今日は、「狭い線路」を特集しました。
鉄道線路のレール間隔が、標準軌間の1435㎜よりせまいものを、狭軌。
軌間が762㎜以下のものをナローゲージと言います。
全国各地では、これら狭い鉄道遺産の保存活動に取り組んでいるところがあります。

岐阜県飛騨市では、かつての神岡鉄道神岡線の廃線跡を利用した乗り物、レールマウンテンバイク「ガッタンゴー！！」が誕生しています。
マウンテンバイクと廃線後の鉄路を組み合わせたこの新感覚の乗り物は、わかりやすくいうと、旧鉄道線路の上を、マウンテンバイク、自転車に乗って走行できるというものです。
鉄道線路ですから、コースには当然、トンネルがあったり、いくつかの駅を通過したり、線路が分岐されているところなどもあります。
レールの継ぎ目の振動や音を体感することができるのも、ローカル線の線路ならではですね。

せまい線路が、実際に通勤電車としてバリバリ現役で使われている路線があります。
それが、三重県四日市をターミナルとする「近鉄内部・八王子線」。
１９１２年に営業を開始した歴史ある路線で、今でも毎時間、数本の便が走っており、地元での通勤・通学に大活躍。
しかしこの路線、毎年３億円の赤字が続いているそうで、近鉄は来年夏までに将来の方向性を決めるということですが、
鉄道を廃止し、バス専用道路にする可能性が高いようです。

小さくて可愛らしくユニークな「せまい線路」。
廃止ではなく、違った利用法で生き返っていって欲しいところですネ。

♩大橋画伯の一枚♩
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　

♩MUSIC LIST♩
　　　　　　　　
M1:THE BOYS feat. CASSIE/NICKI MINAJ
M2:DOWNTOWN TRAIN/ROD STEWART