今週末からゴールデンウィークですね。
お城や史跡をめぐる方もいらっしゃると思いますが、
どこに注目すれば良いか分からないという人もいらっしゃると思います。
ということで本日のデリフラでは、
「お堀に注目」してみました。
【皇居のお堀についてTOPIX!】
・現在の皇居のお堀は、実は仙台藩によってつくられたそうです。
・1965年に玉川上水方面から取水していた新宿の淀橋浄水場が廃止されると、
お堀への水の流入が止まり、次第に水質の悪化が問題になってきているそうです。
そこで、環境庁は1995年に内堀の浄水施設を完成させたそうです。
・最近では、お堀のよどんだ水を浄化しながら水温を下げ、
都心のヒートアイランド現象を和らげることも検討している
という話もご紹介しました。
番組後半では、名古屋城のお堀や、海外のお城のお堀など、
様々にお堀の魅力にせまってみました。
【名古屋城についてTOPIX!】
・名古屋城のお堀の特徴としては、
水の入っていない「空堀(からぼり)」と
水を入れた「水堀」とを使い分けているところに特徴Gああります。
・名古屋城の空堀には、なぜか「鹿」が群れをつくっているそうです。
この鹿は、もともと1952年に、東山動物園からもらった3頭の鹿が繁殖し、今に至るそうです。
【海外のお城についてTOPIX!】
・海外でも、外敵の進入を防ぐために、お堀をつくるケースがあります。
・特に、美しいお堀をもつことで有名なのが、
イギリス南部にある、ボディアム城!
こちら、ファンタジー映画に出てきそうなくらい美しく、
「お堀の真ん中に、お城が建っている」ような感じです。
※残念ながら内部は廃墟だそうですが、今でも世界中から観光客が集まるそうです。
・他にも、アンコールワット!
お城ではなくお寺ですが、190メートルもの雄大なお堀で囲まれています。
敷地面積とお堀の面積がほぼ同じに設計されており、
お堀自体が建物の設計思想と大きく関わっていたと考えられます。
・ちなみに、お堀には白鳥やカモなどの鳥がいますが、
これは、敵が来た時に一斉に羽ばたくことで侵入を知らせる役割もあります。
アンコールワットのお堀にも、昔はワニがたくさん住んでいたそうです。
<SONG LIST>
♪1 :Naturally / 松下優也
♪2 :歴史と遊ぼう / レキシ
♪3 :タイムマシンにお願い / サディスティック・ミカ・バンド