Program -2013-

2013年12月26日〜12月30日放送

『坂崎音楽堂』

年末年始恒例「ビートルズ・スペシャル」その1

写真:坂崎幸之助 これまた「珍」白いギター68年製ギブソンB-25左利き用を右に改造

坂崎さんから:

今回も面白いビートルズものでした。
まだまだありますなぁ。
ドイツ語は何だかロックに似合わないような、ビミョーなニュアンスで楽しいです。
今年2013年も坂番をご愛聴いただきありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。40年だしね。
良いお年を!!

2013年最後の「坂番」は年末恒例の「ビートルズ・スペシャル」様々なジャンルのビートルズ・カバーをお届けしました。

★コンピレーションアルバム『ガレージ・バンド?トリビュート・トゥ・ザ・ビートルズ』から。
(輸入盤:Collectable Records 品番:COL-CD-1398)
   ♪Tomorrow Never Knows/NAZZ
   ♪And Your Bird Can Sing/Stewart Francke
   ♪We Can Work It Out/John Wicks & The Records

★ドイツ語でカバーされたアルバム『エリナ・リグビー?ノホ・メアー・ビートルズ・リーダー』から。
(輸入盤:Bear Family Records 品番:BCD16231AH)
*ノホ・メアー・ビートルズ・リーダーとは「もっともっとビートルズの歌を」といった意味だそうです。
   ♪A Hard Day's Night /Die Beat-Oma
   ♪Rock 'n' Roll Music/Dickie Rock&The Miami Show Band
   ♪Twist and Shout/Cliff Richard
   ♪Eleanore Rigby/Kathi Raschke
   ♪Michelle/Die 3 Spitzbuben
   ♪Something/Jerry Rix

新年最初の「坂番」も年末年始恒例の「ビートルズ・スペシャル」です。
どうぞお楽しみに!

2013年12月19日〜12月23日放送

『坂崎音楽堂』

クリスマスソング大特集(洋楽編)

写真:坂崎幸之助 あれ〜? 坂崎さん仕様にカスタマイズした最新のSONYα7です。「やはりαはミノルタだ!!」・・・そうです。

坂崎さんから:

先週の邦楽に続いての洋モノでした。
世の中に何枚のクリスマスアルバムが出ているのでしょうね。
僕はクリスマスと言えばやはり達郎さんの「オン・ザ・ストリート・コーナー」ですね。
めっちゃロマンチックで素敵なアルバムです。
夏も似合うし、クリスマスも似合う、不思議な人だなあ。

今週は今年リリースされたクリスマスコンピレーションアルバム&最新のクリスマスソングをご紹介。

『ファン・ファン・クリスマス』(全20曲収録)
(レーベル:ユニバーサル 品番:UICZ-1504)
  ♪Fun Fun Christmas/Che'Nelle × TEE×LEO
  ♪Christmas Eve/A.S.A.P.
  ♪Santa Claus Is Comin’To Town/Jackson 5
  ♪Step Into Christmas/Elton John
  ♪All I Want For Christmas Is You/Justin Bieber with Mariah Carey
  ♪Last Christmas/Taylor Swift

『アイ・ラヴ・クリスマス?ザ・ベスト・オブ・クリスマス・ソングス』(全20曲収録)
(レーベル:ユニバーサル 品番:UICZ-1512)
  ♪ハッピー・クリスマス(戦争は終った)/ジョン・レノン&ヨーコ・オノ
  ♪クリスマス・ツリー/レディ・ガガfeat. スペース・カウボーイ
  ♪クリスマス・ソング/スティーヴィー・ワンダー
  ♪もろびとこぞりて/ライオネル・リッチー
  ♪サイレント・ナイト/ボーイズメン
  ♪クリスマス・タイム・イズ・ヒア・アゲイン/リンゴ・スター

★ハワイの男性3人組「デュークス・オブ・サーフ」のクリスマスソング
(レーベル:VICTOR  配信限定)
  ♪アロハ・クリスマス 
★来年で結成40周年の男性6人組「バッド・レリジョン」のアルバム『クリスマス・ソングス』からビング・クロスビーの名曲を。
(レーベル:EPIC 品番:EICP-1594)
  ♪ホワイト・クリスマス
★ポール・マッカートニーが全面協力したクリスマスコンピ『ホリディズ・ルール』から。
(レーベル:Hear Music 品番:HRM-34045-02)
  ♪ワンダフル・クリスマスタイム/ザ・シンズ
  ♪クリスマス・ソング/ポール・マッカートニー

2013年12月12日〜12月16日放送

『坂崎音楽堂』

クリスマスソング大特集(邦楽編)

写真:坂崎幸之助 10年使用したCDラジカセが動かなくなり先週から新しくなりました!

坂崎さんから:

今週は邦楽モノでクリスマスソングをやりましたが、 Disc3がどうもビミョウだなあ。(笑)
さて、恒例になりました「書写真展」ですが12月14日?25日まで、 いつものアイランドギャラリーで開催されます。
今回は真四角のスクエアフォーマットで撮ってます。
ちょっと違う雰囲気で良いですよォ。ぜひお立ち寄り下さい。

今回は「クリスマスソング」大特集の≪邦楽編≫として11月にリリースされたJ-POPクリスマスソングのコンピレーション・アルバムをご紹介しました。

『エンドレス・クリスマス〜ベスト・オブ・ウインター・ラブ・ソングス〜』
(11/13 発売 レーベル:SONY 品番:MHCL-2370〜72)

3枚組全45曲収録されているこのアルバム
Disc1→1984年?1992年に発売されたクリスマスソング
Disc2→1992年?2006年に発表されたクリスマスソング
Disc3→クリスマス以外にも聴きたくなる冬歌・・・・といったコンセプトでまとめられています。

その中から今回ピックアップしたのは
Disc1から
 ♪雪のクリスマス/ドリームズ・カム・トゥルー
 ♪MIDNIGHT FLIGHT ?ひとりぼっちのクリスマス・イブ/浜田省吾
 ♪Christmas Time In Blue?聖なる夜に口笛吹いて?/佐野元春
 ♪Merry Christmas To You/前田亘輝
Disc2から
 ♪My Gift to You/CHEMISTRY
 ♪永遠をあずけてくれ/DEEN
 ♪真冬のメモリ?ズ/松たか子
 ♪ジン ジン ジングルベル/森高千里
 ♪White Silent Night/SHAZNA
 ♪白い天使が降りてくる/RAG FAIR
Disc3から
 ♪冬のうた/Kiroro
 ♪悲しいね/渡辺美里
 ♪STRIPE!/槇原敬之
 ♪Winter Kiss /Dual Dream 

来週はクリスマスソングの≪洋楽編≫となります。

2013年12月05日〜12月09日放送

ゲスト:Qoo Bee Littleさん

写真:坂崎幸之助+Qoo Bee Little

坂崎さんから:

初対面のくぅびぃさんでしたが、キュートで可愛いですなぁ。
地元が墨田区ということでビックリ!!
あんまりアーティストで墨田区出身の人っていないと思うのです。
これまであまり注目されていなかった墨田区、盛り上げて行きましょう。
くぅびぃさん、来年は飛躍の年にしましょう。

今週は坂崎さんがインターネットの動画サイトで見つけた!
キュートな女性アーティスト:Qoo Bee Littleさん登場!

今年3月にデジタル配信デビューし、2曲リリース。
 ♪Positivity
  ※宝島社「InRed」の5月号TVCMソング
 ♪Stupid Bee
※ボビー・オロゴン初主演・初監督作品「MOON-DREAM」挿入歌

PVなどもセルフ・プロデュースしているという才能豊かな女性です。
PVや楽曲は彼女の公式サイトでチェックできます。
http://www.universal-music.co.jp/qoo-bee-little
http://www.qoobeelittle.com

今年のLIVEは・・・・
12月10日(火)&12月25日(水)
東京・スカイツリータウン 4階 スカイアリーナ 16:45?
※J-COMテレビで生中継あり。
  詳細は上記の公式サイトでご確認ください。

2013年11月28日〜12月02日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第82回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

スティーヴン・スティルさんには本当に憧れてコピーさせていただきました。
オープンチューニングやチョーキングビブラート等々。
よく練習したなあ。
スティーリー・ダンは、もっとキチンとCD聴いてみよう。
才能あるユニットですからねぇ。
勉強、勉強。

今回は「ス」で始まるアーティストの7回目。

『スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)』
★1945年 1月3日生まれアメリカ・テキサス州ダラス出身のシンガーソングライターでギタリスト。
10代の終わりに音楽の道に進むことを決意し大学を辞め、数々のバンドに参加。
まだイーグルスに加入する前のドン・フェルダーとバンドを組んだり、ザ・モンキーズのオーディションなどを受けたりもしていました。
1966年、リッチー・フューレイとニール・ヤングと共にバッファロー・スプリングフィールドを結成し3枚のアルバムを発表。
バッファロー・スプリングフィールド解散とほぼ同時にマイク・ブルームフィールドやアル・クーパーと組みアルバム『スーパーセッション』を発表。
1969年、ジョニ・ミッチェルの家で出会ったバーズのデヴィッド・クロスビーとホリーズのグラハム・ナッシュと共に【クロスビー、スティルス&ナッシュ】を結成、 アルバム『クロスビー、スティルス&ナッシュ』をリリース。
その後、バッファロー・スプリングフィールドで一緒だったニール・ヤングが加わり 【クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング】としてアルバム『デジャ・ヴ』等を発表。
スティルスは、グループ活動と平行して1970年、初のソロアルバム『スティーヴン・スティルス』をリリース。
   ♪愛への讃歌(Love The One You're With)
    *アルバム『スティーヴン・スティルス』から
    *1971年、全米14位まで上昇。
    *コーラスに、リタ・クーリッジ、クロスビー&ナッシュ、ジョン・セバッシャンが参加。 ★1stソロアルバムには【CSN&Y】のメンバーをはじめ、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、リンゴ・スターといった豪華なゲストも参加。
1971年、2ndソロアルバム『スティーヴン・スティルス2』をリリース。
この中から【CSN&Y】結成前に書いた曲「チェンジ・パートナーズ」(全米43位)に続いて、この曲↓↓がシングルカット。
   ♪メリーアン(Marianne)
    *1971年、全米42位を記録。
★その後、スティルスは元バーズのクリス・ヒルマンと【マナサス】を結成したり、クロスビーやナッシュと共に 【CS&N】を再結成したりと現在も精力的に活動を続けています。

『スティーリー・ダン(Steely Dan)』
★1972年、アメリカ・カリフォルニア州ロスアンゼルスで結成されたジャズ・ロック・グループ。
大学で知り合った、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーがソングライターとして活動をスタート。
2人で作ったデモテープがレコード会社に認められ、デビューが決まりロサンゼルスに移住。
そこで、ジェフ・バクスターなどの知り合いのミュージシャン達を呼び寄せ【スティーリー・ダン】結成。
   ♪ドゥ・イット・アゲイン(Do It Again)
    *1972年発表のデビューアルバム『キャント・バイ・ア・スリル』から。
    *73年、全米6位まで上昇。
★ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは、LIVEよりも曲作りとスタジオでのレコーディング中心の活動を希望。
レコーディングでは、曲ごとに、“名うて”のスタジオミュージシャンを起用し、他のメンバーとの溝が深まっていきます。
   ♪リキの電話番号(Rikki Don't Lose That Number)
    *1974年発表の3rdアルバム『プレッツェル・ロジック』から。
    *1974年、全米4位。
    *バックコーラスには、ティモシー・B・シュミットが参加。
★この後、【スティーリー・ダン】は、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人のユニットとなり、 曲ごとに最高のスタジオミュージシャンを起用するように。
そんな集大成的な名盤が、1977年に発表された『彩(エイジャ)』。
   ♪ペグ(Peg)
    *当時、まだ無名ギタリスト:ジェイ・グレイドンをギターソロで採用。
    *1978年、全米11位まで上昇。
    *バックコーラスにはマイケル・マクドナルドが参加。
    *アルバム『彩(エイジャ)』は、全米3位を記録、初のプラチナアルバムとなり、
      1978年グラミー賞で「最優秀録音賞」を受賞。
   ♪ヘイ・ナインティーン(Hey Nineteen)
    *約1億円の制作費を投じ作られた1980年発表のアルバム『ガウチョ』から。
    *1981年、全米10位を記録。
★『ガウチョ』をリリース後【スティーリー・ダン】は活動停止。
2人はソロ活動をスタート。しかし2000年にグループは再結成しアルバム『トゥー・アゲインスト・ネイチャー』を発表。
   ♪カズン・デュプリー(Cousin Dupree)
    *2000年、全米アダルトコンテンポラリーチャート30位。
    *この曲で、翌年のグラミー賞「最優秀ポップグループ賞」を受賞。
    *アルバム『トゥー・アゲインスト・ネイチャー』は、
      グラミー賞「最優秀アルバム賞」「最優秀ポップボーカルアルバム賞」「最優秀録音賞」を受賞。
   ♪ブルース・ビーチ(Blues Beach)
    *2003年発表のアルバム『エヴリシング・マスト・ゴー』から。

2013年11月21日〜11月25日放送

ゲスト:織田哲郎さん

写真:坂崎幸之助+織田哲郎

坂崎さんから:

なぜか、あまり会う機会がなかった織田君ですが、思った通りのギター好き、音楽好きの気の合う奴でした。
また、どこかでセッションできたらもっとマニアックに楽しくやりましょう。
ギターの話も、もっともっと深くやりましょう。

今週は、今年ソロデビュー30周年を迎えた織田哲郎さんをゲストにお迎えしました。

お互いキャリアは長いけど、意外にも、ちゃんとお話したことがなかったという二人。
音楽やギターに対する想いなどの話で盛り上がりました。
そして、織田&坂崎でのセッション、(これも“初”?!)
  ♪You've Got A Friend (キャロル・キングのカバー)
  ♪America (サイモン&ガーファンクルのカバー)
さすがベテラン同士!
今まで交流がなかったといえども、あっという間にお互いの呼吸をつかみ素晴らしいセッションとなりました。

★織田哲郎さんのソロデビュー30周年を記念した
オリジナルアルバム【W FACE(ダブル・フェイス)】
現在、絶賛発売中です!
レーベル:KING  品番:KICS-1977/8)
2枚組、全16曲収録。
ちなみに収録曲の「Winter Song」の作詞は中島みゆきさん!

≪LIVE情報≫
  「織田哲郎ACOUSTIC LIVE」
   12月23日(月) @前橋市民文化会館 大胡分館
  「織田哲郎 SPRING LIVE」
   2014年03月09日(日) @君津市民文化ホール
   SPECIAL GUEST:上松美香(アルパ奏者)

LIVE等の詳しい情報は織田哲郎さんの公式サイトにてご確認ください。
http://www.t-oda.jp

2013年11月14日〜11月18日放送

『坂崎音楽堂』

ジョージ・ハリスンの音楽的ルーツを探る

写真:坂崎幸之助 両手に花”ならぬ…“両手に名器”D45と61年のD18

坂崎さんから:

ジョージが影響を受けた曲ばかりを集めたアルバムですが、 ジョンとポールとの共通点も確かにあるけど、さすがにシタールものや、チェット・アトキンスなんかは、ジョージらしいです。
ジョージがリードヴォーカルをとっている楽曲(カバーもの)はあの頃から、やはり歌いたかったんだろうなぁ。
気持ちはアマチュア。
なんだか嬉しいです。

今回はジョージ・ハリスンの命日(11月29日)を前にジョージ・ハリスンの音楽的ルーツがわかるアルバム 『ジョージ・ハリスンズ・ジュークボックス』を特集。
(レーベル:CHROME DREAMS 品番:CDCD5098)

全27曲が収録されていますが、今回ピックアップしたのは…
 ♪Your Cheatin' Heart / Hank Williams
 ♪Heartbreak Hotel / Elvis Presley
 ♪Be-Bop-A-Lula / Gene Vincent
 ♪That'll be the Day / Buddy Holly
 ♪Rebel Rouser / Duane Eddy
 ♪Hidden Charm / Chet Atkins
 ♪Money (That's What I Want) / Barrett Strong
 ♪You've Really Got a Hold on Me / Smokey Robinson
 ♪Got My Mind Set on You / James Ray 
 ♪Roll over Beethoven / Chuck Berry
 ♪Raga Rageshri pt 3(Gat ) / Ravi Shankar
 ♪Hong Kong Blues / Hoagy Carmichael
 ♪Bye Bye Love / Everly Brothers
 ♪Blowin' In the Wind / Bob Dylan
 ♪Love Hurts / Roy Orbison
※「Money」「You've Really Got a Hold on Me」「Roll over Beethoven」はビートルズ時代にカバーし 「Got My Mind Set on You」「Hong Kong Blues」はソロになってからカバーしていた曲ですので 本家の歌とビートルズVer.、ソロVer.との聞き比べをしてみました。

2013年11月07日〜11月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第81回

写真:坂崎幸之助 68年のD45

坂崎さんから:

スティーヴ・ミラーさんは元々ブルースバンドだったのですね。
80年代はみんなMTVを意識してサウンドもあんな感じでした。
あんな感じって、何じゃそりゃ(笑)
スティーヴン・ビショップ、好きだなぁ。
要ちゃん
スティクスも懐かしい。
なかなか良いコーナーです。

今回のSYDFは「ス」の付くアーティストの6回目。
ラインナップは・・・・

『スティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)』
★1943年10月5日、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ(70歳)のスティーヴ・ミラーが結成したバンド。
結成当初は「バディ・ガイ」の前座や「チャック・ベリー」のバックバンドをやってたそうです。
1967年、キャピトルレコードと契約。
2枚目のアルバムまではスティーヴ・ミラーの幼馴染、ボズ・スキャッグスも参加。
なかなかヒットが出ず、ツアーで食いつなぐ生活を送ります。
1971年、交通事故でスティーヴ・ミラーが首を痛めバンドは長期休養状態。
1972年の終わりにメンバーを一新して活動再開!
『フリートウッド・マック』等とのツアーで好評を博し、1973年リリースのアルバム『ジョーカー』は100万枚を超える大ヒット。
シングルカットされたタイトルトラックは全米のラジオ局で大量OAされ、1974年初頭に初のナンバーワンを獲得。
    ♪ジョーカー(The Joker)
★1976年発表のアルバム『フライ・ライク・アン・イーグル』は売上枚数400万枚以上のプラチナディスクに輝いています。
    ♪フライ・ライク・アン・イーグル(Fly Like An Eagle)
     *1976年、全米2位まで上昇。
★小さなライヴハウスからスタートした『スティーヴ・ミラー・バンド』、1970年代中頃には、コンサート会場がスタジアム(アリーナ)となり、 彼らが世界的に知られるようになったのが、この曲。
    ♪アブラカダブラ(Abracadabra)
     *1982年、全米1位。
★この後、バンドは自然消滅。スティーヴ・ミラーはソロアーティストとして、ルーツのブルースをベースにしたアルバムをコンスタントにリリース。

『スティーヴン・ビショップ(Stephen Bishop)』
★1951年11月14日、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ生まれのシンガーソングライター。
ソングライターとして、「バーブラ・ストライサンド」や「アート・ガーファンクル」等に提供した曲で注目を集め、 1976年アルバム『ケアレス』を発表。
    ♪雨の日の恋(Save It For Rainy Day)
     *アルバム『ケアレス』からの1stシングル。
     *バックコーラスに「チャカ・カーン」、
       ギターソロに「エリック・クラプトン」を迎え1977年に全米22位。
    ♪オン・アンド・オン(On And On)
     *同じく『ケアレス』からのシングル曲。
    *1977年、全米11位まで上昇。
★ソングライターとしては、数々の映画音楽を手がけていて、1984年公開の映画『ホワイトナイツ・白夜』の主題歌 「セパレイト・ライヴス」(歌/フィル・コリンズ&マリリン・マーティン)は見事全米No.1をマーク。

『スティクス(Styx)』
★1970年、アメリカ・イリノイ州シカゴで結成された5人組。
デビュー当初はアメリカンハードプログレッシヴロックという感じで、アルバムでもシンセサイザーを多用、 13分以上の楽曲などもありましたが次第にコンパクトなポップロックグループへと変身。
1977年発表のアルバム『グランド・イリュージョン?大いなる幻影』は全米アルバムチャートで、初めてのトップテン入り(6位)を果たしました。
    ♪永遠への航海(Come Sail Away)
     *1978年、全米8位を記録 
     *アルバム『グランド・イリュージョン』からのシングル。
    ♪ベイブ(Babe)
     *1979年発売のアルバム『コーナーストーン』(全米2位)から。
     *1979年、全米1位を獲得。
    ♪ミスター・ロボット(Mr.Roboto)
     *1983年のアルバム『ミスター・ロボット(Kilroy Was Here) 』から。
     *1983年、全米3位。
★アルバム『ミスター・ロボット』以降はメンバー間の不仲などもあり、それぞれソロ活動を始め、グループとしての勢いは急激になくなっていきますが、 現在は、特徴あるハイトーンのリードボーカル「デニス・デ・ヤング」が脱退しているものの、『スティクス』としてはライヴを中心に活動しています。

2013年10月31日〜11月04日放送

『坂崎音楽堂』

〜秋の夜長はアコースティック〜

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

先週に続いてアコースティックギター、それもガットギターの超絶テクニックを聞いていただきました。
特にアル・ディ・メオラのギターはマネできませんわ。
血ですかね。
今日は帰ったらガットギター弾くかな。
爪に気をつけながらね。
(ツアー中だから)

今回は2枚の“アコースティックな”=“秋の夜長にピッタリな”アルバムをご紹介。

★フュージョンシーンで、アコギの名手と言われるアール・クルーの最新アルバム『ハンド・ピックト(Hand Picked) 』から。
(レーベル:HEADS UP 品番:HUI-33201/2)
※ハンド・ピックトには、「(ギターを)つまびく」という意味と「厳選した」という意味があります。
   ♪Hotel California duet with Jake Shimabukuro(イーグルスのカバー)
   ♪Alfie (バート・バカラックのカバー)
   ♪If I Fell (恋におちたら)(ビートルズのカバー)

★スパニッシュ系のフュージョンシーンでも大活躍中のギタリスト、アル・ディ・メオラの最新アルバム『オール・ユア・ライフ』から。
(レーベル:Song Surfer Records 品番:9128)
彼にとって初となるビートルズカバーアルバム。
アルバムのサブタイトルは
"A Tribute to THE BEATLES Recorded at Abbey Road Studios,LONDON"。
   ♪If I Fell
   ♪In My Life
   ♪Michelle
   ♪I Will
   ♪Penny Lane
   ♪Blackbird
   ♪Being For The Benefit of Mr.Kite
   ♪She's Leaving Home

「秋の夜にピッタリ」ということでご紹介した今回の特集。
ちょっとまったりし過ぎてしまったでしょうか?
お仕事中、お勉強中に眠くなってしまったみなさん、ごめんなさい。
ですが、たまにはボッ?とガットギターの調べに身を委ねてみるのもお薦めです。

2013年10月24日〜10月28日放送

ゲスト:沖仁さん

写真:坂崎幸之助+沖仁

坂崎さんから:

沖仁くんは本名だったんだ。
「沖あがりこぼし仁ざえもん」の略とかでは、なかったんですね。 しかしまぁ、ギターはスゴイ。
フラメンコギター弾きたいなぁ。
さすが世界が認めたテクニックです。
でも、カメラのことなら任せてくれっ、てなことで番組中や曲の間、ずっとカメラ談義でした。
帰りにカメラ屋にでも寄って行くんじゃないかなぁ(笑)

今回は、日本を代表するフラメンコギタリストの沖仁さんをスタジオにお迎えしました。

上の写真で、沖仁さんが持っているのは番組内でも話にでたもの。
前回出演の時、カメラの話があまり出来なかったので番組スタート前から、とにかくカメラ談義が止まりませんでした。
(あの後、本当にカメラ買いにいってしまったのでしょうか?)

★9月25日に通算7枚目となるアルバム
『Dialogo〔ディアロゴ〕?音の対話?』をリリース。
(レーベル:VICTOR 品番:VICT-64070)
副題に「音の対話」と付けられてるように様々なアーティストとコラボした作品となっています。
コラボミュージシャンは・・・
cobaさん、MIYAVIさん、木村大さん、押尾コータローさん、 東儀秀樹さん、上妻宏光さん、ドローレス・アグヘータさん、 野崎良太さん、渡辺香津美さん、東京フィルハーモニー交響楽団、玉置浩二さん 

★【沖仁 CONCERT 2013-2014 Guitarra Flamenca-Dialogo-】
  (9/28千葉を皮切りにスタート!)
   11/10 福岡イムズホール(スペシャルゲスト/上妻宏光)
   11/23 名古屋 ZEPP NAGOYA(スペシャルゲスト/木村大)
   11/24 大阪サンケホールブリーゼ(スペシャルゲスト/木村大)
   12/15 東京 Bunkamuraオーチャードホール
   (スペシャルゲスト/木村大、coba、渡辺香津美、上妻宏光、野崎良太)
   2014年1/22 仙台 日立システムズホール仙台シアターホール
   1/24福島 いわき芸術文化交流館アリオス中劇場

★ミニ・ライヴ&サイン会
   11/14 銀座山野楽器 本店7F イベントスペース"JamSpot"

LIVE等の詳細は http://jinoki.net でチェックできます。
さらに沖仁さんのブログでは、沖さんが撮った作品の数々も見ることができます。ぜひご覧下さい!
http://jinoki.dreamlog.jp

2013年10月17日〜10月21日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第80回

写真:坂崎幸之助 ツアーも始まっております。よろしくお願いいたします。(…のポーズです)

坂崎さんから:

スティーヴさん特集でした。
それはそうと、パーカッショニストのスティーヴ衛藤は元気かなあ。
なかなか面白いヤツで、よく「LOVE LOVE愛してる」でも一緒になったものです。
機会があったら、またどこかでご一緒したいものです。
スティーヴつながりでした。

「ス」で始まるアーティスト特集、今回で5回目。
今回は、3組の「スティーヴ」さんをピックアップしました。

『スティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)』
★1948年5月12日、イギリスはバーミンガム出身(現在65歳) 本名/スティーヴン・ローレンス・ウィンウッド。
兄のマフ・ウィンウッド率いる「スペンサー・デイヴィス・グループ」に15歳で参加。 リードボーカルをはじめ、リードギター、キーボードと、 天才ぶりを発揮。その後、クリス・ウッド、ジム・キャパルディ、デイヴ・メイソンと「トラフィック」を結成。さらにその後「ブラインド・フェイス」に参加。
して1977年に初のソロアルバム『スティーヴ・ウィンウッド』をリリース。
1981年に発表した2ndアルバム『アーク・オブ・ア・ダイバー』は全米アルバムチャート最高3位まで上昇し、全世界で700万枚以上のセールスを記録。
   ♪ユー・シー・ア・チャンス(While You See A Chance)
    *『アーク・オブ・ア・ダイバー』からのシングルカット
    *1981年、全米7位を記録。
★3枚目のアルバム『トーキング・バック・トゥ・ザ・ナイト』に続いて1986年にリリースされたアルバム『バック・イン・ザ・ハイ・ライフ』 がグラミー賞で3部門受賞という大ヒットを記録。
   ♪ハイヤー・ラヴ(Higher Love)
    *全米シングル・チャート1位を記録。
★5枚目のアルバムの前に出されたベストアルバム『クロニクルズ』では、以前リリースしたもののヒットしなかったシングルをリミックスして発表。 すると、以前リリースしたときには70位までしか上昇しなかった曲が、9位まで上昇するヒットに!
   ♪青空のヴァレリー’87(Valerie)
★通算5枚目となるアルバム『ロール・ウィズ・イット』は全米アルバムチャート1位を記録。
   ♪ロール・ウィズ・イット(Roll With It)
    *アルバム『ロール・ウィズ・イット』からのシングル曲
    *シングルももちろん全米1位を獲得。

『スティーヴ・フォーバート(Steve Forbert)』
★1954年12月15日、アメリカはミシシッピ州メリディアン生まれ。
デビュー当初「新しいボブ・ディラン」「ポスト・ブルース・スプリングスティーン」と期待されたものの商業的にはヒットせず。
しかし、1979年にリリースされた2ndアルバム『ジャックラビット・スリム(Jackrabbit Slim) 』からのシングル曲がヒット!
   ♪ロミオの歌(Romeo's Tune)
★現在までアルバムを30枚ほどリリースし、ライヴも精力的にこなし、今年3月には33年ぶりの来日公演も行なっています。

『スティーヴ・ペリー(Steve Perry) 』 ★1949年 1月22日、アメリカはカリフォルニア州ハンフォード出身(64歳)。
1970年代初めから音楽活動をスタート。
ローカルバンドのボーカリストとして活動していましたが、なかなか芽が出ず、一時は故郷に戻って農業をやってたそうです。
そんな彼の転機となったのが・・・・
当時、2代目ボーカリストを探していた「ジャーニー」のマネージャーが、たまたま聴いたスティーヴ・ペリーの歌声に惚れ込んだことで、「ジャーニー」に加入することに。
1978年の『インフィニティ』からジャーニーに参加。
ジャーニーは音楽的にも、初期のプログレ風からポップロック路線へと変化を遂げ、アルバム・シングル共に次々とヒット。ライヴもスタジアム規模で大成功。
そしてスティーヴ・ペリーは同時にソロ活動もスタート。
最初のソロとしての仕事となったのが、この曲。
   ♪サンライズ・パーティ(Don't Fight It)/ケニー・ロギンス&スティーヴ・ペリー
★スティーヴ・ペリーにとって、正真正銘のソロシングルとなったのは1984年リリースのこの曲。
   ♪Oh,シェリー(Oh Sherrie)
    *1984年、全米3位を記録。
★ソロとしては、「オー・シェリー」を含む『ストリート・トーク』('84) に続き、1994年の『ストレンジ・メディスン』の2枚をリリース。
病気療養のため、1998年、「ジャーニー」を脱退。
近年は、アニメや映画の主題歌提供や、プロデュース等の活動を続けています。

2013年10月10日〜10月14日放送

『坂崎音楽堂』

コンピレーションアルバム「マイ・フェイバリット・ソングス」特集

写真:坂崎幸之助 新しいiPhonのOSに戸惑う坂崎さん

坂崎さんから:

またしてもカバーものですが、今回は洋楽ものを日本人が歌ったというヤツです。
アルフィーもよく洋楽をカバーしておりまして、そんなアルバムを作ってくれや、 といった声を聞きますが、今のところ残念ながら、その予定はございません。
いつかできると良いですね。
ハードルは高いけどなぁ。

今週は、誰もが知ってる洋楽の名曲を、 邦楽アーティスト達がカバーした曲を集めたコンピレーションアルバム 『マイ・フェイバリット・ソングス』を特集。

こちらは、<Heart>版、<Dream>版、<Love>版と、3枚に別れていまして、ソニーミュージックと ユニバーサル・ミュージックとの共同企画シリーズとなっています。 ※すべて9月25日リリース済みちなみに、今回のコンピは英語またはフランス語で歌われ、2000年代に発表され楽曲(カバー曲)で構成されています。

今回番組でピックアップした楽曲は・・・・
(注・( )内はオリジナル・アーティストです)
■『マイ・フェイバリット・ソングス〜Heart〜』から
  (レーベル:ソニーミュージック 品番:MHCL-2331)
  ♪I'll Make Love To You /ゴスペラーズ (Boyz II Men)
  ♪Change The World/ CHEMISTRY (Eric Clapton)
  ♪Girls Just Want To Have Fun /PUFFY (Cyndi Lauper) 
  ♪How deep is your love ?愛はきらめきの中に/松田聖子 (Bee Gees)
  ♪WE WILL ROCK YOU/ Keiko Lee (Queen)

■『マイ・フェイバリット・ソングス〜Dream〜』から
  (レーベル:ユニバーサルミュージック 品番:TOCT-29193)
  ♪デイ・ドリーム・ビリーバー/THE TIMERS(The Monkees)
  ♪i won't last a day without you/椎名林檎 feat.宇多田ヒカル(The Carpenters)
  ♪The fool on the hill/原田知世 (The Beatles)
  ♪きみの友だち[You've Got A Friend]/山下久美子feat. 大澤誉志幸・大友康平(Carole King)
  ♪ワンダフル・ワールド/ウルフルズ(Sam Cooke)

■『マイ・フェイバリット・ソングス〜Love〜』から
  (レーベル:ユニバーサルミュージック 品番:UICZ-8125)
  ♪ Superstar /BENI (Carpenters)
  ♪Like A Virgin /NOKKO (Madonna)
  ♪Hard To Say I'm Sorry /佐藤竹善 (Chicago)
  ♪FOREVER MAN /柳ジョージ (Eric Clapton)

2013年10月03日〜10月07日放送

『坂崎音楽堂』

ポール・マッカートニーの音楽的ルーツを探る

写真:坂崎幸之助 お気に入りの万年筆でコメント書き

坂崎さんから:

ポールの聞いてきた音楽をずっとたどってみると、 確かにビートルズやポールの作品にどのように影響を与えてきたのか、ちょっとだけ判った気がします。
特にエヴァリーブラザーズはイギリスのコーラスグループにも多大なインパクトを与えたのでしょう。
音楽の歴史はオモシロイです。

今週は輸入盤のみで発売されている『Paul McCartney's Jukebox』を特集。
(レーベル:CHROME DREAMS 品番:CDCD5070)

この『Paul McCartney's Jukebox』のサブタイトルは「The Songs That Inspired The Man」。
つまり、ポール・マッカートニーがインスパイアーされた楽曲、29曲が収められたCDをなっています。

今回、このアルバムの中で注目・ピックアップしたのは
 ♪Fascinating Rhythm/Fred Astaire
 ♪All Shook Up/Elvis Presley
 ♪Twenty Flight Rock/Eddie Cochran
 ♪Be-Bop-A-Lula/Gene Vincent
 ♪Tutti Frutti/Little Richard
 ♪That'll Be The Day/Buddy Holly
 ♪Sweet Little Sixteen/Chuck Berry
 ♪Hippy Hippy Shake/Chan Romero
 ♪Money(That's What I Want)/Barrett Strong
 ♪Till There Was You/Sue Raney
 ♪Matchbox/Carl Perkins
 ♪Kansas City/Wilbert Harrison
 ♪Indeterminacy(extract)/John Cage(現代音楽家によるトーク)
 ♪Good Vibrations/The Beach Boys
 ♪Love Is Strange/Mickey & Sylvia
 ♪Blue Moon Of Kentucky/Bill Monroe
 ♪Cathy's Clown/The Everly Brothers
 ♪I'm Gonna Be A Wheel Some Day/Fats Domino
 ♪She Said Yeah/Larry Williams
 ♪Lonesome Town/Ricky Nelson

そして最後に、10月14日リリースの6年ぶりとなるロック・アルバム【NEW】からのシングル曲

 ♪NEW
をご紹介しました。

11月の来日公演に参加予定のみなさん、思いっきり、楽しんできてくださいね。

2013年09月26日〜09月30日放送

『坂番洋楽データファイル略して(SYDF)』

第79回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

2人のスティーヴィーさんを紹介しました。
女子でもスティーヴィーさんっているのですね。
日本の名前でも男女共通の名前はありますからねぇ。
「まこと」「まゆみ」「かおる」「ジュン」。
「としひ子」 こらっ!!

「ス」で始まるアーティスト特集の4回目。
今回は2人のスティーヴィーをご紹介しました。

『スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)』
★1948年5月26日、アメリカ・アリゾナ州フェニックス生まれ、 サンフランシスコ育ち。20代の頃からローカルグループで歌い始め、 1975年、当時のボーイフレンドだったリンジー・バッキンガムと一緒に、新生『フリートウッド・マック』に加入。
その後、ほぼ20年に渡って『フリートウッド・マック』のボーカリストとして活躍。
「フリートウッドマック」については「フ」の付くアーティスト特集のときに…。
今回はソロアーティストとしてのスティーヴィー・ニックスのヒット曲をご紹介。
   ♪二人の誓い(Whenever I Call You 'Friend')with ケニー・ロギンス
    *1978年、フリートウッド・マック加入後
      すぐにケニー・ロギンスと共演。
   ♪嘆きの天使(Stop Draggin' My Heart Around)withトム・ペティ
    *初ソロアルバム『麗しのベラドンナ(Bella Donna) 』からのシングル曲。
    *1981年、全米3位。
   ♪スタンド・バック(Stand Back)
    *1983年リリースの2ndソロアルバム『The Wild Heart』からのヒット曲。
    *全米5位まで上昇
    *当時大好きだった「プリンス」にインスパイアーされて作った曲とか。
      (その「プリンス」はキーボードでゲスト参加しています)
★ちなみに、過去、何度も再結成を繰り返してきた『フリートウッド・マック』。
今年4月「北米ツアー」を皮切りに、ワールドツアーをスタート。
現在はヨーロッパ、11月〜12月はオーストラリアツアーの予定。

『スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)』
★1950年5月13日、アメリカ・ミシガン州サギノー生まれ。
本名「スティーヴランド・ハーダウェイ・ジャドキンス」。
生まれてすぐに病気のため盲目となったスティーヴィー。
幼い頃から教会で歌い始め、ピアノ・ドラム・ハーモニカ等、9歳までにマスター。
11歳の時、モータウンレコードの社長の前で、歌と演奏を披露し契約。
「リトル・スティーヴィー・ワンダー」としてデビュー。
   ♪フィンガーティップス Part2(Fingertips Part2)
    *1963年13歳の時にリリース。全米ナンバーワンを獲得。
      ちなみに、レコーディング時は12歳でした。
★デビューと同時に「天才」の名をほしいままにし、次々にヒットを放ち、 1973年、2曲目となる全米ナンバーワンが誕生。
   ♪迷信(Superstition)
    *実はこの曲、元々ジェフ・ベックから依頼され作った曲。
      しかし、スティーヴィーのマネージャーが
     「シングルにするのはこっちが先!」と勝手にシングルをリリース。
     そんなドタバタもあり、
     「ジェフ・ベック&ティム・ボガート&カーマイン・アピス」による
     スーパーバンド『ベック・ボガート&アピス』としてのアルバム
     には収録されたものの世界的にはシングルカットされません
     でした。(日本でのみシングル発売)
★この後、まさに全盛期を迎えたスティーヴィー・ワンダー。
「サンシャイン」「悪夢」「回想」「愛するデューク」等など大ヒットを連発。 
もちろん、アルバムも全てミリオンセラー。
   ♪エボニー&アイボリー(Ebony And Ivory)with ポール・マッカートニー
    *1982年、全米1位。
   ♪心の愛(I Just Called To Say I Love You)
    *1984年、全米1位。
    *実はこの曲、もともと、アメリカにレコーディングに行った
      『ブレッド&バター』が、たまたま同じスタジオにいた
      スティーヴィーと親しくなり楽曲制作を依頼したものでした。
      すぐにデモテープが届いたのでブレバタは、
      1979年の活動再開第1弾シングルとして
      (歌詞をユーミンに、アレンジを細野晴臣さんに依頼して)
      リリースするつもりだったそうです。
      が、しかし!スティーヴィーのマネージャーから
      「映画の主題歌に提供したいから返してくれ!」と言われ、
      「ブレバタ」版のこの曲は急遽、発売中止に。
      ※スティーヴィー版の邦題は「心の愛」、ブレバタ版タイトルは「特別な気持ちで」
       そして、スティーヴィーのヒット曲の日本語カバーとして1984年末にリリース。
       その後、スティーヴィーは「ブレバタ」には改めて
       「リメンバー・マイ・ラヴ」という曲をプレゼントしています。

2013年09月19日〜09月23日放送

ゲスト:やなわらばー

写真:坂崎幸之助+やなわらばー

坂崎さんから:

この番組としては約一年ぶりですね。
あ〜石垣島を想い出すなぁ。
しかし、今回のアルバムも良いですよ。
カバーだけど“やなわらばー”になってます。
ホントに良い声の二人です。
聞いているだけで幸せな気持ちにさせてくれるのだ。
また石垣島に行きたいね〜。

あの石垣島ツアーでお世話になってから約1年のやなわらばー(石垣優さん&東里梨生さん)。
9月4日にリリースされたNewAlbum『涙唄(なだうた)』を持っての登場です。

最新カバーアルバム『涙唄』
(レーベル:CROWN 品番:CRCP-40348)

今回『涙唄』の中から
 ♪木蘭の涙
 ♪蕾
の2曲を生演奏していただきました。

やなわらばーLIVE情報
★現在、「インストアイベント」開催中!
  9月28日(土)
  @兵庫・西宮ガーデンズ4階スカイガーデン・木の葉のステージ
  9月29日(日)
  @京都・近鉄百貨店 桃山店 momo1Fイベントスペース
  10月5日(土)
  @東京・イオンモール東久留米 2Fイオンホール
  10月6日(日)
  @埼玉・イオンモール川口前川 専門店1階 サウスコート
★「涙宴ツアー2013」
  11月29日(金)
   @名古屋 E.E.L.(Electric Lady Land)
11月30日(土)
   @大阪キャットミュージカルカレッジ CATホール
  12月1日(日)    @大阪キャットミュージカルカレッジ CATホール
12月20日(金)    @東京・浜離宮朝日ホール 音楽ホール 
 ●インストアイベント&LIVEは追加公演の可能性もあります。
詳しくは「やなわらばー」公式サイトhttp://www.ya-na.net
でご確認ください。

2013年09月12日〜09月16日放送

『坂崎音楽堂』

泉谷しげる初のデュエットアルバム

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

なかなかこんなカバーアルバムはないですなぁ。
デュエットと言いながら、泉谷さん、あんまり歌ってないし(笑)
でもスゴク良いアルバムです。
女性陣のVo.も良いし何しろ名曲がそろってます。
こちゃ聞きモンですぞ。

あっ、それから
いつまでたっても「コーちゃん」でOKさ。

今週は8月にリリースされた泉谷しげるさんの初のデュエットアルバム『昭和の歌よ、ありがとう〜美女は歌い、野獣は吠える!〜』を特集!
(レーベル:喝采 品番:WTCS-1034)

収録曲は、全て昭和の歌で10人の美女たちとのデュエットとなっています。
※(  )内はオリジナルアーティスト名です。
 ♪大竹しのぶ×泉谷しげる「黒の舟唄」(野坂昭如)
 ♪カルメン・マキ×泉谷しげる「涙のかわくまで」(西田佐知子)
 ♪泉谷しげる×佐々木秀実「ヨイトマケの唄」(美輪明宏)
 ♪手嶌葵×泉谷しげる「花?すべての人の心に花を?」(喜納昌吉)
 ♪クミコ×泉谷しげる「ざんげの値打ちもない」(北原ミレイ)
 ♪中村中×泉谷しげる「生きてるって言ってみろ」(友川かずき)
 ♪森高千里×泉谷しげる「悲しくてやりきれない」(ザ・フォーク・クルセダーズ)
 ♪夏木マリ×泉谷しげる「胸が痛い」(憂歌団)
 ♪八代亜紀×泉谷しげる「夜につまずき」(ビートたけし)
 ♪夏川りみ×泉谷しげる「見上げてごらん夜の星を」(坂本九)

※「昭和の歌よ、ありがとう」One Night Premiere LIVE開催決定!
          日時 → 12月30日(月)
          開場16時/開演16:30(19時終演予定)
          場所 → 東京国際フォーラム・ホールC
          出演 → 泉谷しげる、大竹しのぶ、カルメン・マキ、
               クミコ、佐々木秀実、手嶌葵、中村 中、
                夏川りみ、夏木マリ、八代亜紀
          一般チケット発売は、今月(9月)28日午前10時から。
          お問い合わせは、キョードー東京 0570-550-799

◆『気になるあの曲』
8月にリリースされた東京佼成ウインドオーケストラの新作『THIS IS BRASS ブラバン!〜QUEEN』をご紹介しました。
(レーベル:ユニバーサル 品番:TOCF-90022)
全10曲の中から今回ピックアップしたのは
   ♪We Will Rock You
   ♪Don't Stop Me Now
   ♪I Was Born To Love You
   ♪We Are The Champions
   ♪Bohemian Rhapsody

2013年09月05日〜09月09日放送

『坂崎音楽堂』

「2人のジョン」のトリビュートアルバム

写真:坂崎幸之助 マーチンのTシャツを着る

坂崎さんから:

2人のジョンということで、ジョン・レノンと思った人も多かったと思いますが、デンバーさんとフォガティさんでした。
両者とも僕らの若い頃に聴いた先輩ですし、アメリカ本国でも若い方々に歌い継がれて行くのでしょうね。
それにしてもアメリカの音楽文化は深いですなぁ。

今回は、ジョン・デンバーとジョン・フォガティ(CCR)の最新トリビュートアルバム2枚の特集でお送りしました。

◆今は亡きジョン・デンバー
(1943年12/31-1997年10/12 享年53)のトリビュートアルバム『ミュージック・イズ・ユー〜トリビュート・トゥ・ジョン・デンバー』。
(レーベル:SONY 品番:SICP-3807)
全16曲収録の中から今回ご紹介したのは・・・
  ♪悲しみのジェットプレーン/マイ・モーニング・ジャケット
  ♪太陽を背にうけて/トレイン
  ♪ロッキー・マウンテン・ハイ/アレン・ストーン
  ♪故郷に帰りたい/ブランディ・カーライル&エミルー・ハリス

◆元クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのジョン・フォガティのトリビュートアルバム 『ソング・フォー・エヴリワン(Wrote A Song For Everyone)』。
(レーベル:SONY 品番:SICP-3822)
*ソロデビュー40周年記念。
CCR時代からの代表曲を豪華なゲスト達とコラボリメイクで再演し、全14曲中、2曲の新曲も収録されています。
   ♪フォーチュネイト・サン/ジョン・フォガティwithフー・ファイターズ
   ♪ローダイ/ジョン・フォガティwithシェーン&タイラー・フォガティ
     (シェーンとタイラーはジョン・フォガティの実の息子たち)
   ♪光ある限り/ジョン・フォガティwithマイ・モーニング・ジャケット
   ♪フール・ストップ・ザ・レイン/ジョン・フォガティwithボブ・シーガー
   ♪雨を見たかい/ジョン・フォガティwithアラン・ジャクソン
   ♪プラウド・メアリー/ジョン・フォガティwithジェニファー・ハドソン
         feat. アラン・トゥーサン&リバース・ブラス・バンド

2013年08月29日〜09月02日放送

ゲスト:「蜜」

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

男女のユニットでも、この二人のハーモニーは個性的で良いですなあ。
しかしルックスとは違って(笑)
橋詰くんの声は高い!!
木村さんの人となりも表現者として面白い。
こりゃ応援しなきゃ。
今度またどこかでセッションしましょ

今回は7月に2ndアルバム『HeとSheでShow』をリリースした男女2人組の【蜜】をスタジオにお迎えしました。

木村うにさんと橋詰遼さんの2人からなる【蜜】
唯一無二の声をもつ二人による"唄合戦ユニット"。
ロック、ポップ、ソウル、昭和歌謡、アングラ・・・と、あらゆるジャンルにアクセスし、時に蕩けるハーモニ、 時に激しい掛け合いで 聴く人の右脳を揺さぶるパフォーマンスが話題。
7月17日に2ndALBUM 『HeとSheでShow』 絶賛発売中!

今回、スタジオでは
  ♪ひこうき雲
  ♪木綿のハンカチーフ
を生演奏していただきました。
オリジナル曲でけでなく、カバー曲も数多くパフォーマンスしている【蜜】。
You Tubeには色々とアップされていますので、ぜひ!
蜜オフィシャル - YouTube
http://www.youtube.com/user/MitsuOfficial
蜜 Official Home Page
http://www.mitsu71.com

≪LIVE情報≫
●蜜プレゼンツ「voice dinnerコース16」
   9/23東京・渋谷7th FLOOR 開場13:00 開演14:00
●蜜プレゼンツ「voice dinnerコース17」
   9/23東京・渋谷7th FLOOR 開場17:30 開演18:30
●蜜プレゼンツ「voice dinnerEXTRA 」vol.2
   9/27愛知・名古屋 ell SIZE 開場18:30 開演19:00
●蜜プレゼンツ「voice dinnerコース18」
   9/29大阪・心斎橋 CUBE CAFE dining
      開場12:30 開演13:30
●蜜プレゼンツ「voice dinnerコース19」
   9/29大阪・心斎橋 CUBE CAFE dining
      開場16:30 開演17:30
詳しくは、【蜜】の公式サイトでご確認ください。

2013年08月22日〜08月26日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第78回

写真:坂崎幸之助 さださんに直筆のサインを入れていただきました!

坂崎さんから:

男っぽい、女っぽいって何なんでしょうね。
男と女とかでくくるのもナンだし。
昔の男(お父さんの時代)と今の男じゃ、だいぶ違うでしょうし、女子も変わったかもね。
でも、いつの時代にも男にとって女の人はナゾのままなのだ。

今回も「ス」で始まるアーティストをピックアップ!

『スタイリスティックス(The Stylistics)』
★1968年、アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアで結成された5人組のR&Bボーカルグループ。
リードボーカルのラッセル・トンプキンスJr.の甘いファルセットボイスを売りに、1971年のデビューから1976年の5年間に渡って次々とヒットを放つ。
  ♪誓い(You Make Me Feel Brand New)
   *1973年発表のアルバム『Rockin' Roll Baby』からのシングル
     全米2位を記録。
  ♪愛がすべて(Can't Give You Anything(But My Love))
   *1975年、全米51位。
   *2006年、日本ではキムタク出演のCMに使われ再び大ヒット。
     CM用にリードボーカルのラッセル・トンプキンスJr.が
     ボーカルを入れ直しています。
★現在、リードシンガーのラッセル・トンプキンスJr.が中心になった「ニュー・スタイリスティックス」として活動を続けています。

『スタイル・カウンシル(The Style Council)』
★1882年に解散した「ザ・ジャム」のポール・ウェラーが、キーボード奏者のミック・タルボットと1983年に結成した音楽ユニット。
ジャズやソウルなどをベースにし、洗練されたサウンドとトラッドなファッションが、おしゃれ好きな音楽ファンに支持を集めていきました。
  ♪マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ(My Ever Changing Moods)
   *1984年、全英シングルチャート5位。
     1stアルバム『カフェ・ブリュ』からのシングル。
  ♪シャウト・トゥ・ザ・トップ(Shout To The Top)
   *1984年、全英7位。
     この曲を含む2ndアルバム『Our Favorite Shop』は
     全英アルバムチャートでは1位に輝きました。
★このあと2枚のアルバムを発表し1989年、ユニットは解散。

『スターバック(Starbuck)』
★1974年、アメリカ・ジョージア州アトランタで結成された男性7人組。
デビュー当時は、マリンバ奏者がいるポップロックバンドとして注目を集めた。
  ♪恋のムーンライト(Moonlight Feels Right)
   *1976年、全米3位まで上昇したデビューシングル。

『スターランド・ヴォーカル・バンド(Starland Vocal Band)』
★1976年、アメリカ・ワシントンで結成された男女4人名曲「Take Me Home,Country Roads」をジョン・デンバーと共作したビルとタフィのダノフ夫妻、 それからジョン・キャロルとマーガレット・チャップマン(この2人ものちに結婚)からなるボーカルグループ。
  ♪アフタヌーン・デライト(Afternoon Delight)
   *1976年のデビューシングル、全米1位。
     グラミー賞で「最優秀新人賞」受賞。
★華々しいスタートを切ったものの、その後ヒットには恵まれず、さらに中心メンバーの“ダノフ夫妻”の離婚もあって、1980年バンドは解散。

『スタン・ゲッツ(Stan Getz)』
★1927年 2月2日、ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれのジャズサックス奏者。
天才サックス奏者として16歳でベニー・グッドマンをはじめとする人気のジャズ楽団で活躍。
当時流行の「クール・ジャズ」を代表するサックス奏者として注目を集めたものの、麻薬に溺れ、次第にジャズの世界から離れていきます。
1961年になり、当時アメリカを中心に流行り始めていたボサノバを取り入れたジャズアルバムを発表。
1963年、ボサノバ界の重鎮アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアンとアストラッドによるジルベルト夫妻と共に作ったアルバム 『ゲッツ/ジルベルト』がグラミー賞でも4部門を独占する大ヒットを記録。
  ♪イパネマの娘(The Girl From Ipanema)
    / with ジョアン・ジルベルトfeat.アストラッド・ジルベルト
   *1964年、全米5位まで上昇。
   *グラミー賞の「最優秀レコード(Record of the Year)」にも選ばれました。
★スタン・ゲッツは、このあと、晩年もアルコール依存症と癌との戦いを続け、1991年6月6日、肝臓ガンで亡くなっています(享年64)。

2013年08月15日〜08月19日放送

『坂崎音楽堂』

2枚組コンピCD「カラーズ」特集

写真:坂崎幸之助 さだまさしさんから折りたたみギターのシグネーチャーモデルをいただきました。しかもシリアルナンバーは♯0000

坂崎さんから:

やはり、お化粧品のCMソングは有名な曲ばかりで聞いてると、その時の自分とかが、想い出されて良いですなあ。
アルフィーも85年のシンデレラで坂崎Vocalのがヒットしてホッとしたのを覚えてます。
もう30年近く前になるんだねぇ。

今回は70年代〜80年代の化粧品CMソングを厳正したコンピレーションCDをピックアップしました。

『カラーズ〜ベスト・オブ・コスメティックCMソングス〜』CD2枚組 全36曲収録
※7月24日リリース (レーベル:SONY 品番:MHCL-2300/2301)

全36曲の中から今回ピックアップしたのは・・・ 
 ♪Rock'n Rouge/松田聖子 (84年カネボウ・春のキャンペーン)
 ♪MUGO・ん・・・色っぽい/工藤静香 (88年カネボウ・秋のキャンペーン)
 ♪セクシャルバイオレット No.1 /桑名正博 (79年カネボウ・秋のキャンペーン)
 ♪君のひとみは10000 ボルト/堀内孝雄 (78年資生堂・秋のキャンペーン)
 ♪シンデレラは眠れない/THE ALFEE (85年カネボウ・春のキャンペーン)
 ♪私のハートはストップモーション/桑江知子 (79年ポーラ・春のキャンペーン)
 ♪ビューティフル・エネルギー/甲斐バンド (80年カネボウ・夏のキャンペーン)
 ♪Mr. サマータイム/サーカス (78年カネボウ・夏のキャンペーン)
 ♪A面で恋をして/ナイアガラトライアングル (81年資生堂・冬のキャンペーン)
 ♪春咲小紅/矢野顕子 (81年カネボウ・春のキャンペーン)
 ♪い・け・な・いルージュマジック/忌野清志郎+坂本龍一(82年資生堂・春のキャンペーン)
 ♪すみれ September Love /一風堂 (82年カネボウ・秋のキャンペーン)
 ♪う、ふ、ふ、ふ、/ EPO (83年資生堂・春のキャンペーン)
 ♪サマーピープル/吉田拓郎 (81年資生堂・夏のキャンペーン)
 ♪夢一夜/南こうせつ (78年資生堂・冬のキャンペーン)
 ♪揺れるまなざし/小椋佳 (76年資生堂・秋のキャンペーン)

◆『気になるあの曲』
ここ最近、健康・ダイエットのため注目されている「ラジオ体操」。
今回は、日本各地の方言でラジオ体操の号令をいれたCDをピックアップ!
通常の号令入りと号令なしバージョンに加え、下記のバージョンが収録されています。
津軽弁、岩手弁、茨城弁、京都弁、大阪弁、広島弁、土佐弁、 博多・筑後弁、熊本・肥後弁、鹿児島弁、茨城弁、ウチナーグチ
(レーベル:COLUMBIA 品番:COCE-38050)

2013年08月08日〜08月12日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第77回

写真:坂崎幸之助 テナーギターを弾いています。1930年代のギブソンです。

坂崎さんから:

スザンヌ・ヴェガねぇ。
懐かしいなぁ。
あと、あの頃、下北沢のジャックポットで毎日のように聞いた「スターズ・オン45」。
初めて聞いた時は「やられた?!!」と思ったものです。
ビートボーイズのキッカケにもなったしね。久々に聞いてキュンとしたです。

今回のSYDFは「ス」で始まるアーティスト特集の2回目。
ラインナップは・・・・
『スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)』
★1959年7月11日、カリフォルニア州サクラメント生まれ。
子供の頃から作詞をはじめ、名門コロンビア大学在学中はグリニッジヴィレッジのライヴハウス等でパフォーマンスを披露。
1984年、レコード会社と契約。
1985年、アルバム『街角の詩(Suzanne Vega)』でデビュー。
1987年、2ndアルバム『孤独(Solitude standing)』をリリース。
このアルバムからの1stシングルは「児童虐待」をテーマにした
重い内容にも関わらず見事、全米3位を記録する大ヒット。
   ♪ルカ(Luka)
★日本ではコーヒーの粉末状クリームのTVCMに使われ有名となったアカペラの曲もアルバム『孤独(Solitude standing)』 に収録されていますが、この曲を90年にイギリスのDJチーム(D.N.A.)がリミックスして発表、世界中で大ヒットしました。
   ♪トムズ・ダイナー(Tom's Dinner)/D.N.A.feat. スザンヌ・ヴェガ
★ちなみに、今年7月、『フジロックフェスティバル '13』に出演しています。

『スージー・クアトロ(Suzi Quatro)』
★1950年 6月3日、アメリカ・ミシガン州デトロイト生まれ。
1965年、3人の姉と共に「ザ・プレジャー・シーカーズ」というグループを結成、1969年に独立。
1970年にイギリスの大物プロデューサー、ミッキー・モストに見そめられイギリスへ。
1972年、ミッキー・モストがオーナーのラックレコードから「ローリング・ストーン」というフォークっぽい曲でイギリス・デビュー。
しかしさっぱり売れず、路線変更!
売れっ子ソングライターチーム(ニッキー・チンとマイク・チャップマン)を迎え、ハードロック路線へ。
コスチュームも全身黒の革のツナギとなり、芸名の表記も<Suzie Quatro>から<Suzi Quatro>へ変更。
   ♪キャン・ザ・キャン(Can The Can)
    *1973年、イギリスをはじめ、ヨーロッパ各国でナンバーワンを記録!
★1973年、イギリスでは3枚のシングルの大ヒットで「最もシングルを売り上げた女性アーティスト」に選ばれています。
   ♪悪魔とドライブ(Devil Gate Drive)
    *1974年、初の全英ナンバーワン。
   ♪ワイルド・ワン(The Wild One)
    *1974年、全英7位を記録。
★当時、日本でも大人気でしたが、生国アメリカでは全く売れず。そんな時、「スモーキー」のリードボーカル、クリス・ノーマンとのデュエット曲をリリース。
全世界で大ヒット、本国アメリカでも初のベスト5入りを果たしました。
   ♪メロウなふたり(Stumblin' In)/スージー・クアトロ&クリス・ノーマン
    *1979年、全米4位を記録。

『スターズ・オン(Stars on 45)』
★1981年、オランダの音楽プロデューサー、ヤープ・エガーモントのアイデアにって誕生したプロジェクト。
「ビートルズ・メドレー」を当時大流行だった「ディスコサウンド」で再現。 曲のイントロには世界的に最も有名になったオランダのグループ、ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」が使われています。
   ♪ショッキング・ビートルズ45(Beatles Medley)
    *1981年、全米1位。
★アメリカと本国オランダは「スターズ・オン 45」イギリスでは「スターサウンド」というグループ名でリリースされました。
★ちなみに、1981年、日本では「ビートボーイズ」という覆面バンドが吉田拓郎の曲をメドレーにし「スターズ・オン23(ショック!TAKURO23)」をリリース。
ニッポン放送のスタジオでレコーディングされたというこの曲はけっこう話題となりました。 88年にCDシングルで再発されましたが、現在は廃盤となっているそうです。
残念!

2013年08月01日〜08月05日放送

ゲスト:TRI BARREL

写真:坂崎幸之助+TRI BARREL

坂崎さんから:

やはりホンモノのテクニシャンは良いですねぇ。
匠の技と言いますか、楽器を極めた方々とセッションするのはホントに気持ち良いものです。
三人のアルバムもぜひ聞いてみて下さいね。
お酒に合いますよォ。
またどこかでぜひ!!

今回のゲストは数々のミュージシャン達のサポートミュージシャンとして活躍してきた実力派ミュージシャン3人が結成した 「TRI BARREL(トライバレル)」。

メンバーは尾崎博志さん、古橋一晃さん、河合徹三さん。
この3人による「TRI BARREL」がインストアルバムをリリース!
アルバムタイトル「詩(うた)のかけら」 (販売元:トライレコード  品番:OFKT-2013)
アメリカンルーツ、カントリー、ジャズなどカバー曲とオリジナル6曲を含む全13曲が収録。

今回スタジオでは、
♪Sleep Walk
♪I'll See You In My Dreams
♪Orange Blossom Special
の3曲をセッションしていただきました。

≪プロフィール≫
★尾崎さん→(Pedal steel guitar, Guitar Player)
1998年、Charlie永谷&Cannonballsに参加しプロとして活動をスタート。
2003年からソロで活躍中。
主にCountry,Poos,Rockよりのサポートが多い。
レコーディング・サポート
Brad Paisley/Heather Myles/Charrlie McCoy/ Mark Wills/南佳孝/水越けいこ/徳武博文/星川薫/ 三浦正彦/宮前ユキ/山崎ハコ/松田ari幸一/Depapepe/ 安倍なつみ/矢口真里/氷川きよし/吉幾三/イルカ/西岡たかしなど。
★古橋さん→(Guitar Player)
1992年〜京都のカントリーバンド「永冨研二&テネシーファイブ」に所属。
日米のカントリー系ミュージシャンとのセッションを経験。
1999年、Nashville にて「Grand Ole Opry」「ライマン公会堂」に出演。
2005年〜レコーディング、ライブ等サポートミュージシャンとして活動中。
ライブサポート
amin/太田裕美/尾崎孝/川村ゆうこ//Keiko Walker/ こむろゆい/SHIME/故・ジミー時田/トミ藤山/中川イサト/ 永井龍雲/マイク眞木/松田ari幸一/宮崎勝之/四角佳子/冷泉公裕/ 山木康世/Billy Walker/Charlie Louvin/Charlie Mccoy/ Darrel Mccall/Gail Davies/George Hamilton/Hal Rugg/ Hank Thompson/ Jack Greene/Jeannie Seely/ Jett Williams/Johnny Lee/Jordanaires /Kathy Chiavola/ Skeeter Davis/他
★河合さん→(Bass Player,Arranger, Producer)
1975年、ザ・ラストショウにベーシストとして参加、ライブ活動を始める。
1976年レコードデビュー「アリゲーター・ラジオ・ステーション」の二枚のオリジナルアルバムと、一枚のサウンドトラックアルバムをリリース。
また、バンド活動とは別にベーシストとして多くのレコーディングに参加。
ザ・ラストショウ解散後は、スタジオミュージシャンを続けつつ、アリス、杉田二郎、ふきのとう、島田歌穂などのコンサートのサポートも始める。
ふきのとう、永井龍雲、中山美穂、高橋忠史などのレコーディングではアレンジも務める。
最近の活動は南こうせつ、中島みゆき、松山千春、伊勢正三、 鈴木康博、細坪基佳、浜田省吾、藤井フミヤ、ビギン、夏川りみ、 中村由利子、サムシング・エルス、高石ともや、マイク眞木、 五つの赤い風船、など多数のレコーディングやコンサートをサポート。

3人それぞれのLIVE情報などは、それぞれの公式サイトでご確認ください。
尾崎博志さん
http://homepage3.nifty.com/supercountry/ozakihiroshi/
古橋一晃さん
http://www5d.biglobe.ne.jp/?kaz5/
河合徹三さん
http://members.jcom.home.ne.jp/co-tetsu/Tetsus_Rilax_Site/Home.html

2013年07月25日〜07月29日放送

『坂崎音楽堂』

コンピレーションアルバム「Original&Cover」特集

写真:坂崎幸之助 テリーズ・テリーの40周年モデル。(限定10本)三木楽器に問い合わせてみて下さいね。(東京ではクロサワ楽器)秋には店頭でも見られると思います。※ヘッド部分の写真は「掲示板」のほうにUPしてあります。

坂崎さんから:

こいつぁ、なかなか楽しいコンピレーションです。
オリジナルとカバーを聞き比べながら楽しみましょ。
洋楽でもこんなんがあると良いですねぇ。

今回は7月31日リリースのコンピレーションアルバム『Original & Cover』を特集。
名曲17曲のオリジナルとカバー・バージョン両方が収録された2枚組のCDです。
(レーベル:SONY 品番:MHCL-2302〜3)

収録楽曲は70年代〜80年代の名曲から厳選。
DISC-1がカバー・バージョン
DISC-2がオリジナル・バージョンとなっています。
※カバー・バージョンのほうには作者自身が後からセルフカバーした楽曲もあります。

今回番組でピックアップしたのは・・・・
  ♪いい日旅立ち/山口百恵 〜 谷村新司
  ♪オリビアを聴きながら/杏里 〜 尾崎亜美
  ♪襟裳岬/森進一 〜 吉田拓郎
  ♪「いちご白書」をもう一度/バンバン 〜 内山田洋とクール・ファイブ
  ♪まちぶせ/三木聖子 〜 石川ひとみ
  ♪初恋/村下孝蔵 〜 三田寛子
  ♪夢で逢えたら/吉田美奈子 〜 ラッツ&スター
  ♪あの頃のまま/ブレッド&バター 〜 稲垣潤一
  ♪リバーサイドホテル/井上陽水 〜 奥田民生
   ※番組ではDISC2のオリジナルを先に聴き、その後DISC1のカバーを聴いてみました。

他には ♪シクラメンのかほり  ♪秋桜   ♪翼をください
♪すみれSeptember Love なども収録されています。

2013年07月18日〜07月22日放送

ゲスト:二代目高橋竹山さん

写真:坂崎幸之助+二代目高橋竹山

坂崎さんから:

2代目竹山さんは下町生まれのチャキチャキの江戸っ娘でした。
内弟子に入っての25年の修業。
なかなか出来るものではありません。
さすがの実力&魂です。
今度またどこかで一緒に演りましょう。
じょんから節、カッコいいなあ。

今週は、1997年に「二代目 高橋竹山」を襲名なさった津軽三味線の高橋竹山さんをお迎えしました。

≪竹山さんプロフィール≫
幼少の頃、三味線に触れ17歳の時「初代 高橋竹山」さんのレコードに 衝撃を受け、18歳で内弟子。6年間の内弟子生活を経て独立。
初代が亡くなるまで25年間、初代と舞台を共にする。
そして、1997年「二代目 高橋竹山」襲名。
様々なジャンルの音楽家、舞踏、新劇などの人々と共演。

5月15日にピアニスト:小田朋美さんとのコラボアルバム『彩(あや)』をリリースした竹山さん。
このアルバムでは、津軽三味線だけではなく竹山さんの歌声も聞くことができ、その迫力に圧倒されます!

今回スタジオでは、津軽三味線×ギターとのセッションとして
 ♪朝日のあたる家
を披露していただきました。
竹山さんはバチを使わず、指弾きで音を出していただきましたが普段、この奏法はほどんどないそうです。

≪コンサート情報≫
 ●「高橋竹山演奏会」 7/27 石川県羽咋市「永光寺本堂」
 ●「悠久の里 慈恩寺コンサート 高橋竹山の世界」(共演:小田朋美)
   8/24 山形県寒河江市「慈恩寺」
 ●「二代目 高橋竹山 津軽三味線演奏会」(共演:小田朋美)
   8/29 鹿児島市 かごしま県民交流センター・県民ホール
 ●9月には「糸魚川」や「東京・高円寺」での公演も予定されています。
   詳しくは、高橋竹山さんの公式サイトでご確認ください。
   http://www.chikuzan.jp

2013年07月11日〜07月15日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第76回

写真:坂崎幸之助 先週のゲスト、1966 QUARTETの花井さんが好きだと言っていた「遠くを見つめている時の首筋」が、←の筋だそうです。

坂崎さんから:

やっと「ス」の付くアーティストに突入です。
スキータ・デイヴィスさんの曲は改めて聞くと良いですねぇ。
スコット・マッケンジーさん、亡くなられたのは残念。
さあ、「ス」の人達は何週続くでしょうか。楽しみです。

今回から「ス」で始まるアーティスト特集!
たぶん、この「ス」も長く続く予感がしますが、どうでしょう?

『スウィート(Sweet)』
★1968年、イギリス・ロンドンで結成した男性4人組のロックバンド。
当初「スージー・クアトロ」や「ブロンディ」でおなじみの、作曲家で名プロデューサー/マイク・チャップマンにより10代の女の子向けのアイドルポップ路線でデビュー。
ヒットは出るものの、グループ内には不満が溜まり、1974年にマイク・チャップマンから離れ、オリジナル曲で勝負に出ます。
翌1975年にはメンバー4人が共作した初のオリジナルシングルが全英2位、全米ではその翌年1976年5位を記録。  
   ♪フォックス・オン・ザ・ラン(Fox On The Run)
★1976年発表のアルバム『甘い誘惑』では、マイク・チャップマンが作り上げたアイドルバンド路線からの脱却に成功。
   ♪愛が命(Love Is Like Oxygen)
    *1978年、全米8位まで上昇。
★このヒットの後、スウィートは低迷期に入りメンバーも脱退。
1981年には解散。
その後、何度かの再結成、解散を経て、現在はオリジナルメンバーのギタリスト/アンディ・スコット率いる 「アンディ・スコッツ・スウィート」と、ベーシストのスティーヴ・プリーストが結成した「ザ・スウィート」の2つの“スウィート”が活動中。
ちなみに、オリジナルのリードシンガー/ブライアン・コノリーは1997年に52歳という若さで亡くなっています。

『スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)』
★1984年、イギリス・マンチェスターで結成。
デビュー当時はキーボードのアンディ・コーネル、ドラムのマーティン・ジャクソン、ボーカルの紅一点、コリーン・ドリュリーでスタート。
1985年末、「ブルー・ムード」でシングルデビューしたものの、全くの不発。
しかし、1986年末にリリースした「ブレイクアウト」は全英4位、アメリカでも翌1987年には6位を記録する大ヒットとなっています。
   ♪ブレイクアウト(Breakout)
★2ndアルバム『カレイドスコープ・ワールド』を制作中にドラマーのマーティン・ジャクソンが音楽観の違いから脱退。
これ以降、グループはアンディ・コーネルとコリーン・ドリュリーの男女デュオとなっています。

『スカイラーク(Skylark)』
★1971年、カナダはバンクーバーで結成された男性5人組。
※のちに売れっ子セッションミュージシャンとして成功したデヴィッド・フォスターがキーボードで在籍していたことでも有名。
1972年レコードデビュー。
1973年に発表した2ndアルバム『2』からのシングル「ワイルドフラワー」がヒットしています。
   ♪ワイルドフラワー(Wildflower)

『スキータ・デイヴィス(Skeeter Davis)』
★1931年12月30日、アメリカ・ケンタッキー州生まれのカントリーポップシンガー。(2004年9/19死去。享年72歳)
7人兄妹の長女として生まれたスキータ・デイヴィスは、高校時代からデイヴィス・シスターズとして歌い始め、 1958年にはカントリー歌手としてソロデビュー。
最初はカントリーチャートのみでのヒットが続きましたが、1963年に放った「この世の果てまで」という曲は、 カントリーチャートはもちろん、ポップチャート、アダルトコンテンポラリーチャート、 R&B(リズム&ブルース)チャート、全てでトップ5入りを果たすという驚異のクロスオーバーヒットとなっています。
   ♪この世の果てまで(The End Of The World)
     *1963年、全米2位。売上も100万枚以上のセールスを記録。

『スコット・マッケンジー(Scott McKenzie)』
★1939年1月10日、アメリカ、フロリダ生まれのヴァージニア育ち。
ママス&パパスのジョン・フィリップスと「ジャーニーメン」というフォークグループに参加。
その後、ソロアーティストとして活動。
最大のヒットとなったのが、ジョン・フィリップスが書いた、この曲。
   ♪花のサンフランシスコ(San Francisco)
     *1967年、全米4位を記録。
★その後、1988年の全米ナンバーワンとなったビーチ・ボーイズの「ココモ」を親友のジョン・フィリップスとビーチボーイズのマイク・ラヴなどと共作。
昨年(2012年)8/18ロサンゼルスの自宅で亡くなっています(享年73)。

『スコーピオンズ(Scorpions)』
★1965年、ドイツ・ハノーヴァーで結成されたハードロックバンド。
デビュー当初は、ルドルフ・シェンカー(兄)とマイケル・シェンカー(弟)を中心に、元祖ジャーマン・ロック・グループとして活躍。
アルバム中心の活動を行なっていたスコーピオンズですが、 1991年、デビュー20年にして「ウィンド・オブ・チェンジ」というモンスターヒットが誕生しています。
   ♪ウィンド・オブ・チェンジ(Wind Of Change)
    *1991年、全米4位。全英2位を記録。
★昨年、解散を意味する、さよならツアーを行いましたがメンバーによると「解散はしない。ただこれまでのようなツアーからスタジオでレコーディング。
それが終わったら、再びツアーといった活動はやめる」ということで今後もアルバム制作、単発のライヴは行なうそうです。

2013年07月04日〜07月08日放送

ゲスト:1966 QUARTET

写真:坂崎幸之助+1966 QUARTET

坂崎さんから:

良いですねぇ。
女子4人組というのもドキドキですし、クラシックをきちんと習って成功した方々というのもステキです。
ビートルズを譜面も見ずに何曲も弾けるところなんざぁ、なかなかオジさまの中にも多くはおりませんぞ。
またビートルズもののセッションやりましょうね。

(日本での)ビートルズの初代担当ディレクター高嶋弘之氏が送り出す、 クラシックのテクニックをベースに洋楽アーティストのカバーを行なう女性4人組【1966 QUARTET】をスタジオにお迎え!

★メンバー:松浦梨沙さん(ヴァイオリン、花井悠希さん(ヴァイオリン) 林はるかさん(チェロ)、江頭美保さん(ピアノ)
★6月5日に4枚目となるアルバム
『Help!〜Beatles Classics』をリリース。
(レーベル:NIPPON COLUMBIA 品番:COCQ-85012)
1stAL→『ノルウェイの森〜ザ・ビートルズ・クラシックス』
2ndAL→『ウィ・ウィル・ロック・ユー〜クイーン・クラシックス』
3rdAL→『スリラー〜マイケルジャクソン・クラシックス』

★今回【1966 QUARTET+坂崎さん】によるセッションは・・・ 
当初予定されていた
   ♪BACK IN THE U.S.S.R.
   ♪HELLO GOODBYE
そして話の流れのままに
   ♪CAN'T BUY ME LOVE
   ♪I FEEL FINE
   ♪NOWHERE MAN

≪LIVE情報≫
【『Help! 〜Beatles Classics』発売記念1966 QUARTETミニ・ライヴ&サイン会】
  7月20日 浜松・プレ葉ウォーク浜北 2Fセンターコート 12:00〜
  同日(7/20) 名古屋・ナディアパーク2Fアトリウム 16:00〜
  7月21日 大阪梅田・NU茶屋町1Fコリドールプラザ 14:00〜
【1966 QUARTET『ロンドン・クラシック』】
  7月11日 釧路市民文化会館

詳しい情報は
【1966QUARTET公式サイト】
http://columbia.jp/1966quartet
※PVもご覧いただけます。
【1966QUARTETオフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/1966quartet/

2013年06月27日〜07月01日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第75回

写真:坂崎幸之助 今回のプレゼントにサインを書いています。※ご応募の〆切りは7月2日24時必着です。

坂崎さんから:

やっとと言うか、とうとうと言うか、「シ」の付くアーティストが終わりました。
長かったですなあ。
次は「ス」!
どんなアーティストが登場するかお楽しみに!
「ン」までは先が長いぞォ。
そもそも「ン」の付くアーティストって、いるのかぁ?

23回も続いた「シ」で始まるアーティスト特集、今回で最後となります!

『シルヴァーズ(Sylvers)』
★1971年、アメリカ・テネシー州メンフィスで結成。
翌72年にデビューした男性5人女性4人からなる9人組の兄妹グループ。
デビュー当初はジャクソン・ファイブ(ジャクソンズ)の亜流と揶揄され、ヒットにも恵まれませんでしたが、 1976年にはディスコブームに乗ってリリースした「ブギー・フィーヴァー」が全米ナンバーワンに!
その後、リリースした曲もヒットしました。
  ♪二人のホット・ライン(Hot Line)
   *1977年、全米シングルチャート最高5位を記録。

『シレルズ(The Shirelles)』
★1958年、ニュージャージー州の高校に通う女子4人によるガールズボーカルグループ。
地元のレコード会社の社長(学校の友達のお母さん)に見初められ、レコードデビュー。
その後、メジャーのレコード会社に移籍し、次々にヒットを放っていきます。
  ♪ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ(Will You Love Me Tomorrow)
   *キャロル・キングから提供された曲
   *1961年、全米シングルチャート1位。

『シンギング・ナン(The Singing Nun)』
★1933年10月17日、ベルギー生まれのシスター。
修道院でギターを始め、歌ったところ音楽の才能が開花。
1963年アルバムを発表すると、その中の1曲がヨーロッパ全土&アメリカ、そして日本でも大ヒット。
  ♪ドミニク(Dominique)
   *1963年、全米シングルチャートで4週連続の1位を記録。
   *日本ではペギー葉山さんをはじめ、多くの人がカバーしました。
★ちなみに「シンギング・ナン」というのは英語圏での芸名で、ヨーロッパでの芸名は「スール・スーリール(意味はシスター・スマイル)」でした。

『シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)』
★1953年6月22日、ニューヨークはブルックリン生まれ。
12歳にしてギターを始める。
1980年、マルチアーティスト/ジョン・テュリとバンド【ブルー・エンジェル】を結成。
グループ名と同じアルバムをリリース。
グループ解散後の1983年ソロアーティストとしてデビュー。
1stアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル(She's So Unusual)』発表。
これが、アメリカだけで450万枚。
全世界で800万枚以上の売上を記録。
ちなみに、このアルバムからは、女性アーティストとしては “初”となるシングル4曲連続トップ5入りという記録を達成。
   ♪Girls Just Want To Have Fun
    *1983年末にリリースされた1stシングル。全米2位まで上昇。
   ♪Time After Time
    *1984年、全米シングルチャート1位。

『シンプリー・レッド(Simply Red)』
★1984年、イギリス・マンチェスターでブルーアイドソウルシンガー、ミック・ハックネルが中心になって結成した6人組で1985年レコードデビュー。
この中からの1曲は本国イギリス、ヨーロッパのみならず、アメリカでも大ヒットを記録しました。
   ♪ホールディング・バック・ザ・イヤーズ(Holding Back The Years)
    *1986年全英では2位、全米では堂々のナンバーワンを記録。
★ちなみに、シンプリー・レッドはデビュー当時からメンバーの出入りが激しく延べ30人ほどが参加。
その中にはレコーディング・ツアーメンバーとして、2人の日本人、屋敷郷太(ドラム)と鈴木賢司(ギター)が参加しています。

『シンプル・マインズ(Simple Minds)』
★1977年、スコットランド・グラスゴーで結成された男性5人組。
1979年1stアルバム『駆け足の人生(Life in a day) 』でデビュー。
1984年、中心人物ジム・カーが友人のボノ(U2)からプロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトを紹介してもらいます。
そして制作された6枚目のアルバム『スパークル・イン・ザ・レイン』は全英1位。
さらに、1985年に青春映画『ブレックファスト・クラブ』のサントラのために歌った曲↓↓は全米ナンバーワンに。
   ♪ドント・ユー?(Don't You ?)
    *元々、ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーが歌う
      はずだった曲でしたが彼が断ったことでシンプル・マインズが
      レコーディングすることになったそうです。

『シン・リジー(Thin Lizzy)』
★1970年、アイルランド・ダブリンで結成された男性4人組のハードロックバンド。
アイリッシュフォークとロックをミックスしサイケデリックな味付けをしたサウンドで1971年レコードデビュー。
ボーカル(兼ベース)のフィル・リノット(フィル・ライノット)を中心に、ツインギターにドラムという編成でアイルランドはもちろん、イギリス、 日本で絶大な人気を博しています。
1976年に発表した代表作『脱獄(Jailbreak) 』は全世界で200万枚以上のセールスを記録。
   ♪ヤツらは町へ(The Boys Are Back In Town)
    *1976年、全米12位。
★このヒットから7年後バンドは解散。そして1986年1月4日、フィル・リノットがヘロインの過剰摂取のため死亡(享年36)しています。

◆次回からは「ス」で始まるアーティスト特集になります◆

2013年06月20日〜06月24日放送

ゲスト:ブリーフ&トランクス

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

いや〜久しぶりぃ。
ホントに再会、嬉しかったです。
あの頃は、よくゲストに来てくれたもんなぁ。
しかし再結成のニューアルバムは、かなり良いです。
サウンドも楽曲も、ブリトラらしくて笑わせて、泣かせます。
もう解散はないとのこと。
また、どこかのライブで!!

◆今回番組OA通算900回ということでALFEEがテーマソングを担当していた世界トライアスロン大会を記念して作られた 元町キタムラ製作の布製ミニトートバッグに坂崎さんのサインを入れたものを10名様にプレゼント! (坂崎さんの使用済みピック付き)
応募の締め切りは 7月2日(火)必着
番組のメールフォームからご連絡先を記入の上、ご応募ください。

◆今週は、番組900回目記念にピッタリ(?)ともいうべきゲスト「ブリーフ&トランクス」のお二人をお迎えしました!
なんと番組への登場は13年ぶり!

1998年にデビューし2000年に解散してしまった「ブリトラ」。
昨年、2012年に再結成をし、今年5月に13年ぶりのアルバム『グッジョブベイベー』をリリース!
(レーベル:FRIED MUSIC  品番:DQC-1064)

その記念すべきアルバムを持って、今回6回目の登場となりました。

アルバムから番組でご紹介したのは
   ♪ゴールデンボール
   ♪アクセスランキング90963011位のブログ

そして久しぶりの登場ということで2曲、生演奏してもらいました。
   ♪生活の知恵
   ♪青のり
    ※「生活の知恵」の間奏のあまりの長さに
      坂崎さんも曲中に思わず笑い出す、というハプニングもありました。

「半径5メートル以内の日常」を歌うブリーフ&トランクス。
『ふたりきりっていいよねツアー2013』が残すところ
6月29日(土) @名古屋 ell.FITS ALL のみ。
東海エリアにお住まいのみなさん、ぜひ足を伸ばしてみてください。

そして 7月28日(日) 渋谷公会堂 でのLIVEも決定しています!

詳しくは、ブリーフ&トランクスの公式サイト
http://www.briefandtrunks.com で!
※こちらから伊藤さん個人のサイト&細根さんのお店「しろくま生花店」へもアクセスできます。

2013年06月13日〜06月17日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第74回

写真:坂崎幸之助 リクエストがあったギターを弾く背中!です。

坂崎さんから:

やっとジョンにたどり着きました。
改めて聞いてもジョンのソロは最初の頃はヨーコさんの影響がでかいっスねえ。
あとは、ちょいと暗めの曲が多かったですね。
ダブルファンタジーは、やっぱり名曲が多いわ。
40才かぁ。若かったんだなぁ。としみじみ...。

今回の「シ」で始まるアーティスト特集は【ジョン・レノン特集】

『ジョン・レノン(John Lennon)』
*ビートルズ時代の話や楽曲は「ヒ」の付くアーティスト『ビートルズ大特集』の時にご紹介します。
★1940年10月9日、イギリス・リヴァプール生まれ。  1980年12月8日、マーク・チャップマンに撃たれ、40歳という若さで亡くなっています。

前衛芸術家の小野洋子と2度目の結婚をしたジョン・レノン。 その小野洋子と『トゥー・ヴァージンズ』『ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ』『ウェディング・アルバム』という3枚の実験的なアルバムを発表。
しかし、本格的なソロ活動はビートルズ時代の1968年からスタート。
最初の作品が、プラスティック・オノ・バンド名義の「平和を我らに」でした。
このあと、「コールド・ターキー」「インスタント・カーマ」を発表。
1970年4月10日、ポールがグループからの脱退宣言(事実上のビートルズ解散)。
その年の末にジョンは実質的な1stソロアルバム『ジョンの魂(John Lennon/Plastic Ono Band)』をリリースしています。
   ♪マザー(Mother)
     *1970年、全米チャートでは43位止まり。
      本国イギリスではシングルカットされませんでした。
     プロデュースはフィル・スペクター、ドラムはリンゴ・スター、
      ベースはクラウス・フォアマン
★1971年6月、アルバム『イマジン』のレコーディングを開始したジョン・レノン。
参加ミュージシャンはジョージ・ハリスンをはじめ、アラン・ホワイト、ジム・ケルトナー、ニッキー・ホプキンスなどで、秋に発表されると、 アメリカ、イギリス、日本などでナンバーワンに輝いています。
   ♪イマジン(Imagine)
     *1971年、全米シングルチャート3位を記録。
★この「イマジン」のリリースを前に、活動拠点をニューヨークに移したジョン・レノンは、翌1972年に政治色の強いアルバム 『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』を発表。
続いて、1973年にはアルバム『マインド・ゲームス』をリリース。
   ♪マインド・ゲームス(Mind Games)
     *1973年、全米シングルチャート18位。
★高評価の『イマジン』以降、やや低迷を続けていましたが1974年には起死回生ともいうべきアルバム 『心の壁、愛の橋(Walls and Bridges) 』を発表。
『イマジン』に続き、ソロとしては2作目となる全米No.1アルバムに。
   ♪真夜中を突っ走れ(Whatever Gets You Thru the Night)
     *1974年、ソロとしての初の全米1位を記録。
       この曲にはエルトン・ジョンがゲスト参加。
★アルバム『心の壁、愛の橋』に続き、翌1975年にはフィル・スペクターをプロデューサーに迎え、カバーアルバム『ロックンロール(Rock 'n' Roll) 』を発表。
ここからシングルカットされたのがベン・E・キングのカバー曲でした。
   ♪スタンド・バイ・ミー(Stand By Me)
     *1975年、全米20位まで上昇。
★1975年10月9日、ジョンとヨーコの子供、ショーン・レノン誕生。
これをきっかけにジョンはショーンの育児に専念するため、一切の音楽活動を休止。ほぼ5年間、主夫(ハウスハズバンド)に没頭していましたが、再び音楽活動を再開。
その復帰第1弾となったアルバムが『ダブル・ファンタジー(Double Fantasy)』。
このアルバム発表に先駆けリリースされたのが、この曲。
   ♪スターティング・オーヴァー(Starting Over) /ジョン・レノン
     *1980年12月27日付の全米チャートでナンバーワン。
     *アルバムプロモーション中に凶弾に倒れたジョンは、
       このシングル・アルバムのヒットを見ずに亡くなってしまいました。
★この曲を含むアルバム『ダブル・ファンタジー』は全米・全英ともに1位を獲得。
翌年のグラミー賞で「最優秀アルバム賞」にも輝いています。
   ♪ウーマン(Woman)
     *1981年全米2位を記録。

2013年06月06日〜06月10日放送

『坂崎音楽堂』

最新カバーアルバムジャパン

写真:坂崎幸之助 ギターを弾く背中”の写真の予定でしたが今週は正面から。TSK K-40夏頃発売の40周年記念モデル

坂崎さんから:

最近カバーものが多いですなあ。
原曲に忠実なもの、原曲を全く無視したもの。
皆さんは、どちらがお好みですか?
僕は忠実な方が好きかなぁ。
っていうか、それしか出来ないかも。
加藤さんのカバーアルバム「若い加藤和彦のように」も聞いてね。

今回は【最新カバーアルバムジャパン】と題し、最近リリースされた日本のアーティストたちのカバーアルバムをご紹介!

●昨年(4月)高野寛君と一緒にゲストに来てくれた伊藤大助君が所属するグループ、【クラムボン】の最新カバーアルバム 『LOVER ALBUM 2』から。
  *2006年に発表された『LOVER ALBUM』に続く第2弾
 (レーベル:COLUMBIA  品番:COCP-37939)
    ♪DESIRE?情熱?(オリジナルは中森明菜)
    ♪Lady Madonna(オリジナルはビートルズ)

●【ハナレグミ】 (元SUPER BUTTER DOG・永積タカシさんのソロユニット) のカバーアルバム『だれそかれそ』から。
(レーベル:SPEEDSTAR 品番:VICL-64024)
    ♪Hello, my friend(オリジナルは松任谷由実)
    ♪いっそセレナーデ(オリジナルは井上陽水)
    ♪オリビアを聴きながら(オリジナルは杏里)
    ♪プカプカ(オリジナルは西岡恭蔵)
    ♪いいじゃないの幸せならば(オリジナルは佐良直美)
    ♪ウイスキーが、お好きでしょ(オリジナルはSAYURI)
    ♪多摩蘭坂(オリジナルはRCサクセション)

●今年ソロ活動40周年を迎える【細野晴臣】さんの新作『Heavenly Music』から。(レーベル:SPEEDSTAR 品番:VICL-64031)
    ♪Close to You(オリジナルはカーペンターズ)
    ♪Something Stupid(オリジナルはFrank & Nancy Sinatra親子)

●KinKi Kidsの堂本剛君の最新アルバム『カバ』から。
(レーベル:Johnny'sEntertainment 品番:JECR-0037)
    ♪人生を語らず(オリジナルは吉田拓郎)

2013年05月30日〜06月03日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第73回

写真:坂崎幸之助 坂崎さんが背負っているのはカメラバッグです。

坂崎さんから:

「シ」の付くアーティスト続いておりますなぁ。
もうSYDFじゃなく「シ」から始まるアーティストコーナー!!
みたいなのでイイんじゃないか、なんて思っちまいます。
ジョーン・バエズのマーチンは超レアなんですよねぇ。
向こうの人達はシーラ.E もそうですが、女子がカッコイイですなあ。

長らく続いている「シ」で始まるアーティスト特集!
坂崎さんも言っているように、コーナー名変更してもいいんじゃないか?!って感じですが、でも、そろそろ・・・・かも?

『ジョーン・バエズ(Joan Baez)』
★1941年 1月9日、アメリカ・ニューヨーク州スタテン島生まれ(72歳)10代の終わりからフォーク歌手として活動し、 1959年のニューポート・フォーク・フェスティバルで注目され、翌1960年、アルバム『ジョーン・バエス』でデビュー。
その中からは「ドナドナ」「朝日のあたる家」などがヒット!
   ♪ドナドナ(Donna Donna)
    *日本では1965年、ザ・ピーナツと岸洋子さんが競作
     その後、「日本のジョーン・バエズ」といわれた
     森山良子さんがカバー。
     訳詞は安井かずみさん。

『ジョン・フォガティ(John Fogerty)』
★1945年5月28日、カリフォルニア州バークレー生まれ(68歳)10代中頃から兄のトム・フォガティと【ザ・ブルー・ベルベッツ】を結成。
その後、バンド名を【ゴリウォグス(Golliwogs)】 と変え、デビュー。
1967年、グループ名を【クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル】と改名。
すると、次々に、シングル、アルバムと大ヒット。
5年間、【CCR】で活動し、グループ解散後にソロ活動をスタート。
1985年に発表した通算3枚目となるソロアルバム『センターフィールド』は見事、全米アルバムチャート1位を記録。
   ♪The Old Man Down The Road
    *1985年、全米シングルチャート10位まで上昇。

『ジョン・ポール・ヤング(John Paul Young)』
★1950年6月21日、スコットランド・グラスゴー生まれ、オーストラリアのシドニー育ち(もうじき63歳)セミプロ時代に【ヤードバーズ】や【Tレックス】、 のちに【ボニーM】や【ワム!】などを手がけた大物マネージャー、サイモン・ネピア・ベルに認められ、デビュー。
しかし、なかなか上手く行かず、しばらくミュージカル俳優として活動。
1978年、再起を図って1枚のシングルをリリース!
   ♪風に舞う恋(Love Is In The Air)
    *1978年、全米シングルチャート7位の大ヒット。

『ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)』
★1962年 3月2日、アメリカ・ニュージャージー州パース・アンボイ生まれ(51歳)ご存じ、ボン・ジョヴィの中心人物。
ソロとしての本格的な活動は1990年から。
ソロデビューアルバム『ブレイズ・オブ・グローリー』は全米アルバムチャート3位を記録。
   ♪ブレイズ・オブ・グローリー(Blaze Of Glory)
    *1990年、全米シングルチャートで1位を獲得。
     この曲にはジェフ・ベックとアルド・ノヴァがギターで参加。

『シーラ・E(Sheila E.)』
★1957年12月12日、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ(55歳) 本名/シーラ・エスコベード。
1970年代から活躍するラテンパーカション奏者ピート・エスコベードの長女。
幼い頃からパーカショニストとしての才能を開花させ、ライオネル・リッチーのツアーメンバーとして注目を集め、 その後、プリンスに認められ、彼のレコーディングやツアーで大活躍。
1984年、プリンスのプロデュースで初のソロアルバム『グラマラス・ライフ』を発表。
   ♪グラマラス・ライフ(The Gloamorous Life)
    *1984年、全米シングルチャート7位の大ヒット。

『シルバー(Silver)』
★1971年、カリフォルニア州ロサンゼルスで結成された男性5人組のポップロックバンド。
元々、セッションミュージシャンをしていたメンバーが軽いノリで結成。
しかし、簡単には上手くいかず、1976年にたった1枚のアルバム『シルバー』を発表し、解散しています。
   ♪恋のバンシャガラン(Wham Bam(Shang-A-Lang))
    *1976年全米16位まで上昇。
     このグループにはイーグルスの初期のメンバー
     バーニー・レドンの実の弟トム・レドンが参加しています。

『シルヴァー・コンヴェンション(Silver Convention)』
★1974年、ドイツ・ミュンヘンで結成されたディスコ用のスタジオグループ。
最初、固定されてなかったボーカルもTV出演などのため、ビジュアル重視で、ペニー・マクリーン、ラモーナ・ウルフ、リンダ・トンプソンという女性3人に固定。
   ♪フライ・ロビン・フライ(Fly,Robin,Fly)
    *1975年、全米シングルチャート1位を獲得。

2013年05月23日〜05月27日放送

『坂崎音楽堂』

最新コラボ大研究

写真:坂崎幸之助 爪の強化クリーム塗って頑張ってます。ちょっと女子の匂い

坂崎さんから:

おじ様方、頑張ってますなぁ。
日本でもコラボものは多いですがこれだっ!てなものが少ない...かなぁ。
クラプトンとポールなんてえのはスゴすぎです。
拓郎さんと達郎さんとか小田さんと陽水さんとか聞いてみたいですなあ。

今回は、最近リリースされたベテランアーティスト達のアルバムから、有名ゲストとのコラボ作品(共演作)を特集しました。

★エリック・クラプトンの最新アルバム『オールド・ソック』から。
  ♪オール・オブ・ミー/エリック・クラプトンwithポール・マッカートニー
   *有名なスタンダードナンバー。
   *ポール・マッカートニーは、アップライトベースとボーカルで参加。

★B.J.トーマスの最新アルバム『The Living Room Sessions』から。
(B.J.トーマスのヒット曲のコラボカバーアルバム)
  ♪雨にぬれても/B.J.トーマスwithライル・ラヴェット
    *ライル・ラヴェットはアメリカで人気のカントリーシンガー
     女優・ジュリア・ロバーツの“元”ダンナとしても有名
    *オリジナルリリースは1970年。全米チャート1位を獲得しています。

★マイケル・ボルトンの最新アルバム『ア・トリビュート・トゥ・ヒッツヴィルUSA』から。
*ヒッツヴィルUSAとは、デトロイトのモータウンレコードの本社に付けられたニックネーム。
ということで、モータウンをトリビュートしたカバー集となっています。
  ♪エイント・ノー・マウンテ・ハイ・イナフ/マイケル・ボルトンfeat. ケリー・ローランド
   *デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランドとの共演
   *マーヴィン・ゲイ&タミ・テレルによるデュエットや
     ダイアナ・ロスのヒット曲としておなじみ。

★芸能生活60周年(レコードデビュー55周年)を迎えたポール・アンカの最新アルバム『デュエッツ(DUETS) 』から。
  ♪君はわが運命(You Are My Destiny)/ポール・アンカwithパティ・ラベル
   *この曲のオリジナルは1958年全米7位を記録。
  ♪シーズ・ア・レイディ/ポール・アンカwithトム・ジョーンズ 
   *ソングライターとして、トム・ジョーンズに提供した曲で
     トム・ジョーンズが歌ったオリジナルバージョンは1971年
     全米2位まで上昇。
     ちなみに、トム・ジョーンズは6月7日で73歳。
     ポール・アンカは7月30日で72歳。
  ♪THIS IS IT/ポール・アンカwithマイケル・ジャクソン)
   *今から4年前に亡くなったマイケル・ジャクソンに提供した曲。
     生前の録音テープに演奏、アレンジなどを新たにほどこした
     ニューバージョン。
  ♪マイ・ウェイ/ポール・アンカwithフランク・シナトラ
   *ポール・アンカが作詞家として世界的に認められたナンバーで
     フランク・シナトラの代名詞ともなっている曲。
   *元々はシャンソン。その英語詞を書いたのがポール・アンカ。
     意外にも発表当時、全米チャートでは1969年27位が最高という曲でした。

2013年05月16日〜05月20日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第72回

写真:坂崎幸之助 最近のメガネ”シリーズ第5弾

坂崎さんから:

ジョンはたくさんいるぞーう。
ジョン・スチュワートさんのデイドリームビリーバーはシブいっすな。
日本中の人がほぼ毎日のように(?)聞いているあの曲のオリジナルが「キングストントリオ」のメンバーだったって最初知った時は、 ちょっとオドロキでした。さぁ、まだまだジョンは続きますな。

「シ」で始まるアーティスト特集、いよいよ“ジョン”に入ってきました。

『ジョン・スチュワート(John Stewart)』
★1939年 9月5日、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。 ギターとバンジョーの名手として1960年代はじめから約6年間(1961-1967)有名なフォークグループ【キングストン・トリオ】に参加。
グループ解散後、ソロ活動をスタート。
1979年、弟子だったリンジー・バッキンガム(フリートウッド・マック)の尽力でアルバム『カリフォルニア・タウン(Bombs Away Dream Babies) 』を発表。
  ♪カリフォルニア・タウン(Gold)
   *バックコーラスにリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが参加
   *全米5位まで上昇する大ヒット
★10歳の時から曲作りを始めたジョン・スチュワート。
生涯数100曲の作曲をした彼にとって最大のヒットシングルが、モンキーズに提供した「デイドリーム・ビリーバー」(1967年全米No.1)
  ♪デイドリーム・ビリーバー(Daydream Believer)/ジョン・スチュワート
   *晩年、ジョン・スチュワートはトランク1つとギターを持って、
     全米各地の小さなライヴハウスを旅してますが、
     この曲を必ず歌い、みんなで大合唱だったそうです。
★とにかく、ライヴが大好きだったジョン・スチュワートですが、2008年1月19日、68歳という若さで亡くなっています。

『ジョン・セバスチャン(John Sebastian)』
★1944年3月17日、ニューヨークはブルックリン生まれ(現在69歳)有名なハーモニカ奏者の父の影響で幼い頃からハーモニカに親しみ、 10代の頃からグリニッジビレッジのフォークシーンで活躍。
20歳の時、ラヴィン・スプーンフル結成し、翌65年から次々にヒットを放ちます。
1968年グループは解散、ジョン・セバスチャンはソロ活動をスタート。
なかなか、ヒットの出なかった彼がたまたま頼まれた、若き日のジョン・トラヴォルタ出演のテレビドラマ(『ウェルカム・バック、コッター』)の主題歌が大ヒットしています。
  ♪ウェルカム・バック(Welcome Back)
   *1976年、ソロとして初の全米1位を記録。

『ジョン・デンバー(John Denver)』
★1943年12月31日、アメリカはニューメキシコ州ロズウェル生まれ。
最初はソングライターとして注目されたジョン・デンバー。
1969年に「悲しみのジェット・プレーン」がピーター・ポール&マリーに取り上げられ、見事、全米ナンバーワンに!
そして、シンガーソングライターとしての活動を1969年から本格的にスタート。
  ♪故郷へかえりたい(Take Me Home,Country Roads)
   *1971年、全米2位まで上昇するヒットとなっています。
  ♪太陽を背をうけて(Sunshine On My Shoulders)
   *1974年、全米ナンバーワン。
     1973年に発表されたシングル「さすらいのカウボーイ
     (I'd Rather Be A Cowboy)」のB面に収録されていた曲でした。
★飛行機の運転が趣味だったジョン・デンバー。
1997年10月12日、全米ツアーを終え、カリフォルニアで休日を過ごしていた時、自ら操縦した小型飛行機の墜落事故により、53歳という若さで亡くなっています。

『ジョン・トラヴォルタ(John Travolta)』
★1954年2月18日、アメリカ・ニュージャージー州イングルウッド生まれ(59歳)高校卒業後、ニューヨークに移り、ミュージカルに出演。
1975年テレビドラマ『ウェルカム・バック、コッター』のレギュラー出演を経て、翌1976年映画『キャリー』で本格的な映画デビュー。
翌年1977年に主演した『サタデー・ナイト・フィーバー』が世界的に大ヒット!
『サタデー・ナイト・フィーバー』に続く青春映画『グリース』では、共演のオリビア・ニュートン・ジョンとのデュエットで映画の挿入歌を歌い大ヒットしています。
  ♪愛のデュエット(You're The One That I Want)withオリビア・ニュートン・ジョン
   *1978年、全米1位。
★その後、俳優としては、10年ほど、ヒットに恵まれず低迷するも彼の大ファンだった、クエンティン・タランティーノ監督が『パルプ・フィクション』(94)で抜擢、 奇跡的な復活。その後は、順調に俳優業をこなしています。

『ジョン・パー(John Parr)』
★1954年11月18日、イギリス・ノッティンガム生まれ(58歳)デビュー当時の売り文句が「記憶喪失のロッカー」。
これは、デビュー前、ライヴハウスでの暴動に巻き込まれた際、脳震盪を起こした・・・ということからきたそうです。
そんな彼の最大かつ唯一のヒットが1985年公開の青春映画『セント・エルモス・ファイアー』の主題歌。
  ♪セント・エルモス・ファイアー(St.Elmo's Fire)
   *1985年全米1位。

2013年05月09日〜05月13日放送

『坂崎音楽堂』

有名なお父さんの曲、カバーしました!

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

お父さんが、あまりにも偉大だとお子様達は大変だぁね。
必ず比較されちゃうしなぁ。
酒屋のせがれで良かった。
ポール・サイモンやジェイムス・テイラーのお子様は声の雰囲気もにていますなぁ。
キャロル・キングの娘さんもそうだね。
でもお父さんの歌をCDにするのはなかなかオモシロかったです。

今週は、有名アーティストの息子や娘が、お父さんの曲をカバーしたコンピレーションアルバム『A Song for My Father』を特集しました。
(輸入盤 レーベル:429records 品番:FTN 17783)

★1969年に発表されたサンタナのデビューアルバム『サンタナ』に収められ、シングルとしては全米チャートで9位を記録する大ヒットした曲を息子がカバー。
  ♪イヴィル・ウェイズ/サルヴァトーレ・サンタナ

★1990年に「ネルソン」というユニット名でデビューし「ラヴ・アンド・アフェクション」という曲で全米1位にも輝いたことがあるのが、 「ハロー・メリー・ルー」などのヒットでもおなじみのリッキー・ネルソンの双子の息子たち。彼らがお父さんの大ヒット曲をカバーしました。
  ♪トラヴェリン・マン/マシュー&ガナー・ネルソン

★オールマン・ブラザーズ・バンドのアルバム『アイドルワイルド・サウス(Idlewild South)』に収録され、のちに、グレッグ・オールマン初のソロアルバム 『レイド・バック』にも収録されシングルヒットした曲をグレッグ・オールマンの息子がカバー。
  ♪ミッドナイト・ライダー/ディヴォン・オールマン 

★父親がジェリー・ゴフィン(作詞家)、母親はシンガーソングライターのキャロル・キング。この2人が共作した名曲を、娘がカバー。
  ♪アップ・オン・ザ・ルーフ/ルイーズ・ゴフィン

★ジェイムス・テイラーの曲を息子がカバー。
  ♪バーテンダーズ・ブルース/ベン・テイラー

★昨年5月20日に62歳という若さで亡くなったビージーズのロビン・ギブの息子(長男)が、ロビン・ギブの作品をカバー。
  ♪ラン・トゥ・ミー/スペンサー・ギブ

※このアルバム『A Song for My Father』には、ボブ・マーリー、ブライアン・ウィルソン(Beach Boys)、ジョン・フィリップス(ママス&パパス) 等のお子さんたちによるカバーも収められてます。

特集「有名なお父さんの曲、カバーしました!」今回最後にオマケとして、S&G のポール・サイモンの長男、 ハーパー・サイモンがリリースしたアルバムもちょっとだけご紹介しました。 ★彼が2009年(38歳の時)にリリースしたデビューアルバム『ハーパー・サイモン』から。
  ♪バークリー・ガール
  (輸入盤 レーベル:Tulsi Record 品番:VR557)
★つい先日リリースされた2枚目のアルバム『ディヴィジョン・スリート(Division Street) 』から。
  ♪ボニー・ブレイ 
 (輸入盤 レーベル:PIAS  品番:PIASA 56CD)

2013年05月02日〜05月06日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第71回

写真:坂崎幸之助 最近のメガネ”シリーズ第4弾

坂崎さんから:

ジョニ・ミッチェルが本名じゃないのを初めて知った日でした(笑)。
ジョン・クーガーも本名がメレン・キャンプだったのですね。
坂崎さんも本名は幸二さんなのですね。
ややこしいですなぁ。
吉田拓郎さんや井上陽水さんは本名なのです。
名前にオーラがあるなぁ。

なんと「シ」で始まるアーティスト特集だけで19回目のSYDF。
今回のラインナップは・・・・

『ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)』
★1943年11月7日、カナダ生まれ(現在69歳)
本名/ロバータ・ジョーン・アンダーソン(Roberta Joan Anderson)
美術大学に通いながら1960年代、トロントで自作の歌をギター弾いて歌うという生活をスタート。
その後、活動の場をアメリカ・ニューヨークへ移し1968年デビュー。
最初はソングライターとして注目を集めます。
  ♪サークル・ゲーム(The Circle Game)
   *1966年に作られた曲。バフィ・セント・メリーが歌いヒット。
     のちに映画『いちご白書』の主題歌になりました。
   *ジョニのバージョンはアルバム
     『Ladies of the Canyon』(70)に収録。
  ♪青春の光と影(Both Sides Now)
   *1967年に作った曲で68年ジュディ・コリンズの歌で全米8位のヒット。
   *ジョニのバージョンは1969年の2ndアルバム
     『青春の光と影(Clouds)』収録。
★この他、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングでおなじみの「ウッドストック」(1970年全米11位)もジョニ・ミッチェルの作品。
元々は1969年に開催された伝説のロックフェスティバル『ウッドストック』に参加予定だったジョニ・ミッチェルがマネージャーのミスで出演できなかったので、 フェスティバルのTV中継や親しかったミュージシャンたちの報告を元に作ったものとか。
  ♪ヘルプ・ミー(Help Me)
   *1974年、全米7位を記録(シングルとしては最高位)。
★シンガーソングライターとしての活動以外に、写真や絵画などの芸術活動もしていて自らのCDジャケットをはじめ、 友達のクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングのベスト盤『ソー・ファー』のイラストなども提供しています。

『ジョン・ウェイト(John Waite)』
★1955年7月4日、イギリスはランカシャー州ランカスター生まれ(現在57歳)1976年に「ベイビーズ」結成するもわずか5年で解散。
ソロアーティストとして1982年『イグニション』というアルバムをリリース。
1984年に発表したソロ第2弾『ノー・ブレイクス』の中からは彼にとって最大のスーパーヒットが生まれました。
  ♪ミッシング・ユー(Missing You)
   *全米シングルチャートで見事1位。
★ジョン・ウェイトはこの後、1989年に結成されたスーパーグループ【バッド・イングリッシュ】に参加。
このグループにはベイビーズ時代の同僚でもある、ジョナサン・ケイン(後にジャーニー加入)やジャーニーのニール・ショーンなどが参加。

『ショーン・キャシディ(Shaun Cassidy)』
★1958年9月27日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ(現在54歳)父親が有名な俳優ジャック・キャシディ、 母親が人気TVドラマ『パートリッジ・ファミリー』のシャーリー・ジョーンズ、実の兄が同じく『パートリッジ・ファミリー』 のデヴィッド・キャシディという芸能一家で育ったショーン・キャシディ。
幼いころからテレビドラマなどに引っ張りだこ。圧倒的な業界の支持を受け、10代最後に歌手デビュー。
  ♪ダ・ドゥー・ロン・ロン(Da Do Ron Ron)
   *1977年、全米ナンバーワン。 
   *1963年全米3位を記録したクリスタルズのヒット曲をカバーしたもの。

『ジョン・メレンキャンプ(John Mellencamp) 』
★1951年10月7日、アメリカはインディアナ州シーモア生まれ(現在61歳)1970年代半ば、トラッシュというグラムロックバンドで活動中、 デヴィッド・ボウイのマネージャーに認められ「ジョン・クーガー」という芸名を付けられ、化粧ギンギンのグラムロックアーティストとしてソロデビュー。
しかし、正統派のアメリカンロックがやりたかった彼はレコード会社を移籍。
1982年に発表したアルバム『アメリカン・フール』からのシングルが次々にヒット。
  ♪ジャック&ダイアン(Jack & Diane)
   *1982年全米1位(4週)。
★この大ヒットで自信を持ったジョンは翌年の1983年、芸名を「ジョン・クーガー・メレンキャンプ」と改名。
それから、順調にアメリカンロックでのヒットを放ち、完璧な人気に確信を持った彼は、名前をやっと、本名の「ジョン・メレンキャンプ」に戻します。

『ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ(Joan Jett & The Blackhearts)』
★1958年9月22日、アメリカはペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのジョーン・ジェットを中心に1980年に結成したグループ。
元々、1970年代半ば、ガールズロックグループとしてデビューした「ザ・ラナウェイズ」のメンバーだったジョーン・ジェット。
1979年、ザ・ラナウェイズ解散後、一時、ソロ活動をしていた彼女がザ・ブラックハーツを率いて1981年に発表したのが、 アルバム『アイ・ラヴ・ロックン・ロール』でした。
  ♪アイ・ラヴ・ロックン・ロール(I Love Rock 'N Roll)
   *1982年全米1位(7週)

2013年04月25日〜04月29日放送

ゲスト:松井正道さん、石川鷹彦さん

写真:坂崎幸之助*松井正道、石川鷹彦

坂崎さんから:

いいですねぇ。松井くん。
一人で3声のハモやったりしていて、なかなか好感もてます。
しかも石川さんがプロデュース&アレンジ。
ギターも全部、石川さんときちゃあ、たまりませんです。
セッションも楽しかったです。
今後、松井くん応援しまっせえ。

今回は3月にソロデビューアルバム『道〜trace〜』をリリースしたシンガーソングライター(本人曰く、フォークシンガー) の松井正道さんとそのアルバムを全面プロデュースなさったフォーク界の巨匠、ギターの神様、石川鷹彦さんをスタジオにお迎えしました。

なにがすごかったって、3人によるセッション大会!
聴き応えありました!
 ♪22才の別れ(風のカバー 石川鷹彦さんの代表アレンジ曲)
 ♪無言劇(ALFEEのカバー)
 ♪長良川(松井さんオリジナル楽曲)
 ♪加茂の流れに(かぐや姫のカバー)
 ♪悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズのカバー)

★松井正道・・・1976年、岐阜県生まれ
アコースティックバンド「三叉路」としてメジャーデビュー後、2011年ソロ活動開始。
2013年3月9日、石川鷹彦氏の全面プロデュースにより待望のソロデビューアルバム『道〜trace〜』をリリース。
このアルバムは、Amazonでのご購入できます。
(CDショップでの販売は山野楽器銀座本店のみ)
(iTunes、レコチョク、mora等でもダウンロード購入できます)

LIVE等の詳細は公式サイト http://suncheek.jimdo.com
でご確認ください。

2013年04月18日〜04月22日放送

ゲスト:LOVE PSYCHEDELICO

写真:坂崎幸之助+LOVE PSYCHEDELICO

坂崎さんから:

初めてのラブ・サイケデリコでしたがいやいや楽しかったですねぇ。
音楽好きな人達と音楽の話をするのは、年齢関係なく楽しいッス。
いつかライブでセッションでも出来るといいですな。
2人もご機嫌でお別れしましたよォ。
アルバム、やっぱり良いです!

今週は【LOVE PSYCHEDELICO】のお2人、KUMIさん&NAOKIさんをスタジオにお迎えしました。

昨年末のTV出演の際、初めて2人に会ったという坂崎さん。
【LOVE PSYCHEDELICO】デビューの時から気になっていたそうで、 番組中に「ぜひゲストに!」と直接ラブコールをしていたそうです。

★約3年3ヶ月ぶり!
4月17日にNewAlbum『IN THIS BEAUTIFUL WORLD 』をリリース!
  *全12曲収録
  *初回限定盤のみ 特典DVD付 + ブックケース仕様
    特典DVD内容:
    ・「Beautiful World」(ミュージックビデオ)
    ・「It’s You」(ミュージックビデオ)
    ・「Dry Town ?Theme of ZERO?」(ミュージックビデオ)
    ・「Beautiful World」ミュージックビデオ撮影オフショット映像
    ・アルバムレコーディングオフショット映像
    ・最新フォトセッション撮影オフショット映像
   (レーベル:ビクター 品番:VIZL-524(初回盤)VICL-64007(通常盤))

★LOVE PSYCHEDELICO TOUR 2013『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』
   5/27福岡 DRUM LOGOS
   5/28広島 クラブクアトロ
   5/30 大阪 Zepp Namba
   6/1 浜松 窓枠
   6/2 名古屋 Zepp Nagoya
   6/5富山 CLUB MARIO
   6/6 金沢 EIGHT HALL
   6/8 東京 SHIBUYA-AX
   6/12仙台 Rensa
   6/14 東京 渋谷公会堂

◆ALBUM・LIVEの詳細は公式サイトでチェック!
  http://www.lovepsychedelico.net

2013年04月11日〜04月15日放送

ゲスト:大石昌良さん

写真:坂崎幸之助+大石昌良

坂崎さんから:

初めての大石クンでしたが、いやいや、楽しかったですねぇ。
ギター、上手いよ。
声も高くて、歌も良い。
今後、またどこかで一緒にやれると良いと思ってます。
またビートルズ、歌いまひょ。
お台場フォーク村もアリですな

今週はシンガーソングライターで、3ピースバンド「Sound Schedule」のボーカル&ギターとしても活動してる大石昌良さんをゲストにお迎えしました。

★最新アルバム『マジカルミュージックツアー』好評発売中!
前作「31 マイスクリーム」から1年の時を経て発表された渾身の1作。
前作とは一転、完全セルフ・プロデュースでの作品となっています。
(品番:FUCD-1043)

★LIVE情報 「バンド・マジック・ツアー」
(4/12心斎橋BIG CATを皮切りに4/13名古屋ell.SIZE があって)
  4月18日(木) 東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

他にもイベント出演等の予定もあるようですので
詳しくは大石昌良さんの公式サイト
http://www.014014.jp をご確認ください。

2013年04月04日〜04月08日放送

ゲスト:Baby Boo

写真:坂崎幸之助+Baby Boo

坂崎さんから:

う〜ん、良い良い。
センスの良いコーラスグループです。
洋楽っぽいところもあるのに今回は「ふるさと」がテーマのアルバムなのです。
今度はぜひビーチボーイズとかもガンガンやって欲しいです。
またセッションしましょ。

今週は男性5人組のヴォーカルグループ “Baby Boo” が登場!
(メンバー:Shinobuさん、U:sukeさん、Cherryさん、Kenさん、Youさん)

アカペラでの「星空のディスタンス」、いかがだったでしょうか?
この日のために練習してくれたそうです。
そして、坂崎さんとのセッションではイーグルスの「TAKE IT EASY」。
こちらも、厚みのあるコーラスでインパクトがありました!

★4月17日に最新アルバム『うたごえ喫茶アルバム ふるさとのうた』をリリース。
60年の歴史を持つ新宿にある歌声喫茶「ともしび」監修の元、 昭和の郷愁が漂う名曲を歌っています。
(「ともしび」では月1回ミニコンサートを行なっているそうです)
(レーベル:Brand-New Music 品番:BNBB-0002)

★LIVE情報★
  4/13 マンスリーライヴ神戸CASHBOX
  4/14 マンスリーライヴ原宿LaDonna
  4/21 『第12回春の大うたごえ喫茶 in 上野公園水上音楽堂』にゲスト出演!

詳細はBaby Booの公式サイト 
http://www.boobooboo.net でご確認ください。

2013年03月28日〜04月01日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第70回

写真:坂崎幸之助 最近のメガネ”シリーズ第3弾

坂崎さんから:

「シ」が続きますなあ。
こうやって1曲ずつってのもなかなか面白いですな。
知らないアーティストもいたりなんかして、新鮮であります。
さあ、あと何回続くのか。
シンディ・ローパーまではまだまだかな。

第70回目となるSYDF、今回のラインナップは・・・

『ショッキング・ブルー(The Shocking Blue)』
★1967年、オランダで結成された女性1人男性3人からなる4人組。
マリスカ・ヴェレスのパワフルな歌声と、分かりやすく、ちょっと哀愁のあるサウンドは当時、「ダッチ・サウンド」 (ダッチ=オランダの)として、本国オランダを始め、イギリス、ヨーロッパ、そして、アメリカ、日本で注目を集めました。
3枚目のシングル「ヴィーナス」は1969年夏にヨーロッパで、そして、翌70年アメリカでも堂々のナンバーワンを獲得。
  ♪ヴィーナス(Venus)

『ジョディ・ワトリー(Jody Watley)』
★1959年1月30日、アメリカはイリノイ州シカゴ生まれ。 1977年?84年は、アメリカの人気TV番組『ソウルトレイン』から誕生した3人組のダンスユニット【シャラマー】の一員として活動。
1987年、ソロアーティストに。
最初にリリースしたアルバム『ジョディ・ワトリー』が大ヒット。
  ♪ルッキング・フォー・ア・ニュー・ラヴ(Looking For A New Love)
   *アルバム『ジョディ・ワトリー』から。1987年全米2位まで上昇。
   *1988年の第30回グラミー賞で「最優秀新人賞」を受賞。

『ジョニー・ティロットソン(Johnny Tillotson)』
★1939年4月20日、アメリカ・フロリダ州ジャクソンビル生まれ。
子供の頃から地元のコンテストなどで歌うようになり、大学時代にはタレントスカウトショーで注目され、1958年デビュー。
甘いマスクと歌声で次々にヒット曲を放ちます。
  ♪ポエトリー・イン・モーション(Poetry In Motion)
   *1960年全米2位。全英では見事1位を獲得。
  ♪涙くんさよなら(Goodbye Mr.Tears)
   *日本では浜口庫之助さん作詞・作曲、
     坂本九さんが歌った「涙くんさよなら」をカバーし大ヒット。

『ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)』
★1932年2月26日、アメリカ・アーカンソー州キングスランド生まれ。
2003年に亡くなるまで放ったヒット曲が140曲以上で、その最多売上曲数はエルヴィス・プレスリーの151曲に次ぐ、第2位を記録。
(レコードとCDの累計売上枚数もこれまでで、5000万枚以上)グラミー賞も11回受賞。ロックの殿堂、ソングライターの殿堂、 カントリーの殿堂、そして、ゴスペルの殿堂にも入っています。
  ♪アイ・ウォーク・ザ・ライン(I Walk The Line)
   *彼の音楽活動の第一歩となったシングル曲。
   *1956年全米カントリーチャートで6週連続1位
    (一般ポップチャートでは17位)。
  ♪スーという名の少年(A Boy Named Sue)
   *1969年全米2位。カントリーチャートでは当然の1位。

『ジョニー・ナッシュ(Johnny Nash) 』
★1940年8月19日、アメリカはテキサス州ヒューストン生まれ。
幼い頃から教会の聖歌隊で歌い始め、13才の時にはローカル局のテレビ番組のレギュラーとなり、 16歳で歌手デビューするもヒットに恵まれず歌手を休業、俳優業に力を入れます。
1960年代後半、ジャマイカで生まれた「レゲエ」に魅せられ、当時では珍しいジャマイカでのレコーディングを敢行。
そのジャマイカで録音された曲は、レゲエとして初の全米ナンバーワンに輝きました。
  ♪アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ(I Can See Clearly Now)
   *1972年、全米4週連続の全米ナンバーワン。
   *のちに映画『クール・ランニング』の主題歌として、ジミー・クリフがカバー。

『ジョニー・ヘイツ・ジャズ(Johnny Hates Jazz)』
★1986年、イギリスで結成された男性3人組。
デビューシングルが全くの不発。
しかし、1987年にレコード会社を移籍してリリースした曲が大ヒット。
但し、1988年にリードシンガーが脱退、メンバーが入院したりで、1992年に解散。
  ♪シャタード・ドリームス(Shattered Dreams)
   *1988年全米2位(全英5位)
★2009年に、この曲が大ヒットした年に脱退したリードシンガーが復帰してジョニー・ヘイツ・ジャズは再結成。
今年5月には22年ぶり通算3枚目となるニューアルバムがリリースされ、それを記念したワールドツアーも予定されているそうです。

2013年03月21日〜03月25日放送

『坂崎音楽堂』

ザ・フォーク・クルセダーズNewAlbum大特集!

写真:坂崎幸之助 最近のメガネ”シリーズ第2弾

坂崎さんから:

いよいよ第4次フォークルのお披露目でした。
加藤さんは残念ながら今回不参加ではありますが、(一曲だけ歌ってます)
加藤さんを感じていただけるアルバムになったと自負しております。
アレンジは、やり放題やらせていただきました。
加藤さんが天国から「オイ、オイ、俺にも参加させろ!」って言ってくるような感じにしようね。
って、きたやまさんと話したのですぞ。

ザ・フォーク・クルセダーズのNEW ALBUM「若い加藤和彦のように〜加藤和彦トリビュートアルバム」を大特集!

2002年に加藤和彦、きたやまおさむ、坂崎幸之助というメンバーで復活、レコーディングやライブを行った「ザ・フォーク・クルセダーズ」。
その後も幾度か再結成、期間限定での活動を続けたものの、2009年、加藤氏の不慮の死によってその歴史は幕を閉じた。
それから3年を経て、もともと企画されていたというフォークルの「次」に向かう道筋を形にすべく、きたやま、坂崎両氏が再び集結。
加藤和彦氏の追悼の意も深く込めて、第四次フォークルの再結成が実現!

3月30日リリース (レーベル:EMI 品番:TOCT-29142)

≪収録曲≫
 ♪花の香りに(作詞:北山修/作曲:加藤和彦)
 ♪悲しくてやりきれない(作詞:サトウハチロー/作曲:加藤和彦)
 ♪雨の糸(作詞:北山修/作曲:加藤和彦)
 ♪コブのない駱駝(作詞:北山修/作曲:加藤和彦)
 ♪オーブル街(作詞:松山猛/作曲:加藤和彦)
 ♪家をつくるなら(作詞:松山猛/作曲:加藤和彦)
 ♪魔法にかかった朝(作詞:松山猛/作曲:加藤和彦)
 ♪アーサーのブティック(作詞:松山猛/作曲:加藤和彦)
 ♪僕のオモチャ箱(作詞:北山修/作曲:加藤和彦)
 ♪イムジン河(作詞:朴世永/作曲:高宗漢)
  (日本語詞:松山猛/補作曲:加藤和彦/仏語詞:Patrick Nugier)
 ♪若い加藤和彦のように(作詞:きたやまおさむ/作曲:加藤和彦)
 ♪人生という劇場(作詞:きたやまおさむ/作曲:加藤和彦)
 ♪手と手 手と手(作詞:きたやまおさむ/作曲:加藤和彦)
 ♪(ボーナストラック)あの素晴しい愛をもう一度(作詞:北山修/作曲:加藤和彦)

全曲歌唱/
ザ・フォーク・クルセダーズ(きたやまおさむ、坂崎幸之助&加藤和彦)
ゲスト・ボーカル/Patrick Nugier、松山 猛(歌唱「イムジン河」)
全編曲/坂崎幸之助  except 「手と手 手と手」編曲:加藤和彦

2013年03月14日〜03月18日放送

『坂崎音楽堂』

今、カントリーが熱い!!

写真:坂崎幸之助 写真のネタが切れた…わけでもないのですが、久しぶりに“最近のメガネ”シリーズです。

坂崎さんから:

やはりギターサウンドとコーラスはカントリーミュージックが基本ですな。
しっかりと聞き込んでコピーすると上達するでしょう。
そんなカントリーが今、世界的に流行しているようで喜ばしいことです。
もう一度、バンジョーとフラットマンドリンを練習しよっと。

今回からスタートした新企画(?)『最近の音楽業界を考えるシリーズ』第1弾「今、カントリーが熱い!」 ということでアメリカやヨーロッパで人気のカントリーミュージックを大特集!

★第55回グラミー賞で「最優秀アルバム賞」を受賞したイギリス・ロンドン出身、男性4人組のカントリーロックバンド【マムフォード&サンズ】。
   ♪アイ・ウィル・ウェイト 
    *この曲も含む2ndアルバム『バベル』は、全米アルバムチャートでもNo.1を獲得

★今から3年前のグラミー賞で「最優秀新人賞」を受賞。
今年のグラミー賞では「最優秀カントリーアルバム賞」を受賞した【ザック・ブラウン・バンド】。
   ♪ザ・ウインド
    *アトランタ出身の男性7人組。
      この曲を含むメジャー3枚目のアルバム
      『アンケージド』は全米アルバムチャートで初登場1位。
      彼らはデビュー以来、年間200回のライヴをこなしているそうです。

★全米で大人気のオーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン5 (2005年)で優勝し、 『アメリカン・アイドル』出身者初のカントリーシンガーとしてデビューしたのが【キャリー・アンダーウッド】。
   ♪ブロウン・アウェイ
    *グラミー賞では「最優秀カントリーソング賞」
      「最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス賞」を受賞。

★カントリーという枠を超えて、ものすごいアルバムセールスの【テイラー・スウィフト】。
今年のグラミー賞ではオープニングアクトをつとめました。
   ♪私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない
    *原題「We Are Never Ever Getting Back Together」を含むアルバム
      『レッド』も初登場1位を記録。

★今年のグラミー賞では「最優秀新人賞」にノミネートされたコロラド州デンバー出身の男2人、 女1人からなるカントリーロックユニット【ザ・ルミニアーズ】。
    ♪ホー・ヘイ(Ho Hey)
     *この曲は全米シングルチャートで最高3位まで上昇。

★アラバマを拠点に活動している注目の新人グループ【アラバマ・シェイク】。
今年のグラミー賞では「最優秀新人賞」にノミネート。
   ♪ホールド・オン
    *デビューアルバム『ボーイズ&ガールズ』は
      全米アルバムチャートで最高8位を記録。

★人気のオーディション番組『アメリカン・アイドル』(11シーズン/2011年)の優勝者【フィリップ・フィリップス(本名)】。
    ♪ホーム
    *全米シングルチャート最高6位を記録。
      この曲を含むデビューアルバム
     『ザ・ワールド・フロム・ザ・サイド・オブ・ザ・ムーン』は
      全米4位まで上昇。

★(最後に、おまけとして…)
今から2年ほど前に、リリースされたカントリーアーティスト達によるポール・マッカートニー・トリビュートアルバム『レット・アス・イン?ナッシュビル』から。
子供の頃から天才マンドリン奏者と言われてる【リッキー・スキャッグス】
    ♪あの娘におせっかい

2013年03月07日〜03月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第69回

写真:坂崎幸之助 今年は花粉も多いし黄砂にも気をつけないと…

坂崎さんから:

ポールのあまりの大きさ、存在に、つい脇役になりがりなジョージでしたがソロになってからは自分らしくマイペースで音楽活動をされてました。
「元ビートルズ」という運命はやはり重かっただろうなぁ、と思いますが静かで優しいジョージの声とギターは永遠です。

今回のSYDFは、ど〜んとジョージ・ハリスン特集!

『ジョージ・ハリスン(George Harrison)』
★1943年2月25日、イギリス・リヴァプール生まれ。
1950年代中頃にポール・マッカートニーと出会いビートルズに参加。
※ビートルズについては「ヒ」の付くアーティスト特集で改めて。
ビートルズで活動中に『不思議の壁』(1968)と『電子音楽の世界』(1969) という実験的なアルバムをリリースしたジョージ。
グループ解散直後の1970年には3枚組LP『オール・シングス・マスト・パス』を発表。
その中からのシングルカットは、世界中で大ヒットを記録しました。
   ♪マイ・スウィート・ロード(My Sweet Lord)
    *1970年4週連続の全米1位獲得(全英では5週連続の1位)。
    *「シ」の付くアーティスト≪シフォンズ≫のときも話題に出まし
     たがこの曲はシフォンズの大ヒット曲
     「イカした彼(He's So Fine)」を「盗作した」ということで訴えられ、
     1975年、残念ながら、ジョージ側が敗訴しています。
   ♪美しき人生(What Is Life)
    *同じくアルバム『オール・シングス・マスト・パス』から
    *1971年全米10位まで上昇。
★1971年、ジョージはシタールの師でもあるラヴィ・シャンカールに要請され、 ロック界初となる大規模なチャリティコンサートバングラデシュ・コンサート」を開催。
エリック・クラプトンやボブ・ディランなどが参加して大成功を収めています。 (このLIVEの模様は『バングラデシュ・コンサート』として発表されています)
   ♪ギヴ・ミー・ラヴ(Give Me Love)
     *1973年のアルバム
    『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』から
    *1973年、ジョージにとって2曲目の全米ナンバーワン。
★1974年、自らのレーベル「ダーク・ホース」を設立、アルバム『ダーク・ホース』を発表。
翌1975年にはアルバム『ジョージ・ハリスン帝国』をリリース。
   ♪二人はアイ・ラヴ・ユー(YOU)
    *アルバム『ジョージ・ハリスン帝国』から
    *全米チャートでは最高20位まで上昇。
★1976年に『33 1/3』を、そして1979年に『慈愛の輝き』を発表。
この時期、親友のエリック・クラプトンと浮気した妻パティ・ボイドと離婚。
1978年、メキシコ系アメリカ人のオリヴィア・トリニアード・アリアスと再婚。
一人息子のダーニが誕生。
その2年後、1980年12月8日、あの忌まわしい事件が起きてしまいます。
「ジョン・レノンの射殺事件」ジョージはこの事件を受け1981年のアルバム『想いは果てなく?母なるイングランド』 にジョンを偲んだ曲を急遽作り収録しています。
   ♪過ぎ去りし日々(All Those Years Ago)
    *1981年全米2位を記録。
    *元々、リンゴ・スターのために書いたものでしたが、
     ジョンが亡くなったことで急遽、歌詞を書き換え歌っています。
     ドラムと歌でリンゴが、コーラスでポール・マッカートニー夫妻
     が参加、ビートルズ解散後初のジョージ、リンゴ、ポール
     共演の曲となりました。
★その後、1982年、アルバム『ゴーン・トロッポ』を発表。
それからは、映画制作に夢中になり、数年間は音楽の世界から離れた生活を行なっています。
そんな時、ELOのジェフ・リンと自ら制作した映画のサントラを 作るうち、次第に、 音楽への情熱を取り戻し1987年にはジェフ・リンを共同プロデューサーに迎え、アルバム『クラウド・ナイン』を発表。
   ♪セット・オン・ユー(Got My Mind Set on You)
    *1987年全米1位。
    *この曲には、プロデューサーも務めたジェフ・リンの他、
     エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、ゲイリー・ライト、
      リンゴ・スターなどが参加しています。

★最後に…1991年12月、日本でのみ行なわれたLIVE、ジョージ・ハリソンwithエリック・クラプトン&ヒズ・バンドによる唯一のライヴアルバム 『ライヴ・イン・ジャパン』から、ビートルズ時代の名曲をお届けしました。
   ♪ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス(While My Guitar Gently Weeps)

★この『ライヴ・イン・ジャパン』から10年後、2001年11月29日、肺ガンのため、滞在先のロサンゼルスで亡くなっています。(享年58歳)

2013年02月28日〜03月04日放送

『坂崎音楽堂』

「旅立ち〜卒業ソング」特集

写真:坂崎幸之助 こちら日本製ご心配なく。

坂崎さんから:

人と人との出会いや別れの時、音楽や歌はさらに感情を膨らませてくれますね。
その歌を聴くだけで、その時の情景や温度を蘇らせてくれるのです。
自分にとっても色々な歌があったなあ。
しみじみ。。

今回は2月にリリースされたコンピレーションアルバム 『旅立ち〜卒業ソングBESTセレクション』をご紹介。
(レーベル:SONY 品番:MHCL-2226)

この時期にピッタリの70年代&80年代のヒット曲が全18曲収録されたこのアルバム、 “あの時”の思い出がよみがえってくる!という方も多いはず。

今回番組内でピックアップした曲は・・・
 ♪制服/松田聖子
 ♪卒業〜GRADUATION〜/菊池桃子
 ♪卒業/斉藤由貴
 ♪人として/海援隊
 ♪道標のない旅/永井龍雲
 ♪つばさ/キャンディーズ
 ♪さらば青春の時/アリス

◆『気になるあの曲』
久しぶりのこのコーナーでは3月9日(土)渋谷公会堂で開催される【きたやまおさむアカデミックシアター「加藤和彦物語」】の予習、 さらに3月30日にリリースされる第4次フォーククルセダーズのニューアルバムの予告編としてザ・フォーク・クルセダーズの曲を坂崎さんの解説とともに2曲ご紹介。
 ♪花のかおりに
   (NewAlbumではビーチボーイズ風になるそうです)
 ♪オーブル街
   (NewAlbumではパリ風になるそうです)

2013年02月21日〜02月25日放送

『坂崎音楽堂』

ハリケーン「サンディ」復興支援チャリティのLIVEアルバムをご紹介

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

向こうの方々は、この様なチャリティ・コンサートをすぐにやってくれますねぇ。
素晴らしいことだと思います。
ストーンズとザ・フーとビートルズのポール。
イギリスの3大バンドがアメリカのチャリティライブに出る、なんてこともスゴイなぁ。
あっ、フォークルのNew Albumもお楽しみに!

今回は2枚組CD 『ザ・コンサート・フォー・サンディ・リリーフ〜ハリケーン「サンディ」復興支援チャリティ・コンサート』をご紹介。
(レーベル:SONY 品番:SICP-3768/9)

昨年10月に発生したハリケーン「サンディ」の被災地救済のためのチャリティ・コンサートの模様を収録したアルバム。
作品の収益はソニー・ミュージックエンタテインメント(アメリカ)を通じ、 ハリケーン「サンディ」によって最も大規模な被害を受けた地域の人々を 支援する団体に資金、物資、ノウハウなどを提供する「ロビンフッド救済基金」へ寄付されます。

今回番組内でご紹介した曲は
 ♪ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームス/ブルース・スプリングスティーン
 ♪イッツ・マイ・ライフ/ボン・ジョヴィ
 ♪クロスロード/エリック・クラプトン
 ♪ジャンピン・ジャック・フラッシュ/ローリング・ストーンズ
 ♪フー・アー・ユー/ザ・フー
 ♪ガラスのニューヨーク/ビリー・ジョエル
 ♪美しき生命/クリス・マーティン
 ♪ヘルター・スケルター/ポール・マッカートニー 

ちなみに、2枚組のCDには全24曲が収録。
ロジャー・ウォーターズ、アダム・サンドラー&ポール・シェイファー、 アリシア・キーズ等のパフォーマンスも収録されています。

2013年02月14日〜02月18日放送

『坂崎音楽堂』

コンピ「永遠のアイドル」特集

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

なじみの深いアイドル特集ですなあ。
70年代、80年代の曲はみんな歌えるですねぇ。
我々のデビュー当時の70年代。
メリーアンからTVに出始めた頃の80年代。
ある意味、アイドル達と共に歩んで来た!
ってな感じもありますねぇ。
そんなアルフィーも40年かぁ。

●坂崎さんの直筆「新年のご挨拶」当選者が決まりました!
岩手県のみえこさん
おめでとうございます!お手元に届くまで、もう少々お待ちください。

●今回は1月30日にリリースされた2枚組のコンピレーションアルバム『永遠のアイドル』を大特集しました。
(レーベル:SONY 品番:MHCL-2224?5)

1970〜80年代にヒットした名曲がたっぷり40曲収録されたアルバムから
今回ピックアップした曲は・・・・
   ♪17才(南沙織) 1971年
   ♪ひとりじゃないの(天地真理) 1972年
   ♪赤い風船(浅田美代子) 1973年
   ♪コーヒーショップで(あべ静江) 1973年
   ♪わたしの彼は左きき(麻丘めぐみ) 1973年
   ♪木枯らしの二人(伊藤咲子) 1974年
   ♪好きよキャプテン(ザ・リリーズ) 1975年
   ♪セクシー・バス・ストップ(浅野ゆう子) 1976年
   ♪私はピアノ(高田みづえ) 1980年
   ♪まちぶせ(石川ひとみ) 1981年
   ♪少女人形(伊藤つかさ) 1981年
   ♪ハロー・グッバイ(柏原芳恵) 1981年
   ♪エスカレーション(河合奈保子) 1983年
   ♪誘惑光線・クラッ!(早見優) 1984年

当時、歌番組でALFEEと共演されたアイドルの皆さんのお話やちょっとした裏話などもありつつ、70年代・80年代にトリップした気分になれた時間でした。

2013年02月07日〜02月11日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第68回

写真:坂崎幸之助 先月開催された桜井さんのお誕生日会も兼ねたアルフィーさんの新年会にて

坂崎さんから:

「ジョー」まで来ましたなあ。
まだまだ「ジョージ」や「ジョン」といった大物が残っていますし、 「シ」の付くアーティストはしばらく続くのでしょうか。 みんなで洋楽を勉強しつつ楽しんで行きましょう!!

第68回目、「シ」で始まるアーティスト特集16回目です。

『ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)』
★1947年11月20日、アメリカ・カンサス州生まれの現在65歳。
1969年ハードロックバンド、ジェイムズ・ギャングでデビュー。
1971年グループ脱退。
その後、バーンストームというグループを結成。
が、長続きせずソロ活動をしているところ、バーニー・レドンの後釜として1975年、イーグルスに誘われ参加。
(アルバムは『ホテル・カリフォルニア』から参加)
イーグルスではギターだけではなく曲作りにも参加、同時にソロ活動も行ない、1978年にはソロアルバム発表。
  ♪この人生に賭けて(Life's Been Good)  
   *78年のアルバム『ロスからの蒼い風(But Seriously,Folks...)』
     から。全米12位まで上昇。

『ジョー・ジャクソン(Joe Jackson) 』
★1954年8月11日、イギリス・スタッフォードシャー生まれ。現在58歳 
16歳からバーやパブでピアノを弾きながら、大学を卒業。
1979年、A&Mレコードからデビュー。
クラシックをはじめ、ロック、レゲエ、ラテン、ジャズなど様々な音楽の要素を生かし、次々に音楽性の高いアルバムを発表。
  ♪夜の街へ(Steppin' Out)
   *大ヒットした1982年リリースのアルバム『ナイト・アンド・デイ』から。
   *シングルカットされたこの曲は1982年、全米6位まで上昇。
★これまで数々のライヴアルバム、DVDをリリース。
同時に、クラシック、ラテン、ロックといった様々なタイプのアルバムも発表。
昨年はジャズの伝説的なアーティスト/デューク・エリントンのトリビュートアルバム『ザ・デューク』をリリースしています。

『ジョー・テックス(Joe Tex)』
★1933年 8月8日、テキサス州ロジャーズ生まれのR&Bアーティスト。
1950年代半ば地元のタレントコンテストで優勝してニューヨークへ。
10年近くの下積み時代を経て、1960年代半ばから約10年に渡って活躍。
中でも、当時流行り始めたディスコに目をつけた、この曲は大ヒットしました!
  ♪アイ・ガッチャ(I Gotcha)
   *1972年、全米2位を記録。
★この曲の大ヒットから10年後の1982年8月13日、心臓発作のため、49歳という若さで亡くなっています。

『ジョー・コッカー(Joe Cocker)』
★1944年5月20日、イギリス・ヨークシャー州シェフィールド出身。
現在68歳。
ガスの配管の仕事をしながら15歳頃から地元のパブで歌い始める。
当時はヴァンス・アーノルドという芸名でバンド「ザ・アヴェンジャーズ」を率いて活動をしていました。
ソウルフルな歌唱法や独特なライヴパフォーマンスが評判になり、1964年デビューするも全くの不発。
その4年後、1968年に再デビュー。
本国イギリスでは見事1位を獲得!
  ♪ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
       (With A Little Help From My Friends)
   *ビートルズナンバーのカバー
   *1968年の全米チャートでは、残念ながら68位止まり。
    ・・・とはいえ、当時、奇才レオン・ラッセルとタッグを組んでいた
    ジョー・コッカー。翌年1969年の「ウッドストック・フェスティバル」
    でのパフォーマンスで米国をはじめ世界中のロックファンを唸らせました。
  ♪美し過ぎて(You Are So Beautiful)
   *1975年、全米5位を記録。
    ビートルズのアルバムにも参加していたビリー・プレストンの作品。
  ♪愛と青春の旅だち(Up Where We Belong)/ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ
   *1982年、リチャード・ギア主演映画『愛と青春の旅立ち』の主題歌。
   *全米シングルチャート1位を獲得。

『ジョージ・ベンソン(George Benson)』
★1943年3月22日、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ。
3歳からプロの道を目指し、20歳から本格的なジャズギタリストとしてのキャリアをスタート。
最初は「第2のウェス・モンゴメリー」ということで正統派のジャズギタリストとして活動、1970年代からは、 当時のフュージョンブームを背景にボーカルも披露するようになりました。
1976年、ワーナーブラザーズに移籍、マイケル・フランクスなどを手がけたトミー・リピューマがプロデュースしたアルバム 『ブリージン』と、その中に収録された「マスカレード」がヒット!
そして、この「マスカレード」のヒットを境にジャズギタリストから、当時大流行のソフト&メロウ路線へと大変身、 アルバム・シングルの大ヒットが続きます。
  ♪ターン・ユア・ラヴ(Turn Your Love Around)
   *リリースの翌年1982年、全米5位まで上昇。

『ジョージ・マイケル(George Michael)』
★1963年6月25日、イギリス・ブシェイ生まれ。現在49歳。
ギリシャ系キプロス人の父親と、ユダヤ系の母親から生まれた彼の本名は「ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー」。
12歳の時、アンドリュー・リッジリーと出会い、1979年アンドリューやアンドリューの兄たちと「エグゼクティブ」というグループを結成。
複数のレコード会社にデモテープを持ち込むものの全く相手にされず解散。
1981年アンドリューと2人組の「ワム!」を結成。
デビューと同時に次々にヒットを放ちます。

実はソロとしては「ワム!」以上にヒットを放っているジョージ・マイケル。 何と、1987年に発表した1stアルバム『フェイス』は翌年1988年の年間アルバムチャート1位。
シングル「フェイス」も堂々の年間ナンバーワンに輝いています。
  ♪フェイス(Faith)
   *1987年、4週連続全米シングルチャート1位を獲得
★この曲をはじめ、ジョージ・マイケルはソロになってから7曲もの全米No.1を放っています。

2013年01月31日〜02月04日放送

ゲスト:「doa」の徳永暁人さん

写真:坂崎幸之助+徳永暁人

坂崎さんから:

久々の徳永くんでしたがセッションも良かったですなあ。
イーグルス。
doaの3人は(特に徳永くんは)とても聞いたきた音楽が僕と共通しているので「ツーと言えば2」というくらい楽しめるのが良いです。
また今度は3人で来て下さいな。
4人で歌おう!!

今週は1月23日に2年5ヶ月ぶりのNEW ALBUM『RIDE ON』をリリースした 「doa」から徳永暁人さんをお迎えしました。

ALBUM『RIDE ON』(レーベル:GIZA 品番:GZCA-5249)
この中から番組内でOAしたのは
 ♪RIDE ON
 ♪まわり道

そして今回、それぞれ自慢の“マーチン”をもってセッションしたのはイーグルスの名曲「Tequila Sunrise」。
番組終了後もギタートーク(講座)がしばらく続きました。

★doaライブツアー★
 2/2 東京:新宿 BLAZE からスタート
 2/3 宮城:仙台 CLUB JUNK BOX
 2/9 大阪:umeda AKASO
 2/14福岡:DRUM Be-1
 2/16愛知:名古屋 Electric Lady Land  となっています。
詳細は「doa」公式サイト http://d-o-a.jp/ でご確認ください。

2013年01月24日〜01月28日放送

『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』

第87回

写真:坂崎幸之助

坂崎さんから:

シュープリームスねぇ。
日本でもかなり馴染みがある女性グループでしたね。
子供の頃、来日してTV番組にも出演されていたような記憶があります。
ジュディ・コリンズはS.スティルスの「青い瞳のジュディ」で有名すぎます。
よくコピーしたなあ。

今年も「シ」特集、まだまだ続きそうです。

『ジュース・ニュートン(Juice Newton)』
★1952年2月18日、アメリカはニュージャージー州レイクハースト生まれ。
バージニア州バージニアビーチ育ちのポップカントリー・アーティスト。
13歳から歌手活動をスタート。
22才の時、「シルバー・スパー」というバンドを率いてロサンゼルスへ活動の拠点を移す。
アルバム2枚リリース後、グループは解散。
その後、ソロアーティストとして再出発。
  ♪愛は哀しくて(It's A Heartache)
   *1978年にリリースした最初のシングル曲。全米86位。
   *ちなみにこの曲はボニー・タイラーも歌っていますが、
     2人の“競作”として同時期にリリースされています。
     ボニー・タイラー・ヴァージョンは全米3位。
     フランス、スウェーデン、ノルウェー等9ヶ国でナンバーワンを記録。
  ♪クイーン・オブ・ハート(Queen Of Hearts)
   *1981年のアルバム『ジュース/夜明けの天使』から。
   *全米シングルチャート2位まで上昇。
★現在、フルバンドと3人組のアコースティックユニットという2つのスタイルでライヴ活動を行なっています。

『ジュディ・コリンズ(Judy Collins)』
★1939年 5月1日、ワシントン州シアトル生まれ。現在、73歳。
5歳でクラシックピアノを始め、学生時代の教会での演奏を通じ、次第にフォークに目覚めフォークシンガーとしての活動をスタート。
1961年22歳の時、自らエレクトラレコードに売り込み、見事デビュー。
1967年発表のアルバム『ワイルドフラワー』の1曲に、当時、まだ無名だったソングライターのジョニ・ミッチェルの曲を取り上げ、大ヒットを記録。
  ♪青春の光と影(Both Sides Now)
   *1968年全米8位まで上昇。彼女にとって最大のヒットシングル。
★シンガーとして、数々のソングライターとの交流を持ち、その才能を見抜き、アルバムで取り上げるジュディ・コリンズ。
そんな中、恋愛にまで発展した才能あるソングライターの1人、クロスビー・スティルス&ナッシュのスティーヴン・スティルスは、 ジュディ・コリンズをモデルにして「青い瞳のジュディ」を作ったのは有名です。

『シュープリームス(The Supremes)』
★1959年、ミシガン州デトロイトで活動していたザ・プライメッツが1961年、地元のレコード会社「モータウン」と契約。
グループ名をシュープリームスと改名。(ちなみに、正式なグループ名の発音は「スプリームズ」)メンバーはダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、 フローレンス・バラードの3人。
  ♪愛はどこへ行ったの(Where Did Our Love Go)
   *1964年、初の全米ナンバーワン。
★このヒットを皮切りに5作連続となる全米1位を獲得!
  ♪ベイビー・ラヴ(Baby Love)
  ♪ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ(Stop! In The Name Of Love)
★彼女たちの曲は数多くのアーティストたちにカバーされていますが、フィル・コリンズが1982年にカバーし、全米トップテンヒットを記録。
  彼女たちのオリジナルは1966年に全米1位を獲得しています。
  ♪恋はあせらず(You Can't Hurry Love)
★シュープリームスのカバーで有名なのが「You Keep Me Hangin' On」。
ヴァニラ・ファッジがカバーし、1968年に全米6位を記録。
その後もウィルソン・ピケットやジャッキー・デシャノンなどもカバーし、1987年には、キム・ワイルドのカバーバージョンが全米1位となっています。
  ♪恋はおしまい(You Keep Me Hangin' On)
   *1966年、全米1位。
★1967年からはグループ名を「ダイアナ・ロス&シュープリームス」と変更。
しかし、ダイアナ・ロスと2人のバックシンガーという形になったグループは長続きせず、ダイアナ・ロスはソロ歌手になるため、グループを脱退します。
  ♪またいつの日にか(Someday We'll Be Together)
   *ダイアナ・ロス脱退前の最後のシングル。
   *1969年、全米1位。彼女達にとって12曲目のナンバーワン。
★ダイアナ・ロスが脱退した翌年、1970年、新たなリード歌手(ジーン・テレル)を加え、シュープリームスとして活動を再開するも、1977年グループは解散。
その後、何度か再結成され、ツアーなどを行なっています。

2013年01月17日〜01月21日放送

ゲスト:INSPi

写真:坂崎幸之助+INSPi

坂崎さんから:

えっ〜10年ぶりだと〜
信じられんなあ。
当時のINSPi はデビューして2年くらいだったんだね。
あれから、もう10年。
早すぎですなあ、この10年。
これを機に、今度はもう少し早く再会してまたどこかで歌いましょう。
7人目のメンバーとして。

今週のゲストは「INSPi」のみなさん。

昨年はモンゴル、カザフスタン、ウズベキスタン等での単独公演を成功させた、ご存知6人組のアカペラグループ。

現在、日本の童謡、唱歌、歌謡曲をアカペラ独自のハーモニーでリメイクしたアルバム『日本のココロ歌』が絶賛発売中!
クラシックホールでライブ録音した全10曲が収録されています。
(発売元:inspiritual records/ワタナベエンターテインメント)
(品番:QMCA-10/INS-005)

今回は「この木なんの木」を6人で。
そしてアルバム『日本のココロ歌』にも収録されている「旅人よ」を(こちらは坂崎さんとのセッションという形で)生声を披露していただきました。

≪コンサート情報≫ 
 ★「アカペラ落語の会?INSPi×立川談慶?」
   2月2日(土) @東京・中目黒キンケロシアター
  1st)Open14:30/Start15:00
  2nd)Open18:00/Start18:30
   前売¥3,500(全席指定)当日¥4,000(全席指定)
 ★「INSPiこえつながり?アカペラ声の祭典 in埼玉?」
   2月24日(日) @埼玉・プラザウエストさくらホール
   OPEN13:30/START14:00
   前売¥3,000(全席指定)発売中。*未就学児不可
 ★「気になるアカペラコンサート」
   2/17(日) 丸亀市民会館(香川県)
   2/18(月) 高知県立県民文化ホール・オレンジホール
   2/20(水) 南予文化会館(愛媛県宇和島市)
   2/21(水) 八幡浜市民会館(愛媛県)
   3/21(木) 荒尾総合文化センター・大ホール(熊本県)
   3/22(金) 八代市厚生会館(熊本県)
   3/26(火) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
         (名古屋市民会館中ホール)
   3/27(水) 一宮市民会館(愛知県)
   3/28(木) 岐阜市民会館大ホール(岐阜県)

それぞれの詳細情報はINSPiの公式サイト
http://www.inspi.cc でご確認ください。

2013年01月10日〜01月14日放送

『坂崎音楽堂』

頑張れベテラン

写真:坂崎幸之助 冬は暖パンで乗り越えよう!

坂崎さんから:

みなさん先輩方は変わらないですなあ。
やはり人間20代あたりで完成されて行くのでしょうか。
ドン・フェルダーもジェフ・リンもニール・ヤングもストーンズもどこから聞いてもあの頃のまま。
それがファンにはうれしいのですが。
我々も60〜70になってもこのままなのかなあ。
成長なし!!笑

今週は、ベテランミュージシャンたちの最新作をまとめてご紹介する『頑張れベテラン』でお送りしました。

★元イーグルスのメンバー、ドン・フェルダーの最新ソロアルバム『ロード・トゥ・フォーエバー』から。
  ♪Fall From The Grace Of Love/ドン・フェルダー
   *CS&Nがコーラスで参加しています。
   *ソロアルバムとしては1983年の『エアボーン』以来、通算2枚目!
   *ちなみにアルバムにはTOTOのデヴィッド・ペイチ、
     スティーヴ・ボーカロ、スティーヴ・ルカサー、
     そして元スティクスのトミー・ショウ等も参加。

★ドナルド・フェイゲンの最新作『サンケン・コンドズ』から。
  ♪I'm Not The Same Without You/ドナルド・フェイゲン 
   *6年半ぶり通算4枚目となるソロアルバム。
     アルバムのタイトルは「沈んだ高級マンション(コンドミニアム)」
     という意味。

★昨年2枚の新作を発表したニール・ヤング。
クレイジー・ホースと一緒に作ったアメリカン・フォークの名曲を独自の解釈でカバーしたアルバム『アメリカーナ』から。
  ♪オー・スザンナ/Neil Young with Crazy Horse

★10ccのグラハム・グールドマンの約12年ぶりとなるソロアルバム『ラヴ・アンド・ワーク』から。
  ♪デイライト/グラハム・グールドマン
   *このアルバムは以前「WAX」というユニットを一緒に組んでいて
     2年前に59歳という若さで亡くなったアンドリュー・ゴールドに
     捧げられています。

★元10ccのロル・クレームとバグルスやイエスで活躍し、プロデューサーとして数々のアーティストをプロデュースしてきたトレヴァー・ホーンが結成したスーパーグループ 「プロデューサーズ」のアルバム『メイド・イン・ベイシング・ストリート』から。
  ♪ガーデン・オブ・フラワーズ/プロデューサーズ 

★エレクトリック・ライト・オーケストラのジェフ・リンの約20年ぶりとなるソロアルバム『ロング・ウェイヴ』から。
ジェフ・リンが子供の頃から好きだった曲をカバーしたアルバムとなっています。
  ♪シー(She) /ジェフ・リン
   *エルヴィス・コステロで有名ですが、
     オリジナルはフランスのシャルル・アズナブール。

ジェフ・リンは『ロング・ウェイヴ』と同時に、ELOのヒット曲を自分一人で新たにカバー(リレコ)したアルバム 『ミスター・ブルー・スカイ?ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ELO』も発表!
  ♪テレフォン・ライン/エレクトリック・ライト・オーケストラ
   *オリジナルは1977年。当時、全米7位を記録しました。

★昨年デビュー50周年を迎えたザ・ローリング・ストーンズ。彼らの最新グレイテスト・ヒッツにも収められた新曲です。
  ♪ドゥーム・アンド・グルーム/ザ・ローリング・ストーンズ

2013年01月03日〜01月07日放送

『坂崎音楽堂』

ビートルズ・スペシャル

写真:坂崎幸之助 新年っぽく…ということでスタジオにあった“ヘビ”と一緒に。

坂崎さんから:

またまたビートルズですな。
もう、世界中に何グループあるのでしょうか。
しかし、イタリアのビートルパイは良いですなあ。
おそらく、キチンとコピーもできるのに、あのように自分達風にアレンジするところが、なかなか出来そうで出来ないのです。
まだまだネタは尽きないでしょう。

年の初めの恒例企画『ビートルズ・スペシャル』今回はいろんなジャンルの、最新ビートルズカバーを特集しました。

★全米で大人気のハムスターのキャラクター:ズーズーペット(ZhuZhu Pets) が『ミート・ザ・ビートルズ』 を丸ごとカバーした  アルバム『ズーズーペット・ミート・ザ・ビートルズ』から。
  ♪ズーズーペット・ビートルズ・メドレー
   *『ミート・ザ・ビートルズ』を丸ごとカバーした後に、
     このまとめた感じのメドレーが収録。

★シャンソンとバッハを合体させたアルバム『シャンソンネット・ミット・バッハ』から。
英語的に言うと『シャンソン・ミーツ・バッハ』(シャンソンとバッハの出会い)歌っているのは女優としても活躍しているウテ・レックと、 バッハを中心とした指揮者として有名なトーマス・クリストフ・ビラー。
*曲名を「シー・ラヴズ・ミー」と変えて、ウテ・レックにビラーが「愛されてる」という設定で歌っています。
  ♪She Loves Me/All You Need Is Love
   *ビートルズの曲にミックスされてるのはバッハの「農民カンターレ」

★アルバム『ジャズ・アンド・ビートルズ』から。
  ♪レヴォリューション/セルソ・メンデスfeat. ルア

★イタリアのビートルズ・トリビュート・バンド:THE BeeTLE PIES(ザ・ビートル・パイズ)の最新アルバム『マジカル・ビートルズ・カヴァーズ』から。
  ♪Drive My Car
  ♪Day Tripper
  ♪Eleanor Rigby
  ♪If I Needed Someone
  ♪Mother Nature’s Son
  ♪I’ve Got A Feeling
  ♪And I Love Her

★キューバ出身、現在65歳、アメリカ・マイアミを拠点に活躍しているマイアミ・サルサ界の第一人者、ウィリー・チリーノの初のカバーアルバム、 それも全曲ビートルズという『マイ・ビートルズ・ハート』から。
  ♪イエロー・サブマリン 
  ♪I'll Follow the Sun/Here Comes the Sun

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