海軍グルメにスポットをあてて、
●おふくろの味、肉じゃがは実は、海軍グルメだった!!
●70年前の海軍料理本、海軍割烹術指南書を元に作ったカレーと平成のレトルトカレー食べ比べ
等をお送りしました。
□■肉じゃがが海軍グルメから家庭料理になるまで■□
肉じゃがの生まれは、当時の提督東郷平八郎がイギリス留学の際に食べたビーフシチューの味が忘れられず、料理長に作らせたところ、ビーフシチューを食べた経験のない料理長が、デミグラスソースの変わりに、砂糖としょうゆで味付けしたのが始まりと言われています。【有力な説ですが、あくまで一説。】
それが、和食が食べたい船員達の舌に合い、帰還後、実家のおふくろさんに作ってもらったことから、全国的に広がったそうです。
今度、肉じゃがを食べるときは、このエピソード思い出してみてください。
でも、ビーフシチューを頼んだら、肉じゃがが出てきた東郷提督の心中が気になって仕方ありません。
料理長は、無事だったのでしょうか?
□■秘伝!!海軍割烹術指南書■□
70年前の海軍料理本、海軍割烹術指南書。
今回のデリフラはその味を再現したカレーと、現在一般的にスーパーで売られているカレーを食べ比べてみました。
●大橋さんの感想
「海軍の方は学食っぽい味。懐かしい。」
●ディレクターの感想
「たしかに甘みが強くて、学食っぽい。から揚げのせたら美味そう。」
結果:わりと普通!!
・・・
「船の中、しかも軍隊に入っている人」しか食べられない、海軍グルメ。
しかも明治の時代では、洋食を食する機会はそうそうなかったと思われます。
そんな秘密のベールに包まれた歴史があるからこそ、人々は、海軍グルメに
興味を持たずにはいられないのではないでしょうか?