2012年02月

2012年02月04日

バレンタインデー〜気になる彼に送りたくなるワイン♪

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★☆ 今週のワイン ☆★

<La Tete Noire Flutelle Rose>(NV)
 〜ラ・テット・ノワール フリュッテル・ロゼ

 ♪ハートのエチケットも可愛い
    色も鮮やかなプロヴァンスのロゼスパークリング♪


★☆ ハートのエチケット ☆★

ハートのエチケットにまつわる、
ワインファンの間で有名なお話があります。

フランスはボルドー地方にあるシャトー:カロンセギュール。
昔のオーナーでセギュール伯爵
という方がいらっしゃったんですが、このお方、
他にボルドーの大変素晴らしい
有名なシャトーを沢山持っていました。
で、あるパーティーの時、セギュール伯爵に
「どのシャトーが一番好きですか?」とお聞きしたところ
彼は、その有名なシャトーではなく
全く無名のシャトー・カロンと答えたそうです。

そんなところから、このシャトー:カロンセギュールでは、
外見や名声に惑わされない真実の愛=
             ”セギュール伯爵の’ハート’”
これがエチケットに描かれているんです。

ちなみにこちらは、ちょっとお高い・・・
気になる方は、ぜひチェックしてみて下さい!

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★☆ 齊藤美絵より ☆★

今日は、2月といえば・・・
バレンタインにぴったりのワインをご紹介しました。
エチケットには、たくさんのハートマークが
散りばめられていて、とっても可愛い1本。

ハートモチーフのものを見ると、
自然と笑顔になりますね。

先日、お食事に行ったときのデザートに
登場したフォークにも
なんと可愛い小さなハートが!
思わず、写真を撮ってしまいました。

こういうさりげないハート、良いですよね!

バレンタイン当日、お家でおもてなしを・・・と
思っていらっしゃる方は、
こんなさりげない演出も素敵ですね。

2012年02月12日

ニューワールドの魅力〜ニュージーランドワイン♪

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★☆ 今週のワイン ☆★

<Kim Crawford Sauvignon Blanc>
 〜キム・クロフォード ソーヴィニヨン・ブラン

 ♪酸が華やかでありながらも、ふくよかな味わい!
             ニュージーランドの白ワイン♪

★☆ ニューワールドの魅力 ☆★

フランスやスペイン、イタリアといった
ヨーロッパのワインに対して
大航海時代以降、発見された土地、
(アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアなど)
こういった土地のワインをニューワールドといいます。

ニューワールドワインの魅力は、果実味が豊か!
また色味も濃くて、アルコール度がやや強めなのが多いのも特徴です。
対してヨーロッパ、特にフランスなどのワインは  
酸がシャープで繊細、バランスが良いのが魅力。
ニューワールドとヨーロッパのワインでは、
このような魅力の違いがあります。

ところが今回紹介したニュージーランドは、
ニューワールドの中でも緯度が高く涼しいので
フランスのように酸がしっかりし、
さらに日照時間も長いのでぶどうが完熟。
ニューワールドとヨーロッパの良い所取りをした産地、
これがニュージーランドワインの魅力といえます。

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★☆ 齊藤美絵より ☆★

まだまだ寒い日が続きますが、
朝陽が昇るのが早くなり、お天気の良い日の陽射しを
浴びていると春の足音を感じます。

空気は冷たいものの、太陽の光がお部屋の中に
入ってくると、暖房入らずのあたたかさに。

こんな日だまりの中、ちょっと大き目のクッションに座って
ひんやりとした白ワインを頂いたら、
さぞ気持ち良いでしょうね。
そのままお昼寝なんて・・・

あぁ、最高です。

本格的な春の訪れを待ちながら、
休日のほんのヒトトキ
そんな過ごし方が出来たらなぁ・・・と想像しながら、
ニンマリしています。


2012年02月19日

南フランスから高級感あふれる1本♪

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★☆ 今週のワイン ☆★

<Alain Paret Cotes du Rhone La Fontache>
 〜アラン・パレ コート・デュ・ローヌ ラ・フォンタッシュ

 ♪上品でゆったりとした味わいが楽しめる
          南フランス・ローヌ地方の白ワイン♪

★☆ フランスにローマ法王庁?〜ローヌのワイン史 ☆★

時は14世紀。
当時、フランスとバチカンは対立関係にあったんですが、
それが災いしてフランスはローマ法王を擁立、
ローヌに法王庁を作ってしまったのです。

それから宗教的な中心はローヌへ。
キリスト教とワインは切っても切り離せない関係ですので
次第にローヌで良質のワインが作られるようになったのです。

ちなみに今回ご紹介出来ませんでしたが、
ローヌには「シャトーヌフ・デュ・パプ」というワインがあります。
意味は「法王の新しい城」。
歴史を感じさせてくれるワインです。

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★☆ 齊藤美絵より ☆★

先月、母がこちらに来ていたので、
一緒にお食事に行きました。
葉山にある私の好きなリラックスできるイタリアンへ。

グラスワインをオーダーして、
海の幸をふんだんに使ったお料理を
楽しんだのですが、
ふと、私もこうやって母と一緒に
ワインを楽しめるようになったんだなぁ。と
(今更ながらですが・・・)

母はグラス一杯で満足するタイプなのですが、
お食事と共に、ワインを楽しんでいる姿を
見ていると、実家に住んでいる学生の頃には
感じられなかった喜びが生まれてきました。

ワインには、親子の関係をより一歩深めてくれる
効果があるんですね。


2012年02月26日

スペイン〜世界遺産の近くから1本♪

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★☆ 今週のワイン ☆★

<Abadia de San Campio Albarino>
 〜アバディア・デ・サンカンピオ アルバリーニョ

 ♪スペインの大西洋沿い リアス・バイシャスの
      地ブドウ”アルバリーニョ”から作られた白ワイン♪

★☆ リアス・バイシャスの近くには!? ☆★

この番組のアドバイザー:遠藤誠さんが、
一度は訪れたいという産地が、このリアス・バイシャス。
ワインはもちろんなんですが、
実はこのリアス・バイシャスの近くにあるのが”サンティアゴ”。

時は9世紀、イエスの使徒の一人:聖ヤコブの遺体が
この地で偶然発見されます。
伝説によると、そこに星が降ってきて奇跡的に発見されたそうですよ。
そこからこの地名が、聖ヤコブをスペイン語読みした名前
”サンティアゴ”となったわけです。

今ではキリスト教三大巡礼地のひとつとして、
そして世界遺産にも登録されている
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の終着地として、
最盛期には年間約50万人が訪れたという名所となっています。

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★☆ 齊藤美絵より ☆★

ワインって、“ブドウ”から作られているのに、
本当に色々な香りがするのが面白いですよね!

フルーツやお花、草原の香りだったり、
スモークの香りがすることも。

1つのワインの中から数種類の香りがしたり、
時間によって印象が変わったり、奥深いなぁと感じます。

毎回ご紹介するワインも、目を閉じて
どんな香りがするかな~とグラスの中から
香りの記憶を探して結びつけるのがとても楽しいです。

今日ご紹介したワインはなんと桃の香りが。
大人の女子ひな祭り会に一本あれば、
さらに、話に華が咲きそうです♪