2011年10月 アーカイブ

2011年10月17日

『OH!HAPPY MORNING(10/17O.A)』に届けられたリスナーさんからのメッセージです。

10月17日(月)の「OH!HAPPY MORNING」に届いた
リスナーさんからのメッセージをご紹介します。


★山形県・次元大吉 さま


岩手県陸前高田市にボランティア活動に行ってきました。
これまで、宮城の石巻の方には何度か足を運んでいたのですが、岩手は初めて。
正直、地域によっての復興への速度の格差を感じました。
交通アクセスやボランティアの受け入れ体制の違いなどもあるのかもしれませんが、
宮城と比べると岩手は、ずいぶん瓦礫の撤去等も遅れている感じがありましたし、
あれから7か月以上たっているとは思えない町並みでした。
そんな中 番組でも以前、紹介していた「音Tプロジェクト」のデザインの中にもあった
「高田松原の奇跡の一本松」は実際この目で見ると、真っ直ぐと空に伸びるその姿は、
文字通りそこに住む人々の折れない気持ちのように見え涙が出ました。
ボランティアに行って毎回思うのは、一日で出来る作業はほんのわずかで、
それが、すぐに前へ進むことのお手伝いに繋がっているかというと、
本当に小さな力にしか過ぎない。でも、昨日も住民の方のお話の中で
「現地に人が来てくれる。それだけで、嬉しい。
話を少し聞いてくれるだけで、とても嬉しい」とおっしゃっていました。


その話を聞いて、ふと「ラジオ」・「ハピモニ」のことを思い出しました。
いつも、ハピモニの放送を聞いていると
「リスナーさんからの話を聞いてくれている」
そのことが伝わる放送をして下さっていることを感じます。
震災後は、被災地からのリスナーさんからのメッセージ紹介や番組としての
被災地のその後の紹介をし続けてくれているのは、きっと、そういう
「話を聞いてくれるだけで嬉しい」
という全国の方の気持ちを後押しして下さっていると思います。
自分も、同じ東北人として隣県へのボランティアに参加してみようと思う
きっかけとなったのも「ハピモニ」の放送だったりもします。


季節は、巡って 東北は、すっかり朝晩、寒くなりましたが、
どこかにいる誰かの話を暖かく聞いて、伝える放送をお願いします。


★石川県・暴れうま さま


昨日・おとといと宮城県方面へ車でかっ飛ばして来ました。
松島は津波の被害が嘘のように素敵な風景に戻り、
海岸沿いのお店やストリートもすごく綺麗になっていました。
お土産屋のお姉さんも「徐々に観光客の人も戻ってきていますよ」と言われてました。
5月からお土産屋さんのほとんどが再開しはじめていたとのことだし、
人の底力を感じてきました!焼き牡蠣や牛タンも絶品だったぁ~。
なんか心もお腹も満たされたぁ~。

2011年10月24日

『OH!HAPPY MORNING(10/24O.A)』に届けられたリスナーさんからのメッセージです。

10月24日(月)の「OH!HAPPY MORNING」に届いた
リスナーさんからのメッセージをご紹介します。


★山形県・そうたのママ さま


おはようございます。昨日 旦那様は会社内の試験を受ける為 宮城へ行きました。
会場の向かいには学校がありますが 廃校の様なグランドには車が山の様に積まれ
畑には船がそのまま… 辛い現実に電話口で言葉に詰まった様子でした。
隣の県に住んでいる私達…無力さを実感します。
明るい毎日の為、はぴもには必要でそれを支えるリスナーさんとの繋がりが
またはぴもにを楽しく盛り上げてます。
この繋がりがまだまだ辛い現実と向き合う沢山の方の癒しになり
励ましになり小さな希望になったら、1リスナーとして幸せです。
何気ない毎日のヒトコマをメッセージにして、はぴもにとずっと繋がっていたいです。


★岩手県・mylifemyway さま


毎日、旬な野菜、果物を積み産直に行く道中に聞いてます。
岩手県は一関市に住んでいます。
原発事故があってから、野菜の売れ行きがよくないです。
福島から一つ県をまたいでるのに風評被害が未だに絶えません。
お願いします(__)どうか東北の野菜、果物を食べて下さい。
検査もしてるし、安全なものしか出荷していません。
売れないことより、食べてもらえないのが一番辛いです。

2011年10月25日

『OH!HAPPY MORNING(10/25O.A)』に届けられたリスナーさんからのメッセージです。

10月25日(火)の「OH!HAPPY MORNING」に届いた
リスナーさんからのメッセージをご紹介します。


★福島県・トッチン さま


先週末、我が子の行っている中学校の吹奏楽部全国大会がありました。
初出場による緊張と不安、また震災の影響で満足に練習も出来ない状況で、
頑張ってきた自信と誇りを持ってステージに立ちました。
福島県○○市立○○中学校と紹介されたら、観客席の前列にいた他校の生徒や保護者が、
「えーー」って言って逃げたそうです。

悲しくなりました。

声を大にして言いたいです。

福島は安全です。福島は元気です。福島は諦めません!!


★福島県・キイコ さま


先日、久しぶりに中華料理を食べました。
そのお店は震災の影響でずっと休業していたのですが、
7カ月ぶりにオープンしました。
少しずつではあっても、元通りになるって安心しますね。

涙が出るくらい嬉しかったです。


★鹿児島県・セブンス太郎 さま


ちょっと嬉しい事があったのでメールしました。
夕食後、4歳の長男とテレビを見ていた時の事です。
ランドセルのCMを見た息子が一言。

息子「パパ!いっぱいいっぱいお利口さんにするから、小学校行く時、
   ランドセル沢山買ってね!」
パパ「ランドセルは1つでいいでしょ」
息子「だってだってね、津波でランドセルがなくなっちゃった遠くのお友達にも
   プレゼントしたいんだもん。」

・・・思わず涙目になり、抱きしめてしましました。
私自身、東日本大震災で20年以上付き合いのあった友人が未だ消息不明です。
高校卒業後、東京のスーパーに就職し同じ田舎者同士、意気投合して
仲良くやっていた友人です。
お互い帰郷した後も連絡を取り合い、お互いの嫁自慢や子供自慢をして
良い付き合いをしてきたのに。
今年の夏はディズニーランドで久々の再開を果たし、家族同士楽しい交流を深めよう
と約束していたのです。
震災当時、テレビの画面を見つめ、涙している私の頭を撫でながら、

息子「何で泣いているの?パパが泣くと僕も泣く。」

と言って一緒に泣いていた息子。
子供も成長は早いもので、泣くことしか出来なかった赤ちゃんが、
僅かではありますが、今では親を思いやり、人を思いやる事が少し出来ているのです。

一部風化しつつある震災の事を決して忘れる事なく、
世の中のため、家族のために、
毎日を精いっぱい生きていこうと改めて誓った今日の出来事でした。