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7月8日(月)のデリフラは・・・

「火星に行こう!」をテーマにお送りしました!
と言うのも、アメリカでは、2030年代に、火星移住という計画が真剣に
考えられているようです。最近の研究によれば、水が火星の地中に存在し、
生命存在の可能性もあるとか・・・
火星は、地球のお隣の星ですね。
直径は地球の約半分で、およそ6800キロありますが、質量が地球と比べて
1/10ほどしかないため、火星の地表での、重力の強さは、地球の半分以下になります。
ジャンプしたら、誰でもオリンピック選手並みに飛べそうですね!

また、地球との距離ですが、これは、時期によって異なります。
どうしてかと言うと、地球は太陽の周りをおよそ365日かけて1周し、その軌道は、
円(丸)に近い形を取ります。
しかし火星は、地球より太陽から遠い分、1周するのに時間が必要で、
およそ687日かかります。しかも、軌道が、楕円形になっているため、
地球との距離が一定しないのです。

しかし、そこはお隣の星ですので、これまで数々の国が、探査を行ってきましたが、
簡単ではなく、数々の失敗を繰り返してきました。
日本でも1998年に、初めての火星探査機「のぞみ」を打ち上げましたが、
火星の軌道からはずれてしまっています。

そんな中で、初めての成功と言えるのが、1964年にアメリカが打ち上げた
マリナー4号です。火星上空に接近し、21枚の写真撮影に成功。写真には
火星の地表面にあるクレーターまでも映し出されて、人類は初めて、火星の
画像を見たのです。
火星着陸に世界で初めて成功したのは、1971年、当時のソビエトが
打ち上げた、マルス3号。数枚の写真撮影にも成功しましたが、20秒後には故障し、
通信が途絶えました。しかし、初めて火星に着陸したという点で、
火星探査における、大きな一歩を印したのです。
そして、現在、火星人の存在は、さすがに今の科学では否定されていますが、
火星に生命があるかどうか…という研究は進んできています。
まず、生命にとって不可欠とされる水。
火星には、かつては水は存在しない、と考えられていましたが、
NASAが2004年に火星に送り込んだ無人探査機「オポチュニティ」が、
水の痕跡を発見しました。
クレーター内にある「ストーン・マウンテン」と名づけられた岩を撮影。
さらにオポチュニティはつい先月、ついに川の痕跡を発見しました。
これで、火星に水が少なくとも過去にはあったことははっきりしたのです。

火星に住めるのか?を調査するに当たっては、水の存在はとても重要です。
その存在が確認され、さらに調査が進んでいますが、人類が火星に降り立つのは
まだ先の話です。
しかし、未来では、「ちょっと火星にお引っ越し」なんて夢も実現するかもしれませんね。

大橋画伯の本日の作品

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♪本日のオンエア楽曲♪
M. 「団地でDAN! RAN!」 by 怒髪天 feat. キヨサク
M. 「デイ・ドリーム・ビリーバー」 by ザ・タイマーズ
M. 「MARCHING TO MARS」 by SAMMY HAGER