Program -2012-

2012年12月27日〜12月31日放送

『坂崎音楽堂』

ビートルズ・スペシャル

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

年末年始はビートルズ!!
それも本人ではなく、ある意味「楽しい まがいモノ」で決まり。
ビートルズが色々な形で世界中に影響を与えていたのがわかりますなぁ。
ロシアもイスタンブールもとんでもないビートルズですわい。
誤解してるアーティストもいて楽しいですなあ。

今週は年末年始の恒例の『ビートルズ・スペシャル』!
第3集(パート3)までリリースされていたビートルズのユニークなカバーアルバム『エキゾチック・ビートルズ』の最新版パート4(パート4)を大特集。
(輸入盤 レーベル:EXOTICA RECORDS 品番:PELE15CD)

 ♪イントロダクション〜ウェルカム・ビートルズ/The Japanese Beatles
  *クレジットには「feat.Tony Randall,Ed Sullivan,
    The Japanese Beatles,John Lennon&Paul McCartney」と書いてありますが、
    The Japanese Beatlesはジャッキー吉川とブルーコメッツで、その他の掛け声は
    尾藤イサオさんと内田裕也さん。
  *BEATLESの武道館ライブの前座パフォーマンス音源のようです。
 ♪ア・ハード・デイズ・ナイト/D.E.F.オーケストラ 
  *1988年トルコのイスタンブールで結成されたオーケストラによる演奏
 ♪アンド・アイ・ラヴ・ハー /ボニー・ネム 
  *ロシアのヘビメタグループ「ボニー・ネム」による演奏
 ♪ドクター・ロバート/カルテット・ダ・チンクエ
  *スペインのオペラ歌手たちが作ったビートルズカバーアルバムからの音源
 ♪オール・トゥゲザー・ナウ/クラウス・バイヤー
  *ドイツ出身のミュージシャン
 ♪デイ・トリッパー/ザ・ビートルズ・バーカーズ
  *1983年にオーストラリアのクリエイターが作った動物によるビートルズカバー
 ♪キャント・バイ・ミー・ラヴ /シンガポール・シャン・クアン・リュウ・ユン
  *シンガポールの歌手による有名なビートルズカバー
 ♪イエロー・サブマリン/アリエル
  *ロシアのボーカル・インスト・アンサンブル「アリエル」による
   アルバム『ビートルズ・イン・ザ・ラシアン』からの音源
 ♪ハロー・グッドバイ/(朗読)ボブ・ディラン
  *あのボブ・ディランによる「ハロー・グッドバイ」の朗読

次回、来年最初の放送も『ビートルズ・スペシャル』です。
お楽しみに!!

2012年12月20日〜12月24日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第66回

写真:坂崎幸之助 クリスマスっぽい小物がなかったので、花のついたカゴを “リース” のつもりで…。

坂崎さんから:

「シ」が続いてますなぁ。ジャン&ディーンの曲は子供の頃、 ビートボーイズかと思ってた。それ位、似てるんですよ。
それもそのはず、ビートボーイズのブライアン・ウィルソンが曲を作ってコーラスで参加していたのですね。
スパイダースがまた良い所を真似して面白かったなあ。
あの頃のポップス、フォーク&ロックは自由で良かったっスな。

「シ」で始まるアーティスト特集…
2012年内には終わりませんでした。来年に持ち越しです。

『シャーリーン(Charlene)』
★1950年 6月1日、カリフォルニア州ハリウッド生まれの女性シンガー。
16才で高校を中退し結婚。17才で長女を出産。
しかし、不良の夫と共に麻薬に溺れ、離婚。
その後、再婚相手が音楽プロデューサーだったことから、夫の助言でデモテープを作りソウルミュージックの名門レーベル/モータウンへ。
そして1973年、23才の時「シャーリー・ダンカン」という芸名で契約。
しかし、全くの泣かず飛ばず・・・。
その上、2度目の離婚を経験し、芸能界からも引退。
その後、3度目の結婚相手と共に、ロンドンへ移住。
小さなお菓子屋さんの店員をしつつ主婦として暮らしていました。
が!1982年、実家の母親から突然の電話で、元の所属レコード会社が連絡を取りたがっていることを知ります。
実は、6年前にリリースした曲を、フロリダのラジオ局:WRBQのDJスコット・シャノンが番組でかけまくったところ問い合わせが殺到していたのです。
これをキッカケに全米はおろか、イギリス、ヨーロッパ、アジアと世界中で大ヒットとなりました。
  ♪愛はかげろうのように(I've Never Been To Me)
   *1982年、全米3位。全英1位を記録。

『ジャン&ディーン(Jan & Dean)』 ★1958年、高校時代の友達ジャン・ベリーとディーン・トーレンスがロサンゼルスで結成した2人組。
デビュー当時の曲には同じレコード会社のビーチ・ボーイズも参加。
  ♪サーフ・シティ(Surf City)
   *1963年全米1位。
   *ブライアン・ウィルソンが作りコーラスにも参加。
  ♪パサデナのおばあちゃん(The Little Old Lady(From Pasadena))
   *1964年、全米3位まで上昇。
★2004年、62才でジャン・ベリーは亡くなってますが、現在でも<ジャン&ディーンfeat.ディーン・トーレンス>という名で、 精力的に全米ツアーを行なっています。

『シャングリラス(The Shangri-Las)』
★1963年、アメリカはニューヨーク州クイーンズの高校の同級生4人で結成。
(メアリー&ベティのウェイス姉妹と、メリー・アン&マージのガンサー姉妹)
彼女たちは、不良っぽさとワイルドさを全面に出して見事、成功。
  ♪黒いブーツでぶっとばせ(Leader Of The Pack)
   *1964年、全米1位を記録。

『シャンティーズ(Chantay's)』
★1962年、カリフォルニア州サンタ・アナで結成された高校生5人組のインストサーフロックグループ。
ベンチャーズによって大ヒットした「パイプライン」のオリジナは彼ら!
  ♪パイプライン(Pipeline)
   *1963年、全米4位を記録。
   *メンバーのボブ・スピッカードとブライアン・カーマン作曲。

『シャンペーン(Champaign)』
★1970年代後半、アメリカ・イリノイ州シャンペーンで結成された白人・黒人混成の男女ツイン・リード・ボーカルを中心とした7人組。
  ♪ハウ・アバウト・アス(How 'Bout Us)
   *1981年全米13位まで上昇。
   *全米アダルトコンテンポラリーチャートでは見事1位に輝いています。

『シュガー・レイ(Sugar Ray)』
★1992年、カリフォルニア州ロサンゼルスで結成された男性ロックグループ。
結成当初はボーカル、ギター、ベース、ドラムという4人組でしたが、1996年、ターンテーブルDJ兼プログラマーを加入させます。
1997年の2ndアルバム 『シュガー・レイのアメリカン・ドリーム '97?爆走街道まっしぐら、俺らに勝る敵ナシ!』
(原題"Floored"=驚いた、酔っぱらった)からのシングル曲は全米チャートで6週連続の1位となる大ヒットを記録。
   ♪フライ(Fly)
    *1997年、全米1位(6週連続)。
    *この曲が収録されたアルバムは全米で200万枚のセールスを記録。
   ♪エヴリ・モーニング(Every Morning)
    *1999年発売の3rdアルバム『14分59秒』からのヒット。
    *全米3位まで上昇。

2012年12月13日〜12月17日放送

ゲスト:井乃頭蓄音団

写真:坂崎幸之助+井乃頭蓄音団

坂崎さんから:

なかなか面白いバンドで最近、気になっております。
やや下品な歌もあるのですが、 Vo.の松尾君の個性が、最近あまり見かけなくなったタイプで良いです。
何か、あの頃のURLとかエレックな感じがするのです。
へそ下三寸にも通じる所があるのだ。

今週はゲストに「井乃頭蓄音団」のみなさんをお迎えしました。
メンバーは松尾よういちろうさん(歌、アコギ、作詞作曲)ヒロヒサカトーさん(エレキギター、ハーモニカ、編曲) ジョニー佐藤さん(エレキギター)寺中イエスさん(ベース)(今回、欠席でしたが)とがし ひろきさん(ドラム)の5人。

9月5日にCD+DVDのライブ盤2枚組『親が泣くLIVE at下北沢GARDEN 29 Feb.2012』をリリース。
副音声にメンバーによる反省会、特典にドキュメンタリー映像も収録され、アルバムの帯には、なんと坂崎さんのコメントが!
(発売元:いのかしらレコード 品番:INORC-002)

★今月(12月)29日(土) 東京・渋谷クアトロにて「Beat Happening!」に出演します。
  前売り2500円 当日3000円(ドリンク別)
  LIVEの詳細は公式サイト
  http://sound.jp/inokashira/pc/top.html
  でご確認ください。

★井乃頭蓄音団の公式サイトでは坂崎さんからのコメントはもちろん、 他のミュージシャン達からのコメントもありますので興味を持たれた方、ぜひチェックしてみてください。

2012年12月06日〜12月10日放送

『坂崎音楽堂』

クリスマス・ソング・スペシャル

写真:坂崎幸之助 マーチン1942年製の000-28

坂崎さんから:

毎年この時期恒例となりましたクリスマス・ソング。
毎年毎年、色々なアーティストが、クリスマスアルバムを出しますがアルフィーはまだ出していないですね。
もし出すとしたら、どんなアルバムになるのかなぁ?
全く考えてはおりませんが。

この時期恒例のクリスマス・ソング・スペシャル。
今年リリースされた最新のクリスマスアルバムを一気にご紹介しました。

★ここ数年、スタンダードやロッククラシックのカバーアルバムを次々にヒットさせてるロッド・スチュワートの初のクリスマスアルバム 『メリー・クリスマス、ベイビー』から。
  ♪メリー・クリスマス、ベイビー durt with シー・ロー・グリーン
   *アルバムのタイトル曲で、レイ・チャールズ、オーティス・
    レディング、エルヴィス・プレスリー、ビーチ・ボーイズなど多くの
    アーティストがカバーしている1940年代に作られたクリスマスソング。
    デュエットで参加しているのはヒッポホップ、R&B界の人気者
    シーロー・グリーン。

★2年前「レコード・オブ・ザ・イヤー」をはじめグラミー賞で5部門を受賞したレディ・アンテベラムの初のクリスマスアルバムから。
  ♪この冬の夜に(On This Winter's Night)

★いくつになっても声が変わらないクリストファー・クロスの最新クリスマスアルバム『A Christopher Cross Christmas 』から。
  ♪Does It Feel Like Christmas

★ハワイのアーティスト達のクリスマスソングを集めたシリーズ最新作『ハワイアン・スタイル・クリスマス 3』から。
  ♪ハワイアン・サンタ/ゴードン・フレイタス 

★カリフォルニア在住の女性アーティスト、コルビー・キャレイの初のクリスマスアルバム『クリスマス・イン・ザ・サンド』から。
  ♪クリスマス・イン・ザ・サンド

★クリスマスソングを集めたコンピレーションアルバム『A Very Special Christmas』の25周年を記念したアルバム『A Very Special Christmas 25th Anniversary 』から。
  ♪I Want You For Christmas /チープ・トリック 
   *この曲は79年の"I Want You To Want Me(甘い罠)"を
    クリスマスソングに変身させたもの。

★80年代に大活躍したバンド、REOスピード・ワゴンのクリスマスアルバム『Not So Silent Night 』から。
  ♪I Believe In Santa Claus
   *今年結成45周年。
    一度は解散しつつも、現在も元気にツアーを中心に活動中。

★ベテラン・シンガー、リタ・クーリッジの最新クリスマスアルバム『A Rita Coolidge Christmas 』から。
  ♪サークル・オブ・ライト

★リチャード・マークス初のクリスマスアルバム『クリスマス・スピリット』から。
  ♪クリスマス・スピリット

2012年11月29日〜12月04日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第65回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ジャクソン兄妹の登場でした。
実はアルバムとか、あんまり聞いてないんだなあ。
ディスコもあんまり行かなかったし。
でも拓郎さんとアルフィーで何度か行ったのは楽しかったなあ。
朝まで、良く呑んでだけど、さすがに今は朝まではキツイね。
部屋呑みならOKさ。

「シ」で始まるアーティスト特集、なんと13回目!

『ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)』
★1966年5月16日、アメリカ・インディアナ州ゲーリーで、後に世界でも最も有名となるジャクソン家10人兄弟の末っ子として誕生。
兄たちの影響で、7才の時からテレビドラマなどを中心に芸能活動スタート。
本格的にシンガーソングライターの活動をはじめたのは16歳の時。
1982年のデビュー曲「ヤング・ラヴ」は全米R&Bチャートで6位まで上昇。
そして、その4年後から彼女の快進撃がスタート!
1986年にリリースした3rdアルバム『コントロール』が全世界で1400万枚のセールスを記録。
   ♪あなたを想うとき(When I Think Of You)
    *1986年、初の全米1位を獲得。
    *アルバム『コントロール』は、当時大人気だったジャム&ルイスを
     プロデューサーに迎え、なんと6枚ものシングルをカット!
★1989年リリースのアルバム『リズム・ネイション』も爆発的なセールスを記録。
『コントロール』同様、全世界で1400万枚以上のセールスを記録。
この『リズム・ネイション』からは8曲ものシングルをカット
(その内訳は1位4曲、2位2曲、4位1曲、5位1曲)
    ♪ミス・ユー・マッチ(Miss You Much)
     *1989年、全米1位。
★1993年のアルバム『ジャネット』からA&Mからヴァージン・レコードに移籍。
相変わらずシングル、アルバムと次々にヒットを放っていきますが、そんな中には、エディ・マーフィー主演『ナッティ・プロフェッサー2』 の主題歌もありました。
    ♪ダズント・リアリー・マター(Doesn't Really Matter)
     *2000年、ジャネットにとって9曲目のナンバーワン。
     *映画『ナッティ・プロフェッサー2』ではヒロイン役として登場。
★様々な曲をサンプリングしてヒットさせてるジャネット・ジャクソンですが、アメリカの名曲をサンプリングした曲も大ヒットしました。
    ♪サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー(Someone To Call My Lover)
     *「ヴェンチュラ・ハイウェイ」をサンプリング、2001年、全米3位まで上昇。

『ジャーメイン・ジャクソン(Jermaine Jackson)』
★1954年12月11日、アメリカ・インディアナ州ゲーリー生まれ。
ジャネット・ジャクソンのお兄さんでで、10人兄弟の三男。
デビュー前のジャクソン・ファイヴではリードボーカルでしたがモータウンからのデビューに際してマイケルがリード、 ジャーメインがセカンドとなりました。
1975年、ジャクソン・ファイヴがモータウンを離れ、ジャクソンズとして 再スタートする時、彼はモータウンの創設者のベリー・ゴーディの娘と結婚していたため、 ジャクソンズには参加できず、モータウンで ソロアーティストとして活動すること。
   ♪レッツ・ゲット・シーリアス(Let's Get Serious) /ジャーメイン・ジャクソン
    *ソロ・アーティストとしての最大のヒット曲。
    *1980年、全米9位を記録。
    *この曲の作詞・作曲・編曲・プロデュースはスティーヴィー・ワンダー。

『シャラマー(Shalamar)』
★1976年、アメリカ・イリノイ州シカゴで結成された、女性1人男性2人の3人組。
1970年代一世を風靡したTV番組『ソウル・トレイン』のダンサーだったメンバーで結成。
   ♪セカンド・タイム・アラウンド(The Second Time Around)
    *1980年、全米8位まで上昇。

『シャーリー・バッシー(Shirley Bassey)』
★1937年 1月8日、ウェールズはカーディフ生まれ。もうすぐ76歳!
1950年代はじめ、16歳でプロとしての歌手生活をスタート。
「20世紀後半のイギリスで最も人気のある女性歌手の一人」と称されます。
数々のスタンダードナンバーを歌っているシャーリー・バッシーが世界的に有名になったのは、何といっても 『007』シリーズの主題歌を歌ったこと!
   ♪ゴールドフィンガー(Goldfinger)
    *「007」シリーズ第3作の主題歌
    *1965年、全米8位を記録。
   ♪ダイヤモンドは永遠に(Diamonds Are Forever)
    *こちらは「007」シリーズ第7作の主題歌
    *1972年、全米57位。

2012年11月22日〜11月27日放送

『坂崎音楽堂』

「加藤和彦作品集」大特集!

写真:坂崎幸之助 ちょっとだけお休みモード

坂崎さんから:

これは、なかなか良いベストアルバムですゾ。
女性アーティストに提供した作品や加藤さんご自身のモノやら、選曲が良いです。
加藤さんファンにとってもカユイところに手が届くアルバムじゃないかなぁ。
それでも、まだまだ聴いて欲しい曲は沢山あるけどね。

今週は、今から3年前に亡くなった加藤和彦さんの数々の楽曲をまとめた2枚組のCD『加藤和彦作品集』を大特集!
(10/3リリース済み レーベル:コロムビア 品番:COCP-37459/60)
※(DISC-1)は「女性アーティストへの提供作品」(DISC-2)は「自演作品や男性アーティストへの提供作品・カバー作品など」で構成されています。

全32曲収録の中から今回ご紹介した曲は・・・
(DISC-1)から
  ♪不思議なピーチパイ(竹内まりや)
  ♪ドゥー・ユー・リメンバー・ミー(岡崎友紀)
  ♪白い色は恋人の色(ベッツイ&クリス)
  ♪妖精の詩(アグネス・チャン)
  ♪ジャングル・ラブ(高見知佳)
  ♪愛・おぼえていますか(飯島真理)
(DISC-2)から
  ♪あの素晴しい愛をもう一度(加藤和彦と北山修)
  ♪家をつくるなら(加藤和彦)
  ♪初恋の人に似ている(トワ・エ・モワ)
  ♪だいじょうぶマイ・フレンド(乃生佳之)
  ♪パラレル(吉田拓郎)
  ♪ジャスト・ア・RONIN (吉田拓郎・加藤和彦)
  ♪悲しくてやりきれない(奥田民生)
  ♪シンガプーラ(杏子)
  ♪白い色は恋人の色(ザ・フォーク・クルセダーズ)
  ♪不思議な日(和幸)

2012年11月15日〜11月20日放送

ゲスト:ポカスカジャン

写真:坂崎幸之助+ポカスカジャン

坂崎さんから:

好きだなぁ、ポカスカジャン。
ネタを通じて音楽を愛していることが感じられるのが特に好きですねぇ。
マニアックな音楽ネタ、特に70年代フォークや洋楽モノが最高。
ボーイズもののお笑いが今が少なくなりましたが、彼らには、ずっと頑張ってほしいなぁ。
ポカスカジャンにとっての“メリーアン”が出るとイイね。

◆石垣島お土産プレゼント当選者は下↓↓です。

◆今週は愉快な3人組“ポカスカジャン”をお迎えしました!
スタジオで披露してくれたネタは…
   ♪サーフィン与作(ビーチボーイズ風の与作)
   ♪森のメリーアン(メリーアン×童謡:森のクマさん)

音楽好きには、とにかくハマること間違いなし!の
≪ポカスカジャン 単独ライブ情報≫
 ★WAHAHA本舗PRESENTS
  ポカスカジャン渾身の新作・新曲・新ギャグライブ2012
   「ボク達、間違ってません。」
  場所:吉祥寺・STAR PINE’S CAFE(スター・パインズ・カフェ)
   東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
   TEL:0422-23-2251
  日時:11月26日(月)・27日(火) 18:30 開場/19:30 開演

≪久本&ポカスカジャン ツアー情報≫
  ★WAHAHA本舗PRESENTS
  マチャミ&ポカスカジャンの音楽遊び「結婚線が消えてきた」2013年
      1/12(土)〜13(日)  【愛知】 中電ホール
      1/19(土) 【福岡】 イムズホール
      1/20(日) 【岡山】 岡山市立市民文化ホール
      1/26(土) 【群馬】 大泉町文化むら 大ホール
      1/27(日) 【群馬】 藤岡市みかぼみらい館 小ホール
      2/2(土) 【埼玉】 パストラルかぞ 小ホール
      2/17(日) 【埼玉】 所沢市民文化センター
                    ミューズ  マーキーホール
   [お問い合わせ] WAHAHA本舗 TEL:03-3406-4472(平日11:00〜19:00)
   詳しくはワハハ本舗HP・ポカスカジャンHPをご確認くださいませ。
   http://wahahahompo.co.jp/
   http://pocaskajan.com/

◆石垣島お土産プレゼント当選者
  *ペンギン食堂の“坂番オリジナルラー油”(5名さま)
   徳島のイーフローラさん/群馬のゆみこさん/秋田のコスモスさん
   /三重のよぼちゃんさん/長野のピンクのガチャピンさん
  *ミンサー織りに使われる糸で作ったストラップ(20名さま)
   岐阜のとぼけるチーズさん/新潟のさとみんさん/
   岐阜のyimikoさん/新潟のちかりんさん/香川のayakaさん/
   熊本のはやぼうさん/岩手のまおすけさん/秋田のぐっさんさん/
   長野のizumiさん/神戸の犬山わん吉さん/神戸のちいちいさん/
   香川のひろりんさん/群馬の藤川さん/香川のファーマーさん/
   広島ののり子さん/群馬のチョイやるおやじさん/
   山口のぢゅんぢゅんさん/滋賀のチャッピーさん/
   佐賀のかめのすけさん/千葉のakkoさん

みなさん、おめでとうございます!お手元に届くまでしばらくお待ちください。
住所等を記載されていなかった方には、こちらから一度ご連絡させていただきます。
また、今回残念ながら外れてしまった方、これに懲りず次の機会、プレゼントにもぜひご応募くださいね。

2012年11月08日〜11月13日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第64回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

当時よく聞いた3組でした。
2人のジャニスは全く違う声と歌ですが、どちらもハマった時期があったなぁ。
ジャーニーは、とにかくツアーのメイキングビデオがカッコよくてスタッフみんなと見たのを覚えております。

今年に入りSYDFはず〜っと「シ」で始まるアーティスト特集ですがまだまだ続きますよぉ!

『ジャニス・イアン(Janis Ian)』
★1951年 4月7日、アメリカはニューヨーク出身。
14歳の時に作った人種差別を批判した曲「ソサエティーズ・チャイルド」で16歳の時にデビュー。
20歳を前にカメラマンと結婚、半ば芸能界を引退するも長続きせず離婚。
1972年、以前書いた曲「ジェシー」をロバータ・フラックが歌いヒット。
これをキッカケに1974年、ジャニス・イアンは現役復帰。
1975年に発表したシングル「17才の頃」が大ヒット!
  ♪17才の頃(At Seventeen)
★日本では1976年ドラマ『グッバイ・ママ』に「Love Is Blind」が使われたり、1977年のドラマ『岸辺のアルバム』 の主題歌に起用されるなど、日本でも彼女の人気は決定的なものになります。
  ♪ウィル・ユー・ダンス(Will You Dance?)
   *ドラマ「岸辺のアルバム」主題歌
   *この曲が収録されたアルバム『奇跡の街』は日本でもミリオンセラーを記録。
★私生活では2度目の結婚にも失敗。健康面でも不調が続き、80年代はほとんど活動していなかったジャニス・イアンですが、 90年代に入り、本格的な音楽活動を再開。
2003年、「同性愛者」ということをカミングアウト、14年間付き合っていた弁護士の女性とカナダで結婚しています。

『ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)』
★1943年1月19日、アメリカ・テキサス州ポートアーサー出身。
子供の頃からブルースを聴いて育つ一方、地元の聖歌隊に参加。
高校時代、友達の影響でブルースやフォークにのめり込む。
大学をドロップアウトした1963年、ヒッピー文化の中心地サンフランシスコで フォークシンガーとして活動をスタート。
(この頃から麻薬の常習も始まったと言われています)
1966年、地元で人気のビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディンク・カンパニーにシンガーとして参加。
1967年にリリースしたバンド名をタイトルにしたアルバムは残念ながら不発に終わるも、バンドはモントレー・ポップ・フェスティバルに出演。
圧倒的なボーカルのジャニスは一躍注目を浴び、1968年、バンドとして発表したアルバム『チープ・スリル』が大ヒット。
翌1969年、自分のバンドを作りアルバム『コズミック・ブルースを歌う』を発表し、1970年、名盤『パール』の制作に入ります。
しかし、そのレコーディング中、1970年10月4日、ロサンゼルスのホテルで27歳という若さで亡くなってしまいます。
  ♪ジャニスの祈り(Move Over)
   *アルバム『パール』から。全米アルバムチャートで1位を記録。
  ♪ミー・アンド・ボビー・マギー(Me And Bobby McGee)
   *アルバム『パール』から。 
     1971年、全米シングルチャートで1位を記録。

『ジャーニー(Journey)』
★1973年、サンタナ・バンドに参加していた ニール・ショーン(G) とグレッグ・ローリー(Key) を中心にサンフランシスコで結成。
当初、「インスト中心のプログレバンド」を目指していましたが、その音楽的方向性が時代に合わなかったこともあって最初の3枚のアルバムは不発。
そこで、一計を案じたマネージャーが強力なボーカリストを探し、2代目のボーカリストとしてスティーヴ・ペリーが参加。
1978年の『インフィニティ』、79年の『エヴォリューション』、80年の『ディパーチャー』と売り上げチャートが順調に上昇。
3枚連続で300万枚以上のセールスを記録。
  ♪お気に召すまま(Any Way You Want IT)
 *全米アルバムチャート8位となった『ディパーチャー』から。
  ♪クライング・ナウ(Who's Crying Now)
   *1981年リリース、900万枚以上の売上げを記録したアルバム『エスケイプ』から。
   *全米シングルチャート4位を記録。
  ♪オープン・アームズ (翼をひろげて)
   *アルバム『エスケイプ』から。
   *1982年、全米シングルチャート2位を記録。
  ♪セパレイト・ウェイズ(Separate Ways)
   *1983年リリース、600万枚のセールスを記録したアルバム『フロンティアーズ』から。
   *全米シングルチャート8位を記録。
★その後、スティーヴ・ペリーは体調不良などもあって脱退。
ボーカルはスティーヴ・ペリーと同じ声のスティーヴ・オージェリー→ジェフ・スコット・ソート→アーネル・ピネダと代わっています。

2012年11月01日〜11月06日放送

『坂崎音楽堂』

「山口百恵トリビュート・セレクション」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

宇崎さん、阿木さんのコンビのスゴさを改めて感じる百恵ちゃんのトリビュートアルバムでした。
それも百恵さんが歌ったことで余計に作品が生きてくる、ということなのでしょう。
あれから32年かぁ。
高見沢はショックだったんだろうなあ。
シミジミ…

今回は1980年の秋に、人気絶頂の中、惜しまれつつ芸能界を引退した山口百恵さんの名曲の数々を17組のアーティスト達がカバーした最新トリビュート・アルバム 『山口百恵トリビュート・セレクション』を大特集!
*既に発表されていた10曲の他、新録が7曲収録されています。
(レーベル:SONY 品番:MHCL-20169 10月3日発売済み)

『山口百恵トリビュート・セレクション』から今回ご紹介した曲は…
  ♪冬の色/ 南野陽子(新録)
   (百恵さんが15歳の時に歌った歌を現在45歳の南野陽子が歌ってます)
  ♪絶体絶命/ 中村あゆみ(新録)
  ♪横須賀ストーリー/ 渡辺真知子(新録)
   (百恵さんと同郷(横須賀)育ち。バックは熱帯JAZZ楽団が担当)
  ♪夢前案内人/BEGIN(新録)
  ♪ひと夏の経験/PUFFY
  ♪乙女座宮/EPO(新録)
  ♪謝肉祭/ 藤あや子
  ♪曼珠沙華/ 太田裕美(新録)
  ♪さよならの向う側/ 八神純子(新録)

2012年10月25日〜10月30日放送

『「坂崎さんの番組」という番組in石垣島』

スペシャルその3

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

あれからもう(まだ?)1ヶ月半かぁ。
すっかり季節は変わってしまったけど、改めて、行って良かったと思いました。
雨や台風も心配だったけどね。
今度は絶対にプライベートで行ってミナミヤモリを捕まえるぞォ。
海パンも持って行くぞォ。

「坂崎さんの番組」という番組in石垣島スペシャル3回目はやなわらばーと行った竹富島での「坂散歩」(パート2) &石垣島での坂崎さんの自由時間の過ごし方(公開録音・取材以外でのこぼれ話)&石垣島での自然散策の様子をお送りしました。

【石垣島土産プレゼント】
ペンギン食堂の「坂番特製ラー油」を5名様にプレゼント!
坂崎さん直筆の「○幸」マークをスタンプにしてフタの部分に押してあります。
さらに抽選に外れてしまった方の中から20名様に八重山に伝わる“「みんさー織り」に使われる糸”で作った携帯ストラップをプレゼント。
みんさー織りのストラップではありません。

【竹富島での坂散歩 その2】
先々週でのOAで放送した坂散歩の続き!
やなわらばーお薦め、八重山そばのお店『竹の子』へ行った様子と『コンドイビーチ』へ行った様子をユルリとお聴きいただきました。

【石垣島での坂崎さんの自由時間】
公開録音当日の午前中に自由時間があった坂崎さん。
マネージャー棚瀬さんと2人でレンタカーに乗って『石垣島天文台』 (市街地から約20分/九州最大の反射望遠鏡があります) そして、石垣やいま村(旧八重山民俗園)のリスザルの森へ行ったお話。 短い時間ではありましたが、石垣島を“それなりに”楽しまれたようです。

【石垣島の自然散策】
坂崎さん同様、ヤモリやカエルが好き!という、やなわらばー:石垣優ちゃんのお父さんの先導でマングローブの林を見るため「名蔵川」へ行って湿地帯に住む動植物を観察、
その後、カエルが多い!といわれる広?いゴルフ場へ行き、最後に、沖縄県内最高峰の山(標高526m)の「於茂登岳(オモトダケ)」の小さな沢でカエル探しをした様子をお届けしました。

2012年10月18日〜10月23日放送

『「坂崎さんの番組」という番組in石垣島』

スペシャルその2

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

今回は石垣島の達人にたくさんお話を伺いまして島の文化、食文化を勉強しました。
ますます興味がわいて来ましたねぇ。
食べ物も、なかなか素朴ではありましたが美味しがったです。
八重山そばも美味しかった!

「坂崎さんの番組」という番組in石垣島スペシャル2回目は9月10日(月)にホテル日航八重山で行なわれた公開録音から石垣島の達人 として、 石垣ケーブルテレビ報道部アナウンサー、八重山毎日新聞社記者を経て現在、「FMいしがきサンサンラジオ」 の放送部顧問を務めていらっしゃる照屋寛文さんを特別ゲストにお招きしてのトークライヴの模様と、 (もちろん、やなわらばーのお二人も一緒です!)そして坂崎さんのソロライヴの様子をお届けしました。

【トークライヴ】
≪島の挨拶≫
  石垣島の方言で「いらっしゃいませ」は「おーりとーり」。
  沖縄本島は「めんそーれ」。
  石垣島と沖縄本島では言葉も違います。
≪島の食文化≫
  ★石垣のお店には必ずある調味料(香辛料)が
   ピヤーシ(ピバーチ)…島の胡椒
   コーレーグース…泡盛に島唐辛子が漬かっています。
  ★ジーマミー豆腐 (落花生で作られた豆腐)
  ★天ぷら
   (中身は基本的に魚。見た目はフリッターを想像してみると近い)
   (石垣島では天ぷらを“焼く”というそうです)
  ★塩せんべい (島のおやつとして一番歴史のあるもの)
  ★くんぺん
   (島のお菓子。食感はカントリーマームを想像すると近いかも)
   (中はピーナッツ餡)
  ★釈迦頭 (お釈迦様の頭の形に似た掌サイズのフルーツ)
  ★島バナナ (繊維質は少なめ。輸入ものより若干、高価)
  ★ドラゴンフルーツ (中が白色と赤色があります)
   (見た目はインパクトありますが味は地味…)
  ★島一番のご馳走 → 中身汁(豚の中身を入れたもの)

【坂崎さんLIVE】
  ♪海は恋してる
  ♪水虫の唄
  ♪遠い海へ旅に出た私の恋人
  ♪イムジン河
  ♪ライカは僕のローリングストーン

※次回は竹富島での「坂散歩」その2&石垣島での自然散策の様子をお送りする予定です。
また、石垣島土産もあります!
次回もお聴き逃しなく!

2012年10月11日〜10月16日放送

『「坂崎さんの番組」という番組in石垣島』

スペシャルその1

写真:坂崎幸之助+やなわらばー

坂崎さんから:

いよいよ石垣島スペシャルスタートです。
何か、ついこの間、行ったばかりなのに、もう懐かしい気分になってます。
島に帰りたいなあ。
またあの自然と生き物達に会いたいですなあ。
あと2週間、続きまぁす。

「坂崎さんの番組」という番組in石垣島スペシャル1回目は9/9(日)にやなわらばーの2人(石垣優ちゃん&東里梨生ちゃん) と一緒に歩いた『竹富島』での「坂散歩」 9/10(月)にホテル日航八重山で行なわれた番組の公開録音&LIVEから「やなわらばーLIVE」と「やなわらばー&坂崎幸之助LIVE」をお送りしました。

【竹富島での坂散歩】
石垣島から高速船に乗り約10分のところにある竹富島は人口約300人、周囲は9.2km、面積は東京ドーム約16個分の島。
坂散歩は集落のはずれにある「ンブフルの丘」にある私設の展望台(なんと、東里梨生ちゃんのおじさんのお家!) から集落の中心にある「なごみの塔」へ向かいテクテクと歩いている様子をまったりとお届けしました。
この日はとにかく晴天!
シャキシャキ歩けば15分で到着してしまうような距離なのですが、暑さに負けそうになり(笑)実は、途中の売店“たきどぅん” でアイスキャンディー(シークワサー味・100円)を購入。
喉の渇きを癒していました。
この「坂散歩」の様子は当番組BBS(サークルプレイヤーズ)にもアップしておきます!

【公開録音でのLIVE】
≪やなわらばー≫
  ♪花
  ♪いちごいちえ
  ♪島人ぬ宝
  ♪ゆくい
≪やなわらばー&坂崎幸之助≫
  ♪青い宝
  ♪ひこうき雲
  ♪海岸通

※次回は公開録音での“食”にまつわるトークと坂崎さんのLIVEの模様をお送りします。

2012年10月04日〜10月09日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第63回

写真:坂崎幸之助 来週から石垣島スペシャルだぁ〜!←は竹富島で撮った写真

坂崎さんから:

「シ」の付くアーティスト。
続きますねぇ。
今日は女性シンガーも多かったせいか、あんまり馴染みのないアーティストが多くて、なかなか新鮮でしたねぇ。
勉強になります!!

なんと「シ」で始めるアーティスト特集 11回目です。
まだまだ続く「シ」の付くアーティスト今回は・・・

『ジャッキー・ウィルソン(Jackie Wilson)』
★1934年6月9日、アメリカはミシガン州デトロイト出身。
サム・クック、ジェイムズ・ブラウンと並ぶ「ソウルミュージックのパイオニア」と言われる。
1950年代初めから音楽活動をスタート。
1957年に本格的な歌手デビュー。
サム・クックに匹敵する歌唱力と、ジェイムズ・ブラウンにも負けないダンステクニックを持ち、 あのマイケル・ジャクソンも少年時代に彼のことを目標にしていたそうです。
  ♪ハイヤー・アンド・ハイヤー(Higher And Higher)
   *1967年全米6位まで上昇。
 *多数のアーティストにカバーされている曲ですが、中でも
    リタ・クーリッジのカバーが有名。
    77年に発表され、こちらは全米チャート2位を記録しています。
★ジャッキー・ウィルソンは、1984年1月21日、49歳という若さで亡くなっています。

『ジャッキー・デシャノン(Jackie DeShannon)』
★1944年8月21日、アメリカ・ケンタッキー州ヘイゼル生まれ。
弱冠12歳にしてレコードデビューを果たす。
シンガーソングライターとして、ランディ・ニューマンやジミー・ペイジに詞を提供したり、サーチャーズ、バーズ、ボブ・ディラン等に曲を提供しつつ、 1964年には、ビートルズの全米ツアーの前座もつとめています。
★シンガーソングライターの中には、自身の曲を歌ってもヒットせず、人に書いてもらった曲で大ヒット!という方がいますが彼女もその一人。
  ♪世界は愛を求めてる(What The World Needs Now Is Love)
   *曲を作ったのはバート・バカラックとハル・デヴィッドの黄金コンビ。
   *1965年、全米7位を記録。
  ♪ベティ・デイヴィスの瞳(Bette Davis Eyes)
   *1975年リリースのアルバム『ニュー・アレンジメント』収録。
   *1981年、キム・カーンズがカバーし全米1位を獲得。
    キム・カーンズはこの曲で「グラミー最優秀歌曲賞」を受賞しています。

『シャーデー(Sade)』
★ナイジェリア人の父と、イギリス人の母を持つ「シャーデー・アデュ」を中心としたイギリスのバンド。(女性ソロと思われがちですが、シャーデーはユニット名)
1984年にアルバム『ダイアモンド・ライフ』でデビューし、イギリスを中心にヨーロッパ、アメリカと世界で600万枚を超える大ヒットを記録。
  ♪スムース・オペレーター(Smooth Operator)
   *1985年、全米5位まで上昇。
  ♪スウィーテスト・タブー(The Sweetest Taboo)
   *1985年リリースの2ndアルバム『プロミス』からの大ヒット曲。
   *1986年、全米5位を記録。

『シャナイア・トゥエイン(Shania Twain)』 ★1965年8月28日、カナダ・オンタリオ州ウインザー生まれの女性カントリーシンガー。
子供の頃から地元のレストランなどで歌い、貧しい家計を助けていました。
1987年、22歳の時、両親が不慮の事故で他界。
そのため、未成年の弟妹達を育てるためホテルなどのステージに出演。
1991年、ナッシュビルの音楽関係者にスカウトされ、1993年(28歳の時)アルバム『シャナイア・トゥエイン』で見事、デビュー。
1995年の2ndアルバム『ウーマン・イン・ミー』は、AC/DC、デフ・レバード、ブライアン・アダムス等を手がけていた超売れっ子のプロデューサー /ロバート・ジョン・マット・ランジとタッグを組む。
1997年再び、ロバート・ジョン・マット・ランジのプロデュースのもとリリースされた3rdアルバム『カム・オン・オーヴァー』はカントリーアルバム史上、 No.1となる3500万枚以上の売り上げを記録。
  ♪スティル・ザ・ワン(You're Still The One)
   *1998年全米2位(カントリーチャートでは堂々の1位)。
   *グラミー賞では「最優秀カントリーソング賞」と「最優秀カントリー女性歌手賞」を受賞。
  ♪アップ(Up!)
   *2003年、一般チャートでは63位(カントリーチャートでは12位)。
★ちなみに…
アルバムのプロデュースが縁で2001年、ロバート・ジョン・マット・ランジと結婚。2008年、夫の浮気が原因で離婚。
でも、2011年には、その夫の浮気相手の夫と再婚しています。
ちょっとややこしい…

『シャニース(Shanice)』
★1973年5月14日、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれのロサンゼルス育ち。
素人オーディション番組『スター・サーチ』で注目を集め、わずか11歳ながら、数社のレコード会社が契約に名乗り出ています。
そして、見事契約にこぎつけたA&Mからボーカルやダンスなどの厳しい訓練を経て1987年14歳でデビュー。
1stアルバムは期待に反して不発でしたが、1991年17歳の時の2ndアルバム『インナー・チャイルド』からは、大ヒットシングル曲が誕生。
  ♪アイ・ラヴ・ユア・スマイル(I Love Your Smile)
   *1992年、全米2位を記録。

2012年09月27日〜10月02日放送

ゲスト:ジャンク フジヤマ

写真:坂崎幸之助+ジャンク フジヤマ

坂崎さんから:

とにかく声がデカい!!
桜井よりもデカいかも。
曲もなかなか良いですなぁ。
間違いなく今後の日本のミュージックシーンでは大切なアーティストとなることでしょう。
またどこかのライブでセッションできると良いですね。
楽しみ、楽しみ。

今週はデビューシングル「あの空の向こうがわへ」が大ヒット中の シンガーソングライター:ジャンク フジヤマさんをスタジオにお迎えしました。

ジャンクさんといえば…
スーパードラマー:村上ポンタさんがその歌声に惚れ込んだ!というシンガー。
シティ・ポップスのホープとして脚光を集めています。

そんなジャンクさんをお迎えしての今回、坂崎さんとのセッションで2曲、その歌声を披露してくれました。
 ♪プカプカ(オリジナル:西岡恭蔵)
 ♪風をあつめて(オリジナル:はっぴいえんど)

≪ジャンク フジヤマさん情報≫
★9月26日に2nd Single「PROUD/EGAO」(両A面シングル)をリリース。
(レーベル:ビクター 品番:VICL-36719)
今作も“シティ・ポップス復活宣言”に相応しい極上サウンドとなっています。

★「ジャンクフジヤマfeat.天野清継スペシャル・
        アコースティック・ライヴ 2012 AUTUMN」
  10月13日 @南青山 MANDALA

★「ジャンクフジヤマ・クリスマス・スペシャル・ライヴ」
  12月22日 @東京・目黒ブルースアレイジャパン
  天野清継さん、、村上ポンタさん、斉藤ノブさん、
  笹路正徳さん等の豪華なメンバーがバックをかためます。
  (1部/2部の2回公演制)

LIVE情報等の詳細は公式サイト
http://junkfujiyama.com でご確認ください。

2012年09月20日〜09月25日放送

『坂崎音楽堂』

シンガー/アート・ガーファンクル祭

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いや〜癒される声です。
あのもじゃもじゃ頭と声がなかなかのインパクトでS&Gの顔は、ガーファンクルだったとも言えるかも、です。
もちろん、ソングライター&ギタリストのP.サイモンのほうが仕事はしていたのでしょうが(笑)
とにかく生で2回も見ることができて良かったァー!!

今回は、ポール・サイモンの相棒、アート・ガーファンクルのベスト盤が 10月10日にリリースされることを記念し、6月の『ソングライター/ポール・サイモン祭』に続き、『シンガー/アート・ガーファンクル祭』です!

アート・ガーファンクルの、サイモン&ガーファンクル時代?現在までの50年をまとめた2枚組ベスト『ザ・シンガー』は全34曲収録。
(レーベル:SONY 品番:SICP-20426/7)

その中から今回ピックアップしたのは・・・
 ♪明日に架ける橋
  *from『明日に架ける橋』(S&G/1970)
 ♪エミリー・エミリー
  *from『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』(S&G/1966)
 ♪クライング・イン・ザ・レイン(withジェイムス・テイラー)
  *from『アップ・ティル・ナウ』(ソロ/1993)
   エヴァリーブラザーズの大ヒット
 ♪瞳は君ゆえに(withニッキー・ホプキンス)(全英1位)
  *from『愛への旅立ち』(ソロ/1975)
 ♪ワンダフル・ワールド(withジェイムス・テイラー&ポール・サイモン)
  *from『ウォーターマーク』(ソロ/1978)
 ♪スカボロー・フェア?詠唱
  *from『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』(S&G/1966)
 ♪キャシーの歌
  *from『オールド・フレンズ/ライヴ・オン・ステージ』(S&G/2004)
 ♪愛への旅立ち(withグラハム・ナッシュ&デヴィッド・クロスビー)
  *from『愛への旅立ち』(ソロ/1975)
 ♪フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
  *from『明日に架ける橋』(S&G/1970)
 ♪ディズニー・ガール(withブルース・ジョンストン&トニー・テニール)
  *from『愛への旅立ち』(ソロ/1975)
 ♪マイ・リトル・タウン(S&G)
  *from『愛への旅立ち』(ソロ/1975)
    (ポール・サイモンのアルバム『時の流れに』にも収録)
 ♪神の御子は今宵しも(Acoustic Christmas)(withエリック・ワイズバーグ)
  *from『アニマルズ・クリスマス』(ソロ/1986)
 ♪4月になれば彼女は
  *from『サウンド・オブ・サイレンス』(S&G/1965)

2012年09月13日〜09月18日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第62回

写真:坂崎幸之助 オリンパスギャラリーで展示した作品です。

坂崎さんから:

「シ」の付くアーティスト、続きますなあ。
ジャクソン5に影響を受けたフィンガー5が懐かしいですな。
あの頃から沖縄の連中はスゴイぞ、と思い始めたものです。
今でも沖縄の子達って、歌も踊りも上手いよなあ。
それにしても、マイケル・ジャクソンはチビっ子の頃からマイケルだったんだね。

「シ」で始まるアーティスト特集も10回目!
まだまだ終わりそうにありません・・・。

『ジミー・ジョーンズ(Jimmy Jones)』
★1930年 6月2日、アメリカはアラバマ州バーミンガム生まれ。
最初はタップダンサーとして活動をスタート。
その後、「ザ・バーライナーズ」というドゥーワップグループに参加。
1959年、ソロアーティストとしてのデビューシングルをリリース。
1960年、デビューシングルが全米シングルチャートで2位となる大ヒット!
 ♪ハンディ・マン(Handy Man)
  *この曲は1964年にデル・シャノンが、1977年にはジェイムス・
   テイラーがカバーし大ヒットさせています。
 ♪ステキなタイミング(Good Timin')
  *1960年、3週連続の3位を記録。
  *1960年10月、坂本九さんがカバーしています。
★ジミー・ジョーンズは今年の夏、先月(8/2) 82歳で亡くなっています。

『ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)』
★1948年10月9日、ドイツはハイデルベルク生まれ。
その後、家族でロサンゼルスに移住。
1960年代後半からソングライターとして「イーグルス」や「ニッティ・グリティ・ダート・バンド」等に曲を提供。
1972年、アーティストデビューを果たしています。
 ♪孤独のランナー(Running On Empty)
  *1978年リリースの5枚目のアルバムからのシングル曲。
   全米11位まで上昇。
 ♪誰かが彼女を見つめてる(Somebody's Baby)
 *1982年、映画『初体験/リッジモント・ハイ』のサントラに
   提供した曲。全米7位を記録。
★1980年代から原発に反対した「ノー・ニュークス」や、南アフリカのアパルトヘイトに抗議した「サン・シティ」など、 数々のチャリティイベントに参加。
2011年には東日本大震災で起こった、福島第一原子力発電所の事故を受けた反原発コンサートに「CS&Y」「ボニー・レイット」 「ドゥービーブラザーズ」などと一緒に参加。

『ジャクソン5 〜 ジャクソンズ(Jackson 5〜 The Jacksons)』
★1962年に結成された、アメリカはインディアナ州ゲーリー出身の兄弟グループ。
中心人物は何といってもマイケル・ジャクソン。
 ♪帰ってほしいの(I Want You Back)
  *マイケルが11歳の時、1970年のデビュー曲全米1位を記録。
 ♪ABC
  *ジャクソン5の2ndシングル
  *1970年、全米1位を記録。
 ♪アイル・ビー・ゼア(I'll Be There)
*ジャクソン5の4枚目のシングル曲
  *1970年、5週連続の1位を記録。
★このあとも順調にヒットを放ったジャクソン5。
最初は「カワイイのに歌がうまい、踊りがスゴイ」だったのが、成長するにつれ容姿や歌にも変化が訪れます。
もちろん、メンバーも曲作りやプロデュースにも参加したいという自我が目覚めてきますがレコード会社(モータウン) はそういう変化を許しませんでした。
そこで、彼らの父親ジョセフ・ジャクソンは、これまでの厳しい契約を破棄するため、1976年、新しいレコード会社(エピック)と契約。
グループ名も「ジャクソン5」から「ジャクソンズ」に改名し、再スタート。
 ♪僕はゴキゲン(Enjoy Yourself)
 *ジャクソンズとしての最初のシングル曲
   全米6位まで上昇。
★ジャクソン5のメンバーだった「ジャーメイン・ジャクソン」はモータウンの社長の娘と結婚していたため、モータウンに残ることになり、 一番下の弟「ランディ・ジャクソン」が「ジャクソンズ」に正式加入しています。
 ♪ステイト・オブ・ショック(State Of Shock)feat. ミック・ジャガー
*1984年、全米3位を記録。
★この頃から、「マイケル・ジャクソン」がソロ活動で忙しくなったこともあり、1990年グループとしては解散しています。

2012年09月06日〜09月11日放送

『坂崎音楽堂』

「厳選!最新インスト大特集」

写真:坂崎幸之助 クロサワから9/15発売の「Koh-Chorus」(コー・コーラス)僕の「幸」から名付けました。アコギ用のエフェクターです。(もちろんエレキも使える!)春ツアーですでに使ってました

坂崎さんから:

最近ではラジオでインストものだけを流すなんて少なくなってしまいましたねぇ。
昔はムード音楽、映画音楽、トランペットやギターのインストもヒットチャートを賑わしていたものです。
これからも良い音楽をかけていきますよォ。

今週は、ここ2〜3ヶ月の間にリリースされたインスト作品の中から、厳選した6組のアーティストのCDをご紹介しました。

★大御所サンタナ、通算36枚目となる初のインストアルバム『シェイプ・シフター』
(6月に発売済み レーベル:SONY 品番:SICP-3517)
サンタナにとって、初のインストアルバムを今回、自身が新しく立ち上げた「レコード会社「スターフェイス・レコーズ」の第1弾作品としてリリース。
   ♪ブダペストの黒魔術
   ♪カネーラ〜シナモンの香り
   (↑キーボード奏者で息子のサルヴァドール・サンタナとの共作)

★全米ジャズ界最高のトランペット奏者「トランペットの貴公子」クリス・ボッティの最新アルバム『インプレッションズ』
(6月に発売済み レーベル:COLUMBIA 品番:88691・96035・2)
   ♪虹の彼方に(Over The Rainbow)

★パキスタンの伝統音楽や映画音楽に携わる「サッチャル・スタジオ」専属の総勢28名からなるオーケストラ「サッチャル・ステューディオズ・オーケストラ」 によるジャズとボサノバのスタンダードアルバム『サッチャル・ジャズ』
(レーベル:SACHAL MUSIC 品番:SM019)
   ♪テイク・ファイヴ
   (↑CMなどにも使われてるデイヴ・ブルーベック・カルテットの名曲をカバー)
   ♪イパネマの娘

★女性ピアニスト:山中千尋 のビートルズカバーアルバム『ビコーズ』
(7月に発売済み レーベル:ユニバーサル 品番:UCCJ-9126)
   ♪ビコーズ

★カリフォルニア在住のウクレレ奏者:クレイグ・ブランドウの2ndアルバム『トライ・トゥ・リメンバー』
(レーベル:Craing Brandau  品番:1956-2)
   ♪ 男と女
   (↑映画「男と女」の主題歌)
   (♪ダバダバダ〜♪のスキャットはクレイグの奥様:カリ・ローズ)

★ウクレレとくれば、ジェイク・シマブクロ!ということで、ジェイクの最新作『ウクレレ・ディズニー』
(7月に発売済み レーベル:AVEX 品番:AVCW-12892)
   ♪スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
   (↑映画『メリー・ポピンズ』から)
   ♪くまのプーさん

2012年08月30日〜09月04日放送

『私のALFEEリクエスト大会』その2

写真:坂崎幸之助 ここの写真は今だにカプリオで撮ってまぁす。PHOTO by 坂崎幸之助

坂崎さんから:

前週に続きましてリクエスト大会ですが、今回は、かなり少数派を紹介しました。
みんな、それぞれ思い入れがあるし、色々な想い出があるのですね。
みんなの曲にまつわる話も面白かったなあ。
たまには、こんな企画も良いモノです。

今週も引き続きみなさんから前もって送っていただいたあなたにとってのALFEE「究極の一曲」リクエストを元に 【私のALFEEリクエスト大会】を開催いたしました。

今回は少数派ではあるものの、それでも比較的、表が集まった曲をみなさんのメッセージと共にご紹介しました。
  ♪Starship-光を求めて-
  ♪セイリング
  ♪シンデレラは眠れない
  ♪シュプレヒコールに耳を塞いで(→「Alfee Get Requests」から)
  ♪Musician
  ♪心の鍵
  ♪SWEAT&TEARS
  ♪ジェネレーション・ダイナマイト

さらに番外編として、一票のみだったリクエスト・メッセージを(今回も)フラッシュ的にご紹介してみました。
  ♪仮面舞踏会
  ♪Mind Revolution
  ♪まだ見ぬ君への愛の詩
  ♪泣かないでMY LOVE
  ♪祈り
  ♪水曜の朝午前3時
  ♪NEVER FADE
  ♪D.D.D!
  ♪ゲーム・オーバー
そして最後に、一票のみのリクエスト曲だった
  ♪NOBODY KNOWS ME

今回の企画では、本当に沢山のリクエスト、メッセージをありがとうございました!
また、こんな楽しい企画を考えていきますのでその時もぜひ、みなさんご参加ください!

2012年08月23日〜08月28日放送

『私のALFEEリクエスト大会』その1

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

う〜ん、やっぱりバラけましたなあ。
想定内ではありましたが一票のみってのが、かなりありました(笑)
上位曲は何だかんだ言っても王道の曲ですな。
もう一週続きまぁす。

今回はみなさんから前もって送っていただいたあなたにとってのALFEE「究極の一曲」リクエストを元に 【私のALFEEリクエスト大会】を開催いたしました。

本当に沢山のリクエスト&メッセージをいただいたので急遽2週連続企画に変更!
それでも番組内ですべてご紹介をすることができず紹介できなかった皆さまには、本当に心苦しく思っております。
が!とにかく坂崎さんと共に、すべてのメールに目を通し可能な限りご紹介いたしました。

今週はリクエストが多かった順からご紹介してみました。
1位→無言劇
2位→星空のディスタンス
3位→メリーアン
以下、バラけたリクエストの中でも比較的、票が集まった曲です。
  ♪My Truth
  ♪ラジカル・ティーンエイジャー
  ♪恋人になりたい
  ♪暁のパラダイス・ロード
  ♪Rockdom?風に吹かれて?
  ♪AFFECTION
そして番外編として、一票のみだったリクエスト・メッセージをフラッシュ的にご紹介してみました。
  ♪落日の風
  ♪FUNKY DOG
  ♪THE AGES
  ♪悲しき墓標
  ♪木枯らしに抱かれて
  ♪宛名のない手紙
最後に、一票のみのリクエスト曲だった
  ♪FOR YOUR LOVE(映画「孔雀王」サントラから)
を、なんと!スタジオのラジカセを生かし、「カセットテープ」音源をOAしました。
※若干、音がよれていた部分もございますが…
 カセットテープからだったということでお許しください。

それでは、引き続き第2弾もお楽しみに!

2012年08月16日〜08月21日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第61回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

そっかぁ、ジョージ・ハリソンはシフォンズから頂いた(笑)のですね。
確かに今聞くと、マンマですな。
ジム・クロウチは、よくギターをコピーしたなあ。
アコギ2人のアンサンブルが気持ち良い。
残念ながらアメリカは飛行機事故で亡くなったアーティストが多かったですね。

いやぁ〜「シ」で始まるアーティストは本当に多いです。
この「シ」で始まるアーティスト特集はまだまだ続きますよ!

『ジノ・ヴァネリ(Gino Vannelli)』
★1952年6月16日、カナダのモントリオール生まれ(現在60歳)
父親がビッグバンドのミュージシャンという音楽一家で育つ。
高校卒業と同時にカナダで最も権威のあるマギル大学で音楽を専攻。
その後、一足先に音楽活動を始めていた兄のジョー・ヴァネリを頼ってロサンゼルスへ拠点を移しA&Mレコードと契約。
1973年、デビューアルバム『クレイジー・ライフ』発表。
キーボード奏者でアレンジャーの兄と二人三脚で独特なサウンドを作り、多くのプロのミュージシャン達からも絶賛されています。
   ♪アイ・ジャスト・ワナ・ストップ(I Just Wanna Stop)
    *1978年発表、6枚目のアルバム『ブラザー・トゥ・ブラザー』から。
    *1978年、全米シングルチャート4位まで上昇。

『シフォンズ(The Chiffons)』
★1960年ニューヨーク・ブロンクスの高校に通う女の子3人が結成した黒人コーラスグループ。
   ♪イカシタ彼(He's So Fine)
    *1963年のデビュー曲、4週連続全米ナンバーワンを獲得
    *ちなみに、1970年、ジョージ・ハリソンが発表し全米1位となっ
     た「マイ・スウィート・ロード」が「著作権侵害だ」とシフォンズ側
     から訴えられるということがありました。
     裁判で「無意識のうちに盗用した」という理由でジョージが敗訴
     していますが、その「無意識のうちに盗用」したとされ曲が、
     この「イカシタ彼」。
   ♪マイ・スウィート・ロード
    *なんと、裁判沙汰となったジョージの「マイ・スウィート・ロード」
     を1975年に、シフォンズがカバーし発表!
   ♪ワン・ファイン・デイ(One Fine Day)
    *キャロル・キングがパートナー(最初の夫)ジェリー・ゴフィンと
     一緒に作った曲。
    *1963年、全米5位を記録。

『ジミー・クリフ(Jimmy Cliff)』
★1948年 4月1日、ジャマイカ生まれの64歳。
レゲエの世界ではボブ・マーレーと並ぶスーパースター。
母国ジャマイカがイギリスから独立した1962年にレコードデビュー。
1965年からはロンドンに拠点を移しています。
   ♪ハーダー・ゼイ・カム(Harder They Come)
    *1972年に自ら主演した映画『ハーダー・ゼイ・カム』の大ヒット
     で 一躍有名に。その映画のタイトルにもなった曲です。
   ♪アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ
    *世界的な大ヒットとなった映画『クール・ランニング』の主題歌。
    *1993年、全米18位を記録。
    *日本では2005年、キムタク主演のドラマ『エンジン』の主題歌として再ヒット。

『ジム・クロウチ(Jim Croce)』
★1943年1月10日、アメリカ・フィラデルフィア出身のシンガーソングライター。
音楽の世界で活動したいという一念で、大学卒業後も道路工事の仕事や教師など職を転々としつつも歌い続けたジム・クロウチ。
そんな苦労が報われたのが28才の時でした。
   ♪ジムに手を出すな(You Don't Mess Around With Jim)
    *初めてヒットチャートに入った曲。1972年に全米8位を記録。
   ♪ルロイ・ブラウンは悪い奴(Bad,Bad Leroy Brown)
    *1973年、初の全米1位を獲得
   ♪オペレーター(Operator)
    *THE ALFEEさんもかなり影響を受けた!という曲。
★1973年9月20日、コンサートツアーの移動中、自家用飛行機事故で帰らぬ人となってしまいました(享年30歳)
   ♪タイム・イン・ア・ボトル(Time In A Bottle)
    *彼が亡くなったあとに全米ナンバーワンを記録した曲

2012年08月09日〜08月14日放送

『坂崎音楽堂』

ビーチ・ボーイズのカバーコンピアルバム特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

永遠ですなぁ、ビーチボーイズは。
ビートルズと対極にありますがリスペクトしているアーティストも世界中にたくさんいるし僕も大好きなグループです。
残念なことにビートルズ同様、メンバーの2人が他界してしまいましたが今、聞き直しても深いです。
もっと聞き込もう。

来日公演目前!結成50周年を迎えたビーチ・ボーイズを祝って作られた日本独自のビーチ・ボーイズのカバーコンピレーションアルバム 『グッド・ヴァイブレーション〜ビーチ・ボーイズ・ソングブック』を特集しました。
(レーベル:SONY 品番:SICP-20390)
収録曲は全25曲。
その中からOAした曲は・・・
  ♪グッド・ヴァイブレーション(トッド・ラングレン)
  ♪ダーリン(ポール・デイヴィス)  
  ♪サーフィン U.S.A.(アストロノウツ)
  ♪スループ・ジョン・B(シルヴィ・バルタン)
  ♪カリフォルニア・ガールズ(レイフ・ギャレット)
  ♪ヘルプ・ ミー・ロンダ(ブルース& テリー)
  ♪神のみぞ知る(アンディ・ウィリアムス)
  ♪キャロライン・ノー(ニック・デカロ・アンド・オーケストラ)
  ♪ドント・ウォリー・ベイビー(ザ・トーケンズ)
  ♪グッド・ヴァイブレーション(カウシルズ)
  ♪ディズニー・ガールズ(ブルース・ジョンストン)

◆『気になるあの曲』
今回、たくさんの「ちゃんと聞かせて!」メールがあったシンガーソングライター(あの村上ポンタさんも認めた) ジャンクフジヤマさんのメジャーデビューシングル「あの空の向こうがわへ」をピックアップしました。
(レーベル:VICTOR  品番:VICL-36706)

2012年08月02日〜08月07日放送

ゲスト:やなわらばー

写真:坂崎幸之助+やなわらばー

坂崎さんから:

ここのところ、本当にやなわらばってる私であります。
石垣島の文化や食べ物等、もっともっと知ってみたいですなぁ。
僕らとは、だいぶ違う生活がありそうで、興味深いですね。
9月の石垣島行きが益々楽しみになってきました。
生き物や自然も気になるなぁ。

今週は「やなわらばー」のお二人(石垣優さん&東里梨生さん)をお迎えしました。

今年、結成10周年という「やなわらばー」。
8月2日に記念アルバム『結〜ベスト&コラボレーション』をリリース!
(レーベル:CROWN 品番:CRCP-40324/5)
このアルバムは「いちごいちえ」「拝啓○○さん」をはじめ代表曲を網羅した10曲入りのベスト盤とBEGIN、 THE BOOM、そして坂崎さんも参加した豪華コラボセルフカバー盤との2枚組。

今回、このアルバムからOAしたのは
  ♪青い宝with坂崎幸之助(THE ALFEE)
    ↑2004年4月21日にリリースされたシングル曲をコラボカバー。
  ♪拝啓○○さんwithBEGIN&八重山オールスターズ
    ↑2006年11月15日にリリースされたシングル曲をコラボカバー。

そして今回、スタジオでの「やなわらばー&坂崎幸之助」セッション曲は
  ♪海岸通り
  ♪ひこうき雲

「やなわらばー」はこの後、インストアライブ等もあります。
詳しい情報はオフィシャルサイトでチェックしてみてください。
http://www.ya-na.net/
ちなみに、↑では坂崎さんの動画コメントもアップされる予定!
(…のようです)
さらに、「やなわらばー」のお二人には坂番:石垣島での公開録音にも参加していただきます!
その模様も後日、番組でOA予定ですのでお楽しみに!

2012年07月26日〜07月31日放送

『坂崎音楽堂』

「Alfee Get Requests」大特集!

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

こうして改めて自分達のライブバージョンを聞いてみると・・・
いや〜良いですねぇ。
自画自賛。
音もライブ感があって良し。
生ギターの音もさすがに D-45(68年)です。
アルフィー入門のアルバムとしても、とても適しております。
初心者君もぜひ!!

◆「坂番」では、8月後半に『アルフィー・リクエスト大会』を開催!
そこで、みなさんから「私にとってAlfeeといえばこの曲」という「究極の1曲」リクエストをお待ちしております。
好きな曲、ある想い出にまつわる曲、気づくと歌ってしまっている曲、唯一知っている曲(笑)などなど・・・。
なぜ、その曲を選んだのか、エピソードも一緒に教えてください。
リクエストは、坂番HPのメールフォームから!!
締め切りは 8月5日(日)24時です。

◆今回の『坂崎音楽堂』は7月25日、ついにリリースされTHE ALFEEの新録ベストアルバム 『Alfee Get Requests』を大特集しました!

今回のアルバムは収録曲順(収録楽曲は同じ)・ジャケットが異なる3形態でリリースされています。

★『Alfee Get Requests』(初回生産限定盤A)
Dedicated to Hitokuchizaka Studio SPECIAL
CD<Another Set List 1> (全12曲収録)
特典1〕Photo Session DVD
THE ALFEE にとってのアビーロードスタジオともいえる、一口坂スタジオでの最後のレコーディング模様をメンバー、  スタッフが撮り下ろしたオフショット映像を散りばめたPhoto DVD
特典2〕生写真・・・・Photo Session DVDの中から厳選した生写真付き
★『Alfee Get Requests』(初回生産限定盤B)
CD<Another Set List 2> (全12曲収録)
特典〕メンバーによる全曲を解説したセルフライナーノーツ付き
★『Alfee Get Requests』(通常盤)
CD<Standard Set List> (全12曲収録)

※なお、すべてのCDには、総計3000名以上にプレゼントが当たる 「ドリーム・ジャンボ "We Get a Treasure" 宝くじ券」が封入。
さらに、宝くじの裏面には、続編として企画中の 『Alfee Get Requests 2(仮)』へリクエストができる 「リクエスト権」もある!というW特典付きでございます。

※ちなみに今回『Alfee Get Requests』からレコーディング・アレンジ裏話も交えつつご紹介した曲は・・・
  ♪孤独の美学
  ♪星空のディスタンス
  ♪ジェネレーションダイナマイト
  ♪いつも君がいた
  ♪あなたの歌が聞こえる
  ♪夕なぎ
  ♪シュプレヒコールに耳を塞いで
  ♪Over Drive〜夢よ急げ
  ♪祈り
  ♪恋人になりたい

2012年07月19日〜07月24日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第60回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ニューアルバム「Alfee Get Requests」よろしく、頼んます!!
そして28日には「さいたまスーパーアリーナ」で待ってまぁ〜す!!
そして7月27日(金)〜29日(日)京橋の「Island Gallery」にて「PHOTO ZOO/坂崎動物写真館」も開催!
こちらもぜひ!
http://islandgallery.jp/5555

まだまだ続く「シ」で始まるアーティスト特集
今回のラインナップは下記の通り!

『シェリル・クロウ(Sheryl Crow)』
★1962年2月11日、アメリカはミズーリ州ケネット生まれの50歳。
大学卒業後は小学校の音楽教師をやっていましたが、音楽への夢断ちがたく、1986年にカリフォルニアに移住。
87年、マイケル・ジャクソンの「バッドツアー」のコーラスとして参加。
その後、ロッド・スチュワート、ドン・ヘンリーなどのレコーディング、エリック・クラプトンへの楽曲提供などを経て、1990年A&Mレコードと契約。
が、レコード会社の「大衆受けする要素に欠けている」という理由でデビュー無期限延期。
しかし、この仕打ちに屈することなく、1993年にアルバム『チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ』でデビュー。
全米アルバムチャートで最高3位、全世界で700万枚以上のセールスを記録。
   ♪オール・アイ・ウォナ・ドゥ(All I Wanna Do)
    *1994年全米2位まで上昇。
    *グラミー賞で「最優秀レコード賞」「最優秀新人賞」
     「最優秀女性ポップボーカル賞」を受賞。
   ♪エヴリディ・イズ・ア・ワインディング・ロード(Everyday Is A Winding Road)
    *1997年全米11位まで上昇。

『ジグソー(Jigsaw)』
★1966年、オーストラリアで結成された男性4人組のソフトロックバンド。
1968年のデビュー当時はかなりワイルドなロック路線でしたが、なかなか売れずに音楽性は次第にポップでソフトなロックバンドに展開。
そんなジグソーが苦節7年、1975年にインディーズレーベルから発売した、曲が世界的な大ヒットとなりました。
   ♪スカイ・ハイ(Sky High)
    *1975年全米3位を記録。
    *1977年、日本ではシングルチャート2位を記録。

『シスター・スレッジ(Sister Sledge)』
★アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア出身の「デブラ」「ジョニ」「キム」「キャシー」のスレッジ4姉妹」からなるソウルグループ。
デビューは1971年。実力はあるのになかなか売れないシスター・スレッジ。 1979年、「シック」の作曲家兼プロデューサーだったナイル・ ロジャースとバーナード・エドワーズがシスター・スレッジをプロデュース。
一気に売れっ子ディスコグループへと変身しました。
   ♪ウィ・アー・ファミリー(We Are Family)
    *1979年全米2位を記録。

『シック(Chic)』
★1977年、アメリカ・ニューヨークで結成したディスコユニット。
中心メンバーは独特のカッティング・ギターでおなじみナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズ。
1970年代の終わりから80年代のはじめにかけてディスコブームを支えたグループ(ユニット)。
   ♪おしゃれフリーク(Le Freak)
    *1978年、6週連続の全米1位を記録。
   ♪グッド・タイムス(Good Times)
    *1979年、全米1位。

『シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー(Sixpence None The Richer)』
★1993年、アメリカ・テキサス州で結成された女性1人・男性4人からなる5人組。
1997年のアルバム『シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー(邦題「キス・ミー」)』からシングルカットされた曲(「キス・ミー」) は映画『シーズ・オール・ザット』、人気のTVシリーズ『ドーソンズ・クリーク』などに使われ大ヒッしました。
   ♪キス・ミー(Kiss Me)
    *1998年にシングルとしてリリース翌1999年全米チャートでは最高2位を記録。

2012年07月12日〜07月17日放送

『坂崎音楽堂』

「究極のグループ・サウンズ」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ビートルズやベンチャーズ日本で流行りはじめた頃に、たくさんのGSがデビューして子供ながらにカッコイイなぁ、って良くマネしてたなぁ。
エレキギターも欲しくて、買おうか買うまいか悩んだけど結局フォークギターを買ったんだね。
そこが運命の分かれ道だったのかな。
エレキ、本当に欲しかったなぁ。

≪番組からのお知らせ≫
●【「坂崎さんの番組」という番組in石垣島ツアー】
  キャンセルが出たため追加募集中です。
  追加特典も決まりツアー内容も充実してきました!
  ツアー内容の確認&お申込みは「特設サイト」で!
  「特設サイト」http://www.kk-kanko.com/sakazaki.html
  携帯電話の方は→http://www.kk-kanko.com/sakazaki/index.html

●坂崎幸之助「PHOTO ZOO/坂崎動物写真館」開催!
 他称『室内動物写真家(?)』の坂崎さんが屋外の動物達にも接近!
 今回の為に撮り下ろした写真と今まで撮りためておいた写真と共に、
 この夏、皆様を癒しの世界にご案内します。
 会期:7月27日(金)?29日(日)
 open:10時00分?19時00分 ※28日は17:00まで
 場所:Island Gallery
 東京都中央区京橋1-5-5 B1/tel:03-3517-2125
 http://islandgallery.jp/5555

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今週は、6月20日にリリースされたアルバム『100年後の日本人に残したい・・・
究極のグループ・サウンズ』大特集!
※2枚組 全50曲収録
※レーベル:テイチク 品番:TECH-30303/4 

全50曲の中から今回ご紹介したのは・・・
[Disc-1]から 
  ♪シーサイド・バウンド (ザ・タイガース)
  ♪君だけに愛を (ザ・タイガース)
  ♪風が泣いている (ザ・スパイダース)
  ♪キサナドゥーの伝説 (ザ・ジャガーズ)
  ♪雨のバラード (ザ・スウィング・ウエスト)
  ♪遠い渚 (シャープ・フォークス)
  ♪愛のリメンバー (バニーズ)
[Disc-2]から
  ♪北国の二人 (ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
  ♪いつまでもどこまでも (ザ・スパイダース)
  ♪愛するアニタ (ザ・ワイルド・ワンズ)
  ♪バン・バン・バン (ザ・スパイダース)
  ♪愛する君に (ザ・ゴールデン・カップス)
  ♪朝まで待てない (ザ・モップス)
  ♪純愛 (ザ・テンプターズ)
  ♪エレクトリックおばあちゃん (ザ・スパイダース)

2012年07月05日〜07月10日放送

『坂崎音楽堂』

吉田拓郎さんのNewAlbum特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

3年ぶりの拓郎さんオリジナルアルバムですね。
一緒にいる時間が多いのでレコーディングの苦労話や曲作りのこととかをその都度、聞けることが多かったですが、う〜ん、言えないことが多いなぁ(笑)。
でも、やはり神の声は泣けてくるなあ。

6月20日にリリースされた約3年ぶりとなる吉田拓郎さんの最新アルバム『午後の天気』を大特集!
(レーベル:avex 品番:AVCD-38488)

全10曲収録のアルバムから今回ご紹介した曲は・・・
 ♪僕の道
 ♪昨日の雲じゃない
 ♪慕情・・・NHK総合『新撰組血風録』の主題歌。
 ♪危険な関係・・・KinKi Kidsのアルバム『K album 』提供曲。
 ♪この風
 ♪恋はどこへ行った
 ♪今さら I love you
 ♪男子の場合

2012年06月28日〜07月03日放送

『坂崎音楽堂』

ビーチ・ボーイズのNewAlbum特集

写真:坂崎幸之助 今回の写真は「聞かざる」だ!と思われた方、残念!今回は SIGMA SD-1広角ズームレンズ付き。

坂崎さんから:

来日ですねぇ。いよいよ。
スケジュール的にはいけないかなぁ。DVD見よっと。
とにかくライブでもコーラスがスゴイから、もしも機会があるなら見といた方が良いかもよォー。
ちなみに僕はビーチボーイズの 回し者ではありません。
ただのファン。

今週はデビュー50周年を記念したビーチ・ボーイズの新作『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ?神の創りしラジオ』特集!
・・・ですが、その前に、ビーチ・ボーイズの中心人物ブライアン・ウィルソンが2010年と2011年に発表したものの、 今まで日本盤がリリースされなかった2作品も5月にめでたく日本盤がリリースされたということで、この2作品も少しだけご紹介しました。

★2010年リリース、アメリカを代表する作曲家:ジョージ・ガーシュインの作品をカヴァーした『リイマジンズ・ガーシュイン/ブライアン・ウィルソン』。
(レーベル:avex 品番:AVCW-12891)
  ♪ラプソディ・イン・ブルー/イントロ
  ♪ザ・ライク・イン・アイ・ラヴ・ユー

★2011年に発表されたディズニーの名曲カバーアルバム『イン・ザ・キー・オブ・ディズニー』。
(レーベル:avex 品番:AVCW-12890)
  ♪星に願いを

★そして6月4日、世界同時発売となったビーチボーイズの最新アルバム『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ?神の創りしラジオ』
(レーベル:EMI 品番:TOCP-71311)
  13曲収録+日本盤ボーナストラック1曲の中から今回ご紹介したのは
  ♪Think About The Days/あの頃に…
  ♪That's Why God Made The Radio /神の創りしラジオ
  ♪Isn't It Time / 今がその時
  ♪Spring Vacation /スプリング・ヴァケーション
  ♪The Private Life Of Bill And Sue/ビルとスーの私生活
  ♪Shelter / シェルター
  ♪Daybreak Over The Ocean /海に輝く夜明け
  ♪Beaches In Mind /心のビーチ
  ♪Summer's Gone /過ぎゆく夏
  ♪Do It Again (2012 Version)/恋のリバイバル(2012ヴァージョン)

※再結成されたビーチ・ボーイズのメンバーはブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストン、 デヴィッド・マークスの5人。
※日本公演は
  8/16(木)千葉・QVCマリンフィールド
  8/17(金)大阪市中央体育館
  8/19(日)名古屋・日本ガイシホール
 が予定されています。

2012年06月21日〜06月26日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第59回

写真:坂崎幸之助 言わざる・・・

坂崎さんから:

バンドの歴史って、それぞれあるんだな〜と実感。
特にシカゴのように、バンドのサウンドや音楽性がまるっきり変化してしまうってのも、アリはアリなんだなぁ。
アルフィーも、初期と今とではだいぶ違うけど、基本的には変わっていないのかもね。
着てる服が変わっただけで、裸にすれば同じさ。

「シ」で始まるアーティスト特集、まだまだ、まだまだ続きます・・・

『シェリル・ラッド(Cheryl Ladd)』
★1951年7月12日、アメリカ・サウスダコタ州ヒューロン生まれ(来月61歳)
1970年代、大人気だったテレビシリーズ『チャーリーズ・エンジェル』の主役3人の内の1人、クリス・モンロー役で一躍有名に!
このドラマのヒットと、時を同じくして歌手活動もスタート。
  ♪ダンシング・アメリカン(Where Is Someone To Love Me)
   *日本独自のシングル発売。
     1980年オリコンシングルチャートで最高20位。
     売り上げ21万枚を記録。

『シェリル・リン(Cheryl Lynn)』
★1957年3月11日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ(55歳) 1978年(21歳)、友人の薦めで出演したオーディション番組『ザ・ゴング・ショー』で優勝。CBSソニーからデビュー。
プロデューサーはデヴィッド・フォスター、バックは「TOTO」のメンバー。
   ♪ガット・トゥ・ビー・リアル(Got To Be Real)
    *デビュー曲。1979年全米12位まで上昇。

『シカゴ(Chicago)』
★1967年、アメリカ・イリノイ州シカゴでブラスロックバンド「ビッグ・シング」結成。
1969年グループ名を「シカゴ・トランジット・オーソリティ(シカゴ交通局)」としてプロデビュー。
しかしグループ名に対しシカゴ交通局からの苦情があり、アルバム2作目から「シカゴ」に変更。
   ♪クエスチョンズ 67/68 (Questions 67 & 68)
    *1969年全米71位を記録。リードボーカルはピーター・セテラ。
   ♪ぼくらに微笑みを(Make Me Smile)
    *1970年全米9位まで上昇。リードボーカルはテリー・キャス。
      2作目のアルバム『シカゴと23の誓い』から3枚目のシングル曲
   ♪長い夜(25 Or 6 To 4)
    *1970年全米4位を記録。リードボーカルはピーター・セテラ。
   2作目のアルバム『シカゴと23の誓い』
   ♪サタデー・イン・ザ・パーク(Saturday In The Park)
    *1972年全米チャートで3位を記録。
     リードボーカルはロバート・ラム。
     5作目のアルバム『シカゴ』収録曲。
★デビュー当時は政治的な歌詞にジャズのエッセンスを取り入れた曲調のものが多かったシカゴですが、 1970年代中頃からは次第にラヴバラード路線へと変わっていきます。
   ♪愛ある別れ(If You Leave Me Now)
   *1976年全米チャートで初の1位を記録。
      リードボーカルはピーター・セテラ。
     アルバム『シカゴ(カリブの旋風)』収録。
★1978年、拳銃暴発事故でギター&ボーカルのテリー・キャスが亡くなり、数年間は低迷期に入りますが、1982年、心機一転レコード会社を移籍。
通算16枚目のアルバム『ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16)』が大ヒット!
   ♪素直になれなくて(Hard To Say I'm Sorry)
    *1982年全米チャートで2週連続のNo1.。
      リードボーカルはピーター・セテラ。
★その後、ピーター・セテラが脱退(ソロ活動をスタート)。
メンバー交替を繰り返したシカゴですが、現在も現役として活動中。
ちなみに、今年で結成45周年を迎えています。

2012年06月14日〜06月19日放送

『坂崎音楽堂』

ソングライター/ポール・サイモン祭り

写真:坂崎幸之助 見ざる・・・

坂崎さんから:

まさかホリーズが 「I AM A ROCK」を歌ってるとは思わなかったなぁ。
知らんかった。
「明日に架ける橋」ばっかり18曲入りのアルバムってのもスゴイですねぇ。
そんなアルバムって他にもあるんかねぇ。
例えば「イエスタディ」だけとか…。
調べてみよっ。

今週は【ソングライター/ポール・サイモン祭】と題し、ポール・サイモンが書いた曲(のカヴァーバージョン)を聴きつつ、 ポール・サイモンの才能を再発見しよう!という企画でお送りしました。

★ポールのカバー曲を集めたコンピレーションアルバム『ポール・サイモン/ソングブック』
(輸入盤 レーベル:Connoisseur collection 品番:VSOPCD 173)

  ♪59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー)/ハーパース・ビザール
   *編曲はレオン・ラッセル。
     グループにはテッド・テンプルマンが在籍
  ♪アイ・アム・ア・ロック/ホリーズ 
   *1966年発表のアルバム『バス・ストップ』収録されていました。
  ♪ボクサー /エミルー・ハリス
   *1980年発表のアルバム『ローゼズ・イン・ザ・スノー』収録されていました。
  ♪スカボロー・フェア/マリアンヌ・フェイスフル

★18組のアーティストが歌った「明日に架ける橋」を収録したアルバム『Bridge Over Troubled Water』 (18曲すべてが「明日に架ける橋」)
(輸入盤 レーベル:Bestell-Nr.  品番:radi-1163)

  ♪ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ
  ♪アート・ガーファンクル(カナダ・モントリオールでのライヴから)
  ♪シャーリー・バッシー(007シリーズの主題歌「ゴールドフィンガー」でおなじみ)
  ♪ザ・シャドウズ 
  ♪バートン・ルージュ・ゴスペル・クワイエット
  ♪ジュディ・コリンズ(「青春の光と影」のヒットで知られる女性シンガー)
  ♪トム・ジョーンズ(1971年発表のライヴ盤『ライヴ・アット・シーザーズ・パレス』から)

2012年06月07日〜06月12日放送

『坂崎音楽堂』

コンピ「雨音のリズム虹色のメロディ」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

雨と虹がテーマですか。
たくさんの曲がありますからねぇ。
我がアルフィーにも名曲がありまっせえ。
80年代?90年代の日本の歌は、あまり聞かなかったから、苦手なのです。スンマセン。
そんなんで、初めて聞く曲が多かったのです。

今週は“雨の季節をカラフルに彩るJ-POPヒッツ32曲を収録”というコンピレーションアルバム(2枚組) 『雨音のリズム 虹色のメロディ』を特集しました。
(レーベル:SONY 品番:MHCL-2065〜6)

今回番組でピックアップした曲は・・・・
 ♪2つの願い/槇原敬之
 ♪コーヒー/奥田民生
 ♪メッセージ/JUN SKY WALKER(S)
 ♪人魚/NOKKO
 ♪そして僕は途方に暮れる/大沢誉志幸
 ♪Bachelor Girl/稲垣潤一
 ♪雨音はショパンの調べ/小林麻美
 ♪雨のプラネタリウム/原田知世
 ♪RAIN-DANCEがきこえる/吉川晃司
  ♪dear/大江千里
 ♪夢の中で会えるでしょう/高野寛
 ♪ENDLESS RAIN/X

憂鬱になりがちな“雨の季節”も良質な音楽を聴いて乗り切っていきましょうね!

2012年05月31日〜06月05日放送

『坂崎音楽堂』

キャロル・キング「レジェンダリー・デモ」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

改めて、こうして若い頃のキャロル・キングを聴くとこれ、尊敬。
スゴイですな。
10代の頃からソングライターとして活躍していたし、デモテープとはいえ、完璧だし。
もっともっと聴いとけば良かったとやや後悔。
女子のアルバムはあまり聴かなかったからなぁ。

今週はキャロル・キングがスタッフ・ライターとして所属していた音楽出版社に残したデモ音源を集めたアルバム『レジェンダリー・デモ』を大特集!

キャロルが当時の夫、ジェリー・ゴフィンと共に音楽出版社と契約したのは1959年。
60年代?70年代に、キャロルの曲を他のアーティストに採用してもらうため録音されたデモ・テープで、今回初めて公に発表されることとなりました。
(5月23日リリース済み レーベル:Hear Music 品番:UCCO-3040)

全13曲+日本盤ボーナストラック2曲の中から番組内でご紹介したのは・・・・

1967年に「モンキーズ」に提供され全米3位を記録した曲
 ♪プリーザント・ヴァリー・サンデー(66年頃制作のデモ音源)
1967年に「アレサ・フランクリン」に提供され全米6位を記録した曲
 ♪ナチュラル・ウーマン(67年頃制作のデモ音源)
1962年に「エヴァリー・ブラザーズ」に提供され全米8位を記録した曲
 ♪クライング・イン・ザ・レイン(62年頃制作のデモ音源)
1971年にキャロルが発表した歴史的名盤『つづれおり』に収められてる曲
 ♪イッツ・トゥー・レイト 
 ♪つづれおり
 ♪君の友だち(ユーヴ・ガッタ・フレンド)
  ※「君の友だち」はジェイムス・テイラーがカバーして見事、全米1位を記録

2012年05月24日〜05月29日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第58回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ジェリー&ザ・ペースメーカズがビートルズをしのぐ(?)人気があったのは、やや意外でしたねぇ。
失礼!!(笑)
でもビートルズのサウンド、演奏、歌が普遍的なモノだと改めて感じました。
彼らだけは全く古い感じがしないのは何なんでしょうね。
やはりビートルズは偉大だ!

今回は、最近リリースされたベテランアーティスト達のアルバムから、 今回も「シ」で始まるアーティスト特集!
(いまだ「シエ」なので「シ」のアーティスト特集はまだまだ続きます)

『ジェリー&ザ・ペースメイカーズ(Gerry & The Pacemakers)』
★1959年、イギリス・リヴァプールで、ジェリー・マースデンが中心になって結成。
最初のグループ名は「ジェリー・マースデン&ザ・マーズ・バーズ」。
すぐに、「ジェリー&ザ・ペースメイカーズ」に改名。
デビュー当時の拠点はリヴァプール。
キャバーン・クラブでギグを行なっていた彼らは、あのブライアン・エプスタインがビートルズに次いでマネージメント契約を交わし、 プロデューサーにジョージ・マーティンを迎え、レコードデビュー!
  ♪恋のテクニック(How Do You Do It?)
   *1963年見事、全英シングルチャートで1位を記録
  ♪ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン(You'll Never Walk Alone)
  *3枚目のシングル曲
   *1963年全英シングルチャート1位(全米では1965年48位を記録)。

『ジェリー・ウォレス(Jerry Wallace)』
★1928年12月15日、アメリカはミズーリ州ギルフォード生まれのカントリー歌手。
1951年にレコードデビュー、1965年〜1980年までの15年間で35曲をカントリーチャートに送り込んでいます。
そんなジェリー・ウォレスが日本で一躍有名になったのが、1970年、チャールズ・ブロンソン出演の男性化粧品のCMソングでした。
  ♪男の世界(Lovers Of The World)
   *1970年オリコンの年間チャートで洋楽ながら20位を記録。
   *この曲はマンダムが彼に頼んで作ってもらったので、アメリカでの発売などはありませんでした。
     また、当初「男の世界」だったタイトルも、再発盤では「マンダム〜男の世界」と変更となっています。

『シェリー・フェブレー(Shelly Fabares)』
★1944年1月19日、アメリカはカリフォルニア州サンタモニカ生まれ(現在、68歳)。
幼い頃からショービズ界に入り、1955年、11歳で子役として映画初出演。
1958年からスタートしたTVシリーズ『うちのママは世界一』で一躍有名になっています。
  ♪ジョニー・エンジェル(Johnny Angel)
   *ドラマ『うちのママは世界一』の挿入歌
   *1962年全米1位を記録。
   *カーペンターズがカヴァーしたヴァージョンも有名

『ジェリー・ラファティ(Gerry Rafferty)』
★1947年4月16日、スコットランドはペイズリー出身。
1960年代の終わりに、ハンブルバムズというバンドを皮切りに、スティーラーズ・ホイールなどいくつかのバンドを経て、1975年からソロ活動をスタート。
  ♪霧のベイカー街 (ストリート)(Baker Street)
   *1978年リリースの2ndアルバム『シティ・トゥ・シティ』からシングルカット。
   *1978年全米2位(全英3位)を記録。

『ジェリー・リー・ルイス(Jerry Lee Lewis)』
★1935年9月29日、アメリカはルイジアナ州フェリディ生まれの76歳。
幼い頃から地元の聖歌隊で歌い始め、10代で神学校に入学。
黒人音楽のトリコになったジェリー少年は得意のピアノを弾きながら、賛美歌をロカビリー風にアレンジして歌ったりしていましたが、素行不良で退学。
生活のため行きつけの酒場でピアノの弾き語りとして、本格的な音楽活動を開始。
  ♪火の玉ロック(Great Balls Of Fire)
   *1958年全米チャートで4週に渡って2位を記録。

2012年05月17日〜05月22日放送

『坂崎音楽堂』

ビーチ・ボーイズ結成50年を祝いビーチ・ボーイズファミリー特集!

写真:坂崎幸之助 首に下げておくだけで空気清浄が出来る!・・・らしい。

坂崎さんから:

ビーチボーイズ一族は当然ながらコーラス好きで気持ち良いですなぁ。
ウィルソン・フィリップスがやっとパパ達のカバーをやってくれて改めて名曲ぞろいと感じましたねぇ。
アル・ジャーディンも参加アーティストを見るだけでワクワクです。
ビーチ・ボーイズの来日も楽しみだなあ。

今週は、6月にニューアルバムをリリースし、8月には日本公演も決定している「ビーチ・ボーイズ」 の結成50周年を祝ってビーチ・ボーイズ・ファミリーの新譜を2枚ご紹介しました。

★ビーチ・ボーイズの中心人物:ブライアン・ウィルソンの娘2人カーニー&ウェンディのウィルソン姉妹と ママス&パパスのジョン&ミシェル・フィリップスを両親に持つチャイナ・フィリップスの3人による「ウィルソン・フィリップス」。
New Album 『デディケイテッド〜トリビュート・トゥ・ビーチ・ボーイズand ママス&パパス〜』(デディケイテッド=献上する、捧げる、といった意味)
(レーベル:SONY 品番:SICP-3485)

今回のアルバムはタイトル通り、偉大なる両親たち、ビーチ・ボーイズとママス&パパスの名曲をカヴァーした作品集となっています。
   ♪ドント・ウォーリー・ベイビー 
    *ビーチボーイズが1964年に発表した曲。
   ♪グッド・ヴァイブレーション
    *ビーチボーイズが1966年に発表し全米1位を獲得した曲。
   ♪夢のカリフォルニア 
    *ママス&パパスの代表曲

★ビーチ・ボーイズのオリジナルメンバー:アル・ジャーディン初のソロアルバム『ア・ポストカード・フロム・カリフォルニア』 (レーベル:ROBO RECORDS  品番:RRAJ0001)

この作品は元々、アル・ジャーディンのHPで自主制作販売されていたもので、今年になって正式にCDとして一般発売となりました。
   ♪ドント・ファイト・ザ・シー
    *ビーチ・ボーイズ名義のシングルにもなった曲。
      リードボーカルはアル・ジャーディンと今は亡きカール・ウィルソン(1998年死去)。
      バックコーラスがブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、
      ブルース・ジョンストンというビーチ・ボーイズのメンバー。
    *昨年、ビーチ・ボーイズ名義で、東日本大震災のための
      チャリティシングルとして限定リリースされた曲でもあります。
   ♪ア・カリフォルニア・サーガ
    *リードボーカル/アル・ジャーディン&ニール・ヤング。
      バックコーラス/デヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルス。
   ♪ヘルプ・ミー・ロンダ 
    *1965年ビーチ・ボーイズが全米NO.1にした曲をカヴァー。
      リードボーカル/アル・ジャーディン&スティーヴ・ミラー。
   ♪ドライヴィン
    *オリジナルはビーチ・ボーイズ。
      リードボーカル/アル・ジャーディン、ブライアン・ウィルソンと、
      アメリカの2人(ジェリー・ベックリー&デューイ・バネル)
   ♪ア・ポストカード・フロム・カリフォルニア
    *リードボーカルはアル・ジャーディンとグレン・キャンベル。

◆ちなみに、「ザ・ビーチ・ボーイズ」の新作スタジオアルバムは6月4日リリース予定です。

2012年05月10日〜05月15日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第57回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

ジェニファー・ロペスさん、花博ですれ違っていたかも...ね。
ジェネシスもジェファーソン・エアプレインもメンバーチェンジをくり返したり名前を変えたりして最終的には大ヒットを出したりしてスバラシイです。
でもやっぱりジェファーソン・エアプレインの「あなただけを」が好きだなぁ。

SYDF第57回目となる今回も「シ」で始まるアーティスト特集でお送りしました。

『ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)』
★1969年7月24日、米・ニューヨーク・ブロンクス生まれ。
1986年、映画『リトル・マイ・ガール』でデビュー。
その後、1990年大阪で開催された「国際 花と緑の博覧会(EXPO'90)」で披露されたミュージカル『シンクロニシティ』で舞台初出演を果たす。
1999年、30歳の時、最高のスタッフを迎えて歌手デビュー。
  ♪マイ・ラヴ(If You Had My Love)
   *1999年のデビューシングル
     全米シングルチャートで5週連続の1位を記録。
  ♪オン・ザ・フロア(On The Floor)
  *2011年にリリースされたアルバム『ラヴ?』からの1stシングル。
     あの「ランバダ」をサンプリングした曲で全米シングルチャート最高3位まで上昇。

『ジェネシス(Genesis)』
★1967年、英・サリー州の高校の同級生だったピーター・ガブリエル、アンソニー・フィリップス、トニー・バンクス、マイク・ラザフォード、 そして、クリス・スチュワートが在学中に結成、プログレッシヴロックグループとして活動をスタート。
しかし、リードボーカルのピーター・ガブリエル脱退後、ドラマーとして参加していたフィル・コリンズがリードボーカルも担当、 次第に独特なリズムが特徴的なポップグループへと変身しています。
  ♪インビジブル・タッチ(Invisible Touch)
   *フィル・コリンズがリードボーカルをとり1986年、全米1位を記録。

『ジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)』
★1965年、米・カリフォルニア州サンフランシスコで結成されたサイケデリックロックバンド。
1967年、紅一点のグレース・スリックが加入し次々とヒット曲を生み出すようになります。
  ♪あなただけを(Somebody To Love)
   *1967年全米5位を記録。
★オリジナルメンバーのマーティ・バリンをはじめ、ヨーマ・カウコネン、ジャック・キャサディの脱退を機に、1973年解散。
ポール・カントナー、グレース・スリックが中心になってニューグループ『ジェファーソン・スターシップ』立上げます。
★この新グループ『ジェファーソン・スターシップ』の1stアルバムにはエアプレインを脱退したはずのマーティ・バリンがゲスト参加。
2ndアルバムからは正式メンバーに復帰。
  ♪ミラクルズ(Miracles)/ジェファーソン・スターシップ
   *1975年全米3位を記録。作ったのは、一度は脱退したマーティ・バリン。
★1974年から1984年まで続いたジェファーソン・スターシップ。
その後、所属レコード会社の要望によりMTV時代に合わせたアリーナ系ロックへ転換。
バンドは、マーティ・バリンの後釜として参加したミッキー・トーマスとグレース・スリックという男女ツインボーカル体制へと変身。
グループ名も『スターシップ』と改名。
  ♪シスコはロック・シティ(We Built This City)/スターシップ
   *1985年、ジェファーソン・エアプレイン時代から数えて20年目、初の全米1位を獲得。
  ♪セーラ(Sara)/スターシップ
   *1986年、彼らにとって2曲目の全米ナンバーワン。
  ♪愛はとまらない(Nothing's Gonna Stop Us Now)
   *映画「マネキン」の主題歌
     1987年、全米チャートで3曲目の1位になってます。

2012年05月03日〜05月08日放送

『坂崎音楽堂』

「橋本淳&筒美京平ゴールデン・アルバム」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いや〜たくさんありますね、ヒット曲が。
さすが、ゴールデンコンビです。
この頃の歌謡曲、ポップスは名曲が多いです。
何が違うのかねぇ。
メロディー?歌詞?
歌い手さんの表現力もバラエティに富んでいて楽しいっス。
やっぱり京平さんスゲェわ。

今週は先月(4月18日)にリリースされたコンピレーションアルバム 『真夜中のボサ・ノバ〜橋本淳&筒美京平ゴールデン・アルバム〜Around 1969』を大特集!

作詞家:橋本淳さんと作曲家:筒美京平さんのゴールデン・コンビによる作品にスポットを当てた2枚組CD。
1966年〜1973年にリリースされた、大ヒット曲から隠れた名曲まで珠玉の50曲が収めされています。
(レーベル:日本コロムビア 品番:COCP-37261〜2)

その全50曲の中から、番組でご紹介した曲は・・・・
  ♪真夜中のボサ・ノバ/ヒデとロザンナ(69年)
  ♪ブルー・ライト・ヨコハマ/いしだあゆみ(68年)
  ♪ビューティフル・ヨコハマ/平山三紀(70年)
  ♪渚のうわさ/弘田三枝子(67年)
  ♪粋なうわさ/ヒデとロザンナ(69年)
  ♪太陽は泣いている/いしだあゆみ(68年)
  ♪くれないホテル/西田佐知子(69年)
  ♪フレンズ/平山三紀(72年)
  ♪愛の挽歌/つなき&みどり(72年)
  ♪バラ色の雲/ヴィレッジ・シンガーズ(67年)
  ♪マドモアゼル・ブルース/ザ・ジャガーズ(68年)
  ♪ダンシング・セブンティーン/オックス(68年)
  ♪ スワンの涙/オックス(68年)
  ♪さよならのあとで/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ(68年)
  ♪フラワー・ボーイ/内田裕也とザ・フラワーズ(69年)
  ♪新宿マドモワゼル/チコとビーグルス(69年)
  ♪ヘッド・ライト/黒沢明とロス・プリモス(69年)
  ♪傷だらけの軽井沢/ブレッド& バター(69年)
  ♪運がよければいいことあるさ/堺正章(72年)
  ♪黄色いレモン/藤浩一(子門真人さんの最初の芸名)(66年)

そして番組最後にOAしたALFEEの曲はビクター時代に発表された、橋本淳&筒美京平コンビによる曲。
(オリジナルは“つなき&みどり”)
  ♪ウエイト・アローン
でした。

2012年04月26日〜05月01日放送

ゲスト:堂島孝平さん

写真:坂崎幸之助+堂島孝平

坂崎さんから:

若い若いと思ってた堂島クンももう3周り目の年男かぁ。
ちゃんとお話したのは初めてかもしれませんね。
とても優しいお父さんのアドバイスや、お母さんの話も家族愛が感じられてほっこりしました。
大滝さんの曲、楽しいセッションでした。
またやろうネ。

今週は3月21日にNew Album『A.C.E.』をリリースした堂島孝平さんをお迎えしました。

“A Crazy Ensemble”の頭文字を並べて『A.C.E.(エース)』と名付けられた今作には「やんちゃで、気が利いていて、 ユーモアあふれる」全11曲が収録されています。
(レーベル:テイチク 品番:TECI-1323)

≪LIVE情報≫ 
 5/3(木) 『rockin'on presents JAPAN JAM 2012』に出演
       @東京STUDIO COAST
 5/13(日) アルバム「A.C.E」発売記念イベント
       @大阪タワーレコード梅田大阪マルビル店
 5/19(土) 『SOUND FOREST IN 服部緑地』出演
       @大阪府服部緑地野外音楽堂
 6/16(土) フラワーカンパニーズ×堂島孝平「独眼竜演奏会」
       @宮城Rensa
★堂島孝平×A.C.E.全国ツアー
  9/9東京渋谷 CLUB QUATTRO
  9/15札幌KRAPS HALL
  9/17仙台HooK SNEDAI
  9/22 心斎橋Music Club Janus
  9/23名古屋(会場調整中)
  9/28広島NAMIKI JUNCTION
  9/29福岡BEAT STATION

他にもイベント出演等たくさんありますので
詳しくは公式サイト http://www.djkh.jp/ でご確認ください。

2012年04月19日〜04月24日放送

『坂崎音楽堂』

きたやまおさむ氏の「有終の美inTOKYO」大特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

去年の7月2日に行なわれた、きたやまさんの「有終の美」コンサートのライブ盤を特集しました。
きたやまさんのライブとは言え、僕も歌わせていただいた曲、8曲が収録されております。
アルバムの半分じゃないですか!
アルフィー以外の坂崎Vocalが聴けるという意味では、ちょいレアなのだ。
ついでに「ザ・還暦」というアルバムもチェックしてみてくださいね。

今週は2011年7月2日「東京ゆうぽうとホール」で行なわれたきたやまおさむさんの(東京での) 最後の大ホールコンサートを収録したライブアルバム『有終の美inTOKYO』を大特集しました。

全17曲収録されているこのアルバムには坂崎さんからのコメントにもあるように当日、坂崎さんが歌った8曲がすべて収録されています。

今回番組内でご紹介した曲は・・・
 ♪西瓜太郎(きたやまおさむ&D50 ShadowZ)
 ♪コブのないラクダ(きたやまおさむ&D50 ShadowZ)
 ♪帰って来たヨッパライ(きたやまおさむ&D50 ShadowZ)
 ♪早く逝こうとする君(D50 ShadowZ)
 ♪花のかおりに(坂崎幸之助)
 ♪生命(いのち) (坂崎幸之助)
 ♪みんなの地球(坂崎幸之助)
 ♪悲しみは言葉にならない(きたやまおさむ&坂崎幸之助)
 ♪感謝(坂崎幸之助・D50 ShadowZ)
 ♪イムジン河(きたやまおさむ・坂崎幸之助・D50 ShadowZ)
 ♪あの素晴しい愛をもう一度(きたやまおさむ・坂崎幸之助・D50 ShadowZ)
 ♪さらば恋人(きたやまおさむ&D50 ShadowZ)

こちらのアルバムは4月11日にリリース済み。
レーベル:TEMMAYA 品番:TMCY-1021
インターネット通販等でも購入可能です。
お問い合わせ先は
「天満屋」 06-6225-4404
(電話番号はお間違えのないようお気をつけください)

坂崎さんのコメントにもある『ザ・還暦』もこちらの「天満屋」さんが窓口となっています。

2012年04月12日〜04月16日放送

『坂崎音楽堂』

コンピCD「Happy Holiday!」の第2弾を特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

第2弾ですね。
Happy Holidaysシリーズ。
相変らずホワ〜ンとして世界で
休日に聞くにはピッタリですね。
この時代のヒット曲はカバーのし甲斐があります。
メロディーもキレイだし、詞の世界も広がるし。
まだまだあるなぁ。

今週は “聴いたその日が休日になる”「Happy Holidays!」カバーコンピシリーズの第2弾 『Happy Holidays!?80’s POPS COVERS?』を特集。 (レーベル:avex 品番:AQCD-50658)
80年代のヒットポップス、特に流行歌ではなく「GOOD MUSICの伝承」というテーマで選曲され、 カバーするアーティストの「声と表現力」にこだわって作られたCD。

この中から今回は・・・・
 ♪ジェニーはご機嫌ななめ/やくしまるえつこ(オリジナル:ジューシーフルーツ)
 ♪春咲小紅/SEBASTIAN X(オリジナル:矢野顕子)
 ♪君は1000%/安藤裕子(オリジナル:1986オメガトライブ)
 ♪ワインレッドの心/武藤昭平(オリジナル:安全地帯)
 ♪元気を出して/手嶌葵 (オリジナル:竹内まりや)
 ♪風立ちぬ/十一三十一(オリジナル:松田聖子)
 ♪ハイスクール・ララバイ/LITTLE CREATURES(オリジナル:イモ欽トリオ)
 ♪以心電心/clammbon(オリジナル:YMO)
 ♪君は天然色/ニートボーイスカウトキャラバン(オリジナル:大瀧詠一)
をご紹介しました。

★『気になるあの曲』
ラジオネーム「阿寒湖」さんからのリクエストで原田真二の「タイム・トラベル」とこれをカバーした、 スピッツの「タイム・トラベル」を聴き比べてみました。
ちなみに・・・
原田真二のオリジナルヴァージョンは1978年にリリースされたの。
スピッツバージョンは今年2月にリリースされたスピッツのアルバム『おるたな』に収録されています。

2012年04月05日〜04月10日放送

ゲスト:高野寛+伊藤大助(クラムボン)

写真:坂崎幸之助+高野寛+伊藤大助

坂崎さんから:

初対面のお二人でしたがとても気持ちよくセッションさせていただきました。
高野クンの音楽性は前から気にはなっていましたが、やっぱり、相性が良さそうですね。
また機会があったら、ぜひ、この二人と、今度は人前でやりましょう!!

今年、二人バンド「高野寛+伊藤大助(クラムボン)」を結成した高野寛さんと伊藤大助さんをお迎えしました。

彼らは「楽曲リリースはメジャーを通さず、まずはライヴ会場限定発売で」ということで、音源を制作し、さらにTwitter、facebook、 Ustream等をフル活用してバンドが出来上がっていく過程をファンの皆さんとシェアしながら進めていくそうです。
ちなみに、ライヴでは録画、録音OKの楽曲を設け、観客にネットアップしてもらう、という計画もあるそうです。

番組内でOAした曲♪たすけて ♪Proteus boogie ももちろん、ライヴ会場限定での販売となっています。

『高野寛+伊藤大助(クラムボン)TOUR 2012:happening 』
  4/11松江AZTiC canova
  4/13神戸cafe Fish!
  4/14京都 U☆STONE mini
  5/20富山フォルツァ総曲輪
  5/22 滋賀 U☆STONE
  5/23奈良LUSH LIFE
  5/25福山Tree Cafe Unplugged
  5/26姫路ハルモニア
  5/27鳥取ギャラリーそら
  5/29香川umie
  5/30愛媛若草幼稚園
  6/1高知X-pt.
  6/3 名古屋ell.SIZE
  6/8渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
詳しくは 高野寛オフィシャルサイトhttp://haas.jp/
クラムボンオフィシャルサイトhttp://www.clammbon.com/にアクセス!

★高野寛   5月5日(土)上田映劇(長野県上田市)出演:高野寛/おおはた雄一
  「高野寛presents one by one vol.2 with saigenji」が
  7月に@神戸cafe FISH と @京都flowing KARASUMA にて予定されています。

★クラムボン
  昨年行なわれた、音響機材を自ら持ち込みライブ会場でない場所で
  演奏する「ドコガイイデスカツアー」を収録した2枚組ライブアルバムと
  昨年11月、両国国技館ワンマンライブを完全収録した特別仕様
  DVD BOXが好評発売中!
  「3peace2」(CD2枚組:COCP-37264/5)¥3,150
  「2011年11月3日 両国国技館」(豪華BOX仕様:COBA-6266/7)¥8,000

2012年03月29日〜04月03日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第56回

写真:坂崎幸之助 あのポール・マッカートニーが持っているものと同じ年代のエピフォンのテキサン。

坂崎さんから:

単純なギモン。
ジェームス・ブラウンの歌う歌って、どうやって作曲するんだろうか?
メロディーが先行じゃなくリズム先行だろうな。 
なかなか日本人的な発想だとムズかしそうですな。
今の若者だったら理解できるかもだね。

今回も前回に引き続き「シ」で始まるアーティスト特集!

『G.I.オレンジ(G.I.ORANGE)』
★1980年代半ば、日本のレコード会社が独自の戦略で作ったイギリスのアイドルグループ。
メンバーはカール、マーク、サイモンの【ウィットワース兄弟】と、友だちのギャリー・ホルからなる4人組。
デビューに際して、実業家のウィットワース兄弟の父親がアルバムの制作費を全額出したお坊ちゃんグループです。
  ♪サイキック・マジック(Psychic Magic)
   *1985年の2ndシングル。
    TV『夕やけニャンニャン』のテーマ曲にもなり大ヒット。

『ジェームス・ブラウン(James Brown)』
★1933年、アメリカはサウスカロライナ州バーンウェル生まれ (1928年テネシー州プラスキ生まれという説もあり)
ファンキーで踊れる音楽の第一人者として「ファンクの帝王」と称されています。
  ♪アイ・フィール・グッド(I Got You <I Feel Good>)
   *1965年、全米3位を記録。
  ♪セックス・マシーン(Get Up(I Feel Like Being Like A) Sex Machine)
   *1970年、全米15位まで上昇。
★今から6年前、2006年12月25日に亡くなっています。

『ジェームス・イングラム(James Ingram)』
★1952年2月16日、アメリカはオハイオ州アクロン出身。
1970年代からファンクバンドで活動をスタート。
ロサンゼルスでセッション・ボーカリストをするうちに、クインシー・ジョーンズと出会い、実力を認められ、 1981年、クインシー・ジョーンズのアルバムに参加、「Just Once」がシングルカットされ、ヒット。
  ♪ベイビー・カム・トゥ・ミー(Baby,Come To Me)
    /パティ・オースティン with ジェームス・イングラム
   *1983年「クインシーの秘蔵っ子:パティ・オースティン」の
    アルバムでジェームス・イングラムがデュエットの相手に
    抜擢された曲。
   *全米ナンバーワン・ヒットに。
  ♪サムホエア・アウト・ゼア(Somewhere Out There)
    /リンダ・ロンシュタット with ジェームス・イングラム
   *「ミスター・デュエット」として活躍したジェームス・イングラムが
    1987年に、リンダ・ロンシュタットとデュエットした曲。
    全米2位まで上昇。
   *映画『アメリカ物語』の主題歌で、1988年のグラミー賞で、
    「最優秀楽曲賞(Song of the Year)」を受賞しています。

『シェール(Cher)』
★1946年5月20日、アメリカ・カリフォルニア州エルセントロ生まれ。
18歳の時、歌手のソニー・ボノに見出され、結婚。
「ソニー&シェール」として本格的な音楽活動をスタート。
夫婦デュオとしてだけでなく、ソロでも活動を続けていました。
  ♪悲しきジプシー(Gypsys,Tramps & Thieves)
   *1971年、ソロアーティストとして最初に放った全米ナンバーワン曲。
★1975年、ソニー・ボノと離婚。
翌76年、「オールマン・ブラザーズ・バンド」のグレッグ・オールマンと結婚するもわずか3年で離婚。
1980年代に入ってからは女優としての活動を本格的にスタート。
1987年公開の『月の輝く夜に』ではアカデミー賞の「最優秀主演女優賞」を受賞。
しばらく女優業としての活動が忙しかったシェールですが、1998年、ヨーロッパで先行リリースしたシングルが大ヒット!
  ♪ビリーヴ(Believe)
   *1998年ヨーロッパ各国でナンバーワン。翌99年には本国
    アメリカでも見事1位。
   *2000年度のグラミー賞で「最優秀ダンス録音賞」を受賞。
★シェールは「アカデミー賞」と「グラミー賞」、映画界と音楽界の頂点ともいえる賞を手中にした女性です。

『ジェーン・チャイルド(Jane Child)』
★1969年2月15日、カナダはオンタリオ生まれのシンガーソングライター。
  ♪ドント・ウォナ・フォール・イン・ラヴ(Don't Wanna Fall In Love)
   *1990年、21歳の時に放ったデビュー曲。世界中で大ヒット。
    全米チャートでは3週連続の2位を記録。

2012年03月22日〜03月27日放送

ゲスト:杉田二郎さん

写真:坂崎幸之助+杉田二郎

坂崎さんから:

相変わらず、低音が魅力のジローさん。
何曲も生で歌って下さって感謝です。
加藤さん、きたやまさんの作った歌を歌い続けて行く、という点では、 僕もお仲間に入れていただきとうございます。

今回の坂番は今年デビュー45周年をお迎えになった杉田二郎さんをスタジオにお迎えしました。

★4月11日に 45th ANNIVERSARY ALBUM『戦争を知らない子供たちへ』をリリース!
(レーベル:アップフロント 品番:UFCW-1023)
シューベルツとしてデビューした1969年から作詞家=きたやまおさむ 作曲家=杉田二郎 の関係がスタート。
人生の転換期にいつも、きたやまおさむさん作詞の作品を歌ってこられた杉田さんですが、 二人が生み出した作品たちを、現在の年齢で自然に歌えるアコースティックアレンジで言葉をしっかり歌って伝えたい、 と今回のアルバムが作られました。

このアルバムから番組でご紹介したのは早回転ボーカルの楽曲を杉田さんがどう歌うか?が注目の
 ♪帰って来たヨッパライ
21世紀の子供たちに、いつまでも戦争を知らない子供たちでいて欲しい・・という願いを込め「かもめ児童合唱団」と一緒に歌った
 ♪戦争を知らない子供たち

★45th Anniversary 杉田二郎 きたやまおさむを歌う?戦争を知らない子供たちへ?
  4月8日(日) 開場15:30 開演:16:00
  出演→歌:杉田二郎 お話:きたやまおさむ
  お問い合わせ:キャピタルヴィレッジ 
  03-3478-9999

2012年03月15日〜03月20日放送

『坂崎音楽堂』

ボブ・ディランの4枚組カヴァーアルバム特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

さすがディランです。
4枚組たっぷりのカバーなんて、なかなかできるものではありません。
70曲以上を老若男女のアーティストが歌っているのですから圧巻です。
日本のディラン「拓郎さん」でもやりましょうよ。
拓郎ファン、集合〜!!

今週は人権擁護団体「アムネスティ・インターナショナル」の設立50周年を記念し作られた“ディラン×アムネスティ” のコラボCD『チャイムス・オブ・フリーダム/ソングス・オブ・ボブ・ディラン』を大特集!
(ボブ・ディランのカバーアルバムです)

4枚組CDで、全73曲収録のアルバムから今回は下記11曲をピックアップしました。
  ♪コーナ、コリーナ/ピート・タウンゼント
  ♪風に吹かれて/ジギー・マーリー
  ♪北国の少女/スティング
  ♪雨の日の女/レニー・クラヴィッツ 
  ♪ラヴ・マイナス・ゼロ/ジャクソン・ブラウン
  ♪メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ/アデル
  ♪女の如く(Just Like A Woman)/カーリー・サイモン
  ♪時代は変わる/フロッギング・モリー
  ♪アイ・シャル・ビー・リリースト/マルーン5
  ♪ライク・ア・ローリング・ストーン/シール&ジェフ・ベック
  ♪チャイムス・オブ・フリーダム/ボブ・ディラン

こちらは「アムネスティ・インターナショナル日本」のオンラインショップ
http://amnesty.online-store.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=243142&to=pr
もしくは、TELでも注文・購入可能です。
TEL:03-3518-6777(おかけ間違いのないようご注意ください)
ちなみに、お値段は2,980円です。

2012年03月08日〜03月13日放送

『坂崎音楽堂』

コンピ「国民的名曲のすべてフォーク&GS」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

最近の自分のテーマの一つに「日本にフォークソングはあったのか?」というのがあるのですが、やはり拓郎さん以降のフォークと呼ばれる歌は歌謡フォーク、あるいはポップス、 演歌のようなものに生ギターが加わっただけのような気がしてならないのです。
それを僕は「フォークギターソング」を呼ぶことにしました。
GSはGSで良いと思います。

今回は2枚組コンピレーションアルバム『決定盤 国民的名曲のすべて フォーク&GS 〜真夜中のギター/ブルー・シャトウ〜』を大特集しました。
(レーベル:COLUMBIA 品番:COCP-37215〜6)

収録曲
≪DISC1≫
1.真夜中のギター / 千賀かほる
2.若者たち ?空にまた陽が昇るとき/ ザ・ブロードサイド・フォー
3.星に祈りを/ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
4.今日の日はさようなら / ダ・カーポ
5.白いブランコ / ビリー・バンバン
6.山谷ブルース / 岡林信康
7.フランシーヌの場合 / 新谷のり子
8.白い色は恋人の色 / ベッツイ&クリス
9.君について行こう / ザ・シャデラックス
10.私もあなたと泣いていい?/ 兼田みえ子
11.結婚するって本当ですか/ ダ・カーポ
12.22才の別れ / 風
13.あの素晴しい愛をもう一度/ 加藤和彦と北山修
14.長い夜 / 松山千春
15.大空と大地の中で / 松山千春
≪DISC2≫
1.ブルー・シャトウ/ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
2.夕陽が泣いている / ザ・スパイダース
3.想い出の渚 / ザ・ワイルド・ワンズ
4.亜麻色の髪の乙女/ ヴィレッジ・シンガーズ
5.花の首飾り / ザ・タイガース
6.長い髪の少女/ ザ・ゴールデン・カップス
7.坊や大きくならないで / マイケルズ
8.白いサンゴ礁 / ズー・ニー・ヴー 9.さらば恋人 / 堺正章
10.ふれあい / 中村雅俊
11.太陽がくれた季節 / 青い三角定規
12.学生街の喫茶店 / ガロ
13.俺たちの旅 / 中村雅俊
14.サボテンの花 / 財津和夫
15.シクラメンのかほり / 布施明

2012年03月01日〜03月06日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第55回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

この時代のウェストコーストサウンド、好きだなぁ。
スタジオミュージシャンも素晴らしいので、みんな憧れたものです。
こんなサウンドも20世紀で終わっちゃったのかなぁ。
淋しい気もします。
若い世代のミュージシャンにも聴いて欲しいサウンドですね。

「シ」で始まるアーティスト特集!
今回は、ジェイムス・テイラー大特集でお送りしました。

『ジェイムス・テイラー(James Taylor)』
★1948年3月12日、米・マサチューセッツ州ボストン生まれ。
ノースキャロライナ州チャペルヒルで育ったジェイムス・テイラー。
幼なじみのダニー・コーチマーと一緒に「フライング・マシーン」というバンドを結成。
1968年にイギリスへ渡り、ビートルズが設立したばかりのアップル・レコードの第1号アーティストとして契約、 アルバム『ジェイムス・テイラー(邦題/心の旅)』を発表。
  ♪思い出のキャロライナ(Carolina In My Mind)
   *プロデューサーのピーター・アッシャーに頼まれ、
     隣のスタジオで『ホワイトアルバム』の録音中だった
     ポール・マッカートニーがベースで特別参加しています。
   *この曲は、後にワーナーに移籍し1976年にリリースした
     『グレイテストヒッツ』用に再レコーディングされました。

★デビューアルバム『心の旅』は不発だったジェイムス・テイラーは1969年にアメリカへ戻りワーナーブラザーズと契約。
翌1970年、移籍第1弾となるアルバム『スウィート・ベイビー・ジェイムス』を発表。
  ♪ファイア&レイン(Fire And Rain)
   *1970年、全米3位を記録する大ヒット。

★1971年、キャロル・キングのアルバム『タペストリー』に参加、ほぼ同時にレコーディングしていた自分のアルバム 『マッド・スライド・スリム』にも、キャロル・キングが作った「君の友だち」をカバー収録しています。
  ♪君の友だち(You've Got A Friend)
   *1971年に全米ナンバーワン。

★1972年、「うつろな愛」を大ヒットさせ、名実共に絶好調だったカーリー・サイモンと結婚。
  ♪愛のモッキンバード(Mockingbird) /Carly Simon duet with James Taylor
  *1974年、全米5位まで上昇。

★ジェイムス・テイラーとカーリー・サイモンの結婚生活は1983年、結婚から11年目にしてピリオドが打たれています。
★デビュー当時はフォークソングを中心としたアコースティックな作品が多かったJTですが、次第に、ロック、ソウル、 ジャズといった幅広いジャンルの音楽をレコーディング。
シンガーソングライターでありながら、自分の好きな音楽をJT流にカバーして披露しています。
  ♪君の愛に包まれて(How Sweet It Is)
   *マーヴィン・ゲイが1965年にヒットさせたことでもおなじみの曲
   *1975年全米5位を記録。
   *サックスでデヴィッド・サンボーンが、コーラスにカーリー・サイモンが参加。

★この「君の愛に包まれて(How Sweet It Is) 」も収められた1975年のアルバム『ゴリラ』から、 デヴィッド・クロスビーとグラハム・ナッシュがコーラスで参加した曲もシングルカットされています。
  ♪メキシコ(Mexico)
   *1975年、全米49位まで上昇。

★最後は、アート・ガーファンクルのアルバムから・・・
  ♪ワンダフル・ワールド((What A)Wonderful World)
    /アート・ガーファンクルwithジェイムス・テイラー&ポール・サイモン
   *1978年全米17位を記録。

2012年02月23日〜02月28日放送

『坂崎音楽堂』

ポール・マッカートニーのNew Album特集

写真:坂崎幸之助 恐ろしい光景ですが大丈夫。折りたたみギターです。

坂崎さんから:

ポールも70歳ですか。
大きな大台ですな。
でも相変わらず元気に活躍されているのがスゴイ!
まだまだ新曲が生まれるのも、さすがポールです。
今回はアメリカのスタンダードナンバーのカバーですが少しだけポールの原点が見れたような気がしました。

今週は生誕70周年(1942年06/18生まれ)を記念したポール・マッカートニーの最新アルバム『キス・オン・ザ・ボトム』を特集。

今作は、古き良きアメリカのスタンダードナンバーをカバーしたもので、ポールは基本的にボーカルに専念。 (2曲でアコースティックギターを弾いてるだけです)
プロデューサーはマイルス・デイヴィス、ジョージ・ベンソン、マイケル・フランクスなどを手がけた名匠トミー・リピューマ。 ピアノ演奏はジャズ界の女王:ダイアナ・クラール。
その他、エリック・クラプトンとスティーヴィー・ワンダーがゲスト参加しています。

『キス・オン・ザ・ボトム(KISSES ON THE BOTTOM)』 
(2/8発売済み レーベル:ユニバーサルインターナショナル 品番:UCCO-3038)
01. 手紙でも書こう(フランク・シナトラやナット・キング・コールで有名)
02. ホーム(ルイ・アームストロングやサム・クック、ナット・キング・コールで有名)
03. イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン(ペギー・リーが歌いヒット)
04. もう望めない(ブロードウェイミュージカル「ガイズ&ドールズ」で歌われた曲)
05. グローリー・オブ・ラヴ(1936年にベニー・グッドマンがレコーディング)
06. ウィ・スリー(1940年にインク・スポッツが発表)
07. アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ(44年、パイド・パイパーズとポール・ウェストン・オーケストラがヒットさせた曲)
08. マイ・ヴァレンタイン(新曲)
09. オールウェイズ(25年、アーヴィング・バーリンが発表)
10. マイ・ヴェリー・グッド・フレンド・ザ・ミルクマン(34年、ファッツ・ウォーラーがヒットさせた曲)
11. バイ・バイ・ブラックバード(26年、ジーン・オースチンが最初にレコーディング)
12. ゲット・ユアセルフ・アナザー・フール(49年、チャールズ・ブラウンが発表)
13. インチ・ワーム(52年、ミュージカル映画「ハンズ・クリスチャン・アンデルセン」で歌われた曲)
14. オンリー・アワ・ハーツ(新曲) 
*track(08)(12) エリック・クラプトンがギターで参加。
*track(14) スティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加。

★『気になるあの曲』
ロバータ・フラックのビートルズ・カバー・アルバム『レット・イット・ビー・ロバータ』の中から5曲ご紹介。
(2/8発売済み レーベル:SONY 品番:SICP-3386)
  ♪イン・マイ・ライフ
  ♪レット・イット・ビー
  ♪恋する二人
  ♪恋におちたら
  ♪ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア

2012年02月16日〜02月21日放送

『坂崎音楽堂』

ニール・ヤングの「ザ・ブリッジ・スクール・コンサート」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

う〜ん、さすがニール・ヤング。
チャリティコンサートもずっとやっていたのですね。
しかも参加アーティストの顔ぶれが、すごすぎ。
DVDも出ているらしいので、一度見てみるかな。
ライブも、また見てみたいですなぁ。

今週は 『ザ・ブリッジ・スクール・コンサート』という2枚組のCDを大特集。
これは、ニール・ヤングが奥さんのペギィ(Pegi)さんと一緒にライフワークとして行なっている障害を持つ子供達のための学校を支援するための 「ザ・ブリッジ・スクール」というチャリティ・コンサート、25周年を記念したライヴアルバム。
とにかく、超豪華なゲストたちが参加しているコンサートです。

『ザ・ブリッジ・スクール・コンサート』
(日本盤未発売 レーベル:Reprise 品番:529080-2)
<Disc-1>
01.Born in the U.S.A.(Bruce Springsteen)
02.Too Much(Dave Matthews Band)
03. Magic's in the Makeup(No Doubt)
04. Gone(Jack Johnson)
05. Blue Ridge Mountains(Fleet Foxes)
06. Love and Only Love(Neil Young & Crazy Horse)
07. Rain on Tin(Sonic Youth)
08. Better Man(Pearl Jam)
09. The Way it Will Be(Gillian Welch)
10. Country Feedback (with guest Neil Young)(R.E.M.)
11. The Great Divide(Willie Nelson)
12. Cry Just a Little(Nils Lofgren)
<Disc-2>
01. Elsewhere(Sarah McLachlan)
02. Get Back(Paul McCartney)
03. A Dream Come True(Elton John/Leon Russell)
04. Marry Song(Band of Horses)
05. Disposable Heroes(Metallica)
06. After The Gold Rush(Thom Yorke)
07. The Difficult Kind(Sheryl Crow)
08. Maybe This Time(Tony Bennett)
09. Deja Vu(Crosby, Stills, Nash & Young)
10. Jesus, Etc.(Norah Jones)
11. I was Dancing in the Lesbian Bar(Jonathan Richman)
12. Surfin' USA (Brian Wilson)
13. Won't Get Fooled Again(無法の世界)(The Who)

※ザ・フーやメタリカなど、ロック・バンドもアコースティック編成で参加していて彼らのアルバムで聴けるものと、また違った感じでかっこいいです!

2012年02月09日〜02月14日放送

『坂崎音楽堂』

頑張れベテラン!

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

おいくつからがベテランなのか、それは定かではありませんが、おじさま、おばさま方が世界的にも元気だということは確かですね。
日本でも、年上の方々みなさん元気だから、負けずに頑張らないと。
まだまだヒヨッ子です。

今回の音楽企画は『頑張れベテラン!』
タイトルからわかるように、最近リリースされたベテラン・ミュージシャンのアルバムをご紹介しました。

≪バングルス≫
1981年ロサンゼルスで結成。女性4人組としてスタート。
80年代に数々のヒットを放ち、1989年活動停止。
1999年に活動再開。
2003年に再活動後、初のアルバム『ドール・レヴォリューション』をリリース。
しかし、2005年メンバーが1人脱退し、3人組に。
★8年ぶりに発表されたニューアルバム『スウィートハート・オブ・ザ・サン』から
   ♪Anna Lee
    (レーベル:Model Music Group 品番:MMG20412)

≪マイケル・ボルトン≫
1954年2月26日生まれ。 デビュー以来、コンスタントにアルバムを出しています。
★最新アルバムは『デュエッツ(The Duets Collection)』。
タイトルの通り、様々なアーティストたちとのデュエット作品を収めた1枚。
ブラジルの歌姫:パウラ・フェルナンデスとのデュエットをご紹介。
   ♪Over The Rainbow (feat.Paula Fernandes)
    (レーベル:Montaigne Records 品番:88697923072)

≪マイク&ザ・メカニックス≫
イギリスを代表するプログレッシブロックグループ「ジェネシス」のギタリスト兼ベーシスト:マイク・ラザフォード (1950年10/2生まれ。現在61歳)が1985年にスタートさせたプロジェクト。
★7年ぶりとなるニューアルバム『ザ・ロード』から。
   ♪The Road
    (レーベル:SONY  品番:88697846912)

≪グレン・キャンベル≫
1936年4月22日生まれの75歳。
★グレン・キャンベルが自ら「最期のスタジオ録音アルバム」ということでリリースした『ゴースト・オン・ザ・キャンヴァス』から。
   ♪Ghost On The Canvas
    (レーベル:Surfdog Records 品番:2-528496)

≪ブライアン・ウィルソン≫
1942年6月20日生まれ、現在69歳。
ここ数年、アルバム作り&ライヴ活動を精力的に続けていています。
★ディズニーの名曲を集めた最新カバーアルバム『イン・ザ・キー・オブ・ディズニー』から。
   ♪星に願いを(When You Wish Upon A Star)
    (レーベル:Walt Disney Records 品番:D001345502)

≪クリフ・リチャード≫
1940年10月14日 生まれ、現在71歳。
とにかく、コンスタントにアルバムをリリースし続けています。
★新旧のソウルナンバーを、様々なゲストとデュエットしている
最新アルバム『ソウリシャス(Soulicious)』から。
   ♪I’m Your Puppet (with Percy Sledge)
    (レーベル:EMI 品番:50999・0・88152・2・4)

≪ポール・サイモン≫
1941年10月13日 生まれ、70歳。
★生誕70周年を記念したアルバム『ソングライター』から。
ポール・サイモン自身が「ソングライターとしてのポール・サイモン」というコンセプト選曲した作品で、 「明日に架ける橋」は自分のバージョンではなくアレサ・フランクリンのライヴバージョンが収録されています。
   ♪サウンド・オブ・サイレンス」(Live at Webster Hall 2011)
    (レーベル:LEGACY 品番:88697・96516・2)

2012年02月02日〜02月07日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第54回

写真:坂崎幸之助 みなさんもインフルエンザ&風邪予防しっかりね。

坂崎さんから:

なかなか今回は楽しいラインナップでしたねぇ。
アメリカンポップスの歴史と言うか、50年代?80年代のアメリカの
サウンドが聞けました。
シーラ・Eのような女子のパーカッショニスト、イイねぇ。 日本でも出てきて欲しいねぇ。

今回も「シ」で始まるアーティストをピックアップ!

『ZZ TOP』
★1969年、米・テキサス州ヒューストンで結成された3ピースロックバンド。
ギター&ボーカル:ビリー・ギボンズ
ベース&ボーカル:ダスティ・ヒル
ドラムス:フランク・ベアード
ビリーとダスティの異常に長い髭と、テンガロンハットがトレードマーク。
今年結成して43年目を迎え、まだまだ現役で活動中!
   ♪レッグス(Legs)
    *1984年全米8位を記録

『 ジーン・ヴィンセント(Gene Vincent)』
★1935年、米・バージニア州ノーフォーク生まれ。
高校時代にカントリーやブルースを中心に歌い始め、1956年海兵隊を除隊後カントリーショーに出演。
その時の歌に惚れ込んだラジオ局のDJがマネージャーを引き受け、地元のミュージシャンを集め、 バックバンドと共にデモテープを作り、デビューさせました。
   ♪ビー・バップ・ア・ルーラ(Be-Bop-A-Lula)
    *1956年のデビュー曲。全米7位を記録
★1950年代に大活躍したジーン・ヴィンセント、1971年、わずか36歳の若さで亡くなっています。

『ジーン・ピットニー(Gene Pitney)』
★1941年、米・コネチカット州ハートフォード生まれ。
高校時代に自分のバンドを率いて音楽活動をスタート。
1959年に歌手デビュー。
   ♪ルイジアナ・ママ(Louisiana Mama)
    *1961年、日本では大ヒットしましたが
     本国アメリカではシングル化されていません。

『シーラ・E(Sheila E.)』
★1957年、米・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。
ラテン音楽界の重鎮、パーカッショニスト:ピート・エスコヴェードの娘として、幼い頃からパーカッショニストとして活躍。
ライオネル・リッチーのツアーメンバーをきっかけに、プリンスがレコーディングやツアーにパーカッショニストとして抜擢。
美人でスタイリッシュなパーカッショニストとして1984年にソロデビュー。
   ♪グラマラス・ライフ(The Glamorous Life)
    *1984年のデビューシングル。全米7位まで上昇。

『ジェイとアメリカンズ(Jay & The Americans)』
★1961年、米・ニューヨークで結成された男性5人組のコーラスグループ。
1962年デビュー。
次々にヒットを放ち、1971年の解散までに18曲もヒットチャートに送り込んでいます。
   ♪ディス・マジック・モーメント(This Magic Moment)
    *ヒット曲のほとんどがカバー曲という彼らが1968年暮れに発表。
      (↑は元々、ザ・ドリフターズで有名な曲)
    *1969年に全米6位まで上昇。

『J・ガイルズ・バンド(J.Geils Band)』
★1967年、米・マサチューセッツ州ボストンで結成された6人組。
結成当初「J・ガイルズ・ブルース・バンド」と名乗りブルースをベースにしたバンドでした。
1970年のレコードデビューと共に「アメリカのローリング・ストーンズという評判で注目。
デビュー10年後、世の中はMTVブームを迎え彼らの曲も大ヒットしました。
   ♪堕ちた天使(Centerfold)
    *1982年、彼らにとって最初で最後の全米ナンバーワン獲得。

『J.D.サウザー(J.D.Souther)』
★1945年、米・ミシガン州デトロイト生まれ。1970年代、ウエストコーストロックが大ブームとなる中、 アーティストとして活躍しつつ数々の楽曲提供も行なっています。
中でもイーグルスとは深い関わりがあり、ヒット曲も多数。
   ♪ユア・オンリー・ロンリー(You're Only Lonely)
    *1979年のアルバム『ユア・オンリー・ロンリー』から。
     全米7位を記録。
   ♪憶い出の町(Her Town Too)/ジェイムス・テイラーwithJ.D.サウザー>
    *友人のジェイムス・テイラーとのデュエット曲。
    *1981年、全米11位まで上昇。

2012年01月26日〜01月31日放送

『坂崎音楽堂』

ジュリアン・レノンの新譜特集

写真:坂崎幸之助 桜井さんのお誕生日会も兼ねたアルフィーさんの新年会にて

坂崎さんから:

ジュリアンももうすぐ49才かぁ。
信じられないねぇ。
でも、やっぱりどこかにお父さんの面影が残っていて本人にとっては、そこがネックになっていたのかもしれませんが、 僕らジョン・レノンファンからしてみると応援したくなりますねぇ。
親心とまではいかないけどね。

今週はジョン・レノンの長男、ジュリアン・レノンの最新アルバム『Everything Changes』を特集!

・・・でもその前にちょっとジュリアン・レノンについておさらい。
★1963年 4月8日、イギリス・リヴァプール生まれ。
ジョン・レノンとジョンの最初の妻、シンシアとの間に生まれました。
5歳の時、両親が離婚、その後、主に母親のシンシアと過ごす。
幼い頃から音楽に親しみ、1984年にはビリー・ジョエルなどを手がけた、フィル・ラモーンをプロデューサーに迎えたアルバム『ヴァロッテ』でデビュー。
  ♪ヴァロッテ
   *1985年、全米9位を記録
     (アルバム『ヴァロッテ』からの1stシングル)
  ♪Too Late For Goodbyes
   *アルバム『ヴァロッテ』からの2ndシングル
★その後、1986年『デイドリーミング』、1989年『イン・ヘヴン』、1991年『ヘルプ・ユアセルフ』、1998年『フォトグラフ・スマイル』、 そして2011年秋に通算6枚目となる『Everything Changes』をリリース!

『エヴリシング・チェンジズ(Everything Changes)』(残念ながら、現在日本では未発売、外盤のみとなっています)
(レーベル:Conehead 品番:CONE29)
収録曲は全12曲
  ♪Everything Changes
  ♪Lookin' 4 Luv (1stシングルとなっています)
  ♪Hold On
  ♪Touch The Sky
  ♪Invisible
  ♪Just for You
  ♪Always
  ♪Disconnected
  ♪Never Let You Go
  ♪Guess It Was Me
  ♪Don't Wake Me Up
  ♪Beautiful

2012年01月19日〜01月24日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第53回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

シーカーズの「ジョージーガール」は中学一年の頃の自分を思い出すなぁ。
名曲ですね。
シールズ&クロフツは桜井もよく聞いていて一緒に歌ったりしてました。
ガットギターとマンドリンなんて不思議な編成ですなぁ。
ウエストコースト出身とは思わなんだ。

今回から(やっと)「シ」で始まるアーティスト特集に突入!

『C&Cミュージック・ファクトリー(C&C Music Factory)』
★1989年、ニューヨークで結成されたダンスプロジェクト。
中心となったのはプロデューサー・リミックスエンジニア・DJとして活躍していたデヴィッド・コールとロバート・クリヴィリスの2人。
“C&C”は2人のファーストネームの頭文字から取られました。
“ミュージック・ファクトリー”は「音楽工場」というように2人以外のボーカリストやダンサーのメンバーは固定せずプロジェクトという形で活動。
  ♪エヴリバディ・ダンス・ナウ(Gonna Make You Sweat)
   *1991年全米1位を記録。

『シーカーズ(Seekers)』 ★1963年、オーストラリア・メルボルンで結成されたフォークグループ。
最初は男性4人組だったが、すぐに女性1人男性3人からなる4人組に。 1964年、イギリスへ活動の場を移します。
  ♪ジョージー・ガール(Georgy Girl)
   *1967年、全米2位を記録。
★1968年に解散するもリーダー格だったキース・ボドガーが中心にニューグループを結成。
“ニュー・シーカーズ”として2人の女性ボーカリストを迎え6人編成でスタート。
  ♪愛のハーモニー(I'd Like To Teach The World To Sing)
   *1972年に全英1位、全米では7位まで上昇。

『シーナ・イーストン(Sheena Easton)』
★1959年4月27日、スコットランドはグラスゴー郊外のベルズビル生まれ。
10代の終わりに英のBBCが制作したドキュメンタリー『ザ・ビッグ・タイム』で歌手志望の女の子として注目を集め、20歳の時、レコード会社と契約。
翌1980年、イギリス、ヨーロッパ、日本でのデビューが大ヒットしました。
  ♪モダン・ガール(Modern Girl)
   *1980年、全英8位をはじめ、ヨーロッパ、日本でヒット。 
  ♪9to5(モーニング・トレイン)(Morning Train)
   *ヨーロッパ、日本では2ndシングル、アメリカでのデビューシングル。
   *1981年、アメリカをはじめ、世界各国でナンバーワンを記録。

『シール(Seal)』
★1963年、イギリスでブラジル系の父とナイジェリア人の母の間に生まれる。
本名「シール・ヘンリー・オルセガン・オルミデ・アデオラ・サムエル」。
プロデューサー:トレヴァー・ホーンに認められ、1991年デビュー。
  ♪キッス・フロム・ア・ローズ(Kiss From A Rose)
   *1994年の映画『バットマン・フォーエヴァー』に使われ大ヒット。
    グラミー賞で「最優秀レコード賞(Record of the Year)」など3部門を受賞。

『シールズ&クロフツ(Seals & Crofts)』
★1969年、ロサンゼルスで結成されたポップ・デュオ。
(ジム・シールズとダッシュ・クロフツ)。
1970年、デビューし、2枚のアルバムをリリースするも全く売れず、1972年、レコード会社を移籍しヒットしたのが↓この曲でした。
  ♪想い出のサマー・ブリーズ(Summer Breeze)
   *1972年、全米チャート6位。
  ♪僕のダイアモンド・ガール(Diamond Girl)
   *1973年、全米6位。
★1980年解散。24年後の2004年、往年のヒット曲のリメイクも含むアルバム『トレイセズ(Traces)』をリリースし再結成しています。

2012年01月12日〜01月17日放送

『坂崎音楽堂』

小田和正さんのカバーアルバム大特集

写真:坂崎幸之助 お行儀悪いです。良い子はマネしないでね。

坂崎さんから:

オフコースのファーストアルバムからワインの匂いまで、よく聴いたなぁ。
若いミュージシャンが上手くカバーしてますねぇ。
もちろん元歌が良い、というのは当然ですが。
やっぱり、もう一度だけで良いのでヤスさんとのオフコースを聞いてみたい。

今週が小田和正さんのカバーアルバム『言葉にできない〜小田和正ベストカバーズ〜』を大特集!
(昨年12月に発売済み レーベル:Ariola Japan 品番:BVCL-297)

15組のアーティスト達がオフコース時代から小田さんのソロの時代の名曲をカバーしています。
《収録曲》
  ♪キラキラ/KimaguRake(キマグレン&Rake) *新録
  ♪言葉にできない/JUJU
  ♪秋の気配/槇原敬之
  ♪たしかなこと/大橋卓弥
  ♪Yes-No/Chara
  ♪ラブ・ストーリーは突然に/河口恭吾
  ♪僕等の時代/RAG FAIR
  ♪水曜日の午後/スターダストレビュー
  ♪眠れぬ夜/山本潤子
  ♪ワインの匂い/松本英子
  ♪夏の終り/矢野顕子
  ♪私の願い/鈴木雅之
  ♪生まれ来る子供たちのために/佐藤竹善
  ♪君住む街へ/中村あゆみ
  ♪my home town/MONKEY MAJIK *新録

2012年01月05日〜01月10日放送

『坂崎音楽堂』

年末年始恒例企画「ビートルズ・スペシャル」その2

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

引き続きビートルズもので、今回は黒人アーティストが中心でしたが、いや〜元歌は、どこに行っちゃったの〜ってのが多くて笑える。
やっぱりソウル、ブルースの方々はフェイクがスゴいや。
まだまだあるぞビートルズ!!

この時期恒例の「ビートルズスペシャル」!
今回は、ユニークなコンピレーションやカバーアルバムの中から、厳選したビートルズカバーをお届けしました。

★黒人アーティストのビートルズカバーばかりを集めたアルバム『ブラック・アメリカ・シングス・レノン&マッカートニー/カム・トゥゲザー』から
  ♪ブラックバード/ビリー・プレストン 
  ♪デイ・トリッパー/オーティス・レディング
  ♪アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/リトル・リチャード
  ♪レット・イット・ビー/アレサ・フランクリン 

★シカゴ出身のジャズ系の女性アーティスト「リサ・ローレン」のビートルズカバーアルバム『ラヴズ・ザ・ビートルズ』から。
2006年の発表当時はあまり話題になりませんでしたが、次第に注目を集め、2011年には再発となっています。
  ♪キャント・バイ・ミー・ラヴ/リサ・ローレンfeat. デビッド・サンボーン
  ♪アイム・ルッキング・スルー・ユー/リサ・ローレン

★ニューヨークをベースに活動するレゲエ・アーティスト集団「イージー・スター・オールスターズ(Easy Star All-Stars) 」 がビートルズの名盤『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を丸ごとカバーした 『イージー・スターズ・ロンリー・ハーツ・ダブ・バンド』から。
  ♪サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/Easy Star All-Stars
  ♪ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ/Easy Star All-Stars

★アメリカ・ボルチモア生まれのジャズギタリスト「ビル・フリーゼル」の最新アルバム『all we are saying...』から。 ビートルズ時代も含むジョン・レノンのカバー集となっています。
  ♪イン・マイ・ライフ/ビル・フリーゼル 

★ブラジルのアーティスト達によるカバーアルバム『ポール・マッカートニー〜レトラ・エ・ムジカ』から。
  ♪ヒア・ゼア・アンド・エヴリウエア/ガル・コスタ

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