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6/25(木)のデリフラは…

登山者数がここ数年、増加しているということで、ブームといえる富士山。
というわけで、本日は富士山に詳しいスペシャリスト、筑波大学附属高等学校教諭の田代博先生に、富士山の魅力を語っていただきました。
    
●これまでで、富士山が見えたもっとも遠い地点(県)は?
→和歌山県 那智勝浦町口色川 色川富士見峠
(那智の滝の近く)
      
●遠くからでも見える天気の条件
→空気が澄んでいることが絶対的条件。
水蒸気や排出物がないこと。
従って、空気が乾燥する冬場がよいそう(太平洋側の場合です)。
特に首都圏では正月3が日は工場も休むことが多いので、絶好の展望シーズン。
   
1日の時刻によっても違う。朝や夕方は光の関係もあって見えやすい。
夕暮れなどシルエットの富士山がよいそうです。
    
●富士山の最大の魅力
日本一の高さを誇るのに、多くの人に姿を見せ、しかも夏などは誰にでも頂上を踏ませる大衆性・庶民性。首都圏から年間100日近くもその国の最高峰が見えるのは、世界194の国の中でも日本だけ。
八の字は末広がりで繁栄の象徴。
富士山を自由に眺めることができるのは平和の象徴でもあります。
    
●ベストスポット
公共の場では、高層になっている役所。。都庁や文京区のシビックセンターが有名。江戸川区役所などは、手前に高速道路と荒川があり、その向こうに超高層ビル群があって、その上に富士山という、人工物と自然の調和という、いかにも町から見る富士山という感じ。
    
■おすすめの富士山
何と言ってもダイヤモンド富士!
最近は「トンネル富士」や「路上富士」(町からは建物の上からではなく、地面から。地に足をつけて眺めたい。題して路上富士)。
  
富士山が見えづらくなるというのは、環境汚染がすすんでいるということ。環境を知る、一つのバロメーターともなっているのですね。
まだ一度も見たことがないという方、登ったことがないという方!この夏休み、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。感動して、もしかしたら人生変わっちゃうかもしれませんよ。
   
♪SONG LIST♪
M1:blue sky / MY LITTLE LOVER(8/5リリースのニューシングル)
M2:Misty Mountain Hop / LED ZEPPELIN
M3:晴れたらいいね / DREAMS COME TRUE