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井門的ロック名盤-その三-

さぁ!!ついに週の真ん中水曜日!
『真ん中も○○り!!夕焼けにゃんにゃん~!!』
…と言うフレーズに頬が緩んだそこのアナタ!!今度飲みましょうね…。
よ~しっ、今日も10代の心が穴の空いた鍋の水の如くこぼれていった所で(笑)

お陰様で、御影様で3日目となった【井門的ロック名盤紹介】
ここまで各方面から(友人からも)様々な声をいただき、嬉しい悲鳴をあげています。
でもやっぱり中には『なんだなんだ~!?アメリカも入れるのかよ!?』であったり、
『う~ん、JONI MITCHELLはどう考えてもちょっと…』などの声も届いております。
これについては僕も色々と考えました。

様々な意見を寄せていただいた方々!
今回の企画の様な事、多分これから先にまたやると思います。
それは『リスナー投票で選ぶロック名盤特集』かもしれないし、
井門的ロック名盤特集第二弾』かもしれません。
何にせよ道筋を作るにはプロトタイプが必要です。今回のセレクトは今後に繋げる一つの雛型として、
やんわりと受け取っていただけたら有り難いかなと思ってます!!!
でも色んなご感想が寄せられている時点で、この企画大成功なんですけど(苦笑)


それでは今回も、気持ちの良い名盤をご紹介していきましょうか~っ!!


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ノエル…脱退しちゃったんだよね…。
言わずと知れた『OASIS』デビューアルバムをピックアップ!
1stアルバム『Definitely Maybe』は94'にリリースされました。
当時はブラーと並べてブリットポップの旗手なんて言われていましたが、
そのブラーとのやり取りはあまりにも過激で、当時高校生だった井門少年はドキドキしたもんです。
結成当時のオリジナルメンバーは、リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガーのギャラガー兄弟。
ポール・アーサーズ、ポール・マッギーガン、トニー・マッキャロルの5人。
OASISの名盤なら『MORNING GLORY』ぢゃないの??と言う方も多いと思いますが、
【伝説はこのアルバムから始まった…】と考えると、やはり1stかなと。
全世界で現在5000万枚以上のCDセールスを数えるOASISが、ここから始まったんですよ!!
ま・まぁ、何にでも始まりはありますが…、それを考えると何だかワクワクするので。

何故か我が家にはこのアルバムの外盤があり国内盤は正直持っていません(苦笑)
なので、日本盤のレビューに何が書いてあるのか見た事が無かったり、
歌詞もちゃんと分かってなかったりするのですが、でも輸入盤をCDショップで買った高校2年生当時、
家に帰ってすぐにCDをセットし、スピーカーから1曲目Rock 'n' Roll Starが流れてきた時は、
やっぱり『なんじゃこりゃ-!!!』となったわけです。リアムの声が好きだったんだなぁ。

いま改めてこのデビュー作を聴いてみると、勿論今のOASISより格段にヘタです(笑)
でもその音作りの真っ直ぐさや、飾り気の無い感じ、そしてそのずば抜けたセンスは凄いんだ。
当時BANDを組んでいた僕は、この何となく隙のあるサウンドを聴いて、
「ひょっとして俺にもこれくらいの曲、作れるんぢゃねぇか??」とアホウな事を考えたもんです。
でもOASIS以降、OASISもどきの様なBANDがワラワラと出てきた事を考えると、
やはり僕と同じ様な事を考えたアホウは世界中にいたんだなぁと。
そしてその誰もがOASISにはなれなかった(当たり前だけど)。彼等の場所に着いたかなと思ったら、
既に地球を一周してさらに前にOASISはいたわけです。LIVE FOREVERなわけです。
こんな言い方も変だけど、「真っ直ぐなOASIS」を堪能したい方は是非!!

それではもう1枚行ってみましょうか~っ!!


Slippery_When_Wet.jpg

嗚呼青春のBON JOVIの登場でございます。
そのイケメンぶりから80年代初頭、日本の乙女達を虜にしたジョン・ボン・ジョヴィ率いるBON JOVI。
AXIAのカセットテープCMに出演していたのを物凄く記憶しています(苦笑)
*今はいないアレックが超前面に出ていたんだよなぁ…懐かしい。

HRのBANDがアメリカより先に日本で人気が出るパターンがありますが、BON JOVIもまた然り。
ちょっと調べてみたら85'に麻倉未稀さんが【夜明けのランナウェイ】を日本語カヴァーしてる…。
それが何とTVドラマ『乳姉妹』の主題歌に…アワワワワ…。
僕がBON JOVIのアルバムで一番最初に購入したのは、実は『Keep The Faith』。
よくLIVEで【BED OF ROSES】とか【IN THESE ARMS】とかをカヴァーしてました。
そこから徐々に遡って、出会ったのが3rdアルバム『Slippery When Wet』
このアルバムは全世界で3000万枚を売り上げているそうで、ここで一気にブレイクするんですね。

実はぶっちゃけ、BON JOVIにはあまり良い印象を持っていませんでした。
前述の通り女子にキャーキャー言われている彼等に、思春期の僕は反発したわけです(笑)
しかし中学生当時の僕のバイブル『BURRN!』に『Keep The Faith』の記事が載り、
彼等の熱き心に打たれた井門少年はそこから改心(何のこっちゃ)、
自らのBANDでもカバーするなどして応援していったわけです。(ちなみにLIVEは観た事無し)

このアルバムに収められている【Livin' On A Prayer】は高3の学園祭で披露した曲。
高校生活最後のLIVEでってのもあって、物凄く思い出深い曲です。
当時僕はGuitar&コーラス担当だったので、リッチーに徹してました(笑)
今でも酔っ払ってカラオケに行くと、シャウトして撃沈するナンバーでございます。

【Livin' On A Prayer】の他にも【You Give Love A Bad Name】も収録されていますから、
BONさんの振り返りアルバムとしては、持っていても良い名盤ではないでしょうか?