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5月7日(火)のデリフラは・・・

連休明けで、久しぶりの仕事という方も、多いのではないでしょうか。
そこで今日は、新しい仕事の形ということで、「ノマド・ワーカー」を
テーマにお送りしました。

ノマド・ワーカーとは、何かと言いますと、「ノマド」とは、英語で、遊牧民のことです。
「ワーカー」は、働く人ですから、直訳すると、 「遊牧民のように働く人」。
つまり、オフィスや工場、自宅など、特定の場所や時間に縛られず、
その時々の気分や仕事内容に応じて、パソコンを活用して働く人のことを、
「ノマド・ワーカー」と言っています。

この「ノマド・ワーカー」が、最近日本でも、都市部のカフェを中心に
増えているんですね。
背景としては、近年、ITネットワークや携帯端末が普及し、外出先で
インターネットに接続出来る、環境が整ってきたこと。
世の中のビジネス環境が変化していて、会社員であっても、
フレックス・タイム制や、在宅勤務制の導入が行われていたり、異なる会社の
人が、同じチームで仕事をしたりすることが増えていること。
さらに、仕事に縛られるだけでは無く、オフ・タイムを充実させたいという
個人志向の人が多くなっていることなどからです。

実際にノマド・ワーカーとして仕事をする場合の場所ですが、
まず、パソコンの電源が確保出来ること。
さらにインターネットに接続出来る環境であることが必須です。

ノマド・ワーカーのメリットとしては、
上司や同僚など、会社の目を気にしないで仕事が出来る。
その日の気分や状況に応じて、好きな場所で好きな時間に仕事が出来る。
それまでかかっていた、通勤時間を、自分の趣味に当てたり、個人のスキル・アップのための
勉強をしたりと、有効に使うことが出来る。 等が挙げられます。

職種で言うと、デザイナーやコピー・ライター、プログラマーなど、
パソコンを使うことが前提で、クリエイティブな仕事をしている人が
多いようです。仕事場所を変えることで、アイデアが出たり、
周りの人を観察することで、新しい発想が生まれるのかもしれませんね。

いずれにしても、専門的なスキルを持っている人で、なおかつ人脈が
ある人でないと、難しい気がします。
自由と言うことは、それなりに自律を求められるのは当たり前ですし、
ビジネスをする上での常識も不可欠です。

ノマド・ワーキングをする上では、カフェや電車の中が多いのですが、
最近は、公立の図書館や、コイン・パーキングなどでも出来るようです。

放送業界には、実際この手の仕事のやり方をする人が結構いますが、
今後、いろんな職種で増えていくかもしれませんね。

大橋画伯の作品


♪本日のオンエア楽曲♪
M. 「ドリーム・バイキング・ロック」 by 怒髪天
M. 「WORKING MAN」 by BOØWY
M. 「I'M FREE」 by 布袋寅泰