公式サイト http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A016164.html
ShihoさんFacebook https://ja-jp.facebook.com/friedpride.shiho
でご確認ください。

2015年02月12日〜?02月16日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第98回

写真:坂崎幸之助 デカイいちごが届きました!!

坂崎さんから:

ティアーズ・フォー・フィアーズかぁ。
オシャレなユニットでしたね。
あの頃、80年代初頭の音の世界で、忙しくなってきた頃のことを思い出すなあ。
デイヴ・クラーク・ファイヴは、もうふた昔前の60年代。
小学生?中学生の頃のギターを始めた頃を思い出しますな。
改めて音楽ってイイですねぇ。

今回はSYDFの98回目!

「チ」で始まるアーティスト4回目&「テ」で始まるアーティストの1回目。
※「ツ」はなかったので飛ばしました。
「ツ」と思いきや実は「トゥ」だったりするので、そんなアーティストは「ト」にまわします。

『チャンプス(The Champs)』
★1957年、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたロックンロール・インストゥルメンタルグループ。
メンバーは「ロス」のスタジオミュージシャン達で、1965年まで様々なミュージシャン達が入れ代わり立ち代わり参加。
中には「グレン・キャンベル」「ジム・シールズ」「ダッシュ・クロフツ」もいたそうです。
  ♪テキーラ(Tequila)
   *1958年、全米シングルチャートで5週連続のナンバーワン。
   *メキシコのテキーラ村から製造が始まったお酒「テキーラ」をタイトルにした曲。
    「ヴェンチャーズ」「ウェス・モンゴメリー」「ヘンリー・マンシーニ」など多くのアーティスト達
    がカバーしています。

『チューブス(The Tubes)』
★1972年、カリフォルニア州サンフランシスコで結成された7人組のポップロックバンド。
結成当初は奇抜でカラフルなファッションで音楽的にはラグタイム、フラメンコ、プログレなどをロックに取り入れてましたが、 80年代に入ると、天才プロデューサー:トッド・ラングレンと世界的な音楽の流行に乗って、ニューウェイヴ風のバンドに変身。
そして、よりポップ度を押し出すためプロデューサーにデヴィッド・フォスターを迎えて発表したアルバム『アウトサイド・インサイド』は見事、大ヒット。
  ♪シーズ・ア・ビューティー(She's A Beauty)
   *1983年、全米シングルチャート10位を記録。
   *この曲はプロデューサーの「デヴィッド・フォスター」と、TOTOの「スティーヴ・ルカサー」
    そしてメンバーの「フィー・メイブル」による共作。

『ティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears For Fears)』
★1981年、イギリス・サマセット・バースで結成された「ローランド・オーザバル」と「カート・スミス」によるシンセポップ・デュオ。
デビュー当時はヒットこそはしませんでしたが、ラジオ局でのオンエアーは好調。
1stアルバムも、全英では1位に。しかし、アメリカではさっぱり。
そこで満を持して、1985年2ndアルバム『シャウト(Songs from the Big Chair)』リリース。
すると、MTVでの大量のオンエアーもあって、堂々の全米1位を達成。
  ♪ルール・ザ・ワールド(Everybody Wants to Rule the World)
   *1985年、全米1位。
  ♪シャウト(Shout)
   *1985年、全米1位。

『テイヴ・クラーク・ファイヴ(The Dave Clark Five)』
★1961年、イギリス・ロンドンの下町トットナムでドラマーの「デイヴ・クラーク」を中心に結成された男性5人組。
デビュー当時は「ビートルズの好敵手」と言われ大注目を集めています。
当時、全英チャートではビートルズの「抱きしめたい」を蹴落とし見事ナンバーワンになった曲を・・・
  ♪グラッド・オール・オーバー(Glad All Over)
   *1964年、全米では6位でした。
  ♪ビコーズ(Because)
   *1964年、全米3位まで上昇。
  ♪オーヴァ・アンド・オーヴァー(Over And Over)
    *1965年、全米1位を獲得。
★1964年〜1967年にかけ、彼らの人気は本国イギリスよりアメリカでの方が高かったそうです。 イギリスのグループとして、ビートルズに続いて音楽の殿堂「カーネギーホール」での公演を成功させたデイヴ・クラーク・ファイヴ。 当時は、ビートルズをはじめとするリヴァプールサウンドに対して、彼らはトットナム・サウンドとも称されていたそうです。

2015年02月05日〜02月09日放送

ゲスト:杉 真理さん

写真:坂崎幸之助+杉 真理

坂崎さんから:

いつも二人で楽しく音楽の話で盛り上がる杉さん。
今回も楽しかったなあ。
ビートルズで、いつもハモってくださって感謝です。
3/8のディアービートルズもまた盛り上がりますよォ。
みなさんのお越しをお待ちしとります。
杉さんとのコラボの「THIS IS POP」も聞いてみて下さいね。

今回は坂崎さんの1ヶ月と1日先輩!杉真理さんをお迎えしました。

杉さんの最新アルバム『THIS IS POP』絶賛発売中です!
(レーベル:TOKUMA JAPAN  品番:TKCA-74159)

*今回は≪杉真理&フレンズ≫ということで、根本要さん、EPOさん、松尾清憲さん、伊藤銀次さん、安部恭弘さん、黒沢秀樹さん、村田和人さん、野田幹子さん、 遠藤響子さん、お亡くなりになった須藤薫さん・・・そして、坂崎さんといった杉さんのお友達が参加、それぞれの個性を生かした作品が収められています。

そして、ほぼ1ヶ月後の3月8日(日)渋谷公会堂で『Dear BEATLES 2015』が開催されます。
(16時開場、16時半開演)
出演は 杉真理さん、リッキーさん(REVOLVER)、上田雅利さん(TULIP)、伊豆田洋之さん、村田和人さん、そして坂崎さん。
ゲストは未定(現在交渉中だそうです)
 【チケットのお求めは下記プレイガイドにて】
  ■チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード=246-105)
    http://pia.jp/t(PC・携帯共通)
  ■イープラス http://eplus.jp/(PC・携帯共通)
  ■ローソンチケット 0570-084-003(Lコード=70550)
            0570-000-777(オペレーター対応)
    http://l-tike.com/(PC・携帯共通)

今回スタジオでは『Dear BEATLES 2015』を前に
 ♪I'll Follow The Sun
 ♪Baby's In Black
 ♪She Loves You を杉&坂崎でセッション!

3月8日の『Dear BEATLES 2015』も、と?って盛り上がるはず。
ビートルズ好きな方はもちろん、ビートルズ初心者でも楽しめます。
ぜひご参加ください!

●2014年アルバム『STRINGS OF GOLD』を発表した
  杉真理withモーメント ストリングカルテット。
  待望のLIVEツアーがスタートします。
  「杉真理 with Moment String Quartet 2015 WINTER-SPRING TOUR」
    2/13 神戸チキンジョージ
    2/15 京都Live Spot RAG
    2/16 名古屋TOKUZO
    3/20横浜サムズ・アップ
詳しくは杉さんの公式サイトでご確認ください。
http://www.masamichi-sugi.net/

2015年01月29日〜02月02日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第97回

写真:坂崎幸之助 限定モノに弱い坂崎さんが購入した渋谷店限定の「ハチ公」

坂崎さんから:

う〜ん、今回は一枚もレコードを聴いたことのないアーティストばかりでした。
何となく聴いたことのある曲はあるのですが・・・。
我ながら勉強になりますなあ、
この番組は。

今回のSYDFは「チ」で始まるアーティストの3回目。

『チャイ・ライツ(The Chi-Lites)』
★1959年、アメリカ・シカゴで結成された男性4人組のR&Bボーカルグループ。
≪スウィートソウル≫と言われる、その名の通り「甘いボーカルハーモニー」が売り。
結成当初は鳴かず飛ばずでしたが、結成10年目を迎えた辺りから次々にシングルヒットを放っています。
  ♪オー・ガール(Oh Girl)
  *1972年、全米シングルチャートで堂々の1位。
★グループ名の「チャイ・ライツ(The Chi-Lites)」ですが 「Chi=(Chicago)+Lites(=Lights)」つまり「シカゴの光」という意味。
ちなみに日本では、最初「チ・ライツ」と紹介され、その後「チャイ・ライツ」と変更。
でも、本当のグループ名の発音は「シャイ・ライツ」だそうです。

『チャック・マンジョーネ(Chuck Mangione)』
★1940年11月29日、ニューヨークはロチェスター生まれ(74歳)ジャズ・フュージョンのフリューゲルホルン奏者。
幼い頃トランペットを学び、1960年、実の兄ギャップ・マンジョーネと「ザ・ジャズブラザーズ」というバンドを結成。
その後ジャズ界のレジェンド、アート・ブレイキーのバンドに参加し一躍有名に。
1960年代後半、トランペットから、フリューゲルホルンをメインに活動。
1977年に発表したアルバム『フィール・ソー・グッド』からシングルカットされた、タイトルトラックは、全米シングルチャートでも大ヒットを記録。
  ♪フィール・ソー・グッド(Feel So Good)
   *アルバムが発表された翌年1978年、全米4位まで上昇。

『チャビー・チェッカー(Chabby Checker)』
★1941年10月3日、サウスカリフォルニア州アンドリューズ生まれ(73歳)のシンガーソングライター。
1958年、本名のアーネスト・エヴァンスとしてレコードデビュー。
その当時は「ファッツ・ドミノ」の二番煎じ的な印象だったのですが、チャビー・チェッカーと改名して1960年に発表した↓が大ヒット!
  ♪ザ・ツイスト(ツイスト・No.1)(The Twist)
   *1960年、全米1位。
★この曲、1961年にあの有名なテレビ番組『エド・サリヴァン・ショー』でチャビー・チェッカーが生で歌ったことで、再び火がついて1962年、2度目の全米ナンバーワンになっています。
ちなみに「ザ・ツイスト」は1962年の年間チャートでも1位。
さらに、2008年に発表されたBillboard Hot 100 の50年間の総合チャートでも見事1位を獲得。
  ♪レッツ・ツイスト・アゲイン(Let's Twist Again)
    *1961年、全米8位まで上昇。

『チャーリー・ダニエルズ・バンド(Charlie Daniels Band)』
★1936年10月28日、ノースカロライナ州ウィルミントン生まれ(78歳)、カントリーロック歌手でフィドル奏者のチャーリー・ダニエルズが結成したバンド。 (チャーリーを入れて6人組)元々1950年代、シンガーソングライターとしてスタートしたチャーリー・ダニエルズ。
ナッシュビルを拠点に、ソロアーティストとして活動その後、1970年代に入ってバンドを結成、ヒット曲もいくつか放っています。
  ♪悪魔はジョージアへ(The Devil Went Down to Georgia)
   *1979年、全米3位を記録。
★この曲で、チャーリー・ダニエルズ・バンドはグラミー賞の「最優秀カントリーボーカルグループ賞」を受賞。
翌年の1980年には、ジョン・トラボルタ主演の映画『アーバン・カウボーイ』で使われ、カントリーファン以外の人達にも支持を集めています。

『チャーリー・リッチ(Charlie Rich)』
★1932年12月14日、アーカンソー州コルト生まれのカントリーシンガー。
しかし、カントリーだけにとどまらず、ロカビリー、ジャズ、ブルース、ゴスペルと様々なジャンルの音楽にチャレンジ。
1973年に全米ナンバーワンというヒット曲を生み出すも、1995年7月25日、62歳という若さで亡くなっています。
  ♪朝やけの少女(The Most Beautiful Girl)
   *1973年、全米1位。

『チャンバワンバ(Chumbawamba)』
★1984年、イギリスはリーズで結成された8人組。
結成当初は、アナーキーなパンクバンドだったチャンバワンバ。
1980年代後半からはテクノやレイヴに音楽性を転換。
その後1997年、メジャーレーベルと契約、いきなりの大ヒットを放ちます。
  ♪タブサンピング(Tubthumping)
   *1997年、全米6位(本国イギリスでは最高2位まで上昇)
   *タイトルの意味は「(政治家などが)遊説する、熱弁をふるう」

2015年01月22日〜01月26日放送

ゲスト:ギタリストの朴葵姫(パク・キュヒ)さん

写真:坂崎幸之助+朴葵姫(パク・キュヒ)

坂崎さんから:

同じような楽器でも全く違うアプローチや学び方をしてきた人とのお話は面白いですなあ。
クラシックギターの人は特に不思議な気がします。
キュヒちゃんは、なかなかキュートでもあり、テクニックもあり、魅力的な子でした。

今週は、クラシック界で今、最も注目のギタリスト
朴葵姫(パク・キュヒ)さんをゲストにお迎えしました。

≪朴葵姫(パク・キュヒ)さんの簡単なプロフィール≫
1985年、韓国生まれ。3歳の時、横浜でギターをスタート。
幼少の頃から数々のギターコンクールで入賞。
2004年、東京音楽大学入学。2005年、小澤征爾さん指揮のオペラ公演に参加。
2006年、オーストリア・ウィーン国立音楽大学に留学。
これまでに、荘村清志、福田進一、アルヴァロ・ピエッリの各氏に師事。
2005年の「韓国ギター音楽コンクール」優勝を皮切りに、ドイツ、スペインなど、各国の国際ギターコンクールで優勝。
2012年、カーネギーホールで、米国デビュー。
昨年9月にブラジルのクラシックからボサノバの名曲を集めた『サウダーヂ〜ブラジルギター作品集〜』を発表。

今回はALBUM『サウダーヂ〜ブラジルギター作品集〜』から
  ♪E.ジスモンチの「パリャーソ」
  ♪E.ジスモンチの「水とワイン」をご紹介。

またスタジオでは、クラシックギター用にアレンジされた楽譜が存在するというTHE BEATLESの「Yesterday」を坂崎さんとのセッションで披露していただきました。

≪今後の予定≫
〜ソロコンサート〜
  2月1日 よみうり大手町ホール 13:30開演
  2月7日 小田原市民会館 大ホール 14:00開演
  2月11日 サラマンカホール 14:00開演
〜オーケストラとの共演〜
  7月12日 東京都交響楽団プロムナードコンサートNo.364
         @サントリーホール大ホール
  2016年3月4日  読売日本交響楽団 読響メトロポリタンシリーズ
  2016年3月6日  読売日本交響楽団
  いずれも会場は東京芸術劇場コンサートホールで開催。

詳しくは公式サイトでご確認ください。
http://columbia.jp/kyuhee/index.html
https://www.facebook.com/kyuheeparkguitar

2015年01月15日〜01月19日放送

『坂崎音楽堂』

最新カバーアルバム特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ドゥービーのセルフカバーを聞いて、改めてトム・ジョンストンさんとパット・シモンズさんのギターサウンド時代のドゥービーが好きなんだ、と思ったです。
あのスピード感とハーモニー。
初期のドゥービー、いいなあ。
カバーアルバムも相変わらず
多いけど、みんな色々と考えていますなぁ。

今週は「最新カバーアルバム大特集」!

★ドゥービー・ブラザーズの最新セルフカバーアルバム『サウスバウンド』。
メンバーはトム・ジョンストン、パット・シモンズ、マイケル・マクドナルド、そして後期のギタリスト、ジョン・マクフィーの4人。
収録曲は、4人それぞれのヒット曲に、 カントリー系のスーパースター達がゲスト出演したものになっています。
 ♪ロング・トレイン・ランニン(with トビー・キース&ヒューイ・ルイス)
  *トム・ジョンストンがリードボーカルの曲。
   オリジナルは1973年、全米8位を記録。
  *カントリー界の売れっ子アーティスト、トビー・キースと、ハーモニカで、ヒューイ・ルイスが参加。
 ♪ブラック・ウォーター(with ザック・ブラウン・バンド)
  *パット・シモンズの大ヒット曲。
   1973年、「アナザー・パーク」のB面としてリリース。
   その後、南部のラジオ局から火がついて、翌1974年には、グループ初の全米ナンバー
   ワンに輝いています。
  *ザック・ブラウン・バンドは2009年、初のメジャーデビューアルバムで「グラミー賞最優秀
   新人賞」を受賞しています。
 ♪ホワット・ア・フール・ビリーヴズ(with サラ・エヴァンス)
  *マイケル・マクドナルドの大ヒット曲。
   オリジナルは、1979年全米ナンバーワンを獲得しグラミー賞では「最優秀レコード」
   「最優秀歌曲賞」等を受賞。
  *サラ・エヴァンスは、全米で大人気の女性カントリーアーティスト。

★ベット・ミドラーが、ガールズグループばかりのヒット曲をカバーした、『イッツ・ザ・ガールズ!(It's The Girls)』。
ロネッツ、シフォンズ、クリスタルズ、スプリームス、マーサ&ザ・ヴァンデラス等々のヒット曲をカバー。
 ♪ビー・マイ・ベイビー
  *オリジナルはロネッツ。1963年、全米2位まで上昇。
 ♪恋はあせらず(You Cab't Hurry Love)
  *1966年のスプリームスを代表する大ヒット曲。
   1983年フィル・コリンズがカバーしヒットさせています。
 ♪ベイビー・イッツ・ユー 
  *オリジナルは、1961年にシュレルズが大ヒットさせ、1963年にビートルズがアルバム
   『プリーズ・プリーズ・ミー』でカバー。

★今は亡きスーパースター達と夢のデュエットを果たしたバリー・マニロウの最新アルバム『マイ・ドリーム・デュエッツ(My Dream Duets)』マリリン・モンローをはじめ、 ジュディ・ガーランド、サミー・デイヴィス・ジュニア、ルイ・アームストロング、ザ・ママス&ザ・パパスのママ・キャス、ジョン・デンバー、 ホイットニー・ヒューストン等との夢のデュエットを収録。
 ♪I Wanna Be Loved By You(バリー・マニロウ with マリリン・モンロー)
 ♪Sunshine On My Shoulder(バリー・マニロウ with ジョン・デンバー)
 ♪ムーン・リバー(バリー・マニロウ with アンディ・ウィリアムズ)

■ドゥービー・ブラザーズ『サウスバウンド』レーベル:SONY 品番:SICP-30705
■ベット・ミドラー『It's The Girls』レーベル:ワーナー 品番:WPCR-16190
■バリー・マニロウ『My Dream Duets』レーベル:Verve 品番:B002026802

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2015年01月8日〜1月12日放送

『坂崎音楽堂』

ポール・マッカートニーのトリビュートアルバム特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いや〜さすがポールだわ。
メンバーもすごい人達だね。
でもアレンジを含めてオリジナルに近いのが多いってのは、演奏やアレンジも曲の一部なんだなぁ、と再確認しました。
ポールはやっぱりミュージシャンなんですねぇ。

今回はベテランから若手まで、豪華ミュージシャンが参加したボール・マッカートニーのトリビュートアルバム『アート・オブ・マッカートニー?ポールに捧ぐ』を特集しました。

★このアルバムには、ポールのビートルズ時代の曲から、ウイングス、ソロ、それぞれのヒット曲のカヴァーが収録されてます。
2枚組CD 全34曲(日本盤のみ35曲)収録。
レーベル:ユニバーサル  品番:UICY-15359/60

この中から今回ピックアップしたのは・・・
 ♪恋することのもどかしさ/ビリー・ジョエル
 ♪今日の誓い/ボブ・ディラン
 ♪ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/ユスフ(キャット・スティーブンス)
 ♪イエスタデイ/ウィリー・ネルソン
 ♪ジャンク/ジェフ・リン
 ♪ホエン・アイム・シックスティー・フォー/バリー・ギブ
 ♪ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー/KISS
 ♪ヘルター・スケルター/ロジャー・ダルトリー
 ♪ハロー・グッドバイ/キュアー feat.ジェイムズ・マッカートニー(息子です!)
 ♪アイ・ウィル/井上陽水(日本盤スペシャルボーナストラック)
 ♪007 死ぬのは奴らだ/ビリー・ジョエル
 ♪ジェット/ロビン・ザンダー&リック・ニールセン・オブ・チープ・トリック
 ♪ヘイ・ジュード/スティーヴ・ミラー
 ♪ドライヴ・マイ・カー/ディオン
 ♪レディ・マドンナ/アラン・トゥーサン
 ♪エリナー・リグビー/アリス・クーパー
 ♪オン・ザ・ウェイ/ B.B. キング
 ♪バースデイ/サミー・ヘイガー

2015年01月01日〜01月05日放送

『坂崎音楽堂』

年始恒例の「ビートルズ・スペシャル」

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申しあげます。
今年は1月から桜井の還暦ライブもあるし色々と楽しみです。
坂番もさらに楽しくやって行きたいと思ってます。
よろしゅうに☆

年始恒例の「ビートルズ・スペシャル」
今回はお正月らしく(?)クラシックなビートルズ・カバーからスタートしてみました。

◆ベルリン・フィルハーモニック・オーケストラの12人のチェリスト (The 12 Cellists of the Berlin Philharmonic Orchestra) によるビートルズカバーアルバム『ビートルズ・イン・クラシック』から。
   ♪Yellow Submarine

◆イギリスが誇るロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラによるビートルズカバーアルバム『シンフォニック・サージャント・ペッパー』から。
   ♪Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band
   ♪She's Leaving Home
コーラスは、イギリスで主に映画のサントラ盤をやってる「メトロ・ヴォイシズ」という合唱団。
数々のロックやポップス系のアーティストやグループのレコーディングにも参加している合唱団です。

◆アメリカはテキサス生まれのバイオリン奏者/ウィル・テイラー(46才)率いる男性5人組 「ウィル・テイラー&ストリングス・アタッチト」によるビートルズカバーアルバム『アコースティック・ラバーソウル?ソングス・オブ・ザ・ビートルズ』から。
   ♪Drive My Car
こちらは、『ラバーソウル』を丸ごとカバーしたアルバム。
但し曲順は違い、オリジナルより2曲少ないものの、ジョンの「イマジン」を収録。
続いては『サージャント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を丸ごとカバーしたアルバムから。
   ♪Fixing A Hole
ウィル・テイラー&ストリングス・アタッチトは、全米のライヴハウスを中心に活動(営業)し、 時には、ポール・サイモンだけのライヴをはじめ、レッド・ツェッペリン、ジョニ・ミッチェルの作品などを演奏したりしています。

◆グループ名は「サージャント・ペッパーズ・ファブ・フォー」。
彼らのアルバム『ア・トリビュート・トゥ・ザ・ビートルズ・ゴールド&プラチナム』から。
   ♪Get Back
   ♪Here Comes The Sun
   ♪I Feel Fine
   ♪Peperback Writer

◆アメリカ・テネシー州ナッシュビル出身の男性アーティスト、ベンジャミン・ベイカーの『Acoustified : The Beatles Edition』から。
   ♪In My Life
   ♪Across the Universe
   ♪The Continuing Story of Bungalow Bill
ベンジャミン・ベイカーは「Acoustified」シリーズとして、色々なアーティストのカバーやディズニーなどの企画ものを全てアコギを弾きながら歌うというアルバムを発表しています。

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