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竹紙で里山保護

今日のTOKYO“道草”LIFEでは、国産の竹100%の紙「竹紙」をご紹介!
総合製紙メーカーの中越パルプ工業株式会社の西村修さんにお話を伺いました。


この「竹紙」を開発のキッカケはというと、
中越パルプ工業さんの工場がある鹿児島県薩摩川内市が
竹林が多くタケノコの産地として有名だから。
なのですが…そこには、今、日本全体で問題になっている、
手入れをされなくなった放置竹林の問題が。
そこで、地域貢献として1998年から国産竹の有効活用に取り組み始めたそう。


竹から紙を作ることは、木から紙を作るのと工程は変わらないそうなのですが、
竹は空洞が多かったり、運搬が大変だったり、
木材の3分の1しか生産が上がらなかったりと、とにかく木材に比べて効率が悪い!


しかし間伐を行うことで昔のような美しい竹林が戻ってほしいという想い、
そして竹の集荷システムを地元農家の方々と協力するなどして、
2009年に国産竹100%の紙の製造販売を始めることができたんだとか。


この竹紙は既に、包装紙やパンフレットで使われていて、
一般向けに「竹紙ノート」も発売されています。
手触りや風合いも通常の紙製ノートと変わりなく、
質感やペンのすべりも良いですよ☆

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この「竹紙」を製造している中越パルプ工業株式会社さんのHPはコチラ
ちなみに、社長さんは山口県出身の方なんだとか!

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