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ゲーム脳シンポジウム

今日のTOKYO“道草”LIFEでは、
10月20日に行われた「ゲーム脳」の国際シンポジウムに注目。
パネリストとして参加した、日本発育発達促進研究会理事長、
日本大学教授の森昭雄さんにお話を伺いました。


ちなみに「ゲーム脳」という言葉は2002年に発売された
森さんの著書『ゲーム脳の恐怖』からの言葉。現在では日本だけでなく、
海外でも積極的に研究が行われているんだそうです。


先日行われた国際シンポジウムのタイトルは、ずばり、
「脳科学からみたインターネット・ネットゲーム中毒とそれらの予防および介入」


近年、中国や韓国ではネット中毒がとても進み、大きな社会問題となっています。
特に中国においては、5~10歳の400万人の子供が
ネット・ゲーム中毒になっているんだとか。
そんな時代背景もあり、中国から1名、韓国から3名、ドイツから1名の研究者を招いた、
このシンポジウムが開催されることとなりました。


森さんは、人間の最高の司令塔ともいえる脳の前頭前野に
ゲーム中は信号がこないことから、
ゲームに依存すると前頭前野が機能低下して行くということを報告したそうです。
このシンポジウムを通して、
ネット、ゲームの時間が長くならないように注意が必要であること、
そして、子供の時は自然と触れ合うことや親子の会話など大切にすることが大事
と、森さんは世の中へ発信しています。


ゲーム脳の研究をされている森昭雄さんの新刊
『ネトゲ脳 緊急事態~急増する「ネット&ゲーム依存」の正体~』
は11月30日に発売されます。気になった方はこちらもチェックしてみては?

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