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11/13(木)のデリフラは…

本日は、中国茶特集をお送りしました!
仕事や勉強のおともに、身も心もあったまる中国茶。ぜひあなたも、ティーブレイクにとりいれてみては?

中国茶は発酵の度合で、6種類に分類されるんですね。
①緑茶(リュイチャ:不発酵茶)
中国において最も長い歴史を持っているそう。生産量・消費量ともに最大。
日本の緑茶のほとんどは「蒸す」工程から始まるのですが、
中国緑茶のほとんどは「炒る」ことから始まります。


②白茶(パイチャ:弱発酵茶)
基本的には茶葉を放置するのみという、シンプルな製法で製造される、
福建省特産の茶葉。繊細な香りが特徴。

③黄茶(ホアンチャ:弱い後発酵茶)
軽く発酵させた後、茶葉を積み上げ、麹菌などでわずかに微生物発酵させた
後発酵茶。上品な香りの茶葉。生産量は極めて少ない。

④青茶(チンチャ:半発酵茶)
茶葉に含まれるカテキンの酸化を途中でやめた茶。
烏龍茶もここに分類される。深い香りが特徴的です。

⑤紅茶(ホンチャ:強発酵茶)
福建省がルーツといわれている。カテキンの酸化を存分に進めた茶で、
緑茶・青茶に次ぐ生産量を誇る。中国ではキーマン紅茶が有名。

⑥黒茶(ヘイチャ:後発酵茶)
微生物を用いた、強い後発酵茶。プアール茶などがあり、独特の香りがする。

またこれらとは別に、緑茶や青茶などの茶葉に、ジャスミンやバラなど、
花の香りを吸着させた「花茶(ホアチャ)」があります。


また今回は、オススメの中国茶を、東京・表参道にある中国茶専家 遊茶(ゆうちゃ) 代表の、
藤井 真紀子さん に伺いました。
オススメは、「岩茶」(ガンチャ)というお茶だそうですね。
これは福建省北部の武夷山で育った茶樹(岩肌に育つ)からとれたお茶で、青茶(烏龍茶)の一種。


また淹れるときは、日本の急須でOKだそうです。
中国茶というと、特別な道具を使って、お作法があって…というイメージがありますが、あまりこだわらずに、気軽に楽しんでみるといいかもしれませんね。数えきれないほどの種類がありますから、飲み比べてみると楽しいですよ。そして本当に、体の芯からあったまります。


中国に思いを馳せつつ、アナタもぜひ楽しんでみてくださいね。