今日は、生物学者・福岡伸一さんが書かれた
「動的平衡2 生命は自由になれるのか」
福岡伸一さんといえば、研究のかたわら
「生命とは何か」を分かりやすく解説した著作を数多く出版
テレビやラジオにも多く出演しています.
今回の本は、前作よりさらに進化を遂げた福岡生命理論の第2弾!
「動的平衡」とは、絶え間なく動いている(動的)けれども
バランスが保たれている(平衡)こと。
これが生命にとって、最も重要な特性。
今回の本は、前回より1歩進めて「生命の自由度」について考えたもの。
これまで生命は、遺伝子を複製するために「
産めよ、増やせよ」という命令を出していて
全ての生命の行動はそのために合理化されていると
囚われていましたが、実は、生命はもっと自由!
例えば、働きアリの2割くらいはサボっている。
しかし、そのサボッているアリがいつ役立つかはわからない。
そういうことを生命は許容して
今後に役立つかもしれないことを準備できる。
これは生命が持っている遊び(自由度)
そういう観点から生命を見ると
必ずしも「産めよ、増やせよ」だけではなく
遊んだり学んだり、自由であることを求めながら生きている。
・・・という福岡さんの研究からの考えが
まとめられています。
さらなる深化を遂げた福岡生命理論の決定版
「動的平衡2」は全国書店で発売中です!