2012年06月

2012年06月02日

1個あると便利ですよ♪

0602.jpg

★☆ 今週のワイン ☆★

<Tramin Blauburgunder-Pinot Nero>(2010)
 〜トラミン ブラウブルグンダー・ピノネロ

 ♪ケラーライトラミンという協同組合で作られた
      葡萄品種:ピノノワールのイタリア赤ワイン♪

★☆ ワイン栓のお話 ☆★

最も一般的なものは、皆さんもよくご存知、
コルクの栓ですよね。
非常に密閉度も高く良い栓なのですが、
たまーに、ごく僅か、コルクの香りがワインに移ってしまう
ブショネ(コルク臭)という問題を抱えているのです。

そこで、このブショネからワインを救うべく、
様々な研究・開発が進んでいるのですが、
その解決策の一つが、
今回ご紹介したガラス製の栓”ヴィノ・ロック”。
見た目も非常にスマートで、また再利用も出来るので
1個あると何かと便利、重宝しますよ!

  +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

RIMG0023.JPG

★☆ 齊藤美絵より ☆★

先週、イベントで鹿児島に行きました。
大分出身の私にとっては、
九州の方達のあたたかさや
ちょっと甘めのお醤油はホッとします。

ただ、同じ九州と言っても、
鹿児島は初上陸だったので、
桜島の雄大さにはビックリでした。

桜島が見えるホテルに宿泊したのですが、
朝、桜島の前に美しい陽が射し込んでいて感動!

葡萄は、水はけが良い場所で
生育するということで、
イタリアの共同体のように、
鹿児島でもJAが桜島産ワインの栽培をはじめたとか。

どんな味わいのワインなのでしょうか?
こちらにも注目したいです。

2012年06月09日

良質な白ワイン 美味しさのヒミツ♪

0609.jpg

★☆ 今週のワイン ☆★

<Agnès Paquet Bourgogne Blanc>(2009)
 〜アニェス・パケ ブルゴーニュ ブラン

 ♪最近流行の薄ウマ系!
    フランス・ブルゴーニュ地方の白ワイン♪

★☆ 白ワイン 味の違いのヒミツ♪ ☆★

ブルゴーニュ地方の良質なワインは”小樽発酵”、
小さな樽で熟成・発酵をさせています。
この方法をとると木目を通して僅かに酸化していき
これが複雑な香り・味わいをもたらしてくれるのです。

この香り〜樽香のきいた・・・などといいますが〜
一番有名なのはバニラの香り。
”バニリン”といって、特に新樽で熟成・発酵をさせると
このバニラの香りがワインから漂ってきます。

で、今回ご紹介したパケさんの白ワイン。
これは新樽ではなく、3回ほど使った樽(三空き樽)を使用。
ちょっと古めの樽を使う事で、
ワイン本来の果実味が出た白ワインを完成させているのです。

  +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

RIMG0231.JPG

★☆ 齊藤美絵より ☆★

今日、関東甲信地方と北陸地方まで梅雨入りしましたね。

陽が伸びて、夜も心地よい風が感じられる季節なので、
先日、梅雨入り前にテラス席のあるイタリアンで、
ゆっくりご飯を楽しみました。

前から、そのお店の前を通る度に
美味しそうな香りがしていたので、気になっていて・・・笑
その嗅覚の期待通り、笑顔が優しいお父さんと呼びたくなるような
シェフが作るお料理は、ワインによく合うあったかい味でした。

その日は、日中が初夏の暑さだったので、
テラス席の心地よさにリラックス。

梅雨の晴れ間にまた行きたいなぁと思いました。

2012年06月16日

暑くなる季節、ワインの保存法は?

0616.jpg

★☆ 今週のワイン ☆★

<Courbissac Minervois>
 〜クルビサック ミネルヴォワ

 ♪フランス・アルザス地方に惚れて
    お引っ越しまでして作られた赤ワイン♪

★☆ ワインの保存法 ☆★

ワインを保存するにあたっては
注意しないといけない点がいくつかあります。

・直射日光があたる所
・温度変化の激しい所
・振動の多い所
・臭いのキツいものが近くにある所
・乾燥している所

以上が、ワインの保存場所として適切ではない所。
で、このほとんどを網羅してしまっているのが冷蔵庫で
一般的には、冷蔵庫はワインの保存場所として
適していないといわれているのですが・・・
でもそれは、長期保存を目的とした場合の事。
夏、暑い時期の数ヶ月という単位で考えた場合は、
冷蔵庫は便利な保存場所として、活用する事が出来るのです。

  +++++++++++++++++++++++++++++++++++

RIMG0179.JPG

★☆ 齊藤美絵より ☆★

今日は、いつもLoveWineの収録を行っている様子を。
LoveWineは、スタジオではなく毎回遠藤誠さんのお店
“遠藤利三郎商店”で行っています。

場所は、あの東京スカイツリーのすぐそば!
これまでは、東京スカイツリーの完成の様子を見ながら、
また、開業後はその賑わい具合に驚きながらお店へと向かっています。

そして、収録はお店の一番奥にある個室の一角で。
どんなワインのどんなポイントをご紹介するか、
ディレクターと3人で話す時間もまた楽しいヒトトキ!
オンエアではギュッと濃縮したお話をお届けしていますが、
こぼれ話も実はまた面白くて・・・
この写真から、そんな雰囲気も伝わったらいいなと思います。

そうそう、実際に味わえるLoveWineShopのサイトも是非覗いてみて下さいね!

http://endo-risaburou.shop-pro.jp


2012年06月23日

ワイン畑を作りたい方へ・・・

0623.jpg

★☆ 今週のワイン ☆★

<Pour la Vie Grande Cuvee>
 〜ポー・ラ・ヴィ グラン・キュヴェ

 ♪醸造コンサルティング:レベッカが手がけた
       カリフォルニアのスパークリング・ワイン♪

★☆ 醸造コンサルティングというお仕事 ☆★

醸造コンサルティングというお仕事、ご存知ですか?
これは、自分ではワイナリーを持たずに色んなワイナリーと契約して、
実際に醸造を手がけたり、指導したりするのを生業としています。

ここ日本でも何人か活躍されていらっしゃる方がいるんですが、
有名なところで言うと、以前、栃木県のココファームワイナリーで
醸造責任者をやっていたブルース・ガット・ ラヴ氏。
(齊藤美絵さんもお会いした事があるとのこと。)

醸造コンサルティング・・・
将来、自分のワイナリーを作ってみたい!という方は、
是非一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

  +++++++++++++++++++++++++++++++++++++

RIMG0558.JPG

★☆ 齊藤美絵より ☆★

ワインに欠かせないお料理。
色々なマリアージュがありますが、
月島にて思わず「白ワインと合わせたい!」と
思う一品に出会ってしまいました。

それが、写真の一品なんですが、
なんだか分かりますか?

実は・・・もんじゃ!なんです。
しかもご覧の通り“トマトとバジルのもんじゃ”
初めて食べました。

この盛り方も凄いのですが、
ここにチーズをトッピングして、
トマトとバジルでイタリアンテイストに。

ソースの酸味とトマトの酸味の相性が絶妙で、
白ワインに合いそうな味わい。
とっても美味しかったです。
もんじゃ焼きのお店でワインが飲みたくなるなんて!
食の楽しさを改めて感じた夜でした。


2012年06月30日

世界遺産の街から1本♪

0630.jpg

★☆ 今週のワイン ☆★

<Les Jardins de Soutard>
 〜レ・ジャルダン・ド・スータール

 ♪果実味が豊かで渋みが柔らかい
      サン=テミリオンの赤ワイン♪

★☆ サン=テミリオンという街 ☆★

フランスの南西部、ボルドー近郊の街:サン=テミリオン。
こちらは、街自体が世界遺産に登録されていまして
中世の街並みがそのまま残っているのです。

小高い丘がありまして
そこに昔の街並が整然と並んでいるのですが、
実はここ、昔の石切り場の跡がいくつも残っていて
地下は洞窟だらけ。なので大型車が入れないそうです・・・

ワイン含め、色んな好奇心をそそる街:サン=テミリオン。
フランスに行かれる機会のある方は一度
チェックしてみてはいかがでしょうか?

  ++++++++++++++++++++++++++++++++++

RIMG2167.JPG

★☆ 齊藤美絵より ☆★

LoveWineの番組がスタートしてから、
今までより、一層「ワイン」というキーワードのアンテナが
ピンと立つようになりました。

それまで以上に、お店の方にワインについて聴くようになったり、
好きな品種以外のものも飲んでみようと手にしてみたり・・・

先日、もう10年近く前から知っている鎌倉の海辺のカフェに
久々に足を運びました。
メニューを見ていると、なんとワインのリストが。
その中には、“勝沼生ワイン”という気になるキーワード!

「生ワイン」ってなんですか?
と聴くと、酸化防止剤を使っておらず、
醸造したままのワインを濾過して瓶詰めしたものなのだそう。

あまり多く出回っているものではないらしく、
この日は、残念ながらお店になかったのですが、
また次回入ってきたときのお楽しみにしておこうと思います。

“知る”と生活の中の色々なシーンで
楽しみが増えてきますね。

ワインに纏わる“知”をもっと遠藤さんに伺っていきますので、
一緒に、そんな“知”を味わっていきましょう。