東日本大震災発生から、100日あまり。
今日は、イマ私たちに出来るコトを考えました。
　　　　　
一歩一歩復興が進むなか、ボランティアへの需要が高まるばかり。
というのも、ボランティアの数はゴールデンウイーク以降急減。
内閣府の調べによりますと、震災当日から６月５日までのおよそ３カ月間に、岩手県、宮城県、福島県の３県で活動するボランティアの延べ人数は、３８万７９００人。
１週間ごとのボランティア人数の推移は、ピークのゴールデンウィーク週が、５万４１００人。
直近の６月５日までの１週間は、２万４１００人と、ピーク時の４５％にまで落ち込んでいます。
　　　　　　　
そんな中、大手旅行会社では、ボランティア活動と観光地巡りを組み合わせたツアーを企画し、ボランティア初心者の方々も多く参加しています。
　　　　　
番組後半では、石巻市に住む、藤田利彦さんにお話をお伺いしました。
石巻市の多くの場所では、自宅のリフォームが、進んでいないそうです。
理由のひとつは、まだ、建築禁止区域に指定されるのか否か、不透明な地域が多いということ。
また、取り壊し区域から外れた区域であっても、市内に住む大工さんの数が少なく、工事がなかなか進まないとのこと。
　　　　　　
さらに、今問題になっているのは、生活排水を流す側溝。
津波によって壊滅した側溝は、ボランティアの方が手作業で、側溝掃除をしているそうです。これも限界がありますよね。
大量のハエが発生している点が既に問題になっていますが、藤田さん曰く、まもなく蚊も大発生する中、公衆衛生という観点からも早急な作業が必要だとのこと。
サッシ窓のガラスも入っていない家が多いので、ハエ、蚊の大発生は、心配です。
　　　　　　　
そんな中、藤田さんに、今あったら嬉しいモノをお伺いしたところ、中古でよいから家電が必要とのこと。
電子レンジや洗濯機、冷蔵庫、TV、パソコン、Faxなどなど。
また、日焼け止めクリーム、夏物衣料・自転車、家庭用の常備薬（胃薬、目薬、風邪薬、イソジン、傷絆創膏など）。
生鮮食材（キャベツ、レタス、葉物、魚）
ハエ、蚊の大発生に備えての殺虫剤、蚊取り線香など。
　　　　　　
がれきの撤去やヘドロだし、側溝掃除、物資の配布、独居老人の訪問介護などなど、人手はいくらあっても足りないという被災地。
何よりも、イマ、マンパワーが必要とされているのですね。
　　　　　
♪SONG　LIST♪
M1：CAN　YOU　FEEL　IT　/　ONE　NIGHT　ONLY
M2：REDEMPTION　SONG/BOB　MARLEY＆THE　WAILERS 　
M3：SOUL　SEARCHIN /GLENN　FREY